JPH0747219A - エアクリーナエレメント - Google Patents

エアクリーナエレメント

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Publication number
JPH0747219A
JPH0747219A JP21495893A JP21495893A JPH0747219A JP H0747219 A JPH0747219 A JP H0747219A JP 21495893 A JP21495893 A JP 21495893A JP 21495893 A JP21495893 A JP 21495893A JP H0747219 A JPH0747219 A JP H0747219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter medium
frame
ribs
outer frame
air cleaner
Prior art date
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Pending
Application number
JP21495893A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Azuma
正一 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOHOKU KASEI KOGYO KK
Original Assignee
TOHOKU KASEI KOGYO KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0747219A publication Critical patent/JPH0747219A/ja
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】パラソル形のエアクリーナエレメントの枠体の
厚さを薄くする。 【構成】パラソル形エアクリーナエレメントにおいて、
内枠3および外枠2に複数の傾斜したリブ24を設け、
濾材1の内周端11および外周端12をそれぞれ前記リ
ブ24に固着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の燃焼空気を
濾過するのに用いられるエアクリーナエレメント、特に
パラソル形のエアクリーナエレメントに関する。
【0002】
【従来の技術】パラソル形のエアクリーナエレメント
は、エンジンルームのスペースに合せるため等からエレ
メントの外周部を下げてパラソル(傘)状にしたもの
で、図1に示すように、濾材1と、外枠2と、外枠2の
内側に配置された内枠3とから構成されている。濾材1
は帯状の濾材を波形にひだ折りし前記ひだが放射状にな
るようにパラソル形に丸くして形成される。濾材1の折
り線は内枠3から外枠2に向って低くなるように緩やか
に傾斜している。内枠3の上部は天板31によって閉鎖
されている。濾材1の内周端11は内筒3の外壁に、外
周端12は外枠2の内壁にそれぞれ固着されている。上
記外枠2および内枠3は合成樹脂を射出成形して形成さ
れる。そのとき成形金型のキャビティ内に濾材1の内周
端11,外周端12を突出させることにより、内枠3お
よび外枠2にそれぞれ融着させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のエレ
メントにおいては、濾材1が傾斜しているため、濾材1
の上端および下端の両方を枠2,3に固着させるために
は、各枠2,3の厚さを厚くしなければならなかった。
そのため、エレメントの重量が増加する、あるいは樹脂
の収縮歪による変形が起きる、といった問題が生じてい
た。本発明はこの点にかんがみてなされたもので、パラ
ソル形のエアクリーナエレメントの枠体の厚さを薄くす
ることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、上記パラソル形エアクリーナエ
レメントにおいて、内枠および外枠に複数の傾斜したリ
ブを設け、濾材の内周端および外周端をそれぞれ前記リ
ブに固着するように構成した。
【0005】
【実施例】以下本発明の一実施例を図を参照して説明す
る。図1は本発明によるエアクリーナエレメントの一実
施例の斜視図、図2は図1のエレメントを一部断面で示
した側面図、図3および図4は図1のエレメントの要部
拡大図である。実施例のクリーナエレメントの全体構造
は上述した従来のものと同様である。すなわち、クリー
ナエレメントは、上述したとおり、濾材1と、樹脂製外
枠2と、外枠2の内側に配置された樹脂製内枠3とから
構成されている。濾材1は帯状の濾材を波形にひだ折り
し前記ひだが放射状になるようにパラソル形に丸くして
形成される。濾材1の折り線は内枠3から外枠2に向っ
て低くなるように緩やかに傾斜している。内枠3の上部
は天板31によって閉鎖されている。濾材1の内周端1
1は内枠3の外壁に、外周端12は外枠2の内壁にそれ
ぞれ固着されている。外部空気は図2の矢印で示すよう
に濾材1の上方から下方へと吸引される。
【0006】図3は外枠2の部分拡大斜視図であり、外
枠2は、濾材1を埋設する円筒部21と、円筒部21を
エアクリーナ内に截置するための脚部22とから構成さ
れる。円筒部21の内壁23には全周にわたって複数の
細長いリブ24が一定間隔おきに形成されている。図4
はリブ24を長さ方向に切断した断面図を示し、リブ2
4の高さは円筒部21の上方ではゼロだが下方に向けて
高くなっていて、リブ24の傾斜面24aの傾斜角は濾
材1の傾斜角と同じθになるように形成されている。濾
材1は、リブ24のC点を境にして、その上方では濾材
1の両面1a,1bが外枠2に埋込まれ、その下方では
濾材の片面1aだけがリブ24に固着される。リブ24
の側面24bは濾材1の側面1bと同一平面上にある。
