JPS5813114Y2 - エア−ポット用ベロ−ズ ポンプ - Google Patents
エア−ポット用ベロ−ズ ポンプInfo
- Publication number
- JPS5813114Y2 JPS5813114Y2 JP1976012621U JP1262176U JPS5813114Y2 JP S5813114 Y2 JPS5813114 Y2 JP S5813114Y2 JP 1976012621 U JP1976012621 U JP 1976012621U JP 1262176 U JP1262176 U JP 1262176U JP S5813114 Y2 JPS5813114 Y2 JP S5813114Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bellows tube
- pleat
- bellows
- air pot
- bellows pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
- Diaphragms And Bellows (AREA)
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は熱可塑性合成樹脂製のエアーポット用ベローズ
の改良に係り、ベローズ筒の各ひだの折り返し部を除い
たひだ壁外表面に隆起部を設け、該隆起部の設置位置と
その形状に工夫を凝らし、ベローズポンプ作動時に発生
する音鳴りを防止したものである。
の改良に係り、ベローズ筒の各ひだの折り返し部を除い
たひだ壁外表面に隆起部を設け、該隆起部の設置位置と
その形状に工夫を凝らし、ベローズポンプ作動時に発生
する音鳴りを防止したものである。
ベローズポンプは近来空気圧を利用して、まほうびんの
中びん内の収容液を注出するいわゆるエアーポットに多
く用いられるようになってきた。
中びん内の収容液を注出するいわゆるエアーポットに多
く用いられるようになってきた。
この種のベローズポンプのベローズ筒は、ポリエチレン
、ポリプロピレンのような熱可塑性合成樹脂で製造され
、これを最後まで圧縮すると、上下に隣接するひだのう
ち表側のひだ壁間の空気が排除されて両壁面があたかも
密着したように重なり合い、各ひだ壁の中央部分は全周
に亙って第４図のように確実に密着して重なり合うよう
になる。
、ポリプロピレンのような熱可塑性合成樹脂で製造され
、これを最後まで圧縮すると、上下に隣接するひだのう
ち表側のひだ壁間の空気が排除されて両壁面があたかも
密着したように重なり合い、各ひだ壁の中央部分は全周
に亙って第４図のように確実に密着して重なり合うよう
になる。
この状態から圧縮を釈放すると、ベローブ筒は内装した
スパイラルバネの戻り弾力により伸長し始めるが、この
瞬間前記ベローズ筒の表側であるひだ壁中央部の密着状
態部分が急激に開かれて上下に隣接するひだ壁が互に離
れ、この部分に外周から内方に向けて急速に空気が侵入
し奇音を発し、使用者に不快感を与えていた。
スパイラルバネの戻り弾力により伸長し始めるが、この
瞬間前記ベローズ筒の表側であるひだ壁中央部の密着状
態部分が急激に開かれて上下に隣接するひだ壁が互に離
れ、この部分に外周から内方に向けて急速に空気が侵入
し奇音を発し、使用者に不快感を与えていた。
本考案は、このベローズ筒が伸長するときに発する音鳴
りを防止すべく、ベローズ筒の各ひだ壁外表面に設けた
隆起部の位置とその形状を工夫し、従来品の金型の一部
を加工して合理的な隆起部を形成するという改良を加え
たものである。
りを防止すべく、ベローズ筒の各ひだ壁外表面に設けた
隆起部の位置とその形状を工夫し、従来品の金型の一部
を加工して合理的な隆起部を形成するという改良を加え
たものである。
本考案の実施例を添付の図面について説明する。
ポリエチレン、ポリプロピレン等の熱可塑性合成樹脂製
のベローズ筒１の上下両目部に、熱可塑性合成樹脂製の
上板２と下板３を結合する。
のベローズ筒１の上下両目部に、熱可塑性合成樹脂製の
上板２と下板３を結合する。
そして、ベローズ筒１内には、ベローズ筒１が圧縮時か
ら復帰伸長するスパイラルバネ７を中心線上に挿入する
。
ら復帰伸長するスパイラルバネ７を中心線上に挿入する
。
基体的にはこれによりベローズポンプは完成されること
になる。
になる。
ベローズ筒１の各ひだのひだ壁外表面には、第３図に示
すように各ひだの内外両折り返し部９．１０を除いて、
ひだ壁中央部の数カ所から外周及び内周方向に直線的な
放射状の隆起部５を複数個設ける。
すように各ひだの内外両折り返し部９．１０を除いて、
ひだ壁中央部の数カ所から外周及び内周方向に直線的な
放射状の隆起部５を複数個設ける。
又ひだ壁外表面の隆起部５は、第２図に示すように圧縮
時には各ひだ壁を介して上下に重なるような同一線上の
位置に設け、ひだ壁間にまたがらないようにする。
