JPH0747309Y2 - 包装箱 - Google Patents
包装箱Info
- Publication number
- JPH0747309Y2 JPH0747309Y2 JP2398990U JP2398990U JPH0747309Y2 JP H0747309 Y2 JPH0747309 Y2 JP H0747309Y2 JP 2398990 U JP2398990 U JP 2398990U JP 2398990 U JP2398990 U JP 2398990U JP H0747309 Y2 JPH0747309 Y2 JP H0747309Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- lid
- cutting means
- flaps
- packaging box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cartons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は包装箱、特に商品陳列用としても使用するこ
とができる包装箱に関する。
とができる包装箱に関する。
商品陳列用として使用できる包装箱としては、例えば、
第６図に示すようなものがある。
第６図に示すようなものがある。
この包装箱は、前面壁ａに、広告板として使用される板
材a1を切り取るためのミシン目ｄが設けられており、側
面壁ｂおよび後面壁ｃの上端縁に連設された蓋フラップ
ｅ、ｆも同様にミシン目ｇで切り離し可能になってい
る。
材a1を切り取るためのミシン目ｄが設けられており、側
面壁ｂおよび後面壁ｃの上端縁に連設された蓋フラップ
ｅ、ｆも同様にミシン目ｇで切り離し可能になってい
る。
従って、この包装箱を陳列用とし使用する際は、第７図
に示すように、前記板材a1を破断部ｄにより前面壁ａか
ら切り離すと共に、各蓋フラップｅ、ｆもミシン目ｇに
より切り離す。そして、板材a1に設けられたスリットｈ
を、図のように、後面壁ｃの上端に差し込むと板材a1を
広告板として起立させることができる。
に示すように、前記板材a1を破断部ｄにより前面壁ａか
ら切り離すと共に、各蓋フラップｅ、ｆもミシン目ｇに
より切り離す。そして、板材a1に設けられたスリットｈ
を、図のように、後面壁ｃの上端に差し込むと板材a1を
広告板として起立させることができる。
上述した包装箱にあっては、陳列用として使用する際
に、広告板として使用する板材のみならず不要となる蓋
フラップを別個に切り離さなければならずその組み立て
に手間がかかる。
に、広告板として使用する板材のみならず不要となる蓋
フラップを別個に切り離さなければならずその組み立て
に手間がかかる。
また、広告板は、そのスリットを包装箱の後面壁上端に
差し込むだけであるので安定性に欠け、何かが接触する
だけで容易に外れてしまうという欠点がある。
差し込むだけであるので安定性に欠け、何かが接触する
だけで容易に外れてしまうという欠点がある。
そこで、この考案の課題は、陳列用としての組み立てが
面倒でなく、しかも切り離された広告板が安定して取り
付けられる包装箱を提供することにある。
面倒でなく、しかも切り離された広告板が安定して取り
付けられる包装箱を提供することにある。
上記の課題を解決するため、この考案は、前面壁11、後
面壁12および対向する側面壁13、14で四角筒体の胴部を
形成し、この胴部の下面に底壁を設け、胴部を構成する
各壁11、12、13、14の上端縁には、それぞれ前方蓋フラ
ップ21、後方蓋フラップ22、側方蓋フラップ23、24を設
け、前記前面壁11には、上下に分割して前記前方蓋フラ
ップ21が連なった前面壁11の上部を切り取る前面壁切り
取り手段41を設け、この前面壁切り取り手段41の両端部
からそれぞれ延び、上端縁に側方蓋フラップ23、24が連
った側面壁13、14の一部を各側面壁を13、14から切り取
る側面壁切り取り手段42を各側面壁13、14に設け、前記
前面壁切り取り手段41および側面壁切り取り手段42によ
って切り取られた一連の前面壁11の上部、側面壁13、14
の一部、前方蓋フラップ21および側方蓋フラップ23、24
のうち、側方蓋フラップ23、24は、前方蓋フラップ21に
折り重ねた状態で互いの先端部が重なり合う長さを有し
ており、その重なり合う部分には、互いに係合して側方
蓋フラップ23、24同士を連結する切目50を設けた包装箱
を提供したものである。
面壁12および対向する側面壁13、14で四角筒体の胴部を
形成し、この胴部の下面に底壁を設け、胴部を構成する
各壁11、12、13、14の上端縁には、それぞれ前方蓋フラ
ップ21、後方蓋フラップ22、側方蓋フラップ23、24を設
け、前記前面壁11には、上下に分割して前記前方蓋フラ
ップ21が連なった前面壁11の上部を切り取る前面壁切り
