JPH0116491Y2 - - Google Patents

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JPH0116491Y2
JPH0116491Y2 JP18919883U JP18919883U JPH0116491Y2 JP H0116491 Y2 JPH0116491 Y2 JP H0116491Y2 JP 18919883 U JP18919883 U JP 18919883U JP 18919883 U JP18919883 U JP 18919883U JP H0116491 Y2 JPH0116491 Y2 JP H0116491Y2
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフイルタエレメント、特にシート状
材を放射状にひだ折り加工してなるフイルタエレ
メントの改良に係るものである。
従来、細長いシート状材を短手方向に多数の
ひだを形成せしめて折りたたみ、長手の一側を中
心とし、他方の側を外周となるように円形に形成
して(第10図の1参照)、稜線(折目)が放射
状に配された、即ち、山部、谷部が放射状に交互
に形成された過エレメントは知られている。
しかしながらこのような従来のエレメントは、
折目ひだが外周側から中心部に近ずくにしたがつ
て、密集するため第7図に示すように、隣り合う
材表面が互いに中心部近傍5から接触し、密着
する区域6が生じ、かつ中心部程密着性が強くな
る。そのため過面積が少なくなり、過効率が
低下する。このような現象を除くためにはひだの
数を少なくすることになるが、そうすると材全
体の過面積も減少する。したがつて従来のもの
は、中心部近傍で接触しない範囲を限度としたひ
だ数のものしか得られず、その結果過面積が制
約されるという欠点があつた。
本考案は従来のこのような欠点を改良し、長尺
の材の使用を可能とし、多数のひだを形成して
も上記のような不都合を生ずることなく過面積
を大きくし効率よく過機能を発揮せしめるよう
にしたものである。
すなわち本考案は、使用するシート状材の中
心部及び中心部近傍の区域の厚さを例えば熱プレ
ス等の手段により、他の部分より薄く形成したも
のを用いることにより、従来の問題点を解決した
ものである。
以下図面に実施例を例示して説明する。
第1図はシート状材(例えば紙、不織布、
スポンジ板など、以下単に材という)の一部を
展開して示す斜視図である。1は材で2は第2
図に断面を示すように中心部になる側に形成され
た厚さの薄い部分であつて、通常熱プレス等の手
段により圧縮加工により形成する。このような
材を第1図に示すように一定間隔で折りたたん
で、山部3及び谷底部3aを交互に形成する。こ
のような材を用いるため第3図に上面図で示す
ように折り目の頂部すなわち山部3は中心部近傍
から中心部にかけて痩尾根状に薄く形成され、谷
底部裏面も同様となる。したがつてこの部分を中
心として円形状にエレメント本体を形成すると、
第6図に示すように、隣り合う山部3は接触する
ことなく、本体の中心部まで谷部4が確実に形成
されたものとなる。第4図は従来の材1′の断
面図で、この場合は第5図に示すように山部3′
はそのまま中心部側も材1′の2倍の厚さにな
つている。したがつて、これでフイルタエレメン
ト本体を形成させると第7図に示すように中心部
近傍5から隣り合う山部3′は相互に接触し中心
に至る間に密着区域6が生じ谷部空間は4′で示
すように著しく減少するばかりでなく、材も中
心部内筒の外周を囲み得る範囲のひだ数に制限さ
れるので、長尺のものは使用できない。
一方本考案によれば、第6図に示すように形成
されるから、長尺のものを用いてひだ数の多いも
のが得られ、しかも相互に接することなく中心部
まで谷4が形成されるので、過面積が著しく増
大し、液体の通過抵抗も低減される。なお本考案
によれば第8図に示すように中心部に内筒を設け
ることなく材のみをもつて円形に形成すること
も可能であり、更に第9図に示すように中心部に
形成される円筒状空間にスポンジその他の多孔性
材を芯として充填して本体を構成することもで
きる。また第10図に示す外筒8は通常プラスチ
ツク材料又は金属を用いるが、過性材料により
構成してもよい。9は底板を示す。
以上のように本考案フイルタエレメントは、従
来のものと同等の大きさで、過効率の著しく高
いものが得られ、その効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の材を展開して示す斜視図、
第2図は同じく材の一部の断面図、第3図は山
部の平面図、第4図は従来の材の断面図、第5
図はそれによる山部の平面図、第6図は本考案フ
イルタエレメントの上面図、第7図は従来のフイ
ルタエレメントの上面図、第8図及び第9図は本
考案の実施例を示す上面図、第10図はフイルタ
エレメントの構造の概略を示す一部切欠斜視図で
ある。 1……材シート、2……肉厚の薄い部分、3
……山部、4……谷部、6……密着区域。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シート状材を多数のひだを形成して折りたた
    み、そのひだの稜線をエレメント本体の中心部か
    ら放射状に配して構成したフイルタエレメントに
    おいて、前記シート状材は、その厚さが中心部
    及びその近傍の区域が他の部分より薄く形成され
    たものであることを特徴とするフイルタエレメン
    ト。
JP18919883U 1983-12-09 1983-12-09 フイルタエレメント Granted JPS6095914U (ja)

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JP18919883U JPS6095914U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 フイルタエレメント

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JP18919883U JPS6095914U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 フイルタエレメント

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Publication Number Publication Date
JPS6095914U JPS6095914U (ja) 1985-06-29
JPH0116491Y2 true JPH0116491Y2 (ja) 1989-05-16

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JPS6095914U (ja) 1985-06-29

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