JPH0746907B2 - 単相インバ−タの駆動方法 - Google Patents

単相インバ−タの駆動方法

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JPH0746907B2
JPH0746907B2 JP62151264A JP15126487A JPH0746907B2 JP H0746907 B2 JPH0746907 B2 JP H0746907B2 JP 62151264 A JP62151264 A JP 62151264A JP 15126487 A JP15126487 A JP 15126487A JP H0746907 B2 JPH0746907 B2 JP H0746907B2
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康之 榊原
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東洋電産株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は直流電源を交流電力に変換する単相インバータ
に関し、特に、各種の自動車両に搭載のバッテリや直流
発電機等の発生する直流電力を商用交流100V電源相当に
変換する単相インバータの駆動方法における改良に関す
る。
〈従来の技術〉 例えばテレビとか据置きのオーディオ・セット、電動大
工工具等々、本来ならば消費電力が大きいため、商用交
流100V電源により屋内や庭等で使用されるべき各種の電
子、電気機器を車等に積んで持出し、商用電源を取れな
い所で使用したいことも良くある。
こうしたことから従来においても、例えば車両搭載のバ
ッテリ電圧を変換、昇圧したり、直流発電機の出力を変
換して商用電源相当の出力電圧値の交流電源を得るた
め、各種の単相インバータが開発されてきた。もっと
も、大電力容量を望む向きには車両搭載のバッテリにの
み頼るものは不都合であり、車両の機関軸に対し、ベル
ト−プーリ機構を介する等して発電軸を結合させた直流
発電機利用型が要請される。
ところで、第5図(A)に示されているように、言うま
でもなく商用交流100V電源は、その波高値を実効値ない
し定格値100Vの (約140V)とする50Hzないし60Hzの正弦波形で定義され
る。
一方、通常屋内で使用される各種の電子、電気機器は、
この商用電源を整流し、直流電力に変換して用いるもの
が多いが、その場合、当該整流波形の電圧は、第5図
(B)に図示のように、原理的には無負荷最大で入力交
流電源の波高値140Vに等しくなる。
しかるに、このような商用交流電源の持つ性質は、正弦
波形でなくとも、第4図(A)に示されているように、
正負各矩形パルスの間にそれぞれ適当なる時間幅の休止
期間P0を設けた交番矩形波形によってもほぼ満足するこ
とができる。
ただしこの場合、第一、第二通電期間P+,P-中における
正負各矩形パルスの最大振幅値は、共にその絶対値にお
いて商用交流電源の波高値に等しくなるよう設定すると
共に、無通電期間(休止期間)P0の時間幅ないし各矩形
波に関するパルス・デューティ比;P+(or P-)/{P
+(or P-)+P0}も適切に設定し、第4図(B)に示さ
れているように、これが例えば整流されたとき、先に第
5図(B)に即して述べた商用交流電源整流時とほぼ同
等な電位関係が得られるべくする必要がある。
もちろん、第一通電期間P+、休止期間P0、第二通電期間
P-、休止期間P0が単位の一サイクルを構成し、これが所
定の周波数50Hzないし60Hzで繰返される。
こうしたことから、正弦波形でなく交番矩形波形であっ
ても、一般に提供されている商用交流電源とほぼ同等の
性質の交流電源を構成し得ることが理解されるが、実は
これがまさしく、従来から開発されている単相インバー
タの原理なのである。
すなわち、第6図(A)に示されているように、バッテ
リとか直流発電機等、適当なる直流電源の正負端子T+,T
-の間に、第一、第二のバイポーラ・スイッチング・ト
ランジスタQ1,Q2の直列回路と、第三、第四のバイポー
ラ・スイッチング・トランジスタQ3,Q4の直列回路とを
互いには並列に挿入し、第一、第二スイッチング・トラ
ンジスタQ1,Q2の接続点T1と、第三、第四スイッチング
・トランジスタQ3,Q4の接続点T2とを一対のインバータ
出力端子T1,T2とした上で、各バイポーラ・スイッチン
