JPH0747138A - 健康皮膚当て接具 - Google Patents
健康皮膚当て接具Info
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- JPH0747138A JPH0747138A JP23107293A JP23107293A JPH0747138A JP H0747138 A JPH0747138 A JP H0747138A JP 23107293 A JP23107293 A JP 23107293A JP 23107293 A JP23107293 A JP 23107293A JP H0747138 A JPH0747138 A JP H0747138A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 肩凝り、腰痛、筋肉痛、頭痛、筋肉痛等の治
療に利用される健康用皮膚当て接具を提供する。 【構成】 中空型アルミニウム刺激盤単体または中空型
のその他の金属刺激盤の組み合わせとこれらを人体皮膚
面に密着するための装着手段からなっている。また、こ
れら金属刺激盤を磁石、フェライト磁石や遠赤外線放射
のセラミックとの複合体として、磁力線や遠赤外線の効
果を付加した各金属刺激盤フェライト磁石複合体はさら
に治療効果を与える。
療に利用される健康用皮膚当て接具を提供する。 【構成】 中空型アルミニウム刺激盤単体または中空型
のその他の金属刺激盤の組み合わせとこれらを人体皮膚
面に密着するための装着手段からなっている。また、こ
れら金属刺激盤を磁石、フェライト磁石や遠赤外線放射
のセラミックとの複合体として、磁力線や遠赤外線の効
果を付加した各金属刺激盤フェライト磁石複合体はさら
に治療効果を与える。
Description
【0001】 [産業上の利用分野]本発明は、肩凝り、腰痛、筋肉
痛、頭痛、神経痛等を治療するための健康用皮膚当て接
具に関する。
痛、頭痛、神経痛等を治療するための健康用皮膚当て接
具に関する。
【0002】 [従来の技術]従来、肩凝り、腰痛、筋肉痛、頭痛、神
経痛等を治療に利用される健康用皮膚当て接具には市販
のアルミ箔を丸めこれを粘着テーブを用いて皮膚に添付
する方法が公知文献(谷津三雄著「谷津教授のアルミ療
法」;マキノ出版p,148)に記載されている。 ま
た磁気刺激粒利用の各種タイプのものが市販され、ゲル
マニウム半導体刺激粒(特公昭61−38706)、磁
石とゲルマニウムの併用(実開昭61−18275
3)、金属成型体のゲルマニウム表面被履刺激粒(実開
昭62−33848)、さらにプラスチック刺激粒が健
康施設などで用いられている。
経痛等を治療に利用される健康用皮膚当て接具には市販
のアルミ箔を丸めこれを粘着テーブを用いて皮膚に添付
する方法が公知文献(谷津三雄著「谷津教授のアルミ療
法」;マキノ出版p,148)に記載されている。 ま
た磁気刺激粒利用の各種タイプのものが市販され、ゲル
マニウム半導体刺激粒(特公昭61−38706)、磁
石とゲルマニウムの併用(実開昭61−18275
3)、金属成型体のゲルマニウム表面被履刺激粒(実開
昭62−33848)、さらにプラスチック刺激粒が健
康施設などで用いられている。
【0003】 [発明が解決しようとする課題]アルミニウムを用いた
皮膚当て接具は前記公知文献において、アルミホイルを
丸めて皮膚に貼付する形式が開示されており、例えばこ
の皮膚当て接具を体の経穴(ツボ)に張り付けることに
より、腰痛や膝の痛み、肩凝り等各種不快症状が治癒で
きる言われている。 アルミニウムの治療効果の根拠と
しては前記文献では、アルミニウムの高い保温力による
血行促進と、アルミニウムの高いイオン化傾向により生
体電流を調整し、自律神経のバランスを安定化させると
説明している。 またアルミホイルを皮膚に密着し、カ
バーする治療法では、アルミの高い保温効果により皮膚
の局部温度が上昇し、血行促進の効果をサーモグラフィ
ーにより実際に実証している(谷津三雄著「谷津教授の
アルミ療法」;マキノ出版p.15−22)。 また永
久磁石をはじめフェライト磁石やゲルマニウムは、アル
ミニウムほどの保温性は無いが生体電流を整える作用が
ある。 アルミニウムを皮膚に密着した場合、その保
温作用やイオン化電流により優れた治療効果を期待する
ことができる。
皮膚当て接具は前記公知文献において、アルミホイルを
丸めて皮膚に貼付する形式が開示されており、例えばこ
の皮膚当て接具を体の経穴(ツボ)に張り付けることに
より、腰痛や膝の痛み、肩凝り等各種不快症状が治癒で
きる言われている。 アルミニウムの治療効果の根拠と
しては前記文献では、アルミニウムの高い保温力による
血行促進と、アルミニウムの高いイオン化傾向により生
体電流を調整し、自律神経のバランスを安定化させると
説明している。 またアルミホイルを皮膚に密着し、カ
バーする治療法では、アルミの高い保温効果により皮膚
の局部温度が上昇し、血行促進の効果をサーモグラフィ
ーにより実際に実証している(谷津三雄著「谷津教授の
アルミ療法」;マキノ出版p.15−22)。 また永
久磁石をはじめフェライト磁石やゲルマニウムは、アル
ミニウムほどの保温性は無いが生体電流を整える作用が
ある。 アルミニウムを皮膚に密着した場合、その保
温作用やイオン化電流により優れた治療効果を期待する
ことができる。
【0004】しかし前記公知文献で開示されてた皮膚当
て接具に関して、市販のアルミホイルをボール状に固め
たり、体の局部をカバーして使用する方法であり、この
アルミボールの作成は単純な形状に限定される。 従っ
て、刺激効果を引き出すための中空部を形成させること
が困難であり、またこの中空部を仮にアルミホイルの変
形から、形状や一定した中空部を作ることは困難であ
