JPH0747797B2 - 耐つまとび性、耐泡・黒点欠陥性及びプレス成形性に優れたほうろう用鋼板並びにその製造方法 - Google Patents

耐つまとび性、耐泡・黒点欠陥性及びプレス成形性に優れたほうろう用鋼板並びにその製造方法

Info

Publication number
JPH0747797B2
JPH0747797B2 JP2031521A JP3152190A JPH0747797B2 JP H0747797 B2 JPH0747797 B2 JP H0747797B2 JP 2031521 A JP2031521 A JP 2031521A JP 3152190 A JP3152190 A JP 3152190A JP H0747797 B2 JPH0747797 B2 JP H0747797B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistance
steel
less
enamel
black spot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2031521A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0310048A (ja
Inventor
一典 大澤
佐藤  進
俊之 加藤
英夫 阿部
恵次 西村
Original Assignee
川崎製鉄株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 川崎製鉄株式会社 filed Critical 川崎製鉄株式会社
Priority to JP2031521A priority Critical patent/JPH0747797B2/ja
Priority to US07/486,960 priority patent/US5098491A/en
Priority to AU51183/90A priority patent/AU621204B2/en
Priority to CA002011746A priority patent/CA2011746C/en
Priority to EP90104443A priority patent/EP0386758B1/en
Priority to DE90104443T priority patent/DE69002661T2/de
Priority to CN90102120A priority patent/CN1024141C/zh
Priority to KR1019900003286A priority patent/KR970008164B1/ko
Publication of JPH0310048A publication Critical patent/JPH0310048A/ja
Priority to US07/808,753 priority patent/US5292383A/en
Publication of JPH0747797B2 publication Critical patent/JPH0747797B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C38/00Ferrous alloys, e.g. steel alloys
    • C22C38/16Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing copper

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
  • Heat Treatment Of Steel (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、プレス成形性が良好で、かつ耐つまとび
性、ほうろう密着性、耐泡・黒点欠陥性などのほうろう
特性にも優れたほうろう用鋼板及びその製造方法に関す
るものである。
(従来の技術) ほうろう用鋼板は流し台、浴槽などの成形に代表される
ように、かなり厳しいプレス加工が施されるため、かな
りの深絞り性が要求される他、更にほうろう密着性(特
に直接一回掛けほうろう時の密着性)、焼成歪み特性、
耐つまとび性及び耐泡・黒点欠陥性を満足しなければな
らない。
従来からプレス加工性の良好なほうろう用鋼板として、
脱炭キャップド鋼が主に用いられたが、現在においては
連続鋳造製のTi添加鋼が主流となっている。
Ti添加鋼に関し、C含有量を0.005wt%(以下単に%で
示す)以下にした場合に優れたプレス加工性が得られる
ことは、特公昭42-12348号公報、特公昭44-18066号公報
などに開示され、また、このようなTi添加鋼は、優れた
耐つまとび性を兼ね備えており、特公昭45-40655号公
報、特開昭53-131919号公報や特開昭56-9357号公報など
に開示されている。
Ti添加鋼は、Tiが炭化物、窒化物、硫化物を形成する元
素であることを利用して、これらの析出物がつまとびの
原因となる鋼中の水素をトラップし、耐ツマトビ性の向
上に役立てようとするのである。
