JPH074773U - オーバードアトロリー連結装置 - Google Patents

オーバードアトロリー連結装置

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JPH074773U
JPH074773U JP3240993U JP3240993U JPH074773U JP H074773 U JPH074773 U JP H074773U JP 3240993 U JP3240993 U JP 3240993U JP 3240993 U JP3240993 U JP 3240993U JP H074773 U JPH074773 U JP H074773U
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松三郎 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オーバードアの手動開閉と電動開閉との切換
え操作が軽い操作力でできるとともに円滑に行える。 【構成】 電動機によって移動するトロリーチェーン15
の移動域に沿って配設したトロリーレール13にドアーパ
ネル12に連結したトロリー体20を摺動自在に設ける。ト
ロリーチェーン15には係合受け口部42を形成する。係合
受け口部42に挿脱自在に係合する係合体40をトロリー体
20に進退自在に設ける。係合体40のトロリーチェーン15
の移動方向側の両端縁部を先端側に向って互いに接近す
る方向に傾斜させる。 【効果】 手動に切換えるときに、トロリーチェーンに
負荷が掛かっていても、係合受け口部からトロリー体の
係合体を軽い操作力で抜き外すことができる。電動に切
換えるときの係合体を係合受け口部に挿入係合できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、駆動されるトロリーチェーンにオーバードアを連結してトロリーチ ェーンを駆動する電動機によりオーバードアを開閉するとともにトロリーチェー ンとオーバードアとの連結を解いて手動で開閉できるようにしたオーバードアト ロリー連結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のオーバードアトロリー連結装置は、トロリーチェーンの係合受 け口部に挿脱自在に係合される係合体をトロリー体に進退自在に設け、トロリー チェーンの係合受け口部に係合体を係合してトロリー体をトロリーチェーンに連 結することにより、このトロリー体に連結したオーバードアをトロリーチェーン を駆動する電動機により開閉するとともに係合体とトロリーチェーンの係合受け 口部との係合を解いてオーバードアを手動で開閉できるようにした構造が採られ ている。
【0003】 そして、従来のオーバードアトロリー連結装置は、図5に示すように、トロリ ー体1に進退自在に設けた係合体2は、トロリーチェーン3の移動方向の両端縁 部がこのトロリーチェーン3の移動方向に向って垂直に形成した構造となってい た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の構造の装置では、トロリーチェーン3の係合受け口部4にトロリー 体1の係合体2を挿入係合してトロリーチェーン3に連結したオーバードアを電 動機により開閉できるようにした状態から、係合体2をトロリーチェーン3の係 合受け口部4から抜き外して係合を解いてオーバードアを手動で開閉できるよう にする場合、トロリーチェーン3の負荷が掛かっていると、係合体2の係合解除 操作に大きな力を必要とし、また、トロリーチェーン3の係合受け口部4にトロ リー体1の係合体2を挿入係合してオーバードアを電動で開閉できるようにする 場合、トロリーチェーン3の係合受け口部4が多少位置ずれしていると、トロリ ーチェーン3の係合受け口部4にトロリー体1の係合体2が挿入係合できなくな る問題があった。
【0005】 本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、トロリーチェーンの係合受け口部 からトロリー体の係合体を軽い操作力で抜き外してオーバードアを手動で開閉で きるようにするとともに円滑に係合体をトロリーチェーンの係合受け口部に挿入 係合して電動でオーバードアを開閉できるオーバードアトロリー連結装置を提供 するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のオーバードアトロリー連結装置は、開閉自在のオーバードアパネルと 、電動機によって移動されるトロリーチェーンと、このチェーンの移動域に沿っ て配設したトロリーレールと、このトロリーレールに沿って摺動自在に設け前記 ドアパネルに連結されたトロリー体とを備え、前記トロリー体と前記チェーンと を係脱自在に連結するオーバードアトロリー連結装置であって、前記トロリーチ ェーンには係合受け口部を形成し、この係合受け口部に挿脱自在に係合される係 合体を前記トロリー体に進退自在に設け、前記係合体のトロリーチェーンの移動 方向側の両端縁部を先端側に向って互いに接近する方向に傾斜させたものである 。