り、十分な治療効果が期待出来ない。 さらに悪いこと
には、アルミホイルの鋭い折れ曲がりで皮膚を傷付ける
ことがある。 アルミホイルは機械的に弱く、耐久性に
劣り回収して再利用することは困難である。 一方、ア
ルミ表面は皮膚と出来るだけ密着したほうが、イオン化
微弱電流が均一に発生し、電流の流れもスムーズであ
り、生体電流調整効果は大となる。 またその他の金属
の中空部を有する刺激盤の作製は簡単にはできない。
粒体の皮膚との接触面は中空部を除いて出来るだけ実質
上平坦であることが不可欠である。 ボール状アルミホ
イルの表面は、凹凸が多く、皮膚との密着が悪いため、
アルミニウムのイオン化微弱電流の生体電流調整効果が
十分期待出来ない。 さらにアルミニウムホイルを利用
した皮膚当て接具の場合、刺激盤の構成材料がアルミニ
ウムに限られており、アルミニウムに基づく効果だけに
期待している。ブラスチックは、プラスチック自体は血
行促進作用がなく、ただ成型体の角や突起部が皮膚に圧
入されることによる物理的な刺激作用を除けば、生体理
論上も、実際的な治療効果は全くない。
て接具に関して、市販のアルミホイルをボール状に固め
たり、体の局部をカバーして使用する方法であり、この
アルミボールの作成は単純な形状に限定される。 従っ
て、刺激効果を引き出すための中空部を形成させること
が困難であり、またこの中空部を仮にアルミホイルの変
形から、形状や一定した中空部を作ることは困難であ
り、十分な治療効果が期待出来ない。 さらに悪いこと
には、アルミホイルの鋭い折れ曲がりで皮膚を傷付ける
ことがある。 アルミホイルは機械的に弱く、耐久性に
劣り回収して再利用することは困難である。 一方、ア
ルミ表面は皮膚と出来るだけ密着したほうが、イオン化
微弱電流が均一に発生し、電流の流れもスムーズであ
り、生体電流調整効果は大となる。 またその他の金属
の中空部を有する刺激盤の作製は簡単にはできない。
粒体の皮膚との接触面は中空部を除いて出来るだけ実質
上平坦であることが不可欠である。 ボール状アルミホ
イルの表面は、凹凸が多く、皮膚との密着が悪いため、
アルミニウムのイオン化微弱電流の生体電流調整効果が
十分期待出来ない。 さらにアルミニウムホイルを利用
した皮膚当て接具の場合、刺激盤の構成材料がアルミニ
ウムに限られており、アルミニウムに基づく効果だけに
期待している。ブラスチックは、プラスチック自体は血
行促進作用がなく、ただ成型体の角や突起部が皮膚に圧
入されることによる物理的な刺激作用を除けば、生体理
論上も、実際的な治療効果は全くない。
【0006】磁気の血行促進作用はよく知られている。
例えば磁気シャワーはもちろんのこと肩凝り、腰痛等
の皮膚当て接具として広汎な利用価値がある。 しかし
従来の磁気粒は磁気による血行促進作用のみを期待し
て、表面をニッケルや金でコートしたものも市販されて
いる。 この種のコーティングは磁石本体の表面保護や
装飾効果として役立つだけで、時として磁石の作用を弱
めているため治療効果の促進機能期待できない場合が多
い。 全面を他の層、つまり、磁石やセラミックス全面
を覆い、磁力線や遠赤外線の効果を半減するように作用
している。
例えば磁気シャワーはもちろんのこと肩凝り、腰痛等
の皮膚当て接具として広汎な利用価値がある。 しかし
従来の磁気粒は磁気による血行促進作用のみを期待し
て、表面をニッケルや金でコートしたものも市販されて
いる。 この種のコーティングは磁石本体の表面保護や
装飾効果として役立つだけで、時として磁石の作用を弱
めているため治療効果の促進機能期待できない場合が多
い。 全面を他の層、つまり、磁石やセラミックス全面
を覆い、磁力線や遠赤外線の効果を半減するように作用
している。
【0007】ゲルマニウム粒およびゲルマニウムと磁石
の併用したものは、経穴(ツボ)等に貼付すると、自律
神経系の正常化と筋力強化効果がある。 しかしゲルマ
ニウムは脆く剥離しやすく素材として非常に高価であ
る。
の併用したものは、経穴(ツボ)等に貼付すると、自律
神経系の正常化と筋力強化効果がある。 しかしゲルマ
ニウムは脆く剥離しやすく素材として非常に高価であ
る。
【0008】本発明は、金属、特にアルミニウムの持つ
高い保温作用はもとより、生体電流調整作用を強化する
ためにアルミニウム以外の他の金属とアルミニウムとの
よる2個以上の刺激盤との組み合わせ使用による異種金
属間に誘引されるイオン化微弱電流による生体電流調整
作用により、より優れた治療効果を発揮し、さらに、前
記刺激盤との複合体としての磁石又はセラミックスから
なる基盤からの磁気又は遠赤外線の輻射の通路として役
立つ中空部を突起のない平坦な刺激盤に備えた健康用皮
膚当て接具を提供することを目的とする。
高い保温作用はもとより、生体電流調整作用を強化する
ためにアルミニウム以外の他の金属とアルミニウムとの
よる2個以上の刺激盤との組み合わせ使用による異種金
属間に誘引されるイオン化微弱電流による生体電流調整
作用により、より優れた治療効果を発揮し、さらに、前
記刺激盤との複合体としての磁石又はセラミックスから
なる基盤からの磁気又は遠赤外線の輻射の通路として役
立つ中空部を突起のない平坦な刺激盤に備えた健康用皮
膚当て接具を提供することを目的とする。
【0009】 [課題を解決するための手段]上記課題を解決するため
に、本発明の健康用皮膚当て接具は、1個又は2個以上
の固体刺激盤と該固体刺激盤を人体皮膚面に装着するた
めの装着手段を含んでなり、前記固体刺激盤がアルミニ
ウム成型体と他の金属又は合金の成型体との組み合わせ
からなり、かつ前記固体刺激盤が人体皮膚に接触する側
において一つまたはそれ以上の中空部を有するように構
成されている。
に、本発明の健康用皮膚当て接具は、1個又は2個以上
