JPH0747065Y2 - 水蒸気加熱装置 - Google Patents
水蒸気加熱装置Info
- Publication number
- JPH0747065Y2 JPH0747065Y2 JP1988117872U JP11787288U JPH0747065Y2 JP H0747065 Y2 JPH0747065 Y2 JP H0747065Y2 JP 1988117872 U JP1988117872 U JP 1988117872U JP 11787288 U JP11787288 U JP 11787288U JP H0747065 Y2 JPH0747065 Y2 JP H0747065Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- heating
- sauces
- frozen noodles
- frozen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Commercial Cooking Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は冷凍麺類を水蒸気を用いて加熱する水蒸気加熱
装置に関する。
装置に関する。
(従来技術) 従来より冷凍のパスタを水蒸気を使って瞬間的に解凍す
る水蒸気加熱装置が知られている。この種の装置におい
ては、例えば加熱された鉄板に水を滴下して水蒸気を発
生させ、この水蒸気を冷凍パスタに噴射して瞬時に解凍
させるようにしている(特公昭58−50727号)。
る水蒸気加熱装置が知られている。この種の装置におい
ては、例えば加熱された鉄板に水を滴下して水蒸気を発
生させ、この水蒸気を冷凍パスタに噴射して瞬時に解凍
させるようにしている(特公昭58−50727号)。
ところでスパゲティやマカロニなどのパスタはソース類
をかけて食するのが普通である。上述した冷凍パスタの
場合、パスタ自体を解凍するとともに、そのソース類を
別の容器で温め、パスタが解凍されたところでソースを
かけてでき上がる。
をかけて食するのが普通である。上述した冷凍パスタの
場合、パスタ自体を解凍するとともに、そのソース類を
別の容器で温め、パスタが解凍されたところでソースを
かけてでき上がる。
このような従来の方法によれば、ソース類を別個に温め
る容器や装置が必要となり、またそのための光熱費もか
かって効率が悪かった。
る容器や装置が必要となり、またそのための光熱費もか
かって効率が悪かった。
(考案の目的および構成) 本考案は上記の点にかんがみてなされたもので、冷凍麺
類に用いるソース類を効率よく加熱することを目的と
し、その目的を達成するため、水蒸気を発生させその水
蒸気により冷凍麺類を加熱する水蒸気室の上部カバー
に、上部カバーを底面とする冷凍麺類に用いるソース類
を加熱するための水槽を設け、冷凍麺類を加熱する水蒸
気で同時に水槽を加熱して冷凍麺類に用いるソース類を
加熱するように構成した。
類に用いるソース類を効率よく加熱することを目的と
し、その目的を達成するため、水蒸気を発生させその水
蒸気により冷凍麺類を加熱する水蒸気室の上部カバー
に、上部カバーを底面とする冷凍麺類に用いるソース類
を加熱するための水槽を設け、冷凍麺類を加熱する水蒸
気で同時に水槽を加熱して冷凍麺類に用いるソース類を
加熱するように構成した。
(実施例) 以下図面に基づいて本考案を説明する。
第1図は本考案による水蒸気加熱装置の一実施例を示す
概略線図であり、図中、1は水蒸気で冷凍パスタを加熱
する水蒸気室、20は水蒸気発生室、2は水蒸気室1のハ
ウジング、3は冷凍パスタの取出口である。
概略線図であり、図中、1は水蒸気で冷凍パスタを加熱
する水蒸気室、20は水蒸気発生室、2は水蒸気室1のハ
ウジング、3は冷凍パスタの取出口である。
水蒸気発生室20の底部には水蒸気発生板(鉄板)4が取
り付けられ、その中にはヒータ5が設けられ、このヒー
タ5によって水蒸気発生板4はかなり高い温度(たとえ
ば200℃程度)に保たれている。水蒸気発生板4の上方
にはハウジング2の外側から管6が導入されている。こ
の管6には複数の小孔7が形成され外部から供給される
水が水蒸気発生板4の上に滴下されるようになってい
る。この給水は電磁バルブ8によって制御され、電磁バ
ルブ8は駆動手段9によって駆動される。たとえば駆動
手段9がタイマを有し、所定時間の間電磁バルブ8を開
放させる。
り付けられ、その中にはヒータ5が設けられ、このヒー
タ5によって水蒸気発生板4はかなり高い温度(たとえ
ば200℃程度)に保たれている。水蒸気発生板4の上方
