JP2568228Y2 - ウエザーストリップの型成形部 - Google Patents

ウエザーストリップの型成形部

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JP2568228Y2
JP2568228Y2 JP1992088600U JP8860092U JP2568228Y2 JP 2568228 Y2 JP2568228 Y2 JP 2568228Y2 JP 1992088600 U JP1992088600 U JP 1992088600U JP 8860092 U JP8860092 U JP 8860092U JP 2568228 Y2 JP2568228 Y2 JP 2568228Y2
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JP
Japan
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base
molding
core
center hole
weather strip
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JPH0645822U (ja
Inventor
篤治 岩本
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Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、製造時、中空部を形成
するために挿入した中芯を型成形後抜き出すための中芯
抜き孔を基底部背面に開けたウエザーストリップ型成形
部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1乃至図3を参考にして説明する。図
中に二等辺三角形の頂角から下した中線の一方を塗潰し
た記号を使用しているが、これは塗潰し側が型成形部を
表わし、非塗潰し側が押出成形部を表わしている。
【0003】従来、ウエザーストリップ押出成形部10
に接続成形する型成形部12は、ボディパネルやサッシ
ュ等に取付ける基底部20に中空シール部30を一体に
結合したものが広く使用されている。このウエザースト
リップ型成形部12は、型成形時中空部を形成するため
に中芯を挿入し、型成形後、それを抜き出すために、中
空シール部30背面付け根に中芯抜き孔40を開けてあ
る。なお、中芯を抜いた後は中芯抜き孔40は図3に示
す如く接着剤Bによって閉じている。また50はリッ
プ、70はウエザーストリップを取付けるファスナーで
ある。
【0004】しかしながら、上記ウエザーストリップ型
成形部12は中芯抜き孔40を接着して閉じると、基底
部20の中芯抜き孔40の側が持ち上げられ、図3に示
す如く量Xだけ上に変位するため、シール性・外観・組
み付け性が損なわれると言う問題点がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来のウエザーストリップ型成形部12はそ
の基底部20の中芯抜き孔40の側が持ち上げられ、変
位するため、シール性・外観・組み付け性が損なわれる
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の本考案は、ウエザ
ーストリップ押出成形部10,10に接続成形する型成
形部には、ボディパネル60・サッシュ65等に取付け
る基底部20に中空シール部30を一体に結合してな
り、且つ型成形時中空部を形成するために中芯を挿入
し、型成形後、その中芯を抜き出すために、中空シール
部30背面付け根に中芯抜き孔40を開け、型成形後、
接着して閉じるようにしたウエザーストリップの型成形
部12において、中芯抜き孔40を基底部20に対して
略垂直方向に閉じるように接着・閉鎖した時、基底部2
0の底面が押出成形部の底面と面一になる如く型成形時
に、中芯抜き孔40の幅Hに等しい厚さHだけ、基底部
20の中芯抜き孔40側の底面を下方に突出させてあ
る。
【0007】第2の本考案は、ウエザーストリップ押出
成形部10,10に接続成形する型成形部には、ボディ
パネル60・サッシュ65等に取付ける基底部20に中
空シール部30を一体に結合してなり、且つ型成形時中
空部を形成するために中芯を挿入し、型成形後、その中
芯を抜き出すために、中空シール部30背面付け根に中
芯抜き孔40を開け、型成形後、接着して閉じるように
したウエザーストリップの型成形部12において、ファ
スナー70を介してボディパネル60の段部に取付ける
ようにしてなり、基底部20の中芯抜き孔40側の下端
の、ボディパネル60段部の曲率半径の大きいコーナー
61に当接する基底部隅部Rの曲率半径を小さくして基
底部隅部Rを角張らせ、中芯抜き孔40を基底部20に
対して略垂直方向に閉じるように接着・閉鎖してボディ
パネル60の段部に取付けた時、基底部20の中芯抜き
孔40側が、中芯抜き孔40の幅Hに対応した高さだけ
上昇する寸法に設定してある。
【0008】
【実施例】第1の本考案の実施例について図1・図4及
び図5によって説明すると、ウエザーストリップ押出成
形部10,10に接続成形する型成形部は、次のように
構成される。すなわち、20はボディパネル60・サッ
シュ65等に取付ける基底部、30は基底部20に一体
に結合してなる中空シール部、40は型成形時中空部を
形成するために挿入した中芯を凹成形後抜き出すための
中芯抜き孔であって、中空シール部30背面付け根に開
けてある。基底部20について、さらに詳細に説明する
と、中芯抜き孔40を基底部20に対して略垂直方向に
閉じるように接着・閉鎖した状態で、基底部20の底面
が押出成形部の底面と面一になる如く、型成形時に、中
芯抜き孔40の幅Hに等しい厚さHだけ、基底部20の
中芯抜き孔40側の底面を下方に突出させてある。な
お、50はリップである。
【0009】第2の本考案の実施例について図1・図6
及び図7によって説明すると、基底部20を除き、前記
第1の実施例と同様の構成してなり、ファスナー70を
介してボディパネル60の段部に取付けるようにしたも
のであって、基底部20の中芯抜き孔40側の下端の、
ボディパネル60段部の曲率半径の大きいコーナー61
に当接する基底部隅部Rの曲率半径を小さくして基底部
隅部Rを角張らせ、中芯抜き孔40を基底部20に対し
て略垂直方向に閉じるように接着・閉鎖してボディパネ
ル60の段部に取付けた時、基底部20の中芯抜き孔4
0側が、中芯抜き孔40の幅Hに対応した高さだけ上昇
する寸法に設定してある。
【0010】作用について説明すると、第1の考案は、
型成形後、中芯抜き孔40を接着、閉鎖した時、基底部
20は持ち上げられるが、上記のように中芯抜き孔40
の側が厚くしてあるため、基底部20の底面が押出成形
部の底面と面一になり、シール性・外観・組み付け性が
損なわれることは起こらない。
【0011】また第2の考案は、中芯抜き孔40を基底
部20に対して略垂直方向に閉じるように接着・閉鎖し
てボディパネル60に取付けた時、基底部20の中芯抜
き孔40側の下端の、ボディパネル60段部の曲率半径
の大きいコーナー61に当接する基底部隅部Rの曲率半
径を小さくして基底部隅部Rを角張らせ、基底部20の
底面が中芯抜き孔40の幅Hに対応した高さだけ上昇す
る寸法に設定してあるため、ボディパネル60にコーナ
ー部が干渉して、中芯抜き孔40側が上がり、シール性
・外観・組み付け性が損なわれるようなことはない。。
【0012】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されるため、
基底部20の変形がなく、シール性・外観・組み付け性
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ウエザーストリップの要部を示す斜視図であ
る。
【図2】従来例を示す図1のA−A断面図である。
【図3】図2の中芯抜き孔を接着・閉鎖した状態を示す
断面図である。
【図4】第1の本考案の実施例を示す図1のA−A断面
図である。
【図5】図4の中芯抜き孔を接着・閉鎖し、サッシュに
嵌着した状態を示す断面図である。
【図6】第2の本考案の実施例を示す図1のA−A断面
図である。
【図7】図6の中芯抜き孔を接着・閉鎖し、ボティパネ
ルに取付けた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 押出成形部 12 型成形部 20 基底部 30 中空シール部 40 中芯抜き孔 50 リップ 60 ボディパネル 61 コーナー 65 サッシュ 70 ファスナー B 接着剤 H 幅,厚さ R 隅部 X 変位量