グ・トランジスタQ1〜Q4の各ベースに対し、第6図
(B)に示されるようなシーケンス・パターンに従う駆
動信号S1〜S4を与えると、端子T1,T2間に挿入された負
荷LDが抵抗負荷である場合、原理的には一応、第4図
(A)図示した所期の交番矩形波形が得られるのであ
る。
つまり、第一通電期間P+において第一トランジスタQ1
第四トランジスタQ4のベースに有意の正の電圧値で規定
される駆動信号S1,S4を与え、これらトランジスタQ1,Q4
をターン・オンさせる一方、第三トランジスタQ3、第四
トランジスタQ4のベースには有意の電圧信号S2,S3を印
加せず、望ましくは接地することによりこれらをオフ状
態に維持させると、直流電源正端子T+から流れ込む電流
は、当該オンとなった第一トランジスタQ1から端子T1
負荷LD、端子T2、第四トランジスタQ4を介した後、直流
電源負端子T-に至る経路を採り、したがってまず、第4
図(A)中における第一通電期間P+内の正方向矩形パル
スが生成される。
ただし便宜的に、本書では負荷LDの接続されている一対
のインバータ出力端子T1,T2の中、端子T1から負荷LD
の電流流れ込み方向を上記のように正方向と呼んでお
く。
この第一通電期間P+に続く既述の休止期間P0は、全ての
トランジスタQ1〜Q4のベースに対し、有意の正の電圧値
を印加せず、望ましくは接地することにより得られる。
換言すれば、それまで有意の正の値として第一、第四ト
ランジスタQ1,Q4に印加していた駆動信号S1,S4を除去な
いし接地電位とすることにより、休止期間P0となる。
これに次ぐ第二通電期間P-においては、今度は第二トラ
ンジスタQ2と第三トランジスタQ4のベースに有意の駆動
信号S3,S4を与え、これらをターン・オンさせる一方、
第一トランジスタQ1、第四トランジスタQ4はその前の休
止期間P0におけると同じまま、オフ状態に維持させる。
このときには直流電源正端子T+からの電流は、第三トラ
ンジスタQ3、端子T2、負荷LD、端子T1、第二トランジス
タQ2を介して直流電源負端子T-に至る経路に流れ、もっ
て第4図(A)中の負方向矩形パルスが生成される。
この第二通電期間P-の後には再度、先と同様、全てのト
ランジスタQ1〜Q4をオフとする休止期間P0を設け、ここ
までを単位の一サイクルとして、以下、この過程を繰返
す。
もちろん先に述べたように、この単相インバータに関
し、出力周波数50Hzを満たす場合には上記単位サイクル
長(P++2・P0+P-)を20mSに、60Hzを満たす場合には
約16.7mSに選ぶ。
なお、直流電源正負端子T1,T2間に接続される直流電源
が、例えば直流発電機であって約140Vを生成し得るもの
である場合にはともかく、車載用のバッテリとか、当該
バッテリ電圧値と同程度の電圧値しか発生しない直流発
電機である場合には、第6図示の基本構成による単相イ
ンバータを通した後、変圧器により昇圧して第4図示の
ような波高値140Vが得られるべくされる。特に後者の場
合には、当該変圧器を通すことにより結果としてロー・
パス・フィルタ効果を受け、積分されるため、その変圧
器出力は交番矩形波形と言うより疑似正弦波形に近いパ
ターンとなることもある。
また、第一〜第四の各スイッチング・トランジスタQ1
Q4のエミッタ−コレクタ間に並列に付されているダイオ
ードD1〜D4は、当該それぞれのトランジスタQ1〜Q4に関
し、逆方向印加電圧を制限するために必要な保護ダイオ
ードである。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記のように、これまでに開発されている第6図示の単
相インバータにおいても、原理的には所期通り、何等問
題なく、第4図示の交番矩形波形が得られるかのように
思われる。
しかしこれは、実際上、既述のように負荷LDとして抵抗
負荷が選定されている場合に限られ、端子T1,T2間が無
負荷開放されたり、あるいは負荷LDとして誘導負荷が選
択されると、種々の問題を生起するのである。
例えば第6図(A)中においては、負荷LDに対し、並列
にブリーダ抵抗RBが付されているが、第6図(B)に示
される駆動シーケンス・パターンに従う限り、これは従
来における単相インバータにとってほとんど必須の構成
子であり、にもかかわらず、できれば用いたくない構成
子でもある。以下、その理由を含め、これら従来の単相
インバータにおける諸問題につき考察する。
今、単相インバータ出力端子T1,T2間が無負荷開放され
