JPH0747115Y2 - 物干竿の支持装置 - Google Patents

物干竿の支持装置

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JPH0747115Y2
JPH0747115Y2 JP1991102255U JP10225591U JPH0747115Y2 JP H0747115 Y2 JPH0747115 Y2 JP H0747115Y2 JP 1991102255 U JP1991102255 U JP 1991102255U JP 10225591 U JP10225591 U JP 10225591U JP H0747115 Y2 JPH0747115 Y2 JP H0747115Y2
Authority
JP
Japan
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rod
outer cylinder
vertical
supporting
hook
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991102255U
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English (en)
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JPH0611690U (ja
Inventor
芳一 田窪
Original Assignee
株式会社田窪工業所
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、物干竿の竿掛体を任意
の方向に回動調節すると共に、その高さをも高低調節自
在に操作できる物干竿の支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来実施されている物干竿の支持装置
は、竿掛体の支持外筒を構造物に固着し、固着された支
持外筒に竿掛体を回動自在に嵌挿し、その方向と高さを
任意に変更するようにしたものにおいて、支持外筒に設
けた締付具を締付ねじを用いてそのねじの捻回により竿
掛体の方向と高さを固定するようにしたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、前記従来例
の物干竿の支持装置においては、支持外筒に嵌挿した竿
掛体の方向と高さを調節する場合には、片手で竿掛体を
持ち、他方の手で締付具の締付ねじを捻回しなければな
らない煩雑な作業を要し、その調節操作が円滑でなく能
率的でなかった。そこで本考案においては、前記従来例
の欠点を排除するよう改良し、簡単な操作で竿掛体の方
向と高さが調節でき、着脱自在なものとするを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案における物干竿の
支持装置は、構造物の適所へ挾着手段により着脱自在に
装着するようにした支持外筒に対し、垂直管と水平管と
の曲管でなる竿掛体の垂直管を回動自在、伸縮自在に嵌
挿し、同支持外筒の上端部において、締付杆と槓杆とで
緩緊自在に操作できるように形成した環状の締付具を付
設し、前記竿掛体の水平管が任意方向に指向するよう回
動自在とすると共に、その高さを高低自在に垂直管を摺
動伸縮し、前記締付具の槓杆の操作により支持外筒内に
垂直管を締付け固定するよう構成するものである。
【0005】
【作用】支持外筒内に嵌挿した竿掛体の垂直管の締付と
弛緩の操作を、締付具の外端部に設けた槓杆の水平方
向、垂下方向の起伏操作によって行うものであり、前記
槓杆を水平方向に上げれば締付具の締付が弛緩して垂直
管が回動伸縮自在な状態になって水平管の方向と高さが
自由に変更調節でき、同槓杆を下方へ垂下させると締付
具が緊締して竿掛体が固定する。
【0006】
【実施例】本考案の構成を添付図面に図示した一実施例
図によって説明する。図1は、本考案一実施例における
物干竿の支持装置をベランダ囲い9に取付けた状態を示
した斜視図であって、1は支持外筒、2は当板、3は竿
掛体、4は締付具、9はベランダ囲いを夫夫示してあ
る。前記ベランダ囲い9は、笠木9aの下側に複数本の
縦棧9b…を並列状に配して固着したものであり、該ベ
ランダ囲い9において、任意の両縦棧9b、9bを座板
1bと当板2とで挾合させて締付け固定することにより
支持外筒1を着脱自在に取付け(装着)し、垂直管3a
と水平管3bとを逆L形に曲成した曲管でなる竿掛体3
の垂直管3aを前記支持外筒1に嵌挿して支持外筒内に
垂直管3aを回動伸縮自在に支持させてあり、同支持外
筒1の上端部に付設した締付具4で前記垂直管3aを締
付け固定する。なお、水平管3bの上面には竿掛片3c
を複数個固着してある。
【0007】図2は、本考案実施例の主要部である取付
部及び回動伸縮部を示す拡大斜視図であって、支持外筒
1は、短寸の管材でその管の直径は竿掛体3の垂直管3
aが挿通されて摺動できるものであり、その短管材の上
下両端部において夫夫管周面に巻着固定した平面U字形
の支持腕1aにより座板1bに固着されて座板1bの前
面に突設されてあり、前記座板1bは、略菱形板の周縁
部を同一方向へ一様に押し曲げた曲縁を全周に形成して
強度を保有させてあり、この座板1bの中心部に支持腕
1aの後端面を固着してある。そして、この座板1bと
之に対向状に配した同形の当板2とで協働してベランダ
囲い9の両縦棧9a、9aを挾持し、左右一対の長ボル
トAと蝶ナットBにより前後方向に締付けてベランダ囲
い9に固定してある。
【0008】前記締付具4は、支持外筒1の上端部へ一
体的に付設されてあり、前記支持腕1aと略同寸の相似
形状に曲成された平面U字形の曲板であり、該曲板の垂
直壁4aの前端曲部の内側に円柱状の空部Cを曲成し、
該空部Cに前記竿掛体3の垂直管3aを挿通してあり、
該円柱状空部Cの後側部上下に夫夫水平状の上壁4bと
下壁4cとを夫夫左右向合い状に対設してあり、該上下
両壁間において左右垂壁間に締付杆5を水平状に貫通さ
せ、該締付杆5の右端部において軸杆6により槓杆7の
上部を回動自在に軸支してあり、前記槓杆7は、正面形
が略乙字状の板金製で、その上端部を二又状に開口さ
せ、該開口部7a内に締付杆5の右端部を挿入し該挿入
部に軸杆6を挿通して該開口両片を軸支してあり、該開
口部の左端部をカム状に形成し、同槓杆を垂下させた際
にカム部により締付具4の右側垂壁4aを圧迫して締付
けるよう構成してある。
【0009】なお、図2の下方部座板1bの上側に図示
された8は、補助竿掛具であって、下方部座板1bの上
側部において支持外筒1に外嵌した馬蹄形状の取付具1
0の前端部に掛け鉤8aの基端部を挿着することにより
前方向きに突設されてあり、前記取付具10の後端部に
締付ねじ11を挿設して該締付ねじ11により取付具1
0を支持外筒1に締付け固定してあり、締付ねじを緩め
て取付具を上下摺動させることによりその取付高さを任
意に調節できる。なお、同図下端部に図示した3dは栓
体であり、この栓体を竿掛体3の垂直管3aの下端に挿
着して垂直管下端の管孔を塞ぐと共に、垂直管の上方へ
の抜け止めとすることができる。
【0010】図3は、本考案実施例における竿掛体3の
伸縮状態を示した側面図であって、二点鎖線で示した竿
掛体を実線で示したように上方へ伸ばし、また反対に実
線で示したものを二点鎖線で示したように下方へ縮める
よう操作するものである。図中の3cは、水平管3b上
に対設した二又状の竿掛具で之に竿を掛け止める。図4
は、同実施例における座板取付部を拡大して図示した正
面図であって、締付具4の槓杆7の操作姿勢を二点鎖線
と実線とで夫夫図示してある。また、図5は、締付具4
の弛緩状態における平面図を示してあり、槓杆7を水平
姿勢に起こすことにより、締付具が弛緩して垂直管が摺
動回動自在である。図6及び図7は、竿掛具の他の実施
例を示し、図6における竿掛具3c′は楕円環状のもの
で、之に竿を差し通して使用するものであり、図7にお
ける竿掛具3c″は二又状のものの開口部へ馬蹄形の回
動片を回動自在に軸装したものであり、回動片を下方へ
倒し嵌合すれば二又状のものと同様に使用でき、回動片
を上げた図の状態では竿を通して使用するものであっ
て、前記各竿掛具は共に下端に設けた水平状の筒状部3
fに水平管を挿入し下方から押ねじ3eで締付け固定す
る。
【0011】
【考案の効果】本考案は上述の構成であって、図示のよ
うにベランダ囲い等へ座板と当板及び長ボルト・蝶ナッ
トにより支持外筒の上下部を挾着固定した上で、槓杆7
を水平に操作して竿掛体の向きと高さを任意に調節し、
再び槓杆を垂下させて締付け固定し、竿掛け体を適宜な
向きと高さにして洗濯物を干すことができる。そして不
使用時には槓杆の操作で締付けを緩めて竿掛体を下方へ
摺動させ高さを最低にし水平管の向きをベランダ囲いの
笠木と平行状に回動し密接状に折畳み収容でき、邪魔に
ならないよう取扱いができ、その操作が至って容易手軽
である。また、座板と当板との着脱により取外し移動が
簡単に行えるので、必要時に必要場所へ移設して適当な
状態で使用できる有益な物干装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本考案一実施例の物干竿の支持装置をベラン
ダ囲いに取付けた状態の斜視図
【図 2】本考案の主要部を示す拡大斜視図
【図 3】竿掛体の伸縮状態を示す側面図
【図 4】座板取付部を拡大して示す正面図
【図 5】締付具の弛緩状態における平面図
【図 6】竿掛具の他の実施例を示す側面図
【図 7】竿掛具の更に他の実施例を示す側面図
【符号の説明】
1…支持外筒 1a…支持腕 2…当板 3…竿掛体 4…締付具 5…締付杆 6…軸杆 7…槓杆 8…補助竿掛具 9…ベランダ囲い