ところが、Ti添加鋼では、溶接性不良が原因となる欠陥
を生じること等が特開昭61-276958号公報に開示されて
いる。また、特開昭60-110845号公報では、更にほうろ
う密着性、耐泡・黒点欠陥性の点で従来から用いられて
いる脱炭キャップド鋼に比較して劣っているなどが指摘
されている。
溶接性不良については、上掲特開昭61-276958号公報にS
e,Teを微量添加することにより溶接部のブローホール欠
陥、ひけを抑制することで溶接性の不具合によって発生
する泡欠陥及び筋状の欠陥の改善を図ることが開示され
ている。しかしながら、Ti添加鋼は溶接部以外での泡・
黒点欠陥の発生しやすいという欠点があった。
また、Ti添加鋼の他に、ほうろう用鋼板として広く知ら
れているものにB添加鋼があり、特公昭54-3446号公
報、特公昭54-39808号公報に開示されている。上掲の各
公報にに開示された鋼板は、Bを添加することによって
形成されるBN等の析出物を利用して耐つまとび性を改善
しようとするものであり、また溶接性についてはとくに
問題はなかった。
しかし、これらは何れも焼鈍方法として箱焼鈍法が用い
られ、得られる鋼板は機械的性質、特に値は著しく悪
いため、厳しいプレス成形が要求されるような用途には
不向きであった。
一方、B添加鋼の値を改善する製造方法を開示するも
のとして、特公昭63-54049号公報がある。これは焼鈍の
際、加熱温度を150℃/hr.以下の特定範囲に規制するも
のである。このような加熱速度は明らかに箱焼鈍を意味
している。この工程はあまりにも製造日数がかかる上、
製造コストがかさみ、またコイル内長手方向・幅方向に
温度むらを生じやすい。特に焼鈍中の温度むらは、つま
とび欠陥防止に効果のある析出物の析出形態、またほう
ろう密着性を左右する表面偏析に大きく影響する他、コ
イル内の材質並びにほうろう特性に悪影響を与え、ほう
ろうメーカーで密着性不良、つまとび欠陥が発生しやす
くなるなどの欠点を伴う。
(発明が解決しようとする課題) この発明は、プレス成形性、耐つまとび性が良好で、更
に耐泡・黒点欠陥性並びにほうろう密着性などのほうろ
う特性にも優れたほうろう用鋼板を、その有利な製造方
法とともに提案することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、従来プレス成形
性の良好な鋼板が得られ難かったB添加鋼を用いて、ほ
うろう特性が良好で、かつコイル内・外径、幅方向とも
に均質で、従来の脱炭キャップド鋼と同等またはそれ以
上のプレス成形性を備えたほうろう用鋼板及びその製造
方法を見出したのである。
この発明は、 C:0.0025%以下、 Mn:0.50%以下、 B:0.010%を超え0.020%以下、 Cu:0.01〜0.07%、 Al:0.010%以下、 O:0.008〜0.020% N:0.005〜0.020%及び P:0.02%以下 を含有し、残部はFe及び不可避的不純物からなる耐つま
とび性、耐泡・黒点欠陥性及びプレス成形性に優れたほ
うろう用鋼板(第1発明)、及び C:0.0050%以下、 Mn:0.50%以下、 B:0.001%を超え0.020%以下 Cu:0.01〜0.07%、 Al:0.001%以下、 O:0.008〜0.020% N:0.005〜0.020%及び P:0.02%以下 を含み、更に Ti:0.050%以下、 Nb:0.050%以下 の1種類、又は2種(2種の場合、合計で0.001〜0.050
%)を含有し、残部はFe及び不可避的不純物からなる耐
つまとび性、耐泡・黒点欠陥性及びプレス成形性に優れ
たほうろう用鋼板(第2発明)、及び Se:0.0001〜0.100wt% を、残部のFeの同量と置換してなる請求項1又は請求項
2記載の耐つまとび性、耐泡・黒点欠陥性及びプレス成
形性に優れたほうろう用鋼板(第3発明)、及び 第1、第2又は第3発明の組成からなる鋼スラブを素材
として熱間圧延を行い、得られた熱延板に圧下率70%以
上の冷間圧延を施した後、加熱温度が800℃以上、Ac3
態点以下の連続焼鈍を行うことを特徴とする耐つまとび
性、耐泡・黒点欠陥性及びプレス成形性に優れたほうろ
う用鋼板の製造方法(第4発明)である。
(作用) この発明では、鋼板組成をある特定範囲内に限定し、ま
たとくに加熱温度が高温の連続焼鈍法を用いることでほ
うろう特性が良好でプレス成形性に優れたほうろう用鋼
板を製造することができるのである。
以下この発明の基礎となった実験の経緯及び実験結果に
ついて説明する。
実験1 C含有量を5〜40ppmの範囲で種々変化させた他、Si:0.
01%、Mn:0.25%、B:0.013%、Cu:0.03%、Al:0.001%,
P:0.01%、O:0.0140%、N:0.008%、S:0.01%の基本組
成を共通にする真空溶解鋼を実験室で出鋼し、分塊圧延
を施して板厚30mmのシートバーとした。次いで加熱炉で
1200℃、3時間にわたり均熱保持した後、熱間圧延を施
し3パスで板厚4.0mmとした。熱延仕上温度は870℃であ
った。その後、室温まで空冷(平均冷却速度:約3℃/
分)した。
かかる熱延板について酸洗後、冷間圧延を施し、板厚0.