の固体刺激盤と該固体刺激盤を人体皮膚面に装着するた
めの装着手段を含んでなり、前記固体刺激盤がアルミニ
ウム成型体と他の金属又は合金の成型体との組み合わせ
からなり、かつ前記固体刺激盤が人体皮膚に接触する側
において一つまたはそれ以上の中空部を有するように構
成されている。
【0010】本発明に使用する固体刺激盤は、特にアル
ミニウム単体金属とその他金属または合金との組み合わ
せを使用するが、刺激盤の機械的強度を向上させ、防食
の目的で、少量の鋼、マグネシウム、亜鉛、シリコン等
他の元素を適当な組成範囲で添加しても差し支えない。
ミニウム単体金属とその他金属または合金との組み合わ
せを使用するが、刺激盤の機械的強度を向上させ、防食
の目的で、少量の鋼、マグネシウム、亜鉛、シリコン等
他の元素を適当な組成範囲で添加しても差し支えない。
【0011】次に本発明に用いる固体刺激盤は、長期間
繰り返し使用出来るように、アルミニウムとその他金属
又は合金との組み合わせの各成型体とし、人体皮膚と接
触面に一つ又はそれ以上の中空部を設け、成型体の皮膚
へ界面、とりわけ成型体境界と皮膚との接触を経て適度
な刺激が人体に加えられる。 ここで言う成型体とは、
アルミニウム又はその他の金属単体およびそれらの合金
の板、棒、ビレット等のバルク体からの打ち抜き、切り
出し、プレス、研磨、切削などの機械加工又は鋳造によ
り製造されるものを定義する。 固体刺激盤をこのよう
な成型体とすることによって、装着、脱着に伴う変形、
損傷の防止や、回収し再使用が出来る。 また、このよ
うな成型体は、一貫した機械的作業過程に基づき、一定
品質の製造を期待でき、多数の中空部を有する複雑な形
状の製造も容易となり、高い一定した治療効果のある品
質を与えることができる。
繰り返し使用出来るように、アルミニウムとその他金属
又は合金との組み合わせの各成型体とし、人体皮膚と接
触面に一つ又はそれ以上の中空部を設け、成型体の皮膚
へ界面、とりわけ成型体境界と皮膚との接触を経て適度
な刺激が人体に加えられる。 ここで言う成型体とは、
アルミニウム又はその他の金属単体およびそれらの合金
の板、棒、ビレット等のバルク体からの打ち抜き、切り
出し、プレス、研磨、切削などの機械加工又は鋳造によ
り製造されるものを定義する。 固体刺激盤をこのよう
な成型体とすることによって、装着、脱着に伴う変形、
損傷の防止や、回収し再使用が出来る。 また、このよ
うな成型体は、一貫した機械的作業過程に基づき、一定
品質の製造を期待でき、多数の中空部を有する複雑な形
状の製造も容易となり、高い一定した治療効果のある品
質を与えることができる。
【0012】また、中空部以外の皮膚との滑らかな接触
面により、皮膚を損傷することなく、また皮膚と刺激盤
面の接触効率が向上し、アルミニウムその他の金属又は
合金による生体電流調整作用が強化される。
面により、皮膚を損傷することなく、また皮膚と刺激盤
面の接触効率が向上し、アルミニウムその他の金属又は
合金による生体電流調整作用が強化される。
【0013】成型体の形状は円盤状、角板状、楕円板状
のものの平坦面に、1個または2個以上の中空部を施し
たものを用いることができる。 刺激盤の大きさは種々
の大きさのものが可能である。 厚さ0.05−5mm
の程度、貼付部位や治療目的により適宜使い分けること
ができる。 刺激盤の内部は中空であっても良い。
のものの平坦面に、1個または2個以上の中空部を施し
たものを用いることができる。 刺激盤の大きさは種々
の大きさのものが可能である。 厚さ0.05−5mm
の程度、貼付部位や治療目的により適宜使い分けること
ができる。 刺激盤の内部は中空であっても良い。
【0014】刺激盤に施す中空部の個数は一つでも良い
が、複数設けることによりさらに均一で効率的な刺激効
果を得ることができる。 中空の形状は種々とることが
でき各種パターンに施すことも出来る。 種々な形状の
中空を組み合わせて施すことも出来る。 空洞の大きさ
に制限はないが、刺激盤を皮膚に装着したときに、中空
部が皮膚表面より圧入される深さが0.1mm以上、3
mm以下であることが好ましい(請求項4)。 圧入深
さが0.1mm未満であると十分な刺激効果が得られ
ず、3mm以上では長時間は堪えられなくなる。
が、複数設けることによりさらに均一で効率的な刺激効
果を得ることができる。 中空の形状は種々とることが
でき各種パターンに施すことも出来る。 種々な形状の
中空を組み合わせて施すことも出来る。 空洞の大きさ
に制限はないが、刺激盤を皮膚に装着したときに、中空
部が皮膚表面より圧入される深さが0.1mm以上、3
mm以下であることが好ましい(請求項4)。 圧入深
さが0.1mm未満であると十分な刺激効果が得られ
ず、3mm以上では長時間は堪えられなくなる。
【0015】一方、刺激盤表面と皮膚は実質的に密着す
るように工夫し、刺激盤表面と皮膚との密着性が向上す
ることが重要である。 その結果、アルミニウムと異種
金属間に誘引されたアルミのイオン化によるスムーズな
流れの微弱電流が均一に発生するため、生体電流調整作
用を強化することができる。
るように工夫し、刺激盤表面と皮膚との密着性が向上す
ることが重要である。 その結果、アルミニウムと異種
金属間に誘引されたアルミのイオン化によるスムーズな
流れの微弱電流が均一に発生するため、生体電流調整作
用を強化することができる。
【0016】このような刺激盤の製造方法としては、ア
ルミニウム板あるいはアルミニウム合金板からのプレス
加工、打ち抜き加工をはじめ、アルミニウム、棒、ビレ
ット等からの切削加工及び切り出し、さらに、鋳造法や
ダイキャスティング法などにより、製造することができ
る。 打ち抜き及びプレス加工は比較的多数の中空部を
持つ刺激盤も、容易にかつ安価に大量生産出来る。
