JPH074717Y2 - 蓄積型光電式煙感知器 - Google Patents

蓄積型光電式煙感知器

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JPH074717Y2
JPH074717Y2 JP11390785U JP11390785U JPH074717Y2 JP H074717 Y2 JPH074717 Y2 JP H074717Y2 JP 11390785 U JP11390785 U JP 11390785U JP 11390785 U JP11390785 U JP 11390785U JP H074717 Y2 JPH074717 Y2 JP H074717Y2
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smoke
circuit
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JP11390785U
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JPS6222544U (ja
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一成 森末
晃一 中尾
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、煙を感知した時点から蓄積時間の計時を開始
し、蓄積時間の終了後に煙の存在を受信機に知らせる蓄
積型光電式煙感知器に関するものである。
〔背景技術〕
従来より、煙を感知すると蓄積時間の計時を開始し、蓄
積時間の終了後に煙の存在を受信機に知らせるようにし
た蓄積型光電式煙感知器(以下、煙感知器と略称する)
が提供されている。すなわち、煙を感知した時点から蓄
積時間を計時し、蓄積時間が終了しても煙が感知されて
いるときに初めて受信機に知らせることによって、一過
性のノイズによる誤動作を防止することを目的として蓄
積時間が設定される。蓄積時間は、誤報や失報を防止す
るための重要な要素であるから、正確に測定することが
要求される。
一方、煙感知器は、間欠的(たとえば、3秒間隔)に発
光する発光素子を備え、発光素子からの光を煙が導入さ
れる監視空間に照射し、監視空間からの光を受光素子で
受光することによって、煙粒子の存在を検出するように
構成されている。また、煙感知器の電源は回線を通して
受信機から供給され、蓄積時間の終了後に回線を短絡す
ることによって、煙を感知したことを受信機に知らせる
ように構成されている。蓄積時間や煙感知器の原理につ
いては従来より周知である。
蓄積時間を測定するには、蓄積時間の計時動作に対応す
る信号を発生させ、この信号を外部に出力するための端
子を特別に設けることが考えられるが、回線に接続する
端子のほかに別の端子を設けると、耐ノイズ性の低下を
招くおそれがある。したがって、受信機(または、その
代用物)と煙感知器とを接続する回線に電流計を挿入し
た状態で、反射ピン等の強制作動用煙代用物を発光素子
の発光周期に同期させて煙感知器の監視空間に投入し、
煙感知器から受信器に対して煙の存在を知らせる信号の
発生時点を、煙感知器への給電状態から回線の短絡状態
への電流値の変化として検出することによって、煙代用
物の投入時点から電流値の変化時点までの時間を蓄積時
間の目安として用いているのが現状である。
上述した蓄積時間の測定方法では、蓄積時間の計時開始
時点が、煙代用物の投入時点で代用されるが、煙代用物
の投入時点を発光素子の発光時点に一致させるのが難し
いから、蓄積時間の正確な測定は取付現場では実際には
困難である。
〔考案の目的〕
本考案は上述の問題点に鑑みて為されたものであり、取
付現場でも蓄積時間を容易かつ正確に測定することがで
きる蓄積型光電式煙感知器を提供することを目的とす
る。
〔考案の開示〕
本考案に係る蓄積型光電式煙感知器は、間欠的に発光す
る発光素子からの光を受光し受光量の変化により煙を感
知する煙感知回路と、煙感知回路が煙を感知したときに
出力する蓄積開始信号を受けて動作を開始し一定の蓄積
時間の経過後に煙感知回路が煙を感知しているとドライ
ブ信号を発生する蓄積回路と、受信機への回線の線間に
挿入されてドライブ信号の有無に応じてオン、オフする
スイッチング回路と、回線を通して給電され出力が電流
制限回路を介して煙感知回路および蓄積回路に電源とし
て供給される定電圧回路とを備えた蓄積型光電式煙感知
器において、上記定電圧回路の出力端間にトランジスタ
のエミッタ−コレクタと抵抗との直列回路が接続され、
上記蓄積回路は上記蓄積時間の間にトランジスタをオン
にする信号を出力するものである。
上記構成では、煙感知器の内部回路には定電圧回路を通
して給電されるのであって、定電圧回路の出力端間に
は、蓄積時間に同期してオンになるトランジスタのエミ
ッタ−コレクタと抵抗との直列回路が接続されているの
で、蓄積時間の計時中には、トランジスタがオンである
ことによって定電圧回路の出力側のインピーダンスが低
くなる結果、蓄積時間中には煙感知器に流入する電流が
増加することになる。したがって、受信機と煙感知器と
を接続する回線に電流計を挿入し、タバコの煙や反射ピ
ン等の煙代用物を用いて蓄積時間の計時を開始させれ
ば、蓄積時間の計時中に対応して電流計での測定電流値
に変化が生じることになり、蓄積時間を正確に測定する
ことができるのである。
実施例 添付図は、本考案に係る蓄積型光電式煙感知器の実施例
のブロック回路図である。以下、同図に基づいて、本実
施例の構成および動作について説明する。
煙感知回路3は、間欠的に発光する発光素子(図示せ