時には各ひだ壁を介して上下に重なるような同一線上の
位置に設け、ひだ壁間にまたがらないようにする。
第３図では、この隆起部５をベローズ筒１の各ひだ壁外
表面の下側面４ごとに設けた状態を示しである。
表面の下側面４ごとに設けた状態を示しである。
勿論この隆起部５は、ベローズ筒１の各ひだ外表面の上
側面でもよい。
側面でもよい。
本考案においては、ベローズ筒１を圧縮させたときには
、ベローズ筒１の各ひだ壁はその外表面に設けた隆起部
５の存在により、特にひだ壁の中央部分において密着す
ることがなく、各ひだ壁間に僅少の間隙８ができ、全面
において重なり合うことがなく、ベローズ筒１が伸長す
るときに音鳴りを防止し使用者に不快感を与えない効果
がある。
、ベローズ筒１の各ひだ壁はその外表面に設けた隆起部
５の存在により、特にひだ壁の中央部分において密着す
ることがなく、各ひだ壁間に僅少の間隙８ができ、全面
において重なり合うことがなく、ベローズ筒１が伸長す
るときに音鳴りを防止し使用者に不快感を与えない効果
がある。
又、隆起部５は各ひだの折り返し部を除いて設けられて
いるので、エアーポット用のベローズ筒１の屈曲性能は
全く損なわれず、長年に亙り使用しても上記折り返し部
が破損することが少ないという特長がある。
いるので、エアーポット用のベローズ筒１の屈曲性能は
全く損なわれず、長年に亙り使用しても上記折り返し部
が破損することが少ないという特長がある。
添付図面の第１図ないし第３図は、本考案によるエアー
ボッＩ・用ベローズポンプの実施例を示すもので、第１
図は全体の縦断面図、第２図は圧縮されたベローズ筒の
一部分の側面図、第３図はひだ壁下側面の一部分の平面
図、第４図は従来品のベロー＝ズ筒の圧縮時の状態を示
す縦断面図である。 １・・・・・・ベローズ筒、２・・・・・・上板、３・
・・・・・下板、４・・・・・・ひだ壁の下側面、５・
・・・・・隆起部、７・・・・・・スパイラルバネ、８
・・・・・・間隙、９．１０・・・・・・折り返し部。
ボッＩ・用ベローズポンプの実施例を示すもので、第１
図は全体の縦断面図、第２図は圧縮されたベローズ筒の
一部分の側面図、第３図はひだ壁下側面の一部分の平面
図、第４図は従来品のベロー＝ズ筒の圧縮時の状態を示
す縦断面図である。 １・・・・・・ベローズ筒、２・・・・・・上板、３・
・・・・・下板、４・・・・・・ひだ壁の下側面、５・
・・・・・隆起部、７・・・・・・スパイラルバネ、８
・・・・・・間隙、９．１０・・・・・・折り返し部。
Claims (1)
- ポリエチレン、ポリプロピレン等の熱可塑性合成樹脂製
のベローズ筒内に戻り弾力用スパイラルバネを内装した
エアーポット用ベローズポンプにおいて、ベローズ筒の
各ひだの折り返し部を除いたひだ壁外表面の上面側又は
下面側のいずれかの面に、放射状の隆起部を複数個設け
、ベローズ筒を圧縮したときには上下に隣接するひだ壁
外表面の各隆起部が各ひだ壁を介して上下−直線上に重
なり、各ひだ壁間に僅少の間隙を形成したことを特徴と
するエアーポット用ベローズポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976012621U JPS5813114Y2 (ja) | 1976-02-05 | 1976-02-05 | エア−ポット用ベロ−ズ ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976012621U JPS5813114Y2 (ja) | 1976-02-05 | 1976-02-05 | エア−ポット用ベロ−ズ ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52104107U JPS52104107U (ja) | 1977-08-08 |
| JPS5813114Y2 true JPS5813114Y2 (ja) | 1983-03-14 |
Family
ID=28472947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976012621U Expired JPS5813114Y2 (ja) | 1976-02-05 | 1976-02-05 | エア−ポット用ベロ−ズ ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5813114Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-02-05 JP JP1976012621U patent/JPS5813114Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52104107U (ja) | 1977-08-08 |
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