JPH0747013Y2 - ビデオプロジェクタ - Google Patents

ビデオプロジェクタ

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JPH0747013Y2
JPH0747013Y2 JP1988161651U JP16165188U JPH0747013Y2 JP H0747013 Y2 JPH0747013 Y2 JP H0747013Y2 JP 1988161651 U JP1988161651 U JP 1988161651U JP 16165188 U JP16165188 U JP 16165188U JP H0747013 Y2 JPH0747013 Y2 JP H0747013Y2
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liquid crystal
crystal panel
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modulation
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、液晶パネルを使用したビデオプロジェク
タ、特にスクリーン上に映像を拡大投映したときのコン
トラストの不均一を解消したビデオプロジェクタに関す
る。
[従来の技術] 液晶パネルを使用したビデオプロジェクタは、第3図の
ような投影系を有する。
同図において、光源32により出射した光はお椀状の反射
ミラー34によって反射された後、コンデンサレンズ36に
よってプロジェクションレンズ(投影レンズ)42の所定
位置に焦点するように集光される。
コンデンサレンズ36とプロジェクションレンズ42との間
の光路上には液晶パネル40が配置され、これに供給され
る駆動信号に応じて各画素の透過状態が制御される。そ
のため、端子26には駆動信号としてビデオ信号が供給さ
れる。液晶パネル40がカラー構成であるときには、R,G,
Bの原色ビデオ信号が供給される。
液晶パネル40によって変調された光はプロジェクション
レンズ42を通過してスクリーン44上に結像される。した
がって、映像がこのスクリーン44上に拡大投影される。
液晶パネル40を透過した光を有効利用するため、通常は
上述したように液晶パネル40を通過した光が、できるだ
け多くプロジェクションレンズ42に入射するようにコン
デンサレンズ36が設けられている。
〔考案が解決しようとする課題〕
このようにコンデンサレンズ36によって絞り込んだ状態
で光が液晶パネル40上に入射するため、液晶パネル40に
はその法線軸上POに対し、上下の方向S,Nで夫々φ1,φ
2だけ斜めに入射する。そして、その方向は上下で逆で
ある。
一方、液晶パネル40においては、第4図に示すように映
像の最大コントラストが得られる角度は、法線軸POに対
してθだけずれている。この角度θは一般には5〜6°
程度である。
したがって、液晶パネル40の上下方向N,S(投影像の上
下方向に対応)に対し、法線POに対する傾斜角対コント
ラスト比を求めると、第5図のようになる。同図より明
らかなように、映像の上半分はRQの線上でのコントラス
ト比で投影され、映像の下半分はQTの線上のコントラス
ト比で投影される。
その結果、コントラスト比は画面の上側で強く、下側に
いくにしたがって弱くなり、明暗のある映像がスクリー
ン44上に映し出されることになる。
なお、このときに液晶パネル端子26に供給されるビデオ
信号の波形の一例を第6図に示す。そのときの映像の例
を第7図に示す。
この考案ではこのような従来の課題を解決したものであ
って、特に液晶パネル40における透過率の非対称性から
生ずるコントラスト比の差を僅少にして、高画質化を図
ったビデオプロジェクタを提案するものである。
[課題を解決するための手段] 上述の課題を解決するため、この考案においては、液晶
パネルを使用したビデオプロジェクタにおいて、前記液
晶パネルの透過率の非対称性に応じて垂直周期の変調信
号を生成する変調信号形成回路と、該変調信号形成回路
により得られた変調信号によってビデオ信号を振幅変調
する振幅変調回路と、該振幅変調回路により振幅変調さ
れたビデオ信号に基づいて、前記液晶パネルを駆動する
液晶パネル駆動回路とを有し、コントラストの一様な画
像がスクリーン上に拡大投映されるようになされたこと
を特徴とするものである。
[作用] ビデオ信号はのこぎり波状の変調信号によって振幅変調
(AM変調)される。この場合、画面から見て上側での振
幅が小さく、下側に行くにしたがってその振幅が大きく
なるように振幅変調される。
このような振幅変調を行なえば、第2図Cのようなビデ
オ信号SVが出力されるから、これによって画面上、上側
よりも下側の方が明るくなる。その結果、画面の上側と
下側とのコントラスト比のずれが僅少となり、明るさの
ムラが減少する。
[実施例] 続いて、この考案に係る液晶パネルを使用したビデオプ
ロジェクタの一例を、第3図の投影系に適用した場合に
つき、第1図以下を参照して詳細に説明する。
この考案においても、第3図のような投影系を有するビ
デオプロジェクタが使用され、コンデンサレンズ36によ
って絞り込まれた光が液晶パネル40によってビデオ信号
に基づき変調され、その後プロジェクションレンズ42を
通過してスクリーン44上に投影されて、映像が拡大映出