8mm(冷延圧下率:80%)の冷延板とした。次いで脱脂を
行い、加熱速度10℃/秒、均熱温度830℃、均熱時間5
秒、冷却速度15℃/秒のヒートサイクルで再結晶焼鈍を
行った。
かくして得られた各鋼板について、値を調べた。値
は、JIS5号引張試験片に加工し圧延方向に対して0°,4
5°及び90°方向のr値(ライクフォード値)を測定
し、その平均値=(r0゜+2×r45゜+r90゜)/4で評価した。
その結果を第1図に示す。
同図から明らかなように、C含有量が25ppm以下になる
とTi又はNb等の炭化物形成元素を添加せずに、しかも絞
り性に悪影響が懸念されるB添加鋼でも良好な値を得
ることができた。
次に値に及ぼす焼鈍温度の影響について検討したので
以下に説明する。
実験2 第1表に示す化学組成になる鋼(鋼A〜鋼H)を溶製し
た。鋼G、鋼Hは比較材としてのそれぞれBを含まない
Ti添加鋼、脱炭キャップド鋼である。
かかる鋼を実験室にて出鋼し、分塊圧延を施して板厚30
mmのシートバーとした。次いで加熱炉にて1250℃、4時
間にわたり均熱保持を行った後、熱間圧延を施して3パ
スで板厚4.0mmとした。熱延仕上温度は870℃であった。
その後室温まで空冷(冷却速度約3℃/分)した。
かかる熱延板について酸洗後、冷間圧延を施し板厚0.8m
m(冷間圧下率:約80%)の冷延板とした。次いで脱脂
を行い加熱速度約10℃/秒、均熱温度720〜930℃、均熱
時間4秒、冷却速度約10℃/秒のヒートサイクルで再結
晶焼鈍を行った。
焼鈍後の各鋼板について値を調べた。
この結果を第2図に示す。
第2図から明らかなように、焼鈍温度以上になると本発
明鋼の値は向上した。
また冷延圧下率の高いものほど値は向上する傾向にあ
った。しかし、従来鋼である鋼B(C>0.0025)は焼鈍
温度が上昇しても値の改善は生じなかった。
また、焼鈍後の各鋼板を用いて第2表に示す工程でほう
ろう前処理(酸洗時間20分、Ni浸漬時間20分(Ni付着量
20mg/dm2))、直接1回掛けのほうろう施ゆう及び820
℃、3分の焼成を施した。
その後、各鋼板の代表的な1枚を選択し、目視判定によ
り泡・黒点欠陥の発生傾向(無又は小、中、大)を調査
し、無、又は小の評価のものを良と判定した。また、PE
I密着試験(P.E.I.すなわち;米国ほうろう協会が推奨
する密着試験方法(ASTM C313-59))によりほうろう密
着性を調査し、第表3に示した。
また、溶接性については、ブローホール欠陥、ひけの発
生具合を目視で判定し、◎印:発生なし、○印:発生少
ない、×印:発生多い、として評価し第3表に示した。
鋼Gは泡・黒点欠陥が発生し、溶接部にひけを生じたが
それ以外の鋼はPEI密着性及び泡・黒点欠陥ともに良好
であった。またSeを添加した鋼Fは、他の鋼種(鋼Hを
除く)より溶接性が良かった。
実験3 次に値に及ぼす冷延圧下率の影響について調査した。
実験2で製造した鋼A〜鋼Hの成分になる板厚30mmのシ
ートバーを加熱炉にて1250℃、4時間にわたり均熱保持
した後、熱間圧延を施し3パスで板厚2〜6mmとした。
熱延仕上温度は870℃であった。その後室温まで空冷し
た。
かかる熱延板につき酸洗後、冷間圧延を施し板厚0.7mm
(冷間圧下率:約65〜88%)の冷延板とした。次いで、
脱脂を行い加熱速度約15℃/秒、均熱温度860℃、均熱
時間1秒、冷却速度約15℃/秒のヒートサイクルで再結
晶焼鈍を行った。
かくして得られた鋼板について、値を調べた。この結
果を第3図に示す。
同図から明らかなように冷延圧下率が70%以上で値が
向上する傾向になり、Ti添加鋼、脱炭キャップド鋼と同
等かまたはそれ以上の値を示した。
以上のような結果が得られた理由として、鋼組成要因で
はC含有量を25ppm以下に極低炭素化したこと、また製
造条件要因としては冷延圧下率を高めとし、連続焼鈍温
度を高温としたこととの相乗効果でBNを核にして再結晶
集合組織、特に(111)面が発達したためと考えられ
る。
次にこの発明で鋼成分と製造条件とを限定した理由につ
いて述べる。
C:Cは、侵入型固溶成分であり、0.0025%を超える含有
量では材質を著しく硬化させてしまう。またCO2ガスを
発生し、泡・黒点といったほうろう外観を著しく劣化さ
せてしまう。そのため、Ti,Nb等の炭窒化物形成成分が
添加されていない場合には、固溶Cを極力減少させる必
要がある。よって、Ti,Nbを添加しない第1発明ではC
の上限を0.0025%とした。またTi,Nbを添加させる第2
発明では、固溶CはそれぞれTiC,NbCとしての析出物に
なることからC含有量は多くてもあまり材質の劣化は起
こらないが、0.0050%を超える含有量ではTiC,NbCの析
出物が微細で、かつ多量に析出した材質劣化を招くこと
から、Ti,Nbを添加されている場合でも0.005%を超える
Cの含有は好ましくない。よってTi,Nbを添加させる第
2発明では、C含有量の上限を0.0050%とした。
Mn:Mnは、熱間圧延時の割れの原因になるSをMnSとして
固定するとともに、ほうろう前処理工程の酸洗時にほう
ろう密着性を良好ならしめる鋼板表面の凹凸を形成させ
るのに有効な成分である。そのためには0.05%程度以上