【0007】内枠3の、外枠の内壁23に対向する面に
も、全周にわたり上記リブと同様のリブが複数形成され
ているが(図2参照)、リブの傾斜面の向きが逆なだけ
で、その構造は外枠2のリブと同じである。
【0008】図5は上記エアクリーナエレメントを製造
するための成形金型の外枠側の一部断面図を示し、金型
は上型5および下型7とから構成される。金型のキャビ
ティ9に溶融樹脂が射出され、キャビティ9に挿入され
た濾材1の外周端12が溶融樹脂と融着する。図5のB
で示されるように濾材1は金型5,7によって圧縮され
て成形が行なわれ、濾材の端部12は溶融樹脂に確実に
浸漬されるので、十分な密着強度が得られる。
【0009】以上のようにすれば、円筒部21の厚さと
して濾材の外周端の上端部121が埋込めるだけの厚さ
にし、あとはリブ24を円筒部21の内面に形成すれば
よいから、取付枠2,3の厚さを薄くすることができ
る。これによりエアクリーナエレメント全体の重量を大
幅に減少させることができる。また、樹脂材料費を節減
できるばかりでなく、樹脂射出成形の収縮歪による変形
の少ない外観の良い製品を得ることができる。いま上記
実施例の場合の減量効果を図で説明すると、従来のエレ
メントの外枠の厚さtは、図4に示すように、t1(濾
材1の埋込み寸法)+t2(濾材1が傾斜しているため
の必要寸法で、濾材折幅W×sinθ)+t3(濾材最
外周から枠2の外壁までの厚さ)が必要である。しか
し、実施例のエレメントの場合は濾材1の外周端の上端
部121を埋込むだけの厚さt4 だけあれば足りる。た
とえば、濾材折幅W=20mm、パラソル傾斜角θ=1
0°の場合、上記t2 は3.5mmとなる。従来のエレ
メントだとt=5〜6mmとなるが、本発明によれば、
4 =1.5〜2mm、リブの頂点までの長さt5 =5
mmである。すなわち外枠の厚さが従来の約3分の1に
なった。このときエレメント完成品の重量は、従来のも
のが約270g、本発明によるものが約220gになっ
た。すなわちエレメント完成品の重量を約20%減少さ
せることができた。パラソルの傾斜が大きくなるほど上
記効果は大きくなる。
【0010】上記実施例は本発明の一例を示したものに
過ぎず、本発明の範囲は上記実施例に限定されない。た
とえば、上記実施例においては濾材1の外周端12の上
端部121を円筒部21内に埋没させるようにしている
が、リブ24の高さをもう少し高くして上端部121も
リブ24の側面に固着するようにしてもよい。さらに、
外枠および内枠の形状は実施例のものに限らず、たとえ
ば楕円形や多角形の形状にしてもよい。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
樹脂射出成形の金型脱型が無理なく、また樹脂と濾材の
シールを良好に保持した上で、パラソル形エアクリーナ
エレメントの枠体の厚さを薄くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエアクリーナエレメントの斜視図
である。
【図2】図2のエレメントの一部破断側面図である。
【図3】エレメントの外枠の部分拡大斜視図である。
【図4】エレメントの外枠の断面図である。
【図5】エレメントを製造するための金型の部分断面図
である。
【符号の説明】
1 濾材 2 外枠 3 内枠 24 リブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の濾材を波形にひだ折りしてパラソ
    ル形に形成し、前記濾材の内周端および外周端を内枠お
    よび外枠にそれぞれ固着して成るエアクリーナエレメン
    トにおいて、前記内枠および外枠に複数の傾斜したリブ
    を設け、前記濾材の内周端および外周端をそれぞれ前記
    リブに固着したことを特徴とするエアクリーナエレメン
    ト。
JP21495893A 1993-08-06 1993-08-06 エアクリーナエレメント Pending JPH0747219A (ja)

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JP21495893A JPH0747219A (ja) 1993-08-06 1993-08-06 エアクリーナエレメント

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JP21495893A JPH0747219A (ja) 1993-08-06 1993-08-06 エアクリーナエレメント

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0747219A true JPH0747219A (ja) 1995-02-21

Family

ID=16664386

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21495893A Pending JPH0747219A (ja) 1993-08-06 1993-08-06 エアクリーナエレメント

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JP (1) JPH0747219A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100598533B1 (ko) * 2004-04-28 2006-07-10 현대자동차주식회사 에어클리너 엘리먼트 여과지의 형상유지 구조

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100598533B1 (ko) * 2004-04-28 2006-07-10 현대자동차주식회사 에어클리너 엘리먼트 여과지의 형상유지 구조

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