たとしよう。この場合、第6図(B)に示された駆動シ
ーケンスに従う各時点での単相インバータの回路状態は
第7図示のようになる。
理解を助けるため、同図中においては各スイッチング・
トランジスタQ1〜Q4を方向性のあるオン・オフ・スイッ
チとして捕え、コレクタからエミッタに向けて電流の流
れ得る方向に対応させて矢印を付すと共に、オフとなっ
ているときにはコレクタ,エミッタに各対応する端子間
を開放して示し、また、ここでの説明では関与すること
のない保護ダイオードD1〜D4は省略しているが、まず、
第一通電期間P+中において先のようにトランジスタQ1,Q
4がオンとなると、端子T1,T2間に負荷が接続されていな
い場合、直流電源の電位はこのときにオフとなっている
トランジスタQ2,Q3のエミッタ−コレクタ間に印加され
る。
しかるに、通常、オフとなっているバイポーラ・トラン
ジスタのエミッタ−コレクタ間には容量分があり、ま
た、実際の回路系においては、これに加えて各種要因に
よる浮遊容量成分も見込まれることから、これらを包括
的に表すと、それぞれのトランジスタQ1,Q2,Q3,Q4の主
電流通路(エミッタ−コレクタ間電流通路)に各々並列
にキャパシタC1,C2,C3,C4を付設したのと同じことにな
っているため、上記のように第一通電期間P+において端
子T1,T2間が無負荷開放状態にあると、第7図(A)中
に仮想線の経路で示されるように、当該このときにオフ
となっているトランジスタQ2,Q3のエミッタ−コレクタ
間容量C2,C3に対し、これを充電する電流が流れる。
したがって、第一通電期間P+に引続く休止期間P0に入
り、全てのトランジスタQ1〜Q4がオフ状態に付けられる
と、第7図(B)に示されているように、これらキャパ
シタC2,C3に充電されている電荷が問題となり、放電経
路が閉成しないがために本来ならば何等有意の電圧が発
生しないはずの端子T1,T2間に、当該キャパシタ内残存
電荷による余剰エネルギ電位ERが生成してしまう。
これは、先の従来例の動作シーケンス波形を示す第6図
(B)中にあって、 “端子T1,T2間電圧波形(無負荷時)” として示した行中に明示されている。
すなわち、本来ならば同部分中、休止期間P0の開始と共
に立ち下がる破線の波形とならなければならないのに対
し、余剰蓄積電荷エネルギERの存在により、休止期間P0
中にも端子電圧が生じてしまうのである。
これは全く同様に、第二通電期間P-の後の休止期間P0
においても発生し、負方向余剰電荷に基づく端子電圧ER
(絶対値として考え、図中においての正負の別は表示し
ていない)として表れる。
つまり、第7図(B)から同図(C)に移り、第二通電
期間P-に入ると、オンとなったトランジスタQ2,Q3によ
り、それまで電荷を蓄積していたそれらトランジスタに
並列なキャパシタC2,C3の蓄積電荷は放電されるが、逆
にオフに維持されているトランジスタQ1,Q4に並列なキ
ャパシタC1,C4には仮想線の充電経路で充電電流が流
れ、第7図(D)に示されているように、一サイクル内
の第二の休止期間P0に入ったとき、先とは逆方向である
が絶対値においては同じ程度の残存電位ERが生じてしま
うのである。
したがって例えば、図示の単相インバータの出力が各種
機器に内蔵の整流回路に接続されており、この整流回路
の負荷が開放されていることにより、等価的に単相イン
バータの負荷開放と同等の現象が生じているようなとき
には、当該整流回路出力電位が異常に上昇し、整流回路
内平滑コンデンサの耐電圧特性上、好ましくない状態と
なる等、使用する機器に望ましくない影響を与えること
がある。
さらにまた、第6図(B)示される従来の駆動シーケン
ス・パターンは、負荷LDとして誘導負荷が選択された場
合にも不具合を露呈する。
第8図は従来の単相インバータにおいて負荷LDが誘導負
荷LLである場合を模式的に示しているが、同図(A)に
示されるように、第一通電期間P+においてトランジスタ
Q1,Q4がオンとされると、図中、仮想線で示されている
ように、当該誘導負荷LLに対し、トランジスタQ1の側か
らの正方向電流が流れ、トランジスタQ2から直流電源負
端子T2に抜けて行くが、この際、周知のように、当該誘
導負荷LLには電磁エネルギが蓄積される。
したがって、第8図(B)に示されているように、引続
く休止期間P0の開始当初において、それまで導通してい
たトランジスタQ1,Q4がターン・オフし、全てのトラン