の含有が望ましい。しかし、0.50%を超えるMnの含有は
材質を硬化させ延性、プレス成形性を劣化させることか
らこの発明でのMn含有量の上限は0.50%とした。
B:Bは、この発明では耐つまとび性を改善させる目的で
添加する成分であるが、0.010%以下の含有量では、B
N、又はB2O3等のつまとび欠陥を防止するための析出物
が減少し、つまとび欠陥が発生しやすくなることから下
限を0.010%超とした。また、0.020%を超えるBの含有
量では、固溶Bの影響で材質劣化が著しくなることから
上限を0.020%とした。
Cu:Cuは、ほうろう前処理の酸洗時の酸洗速度を制御す
るのに有効な成分であり、特にこの発明のようなB添加
鋼は従来の脱炭キャップド鋼に比較し、その酸洗速度は
2〜3倍程度高いことからCuの含有は重要である。その
効果を引き出すには少なくとも0.01%以上の含有が必要
である。しかしこの発明の成分系において0.07%を超え
るCu含有量では、酸洗速度が遅くなり過ぎて短時間酸洗
側でのほうろう密着性を低下させてしまうことからこの
発明のCu含有量は0.01〜0.07%の範囲とした。
Al:Alは通常、製鋼段階において脱酸剤として用いら
れ、この発明ではO含有量を制御することから有効な成
分である。しかし0.010%を超える含有はつまとび欠陥
を防止する有効な酸化物を減少させることから、この発
明のAl含有量の上限を0.010%とした。
O:この発明でOは、B,Nとともに耐つまとび性を改善す
るのに有効な成分である。その結果を出すためには少な
くとも0.008%の含有が必要である。しかし、0.020%を
超える含有は連続鋳造時にブローホールを作りやすく、
これが表面欠陥の原因にもなるため上限は0.020%とし
た。
N:Nは、通常Cと同様に鋼中に固溶し材質を劣化させる
成分であるが、この発明はB添加鋼であり、NはBNの析
出物を形成し固定することから材質面では特に問題には
ならない。またこの析出物はつまとび欠陥の原因となる
水素のトラップサイトを形成することから、N含有量は
多いほうが好ましく、つまとび欠陥を完全に防止するに
は0.005%以上の含有が必要である。しかしながら、0.0
20%を超える含有はB添加量を増大しなければならなく
なり、また材質劣化の危険性が大きくなることから、こ
の発明でのN含有量の範囲を0.005〜0.020%とした。
P:0.020%を超えるPの含有は、材質を硬化させプレス
成形性を劣化させるばかりでなく、ほうろう前処理時の
酸洗速度を高め泡・黒点欠陥の原因となるスマットを増
加させてしまうことからこの発明でのP含有量の上限を
0.020%とした。
Ti及びNb:第2発明ではTi:0.050%以下、Nb:0.050%以
下の1種又は2種(2種の場合合計で0.001〜0.050%)
を含有させる。かかる含有は、固溶状態にしておくと鋼
板の機械的特性およびほうろう外観特性を劣化させてし
まうCをTiCないしはNbCの析出物にするためであり、こ
の効果を発揮させるためには少なくとも0.001%添加す
るのが好ましい。しかし単独もしくは合計で0.050%を
超える含有は連続焼鈍時の再結晶温度を著しく上昇させ
てしまうことから上限を0.050%とした。
Se:Seは、溶接性向上およびほうろう外観(泡・黒点欠
陥)の向上に有効な成分であり、とくに溶鋼の粘性を小
さくして溶接部のひけ等を改善し、ほうろう前処理の硫
酸酸洗時に鋼板表面に付着するスマットの発生を抑制す
る効果があるので第3発明ではSeを0.0001%以上添加す
る。しかし0.100%を超えるSeの添加は、ほうろう密着
性を劣化させることからSeの上限を0.100%とする。
その他、不可避的不純物は材質及びほうろう性において
悪影響があることから極力低めに抑制することが好まし
い。Si:0.03%以下、S:0.03%以下とするのが望まし
い。
この発明の鋼スラブは、造塊−分塊圧延法または連続鋳
造法によっても製造することができる。
この発明において、スラブ加熱温度にとくに規制するも
のではなく、鋼成分がこの発明の範囲内であれば、通常
の1250℃の温度で加熱しても、その後の冷延圧下率、焼
鈍温度の製造条件を満足していれば、良好な深絞り性を
得ることが可能である。これよりもさらに高値を得る
ことを目的とする場合には1200℃以下の低温(例えば10
50℃)で加熱、均熱保持時間を短くすることで目的で達
成することができる。
熱間圧延条件:この発明において熱延条件は特に規制す
るものではなく、通常のAr3変態点以上の温度で熱間圧
延を終了しても、Ar3変態点以下の低温仕上げを行って
もほうろう特性にはあまり影響はない。しかし鋼板の機
械的特性を重要視する場合には熱延仕上温度はAr3変態
点以上にするのが望ましい。また巻取り温度についても
機械的特性を確保したい場合には高温、特に500℃以上
にするのが好ましい。
冷間圧延条件:この発明の第4発明では、冷間圧延の圧
下率を70%以上とする。冷延圧下率を70%以上にしなけ
れば絞り性(値)が良好で、面内異方性の小さい冷延
鋼板を製造するのが困難であることからである。この発
明では冷延圧下率の上限は特に規制してはいないが、95