にはハウジング2の外側から管6が導入されている。こ
の管6には複数の小孔7が形成され外部から供給される
水が水蒸気発生板4の上に滴下されるようになってい
る。この給水は電磁バルブ8によって制御され、電磁バ
ルブ8は駆動手段9によって駆動される。たとえば駆動
手段9がタイマを有し、所定時間の間電磁バルブ8を開
放させる。
電磁バルブ8によって制御された一定量の水が管6から
水蒸気発生板4に滴下されると、その水は密閉された水
蒸気発生室20内で瞬時に加熱され蒸発して瞬間的に高圧
になるため、噴射板10に形成された噴射孔11から水蒸気
室1へ噴射される。
水蒸気発生板4に滴下されると、その水は密閉された水
蒸気発生室20内で瞬時に加熱され蒸発して瞬間的に高圧
になるため、噴射板10に形成された噴射孔11から水蒸気
室1へ噴射される。
噴射板10の上方には格子状の載置台12が設けられ、その
上に冷凍パスタ13を入れたトレイ14が載せられる。トレ
イ14の底面には、水蒸気が通る小孔14aが形成されてい
る。
上に冷凍パスタ13を入れたトレイ14が載せられる。トレ
イ14の底面には、水蒸気が通る小孔14aが形成されてい
る。
このようなトレイ14の中で、冷凍パスタ13は噴射孔11か
らの水蒸気により加熱され解凍される。
らの水蒸気により加熱され解凍される。
一方、水蒸気室1の上部カバー1aには冷凍パスタ13にか
けるソース類を加熱するための水槽15が設けられてい
る。水槽15は蓋16で覆われ、その内部に水17が貯えら
れ、水17の中にはレトルトパウチ18で包装されたソース
類が入っている。
けるソース類を加熱するための水槽15が設けられてい
る。水槽15は蓋16で覆われ、その内部に水17が貯えら
れ、水17の中にはレトルトパウチ18で包装されたソース
類が入っている。
以上のようにすれば、水蒸気室1内の水蒸気は冷凍パス
タ13を解凍するとともに、その上方に設けられた水槽15
内の水17を加熱し、レトルトパウチ18内のソース類も同
時に加熱される。また迅速解凍を目的とするこの種の装
置では必要解凍熱量よりかなり多量の蒸気を放出する様
に設計される事からその余剰の熱が多くなりその熱が利
用出来る。水蒸気は管6から一定量の水が水蒸気発生板
4上に滴下されるとき発生するが、水蒸気発生板4は水
が滴下されないときでも装置稼動中はヒータ5により加
熱されている。そのため、この水蒸気発生板4からの輻
射熱によっても水槽15の水は温められ高温(たとえば60
℃以上)に保たれる。冷凍パスタ13を水蒸気室1に入れ
て加熱するとともに水槽17内にソース類を入れておけ
ば、冷凍パスタ13の解凍と同時にソース類を温めること
ができ、でき上がったパスタにすぐにソース類をかけて
食することができる。したがって、とくにソース類加熱
用の装置や容器を用意する必要はなく、きわめて効率的
にソース類を加熱することができる。とくにこのような
装置を業務用に用いればわずかな店舗スペースでゆでた
てのパスタをお客に提供することができる。
タ13を解凍するとともに、その上方に設けられた水槽15
内の水17を加熱し、レトルトパウチ18内のソース類も同
時に加熱される。また迅速解凍を目的とするこの種の装
置では必要解凍熱量よりかなり多量の蒸気を放出する様
に設計される事からその余剰の熱が多くなりその熱が利
用出来る。水蒸気は管6から一定量の水が水蒸気発生板
4上に滴下されるとき発生するが、水蒸気発生板4は水
が滴下されないときでも装置稼動中はヒータ5により加
熱されている。そのため、この水蒸気発生板4からの輻
射熱によっても水槽15の水は温められ高温(たとえば60
℃以上)に保たれる。冷凍パスタ13を水蒸気室1に入れ
て加熱するとともに水槽17内にソース類を入れておけ
ば、冷凍パスタ13の解凍と同時にソース類を温めること
ができ、でき上がったパスタにすぐにソース類をかけて
食することができる。したがって、とくにソース類加熱
用の装置や容器を用意する必要はなく、きわめて効率的
にソース類を加熱することができる。とくにこのような
装置を業務用に用いればわずかな店舗スペースでゆでた
てのパスタをお客に提供することができる。
またこの水槽15を設けることにより、水蒸気を発生させ
ないときの水蒸気発生板4からの熱を吸収して、そのロ
スを防ぐことができるので、装置の熱効率も良くなる。
ないときの水蒸気発生板4からの熱を吸収して、そのロ
スを防ぐことができるので、装置の熱効率も良くなる。
実施例においてはソース類をレトルトパウチに入れたま
ま加熱する例を示したが、水槽にじかにソース類を入れ
るようにしてもよいのはもちろんである。