ジスタがオフとなった瞬間、当該誘導負荷LL内に蓄積さ
れていた電磁エネルギは、電源電圧(140V)を越える分
に関してはトランジスタQ2,Q3に付設されている保護ダ
イオードD2,D3を介し、電源に吸収されるべく有意の電
流として流れ去るものの、変換電圧値が電源電圧を越え
得ない分、結局はほぼ140V程度までの分は、放電経路が
閉成し得ないため、第6図(B)中、 “端子T1,T2間電圧波形(誘導負荷時)” として示した行中に明示のように、端子T1,T2間にそれ
までとは逆極性関係の負方向スパイク状電位EPとして表
れる。
なお第6図(B)中、このスパイク状電位EPの頭がクラ
ンプされているのは、上記のようにこれを越える分は電
源側に吸収されるからである。
これは全く同様に、スパイク状電位EPの極性こそ異なる
ものの、第8図(C)から同図(D)に掛けて示されて
いる第二通電期間P-から第二休止期間P0に掛けても生ず
る問題であり、結局、従来の駆動方法においては、この
誘導負荷時にも、先と同様、正規の電圧値以外の高電圧
が発生する可能性がある。
そこで、従来においては、上記のような無負荷開放時や
誘導負荷時における不都合を緩和すべく、先に述べたよ
うに、負荷LDに関し並列にブリーダ抵抗RBを挿入すべく
していたのである。
というのも、このブリーダ抵抗RBがあれば完全に無負荷
となる状態を回避でき、かつまた誘導負荷に蓄積される
電磁エネルギの強制放電経路を確保できるからである。
しかし明らかなように、このブリーダ抵抗RBは、第一通
電期間P+中や第二通電期間P-中においても定常的に電力
を消費する。
これは極めて不合理であり、実際上、このことが従来に
おけるこの種の単相インバータの変換効率向上を阻む大
きな要因になっていたし、また、このブリーダ抵抗自体
の放熱経路ないし放熱空間を確保するため、機器全体を
大型化しなければならない欠点もあった。
そこで、本発明は、インバータの変換効率を低下させる
と共に放熱量の高いブリーダ抵抗を用いることなく、無
負荷解放時や誘導負荷時においても適正な矩形波交流に
変換することができる単相インバータの駆動方法を提供
することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本発明に係る単相インバー
タの駆動方法は、浮遊容量が発生し得るスイッチング素
子(例えば、エミッタ−コレクタ間に浮遊容量が生ずる
バイポーラ・トランジスタQ1〜Q4)を4つ用いてブリッ
ジを構成し、第1スイッチング素子と第3スイッチング
素子との接続点(例えば直流電源正端子T+)を直流電源
の正極に接続すると共に、第2スイッチング素子と第4
スイッチング素子との接続点(直流電源負端子T-)を直
流電源の負極に接続し、第1スイッチング素子と第2ス
イッチング素子との接続点(T1)を第1給電点とすると
共に、第3スイッチング素子と第4スイッチング素子と
の接続点(T2)を第2給電点とし、第1〜第4スイッチ
ング素子のオン・オフ制御を行うことで、第1給電点と
第2給電点との間に接続した負荷(LD)へ交番矩形波形
の交流を供給する単相インバータの駆動方法において、
少なくとも第2スイッチング素子と第4スイッチング素
子には、各スイッチング素子におけるオン時の導通方向
とは逆方向となる整流路(例えば、保護ダイオードD2,D
4)を形成しておき、第1スイッチング素子と第4スイ
ッチング素子とをオンさせる所定時間幅の第1通電期間
(P+)と、第2スイッチング素子と第3スイッチング素
子とをオンさせる所定時間幅の第2通電期間(P-)と
を、第2スイッチング素子および第4スイッチング素子
を共にオンさせる所定時間幅の休止期間(P0)を介して
交互に起生させるようにした。
<作用および効果> 本発明に係る単相インバータの駆動方法によれば、第1,
第2給電点の間に負荷を接続しない無負荷解放時におい
て、第1通電期間中に第2スイッチング素子に蓄積され
た電荷は、休止期間中に第2スイッチング素子がオンす
ることで放電され、第2通電期間中に第4スイッチング
素子に蓄積された電荷は、休止期間中に第4スイッチン
グ素子がオンすることで放電される。
従って、浮遊容量が発生し得るスイッチング素子を用い
た単相インバータにおいても、第1,第2給電点間にブリ
ーダ抵抗を介挿することなく、スイッチング素子に蓄積
された電荷を効果的に放電させることが可能となり、第
1,第2給電点間に発生させる矩形波形を適正ならしめる
ことができる。