取り手段41を設け、この前面壁切り取り手段41の両端部
からそれぞれ延び、上端縁に側方蓋フラップ23、24が連
った側面壁13、14の一部を各側面壁を13、14から切り取
る側面壁切り取り手段42を各側面壁13、14に設け、前記
前面壁切り取り手段41および側面壁切り取り手段42によ
って切り取られた一連の前面壁11の上部、側面壁13、14
の一部、前方蓋フラップ21および側方蓋フラップ23、24
のうち、側方蓋フラップ23、24は、前方蓋フラップ21に
折り重ねた状態で互いの先端部が重なり合う長さを有し
ており、その重なり合う部分には、互いに係合して側方
蓋フラップ23、24同士を連結する切目50を設けた包装箱
を提供したものである。
以上のように構成された包装箱においては、陳列用とし
て使用する際に、前面壁11の上部、側面壁13、14の一
部、前方蓋フラップ21および側方蓋フラップ23、24から
成る一連の板材を前面壁切り取り手段41および側面壁切
り取り手段42によって切り離す。この板材のうち前面壁
11の上部および前方蓋フラップ21の一方の面を広告用の
表示面とし、この表示面の反対側に前記側面壁13、14の
一部と側方蓋フラップ23、24を折り重ね、切目50を互い
に係合させて側方蓋フラップ23、24同士を連結すると、
表示体が出来上る。
て使用する際に、前面壁11の上部、側面壁13、14の一
部、前方蓋フラップ21および側方蓋フラップ23、24から
成る一連の板材を前面壁切り取り手段41および側面壁切
り取り手段42によって切り離す。この板材のうち前面壁
11の上部および前方蓋フラップ21の一方の面を広告用の
表示面とし、この表示面の反対側に前記側面壁13、14の
一部と側方蓋フラップ23、24を折り重ね、切目50を互い
に係合させて側方蓋フラップ23、24同士を連結すると、
表示体が出来上る。
この表示体の前方蓋フラップ21および側方蓋フラップ2
3、24側を、前記板材を切り離した包装箱の後方蓋フラ
ップ22から後面壁12に至る領域に差し込むと、表示体が
起立し、その取り付け状態も安定する。
3、24側を、前記板材を切り離した包装箱の後方蓋フラ
ップ22から後面壁12に至る領域に差し込むと、表示体が
起立し、その取り付け状態も安定する。
以下、実施例について図面を参照して説明する。
第１図に示すように、この包装箱の胴部は、前面壁11、
後面壁12および側面壁13、14から形成される四角筒体で
あり、各壁11、12、13、14の上端縁には前方蓋フラップ
21、後方蓋フラップ22および側方蓋フラップ23、24が連
設されている。また、第４図および第５図に示すよう
に、この胴部の下面には底壁30が設けられている。
後面壁12および側面壁13、14から形成される四角筒体で
あり、各壁11、12、13、14の上端縁には前方蓋フラップ
21、後方蓋フラップ22および側方蓋フラップ23、24が連
設されている。また、第４図および第５図に示すよう
に、この胴部の下面には底壁30が設けられている。
前記前面壁11には、左右に横断する前面壁切り取り手段
41が設けられており、前方蓋フラップ21が連設された状
態で前面壁11を上下に分割することができる。また、前
記側面壁13、14には、前記前面壁切り取り手段41の両端
部からそれぞれ水平に延びる第１切り取り手段42aと、
この第１切り取り手段42aの先端から後方に向って側面
壁13、14の上端縁の中間部に至る第２切り取り手段42b
と、この第２の切り取り手段42bの先端から前記上端縁
上をその後端にまで達する第３切り取り手段42cとから
成る側面壁切り取り手段42が設けられている。
41が設けられており、前方蓋フラップ21が連設された状
態で前面壁11を上下に分割することができる。また、前
記側面壁13、14には、前記前面壁切り取り手段41の両端
部からそれぞれ水平に延びる第１切り取り手段42aと、
この第１切り取り手段42aの先端から後方に向って側面
壁13、14の上端縁の中間部に至る第２切り取り手段42b
と、この第２の切り取り手段42bの先端から前記上端縁
上をその後端にまで達する第３切り取り手段42cとから
成る側面壁切り取り手段42が設けられている。
両切り取り手段41、42のうち、前面壁切り取り手段41お
よび第１切り取り手段42aは一連のカットテープであ
り、第２切り取り手段42bおよび第３切り取り手段42cは
連続したミシン目になっている。従って、摘み辺43を引
っ張ってカットテープで引き裂くことにより前面壁11お
よび側面壁13、14の前方側を上下に分離し、さらに側面
壁13、14をミシン目で分離すると、第２図に示すよう
に、前面壁11の上部、側面壁13、14の一部、前方蓋フラ
ップ21および側方蓋フラップ23、24から成る一連の板材
を切り離すことができる。
よび第１切り取り手段42aは一連のカットテープであ