%を超える圧下率では面内異方性が大きくなることから
95%以下にすることが望ましい。
連続焼鈍条件:この発明の第4発明では、再結晶焼鈍に
連続焼鈍法を適用する。その理由は、短時間で焼鈍工程
を完了することができるうえ、ほうろう特性に悪影響を
及ぼす鋼中成分の表面濃化、粒界偏析を抑制することが
できるコイル内の均質化を図ることができるからであ
る。また焼鈍温度を800℃以上、Ac3変態点以下の温度域
とする。この理由は、焼鈍温度が800℃に満たないと
値の向上がなく、プレス加工を行った場合にプレス割れ
を起こすからであり、また焼鈍温度がAc3変態点を超え
る温度では再結晶集合組織がランダム化して絞り性(
値)が低下することからである。
なお、第1発明、第2発明または第3発明の鋼は、とく
に連続焼鈍に限らず、箱焼鈍を適用しても高い値の鋼
板を得ることができる。この場合焼鈍条件として650℃
〜Ac3で、1hr〜1週間が好適である。すなわち、第1発
明ではC含有量を、25ppm以下の超極低C化すること
で、また第2発明ではTi,Nbの炭窒化物形成元素を含有
させることからである。第3発明についてはSeを添加す
るが、とくにSeは材質に悪影響を及ぼさないことからで
ある。
以上、説明したような化学組成、ならびに製造条件で製
造された鋼板は、連続鋳造製であっても従来の脱炭キャ
ップド鋼と同等、またはそれ以上にプレス加工性が良好
で、かつ直接一回掛けのほうろう掛けでも泡・黒点欠陥
が発生しにくく、ほうろう用として好適な鋼板を製造す
ることが可能となった。また、直接一回掛けほうろう以
外のほうろうの用途でも、その特性に何ら変わることは
ない。
(実施例) 第4表に示す種々の化学組成になる連続鋳造スラブを用
意した。(ただし鋼18についてはリムド鋼をオープンコ
イル焼鈍炉による脱炭、脱窒しているため冷延焼鈍後の
鋼組成を示した。) これらの連続鋳造スラブについて、第5表に熱延条件、
冷延圧下率、焼鈍条件及び調質圧延圧下率を示すように
スラブ加熱温度(S.R.T.):1000〜1250℃で加熱した
後、3パスの粗圧延を施し6スタンドの仕上圧延機で仕
上げ温度(F.D.T.):830〜900℃で板厚を2.4〜5.5mmと
し、520〜640℃の巻取温度(C.T.)で巻取り熱延コイル
とした。酸洗後、4スタンドの冷間圧延機で板厚:0.8mm
の冷延板とし、連続焼鈍ラインに通板し、加熱速度:10
℃/s、均熱温度:730〜900℃、均熱時間1〜120秒、冷却
速度:15℃/sのヒートサイクルで再結晶焼鈍を行った。
また一部のもの(第5表の*印のもの)については箱焼
鈍(加熱温度30〜100℃/h、均熱温度680〜720℃)も行
った。次いで圧下率0.5〜2.0%の調質圧延を施した。
その後、これらの鋼板に、第2表で示したようなほうろ
う前処理工程(酸洗時間:1〜50分、Ni浸漬時間:5分)、
施ゆう及び焼成を施した。
鋼板の機械的特性及びほうろう特性について調べた結果
を第6表に示す。
機械的特性は、焼鈍後の鋼板をJIS 5号引張試験片に加
工し、圧延方向に対して0°,45°,90°方向の降伏点
(Y.S.)、引張強さ(T.S.)、伸び(El)、降伏伸び
(Y.El)、r値(ランクフォード値)を測定し、その平
均値 =(X0゜+2×X45゜+X90゜)/4で評価した。
また値の異方性 Δ=(r0゜-2×r45゜+r90゜)/2及び時効指数(A.I.)(7.
5%予歪し、100℃、30分時効処理後の応力−7/5%予歪
時の応力)を併せて第6表に示した。
ほうろう特性は、ほうろう処理後の鋼板について、目視
判定により泡・黒点欠陥の発生傾向(大、中、小又は
無)を調査し、中以上の評価になる酸洗時間で耐泡・黒
点欠陥性を評価した。
またPEI密着試験(P.E.I米国ほうろう協会が推奨する密
着試験方法(ASTM C313-59))によりほうろう密着性を
調査した。
耐つまとび性は、それぞれ3枚の鋼板に酸洗時間:20
秒、Ni浸漬なしの前処理を施し、市販の下引きゆう薬を
施ゆう、乾燥を行い、露点40℃で850℃の焼成炉に3分
間挿入し焼成を行った後、つまとび発生の促進処理(16
0℃、16時間)を行いつまとび発生枚数を観察し評価し
た。(例えば発生枚数が0枚の場合には、0/3で表し
た。) また溶接性については、ブローホール欠陥、ひけの発生
具合を目視で判定し、◎印:発生なし、○印:発生少な
い、×印:発生多いとして示した。
第6表から、この発明に従う成分組成、製造条件で製造
されたほうろう用冷延鋼板(鋼1〜3,5,6,19,20,21,24,
33)は、鋼17に示した従来の脱炭キャップド鋼と比較し
て、プレス成形性及びほうろう特性(耐つまとび性、耐
泡・黒点欠陥性、ほうろう密着性など)に関し同等また
はそれ以上であることが判明した。一方、鋼11は、P含
有量がこの発明の範囲外であるため5分の酸洗時間で既
に泡・黒点欠陥が発生した。鋼16は、Mn量がこの発明の
範囲を超えるため酸洗減量が多くなり10分程度の酸洗時
間で泡・黒点欠陥が発生した。鋼8は、焼鈍温度が低か
ったため、値は低かった。鋼4,7,10,18,23は、C含有
量がこの発明の範囲を超えるため機械的特性が低下し