ルミニウム板あるいはアルミニウム合金板からのプレス
加工、打ち抜き加工をはじめ、アルミニウム、棒、ビレ
ット等からの切削加工及び切り出し、さらに、鋳造法や
ダイキャスティング法などにより、製造することができ
る。 打ち抜き及びプレス加工は比較的多数の中空部を
持つ刺激盤も、容易にかつ安価に大量生産出来る。
【0017】刺激盤の人体皮膚への直接接触部分がアル
ミニウム又はその他の金属又は合金の成型体である限
り、刺激盤の全部が金属構成体でなくとも、金属、特に
アルミニウムによる保温効果あるいは金属の組み合わせ
による刺激盤の生体電流調整作用の効果を得ることがで
きる。 さらに、下地材料との相乗効果に基づき、より
優れた効果を与えることができる。 この場合、刺激盤
の表層部全体又は、一部をアルミニウム又はその他の金
属又は合金の組み合わせた構成体にする。
ミニウム又はその他の金属又は合金の成型体である限
り、刺激盤の全部が金属構成体でなくとも、金属、特に
アルミニウムによる保温効果あるいは金属の組み合わせ
による刺激盤の生体電流調整作用の効果を得ることがで
きる。 さらに、下地材料との相乗効果に基づき、より
優れた効果を与えることができる。 この場合、刺激盤
の表層部全体又は、一部をアルミニウム又はその他の金
属又は合金の組み合わせた構成体にする。
【0018】一方、刺激盤表層部を除く部分を構成する
下地材料としては、金属、ガラス、ゴム、プラスチック
のほか、永久磁石、セラミックスなどを用いることがで
きる。 永久磁石の場合は磁気作用による、セラミック
スの場合は遠赤外線輻射作用による血行促進などの相乗
効果がある。
下地材料としては、金属、ガラス、ゴム、プラスチック
のほか、永久磁石、セラミックスなどを用いることがで
きる。 永久磁石の場合は磁気作用による、セラミック
スの場合は遠赤外線輻射作用による血行促進などの相乗
効果がある。
【0019】使用可能な永久磁石材料は、フェライト磁
石、例えば、バリウム・フェライトやストロンチウム・
フェライト希土類磁石、例えば、ネオジム・鉄・ほう素
磁石、サマリウム・コバルト磁石、サマリウム・鉄・窒
素磁石、他にアルニコ磁石、マンガン・アルミニウム磁
石などを挙げることができる。 特に比較的高い磁力と
化学的安定性のフェライト磁石は本発明による皮膚当て
接具の構成材料として最適である。 また、フェライト
磁石の数倍の磁力を持つ希土類磁石は特に大きな磁気作
用を与える。 フェライト磁石、希土類磁石のいずれ
も、異方性磁石とし、刺激盤の皮膚との接触面に対し垂
直方向に結晶の容易磁化方向を配向させることにより、
更に大きな磁気作用を与える。
石、例えば、バリウム・フェライトやストロンチウム・
フェライト希土類磁石、例えば、ネオジム・鉄・ほう素
磁石、サマリウム・コバルト磁石、サマリウム・鉄・窒
素磁石、他にアルニコ磁石、マンガン・アルミニウム磁
石などを挙げることができる。 特に比較的高い磁力と
化学的安定性のフェライト磁石は本発明による皮膚当て
接具の構成材料として最適である。 また、フェライト
磁石の数倍の磁力を持つ希土類磁石は特に大きな磁気作
用を与える。 フェライト磁石、希土類磁石のいずれ
も、異方性磁石とし、刺激盤の皮膚との接触面に対し垂
直方向に結晶の容易磁化方向を配向させることにより、
更に大きな磁気作用を与える。
【0020】セラミックス材料に関しては、Al
2O3、MgO、SiO2、TiO2、ZrO2、Li
O2、Fe2O3、MnO3、SnO2、Sb2O3、
BeO、Y2O3、CuO、CoO、NiO、Si
3N、SiC等の単体もしくは混合物を適用することが
できる。
2O3、MgO、SiO2、TiO2、ZrO2、Li
O2、Fe2O3、MnO3、SnO2、Sb2O3、
BeO、Y2O3、CuO、CoO、NiO、Si
3N、SiC等の単体もしくは混合物を適用することが
できる。
【0021】磁石やセラミッスとともに使用される金属
材料の場合は、チタン、コバルト、ニッケル、銅、モリ
ブデン、バナジウム、錫、クロム、銀及びそれらの合金
を含むことができる。 ガラス材料の場合は、ソーダガ
ラスや石英ガラスを一部に含むことができる。 またプ
ラスチック材料の場合は、ポリエチレン樹脂、ポリ塩化
ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリ
カーボネート樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレンテレフ
タレート樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹
脂など併用することができる。
材料の場合は、チタン、コバルト、ニッケル、銅、モリ
ブデン、バナジウム、錫、クロム、銀及びそれらの合金
を含むことができる。 ガラス材料の場合は、ソーダガ
ラスや石英ガラスを一部に含むことができる。 またプ
ラスチック材料の場合は、ポリエチレン樹脂、ポリ塩化
ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリ
カーボネート樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレンテレフ
タレート樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹
脂など併用することができる。
【0022】下地材料は上記各種材料の複合体または混
合物体としたり、下地材料を多層化し、各層を異種材料
の構成体とすることも出来る。
合物体としたり、下地材料を多層化し、各層を異種材料
の構成体とすることも出来る。
【0023】表層部を中空部を有するアルミニウム構成
体の刺激盤を製造するには、上記各種材料の成型体を作
