JPH074654Y2 - ボルテージレギュレータ回路 - Google Patents

ボルテージレギュレータ回路

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JPH074654Y2
JPH074654Y2 JP1990027850U JP2785090U JPH074654Y2 JP H074654 Y2 JPH074654 Y2 JP H074654Y2 JP 1990027850 U JP1990027850 U JP 1990027850U JP 2785090 U JP2785090 U JP 2785090U JP H074654 Y2 JPH074654 Y2 JP H074654Y2
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voltage
transistor
pnp transistor
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voltage regulator
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倫也 細野
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の産業上の利用分野〕 本考案は、入力電圧の電位を検出する減電圧検出回路を
具えたボルテージレギュレータ回路に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
第5図に基づき従来の減電圧検出回路を具えたボルテー
ジレギュレータ回路の一例について説明する。
図において、電力用である制御用PNPトランジスタ3の
エミッタとコレクタが入力端子1と出力端子2に夫々接
続されており、このPNPトランジスタ3のベースには、
誤差増幅器5の出力端子が接続されている。PNPトラン
ジスタ3のコレクタと接地間には、直列接続された可変
抵抗7と抵抗8が接続され、可変抵抗7の中間タップが
誤差増幅器5の反転入力端子に接続され、その正相入力
端子には、基準電圧源16が接続されている。又、PNPト
ランジスタ3のエミッタと接地間には、直列接続された
可変抵抗13と抵抗14が接続され、可変抵抗13の中間タッ
プが誤差増幅器15の反転入力端子に接続され、誤差増幅
器15の正相入力端子には、基準電圧源16が接続され、そ
の出力端子は、トランジスタ17のベースに接続されてい
る。誤差増幅器5によって、制御用トランジスタ3のエ
ミッタ・コレクタ間のインピーダンスが可変され、出力
端子2から安定化電圧を得ようとするものであり、他方
の誤差増幅器15によって入力電圧VINの低下を検出し
て、トランジスタ17を作動させてリセット信号を発生さ
せている。
このような従来のボルテージレギュレータ回路は、安定
化電圧を得る為の基本的な制御機能である誤差増幅器5
と可変抵抗7と抵抗8とによる出力制御回路12に加え、
入力電圧の低下を検出する誤差増幅器15と可変抵抗13と
抵抗14等によって構成された減電圧検出回路18を具えて
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕
第5図に示す従来のボルテージレギュレータ回路では、
半導体集積回路化する場合に、抵抗8及び抵抗14等が夫
々半導体基板に焼き付けれており、消費電流を低減する
意図からインピーダンスを高くする必要があるが、半導
体基板のチップ面積を小さくてしコストの低減を図ろう
とする観点からみると、その抵抗の形状には限界があ
り、従って、比較的電流を多く流すように調整されてい
る。更に、外付けとなる可変抵抗7,13は、形状も大き
く、而も、比較的高価である欠点がある。又、減電圧を
検出する為に直列接続された可変抵抗13と抵抗14は、入
力側に接続されて、常時電流が流されており、本来の機
能からみると無駄な電流が消費されていることになる。
このような減電圧検出回路を具えるボルテージレギュレ
ータ回路は、電池を使用するセットには消費電流が大き
くなる為に好ましくない。
又、第5図の従来のボルテージレギュレータ回路では、
出力電圧を可変型とする場合に、基準電圧源16の電位と
可変抵抗7と13を、互いに関連をもたせて可変しなけれ
ばならない煩雑さがあり、従って、出力電圧が可変型で
あって、而も簡便な回路によって減電圧検出の可能なボ
