JPS5822843Y2 - デフロスタ−ノズル - Google Patents
デフロスタ−ノズルInfo
- Publication number
- JPS5822843Y2 JPS5822843Y2 JP1978149447U JP14944778U JPS5822843Y2 JP S5822843 Y2 JPS5822843 Y2 JP S5822843Y2 JP 1978149447 U JP1978149447 U JP 1978149447U JP 14944778 U JP14944778 U JP 14944778U JP S5822843 Y2 JPS5822843 Y2 JP S5822843Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air outlet
- outlet member
- air
- fitted
- fitting part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は例えば自動車などに用いられるデフロスタ−ノ
ズルに関する。
ズルに関する。
従来、例えば、第1図ないし第3図に示す如く、デフロ
スタ−ノズルはエア吹出口1および1個のエアー導入孔
2を有するセンターダクト3と、このセンターダクト3
0両側に取付けられエア吹出口4およびサイドデフロス
タ−用のエア吹出口5を有するサイドダクト6とにより
形成されたものが知られている。
スタ−ノズルはエア吹出口1および1個のエアー導入孔
2を有するセンターダクト3と、このセンターダクト3
0両側に取付けられエア吹出口4およびサイドデフロス
タ−用のエア吹出口5を有するサイドダクト6とにより
形成されたものが知られている。
しかし、このようなものにおいては、エア吹出口1,4
はブロー底形の一体品であることが多いため、そのガイ
ド壁7,8は内側に彎曲変形しやすくかつその内面は波
状の不規則面となり、エアーの吹出方向およびその吹出
量に不良が生じやすい欠点があった。
はブロー底形の一体品であることが多いため、そのガイ
ド壁7,8は内側に彎曲変形しやすくかつその内面は波
状の不規則面となり、エアーの吹出方向およびその吹出
量に不良が生じやすい欠点があった。
更には、エア吹出口1,4は、吹出すエアーに方向性を
与えかつダクト内部の圧力を高め吹出量を一定にするた
めそのガイド壁7,8の高さhを大きく採る必要があり
、その結果デフロスタ−ノズル全体の高さHも大きくな
る欠点があった。
与えかつダクト内部の圧力を高め吹出量を一定にするた
めそのガイド壁7,8の高さhを大きく採る必要があり
、その結果デフロスタ−ノズル全体の高さHも大きくな
る欠点があった。
本考案は、このような点を改良するものであり、ダクト
本体にこれと別体に形成した吹出口部材を嵌合させるこ
とにより、吹出口部材の形が変形せずかつ全体として小
型のデフロスタ−ノズルを提供するものである。
本体にこれと別体に形成した吹出口部材を嵌合させるこ
とにより、吹出口部材の形が変形せずかつ全体として小
型のデフロスタ−ノズルを提供するものである。
次に本考案の実施例を第4図ないし第8図に基き説明す
る。
る。
51はセンターダクト、52はサイドダクトで、この両
ダク)51.52は結合部53にて完全にシールされて
ダクト本体68を形成している。
ダク)51.52は結合部53にて完全にシールされて
ダクト本体68を形成している。
そしてセンターダクト51はその中央の下面にエアーの
導入孔54およびその上面にエアーの吹出口55が形成
されている。
導入孔54およびその上面にエアーの吹出口55が形成
されている。
サイドダクト52はその上面にエアーの吹出口56、そ
の−側端部にサイドデフロスタ−用の吹出口57が形成
されている。
の−側端部にサイドデフロスタ−用の吹出口57が形成
されている。
吹出口55.56はそれぞれダク)51.52に沿って
長い長方形状に形成され、その縁部58は外側上方向に
折曲され、捷たその長手方向の一対の縁部58a、58
bには外側に向けて2対、つ1す4個の嵌合部59が対
称に形成されている。
長い長方形状に形成され、その縁部58は外側上方向に
折曲され、捷たその長手方向の一対の縁部58a、58
bには外側に向けて2対、つ1す4個の嵌合部59が対
称に形成されている。
61は対応する吹出口55.56に挿入可能な長方形状
の断面を有するよう合成樹脂を射出成形することにより
形成した中空筒状の吹出口部材である。
の断面を有するよう合成樹脂を射出成形することにより
形成した中空筒状の吹出口部材である。
この吹出口部材61はその一端開ロ62側より吹出口5
5.51介してダクト51,52の内部にその大半を挿
入さへ他端開口63端付近においてその長手方向の一対