成した後、成型体表面にアルミニウム又はアルミニウム
の合金層を気相法、例えば蒸着法、スパッタ法、溶射法
による形成法を適用することもできる。 気相法による
アルミニウム層形成の場合、形成層の厚さは少なくとも
3μm以上が望ましい。 厚さが3μm未満であるとア
ルミニウム効果が小さく、また機械的強度の耐久性に問
題がある。
体の刺激盤を製造するには、上記各種材料の成型体を作
成した後、成型体表面にアルミニウム又はアルミニウム
の合金層を気相法、例えば蒸着法、スパッタ法、溶射法
による形成法を適用することもできる。 気相法による
アルミニウム層形成の場合、形成層の厚さは少なくとも
3μm以上が望ましい。 厚さが3μm未満であるとア
ルミニウム効果が小さく、また機械的強度の耐久性に問
題がある。
【0024】永久磁石、セラミックス、プラスチック、
等で構成した下地にアルミニウム層又はその他の金属、
例えば、金、銀、銅、ニッケル層を施すことも出来る。
等で構成した下地にアルミニウム層又はその他の金属、
例えば、金、銀、銅、ニッケル層を施すことも出来る。
【0025】中空部の形成されたアルミニウム盤又はそ
の他の金属あるいは合金を下地材料表面部全体特別な接
着剤や加熱等によりプレスして密着固定してもよい。下
地材料がアルミニウム又はその他の金属あるいは合金と
密着性が良好でない場合は、下地材料の表面をショット
プラスト等での機械的処理でアンカー効果を高めたり、
化学的活性化により、密着力を改善できる。 フェライ
ト磁石やセラミックス、プラスチックなどの下地材料の
場合は、銅やニッケルを無電解めっき等の方法により予
めこれら下地材料表面を処理して、その上に、アルミニ
ウム形成層を得ることも、アルミニウムの下地層との密
着性を改善に有効である。 また銅など比較的延性に富
んだ材質で下地構成をする場合は、アルミニウム板と下
地を構成する材料板を予め複合させてクラッド板とし、
この板に所定の中空部を打ち抜き、もしくは切り出した
後プレス加工を施し、所定の中空部刺激盤を製造でき
る。
の他の金属あるいは合金を下地材料表面部全体特別な接
着剤や加熱等によりプレスして密着固定してもよい。下
地材料がアルミニウム又はその他の金属あるいは合金と
密着性が良好でない場合は、下地材料の表面をショット
プラスト等での機械的処理でアンカー効果を高めたり、
化学的活性化により、密着力を改善できる。 フェライ
ト磁石やセラミックス、プラスチックなどの下地材料の
場合は、銅やニッケルを無電解めっき等の方法により予
めこれら下地材料表面を処理して、その上に、アルミニ
ウム形成層を得ることも、アルミニウムの下地層との密
着性を改善に有効である。 また銅など比較的延性に富
んだ材質で下地構成をする場合は、アルミニウム板と下
地を構成する材料板を予め複合させてクラッド板とし、
この板に所定の中空部を打ち抜き、もしくは切り出した
後プレス加工を施し、所定の中空部刺激盤を製造でき
る。
【0026】刺激盤の表層部だけを中空部を有するアル
ミニウム又はその他の金属により構成する場合も、人体
皮膚との接触面に一つ又はそれ以上の中空部を施し、刺
激作用の効果を高めることができる。 好ましい中空部
の寸法や形態、刺激盤の全体をアルミニウムで構成する
場合と同じである。 中空部の縦軸と刺激盤水平表面と
の角は直角であることが望ましく、中空部の表面との角
は鋭くなっており、圧入する盤から十分なる刺激を皮膚
が受ける圧入深さは中空部形状、大きさにより実質的に
苦痛を感じない程度にする。 ここで形成された中空部
のへりの刺激局面が重要な微弱生体電流の正常化の調節
に役割を果しており、また、この中空部を通して複合体
としての磁石やフェライト磁石からの磁気の通路として
役立ち、中空部の存在は大きな効果を与える。 またセ
ラミックスの複合体の場合は自律神経調整作用のある遠
赤外線の放射効果についても、この輻射の作用には中空
部の存在は極めて大きいと考えられる。 上述の様に中
空部は皮膚との接触面を広範囲に各区間に分割し、特
に、アルミニウム成型体の刺激盤では各区間の保温作用
を効果的に行なう作用とこの中空部曲面の境界が他の金
属成型体の刺激盤との組み合わせ効果によるイオン化生
体微弱電流の正常化作用の効果がある。さらに、中空部
を通して磁気作用や遠赤作用が直接に強く付加され、ア
ルミニウムの保温作用や磁気作用および遠赤外線作用の
ほか中空部を有するアルミニウム刺激盤と皮膚他の箇所
に別の金属、例えば中空部を持つ銅の刺激盤との間のイ
オン化傾向の差による微小電流による正常化効果の相乗
作用として、中空型複合体刺激盤は効果がある。 すな
はち、本発明の中空型複合体刺激盤は磁気作用による血
行促進効果とこれを維持するための保温作用のほか異種
金偏間のイオン化傾向の差に基づく、微小電流により、
微弱生体電流におよぼす正常化調整作用のほか、セラミ
ックス複合体刺激盤による自律神経調整作用がある。
ミニウム又はその他の金属により構成する場合も、人体
皮膚との接触面に一つ又はそれ以上の中空部を施し、刺
激作用の効果を高めることができる。 好ましい中空部
の寸法や形態、刺激盤の全体をアルミニウムで構成する
場合と同じである。 中空部の縦軸と刺激盤水平表面と
の角は直角であることが望ましく、中空部の表面との角
は鋭くなっており、圧入する盤から十分なる刺激を皮膚
が受ける圧入深さは中空部形状、大きさにより実質的に
苦痛を感じない程度にする。 ここで形成された中空部
のへりの刺激局面が重要な微弱生体電流の正常化の調節
に役割を果しており、また、この中空部を通して複合体
としての磁石やフェライト磁石からの磁気の通路として
役立ち、中空部の存在は大きな効果を与える。 またセ
ラミックスの複合体の場合は自律神経調整作用のある遠
赤外線の放射効果についても、この輻射の作用には中空