ルテージレギュレータ回路が望まれている。
本考案は、上述の如き課題に基づきなされたもので、そ
の主な目的は、安定した出力電圧が得られると共に簡便
な構成の減電圧検出回路を具えたボルテージレギュレー
タ回路を提供するものである。
更に、本考案は、消費電流が低減できる減電圧検出回路
を具えたボルテージレギュレータ回路を提供するもので
ある。
〔課題を解決する為に手段〕
本考案のボルテージレギュレータ回路は、入力端子と出
力端子に夫々エミッタとコレクタが接続され、且つ誤差
増幅器によってコレクタ・エミッタ間のインピーダンス
が制御されている電力用の制御用PNPトランジスタのコ
レクタに、PNPトランジスタのエミッタが接続され、該
制御用PNPトランジスタと該PNPトランジスタのベースが
共通接続され、該PNPトランジスタのコレクタに該PNPト
ランジスタの動作を検出して減電圧検出信号を発生する
出力回路が接続されているものである。
〔作用〕
本考案のボルテージレギュレータ回路は、制御用PNPト
ランジスタのベース・コレクタ間電圧をPNPトランジス
タで監視することで、入力電圧VINが出力電圧VOUTと等
しいか、或いは低下した状態を検出して出力電圧に応じ
たレベルで出力回路からリセット信号を得るものであ
る。
〔実施例〕
第1図は、本考案に係るボルデージレギュレータ回路の
一実施例である。
図に於いて、入力端子1には、電力用の制御用PNPトラ
ンジスタ3のエミッタが接続され、そのコレクタに出力
端子2が接続されていると共に、可変抵抗7が接続さ
れ、可変抵抗7の他端に直列に抵抗8が接続されてい
る。制御用PNPトランジスタ3のエミッタには、基準電
圧源6が接続されており、そのコレクタにPNPトランジ
スタ4のエミッタが接続されている。トランジスタ3,4
のベースは、共通接続されて誤差増幅器5の出力端子に
接続されている。誤差増幅器5の反転入力端子は、可変
抵抗7の中間タップに接続され、その正相入力端子に
は、基準電圧源6が接続されている。トランジスタ4の
コレクタは、トランジスタ4の動作に応じて反転する出
力回路11が接続されている。出力回路11は、トランジス
タ4のコレクタにトランジスタ9のベースと抵抗10が接
続されて構成されている。トランジスタ4が飽和状態と
なると抵抗10の端子間電圧によってトランジスタ9がバ
イアスされ、トランジスタ9のコレクタから減電圧検出
信号としてリセット信号を発生している。
本考案のボルテージレギュレータ回路においては、通常
の動作状態では制御用PNPトランジスタ3のエミッタ・
コレクタ間、即ち、入力電圧をVINとし、出力電圧をV
OUTとすると、入力電圧VINと出力電圧VOUTの電位の関係
が下記のような関係となっている。
VIN>VOUT ……(1) なお、PNPトランジスタ3のベース・エミッタ間電圧をV
BE、ベース・コレクタ間電圧をVBCとすると、VOUT=VIN
−VBE−VBCの関係が成立する。
従って、PNPトランジスタ3のベース・コレクタ間は、
逆バイアスとなっており、この場合、トランジスタ4の
ベース・エミッタ間は、逆バイアスされはており、トラ
ンジスタ4は、オフ状態に保持されている。従って、抵
抗10の端子間電圧は略零ボルトであるので、トランジス
タ9はオフ状態に設定されている。
一方、入力電圧VINの電位が低下して、入力電圧VINと出
力電圧VOUTの電位の関係が、下記の状態になったとす
る。
VIN≦VOUT ……(2) VIN=VOUTとなる時、誤差増幅器5は出力電圧VOUTを上
昇させようとして、トランジスタ3のベース電流を最大
まで流すように動作する。このような状態の時、トラン
ジスタ3は飽和状態になっており、ベース・エミッタ間
電圧VBEとベース・コレクタ間電圧VBCは等しい。つま
り、VBE−VBC=0である。従って、この状態を検出する
ことにより、入力電圧VINの低下を知ることができる。
第1図の実施例では、ベース・エミッタ間電圧VBEと同
じ値のベース・コレクタ間電圧VBEによりトランジスタ
4をオンさせてVIN=VOUTの状態を検出している。な
お、出力電圧VOUTは可変抵抗7、抵抗8、基準電圧源6
の電圧により設定されるから、減電圧を検出される入力
電圧VINの値も同時に設定される。
入力電圧VINと出力電圧VOUTの電位の関係が、(2)式
のような状態になる場合に、トランジスタ4はオン状態
となり、抵抗10の端子間にバイアス電圧が発生してトラ
ンジスタ9がオン状態となる。トランジスタ9のコレク