また、第1,第2給電点の間に誘導性負荷を接続した誘導
負荷時において、第1給電期間から休止期間に変換する
ことで誘導性負荷に逆起電力が生ずると、第2給電点か
ら第4スイッチング素子および第2スイッチング素子の
整流路を介して第1給電点へ至る電流路が形成され、第
2給電期間から休止期間に変換することで誘導性負荷に
逆起電力が生ずると、第1給電点から第2スイッチング
素子および第4スイッチング素子の整流路を介して第2
給電点へ至る電流路が形成される。
従って、第1,第2給電点間にブリーダ抵抗を介挿するこ
となく、第1,第2給電点の電位が変化することに基づい
て誘導性負荷に逆起電力が生じても、放電用の電流路に
おいて速やかに消費されることとなるので、第1給電期
間から休止期間あるいは第2給電期間から休止期間へ変
換する際に第1,第2給電端子間にスパイク電圧EPが生ず
ることを効果的に防止でき、第1,第2給電点間に発生さ
せる矩形波形を適正ならしめることができる。
さらに、無負荷解放時および誘導負荷時の何れにおいて
もブリーダ抵抗を必要としないので、インバータの変換
効率を高めることができると共に、ブリーダ抵抗によっ
て集中的に発生する多量の熱を放散する放熱構造を採る
必要がないので、当該単相インバータを含む機器自体を
軽量小型化することに寄与できる。
〈実 施 例〉 第1図には本発明の駆動方法を適用し得る単相インバー
タの構成例と、本発明の駆動方法の望ましい一実施例が
示されている。もちろん本発明においても、単相インバ
ータの出力端子間に得るべき波形はすでに第4図(A)
に即して説明した交番矩形波形である。
第1図(A)に例示の単相インバータは、スイッチング
素子Q1〜Q4にバイポーラ・トランジスタを用いたもの
で、先に説明した従来例において用いられていた基本構
成と同じである。
ただし、従来例においては必須とされていたものの、定
常的に電流を消費し、部品点数を増し、筺体構造を大型
化する点で望ましくないブリーダ抵抗RB(第6図)やこ
れに類似の構成子は用いられておらず、また、用いる必
要がない。
念のため、第1図(A)に示されている単相インバータ
の静的な構成につき説明すると、車両搭載のバッテリと
か直流発電機であって良い直流電源の正負両端子T1,T2
間には、第一、第二のバイポーラ・トランジスタQ1,Q2
の直列回路と、第三、第四のバイポーラ・トランジスタ
Q3,Q4の直列回路とが互いには並列に挿入されており、
第一、第二バイポーラ・トランジスタQ1,Q2の接続点T1
と第三、第四バイポーラ・トランジスタQ3,Q4の接続点T
2とが単相インバータの出力端子T1,T2として定義され、
この間に負荷LDを接続するようになっている。
また、各バイポーラ・トランジスタQ1〜Q4のエミッタ−
コレクタ間主電流通路には、逆方向印加電圧を制限し、
当該各トランジスタを保護する保護ダイオードD1〜D4
並列に抱かされている。
こうした静的な構成において、本発明は、各トランジス
タQ1〜Q4のベースに印加する駆動信号S1〜S4に関し、第
1図(B)に示されるようなシーケンス・パターンを採
る。
本発明においても、所定のパルス幅P+,P-の正負各矩形
パルスを生成する第一通電期間P+、第二通電期間P-にお
いては、既述した従来例と同様の信号関係となり、第一
通電期間P+は駆動信号S1,S4を有意の正の値として第一
トランジスタQ1と第四トランジスタQ4の各ベースに与
え、これらをオンにすることにより形成され、第二通電
期間P-は同様に駆動信号S3,S2を有意の正の値にし、第
三トランジスタQ3と第二トランジスタQ2をオンにするこ
とにより形成される。
すなわち、第一通電期間P+の場合、直流電源正端子T+
らの電流はオンとなっている第一トランジスタQ1を介
し、端子T1、負荷LD、端子T2、第四トランジスタQ4の順
で流れ、直流電源負端子T-に至るため、第1図(B)の
最下段に示されているように、正方向矩形波パルスが形
成される。この電位は、例えば本単相インバータに接続
されている直流電源の出力電位が商用交流電源の波高値
に等しい場合、この波高値(約140V)となる。
一方、第二通電期間P-においては、直流電源正端子T+
らの電流は第三トランジスタQ3を介し端子T2の方から負
荷LDに流れ込み、端子T1から第二トランジスタQ2を介し
て直流電源負端子T-に戻る経路となるため、波高値こそ
絶対値において所期の約140Vであるが、負荷LDに関して