部の存在は極めて大きいと考えられる。 上述の様に中
空部は皮膚との接触面を広範囲に各区間に分割し、特
に、アルミニウム成型体の刺激盤では各区間の保温作用
を効果的に行なう作用とこの中空部曲面の境界が他の金
属成型体の刺激盤との組み合わせ効果によるイオン化生
体微弱電流の正常化作用の効果がある。さらに、中空部
を通して磁気作用や遠赤作用が直接に強く付加され、ア
ルミニウムの保温作用や磁気作用および遠赤外線作用の
ほか中空部を有するアルミニウム刺激盤と皮膚他の箇所
に別の金属、例えば中空部を持つ銅の刺激盤との間のイ
オン化傾向の差による微小電流による正常化効果の相乗
作用として、中空型複合体刺激盤は効果がある。 すな
はち、本発明の中空型複合体刺激盤は磁気作用による血
行促進効果とこれを維持するための保温作用のほか異種
金偏間のイオン化傾向の差に基づく、微小電流により、
微弱生体電流におよぼす正常化調整作用のほか、セラミ
ックス複合体刺激盤による自律神経調整作用がある。
【0027】本発明の健康用皮膚当て接具は前述の刺激
盤を、皮膚面に装着するための手段と組み合わせて構成
される。 例えば、粘着シートを用い、粘着シートの粘
着面上に刺激盤1個または2個以上配置し、シートの粘
着力で皮膚上に貼付する。 シートの面積及び粘着力は
刺激盤の大きさに応じて圧入深さを調整する。弾力性ベ
ルトの表面に刺激盤を配置し、これを腕や足、腰部等に
巻くか、弾力性のある円形のバンドと皮膚の間に刺激盤
を挿入し、盤を皮膚に密着させることも出来る。
盤を、皮膚面に装着するための手段と組み合わせて構成
される。 例えば、粘着シートを用い、粘着シートの粘
着面上に刺激盤1個または2個以上配置し、シートの粘
着力で皮膚上に貼付する。 シートの面積及び粘着力は
刺激盤の大きさに応じて圧入深さを調整する。弾力性ベ
ルトの表面に刺激盤を配置し、これを腕や足、腰部等に
巻くか、弾力性のある円形のバンドと皮膚の間に刺激盤
を挿入し、盤を皮膚に密着させることも出来る。
【0028】 [作用]本発明の健康用皮膚当て接具は中空型金属刺激
盤と磁石あるいは遠赤外線を放射するセラミックスとの
複合体からなり、アルミニウムの保温作用はもとより、
アルミニウム成型体と組み合わせて用いられるその他の
金属又は合金との両異種金属刺激盤の間のイオン化微弱
電流による生体電流調整作用により優れた治療効果を示
す。 さらに、中空部は各種の刺激盤の複合体である磁
石あるいはフェライト磁石の磁気やセラミックスからの
遠赤外線放射の通路として役立っている。中空部の鋭い
直角に近い縁は中空部局面の境界線の皮膚への圧入の深
さにより生体電流調整作用を更に強化する効果を持って
いる。
盤と磁石あるいは遠赤外線を放射するセラミックスとの
複合体からなり、アルミニウムの保温作用はもとより、
アルミニウム成型体と組み合わせて用いられるその他の
金属又は合金との両異種金属刺激盤の間のイオン化微弱
電流による生体電流調整作用により優れた治療効果を示
す。 さらに、中空部は各種の刺激盤の複合体である磁
石あるいはフェライト磁石の磁気やセラミックスからの
遠赤外線放射の通路として役立っている。中空部の鋭い
直角に近い縁は中空部局面の境界線の皮膚への圧入の深
さにより生体電流調整作用を更に強化する効果を持って
いる。
【0029】またアルミニウムもしくは他の金属の刺激
盤の各所の中空部を通過して磁石やフェライト磁石また
は希土類磁石からの磁場が直接的に均一に皮膚表面に伝
達されるので、皮膚を通じて、血行促進作用をさらに強
化される。 またセラミックスからのこれらの中空部を
通過して遠赤外線の輻射により、自律神経の正常化作用
が得られる。 要するに、これらの作用の相乗効果が得
られる。
盤の各所の中空部を通過して磁石やフェライト磁石また
は希土類磁石からの磁場が直接的に均一に皮膚表面に伝
達されるので、皮膚を通じて、血行促進作用をさらに強
化される。 またセラミックスからのこれらの中空部を
通過して遠赤外線の輻射により、自律神経の正常化作用
が得られる。 要するに、これらの作用の相乗効果が得
られる。
【0030】実施例以下に本発明による実施例を説明す
る。
る。
【0031】実施例1 アルミニウム板(純度99.9%)厚さ5mm、銅板
(純度99.9%)厚さ5mmを用いて、金属刺激盤を
作製した。 各金属板を打ち抜き直径8mmの円盤を得
た。 各円盤に直径2.5mmの中空部を各円盤の中心
に打ち抜き、アルミニウム刺激盤および銅刺激盤を作製
した。 実施例2 アルミニウムホイル(純度99.999%)厚さ2m
m、銅ホイル(純度99.99%)厚さ2mm、銀ホイ
ル(純度99.99%)厚さ1mm、金ホイル(純度9
9.99%)厚さ0.1mm、ニッケルホイル(99.
995%)厚さ1mm、コバルトホイル(純度99.9
9%)厚さ0.5mmをそれぞれ用いて各金属刺激盤を
作製した。 各ホイルを打ち抜き、直径8mmの円盤を
得た。各円盤に直径4mmの中空部を中心に打ち抜き縁
幅2mmの円筒状の中空型金属刺激盤が得られた。 各
得られた中空型金属刺激盤を同じ円盤状に作製したフェ
ライト磁石に金属用接着剤を少量を塗りプレス機にて確
実に貼り合わせ、中空型各金属刺激盤フェライト磁石複
合体を作製した。 その様子を図1に示した。
(純度99.9%)厚さ5mmを用いて、金属刺激盤を
作製した。 各金属板を打ち抜き直径8mmの円盤を得
た。 各円盤に直径2.5mmの中空部を各円盤の中心
に打ち抜き、アルミニウム刺激盤および銅刺激盤を作製
した。 実施例2 アルミニウムホイル(純度99.999%)厚さ2m
m、銅ホイル(純度99.99%)厚さ2mm、銀ホイ
ル(純度99.99%)厚さ1mm、金ホイル(純度9
9.99%)厚さ0.1mm、ニッケルホイル(99.