た。また鋼4,9は、冷延圧下率が70%未満のためr値は
著しく悪かった。鋼12,13,14,16,34は、窒素、酸素及び
ボロン含有量が少ないことからつまとび欠陥が発生し
た。更に鋼14は、Cu含有量が0.001%未満のためスマッ
ト量が多く、泡・黒点欠陥が短時間の酸洗で発生した。
鋼22は、Cu含有量がこの発明の範囲超であったためほう
ろう密着性が著しく悪かった。
(発明の効果) この発明のB添加ほうろう用鋼板は、従来プレス成形性
の良好な脱炭キャップド鋼、Ti添加鋼と同等及びそれ以
上の深絞り性を有し、またほうろう用鋼板として必要な
耐つまとび性、ほうろう密着性、表面性状をすべて満た
している。特にTi添加鋼で問題であった泡・黒点欠陥を
克服し、連続鋳造法によって製造されても脱炭キャップ
ド鋼以上の表面性状性を確保できる。
また脱炭キャップド鋼のように従来造塊法で製造されて
いた高級ほうろう用鋼板が、連続鋳造法によって製造し
得ることになり、コスト及び省エネルギーの点からも大
きなメリットがもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、値に及ぼすC含有量の影響を示すグラフ、 第2図は、成分系、製造条件の異なるB添加鋼、Ti単独
鋼と脱炭キャップド鋼の、値に及ぼす焼鈍温度の影響
を示すグラフ、 第3図は、成分系、製造条件の異なるB添加鋼、Ti単独
鋼、脱炭キャップド鋼の値に及ぼす冷延圧下率の影響
を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 英夫 千葉県千葉市川崎町1番地 川崎製鉄株式 会社技術研究本部内 (72)発明者 西村 恵次 千葉県千葉市川崎町1番地 川崎製鉄株式 会社千葉製鉄所内 (56)参考文献 特開 昭63−100132(JP,A) 特開 昭61−276958(JP,A) 特開 昭56−9357(JP,A) 特開 平2−30738(JP,A) 特公 昭63−54049(JP,B2) 特公 昭54−39808(JP,B2) 特公 昭54−3446(JP,B2)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】C:0.0025wt%以下、 Mn:0.50wt%以下、 B:0.010wt%を超え0.020wt%以下、 Cu:0.01〜0.07wt%、 Al:0.010wt%以下、 O:0.008〜0.020wt%、 N:0.005〜0.020wt%及び P:0.02wt%以下 を含有し、残部はFe及び不可避的不純物からなる耐つま
    とび性、耐泡・黒点欠陥性及びプレス成形性に優れたほ
    うろう用鋼板。
  2. 【請求項2】C:0.0050wt%以下、 Mn:0.50wt%以下、 B:0.010wt%を超え0.020wt%以下、 Cu:0.01〜0.07wt%、 Al:0.010wt%以下、 O:0.008〜0.020wt%、 N:0.005〜0.020wt%及び P:0.02wt%以下 を含み、更に Ti:0.050wt%以下、 Nb:0.050wt%以下 の1種又は2種(2種の場合、合計で0.001〜0.050wt
    %)を含有し、残部はFe及び不可避的不純物からなる耐
    つまとび性、耐泡・黒点欠陥性及びプレス成形性に優れ
    たほうろう用鋼板。
  3. 【請求項3】Se:0.0001〜0.100wt% を、残部のFeの同量と置換してなる請求項1又は請求項
    2記載の耐つまとび性、耐泡・黒点欠陥及びプレス成形
    性に優れたほうろう用鋼板。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3記載の組成からなる鋼
    スラブを素材として熱間圧延を行い、得られた熱延板に
    圧下率70%以上の冷間圧延を施した後、加熱温度が800
    ℃以上、Ac3変態点以下の連続焼鈍を行うことを特徴と
    する耐つまとび性、耐泡・黒点欠陥性及びプレス成形性
    に優れたほうろう用鋼板の製造方法。
JP2031521A 1989-03-10 1990-02-14 耐つまとび性、耐泡・黒点欠陥性及びプレス成形性に優れたほうろう用鋼板並びにその製造方法 Expired - Fee Related JPH0747797B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2031521A JPH0747797B2 (ja) 1989-03-10 1990-02-14 耐つまとび性、耐泡・黒点欠陥性及びプレス成形性に優れたほうろう用鋼板並びにその製造方法
US07/486,960 US5098491A (en) 1989-03-10 1990-03-01 Method of producing steel sheets for porcelain enameling and the same
DE90104443T DE69002661T2 (de) 1989-03-10 1990-03-08 Emaillierfähige Stahlbleche und Verfahren zu ihrer Herstellung.