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエザーストリップ押出成形部(10,
    10)に接続成形する型成形部には、ボディパネル(6
    0)・サッシュ(65)等に取付ける基底部(20)に
    中空シール部(30)を一体に結合してなり、且つ型成
    形時中空部を形成するために中芯を挿入し、型成形後、
    その中芯を抜き出すために、中空シール部(30)背面
    付け根に中芯抜き孔(40)を開け、型成形後、接着し
    て閉じるようにしたウエザーストリップの型成形部(1
    2)において、中芯抜き孔(40)を基底部(20)に
    対して略垂直方向に閉じるように接着・閉鎖した時、基
    底部(20)の底面が押出成形部の底面と面一になる如
    く型成形時に、中芯抜き孔(40)の幅(H)に等しい
    厚さ(H)だけ、基底部(20)の中芯抜き孔(40)
    側の底面を下方に突出させてなるウエザーストリップの
    型成形部。
  2. 【請求項2】 ウエザーストリップ押出成形部(10,
    10)に接続成形する型成形部には、ボディパネル(6
    0)・サッシュ(65)等に取付ける基底部(20)に
    中空シール部(30)を一体に結合してなり、且つ型成
    形時中空部を形成するために中芯を挿入し、型成形後、
    その中芯を抜き出すために、中空シール部(30)背面
    付け根に中芯抜き孔(40)を開け、型成形後、接着し
    て閉じるようにしたウエザーストリップの型成形部(1
    2)において、ファスナー(70)を介してボディパネ
    ル(60)の段部に取付けるようにしてなり、基底部
    (20)の中芯抜き孔(40)側の下端の、ボデイパネ
    ル(60)段部の曲率半径の大きいコーナー(61)に
    当接する基底部隅部(R)の曲率半径を小さくして基底
    部隅部(R)を角張らせ、中芯抜き孔(40)を基底部
    (20)に対して略垂直方向に閉じるように接着・閉鎖
    してボディパネル(60)の段部に取付けた時、基底部
    (20)の中芯抜き孔(40)側が、中芯抜き孔(4
    0)の幅(H)に対応した高さだけ上昇する寸法に設定
    したウエザーストリップの型成形部。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017170970A (ja) * 2016-03-22 2017-09-28 豊田合成株式会社 自動車用ドアウエザストリップ

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