995%)厚さ1mm、コバルトホイル(純度99.9
9%)厚さ0.5mmをそれぞれ用いて各金属刺激盤を
作製した。 各ホイルを打ち抜き、直径8mmの円盤を
得た。各円盤に直径4mmの中空部を中心に打ち抜き縁
幅2mmの円筒状の中空型金属刺激盤が得られた。 各
得られた中空型金属刺激盤を同じ円盤状に作製したフェ
ライト磁石に金属用接着剤を少量を塗りプレス機にて確
実に貼り合わせ、中空型各金属刺激盤フェライト磁石複
合体を作製した。 その様子を図1に示した。
【0032】実施例3 実施例2で得られた円筒状の中空型銅刺激盤にアルミニ
ウムおよび銀をスパッタリングすることにより、円筒状
の中空型アルミニウム刺激盤および銀刺激盤を作製し
た。 これを実施例2と同様にして、中空型アルミニウ
ム刺激盤フェライト磁石複合体および中空型銀刺激盤フ
ェライト磁石複合体をそれぞれ作製した。
ウムおよび銀をスパッタリングすることにより、円筒状
の中空型アルミニウム刺激盤および銀刺激盤を作製し
た。 これを実施例2と同様にして、中空型アルミニウ
ム刺激盤フェライト磁石複合体および中空型銀刺激盤フ
ェライト磁石複合体をそれぞれ作製した。
【0033】実施例4 実施例2で得られた円筒状の中空型ニッケル刺激盤にア
ルミニウムおよび銀をスパッタリングすることにより、
円筒状の中空型アルミニウム刺激盤および銀刺激盤を作
製した。 これを実施例2のと同様にして、それぞれ中
空型アルミニウム刺激盤セラミックス複合体および中空
型銀刺激盤セラミックス複合体を作製した。
ルミニウムおよび銀をスパッタリングすることにより、
円筒状の中空型アルミニウム刺激盤および銀刺激盤を作
製した。 これを実施例2のと同様にして、それぞれ中
空型アルミニウム刺激盤セラミックス複合体および中空
型銀刺激盤セラミックス複合体を作製した。
【0034】実施例5 アルミニウムホイル(純度99.999%)厚さ2mm
及び銅ホイル(純度99.99%)より、打ち抜き直径
8mmの円盤をそれぞれ得た。 この円盤に直径2mm
の中空部を5個を図2に示す配置にて作製し、ついでそ
の片面にフェライト磁石体(等方性、残留磁束密度80
0ガウス)を組み合わせた。 この2種類の金属刺激盤
フェライト磁石複合体を被験者に対して絆創膏を用いて
各左右対称に貼付部位30ケ所に貼付した。 30分後
の血中乳酸値を測定した。一方、比較例として、突起型
のポリプロピレン樹脂成型体(市販品)およびゲルマニ
ウム刺激粒(市販品)をそれぞれ同数の被験者に対して
同一部位に30分貼付後、血中乳酸値を測定し、これら
を比較した。 結果を表1に示す。
及び銅ホイル(純度99.99%)より、打ち抜き直径
8mmの円盤をそれぞれ得た。 この円盤に直径2mm
の中空部を5個を図2に示す配置にて作製し、ついでそ
の片面にフェライト磁石体(等方性、残留磁束密度80
0ガウス)を組み合わせた。 この2種類の金属刺激盤
フェライト磁石複合体を被験者に対して絆創膏を用いて
各左右対称に貼付部位30ケ所に貼付した。 30分後
の血中乳酸値を測定した。一方、比較例として、突起型
のポリプロピレン樹脂成型体(市販品)およびゲルマニ
ウム刺激粒(市販品)をそれぞれ同数の被験者に対して
同一部位に30分貼付後、血中乳酸値を測定し、これら
を比較した。 結果を表1に示す。
【0035】なおテスト条件は下記の通りである。 被験者数 各5人(計20人) 貼付部位 撓骨筋左右各1ケ所(計2ケ
所) 僧昌筋左右各1ケ所(計2ケ所) 第七頚椎周辺部左右各3ケ所(計6ケ所) 肩甲骨左右各1ケ所(計2ケ所) 第三胸椎から第八胸椎にかけて周辺部左右各4ケ所(計
8ケ所) 合計20ケ所
所) 僧昌筋左右各1ケ所(計2ケ所) 第七頚椎周辺部左右各3ケ所(計6ケ所) 肩甲骨左右各1ケ所(計2ケ所) 第三胸椎から第八胸椎にかけて周辺部左右各4ケ所(計
8ケ所) 合計20ケ所
【表1】
【0036】乳酸は疲労時の体内老廃物である。 血中
乳酸含有量は疲労感、肩凝り、腰痛、頭痛等のインデッ
クスで、乳酸値として用いる。 通常、血中乳酸値の標
準値は4−16mg/dlの範囲にあり、各種の不快指
数に相当している。 被験者はいずれも肩凝り、腰痛、
疲労、倦怠感等を訴えていた。 各種刺激盤使用後、乳
酸値は減少しているが、本発明品(実施例AおよびB)
を使用の場合、他の刺激盤(比較例C及びD)の使用の
場合よりもはるかに乳酸値の低下が顕著である。 本発
明アルミニウム刺激盤と銅刺激盤との同時使用がより効
果のある。
乳酸含有量は疲労感、肩凝り、腰痛、頭痛等のインデッ
クスで、乳酸値として用いる。 通常、血中乳酸値の標
準値は4−16mg/dlの範囲にあり、各種の不快指
数に相当している。 被験者はいずれも肩凝り、腰痛、
疲労、倦怠感等を訴えていた。 各種刺激盤使用後、乳
酸値は減少しているが、本発明品(実施例AおよびB)
を使用の場合、他の刺激盤(比較例C及びD)の使用の
場合よりもはるかに乳酸値の低下が顕著である。 本発
明アルミニウム刺激盤と銅刺激盤との同時使用がより効
果のある。
【0037】実施例6 実施例5で用いた中空盤アルミニウム刺激盤フェライト
磁石複合体と中空盤銅刺激盤フェライト磁石複合体を左
右対称に、不快症状を訴える被験者100人に対し実施
例5の貼付部位の合計20ケ所に貼付けた。 結果を表
2に示す。
磁石複合体と中空盤銅刺激盤フェライト磁石複合体を左
右対称に、不快症状を訴える被験者100人に対し実施
例5の貼付部位の合計20ケ所に貼付けた。 結果を表
2に示す。
【表2】
【0038】被験者の99%が効果のあることを認めて
いた。
いた。
【0039】 [発明の効果]本発明の健康皮膚当て接具は固体刺激盤
として中空型アルミニウム成型体を使用し、アルミニウ
ムの保温作用と生体電流調整作用により治療効果があ
る。また多数の中空局面の皮膚との境界線により刺激効
果が高められ、また、これらの中空を通して複合体とし
て付加されている磁石、フェライト磁石、の磁化作用や
セラミックスからの遠赤外線放射作用が効果的に付加さ
れ、相乗作用により優れた治療効果がある。 さらに、
主体の中空型アルミニウム成型体のほかに他の金属の中
空型成型体を組み合わせて使用することにより、さらに
アルミのイオン化傾向による微弱電流の促進作用があ
り、その結果、生体電流調整作用も倍加され、卓越した
治療効果が得られる。
として中空型アルミニウム成型体を使用し、アルミニウ
ムの保温作用と生体電流調整作用により治療効果があ
る。また多数の中空局面の皮膚との境界線により刺激効
果が高められ、また、これらの中空を通して複合体とし
て付加されている磁石、フェライト磁石、の磁化作用や