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持外筒に竿掛体の垂直管を回動伸縮自
    在に挿嵌し、支持外筒の上端部において前記垂直管を締
    付け固定する環状の締付具を付設した物干竿の支持装置
    において、平面U字形曲板でなる締付具4の一端開口部
    で左右両垂壁間に締付杆5を貫通し、締付杆5の一端部
    に槓杆7を軸杆6で回動自在に軸支し、槓杆7の軸支部
    外周をカム状に形成したカム部により締付具4の垂壁を
    圧迫して垂直管を締付けるよう構成した締付け手段を備
    えたことを特徴とする物干竿の支持装置。
JP1991102255U 1991-10-09 1991-10-09 物干竿の支持装置 Expired - Lifetime JPH0747115Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991102255U JPH0747115Y2 (ja) 1991-10-09 1991-10-09 物干竿の支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991102255U JPH0747115Y2 (ja) 1991-10-09 1991-10-09 物干竿の支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0611690U JPH0611690U (ja) 1994-02-15
JPH0747115Y2 true JPH0747115Y2 (ja) 1995-11-01

Family

ID=14322490

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991102255U Expired - Lifetime JPH0747115Y2 (ja) 1991-10-09 1991-10-09 物干竿の支持装置

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5748898Y2 (ja) * 1976-11-25 1982-10-26
DE2753381A1 (de) * 1977-11-30 1979-06-07 Sachs Systemtechnik Gmbh Magnetschaltschloss
JPS5735192A (en) * 1980-08-08 1982-02-25 Hitachi Ltd Structure of valve of enclosed compressor

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Publication number Publication date
JPH0611690U (ja) 1994-02-15

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