は先とは逆方向に流れる負方向矩形パルスが形成され
る。
これに対し、正負矩形パルスの生成期間P+,P0の間に既
に説明した理由により設けられる無通電期間ないし休止
期間P0は、本発明の場合、特徴的なことに、従来例のよ
うな全てのトランジスタのオフにより規定されるのでは
なく、第一、第三トランジスタQ1,Q3はオフとされて
も、第二、第四トランジスタQ2,Q4がオンとされること
により形成される。
ここでさらに、まず負荷LDとして最も問題が少ない抵抗
性の負荷を選んだものとし、時間的な流れに沿って本発
明駆動方法に従う動作を見てみると、第一通電期間P+
おいては先のように第一、第四トランジスタQ1,Q4がオ
ン、第二、第三トランジスタQ2,Q3がオフとされて、負
荷LDに対し正方向電源電流が供給され、続いてこの第一
通電期間P+に定められている時間を経過すると、第一ト
ランジスタQ1がオフとされ、また第三トランジスタQ3
その前からオフ状態にあるため、負荷LDの一端である端
子T1と直流電源正端子T+の間は等価的に開放される結果
(保護ダイオードD1,D3も逆方向である)、この時点で
負荷LDに対する直流電源からの給電が断たれ、所期の無
通電状態が生起する。
一方でこのとき、負荷LDの両端、すなわち端子T1,T
2は、それまでオンとなっていた第四トランジスタQ4
そのままオン状態を維持するに加え、第二トランジスタ
Q2もオン状態に遷移させられることにより、当該両トラ
ンジスタQ2,Q4の各コレクタに接続されるが、ここで仮
定した抵抗性負荷LDの場合、まずもってこれで何等問題
がないことは明らかである。電位的には負荷両端が共に
ほぼ接地電位に付いていることになるからである。
第一の休止期間P0に既述のようにして定められている時
間を経過すると、それまでオン状態を保っていた第二ト
ランジスタQ2はそのままオン状態に維持されるが、当該
休止期間P0中においてオン状態になっていた第四トラン
ジスタQ4はターン・オフされ、代わって第三トランジス
タQ3がターン・オンして第二通電期間P-に入る。
これにより、直流電源正端子T+からの電源電流は第三ト
ランジスタQ3を介し端子T2の方から負荷LDに流れ込み、
端子T1から第二トランジスタQ2を介して電源負端子T-
戻る経路となる。
この状態を所定の時間幅P-に亘り維持させた後、それま
でオンとなっていた第二、第三トランジスタQ2,Q3
中、第三トランジスタQ3はオフとするが、第二トランジ
スタQ2はそのままオン状態に維持しながら、第四トラン
ジスタQ4のベースに再び有意の正の値の駆動信号S4を与
え、これをオンとすると、先の第一通電期間P+に引続く
休止期間P0と同様に、第二の休止期間P0が生起する。
以下、この単位サイクル(P+→P0→P-→P0)を所定周波
数50Hzないし60Hzで繰返せば、本単相インバータの出力
端子T1,T2間に第1図(B)の最下段に示されている交
番矩形波形が得られ、これはまたとりも直さず、先に第
4図(A)にて示した所期の波形である。
このような本発明による駆動信号のシーケンス・パター
ンに従うと、上述のように負荷LDとして抵抗性の負荷が
選択された場合に限らず、仮に負荷LDが開放されたり、
あるいは負荷LDとして誘導性の負荷LLが接続された場合
にも、従来例におけるようなブリーダ抵抗等を特に必要
とすることもなく、残存蓄積電荷や蓄積電磁エネルギに
起因する問題から逃れることができる。
以下、これにつき説明すると、第2図は本発明駆動方法
に従う第1図(A)の単相インバータの出力端子T1,T2
間が開放された場合の動作を示している。ただし本図に
おいては、各トランジスタQ1〜Q4のエミッタ−コレクタ
間に接続されている保護ダイオードD1〜D4は無関係なた
め、省略しており、また先の従来例に関しての説明上で
も用いたように、各トランジスタQ1〜Q4はそれがオンと
なっているとき、図中での矢印方向にのみ、直流電流の
流れを許容する線路で示し、オフとなっているときには
線路開放として示した。
まず第一通電期間P+においては、既述のように、また第
2図(A)に示されているように、第一トランジスタQ1
と第四トランジスタQ4がオンとなるから、端子T1,T2
が開放されている場合、オフとなっている第二、第三ト
ランジスタQ2,Q3のエミッタ−コレクタ間に並列に接続
されているのと等価なキャパシタC2,C3が存在していた
場合(また、普通にはこれが存在するが)、これら両キ
ャパシタQ2,Q3に対し、図中の仮想線で示される経路で