セラミックスからの遠赤外線放射作用が効果的に付加さ
れ、相乗作用により優れた治療効果がある。 さらに、
主体の中空型アルミニウム成型体のほかに他の金属の中
空型成型体を組み合わせて使用することにより、さらに
アルミのイオン化傾向による微弱電流の促進作用があ
り、その結果、生体電流調整作用も倍加され、卓越した
治療効果が得られる。
【図1】本発明による中空型各金属刺激盤フェライト磁
石複合体を示す図である。
石複合体を示す図である。
【図2】本発明による他の中空型各金属刺激盤フェライ
ト磁石複合体を示す図である。
ト磁石複合体を示す図である。
1:各金属刺激盤 2:中空部 3:フェライト磁石
Claims (11)
- 【請求項1】一個又は二個以上の固体刺激盤と該刺激盤
を人体皮膚面に装着するための装着手段を含んでなり、
前記固体刺激盤がアルミニウムの成型体及びもしくはそ
の他の一種類の金属又は二種以上の金属の合金の成型体
との組み合わせで装着してなり、かつ前記各固体刺激盤
が人体皮膚に接触する側において、一つまたはそれ以上
の中空部を有して、なることを特徴とする健康用皮膚当
て接具。 - 【請求項2】前記固体刺激盤の皮膚との接触面が中空部
を除いて実質的に平滑であることを特徴とする請求項1
記載の健康用皮膚当て接具。 - 【請求項3】前記金属又は合金が金、銀、白金、銅、
錫、鉄、クロム、ニッケル、コバルト、亜鉛、チタン、
モリブデン、バナジュウム、から選ばれた一種類の金属
または二種類以上の金属からなる合金であることを特徴
とする請求項および2記載の健康皮膚当て接具。 - 【請求項4】前記固体刺激盤の前記中空部が人体皮膚に
対し、皮膚表面より0.1mm以上3mm以下の範囲で
圧入されることを特徴とする請求項1、2および3記載
の健康用皮膚当て接具。 - 【請求項5】一個又は二個以上の固体刺激盤と該固体刺
激盤を人体皮膚面にするための装着手段を含んでなり、
前記固体刺激盤の表層部の一部又は中空部全体が前記金
属によって構成される層の少なくとも一部が人体皮膚と
直接接触してなることを特徴とする健康用皮膚当て接
具。 - 【請求項6】前記固体刺激盤の表層部を除く残部が永久
磁石又は永久磁石粉末又は個々の磁石固体を含むゴム、
プラスチック、繊維、セラミックス、金属又はガラスの
中から選ばれる一種または二種以上により構成されてい
ることを特徴とする請求項5記載の健康用皮膚当て接
具。 - 【請求項7】前記永久磁石がフェライト磁石または希土
類磁石であることを特徴とする請求項6記載の健康用皮
膚当て接具。 - 【請求項8】前記固体刺激盤の表層部を除く残部が、ゴ
ム、プラスチック、セラミックス、金属またはガラスの
中から選ばれるいずれか一種または二種以上によって構
成されていることを特徴とする請求項5記載の健康用皮
膚当て接具。 - 【請求項9】前記固体刺激盤が、人体皮膚に接触する側
において一つまたはそれ以上の中空部を有して成ること
を特徴とする請求項5から8までのいずれか一項記載の
健康用皮膚当て接具。 - 【請求項10】前記固体刺激盤の前記中空部が人体皮膚
に対し、皮膚表面より0.1mm以上3mm以下の範囲
で圧入されることを特徴とする請求項9記載の健康用皮
膚当て接具。 - 【請求項11】前記固体刺激盤の皮膚への装着手段が粘
着シートであり、一個または二個以上の前記固体刺激盤
を前記粘着シートの粘着面上に配置したことを特徴とす
る請求項1から10までのいずれか一項記載の健康用皮
膚当て接具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23107293A JPH0747138A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 健康皮膚当て接具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23107293A JPH0747138A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 健康皮膚当て接具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0747138A true JPH0747138A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=16917851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23107293A Pending JPH0747138A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 健康皮膚当て接具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0747138A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008194212A (ja) * | 2007-02-13 | 2008-08-28 | Tokuo Saito | 皮膚貼付用具 |
JP2008194117A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Tokuo Saito | 皮膚貼付用具 |
KR102154449B1 (ko) * | 2019-12-03 | 2020-09-09 | 주식회사 위테이프 | 스포츠테이프 및 이의 제조방법 |
-
1993
- 1993-08-05 JP JP23107293A patent/JPH0747138A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008194117A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Tokuo Saito | 皮膚貼付用具 |
JP2008194212A (ja) * | 2007-02-13 | 2008-08-28 | Tokuo Saito | 皮膚貼付用具 |
JP4570631B2 (ja) * | 2007-02-13 | 2010-10-27 | 徳男 齊藤 | 皮膚貼付用具 |
KR102154449B1 (ko) * | 2019-12-03 | 2020-09-09 | 주식회사 위테이프 | 스포츠테이프 및 이의 제조방법 |
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