される。
第1図はこのようなビデオプロジェクタにおける液晶パ
ネル駆動装置10の一例を示すものであって、端子12には
ビデオ信号(複合ビデオ信号)が供給され、これがビデ
オ信号処理回路14に供給されて液晶パネル40を駆動する
に適した信号に変換される。ビデオ信号はさらに垂直同
期信号の分離回路16にも供給され、ビデオ信号中より垂
直同期信号PVが分離される(第2図A)。
分離された垂直同期信号PVは発振器18に供給されて垂直
周期の発振信号が出力される。発振信号は変調信号の形
成回路20に供給されて、この例では第2図Bに示すよう
な垂直同期信号PVに同期したのこぎり波状の変調信号PM
が生成される。
変調信号PMは垂直周期内でその振幅が次第に大きくなる
ような変調波形となされている。
この変調信号PMがAM変調回路22に供給されて、ビデオ信
号が振幅変調される。この場合、変調信号PMの最小値で
も所定の振幅となるようにその初期値が選定されてい
る。振幅変調された出力ビデオ信号SV(第2図C)は液
晶パネル駆動回路24に供給され、これより得られた出力
ビデオ信号SVが液晶パネル40の端子26に印加される。
このように振幅変調されたビデオ信号SVによって液晶パ
ネル40を駆動制御すれば、オリジナルのビデオ信号の振
幅が同一でも、画面の上部より下部の方が明るくなる。
一方、液晶パネル40におけるコントラスト比の非対称特
性上、スクリーン44では同一振幅でも画面の上部が下部
よりも明るいから、上述したように振幅変調されたビデ
オ信号SVで液晶パネル40を駆動制御すれば、コントラス
ト比の開きが相殺されるようになり、画面の上部と下部
とでのコントラスト比の開きが大幅に改善される、その
結果、画面の明るさの不均一さを解消できる。
このようなことから、変調信号PMの振幅値は液晶パネル
40などの特性を加味して決定されることになる。
上述した変調信号PMの波形は、液晶パネル40などの特性
に照らして決定されるものであるから、のこぎり波状の
波形に限らない。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案においては、のこぎり波
状の変調信号に基づいてビデオ信号を変調し、変調した
ビデオ信号で液晶パネルを駆動するようにしたものであ
る。
これによれば、液晶パネルにおける透過率の非対称特性
に基づくスクリーン上でのコントラスト比の開きが解消
され、画面の上部と下部とでの明るさの不均一さを補正
できる。その結果、画質を大幅に改善できる効果があ
る。
従って、この考案に係るビデオプロジェクタは上述した
液晶パネルを使用したビデオプロジェクタに適用して極
めて好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るビデオプロジェクタに使用され
る液晶パネル駆動装置の一例を示す系統図、第2図はそ
の動作説明に供する波形図、第3図はビデオプロジェク
タに使用される投影系の説明図、第4図は液晶パネルの
入射光と反射光との関係を示す図、第5図はコントラス
ト比の説明に供する特性図、第6図は従来のビデオ信号
の波形図、第7図はそのときのスクリーンにおけるコン
トラストの図である。 10……液晶パネル駆動装置 20……変調信号形成回路 22……AM変調回路 24……液晶パネル駆動回路 32……光源 34……反射ミラー 36……コンデンサレンズ 40……液晶パネル 42……プロジェクションレンズ 44……スクリーン PM……変調信号 SV……出力ビデオ信号

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶パネルを使用したビデオプロジェクタ
    において、前記液晶パネルの透過率の非対称性に応じて
    垂直周期の変調信号を生成する変調信号形成回路と、該
    変調信号形成回路により得られた変調信号によってビデ
    オ信号を振幅変調する振幅変調回路と、該振幅変調回路
    により振幅変調されたビデオ信号に基づいて、前記液晶
    パネルを駆動する液晶パネル駆動回路とを有し、コント
    ラストの一様な画像がスクリーン上に拡大投映されるよ
    うになされたことを特徴とするビデオプロジェクタ。
JP1988161651U 1988-12-13 1988-12-13 ビデオプロジェクタ Expired - Fee Related JPH0747013Y2 (ja)

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JPH0282178U JPH0282178U (ja) 1990-06-25
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JPS5489759A (en) * 1977-12-27 1979-07-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd Liquid crystal light valve type projector
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JPS62147223U (ja) * 1986-03-11 1987-09-17
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