JPH0748044A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH0748044A
JPH0748044A JP5194444A JP19444493A JPH0748044A JP H0748044 A JPH0748044 A JP H0748044A JP 5194444 A JP5194444 A JP 5194444A JP 19444493 A JP19444493 A JP 19444493A JP H0748044 A JPH0748044 A JP H0748044A
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Satoe Mizuki
聡枝 水木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種紙サイズ毎に同一サイズの用紙を縦方向
と横方向のいずれでも搬送して印字することができる印
字装置で、1ジョブの印字後に排出される用紙の向きが
揃うようにする。 【構成】 1ジョブ中の用紙サイズ選択コマンドを調査
し、それで指定された紙サイズ中に長手方向のサイズが
このレーザプリンタにおける最大搬送幅よりも大きいも
のがあれば搬送方向指定フラグを縦方向に、なければ横
方向にそれぞれセットし、その後、1ページ分のページ
データを完成させて展開し、そのページデータと用紙サ
イズ選択コマンドと搬送方向指定フラグに従って決定す
る給紙カセット選択コマンドとをエンジンへ送る処理を
繰り返して1ジョブを終了すると、印字されて排出され
る全用紙の向きが縦又は横のいずれか一方に揃う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザプリンタ,フ
ァクシミリ,デジタル複写機等の印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、搬送可能な最大幅内で、各種紙サ
イズ毎に同一サイズの用紙を搬送方向に対して長手方向
を一致させた縦方向と短手方向を一致させた横方向にそ
れぞれ収納した複数の給紙カセットを装着し、その各給
紙カセットのなかから印字制御装置による指示又はユー
ザによるパネルからの指示によって印字データの紙サイ
ズに応じた給紙カセットを選択し、その選択された給紙
カセットに収納されている用紙を搬送して印字データを
印字するレーザプリンタ,ファクシミリ,デジタル複写
機等の印字装置が一般的に知られている。
【0003】このような印字装置では、用紙を縦方向で
搬送するよりも横方向で搬送する方がその搬送に要する
時間が短いため、印字装置における搬送可能な最大幅を
越える紙サイズの用紙以外は横方向で搬送する方が1つ
のジョブ(印刷処理)における印刷を効率よく行なえ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の印字装置では、1つのジョブ内の印字デー
タが複数の紙サイズからなるとき、各種紙サイズ毎の給
紙カセットから用紙を縦方向あるいは横方向の同一の方
向で搬送できるものであればよいが、用紙が縦方向にセ
ットされた給紙カセットと横方向にセットされた給紙カ
セットの両方が装着されている場合、印刷後に排紙トレ
イに出力された用紙の向きが縦方向と横方向の入り混じ
ったものとなってしまうことがあり、そのようなときに
は印刷後の用紙を揃える作業が煩雑になるという問題が
あった。
【0005】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、各種紙サイズ毎に同一サイズの用紙を縦方向と
横方向のいずれでも搬送して印字することができる印字
装置において、1ジョブの印字されて排出される用紙の
向きが揃うようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による印字装置
は、上記の目的を達成するため、搬送可能な最大幅内
で、各種紙サイズ毎に同一サイズの用紙を搬送方向に対
して長手方向を一致させた縦方向と短手方向を一致させ
た横方向にそれぞれ収納した複数の給紙カセットを装着
し、その各給紙カセットのなかから印字データの紙サイ
ズに応じた給紙カセットを選択する選択手段と、その手
段によって選択された給紙カセットに収納されている用
紙を搬送する搬送手段と、その手段によって搬送された
