JPH0124704Y2 - - Google Patents

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JPH0124704Y2
JPH0124704Y2 JP1983072550U JP7255083U JPH0124704Y2 JP H0124704 Y2 JPH0124704 Y2 JP H0124704Y2 JP 1983072550 U JP1983072550 U JP 1983072550U JP 7255083 U JP7255083 U JP 7255083U JP H0124704 Y2 JPH0124704 Y2 JP H0124704Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ポーリング方式の火災センサー端末
器に関する。
従来のこの種のセンサー端末器は、例えば温度
によつて抵抗値が変化する感温素子と固定抵抗と
でブリツジ回路を構成して、ブリツジ回路の出力
電圧が温度によつて変化するようにした温度測定
回路部の検出出力をオペアンプ等の出力回路部を
通してアナログデジタル変換回路に入力させてデ
ジタル信号に変換し、伝送回線を介して入力した
アドレス信号を自己のアドレスと比較して一致し
たときアドレス一致信号を出すアドレス検出回路
の出力によつて前記アナログデジタル変換器を駆
動して前記伝送回線にデジタル信号を送出するよ
うにしている。また、例えば煙濃度によつて検出
電圧が変化するようなイオン式煙火災検出器(測
定回路部)の検出出力は、高インピーダンスの電
界効果トランジスタのゲートに入力させて、該電
界効果トランジスタのソース回路に接続された抵
抗の電圧降下をアナログデジタル変換器に入力さ
せるようにしている。電界効果トランジスタはイ
ンピーダンス変換回路として使用されている。上
記いずれのセンサーも測定回路部を構成するブリ
ツジ回路、イオン式煙検出器等および出力回路部
を構成するオペアンプ、電界効果トランジスタ等
の動作用電圧は、常時供給されている。しかし、
実際にセンサー出力がデジタル値に変換されて伝
送回線に送出されるのは、親局から呼出された時
の僅か1〜2ミリセカンドに過ぎない。すなわ
ち、従来の火災センサー端末器は、不必要な期間
にも動作用電力を消費しているため無駄が多いと
いう欠点がある。これら端末器の動作用電力は、
乾電池等または親局側からの給電によつて供給さ
れるのであるから、電力の浪費は甚だ不都合であ
る。また、感温素子を用いた測定回路部の場合
は、感温素子に常時電力が供給されることによつ
て感温素子の温度が上昇し、実際の周囲温度とは
異なつた検出電圧を出力するおそれがある。すな
わち、測定誤差を生じるという欠点がある。
本考案の目的は、上述の従来の欠点を解消し、
電力を浪費しない火災センサー端末器を提供する
ことにある。
本考案の端末器は、温度、煙濃度等を測定する
測定回路部と、該測定回路部の出力を増幅または
インピーダンス変換する出力回路部と、伝送回線
を介して入力するアドレス信号と自己のアドレス
とを比較し、一致した時にアドレス一致信号を出
力するアドレス検出回路とを備えて、前記伝送回
線の他端に接続された親局からアドレス信号によ
り呼出されたときの前記アドレス検出回路のアド
レス一致信号により前記出力回路部のアナログ出
力を所定の電気信号にして前記伝送回線に送出す
る火災センサー端末器において、前記アドレス検
出回路のアドレス一致信号により正常な測定状態
の前記アナログ出力を返送するのに必要な時間導
通制御されるスイツチ回路と、該スイツチ回路を
介して前記測定回路部および又は前記出力回路部
に電源を供給したことを特徴とする。
次に、本考案について、図面を参照して詳細に
説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示す回路図であ
る。すなわち、伝送回線Lとのインターフエース
を行うインターフエース回路1と、伝送回線Lか
ら入力するアドレス信号と自己のアドレスとを比
較し、一致したときアドレス一致信号を出力する
アドレス検出回路2と、該アドレス検出回路2の
出力時に、入力アナログ信号をデジタル変換した
デジタル信号を出力し前記インターフエース回路
1を介して伝送回線Lに送出するアナログデジタ
ル変換器(A/D)3と、感温素子を含む測定回
路部4と、該測定回路部4の検出出力を入力し、
適用なレベルに増幅する出力回路部5とし、前記
アドレス検出回路部2の出力をベースに接続しエ
ミツタを接地しコレクタを前記測定回路部4の一
端に接続したスイツチ回路としてのトランジスタ
Trとを備えている。測定回路部4の他端は電源
+に接続されている。
次に、本実施例の動作について説明する。伝送
回線Lから入力したアドレス信号が、インターフ
エース回路1を介してアドレス検出回路2に入力
される。アドレス検出回路2は入力信号と自己の
アドレスとを比較し、一致したときは一定時間
(1〜2ミリセカンド)アドレス一致信号を出力
してアナログデジタル変換器3およびトランジス
タTrのベースに供給する。トランジスタTrは、
上記アドレス一致信号によつてオン状態となり測
定回路部4の一端を接地する。これより測定回路
部4に測定用電力が供給され周囲温度に対応した
検出出力が出力回路部5に入力され、出力回路部
5で適当なレベルに増幅されてアナログデジタル
変換器3に供給させる。アナログデジタル変換器
3は入力されたアナログ信号をデジタル信号に変
換してインターフエース回路1を介して伝送回線
Lへ送出する。本実施例では、測定回路部4への
電力供給は、アドレス検出回路2がアドレス一致
信号を出力している1〜2ミリセカンドだけ行な
われる。例えばポーリング周期が2秒であり、ア
ドレス一致信号のパルス幅が2ミリセカンドであ
るとすると、測定回路部4の消費電力は1000分の
1で足りるという効果がある。またこの短期間の
通電では、測定回路部4の各抵抗素子および感温
素子の温度上昇は無い。従つて、感温素子の温度
は周囲温度と同じであり正確な温度測定ができる
利点がある。動作の正常性を表示するために発光
ダイオード6を電源+とトランジスタTrのコレ
クタ間に接続しておけば、該発光ダイオードにも
短時間しか電流が流れない。出力回路部5は例え
ば半導体集積回路で構成された小消費電力の増幅
器であり、他のアドレス検出回路2、アナログ・
デジタル変換器3等はデジタル集積回路でこれら
の消費電力は極めて少ない。従つて、本実施例は
全体として消費電力を非常に少なくすることが可