CA002011746A CA2011746C (en) 1989-03-10 1990-03-08 Steel sheets for porcelain enameling and method of producing the same
EP90104443A EP0386758B1 (en) 1989-03-10 1990-03-08 Steel sheets for porcelain enameling and method of producing the same
AU51183/90A AU621204B2 (en) 1989-03-10 1990-03-08 Steel sheets for porcelain enameling and method of producing the same
CN90102120A CN1024141C (zh) 1989-03-10 1990-03-10 搪瓷用钢板及其制造方法
KR1019900003286A KR970008164B1 (ko) 1989-03-10 1990-03-10 법랑피복용 강판 및 그 제조방법
US07/808,753 US5292383A (en) 1989-03-10 1991-12-17 Steel sheets for procelain enameling and method of producing the same

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-56345 1989-03-10
JP5634589 1989-03-10
JP2031521A JPH0747797B2 (ja) 1989-03-10 1990-02-14 耐つまとび性、耐泡・黒点欠陥性及びプレス成形性に優れたほうろう用鋼板並びにその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0310048A JPH0310048A (ja) 1991-01-17
JPH0747797B2 true JPH0747797B2 (ja) 1995-05-24

Family

ID=26370004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2031521A Expired - Fee Related JPH0747797B2 (ja) 1989-03-10 1990-02-14 耐つまとび性、耐泡・黒点欠陥性及びプレス成形性に優れたほうろう用鋼板並びにその製造方法

Country Status (8)

Country Link
US (2) US5098491A (ja)
EP (1) EP0386758B1 (ja)
JP (1) JPH0747797B2 (ja)
KR (1) KR970008164B1 (ja)
CN (1) CN1024141C (ja)
AU (1) AU621204B2 (ja)
CA (1) CA2011746C (ja)
DE (1) DE69002661T2 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0559444A (ja) * 1991-06-18 1993-03-09 Sumitomo Metal Ind Ltd ほうろう用冷延鋼板の製造方法
KR970011629B1 (ko) * 1994-12-20 1997-07-12 김만제 법랑밀착성이 우수한 고가공용 냉연강판의 제조방법
US5772773A (en) * 1996-05-20 1998-06-30 Applied Materials, Inc. Co-axial motorized wafer lift
JPH1030707A (ja) * 1996-07-12 1998-02-03 Honda Motor Co Ltd 高疲労強度歯車
US5782999A (en) * 1996-07-22 1998-07-21 Usx Corporation Steel for enameling and method of making it
EP1225241B1 (en) * 2000-06-23 2004-10-20 Nippon Steel Corporation Steel sheet for porcelain enamel excellent in forming property, aging property and enameling characteristics and method for producing the same
US6361624B1 (en) 2000-09-11 2002-03-26 Usx Corporation Fully-stabilized steel for porcelain enameling
KR100468447B1 (ko) * 2000-12-20 2005-01-29 주식회사 포스코 실금결함이 발생하지 않는 고가공용 법랑강판의 제조방법
US6488790B1 (en) 2001-01-22 2002-12-03 International Steel Group Inc. Method of making a high-strength low-alloy hot rolled steel
KR20040048027A (ko) * 2002-12-02 2004-06-07 주식회사 포스코 성형성이 우수한 법랑용 강판의 제조방법
US20080149230A1 (en) * 2005-05-03 2008-06-26 Posco Cold Rolled Steel Sheet Having Superior Formability, Process for Producing the Same
EP1885899B1 (en) * 2005-05-03 2021-08-11 Posco Cold rolled steel sheet having high yield ratio and less anisotropy, process for producing the same
EP1888800B1 (en) * 2005-05-03 2018-11-07 Posco Cold rolled steel sheet having superior formability and high yield ratio, process for producing the same
US20090047168A1 (en) * 2005-11-09 2009-02-19 Hidekuni Murakami Continuously Cast Enameled Steel Sheet Remarkably Excellent in Fishscale Resistance and Method of Production of the Same
DE102007058222A1 (de) 2007-12-03 2009-06-04 Salzgitter Flachstahl Gmbh Stahl für hochfeste Bauteile aus Bändern, Blechen oder Rohren mit ausgezeichneter Umformbarkeit und besonderer Eignung für Hochtemperatur-Beschichtungsverfahren
CN102251174A (zh) * 2010-05-19 2011-11-23 宝山钢铁股份有限公司 一种搪瓷钢及其冷轧板的制造方法
JP5182386B2 (ja) * 2011-01-31 2013-04-17 Jfeスチール株式会社 加工性に優れた高降伏比を有する高強度冷延鋼板およびその製造方法
CN103589953B (zh) * 2013-11-07 2016-04-20 武汉钢铁(集团)公司 屈服强度为245MPa级的热轧薄板搪瓷钢及制造方法
US11236427B2 (en) 2017-12-06 2022-02-01 Polyvision Corporation Systems and methods for in-line thermal flattening and enameling of steel sheets
CN113025907A (zh) * 2021-03-09 2021-06-25 马鞍山钢铁股份有限公司 一种抗打压爆瓷热水器内胆用冷轧搪瓷钢板及其生产方法