【0007】
【作用】
本考案のオーバードアトロリー連結装置は、トロリーチェーンの係合受け口部 にトロリー体の係合体を挿入係合してトロリーチェーンに連結したオーバードア パネルを電動機により開閉できるようにした状態から、係合体をトロリーチェー ンの係合受け口部から抜き外して係合を解いてオーバードアパネルを手動で開閉 できるようにする場合、トロリーチェーンの負荷が掛かっていても、係合体のト ロリーチェーンの移動方向側の両端縁部は先端側に向って互いに接近する方向に 傾斜されているので、係合解除操作には大きな力を必要とせず軽い力で抜き外す ことができ、また、トロリーチェーンの係合受け口部にトロリー体の係合体を挿 入係合してオーバードアパネルを電動で開閉できるようにする場合、トロリーチ ェーンの係合受け口部が多少位置ずれしていても、トロリーチェーンの係合受け 口部にトロリー体の係合体が円滑に挿入係合できる。
【0008】
【実施例】
次に本考案の一実施例の構成を図1ないし図4に基づいて説明する。
【0009】 図2において、左右垂直レール10の上端から略水平に左右水平レール11が連接 され、この左右垂直レール10と左右水平レール11とにオーバードアパネル12の両 端に設けた図示しない案内ピンが摺動案内されてオーバードアパネル12が開閉さ れるようになっている。
【0010】 また、前記左右水平レール11の中間部にトロリーレール13が略平行に設けられ 、このトロリーレール13の後端には電動機を備えた開閉機ユニット14が取付けら れ、この開閉機ユニット14により前記トロリーレール13に沿ってトロリーチェー ン15が往復駆動されるようになっている。
【0011】 さらに、前記トロリーレール13にはトロリー体20が摺動自在に設けられている 。このトロリー体20は図3および図4に示すように、前記トロリーレール13に係 合するベースプレート21,22が設けられ、この下側のベースプレート22の下部に 中間部に前記トロリーチェーン15を案内するチェーン案内部23を形成する案内部 材24,24が設けられ、この案内部材24の下部に両端部を下方に屈曲した案内縁25 を有する下部ベースプレート26が設けられ、これらのベースプレート21,22、案 内部材24,24および下部ベースプレート26はねじ27にて固着されている。
【0012】 さらに、前記トロリー体20の下部ベースプレート26には前記オーバードアパネ ル12に枢着連結するトロリーアーム29が取付けられている。
【0013】 また、前記案内部材24,24の両外側面には下方に向って突出する略U字状の取 付枠30の両側板部31がそれぞれ取付けられ、この両側板部31の下部には下端に開 口した係合溝31a がそれぞれ形成されている。また、この取付枠30の両側板部31 には略U字状の操作体32の両側板部33が摺動自在に設けられ、さらに、前記取付 枠30の両側板部31の内側に略逆U字状の支持体34の両側板部35が摺動自在に設け られ、この操作体32の両側板部33と支持体34の両側板部35とにて前記取付枠30の 両側板部31を挟み込み、この操作体32の両側板部33と支持体34の両側板部35とを ねじ36にて回動可能に連結され、このねじ36は前記取付枠30の両側板部31に形成 した係合溝31a にそれぞれ移動可能に係合されている。
【0014】 そして、この取付枠30と支持体34との間にこの支持体34を上方に付勢するばね 37が張設されている。また、前記操作体32の両側板部33にはこの操作体32の下降 状態を保持するストッパーねじ38が螺合されている。
【0015】 また、前記支持体34の上面には板状の係合体40が突設されている。この係合体 40は図1に示すように、前記トロリーチェーン15の移動方向側の両端縁部を先端 側に向って互いに接近する方向に傾斜させたテーパー状の係合案内縁41,41に形 成されている。
【0016】 そして、この係合体40は前記トロリーチェーン15に形成した係合受け口部42が 形成され、この係合受け口部42に係合体40が挿脱自在に係合されるようになって いる。
【0017】 また、前記操作体32にはワイヤーロープ43にて手動切換えリング44が取付けら れている。
【0018】 次に、この実施例の作用を説明する。
【0019】 電動駆動の場合は、トロリーチェーン15の係合受け口部42にトロリー体20の係 合体40を挿入係合した状態で、開閉機ユニット14の電動機を駆動させることによ り、トロリーチェーン15が駆動されと、その係合受け口部42に係合体40を挿入係 合したトロリー体20はそのベースプレート21,22がトロリーレール13に係合して 移動され、オーバードアパネル12は開閉される。