用紙に印字データを印字する印字手段を備えている。
【0007】そして、1つのジョブ内の印字データが複
数の紙サイズからなるとき、その各紙サイズ中に長手方
向のサイズが上記搬送手段による搬送可能な最大幅より
も大きい紙サイズがあるか否かを判断する手段と、その
手段によってあると判定されたときは、用紙を縦方向に
収納した給紙カセットを、ないと判定されたときは用紙
を横方向に収納した給紙カセットを、それぞれ上記選択
手段に選択させる手段を設けたものである。
【0008】また、これに代えて、上記装着された給紙
カセットのなかで用紙を縦方向に収納した給紙カセット
と横方向に収納した給紙カセットとの数を比較し、その
数が多い方の給紙カセットを上記選択手段に選択させる
手段を設けるようにしてもよい。さらに、1つのジョブ
内の印字データが同一の紙サイズからなるとき、用紙を
横方向に収納した給紙カセットを上記選択手段に選択さ
せる手段を設けるようにするとよい。
【0009】
【作用】この発明による印字装置は、1つのジョブ内の
印字データが複数の紙サイズからなるときには、その各
紙サイズ中に長手方向のサイズが搬送手段による搬送可
能な最大幅よりも大きい紙サイズがあるか否かを判断
し、あると判定したときは用紙を縦方向に収納した給紙
カセットを選択し、ないと判定したときは用紙を横方向
に収納した給紙カセットを選択するので、1つのジョブ
内の印字データ中に搬送手段による搬送可能な最大幅よ
りも大きい紙サイズがあるときには各紙サイズの用紙を
全て縦方向で搬送して印字して排出し、ないときには各
紙サイズの用紙を横方向で搬送して印字して排出する。
したがって、排出される用紙の向きが揃うことになる。
【0010】また、装着された給紙カセットのなかで用
紙を縦方向に収納した給紙カセットと横方向に収納した
給紙カセットとの数を比較し、その数が多い方の給紙カ
セットを選択するようにすれば、用紙を縦方向に収納し
た給紙カセットの数が横方向に収納した給紙カセットの
数よりも多いときには各紙サイズの用紙を全て縦方向で
搬送して印字して排出し、用紙を横方向に収納した給紙
カセットの数が縦方向に収納した給紙カセットの数より
も多いときには各紙サイズの用紙を全て横方向で搬送し
て印字して排出するので、やはり排出される用紙の向き
が揃う。
【0011】さらに、1つのジョブ内の印字データが同
一の紙サイズからなるときには、用紙を横方向に収納し
た給紙カセットを選択するようにすれば、1つのジョブ
内の同一の紙サイズの印字データについては横方向で搬
送して印字して排出することにより、排出される用紙の
向きを揃え、かつ印字速度を速くすることができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図2は、この発明の一実施例の印字装
置であるレーザプリンタのブロック構成図であり、プリ
ンタコントローラ(プリンタ制御装置)1,エンジン
2,パネル装置3,ホスト装置4,及び給紙カセット群
5からなる。
【0013】エンジン2は、給紙カセット群5を装着
し、給紙カセット選択コマンドを受け取り、そのコマン
ドの指示にしたがって給紙カセット群5の各給紙カセッ
トのなかから印字データの紙サイズに応じた給紙カセッ
トを選択し、その選択した給紙カセットに収納されてい
る用紙を搬送し、その搬送された用紙に印字データを印
字する。
【0014】パネル装置3は、使用者に現在のプリンタ
の状態を知らせたりモード指示を行なったりする。ホス
ト装置4は、このレーザプリンタの上位装置である。給
紙カセット群5は、搬送可能な最大幅内で、各種紙サイ
ズ毎に同一サイズの用紙を搬送方向に対して長手方向を
一致させた縦方向と短手方向を一致させた横方向にそれ
ぞれ収納した複数の給紙カセットである。
【0015】プリンタコントローラ1は、CPU6,プ
ログラムROM7,フォントROM8,RAM9,NV
RAM10,ICカード11,エンジンインタフェース
(以下、「インタフェース」を「I/F」と略称する)
12,パネルI/F13,及びホストI/F14から構
成されている。
【0016】CPU6は、プログラムROM7のプログ
ラムとパネル装置3からのモード指示、及びホスト装置
(ホストコンピュータ)4からのコマンドによってプリ
ンタコントローラ1全体を制御する中央処理装置であ
る。
【0017】また、ホスト装置4からの紙サイズ選択コ
マンドと印字データを受け取ると、1つのジョブ内の印