充電電流が流れる。
しかし、当該第一通電期間P+に定められている時間を経
過後、そのまま第一の休止期間P0に移ったときにも、本
発明の駆動方法においては、第2図(B)に示されてい
るように、第二、第四トランジスタQ2,Q4が共にオンと
されることから、当該第2図(B)中に相対的に太い仮
想線で示されているように、第二トランジスタQ2のエミ
ッタ−コレクタ間に並列に挿入されている等価キャパシ
タC2に蓄積されている電荷は当該オンとなった第二トラ
ンジスタQ2の主電流通路(エミッタ−コレクタ間通路)
を介して速やかに放電することができる。
そのため、この時点ではまだ第三キャパシタC3に残存電
荷が蓄積されていても、端子T1,T2は結果として各電流
通路Q2,Q4を介し、接地に落ちているのと等価となるか
ら、従来においては発生することのあった端子T1,T2
の異常な電圧波形はこれを抑制し得るのである。
なお、キャパシタC3に残った電荷は、次いで生起する第
二通電期間P-の当初の第三トランジスタQ3のターン・オ
ンにより、そのエミッタ−コレクタ通路を介し、速やか
に放電される。
全く同様に、端子T1,T2間が開放状態にある場合、第二
通電期間P-中においては第2図(C)に示されているよ
うに、このときにオフとなっている第一、第四トランジ
スタQ1,Q4のエミッタ−コレクタ間に並列接続されてい
るのと等価なキャパシタC1,C4に対し、充電電流が流れ
るが、第2図(D)に示されるように、これに引続く第
二の休止期間中においては第四トランジスタQ4がオンと
されることから、キャパシタQ4に充電されている電荷は
速やかに放電され、端子T1,T2間には何等異常な電圧波
形が発生しないし、このときにまだ蓄積されているキャ
パシタC1内の蓄積電荷も、次の単位サイクル開始の当初
の第一通電期間P+の形成に伴う第一トランジスタQ1のエ
ミッタ−コレクタ通路を介し速やかに放電される。
このようにして、本発明によると、従来においては問題
となっていたキャパシタ内蓄積電荷に基づき端子T1,T2
間に生じ得る異常な電圧波形を良く抑え込めることが理
解される。
次いで負荷LDとして誘導性の負荷LLが選択された場合に
つき、第3図に即して考察する。
すでに従来例に関し説明したように、誘導性の負荷LL
電源電流が流れ込むと、これに基づく電磁エネルギが蓄
積され、逆起電力が生じ得る。
したがって、第一通電期間において第3図(A)中、誘
導性負荷LLに対し、端子T1の側から電源電流が流れ込む
と、これにより蓄積された電磁エネルギは、もし仮に、
その両端T1,T2が急に開放されると、逆方向に相当大き
な誘導起電圧を生ずる。
しかし、本発明の駆動方法によると、第3図(A)から
第一休止期間P0である第3図(B)の状態になった場
合、第二、第四トランジスタQ2,Q4がオン状態であるこ
とにより、当該誘導負荷LLに蓄積されていた電磁エネル
ギは、第四トランジスタQ4から第二トランジスタQ2に通
常設けられる保護ダイオードD2を介する閉ループを流
れ、当該第四トランジスタQ4のエミッタ−コレクタ間通
路の低抵抗路、ダイオードD2の順方向抵抗、及び誘導性
負荷の持っている抵抗分等で速やかに熱変換されて消失
し、したがって従来例に認められたような単相インバー
タ出力端子T1,T2間に問題となる程のスパイク電圧EP
生ずることがないのである。
全く同様に、このメカニズムは第3図(C)と第3図
(D)に示される第二通電期間P-から第二休止期間P0
の遷移過渡期においても生成し、誘導性負荷LLに蓄積さ
れることある電磁エネルギを速やかに第二トランジスタ
Q2のエミッタ−コレクタ間通路、ダイオードD4、誘導性
負荷に流し、ここでジュール熱に変換することにより、
急激に消費させることができる。
以上、本発明の望ましい実施例を通じ、本発明の有効性
共々詳記したが、第1図(B)に良く示されているよう
に、本発明の駆動方法においては、各直列回路を構成す
る一対のトランジスタQ1,Q2;Q3,Q4の一対の駆動信号S1,
S2;S3,S4は、論理値関係で記述すると結果として相補論
理関係(コンプリメンタリ)となっていることが分か
る。すなわち、第一トランジスタQ1がオンとなっている
ときには必ず第二トランジスタQ2はオフにあり、第二ト
ランジスタQ2がオンとなっているときには第一トランジ
スタQ1の方がオフとなっているし、同様に第三トランジ
スタQ3がオンとなているときには第四トランジスタQ4
オフ、第四トランジスタQ4がオンとなっているときには
必ず第三トランジスタQ3の方がオフとなっているのであ
る。
これも結構便利な結果である。というのも、各トランジ
スタを駆動する駆動信号S1〜S4は、既存の集積回路モジ
ュールとして得られるクロック・ジェネレータとかタイ
ミング・ジェネレータ等により得ることができるが、こ
の際、各ジェネレータにはあらかじめ相補出力端子が装
備されているのが普通だからである。
しかも、第一、第二トランジスタQ1,Q2の組に関する相
補駆動信号対S1,S2に対し、第三、第四トランジスタQ3,
Q4に関する相補駆動信号対S3,S4は、単に時間軸上、時
間(P++P0)だけ遅れて発生するタイミングにあれば良
く、このことが既存のタイミング・ジェネレータの使用
をより一層、簡単化する理由ともなる。
又、第一トランジスタ、第三トランジスタQ1,Q3と、第
二、第四トランジスタQ2,Q4の動作を今までに説明した
駆動方法と全く逆にして、例えば第一通電期間P+では第
一、第四トランジスタQ1,Q4をオンとし、第二通電期間P
-では第二、第三トランジスタQ2,Q3をオンとし、それぞ
れ第一、第二休止期間P0で第一、第三トランジスタQ1,Q
3をオンにしても同様の効果を期待することができる。
なおもちろん、すでに述べたが、本発明で言うスイッチ
ング素子としては図示実施例のバイポーラ・トランジス
タに限らず、制御入力によりオン・オフを規定できるも
のであれば、適当なる半導体スイッチング素子等、任意
適当なるものを選択することができるし、また、図示に
おいては直流電源は始めから交流波高値140Vを発生して
いる旨例示してあるが、低圧の直流電源にも本発明はそ
のまま適用可能である。既述のように、適当な変圧器に
より、単相インバータ出力をさらに昇圧すれば良いから
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の駆動方法を適用可能な単相インバータ
の構成例とその動作の説明図、第2図は本発明の駆動方
法における無負荷開放時の動作説明図、第3図は本発明
の駆動方法における誘導負荷時の動作説明図、第4図は
単相インバータ出力として得るべき交番矩形波形および
その整流波形の説明図、第5図は通常の商用交流電源波
形およびその整流波形の説明図、第6図は従来の単相イ
ンバータの構成と動作の説明図、第7図は従来の単相イ
ンバータの無負荷開放時の説明図、第8図は従来の単相
インバータの誘導負荷時の説明図、である。 図中、T+,T-は直流電源入力端子、T1,T2は単相インバー
タ出力端子、Q1〜Q4は制御入力付きのスイッチング素子
として選ばれたバイポーラ・トランジスタ、S1〜S4は駆
動信号、LDは負荷、LLは特に誘導性の負荷、D1〜D4は保
護ダイオード、P+は第一通電期間、P0は休止期間、P-
第二通電期間、である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浮遊容量が発生し得るスイッチング素子を
    4つ用いてブリッジを構成し、第1スイッチング素子と
    第3スイッチング素子との接続点を直流電源の正極に接
    続すると共に、第2スイッチング素子と第4スイッチン
    グ素子との接続点を直流電源の負極に接続し、第1スイ
    ッチング素子と第2スイッチング素子との接続点を第1
    給電点とすると共に、第3スイッチング素子と第4スイ
    ッチング素子との接続点を第2給電点とし、第1〜第4
    スイッチング素子のオン・オフ制御を行うことで、第1
    給電点と第2給電点との間に接続した負荷へ交番矩形波
    形の交流を供給する単相インバータの駆動方法におい
    て、 少なくとも第2スイッチング素子と第4スイッチング素
    子には、各スイッチング素子におけるオン時の導通方向
    とは逆方向となる整流路を形成しておき、第1スイッチ
    ング素子と第4スイッチング素子とをオンさせる所定時
    間幅の第1通電期間と、第2スイッチング素子と第3ス
    イッチング素子とをオンさせる所定時間幅の第2通電期
    間とを、第2スイッチング素子および第4スイッチング
    素子を共にオンさせる所定時間幅の休止期間を介して交
    互に起生させるようにしたことを特徴とする単相インバ
    ータの駆動方法。
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