り、第２切り取り手段42bおよび第３切り取り手段42cは
連続したミシン目になっている。従って、摘み辺43を引
っ張ってカットテープで引き裂くことにより前面壁11お
よび側面壁13、14の前方側を上下に分離し、さらに側面
壁13、14をミシン目で分離すると、第２図に示すよう
に、前面壁11の上部、側面壁13、14の一部、前方蓋フラ
ップ21および側方蓋フラップ23、24から成る一連の板材
を切り離すことができる。
また、前記板材のうち側方蓋フラップ23、24は、第３図
に示すように、側面壁13、14の一部を前面壁11に折り重
ねたとき、先端部同士が互いに重り合う長さを有してお
り、その重り合う部分には両側方蓋フラップ23、24を側
面壁13、14に対して直角にした状態で互いに係合離脱す
る切目50設けられている。
に示すように、側面壁13、14の一部を前面壁11に折り重
ねたとき、先端部同士が互いに重り合う長さを有してお
り、その重り合う部分には両側方蓋フラップ23、24を側
面壁13、14に対して直角にした状態で互いに係合離脱す
る切目50設けられている。
以上のように構成された包装箱を商品の陳列用として使
用する場合は、まず、第２図に示すように、前記板材を
包装箱から切り離し、この板材の側方蓋フラップ23、24
を、第３図に示すように、互いの切目50を係合させるこ
とにより連結して表示体を形成する。そして、第４図に
示すように、この表示体を予め広告用の表示を施した面
を前方に向けて、後方蓋フラップ22に差し込むと、第５
図に示すように、前方蓋フラップ21および側方蓋フラッ
プ23、24が後面壁12にまで達して、取り付け状態が安定
する。
用する場合は、まず、第２図に示すように、前記板材を
包装箱から切り離し、この板材の側方蓋フラップ23、24
を、第３図に示すように、互いの切目50を係合させるこ
とにより連結して表示体を形成する。そして、第４図に
示すように、この表示体を予め広告用の表示を施した面
を前方に向けて、後方蓋フラップ22に差し込むと、第５
図に示すように、前方蓋フラップ21および側方蓋フラッ
プ23、24が後面壁12にまで達して、取り付け状態が安定
する。
以上のように、この考案は、包装箱の前面壁11のみなら
ず、側面壁13、14およびこれらの壁に連なる前方蓋フラ
ップ21および側方蓋フラップ23、24までを一体的に切り
離し、この切り離された板材を折り畳むと共に前記側方
蓋フラップ23、24同士を連結して広告用の表示体とな
し、これを包装箱の後方蓋フラップ22に差し込んで取り
付けるようにしたため、包装箱を陳列用として組み立て
る際、従来のように不要な蓋フラップを別個に切り離す
必要がなく手間がかからない。また、表示体のうち前方
蓋フラップ21および側方蓋フラップ23、24が後面壁12を
挟み込み、前面壁11の上部と側面壁13、14の一部が後方
蓋フラップ22を挟み込むため、その取り付け状態が安定
し、しかも板材として切り取った前面壁11の上部全域が
包装箱から突出した状態で取り付けられるので前面壁11
の上部を無駄なく広告面として利用できる。
ず、側面壁13、14およびこれらの壁に連なる前方蓋フラ
ップ21および側方蓋フラップ23、24までを一体的に切り
離し、この切り離された板材を折り畳むと共に前記側方
蓋フラップ23、24同士を連結して広告用の表示体とな
し、これを包装箱の後方蓋フラップ22に差し込んで取り
付けるようにしたため、包装箱を陳列用として組み立て
る際、従来のように不要な蓋フラップを別個に切り離す
必要がなく手間がかからない。また、表示体のうち前方
蓋フラップ21および側方蓋フラップ23、24が後面壁12を
挟み込み、前面壁11の上部と側面壁13、14の一部が後方
蓋フラップ22を挟み込むため、その取り付け状態が安定
し、しかも板材として切り取った前面壁11の上部全域が
包装箱から突出した状態で取り付けられるので前面壁11
の上部を無駄なく広告面として利用できる。
さらに、この包装箱においては、側面壁13、14の一部が
切り取られるので、包装箱内の商品が従来よりよく見え
て宣伝効果が高まるという利点もある。
切り取られるので、包装箱内の商品が従来よりよく見え
て宣伝効果が高まるという利点もある。
第１図はこの考案に係る一実施例を示す斜視図、第２図
乃至第５図は陳列用の包装箱への組み立て過程を示す斜
視図、第６図および第７図は従来例を示す斜視図であ
る。 11……前面壁、12……後面壁、13、14……側面壁、21…
…前方蓋フラップ、22……後方蓋フラップ、23、24……
側方蓋フラップ、30……底壁、41……前面壁切り取り手
段、42……側面壁切り取り手段、42a……第１切り取り
手段、42b……第２切り取り手段、42c……第３切り取り
手段、43……摘み片、50……切目。
乃至第５図は陳列用の包装箱への組み立て過程を示す斜
視図、第６図および第７図は従来例を示す斜視図であ