ま加熱する例を示したが、水槽にじかにソース類を入れ
るようにしてもよいのはもちろんである。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、水蒸気を発生さ
せその水蒸気により冷凍麺類を加熱する水蒸気室の上部
カバーに、上部カバーを底面とする冷凍麺類に用いるソ
ース類を加熱するための水槽を設け、冷凍麺類を加熱す
る水蒸気で同時に水槽を加熱して冷凍麺類に用いるソー
ス類を加熱するように構成したので、冷凍麺類に用いる
ソース類を効率よく加熱することができる。
せその水蒸気により冷凍麺類を加熱する水蒸気室の上部
カバーに、上部カバーを底面とする冷凍麺類に用いるソ
ース類を加熱するための水槽を設け、冷凍麺類を加熱す
る水蒸気で同時に水槽を加熱して冷凍麺類に用いるソー
ス類を加熱するように構成したので、冷凍麺類に用いる
ソース類を効率よく加熱することができる。
第1図は本考案による水蒸気加熱装置の一実施例の概略
線図である。 1…水蒸気室、13…冷凍パスタ、14…トレイ、15…水
槽、18…レトルトパウチ
線図である。 1…水蒸気室、13…冷凍パスタ、14…トレイ、15…水
槽、18…レトルトパウチ
Claims (1)
- 【請求項1】内部にヒータを設けた水蒸気発生板と、該
水蒸気発生板の上方に配置された複数の小孔を形成した
給水管と、天井部に多数の噴射孔を有する水蒸気噴射板
とから構成された密閉型の水蒸気発生室を内部に設けた
水蒸気室とを有し、この水蒸気室内で該水蒸気発生室か
ら噴射される水蒸気で冷凍麺類を加熱する水蒸気加熱装
置において、 前記水蒸気室の上部カバーに該上部カバーを底面とする
前記冷凍麺類に用いるソース類を加熱するための水槽を
設け、前記冷凍麺類を加熱する水蒸気で同時に該水槽を
加熱して前記冷凍麺類に用いるソース類を加熱すること
を特徴とする水蒸気加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988117872U JPH0747065Y2 (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 水蒸気加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988117872U JPH0747065Y2 (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 水蒸気加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0239685U JPH0239685U (ja) | 1990-03-16 |
JPH0747065Y2 true JPH0747065Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=31361714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988117872U Expired - Lifetime JPH0747065Y2 (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 水蒸気加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0747065Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013215139A (ja) * | 2012-04-09 | 2013-10-24 | Mayekawa Mfg Co Ltd | 米粉入りパスタの冷凍・解凍方法及び冷凍・解凍システム |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2107300B (en) * | 1981-07-03 | 1985-04-24 | Standard Telephones Cables Ltd | Ceramic capacitors and dielectric compositions |
-
1988
- 1988-09-09 JP JP1988117872U patent/JPH0747065Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0239685U (ja) | 1990-03-16 |
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