能である。
第2図は、本考案の他の実施例を示す回路図で
ある。この場合は、測定回路部4′はイオン化式
煙感知器で構成され、常時電源が供給されてい
る。しかしイオン化式煙感知器に流れる電流は極
めて僅かである。測定回路部4′の検出出力は中
間電極の電圧として得られるが、この出力インピ
ーダンスは極めて高インピーダンスである。この
高インピーダンスの検出出力は、高インピーダン
スの電界効果トランジスタFETのゲートに入力
され、インピーダンス変換されてアナログデジタ
ル変換器3に入力させる。電界効果トランジスタ
FETのドレインは電源+に接続され、ソースは
抵抗を介してトランジスタTrのコレクタに接続
されている。トランジスタTrのエミツタは接地
され、ベースには前記アドレス検出回路2の出力
が接続されている。従つて、電界効果トランジス
タFETにはアドレス一致信号の出力期間(1〜
2ミリセカンド)のみしか電流が流れない。即
ち、出力回路部5′の消費電力を減少させる効果
がある。
本実施例では、アドレス検出回路2のアドレス
一致信号によりアナログデジタル変換器3のデジ
タル信号をインターフエース回路1を介して伝送
回線Lへ送出しているが、返送信号はデジタル信
号に限るものではなく、出力回路部5,5′から
出力されるアナログ信号を電流または電圧による
信号によつて返送してもよく、伝送方式に応じた
所定の電気信号により返送される。
また、一般に伝送回路が出力するアドレス一致
信号は、伝送回路を受信モードから送信モードに
切り換えるものであり、パルス信号として出力さ
れる。本実施例のアドレス検出回路2が出力する
アドレス一致信号は、測定回路4,4′、出力回
路部5,5′に電源が供給されて正常な測定状態
の時の測定出力をインターフエース回路1が返送
できるように所定の時間出力されているものであ
る。
以上のように、本考案においては、ポーリング
方式の火災センサー端末器において、測定回路部
およびまたは出力回路部の動作用の電力を、アド
レス検出回路が出力するアドレス一致信号によ
り、正常に測定した測定値を返送するのに必要な
時間のみ供給するように構成したから、消費電力
を少なくすることがきでるという効果がある。こ
れは、極めて複数の端末器を接続したシステムで
は特に効果を上げることが出来る。また、測定回
路部に感温素子を含む場合においては、該感温素
子が通電によつて温度上昇して測定誤差を生じる
ことを防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図は本考案の他の実施例を示す回路図である。 図において、1……インターフエース回路、2
……アドレス検出回路、3……アナログデジタル
変換器、4,4′……測定回路部、5,5′……出
力回路部、6……発光ダイオード、L……伝送回
線、Tr……トランジスタ、FET……電界効果ト
ランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 温度、煙濃度等を測定する測定回路部と、該測
    定回路部の出力を増幅またはインピーダンス変換
    する出力回路部と、伝送回線を介して入力するア
    ドレス信号と自己のアドレスとを比較し、一致し
    た時にアドレス一致信号を出力するアドレス検出
    回路とを備えて、前記伝送回線の他端に接続され
    た親局からアドレス信号により呼出されたときの
    前記アドレス検出回路のアドレス一致信号により
    前記出力回路部のアナログ出力を所定の電気信号
    にして前記伝送回線に送出する火災センサー端末
    器において、前記アドレス検出回路のアドレス一
    致信号により正常な測定状態の前記アナログ出力
    を返送するのに必要な時間導通制御されるスイツ
    チ回路と、該スイツチ回路を介して前記測定回路
    部および又は前記出力回路部に電源を供給したこ
    とを特徴とする火災センサー端末器。
JP7255083U 1983-05-17 1983-05-17 火災センサ−端末器 Granted JPS59178794U (ja)

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JP7255083U JPS59178794U (ja) 1983-05-17 1983-05-17 火災センサ−端末器

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JP7255083U JPS59178794U (ja) 1983-05-17 1983-05-17 火災センサ−端末器

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JPS59178794U JPS59178794U (ja) 1984-11-29
JPH0124704Y2 true JPH0124704Y2 (ja) 1989-07-26

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ID=30202689

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JP7255083U Granted JPS59178794U (ja) 1983-05-17 1983-05-17 火災センサ−端末器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2584616B2 (ja) * 1986-03-28 1997-02-26 能美防災株式会社 光電式火災センサ
JPH0789396B2 (ja) * 1986-04-23 1995-09-27 能美防災株式会社 火災報知設備
JPS6434116A (en) * 1987-07-28 1989-02-03 Fujikura Ltd Connection of cable

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4846391A (ja) * 1971-10-13 1973-07-02
JPS5225993A (en) * 1975-08-21 1977-02-26 Matsushita Electric Works Ltd Maintenance system of a monitor transmission system

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