る。 11……前面壁、12……後面壁、13、14……側面壁、21…
…前方蓋フラップ、22……後方蓋フラップ、23、24……
側方蓋フラップ、30……底壁、41……前面壁切り取り手
段、42……側面壁切り取り手段、42a……第１切り取り
手段、42b……第２切り取り手段、42c……第３切り取り
手段、43……摘み片、50……切目。
Claims (1)
- 【請求項１】前面壁11、後面壁12および対向する側面壁
13、14で四角筒体の胴部を形成し、この胴部の下面に底
壁を設け、胴部を構成する各壁11、12、13、14の上端縁
には、それぞれ前方蓋フラップ21、後方蓋フラップ22、
側方蓋フラップ23、24を設け、前記前面壁11には、上下
に分割して前記前方蓋フラップ21が連なった前面壁11の
上部を切り取る前面壁切り取り手段41を設け、この前面
壁切り取り手段41の両端部からそれぞれ延び、上端縁に
側方蓋フラップ23、24が連った側面壁13、14の一部を各
側面壁13、14から切り取る側面壁切り取り手段42を各側
面壁13、14に設け、前記前面壁切り取り手段41および側
面壁切り取り手段42によって切り取られた一連の前面壁
11の上部、側面壁13、14の一部、前方蓋フラップ21およ
び側方蓋フラップ23、24のうち、側方蓋フラップ23、24
は、前方蓋フラップ21に折り重ねた状態で互いの先端部
が重なり合う長さを有しており、その重なり合う部分に
は、互いに係合して側方蓋フラップ23、24同士を連結す
る切目50を設けた包装箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2398990U JPH0747309Y2 (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | 包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2398990U JPH0747309Y2 (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | 包装箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03114718U JPH03114718U (ja) | 1991-11-26 |
| JPH0747309Y2 true JPH0747309Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=31526971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2398990U Expired - Lifetime JPH0747309Y2 (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | 包装箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0747309Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10683131B2 (en) | 2015-09-14 | 2020-06-16 | Intercontinental Great Brands Llc | Built-in header for display tray |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6298191B1 (ja) | 2017-04-26 | 2018-03-20 | デクセリアルズ株式会社 | 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物、防曇防汚積層体、及びその製造方法、物品、並びに防曇方法 |
| JP7463770B2 (ja) * | 2020-03-04 | 2024-04-09 | 王子ホールディングス株式会社 | 包装箱 |
-
1990
- 1990-03-09 JP JP2398990U patent/JPH0747309Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10683131B2 (en) | 2015-09-14 | 2020-06-16 | Intercontinental Great Brands Llc | Built-in header for display tray |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03114718U (ja) | 1991-11-26 |
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