の側面64に設けられた2対の、つ1す4個の被嵌合部
65にて吹出口55.56の縁部58に設けた嵌合部5
9と嵌合している。
5.51介してダクト51,52の内部にその大半を挿
入さへ他端開口63端付近においてその長手方向の一対
の側面64に設けられた2対の、つ1す4個の被嵌合部
65にて吹出口55.56の縁部58に設けた嵌合部5
9と嵌合している。
そして、この吹出口部材610周面64においては、上
記被嵌合部65と同一レベルの外周囲に一端開ロ62側
に向けてその断面がL字状の傘形に形成されたシール部
66が設けられ、嵌合部59と被嵌合部65とが嵌合し
ている状態において、つまりダクト51.52に吹出口
部材61が取付けられた状態で、吹出口55,56の外
側上方に折曲された縁部58と上記シール部66とが第
7図に示す如く互いに噛み合い、その縁部58の周面6
4の間を良好にシールしている。
記被嵌合部65と同一レベルの外周囲に一端開ロ62側
に向けてその断面がL字状の傘形に形成されたシール部
66が設けられ、嵌合部59と被嵌合部65とが嵌合し
ている状態において、つまりダクト51.52に吹出口
部材61が取付けられた状態で、吹出口55,56の外
側上方に折曲された縁部58と上記シール部66とが第
7図に示す如く互いに噛み合い、その縁部58の周面6
4の間を良好にシールしている。
67は吹出口部材61の長辺側の周面64に設けられた
小通孔である。
小通孔である。
この小通孔67は、ダク)51.52に吹出口部材61
が取付けられた状態でダク)51.52の内部において
ダクト51゜520吹出口55.56に隣接する吹出口
部材61の長辺側の周面64位置に複数個形成されてい
る。
が取付けられた状態でダク)51.52の内部において
ダクト51゜520吹出口55.56に隣接する吹出口
部材61の長辺側の周面64位置に複数個形成されてい
る。
これにより、吹出口部材61より吹出されるエアーの流
路は第8図に示す如く矢印aで示すものの他、矢印すで
示すものも生ずる為、ダクト51゜52内部の圧力が一
定以上高くなっても、エアーが縁部58と周面64の間
からもれることがなく効率よくエアーを吸入し吸出する
ことかできる。
路は第8図に示す如く矢印aで示すものの他、矢印すで
示すものも生ずる為、ダクト51゜52内部の圧力が一
定以上高くなっても、エアーが縁部58と周面64の間
からもれることがなく効率よくエアーを吸入し吸出する
ことかできる。
本考案によれば、ダクト本体の周面に開口させた吹出口
にこれと別部材の中空筒状の吹出口部材を挿入し、前記
吹出口の縁の嵌合部と吹出口部材の外周被嵌合部とを嵌
合させたから、ダクト本体と吹出口部材をダクト本体と
別部材で形成して、吹出口部材のみを経時変化や高温雰
囲気などと変形しにくい材質のもので形成することによ
りエアーの吹出方向や吹出量に支障を来さないようにす
ることかでき、かつ嵌合部と被嵌合部の嵌合により両者
の組立作業も容易にすることができる。
にこれと別部材の中空筒状の吹出口部材を挿入し、前記
吹出口の縁の嵌合部と吹出口部材の外周被嵌合部とを嵌
合させたから、ダクト本体と吹出口部材をダクト本体と
別部材で形成して、吹出口部材のみを経時変化や高温雰
囲気などと変形しにくい材質のもので形成することによ
りエアーの吹出方向や吹出量に支障を来さないようにす
ることかでき、かつ嵌合部と被嵌合部の嵌合により両者
の組立作業も容易にすることができる。
また、中空筒状の吹出口部材の一端をダクト本体内に深
く挿入して開口させ、他端をダクト本体の吹出口より少
許外方へ突出させて開口させたから、吹出口部材がダク
ト本体から突出する部分が少く吹出口部材を含むダクト
本体の占有空間を少くすることができるとともにダクト
本体内に深く挿入された吹出口部材によってエアーの直
線案内距離を延長しエアーに方向性を与えかつ吹出量を
略一定に定めることができる。
く挿入して開口させ、他端をダクト本体の吹出口より少
許外方へ突出させて開口させたから、吹出口部材がダク
ト本体から突出する部分が少く吹出口部材を含むダクト
本体の占有空間を少くすることができるとともにダクト
本体内に深く挿入された吹出口部材によってエアーの直
線案内距離を延長しエアーに方向性を与えかつ吹出量を
略一定に定めることができる。
またダクト本体内において吹出口に近い吹出口部材の周
面には複数の小通孔を開口させたから、ダクト本体内の
圧力が高くなったときに吹出口附近のエアーを小通孔よ
りダクト本体内よりも低圧の吹出口部材内に逃がし、吹
出口と吹出口部材の嵌合部からのエアーの洩れを防ぎ効
率の良い吹出しをさせることができる。
面には複数の小通孔を開口させたから、ダクト本体内の
圧力が高くなったときに吹出口附近のエアーを小通孔よ