タからは、リセット信号が発生される。入力電圧VIN
低下、即ち安定な出力電圧VOUTが得られない状態を検出
して出力回路11からリセット信号を発生し、入力側の電
源線等を遮断、或いは表示している。
第2図を用いて第1図のボルテージ・レギュレータ回路
の動作を説明すると、横軸が入力電圧VINであり、縦軸
が出力電圧VOUTを示している。入力電圧VINが変動する
と、出力端子2の出力を示す曲線は、(イ)のような曲
線を示す。入力電圧VINと出力電圧VOUTが等しくなる点
(図では3ボルト)で制御用トランジスタ3のベース・
コレクタ間が順バイアスされてトランジスタ4がバイア
スされ、出力回路11のトランジスタ9がオンとなる。仮
に、トランジスタ9のコレクタ端子20に抵抗21が接続さ
れ、その他端に電圧源22が接続され、電圧源22の電位が
4ボルトであるとすると、コレクタ端子20の電位は、第
2図の(ロ)のような波形となり、リセット信号がトラ
ンジスタ9から出力される。
無論、出力電圧VOUTが5ボルトに調整されたものであれ
ば、入力電圧VINの電位が低下して5ボルトとなったと
き、出力回路11からリセット信号が発生される。
第3図及び第4図は、本考案の他の実施例を示すボルテ
ージ・レギュレータ回路であって、第3図において、第
1図の制御用PNPトランジスタ3が複合型のPNPトランジ
スタで形成された実施例であって、他の回路構成は、第
1図の実施例と同じである。又、第4図の実施例では、
PNPトランジスタ4のコレクタが直接トランジスタ9の
ベースに接続された実施例であり、他の回路構成は、第
1図の実施例と同様な回路構成となっている。
〔効果〕
本考案のボルテージレギュレータ回路は、入力側に減電
圧検出用の直列抵抗を必要としない為に無駄な電流の消
費が抑えられる利点があり、而も半導体基板には、その
直列抵抗を形成する為のスペースを必要としない為に、
半導体基板のチップサイズの一層の小型化が可能であ
り、コストの低減に効果的である。
又、減電圧検出用の外付けとなる可変抵抗器が不要とな
る為に、コストの低減が可能となる利点がある。
更に、二つの可変抵抗器による分圧比と基準電圧源の電
位を連動して可変する必要がない為に、調整がきわめて
容易となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るボルテージレギュレータ回路の
一実施例を示す回路図、第2図は、本考案に係るボルテ
ージレギュレータ回路の動作説明図、第3図及び第4図
は、本考案に係るボルテージレギュレータ回路の他の実
施例を示す回路図、第5図は、従来のボルテージレギュ
レータ回路の一例を示す回路図である。 1:入力端子,2:出力端子,3:PNPトランジスタ,4:PNPトラ
ンジスタ,5:誤差増幅器,6:基準電圧源,7:可変抵抗,8:抵

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力端子にエミッタが、出力端子にコレク
    タが夫々接続され、且つベースが誤差増幅器の出力端子
    に接続された制御用PNPトランジスタを具えるボルテー
    ジレギュレータ回路において、該制御用PNPトランジス
    タのコレクタに、PNPトランジスタのエミッタが接続さ
    れ、該制御用PNPトランジスタと該PNPトランジスタのベ
    ースが共通接続され、該PNPトランジスタのベースが共
    通接続され、該PNPトランジスタのコレクタが減電圧検
    出用の信号を発生する出力回路に接続されていることを
    特徴とするボルテージレギュレータ回路。
  2. 【請求項2】前記制御用PNPトランジスタが複合型のPNP
    トランジスタであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のボルテージレギュレータ回路。
JP1990027850U 1990-03-19 1990-03-19 ボルテージレギュレータ回路 Expired - Lifetime JPH074654Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60250419A (ja) * 1984-05-25 1985-12-11 Mitsubishi Electric Corp 定電圧電源回路

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