CN116337745B (zh) * 2023-05-23 2023-07-28 太原理工大学 采用smat处理后的梯度材料耐蚀性的逐层电化学分析方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1339970A (fr) * 1962-11-27 1963-10-11 Yawata Iron & Steel Co Tôle d'acier laminée à froid résistant à la corrosion atmosphérique de qualité pour emboutissage profond
FR2083682A1 (en) * 1970-03-31 1971-12-17 Nippon Steel Corp Steel sheet for deep drawn cans
JPS5110569B2 (ja) * 1971-09-07 1976-04-05
JPS53131919A (en) * 1977-04-25 1978-11-17 Nippon Steel Corp Method of fabricating steel plate to be enameled using aluminum killed steel, having goods cratch resistance and cold moldability
JPS543446A (en) * 1977-06-10 1979-01-11 Koji Toda One-way transducer
JPS5439808A (en) * 1977-09-05 1979-03-27 Mitsubishi Electric Corp Cage rotors of induction motors
JPS569357A (en) * 1979-07-03 1981-01-30 Nippon Steel Corp Steel plate for enameling with excellent nail flying resistance
JPS58110659A (ja) * 1981-12-25 1983-07-01 Nippon Kokan Kk <Nkk> 深絞り用亜鉛めつき鋼板およびその製造方法
JPS59166650A (ja) * 1983-03-10 1984-09-20 Nippon Steel Corp 良加工性冷延鋼板の製造方法
JPS59229463A (ja) * 1983-06-08 1984-12-22 Nippon Steel Corp 連続鋳造による加工性の優れたほうろう用冷延鋼板の製造方法
JPS60110845A (ja) * 1983-11-18 1985-06-17 Kawasaki Steel Corp ほうろう用冷延鋼板およびその製造方法
JPS61276958A (ja) * 1985-05-30 1986-12-06 Kawasaki Steel Corp ほうろう用冷延鋼板およびその製造方法
JPS6354049A (ja) * 1986-08-25 1988-03-08 Toshiba Corp 構内交換システム
JPS63100132A (ja) * 1986-10-14 1988-05-02 Sumitomo Metal Ind Ltd ほうろう用鋼板の製造法
JPS63180916A (ja) * 1987-01-22 1988-07-26 Furukawa Electric Co Ltd:The コネクタ付光ケ−ブル
JPH0759735B2 (ja) * 1988-07-20 1995-06-28 川崎製鉄株式会社 耐泡・黒点欠陥に優れた直接一回掛けほうろう用鋼板

Also Published As

Publication number Publication date
US5292383A (en) 1994-03-08
CA2011746C (en) 1996-08-20
AU5118390A (en) 1990-09-13
CN1045813A (zh) 1990-10-03
CA2011746A1 (en) 1990-09-10
JPH0310048A (ja) 1991-01-17
DE69002661D1 (de) 1993-09-16
KR900014618A (ko) 1990-10-24
EP0386758B1 (en) 1993-08-11
KR970008164B1 (ko) 1997-05-21
AU621204B2 (en) 1992-03-05
US5098491A (en) 1992-03-24
DE69002661T2 (de) 1993-12-02
EP0386758A1 (en) 1990-09-12
CN1024141C (zh) 1994-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8999085B2 (en) High manganese steel strips with excellent coatability and superior surface property, coated steel strips using steel strips and method for manufacturing the steel strips
US20190003029A1 (en) Aluminum-iron alloy-coated steel sheet for hot press forming, having excellent hydrogen delayed fracture resistance, peeling resistance, and weldability and hot-formed member using same
JPH0747797B2 (ja) 耐つまとび性、耐泡・黒点欠陥性及びプレス成形性に優れたほうろう用鋼板並びにその製造方法
JP2017048412A (ja) 溶融亜鉛めっき鋼板、合金化溶融亜鉛めっき鋼板、およびそれらの製造方法
JP2005528519A5 (ja)
WO2017168991A1 (ja) 薄鋼板およびめっき鋼板、並びに、熱延鋼板の製造方法、冷延フルハード鋼板の製造方法、薄鋼板の製造方法およびめっき鋼板の製造方法
JPS59140333A (ja) 2次加工性と表面処理性の優れた深絞り用冷延鋼板の製造方法
TWI396754B (zh) 外觀優異之高強度熔融鍍鋅鋼板之製造方法
JPH06116682A (ja) 焼付け硬化性を有する高強度缶用薄鋼板及びその製造方法
JPH06145893A (ja) 延性と耐遅れ破壊特性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法
JPH0759735B2 (ja) 耐泡・黒点欠陥に優れた直接一回掛けほうろう用鋼板
JPH08269540A (ja) 耐つまとび性に優れるほうろう用熱延鋼板の製造方法
JPH05331593A (ja) ほうろう焼成後、高強度化するほうろう用熱延鋼板およびその製造方法
JP2001089814A (ja) 延性、加工性および耐リジング性に優れたフェライト系ステンレス鋼板の製造方法
JP6541504B2 (ja) 製造安定性に優れた高強度高延性鋼板、及びその製造方法、並びに高強度高延性鋼板の製造に用いられる冷延原板
JP3260056B2 (ja) 耐サワー性、熱間加工性に優れた鋼材の製造方法
JP3068677B2 (ja) 深絞り性、耐時効性の良好なほうろう用鋼板およびその製造方法
JPH05179357A (ja) フェライトステンレス冷延鋼板の製造方法
JP2001107149A (ja) 延性、加工性および耐リジング性に優れたフェライト系ステンレス鋼板の製造方法
JP2705437B2 (ja) 焼付硬化性を有する深絞り用高強度冷延鋼板とその製造方法
JPH0633187A (ja) ほうろう焼成後高強度化するほうろう用冷延鋼板およびその製造方法
JPH02173247A (ja) 耐溶融金属脆性に優れた良加工性冷延鋼板およびその製造方法ならびにそのろう付け方法
JP2951241B2 (ja) 加工性及びほうろう特性に優れた冷延鋼板の製造方法
JPS6352087B2 (ja)
JPH01180916A (ja) 密着性および耐泡性の優れたほうろう用鋼板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090524

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees