JPH0746796Y2 - 再生ポンプ形圧縮機 - Google Patents
再生ポンプ形圧縮機Info
- Publication number
- JPH0746796Y2 JPH0746796Y2 JP1989061802U JP6180289U JPH0746796Y2 JP H0746796 Y2 JPH0746796 Y2 JP H0746796Y2 JP 1989061802 U JP1989061802 U JP 1989061802U JP 6180289 U JP6180289 U JP 6180289U JP H0746796 Y2 JPH0746796 Y2 JP H0746796Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compressor
- regenerative pump
- injection nozzle
- injection
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D23/00—Other rotary non-positive-displacement pumps
- F04D23/008—Regenerative pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/58—Cooling; Heating; Diminishing heat transfer
- F04D29/582—Cooling; Heating; Diminishing heat transfer specially adapted for elastic fluid pumps
- F04D29/5846—Cooling; Heating; Diminishing heat transfer specially adapted for elastic fluid pumps cooling by injection
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、搬送翼を有する羽根車および溝と冷却液注入
装置とを含むガス搬送領域を備えた再生ポンプ形圧縮機
に関する。
装置とを含むガス搬送領域を備えた再生ポンプ形圧縮機
に関する。
この種の再生ポンプ形圧縮機では、搬送すべきガスを圧
縮する際に熱が発生するので、冷却材例えば水を再生ポ
ンプ形圧縮機の圧縮室に注入することが知られている。
その冷却材の蒸発によりガスを非常に効果的に冷却する
ことができる。
縮する際に熱が発生するので、冷却材例えば水を再生ポ
ンプ形圧縮機の圧縮室に注入することが知られている。
その冷却材の蒸発によりガスを非常に効果的に冷却する
ことができる。
本考案の目的は、冒頭に述べた形式の再生ポンプ形圧縮
機において、冷却材の液体粒子により羽根車の搬送翼が
損傷を受けることを十分に避けられるように、冷却材を
ガスの搬送領域に注入することにある。
機において、冷却材の液体粒子により羽根車の搬送翼が
損傷を受けることを十分に避けられるように、冷却材を
ガスの搬送領域に注入することにある。
本考案によればこの目的は、再生ポンプ形圧縮機のケー
シング内の溝を形成する部分に、冷却液注入装置として
少なくとも一つの噴射ノズルが設けられ、この噴射ノズ
ルが溝の搬送翼が通過しない部分に向けられることによ
って達成される。
シング内の溝を形成する部分に、冷却液注入装置として
少なくとも一つの噴射ノズルが設けられ、この噴射ノズ
ルが溝の搬送翼が通過しない部分に向けられることによ
って達成される。
本考案に基づいて噴射ノズルを配置することによって、
冷却液は溝内において既にガスと混合され、そのガスと
一緒に横から搬送翼間の空間に流入し、これによってせ
いぜい非常に緩い角度で搬送翼の面に衝突するだけとな
る。
冷却液は溝内において既にガスと混合され、そのガスと
一緒に横から搬送翼間の空間に流入し、これによってせ
いぜい非常に緩い角度で搬送翼の面に衝突するだけとな
る。
搬送翼間の空間に流入する前にガスと冷却液との効果的
な混合および冷却液の十分な蒸発を得るには、本考案の
一実施態様に基づいて、噴射ノズルの噴射方向が再生ポ
ンプ形圧縮機により搬送されるガスの搬送方向とは逆向
きに斜めに向けられることによって達成される。しかし
この場合には冷却液はガスの流れ方向とは逆向きに入れ
られるので、強いうず流が生ずる。
な混合および冷却液の十分な蒸発を得るには、本考案の
一実施態様に基づいて、噴射ノズルの噴射方向が再生ポ
ンプ形圧縮機により搬送されるガスの搬送方向とは逆向
きに斜めに向けられることによって達成される。しかし
この場合には冷却液はガスの流れ方向とは逆向きに入れ
られるので、強いうず流が生ずる。
冷却液とガスとを良好に混合し、それにも拘わらずうず
流の発生を弱くするには、噴射ノズルの噴射方向が再生
ポンプ形圧縮機により搬送されるガスの搬送方向に、搬
送ガスの噴射ノズル設置個所における流れ方向とできる
だけ一致するように傾けられることによって達成され
る。冷却液の噴射方向とガスの流れ方向とが一致してい
ることによって、再生ポンプ形圧縮機の出力に悪い影響
を与えるうず流の発生は僅かとなる。
流の発生を弱くするには、噴射ノズルの噴射方向が再生
ポンプ形圧縮機により搬送されるガスの搬送方向に、搬
送ガスの噴射ノズル設置個所における流れ方向とできる
だけ一致するように傾けられることによって達成され
る。冷却液の噴射方向とガスの流れ方向とが一致してい
ることによって、再生ポンプ形圧縮機の出力に悪い影響
を与えるうず流の発生は僅かとなる。
噴射ノズルが圧縮機ケーシングの吸込み口と吐出し口と
の間の円周方向におけるほぼ中央に配置されることによ
って、再生ポンプ形圧縮機の吸込み容積の低減は避けら
れる。吸込み口からなるべく離れた個所に冷却液を注入
することによって、再生ポンプ形圧縮機の吸込み特性を
害することはなくなる。このことは、冷却液の噴射によ
って生ずる冷却作用が搬送ガスの容積を小さくし、即ち
圧力が低下することによって説明できる。注入された冷
却液に対して追加的に必要な容積はガスの容積が小さく
なることにより十分に補償されるので、再生ポンプ形圧
縮機の吸込み特性に影響を与える注入範囲における圧力
変化はほとんど生じない。
の間の円周方向におけるほぼ中央に配置されることによ
って、再生ポンプ形圧縮機の吸込み容積の低減は避けら
れる。吸込み口からなるべく離れた個所に冷却液を注入
することによって、再生ポンプ形圧縮機の吸込み特性を
害することはなくなる。このことは、冷却液の噴射によ
って生ずる冷却作用が搬送ガスの容積を小さくし、即ち
圧力が低下することによって説明できる。注入された冷
却液に対して追加的に必要な容積はガスの容積が小さく
なることにより十分に補償されるので、再生ポンプ形圧
縮機の吸込み特性に影響を与える注入範囲における圧力
変化はほとんど生じない。
再生ポンプ形圧縮機を多段に構成した場合、噴射ノズル
を入口側の圧縮機段に後置された圧縮段のケーシングに
配置することが有利である。後置接続された圧縮機段で
は温度が高レベルになるので、冷却は特に効果的に行わ
れる。
を入口側の圧縮機段に後置された圧縮段のケーシングに
配置することが有利である。後置接続された圧縮機段で
は温度が高レベルになるので、冷却は特に効果的に行わ
れる。
以下図面に示した実施例を参照して本考案を詳細に説明
する。
する。
第１図において１、２は多段圧縮機の形に直列に組み合
わされた二つの再生ポンプ形圧縮機である。これら二つ
の圧縮機１、２のケーシング部分３、４は両者の間にあ
る中間ケーシング５と共に多段再生ポンプ形圧縮機の一
体ケーシングを形成している。この多段圧縮機ケーシン
グの中には、回転可能に支持された共通の駆動軸６上に
配置され外周に搬送翼７を備えた羽根車８、９が設けら
れている。ケーシング３、４、５の搬送翼７の横を膨出
して形成することによって溝10が形成されている。
わされた二つの再生ポンプ形圧縮機である。これら二つ
の圧縮機１、２のケーシング部分３、４は両者の間にあ
る中間ケーシング５と共に多段再生ポンプ形圧縮機の一
体ケーシングを形成している。この多段圧縮機ケーシン
グの中には、回転可能に支持された共通の駆動軸６上に
配置され外周に搬送翼７を備えた羽根車８、９が設けら
れている。ケーシング３、４、５の搬送翼７の横を膨出
して形成することによって溝10が形成されている。
中間ケーシング部分５にはその吸込み口11と吐出し口12
との間の円周方向におけるほぼ中央に、噴射ノズル13が
配置されている（第２図）。この噴射ノズル13を介して
例えば水が溝10に噴射され、この噴射水の蒸発によって
再生ポンプ形圧縮機で搬送されるガスが冷却される。第
２図の実施例では噴射ノズル13は中間ケーシング部分５
に、その噴射方向が噴射ノズル13の設置個所における搬
送ガスの流れ方向とできるだけ一致するように傾けて設
けられている。
との間の円周方向におけるほぼ中央に、噴射ノズル13が
配置されている（第２図）。この噴射ノズル13を介して
例えば水が溝10に噴射され、この噴射水の蒸発によって
再生ポンプ形圧縮機で搬送されるガスが冷却される。第
２図の実施例では噴射ノズル13は中間ケーシング部分５
に、その噴射方向が噴射ノズル13の設置個所における搬
送ガスの流れ方向とできるだけ一致するように傾けて設
けられている。
噴射ノズル13をこのように設けることによって、うず流
によるガスの乱流の発生は十分に避けられる。更に既に
溝10内においては冷却液がガスと混合され、冷却液が部
分的に蒸発する。ガスと冷却液との混合物は横から搬送
翼７間の空間に入り込み、これによってキャビテーショ
ンを引き起こすような搬送翼７への激しい液体粒子の衝
突は十分に防止される。
によるガスの乱流の発生は十分に避けられる。更に既に
溝10内においては冷却液がガスと混合され、冷却液が部
分的に蒸発する。ガスと冷却液との混合物は横から搬送
翼７間の空間に入り込み、これによってキャビテーショ
ンを引き起こすような搬送翼７への激しい液体粒子の衝
突は十分に防止される。
なお第２図の実施例とは異なり、噴射ノズルの噴射方向
をガスの搬送方向とは逆向きに斜めに向けることも可能
である。この場合には搬送翼間の空間に流入する前にガ
スと冷却液との強力な混合および冷却液の十分な蒸発が
生じるが、うず流の発生は免れない。
をガスの搬送方向とは逆向きに斜めに向けることも可能
である。この場合には搬送翼間の空間に流入する前にガ
スと冷却液との強力な混合および冷却液の十分な蒸発が
生じるが、うず流の発生は免れない。
第１図は二つの圧縮機段から成る再生ポンプ形圧縮機の
断面図、第２図は噴射ノズルを備えた再生ポンプ形圧縮
機のケーシング部分の断面図である。 １、２…再生ポンプ形圧縮機 ３、４…ケーシング部分 ５…中間ケーシング部分 ７…搬送翼 ８、９…羽根車 10…溝 13…噴射ノズル
断面図、第２図は噴射ノズルを備えた再生ポンプ形圧縮
機のケーシング部分の断面図である。 １、２…再生ポンプ形圧縮機 ３、４…ケーシング部分 ５…中間ケーシング部分 ７…搬送翼 ８、９…羽根車 10…溝 13…噴射ノズル
Claims (5)
- 【請求項１】搬送翼を有する羽根車および溝と冷却液注
入装置とを含むガス搬送領域を備えた再生ポンプ形圧縮
機において、再生ポンプ形圧縮機のケーシング（３、
４、５）内の前記溝（10）を形成する部分に、前記冷却
液注入装置として少なくとも一つの噴射ノズル（13）が
設けられ、この噴射ノズル（13）が前記溝（10）の前記
搬送翼（７）が通過しない部分に向けられることを特徴
とする再生ポンプ形圧縮機。 - 【請求項２】噴射ノズル（13）の噴射方向が再生ポンプ
形圧縮機により搬送されるガスの搬送方向とは逆向きに
斜めに向けられることを特徴とする請求項１記載の再生
ポンプ形圧縮機。 - 【請求項３】噴射ノズル（13）の噴射方向が再生ポンプ
形圧縮機により搬送されるガスの搬送方向に、搬送ガス
の噴射ノズル設置個所における流れ方向とできるだけ一
致するように傾けられることを特徴とする請求項１記載
の再生ポンプ形圧縮機。 - 【請求項４】一つあるいは複数個の噴射ノズル（13）が
圧縮機ケーシング（３、４、５）の吸込み口（11）と吐
出し口（12）との間の円周方向におけるほぼ中央に配置
されることを特徴とする請求項１ないし３のいずれか１
つに記載の再生ポンプ形圧縮機。 - 【請求項５】多段に直列に配置された再生ポンプ形圧縮
機において、噴射ノズル（13）が入口側圧縮機段に後置
された圧縮機段のケーシングに配置されることを特徴と
する請求項１ないし４のいずれか１つに記載の再生ポン
プ形圧縮機。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE8807064U DE8807064U1 (de) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | Seitenkanalverdichter |
| DE8807064.6 | 1988-05-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01174596U JPH01174596U (ja) | 1989-12-12 |
| JPH0746796Y2 true JPH0746796Y2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=6824548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989061802U Expired - Lifetime JPH0746796Y2 (ja) | 1988-05-30 | 1989-05-26 | 再生ポンプ形圧縮機 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4907945A (ja) |
| EP (1) | EP0344517B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0746796Y2 (ja) |
| DE (2) | DE8807064U1 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE9006172U1 (de) * | 1990-05-31 | 1991-10-10 | Siemens AG, 8000 München | Seitenkanalverdichter |
| US5372475A (en) * | 1990-08-10 | 1994-12-13 | Nippondenso Co., Ltd. | Fuel pump |
| JP2917563B2 (ja) * | 1991-04-15 | 1999-07-12 | 株式会社デンソー | 渦流式ポンプ |
| US6174128B1 (en) | 1999-02-08 | 2001-01-16 | Ford Global Technologies, Inc. | Impeller for electric automotive fuel pump |
| US6233937B1 (en) | 2000-09-20 | 2001-05-22 | Siemens Westinghouse Power Corporation | Cooling spray application to a turbine and exhaust region of a steam turbine |
| WO2008057522A1 (en) * | 2006-11-06 | 2008-05-15 | Borgwarner Inc. | Dual inlet regenerative air pump |
| US9249806B2 (en) | 2011-02-04 | 2016-02-02 | Ti Group Automotive Systems, L.L.C. | Impeller and fluid pump |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB191128731A (en) * | 1911-12-20 | 1912-09-05 | Richard James Wainwright Brown | Improvements in and relating to Fluid Pressure Turbines. |
| GB153603A (en) * | 1919-11-10 | 1921-12-08 | Escher Wyss Maschf Ag | Improvements in a process for compressing vapour in multi-stage centrifugal compressors |
| US1400813A (en) * | 1920-11-03 | 1921-12-20 | Graemiger Benjamin | Process of compressing vapor in multistage centrifugal compressors |
| US2786626A (en) * | 1952-08-07 | 1957-03-26 | Gulf Oil Corp | Process for the compression of gases |
| US3233551A (en) * | 1964-02-03 | 1966-02-08 | Hitachi Ltd | Westco pump |
| US3436916A (en) * | 1967-10-02 | 1969-04-08 | John Edward Becker | Hydraulic couplings |
| US3663117A (en) * | 1970-01-21 | 1972-05-16 | Cornell Mfg Co | Aeration pump |
| DE2138383A1 (de) * | 1971-07-31 | 1973-02-08 | Siemens Ag | Pumpenaggregat zur mehrstufigen verdichtung von gasen |
| DE2166847A1 (de) * | 1971-07-31 | 1976-01-29 | Siemens Ag | Mehrstufige pumpenanordnung |
| DE7715000U1 (de) * | 1977-05-11 | 1977-08-18 | Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen | Mehrstufiger seitenkanalverdichter |
| US4695224A (en) * | 1982-01-04 | 1987-09-22 | General Electric Company | Centrifugal compressor with injection of a vaporizable liquid |
-
1988
- 1988-05-30 DE DE8807064U patent/DE8807064U1/de not_active Expired
-
1989
- 1989-04-14 US US07/338,971 patent/US4907945A/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-05-17 DE DE8989108884T patent/DE58901457D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-05-17 EP EP89108884A patent/EP0344517B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1989-05-26 JP JP1989061802U patent/JPH0746796Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01174596U (ja) | 1989-12-12 |
| EP0344517B1 (de) | 1992-05-20 |
| DE8807064U1 (de) | 1989-09-28 |
| EP0344517A1 (de) | 1989-12-06 |
| DE58901457D1 (de) | 1992-06-25 |
| US4907945A (en) | 1990-03-13 |
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