字データが複数の紙サイズからなるとき、各紙サイズ中
に長手方向のサイズがエンジン2による搬送可能な最大
幅よりも大きい紙サイズがあるか否かを判断し、あると
判定されたときは、給紙カセット群5のなかの用紙を縦
方向に収納した給紙カセットをエンジン2に選択させ、
ないと判定されたときは給紙カセット群5のなかの用紙
を横方向に収納した給紙カセットをエンジン2に選択さ
せる。
【0018】あるいは、給紙カセット群5の各給紙カセ
ットのなかの用紙を縦方向に収納した給紙カセットと横
方向に収納した給紙カセットとの数を比較し、その数が
多い方の給紙カセットをエンジン2に選択させる。さら
にまた、1つのジョブ内の印字データが同一の紙サイズ
からなるとき、給紙カセット群5のなかの用紙を横方向
に収納した給紙カセットをエンジン2に選択させるよう
にしてもよい。
【0019】プログラムROM7は、このプリンタコン
トローラ1の制御プログラム及びこの発明による給紙カ
セット選択にかかわる処理プログラムを格納しているリ
ード・オンリ・メモリである。フォントROM8は、フ
ォントのパターンデータなどを記憶するリード・オンリ
・メモリである。
【0020】RAM9は、CPU6用のワークメモリ、
入力データを格納するための入力バッファ(インプット
バッファ)、使用する給紙カセットを示す搬送方向フラ
グや印字データを格納するためのフレームバッファ、ダ
ウンロードフォントを格納するためのフォントファイル
等に使用するランダム・アクセス・メモリである。
【0021】NVRAM10は、パネル装置3からのモ
ード指示の内容などを記憶しておく不揮発性メモリであ
る。ICカード11は、フォントデータやプログラムを
外部から供給する場合に使用する着脱可能なメモリカー
ドである。エンジンI/F12は、実際に印字を行なう
エンジン2とコマンド及びステータスや印字データの通
信を行なうためのインタフェースである。
【0022】パネルI/F13は、パネル装置3とコマ
ンドやステータスの通信を行なうインタフェースであ
る。ホストI/F14は、ホスト装置4と通信を行なう
インタフェースであり、通常はセントロニクスI/Fや
RS233Cである。
【0023】このように構成して、プリンタコントロー
ラ1は、ホスト装置4からホストI/F14を介して給
紙カセット選択コマンド等の各種のコマンドや印字デー
タを受け取り、それらをRAM9のインプットバッファ
に一時的に格納する。そして、そのRAM9からデータ
を取り出し、コマンド処理及びページバッファにページ
の作成を行ない、RAM9のフレームバッファにビット
マップで展開し、それをエンジンI/F12を介してエ
ンジン2へ送出する。
【0024】次にこのレーザプリンタにおける給紙カセ
ットの選択処理について説明する。 (1)1ジョブ内における搬送可能な最大幅を越える紙
サイズの印字データの有無に応じて使用する用紙が収納
されている給紙カセットを選択する処理
【0025】図1はそのときの処理を示すフローチャー
トである。まず、インプットバッファからデータ(印字
データとコマンドを含む)を取り出し、搬送方向指定フ
ラグがセット済みか否かを判断して、最初はセットされ
ていないからインプットバッファ内の1ジョブ中の用紙
サイズ選択コマンドを調査する。
【0026】その用紙サイズ選択コマンドによって指定
された紙サイズ中に長手方向のサイズがこのレーザプリ
ンタにおける最大搬送幅よりも大きいものがあるか否か
を判断して、あれば用紙の搬送方向指定フラグを縦方向
にセットし、なければ用紙の搬送方向指定フラグを横方
向にセットする。
【0027】その後、ページバッファにページデータを
作成し、1ページ分のページデータが完成したか否かを
判断して、完成するまでインプットバッファから順次デ
ータを取り出してページデータの作成を継続し、完成し
たらそのページデータをフレームバッファに展開し、用
紙サイズ選択コマンドと搬送方向指定フラグに従って決
定する給紙カセット選択コマンドとフレームバッファの
データをエンジンへ送る。
【0028】さらに、1ジョブが終了したか否かを判断
して、終了していなければ最初の処理に戻り、再びイン
プットバッファからデータを取り出し、搬送指定方向フ
ラグがセット済みか否かを判断して、今度は既に搬送方
向指定フラグが縦又は横方向にセットされているので、
そのままページバッファにページデータを作成する処理
に移行する。
【0029】そして、ページデータを完成させ、用紙サ
イズ選択コマンドと搬送方向指定フラグに従って決定す
る給紙カセット選択コマンドとフレームバッファのデー
タをエンジンへ送る。このようにして、搬送方向指定フ
ラグをセットした後、1ジョブ内のページデータと給紙
カセット選択コマンドとを各ページ単位でエンジンへ送
出し、1ジョブの全てのデータをエンジンに送ったらこ
の処理を終了する。
【0030】例えば、このレーザプリンタにおいて、A
3サイズの用紙の長手方向の長さが搬送可能最大幅を越
えるものであり、A3サイズの用紙については物理的に
横方向での搬送は不可能なので、用紙を搬送方向に対し
て縦方向に収納した縦方向給紙カセットのみが装着さ
れ、B4以下のサイズの用紙については、搬送方向に対
して縦方向に収納された縦方向給紙カセットと横方向に
収納された横方向給紙カセットが装着されている場合に
ついて説明する。
【0031】A3サイズとA4サイズの印字データから
なる1ジョブの印刷が指示されたとき、A3サイズの印
字データについては図3の(a)に示すように、A3サ
イズの用紙を搬送方向に対して縦方向に収納した給紙カ
セットから用紙を搬送して印字し、A4サイズの印字デ
ータについても図3の(b)に示すように、A4サイズ
の用紙を搬送方向に対して縦方向に収納した給紙カセッ
トから用紙を搬送して印字する。
【0032】このようにして、搬送可能最大幅を越える
印字データを含む場合は、全ての印字データを各サイズ
毎に搬送方向に対して縦方向に搬送される用紙を用いて
印字することによって、印字後に排出された各用紙の向
きを全て縦方向に揃えることができる。
【0033】また、このレーザプリンタに対して指示さ
れた1ジョブの印刷において、その印字データ中にA3
サイズのものがなくて全てB4以下のサイズのものであ
るときは、例えば、A4サイズの印字データについて
は、図3の(c)に示すように、A4サイズの用紙を搬
送方向に対して横方向に収納した給紙カセットから用紙
を搬送して印字する。さらに、他のサイズの印字データ
についても同様に用紙を横方向に収納した給紙カセット
から用紙を搬送して印字する。
【0034】このようにして、搬送可能最大幅を越える
印字データを含まない場合は、全ての印字データを各サ
イズ毎に搬送方向に対して横向きで搬送される用紙に印
字することによって、印字にかかる時間を短縮すること
ができる。
【0035】(2)装着されている給紙カセットの種類
によって使用する用紙が収納されている給紙カセットを
選択する処理 図4はそのときの処理を示すフローチャートである。ま
ず、インプットバッファからデータ(印字データとコマ
ンドを含む)を取り出し、搬送方向指定フラグがセット
済みか否かを判断して、最初はセットされていないから
現在このレーザプリンタに装着されている給紙カセット
数を調査する。
【0036】その給紙カセット数の調査によって、用紙
を搬送方向に対して長手方向を一致させて収納した縦方
向給紙カセット数と、用紙を搬送方向に対して短手方向
を一致させて収納した横方向給紙カセット数とをカウン
トし、縦方向給紙カセット数が横方向給紙カセット数よ
りも多いか否かを判断して、多いなら搬送方向指定フラ
グを縦方向にセットし、多くないなら搬送方向指定フラ
グを横方向にセットする。
【0037】その後、ページバッファにページデータを
作成し、1ページ分のページデータが完成したか否かを
判断して、完成するまでインプットバッファから順次デ
ータを取り出してページデータの作成を継続し、完成し
たらそのページデータをフレームバッファに展開し、用
紙サイズ選択コマンドと搬送方向指定フラグに従って決
定する給紙カセット選択コマンドとフレームバッファの
データをエンジンへ送る。
【0038】さらに、1ジョブが終了したか否かを判断
して、終了していなければ最初の処理に戻り、再びイン
プットバッファからデータを取り出し、搬送指定方向フ
ラグがセット済みか否かを判断して、今度は既に搬送方
向指定フラグが縦又は横方向にセットされているので、
そのままページバッファにページデータを作成する処理
に移行する。
【0039】そして、ページデータを完成させ、用紙サ
イズ選択コマンドと搬送方向指定フラグに従って決定す
る給紙カセット選択コマンドとフレームバッファのデー
タをエンジンへ送る。このようにして、搬送方向指定フ
ラグをセットした後、1ジョブ内のページデータと給紙
カセット選択コマンドとを各ページ単位でエンジンへ送
出し、1ジョブの全てのデータをエンジンに送ったらこ
の処理を終了する。
【0040】例えば、このレーザプリンタに、A4サイ
ズの用紙については縦方向給紙カセットが装着されてお
り、A5サイズの用紙については縦方向給紙カセットと
横方向給紙カセットが装着されている場合について説明
する。
【0041】A4サイズとA5サイズの印字データから
なる1ジョブの印刷が指示されたとき、このレーザプリ
ンタに装着されている給紙カセットは、縦方向給紙カセ
ットが1個、横方向給紙カセットが2個であり、その結
果、横方向給紙カセットの数の方が多いため、搬送方向
指定フラグを横方向にセットする。
【0042】そして、A4サイズの印字データもA5サ
イズの印字データも、各サイズの用紙を縦方向給紙カセ
ットから搬送して印字する。したがって、このジョブに
よって印字された各用紙はA4サイズもA5サイズも縦
方向に揃って排出されることになる。
【0043】このようにして、このレーザプリンタに装
着されている給紙カセットの数を調査して、用紙を縦方
向に収納した給紙カセットと横方向に収納した給紙カセ
ットのいずれか多い方の給紙カセットを選択することに
より、印字後に排出された各用紙の向きを全て縦又は横
のいずれか一方に揃えることができる。
【0044】なお、この処理は、1ジョブ内に搬送可能
な最大幅を越える紙サイズの印字データがない場合に
は、縦又は横方向の給紙カセット数のうち多いほうを選
択することによって、印字後に排出された各用紙の向き
を縦又は横のいずれか一方に揃えることができるが、1
ジョブ内に搬送可能な最大幅を越える紙サイズの印字デ
ータがある場合には、横方向の給紙カセット数が多くと
も縦方向の給紙カセットの方を選択して、印字後に排出
された各用紙の向きを縦方向に揃える。
【0045】(3)1ジョブ内の印字データが同一の紙
サイズからなるときに、用紙を搬送方向に対して短手方
向を一致させた横方向の給紙カセットを選択する処理 例えば、(1)又は(2)の処理の後、搬送方向指定フ
ラグが縦方向にセットされている場合、次の印刷が指示
され、その1ジョブ内にA3サイズの印字データが含ま
れていないとき、既にセットされている縦方向の搬送方
向指定フラグを横方向にセットし直し、用紙を搬送方向
に対して短手方向を一致させた横方向に収納されている
給紙カセットから用紙を搬送して印字する。したがっ
て、用紙を横向きで搬送することによって印字速度を速
めることができる。
【0046】つまり、A3サイズの印字データを含む1
ジョブの印刷を終了した後、新たに次の1ジョブの印刷
が発生した場合、その1ジョブ内の印字データが同一サ
イズのとき、例えば、各印字データがA4サイズからな
るときには、最初のジョブによってセットされた用紙の
搬送方向指定フラグを縦方向から横方向にセットし直
し、A4サイズの印字データをA4サイズの用紙を搬送
方向に対して短手方向を一致させて収納した給紙カセッ
トから用紙を搬送して印字する。
【0047】このようにすれば、ジョブが次々と発生し
た場合、その各ジョブ内に搬送可能最大幅を越える印字
データがあるときには、縦方向給紙カセットから用紙を
搬送して印字することにより、印字後に排出される各用
紙の向きを全て縦に揃えるようにし、各ジョブ内に搬送
可能最大幅を越える印字データがなく、同一紙サイズの
印字データからなるときには、横方向給紙カセットから
用紙を搬送して印字するようにして搬送距離を短かくす
ることにより、印字に要する時間を短縮するように、自
動的に切り替えることができる。
【0048】このようにして、この実施例によるレーザ
プリンタによれば、1ジョブ内に複数の紙サイズを有す
るデータの場合、その印字後の用紙を縦又は横のいずれ
か一方の方向で搬送して印字した後排出するので、その
排出された全用紙が縦方向又は横方向に揃うため、印字
後の用紙を揃える煩雑な作業を軽減することができ、整
理し易くなる。
【0049】また、印字後に排出される各用紙の方向が
同一方向に揃うので、各用紙に印字される文字等のデー
タの印字方向が同じ場合には、各用紙の印字された情報
が見易くなる。さらに、印刷のジョブを次々と行なう場
合、1ジョブ内の印字データが同一サイズの紙サイズか
らなるときには、用紙を横向きで搬送することによっ
て、印字速度を速めることができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る印字装置によれば、1ジョブ内の印字データが複数の
紙サイズからなるときでも、印字後排出される全用紙を
紙サイズに係らず縦向き又は横向きのいずれか一方に揃
えることができる。さらに、1つのジョブ内の印字デー
タの用紙サイズが同一の場合には、用紙を搬送方向に対
して横向きに収納した給紙カセットから搬送して印字し
て排出するようにすれば、印字速度を速めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のレーザプリンタにおける1ジョブ内の印
字データが複数の紙サイズのときその印字データの紙サ
イズに応じて給紙カセットを選択する場合の処理を示す
フローチャートである。
【図2】この発明の一実施例を示すレーザプリンタのブ
ロック構成図である。
【図3】図2のレーザプリンタにおけるA3サイズ及び
A4サイズの用紙の搬送方向を示す説明図である。
【図4】図2のレーザプリンタにおける1ジョブ内の印
字データが複数の紙サイズのとき同一サイズの用紙の縦
方向給紙カセットと横方向給紙カセットの装着数によっ
て給紙カセットを選択する場合の処理を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1:プリンタコントローラ 2:エンジン 3:パネル装置 4:ホスト装置 5:給紙カセット群 6:CPU 7:プログラムROM 8:フォントROM 9:RAM 10:NVRAM 11:ICカード 12:エンジンインタ
フェース(I/F) 13:パネルI/F 14:ホストI/F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送可能な最大幅内で、各種紙サイズ毎
    に同一サイズの用紙を搬送方向に対して長手方向を一致
    させた縦方向と短手方向を一致させた横方向にそれぞれ
    収納した複数の給紙カセットを装着し、該各給紙カセッ
    トのなかから印字データの紙サイズに応じた給紙カセッ
    トを選択する選択手段と、該手段によって選択された給
    紙カセットに収納されている用紙を搬送する搬送手段
    と、該手段によって搬送された用紙に印字データを印字
    する印字手段とを備えた印字装置において、 1つのジョブ内の印字データが複数の紙サイズからなる
    とき、該各紙サイズ中に長手方向のサイズが前記搬送手
    段による搬送可能な最大幅よりも大きい紙サイズがある
    か否かを判断する手段と、該手段によってあると判定さ
    れたときは、用紙を前記縦方向に収納した給紙カセット
    を、ないと判定されたときは用紙を前記横方向に収納し
    た給紙カセットを、それぞれ前記選択手段に選択させる
    手段とを設けたことを特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 搬送可能な最大幅内で、各種紙サイズ毎
    に同一サイズの用紙を搬送方向に対して長手方向を一致
    させた縦方向と短手方向を一致させた横方向にそれぞれ
    収納した複数の給紙カセットを装着し、該各給紙カセッ
    トのなかから印字データの紙サイズに応じた給紙カセッ
    トを選択する選択手段と、該手段によって選択された給
    紙カセットに収納されている用紙を搬送する搬送手段
    と、該手段によって搬送された用紙に印字データを印字
    する印字手段とを備えた印字装置において、 1つのジョブ内の印字データが複数の紙サイズからなる
    とき、前記装着された給紙カセットのなかで用紙を前記
    縦方向に収納した給紙カセットと横方向に収納した給紙
    カセットとの数を比較し、その数が多い方の給紙カセッ
    トを前記選択手段に選択させる手段を設けたことを特徴
    とする印字装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の印字装置におい
    て、 1つのジョブ内の印字データが同一の紙サイズからなる
    とき、用紙を前記横方向に収納した給紙カセットを前記
    選択手段に選択させる手段を設けたことを特徴とする印
    字装置。
JP19444493A 1993-08-05 1993-08-05 印字装置 Expired - Lifetime JP3208233B2 (ja)

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