ず)からの光を受光し、受光光量が変化すると煙が存在
するものとして蓄積開始信号を出力する。蓄積回路4で
は、煙感知回路3から蓄積開始信号が出力されると動作
を開始し、一定の蓄積時間が経過した後に煙感知回路3
が煙を感知しているとドライブ信号を出力する。スイッ
チング回路5は、受信機(図示せず)への回線の線間に
挿入され、常時はオフであつて回線の線間を開放し、ド
ライブ信号が発生するとオンになって回線の線間を短絡
する。ここに、回線には端子L,Cが接続される。回線に
は定電圧回路1の入力端が接続され、定電圧回路1は、
回線を通して受信機から供給された電流を定電圧化した
後、出力電流の最大値を制限して後段を保護する電流制
限回路2を通して煙感知回路3および蓄積回路4に電源
を供給する。ところで、定電圧回路1の出力端間には、
トランジスタTrのエミツタ−コレクタと抵抗Rとの直列
回路が接続され、このトランジスタTrは、ベースBが蓄
積回路4に接続されていて、蓄積回路4が蓄積時間であ
る間に出力する信号によつてオンになる。
したがって、煙感知回路3が煙を感知せず、蓄積回路4
が蓄積時間の計時を行っていない場合には、上記トラン
ジスタTrはオフであり、煙感知回路に流入する電流I
Tは、電流制限回路2に流入する電流Iとほぼ等しくな
る。一方、煙感知回路3が煙を感知して蓄積開始信号を
発生すると、蓄積回路4が蓄積時間の計時を開始し、蓄
積時間の間はトランジスタTrが蓄積回路4から発生する
信号によってオンになる。その結果、煙感知器に流入す
る電流ITは、トランジスタTrおよび抵抗Rを通して流れ
る電流I0の分だけ増加するから、蓄積時間の計時中には
回線に流れる電流が増加することになる。すなわち、ト
ランジスタTrがオンになると、定電圧回路1の出力側の
インピーダンスが減少し、それだけ定電圧回路1の出力
電流が増加するのであって、当然のことながら、定電圧
回路1への入力電流も増加し、結果的に、トランジスタ
Trがオフであるときに比較してトランジスタTrがオンで
あるときには、煙感知器に流入する電流ITが増加するこ
とになる。
上述したように、蓄積回路4による蓄積時間の計時中に
は、受信機(図示せず)と煙感知器とを接続する回線に
流れる電流が増加するから、回線に電流計を挿入してお
けば、電流値の変化によって蓄積時間中か否かを判定す
ることができる。したがって、タバコや煙代用物を用い
て煙感知器を強制的に作動させて蓄積時間の計時を開始
させることによって、回線に挿入した電流計の電流値の
変化を観測すれば、蓄積時間中か否かを知ることができ
るのである。すなわち、回線の電流値の変化が蓄積時間
の開始点と終了点とに正確に対応していることによっ
て、蓄積時間の計時開始時点が明瞭ではない従来の測定
方法に比較して、蓄積時間の正確な測定が可能になる。
換言すれば、発光素子の発光期間に同期させて煙代用物
を挿入するというような手間がかからず、取付現場でも
蓄積時間の測定が容易に行えることになる。また、蓄積
時間を測定するために別途に端子を設ける必要がなく、
回線に接続する端子を用いて蓄積時間を測定することが
できるから、蓄積回路4への外部ノイズ等の影響を防止
できるのである。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように、回線を通して給電される定電圧
回路の出力端間にトランジスタのエミッタ−コレクタと
抵抗との直列回路を接続し、蓄積回路が蓄積時間の間に
トランジスタをオンにする信号を出力するので、定電圧
回路の出力側のインピーダンスが蓄積時間中に低減し、
回線から定電圧回路に流入する電流が地積時間中に増加
することによって、回線の電流値の測定により蓄積時間
の開始点と終了点とを正確に知ることができるのであっ
て、結果的に蓄積時間の正確な測定が可能になるという
効果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すブロック回路図である。 1は定電圧回路、2は電流制限回路、3は煙感知回路、
4は蓄積回路、C,Lは端子、Rは抵抗、Trはトランジス
タである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】間欠的に発光する発光素子からの光を受光
    し受光量の変化により煙を感知する煙感知回路と、煙感
    知回路が煙を感知したときに出力する蓄積開始信号を受
    けて動作を開始し一定の蓄積時間の経過後に煙感知回路
    が煙を感知しているとドライブ信号を発生する蓄積回路
    と、受信機への回線の線間に挿入されてドライブ信号の
    有無に応じてオン、オフするスイッチング回路と、回線
    を通して給電され出力が電流制限回路を介して煙感知回
    路および蓄積回路に電源として供給される定電圧回路と
    を備えた蓄積型光電式煙感知器において、上記定電圧回
    路の出力端間にトランジスタのエミッタ−コレクタと抵
    抗との直列回路が接続され、上記蓄積回路は上記蓄積時
    間の間にトランジスタをオンにする信号を出力すること
    を特徴とする蓄積型光電式煙感知器。
JP11390785U 1985-07-25 1985-07-25 蓄積型光電式煙感知器 Expired - Lifetime JPH074717Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6222544U JPS6222544U (ja) 1987-02-10
JPH074717Y2 true JPH074717Y2 (ja) 1995-02-01

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