【0020】 また、手動で開閉する場合は、手動切換えリング44を引いて操作体32を下降さ せると、ねじ36とストッパーねじ38とは係合溝31a に沿って下降し、このねじ36 にて連結された支持体34はばね37に抗して下降され、支持体34に設けた係合体40 はトロリーチェーン15の係合受け口部42から抜け外れる。そして、ストッパーね じ38が係合溝31a の下端から外れた状態で操作体32はねじ36を中心として回動さ せると、ストッパーねじ38が取付枠30の下面に係合し、支持体34は下降して係合 体40がトロリーチェーン15から外れた状態に保持される。この状態では、オーバ ードアパネル12を手動で開閉できるようになる。
【0021】 そして、支持体34に設けた係合体40をトロリーチェーン15の係合受け口部42か ら抜き外す際に、この係合体40にトロリーチェーン15の負荷が掛かっていても、 係合体40のトロリーチェーン15の移動方向側の両端縁部は先端側に向って互いに 接近する方向に傾斜されたテーパー状の係合案内縁41,41に形成されているので 、係合を解除する操作は軽い力で抜き外すことができる。
【0022】 また、トロリーチェーン15の係合受け口部42にトロリー体20の係合体40を挿入 係合してオーバードアパネル12を電動で開閉できるようにする場合、手動切換え リング44を引いて操作体32のストッパーねじ38を係合溝31a に係合すると、ばね 37により操作体32と支持体34とは上昇し、支持体34に設けた係合体40はトロリー チェーン15の係合受け口部42に挿入係合される。
【0023】 そして、係合体40の両端縁部は先端側に向って互いに接近する方向に傾斜され たテーパー状の係合案内縁41,41に形成されているため、トロリーチェーン15の 係合受け口部42が多少位置ずれしていても、トロリーチェーン15の係合受け口部 42に係合体40が円滑に挿入係合できる。
【0024】
【考案の効果】
本考案によれば、手動で開閉するように切換えるときに、トロリーチェーンに 負荷が掛かっていても、トロリーチェーンの係合受け口部からトロリー体の係合 体を軽い操作力で抜き外すことができ、また、電動でオーバードアを開閉するよ うに切換えるときに、円滑に係合体をトロリーチェーンの係合受け口部に挿入係 合できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すオーバードアトロリー
連結装置のトロリーチェーンとトロリー体の係合体との
係合部の正面図である。
【図2】同上オーバードア装置の斜視図である。
【図3】同上トロリー体の正面図である。
【図4】同上側面図である。
【図5】従来のオーバードアトロリー連結装置のトロリ
ーチェーンとトロリー体の係合体との係合部の正面図で
ある。
【符号の説明】
12 オーバードアパネル 13 トロリーレール 15 トロリーチェーン 20 トロリー体 40 係合体 42 係合受け口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉自在のオーバードアパネルと、電動
    機によって移動されるトロリーチェーンと、このチェー
    ンの移動域に沿って配設したトロリーレールと、このト
    ロリーレールに沿って摺動自在に設け前記ドアパネルに
    連結されたトロリー体とを備え、前記トロリー体と前記
    チェーンとを係脱自在に連結するオーバードアトロリー
    連結装置であって、 前記トロリーチェーンには係合受け口部を形成し、この
    係合受け口部に挿脱自在に係合される係合体を前記トロ
    リー体に進退自在に設け、 前記係合体のトロリーチェーンの移動方向側の両端縁部
    を先端側に向って互いに接近する方向に傾斜させたこと
    を特徴とするオーバードアトロリー連結装置。
JP1993032409U 1993-06-16 1993-06-16 オーバードアトロリー連結装置 Expired - Fee Related JP2592079Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008184848A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Sanwa Shutter Corp オーバーヘッドドア

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JP2592079Y2 (ja) 1999-03-17

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