りダクト本体内よりも低圧の吹出口部材内に逃がし、吹
出口と吹出口部材の嵌合部からのエアーの洩れを防ぎ効
率の良い吹出しをさせることができる。
また、合成樹脂射出底形で吹出口部材を形成し吹出口部
材を比較的硬質材料で形成することによりその変形を防
止することができ、更にはその内面が不規則面となるこ
とも防止することができ、そのためエアーの吹出方向お
よび吹出量を一定にすることができる。
材を比較的硬質材料で形成することによりその変形を防
止することができ、更にはその内面が不規則面となるこ
とも防止することができ、そのためエアーの吹出方向お
よび吹出量を一定にすることができる。
第1図は従来のデフロスタ−ノズルの一実施例を示す上
面図、第2図は第1図■−■側断面図、第3図は第1図
■−■縦断面図、第4図は本考案のデフロスタ−ノズル
の一実施例を示す側断面図、第5図は第4図IV−IV
縦断面図、第6図は第5図の一部拡大図、第7図は第4
図の一部拡大図、第8図はそのエアーの流路の説明図で
ある。 55.56・・・・・・エアーの吹出口、58・・・・
・・縁部、59・・・・・・嵌合部、61・・・・・・
吹出口部材、64・・・・・・周面、65・・・・・・
被嵌合部、67・・・・・・小通孔、68・・・・・・
ダクト本体。
面図、第2図は第1図■−■側断面図、第3図は第1図
■−■縦断面図、第4図は本考案のデフロスタ−ノズル
の一実施例を示す側断面図、第5図は第4図IV−IV
縦断面図、第6図は第5図の一部拡大図、第7図は第4
図の一部拡大図、第8図はそのエアーの流路の説明図で
ある。 55.56・・・・・・エアーの吹出口、58・・・・
・・縁部、59・・・・・・嵌合部、61・・・・・・
吹出口部材、64・・・・・・周面、65・・・・・・
被嵌合部、67・・・・・・小通孔、68・・・・・・
ダクト本体。
Claims (2)
- (1)周面に適当間隔で吹出口を開口させたダクト本体
と、前記吹出口より前記ダクト本体内に一端が深く挿入
されて開口され他端を少許前記吹出口より外方へ突出さ
せて開口した中空筒状の吹出口部材とより成り、前記吹
出口の縁部に設けた嵌合部に前記吹出口部材の外周に形
成された被嵌合部を嵌合させ、前記ダクト本体内におい
て前記吹出口附近の前記吹出口部材の局面数ケ所に小通
孔を開口させたことを特徴とするデフロスタ−ノズル。 - (2)吹出口部材が合成樹脂の射出成形により形成され
た比較的硬質材料よりなることを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第1項記載のデフロスタ−ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978149447U JPS5822843Y2 (ja) | 1978-10-30 | 1978-10-30 | デフロスタ−ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978149447U JPS5822843Y2 (ja) | 1978-10-30 | 1978-10-30 | デフロスタ−ノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5565247U JPS5565247U (ja) | 1980-05-06 |
JPS5822843Y2 true JPS5822843Y2 (ja) | 1983-05-16 |
Family
ID=29132782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978149447U Expired JPS5822843Y2 (ja) | 1978-10-30 | 1978-10-30 | デフロスタ−ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5822843Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS493711U (ja) * | 1972-04-13 | 1974-01-12 |
-
1978
- 1978-10-30 JP JP1978149447U patent/JPS5822843Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS493711U (ja) * | 1972-04-13 | 1974-01-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5565247U (ja) | 1980-05-06 |
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