JPH0746535Y2 - インク容器 - Google Patents

インク容器

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JPH0746535Y2
JPH0746535Y2 JP1990116893U JP11689390U JPH0746535Y2 JP H0746535 Y2 JPH0746535 Y2 JP H0746535Y2 JP 1990116893 U JP1990116893 U JP 1990116893U JP 11689390 U JP11689390 U JP 11689390U JP H0746535 Y2 JPH0746535 Y2 JP H0746535Y2
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JP
Japan
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ink
waste ink
waste
sheet
container
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JP1990116893U
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JPH0374945U (ja
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雅則 上條
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、インクジェット記録装置に具備するインク容
器に関する。
[従来の技術] 従来、インクをインク容器から導出する貫通針とインク
導出部に設けられた密栓との間の毛細管現象によるイン
ク漏出を防止する廃インク吸収シートとしては、インク
収納袋のインク導出部にのみ廃インク吸収シートを取り
付け、接触させているものがあった。
第6図に、従来の技術によるインク容器の縦断面図を示
す。ここで、廃インク吸収シート3は、インク収納袋6
のインク導出部7のみに設けられている。そして、印字
ヘッドにより回収される廃インクは、インク収納袋6に
仕切られて隣接する廃インク吸収材10に廃インク回収孔
を通して回収される。インク導出用貫通針は、インク容
器に空けられているインク容器インク導出孔4と、吸収
シート3に設けられている吸収シート貫通孔1と、イン
ク導出部7中に配されている密栓5を貫通し、インク収
納袋6に収納されているインク8に到達し、インクを導
出する。
しかしながら、このようなインク容器では、印字ヘッド
からの廃インクを受ける図示しない廃インク保持体の一
部を廃インク回収孔9を介してインク容器内の廃インク
回収材10に接触させるようになっているため、組付けの
如何によっては十分な接触が得られなかったり、あるい
は廃インクの移送がもっぱらこれらの間の毛細管作用に
委ねられる関係上、インクの排出の効率がきわめて悪い
といった問題を有していた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案はこのような問題に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、印字ヘッドからの廃インクを効率
よく廃インク回収材に排出させることのできる新たなイ
ンク容器を提供することにある。
(課題を解決するための手段) すなわち、本考案にかかる課題を達成するためのインク
容器として、印字ヘッドからの廃インクを受ける廃イン
ク保持体の一部に、廃インク回収材に向けて延びる廃イ
ンク導出突部を一体的に突出形成する一方、インク収納
袋を収容したインク容器の一部に、廃インクを収容する
上記廃インク回収材を配設して、この廃インク回収材と
インク収納袋のインク導出部とを接触させるようにして
これらの間に共通の廃インク回収シートを配設するとと
もに、廃インク回収シートの廃インク導出突部と当接す
る面に、裏面に貫通するX字状の切込みを設けるように
したものである。
(作用) このように構成したことにより、廃インク保持体にイン
ク容器を装着すると、廃インク導出突部は、X字状の切
込みにより回収シートを廃インク回収材側に密着させる
よう変形させながら、回収シートと広い面で接触しつ
つ、廃インク保持体に保持された余剰の廃インクとイン
ク収納袋の密栓部分から漏れたインクとを効率よく廃イ
ンク回収材に回収される。
(実施例) 本考案の実施例を、図面を基にして説明する。
第1図は、本考案のインク容器に用いられる廃インク吸
収シート(以下吸収シートと言う)の斜視図である。こ
の吸収シートは、インク導出用貫通針が吸収シートを貫
通するための吸収シート貫通孔1を有しており、また、
廃インク保持体19上の廃インク導出突部22と当接して廃
インク吸収材10との接触を密にするように変形させるX
字状の切込み2が設けられている。
第2図は、本考案のインク容器の断面図である。また、
第3図は、第2図のA方向から見た図である。ここで、
吸収シート3は、インク容器に収納されているインク収
納袋6の上部に設けられているインク導出部7の上面
と、廃インク吸収材10の上面とに接している。
第4図は、本考案のインク容器を用いたインクジェット
記録装置の斜視図である。また、第5図は、インク容器
のインクジェット記録装置への装着部を示す斜視図であ
る。廃インク保持体19を貫通するように設けられたイン
ク導出用貫通針12は、前述したインク容器11のインク導
出孔4、吸収シート貫通孔1、密栓5を貫通してインク
収納袋6に到達し、インクを導出する。インク導出用貫
通針12の端部には、インク導管13が接続しており、イン
ク容器11より導出したインクを印字ヘッド15に供給す
る。印字ヘッド15は、キャリッジ14に固定されており、
キャリッジ14がヘッド移動ガイド軸16を動きながらイン
ク8をプラテン17に接した記録紙8上に吐出することに
より文字・図形等を記録する。
ここで、印字ヘッド15がインク吐出不良等を起こした際
に、印字ヘッド15の吐出不良回復として、インクを印字
ヘッド15より、強制吐出し吐出不良回復する。この際強
制吐出されたインクを廃インクという。この廃インク
は、キャリッジ14上へ落下し、キャリッジ14に設けられ
たキャリッジ廃インク吐出孔20より、廃インク落下案内
21を通って、廃インク保持体19に落下し、保持される。
廃インク保持体19に保持された廃インクは、その保持量
が多くなるに従って、廃インク保持体19内を移動し、廃
インク保持体19に接続した廃インク導出突部22にまで到
達する。インク容器11をB方向に装着すると、廃インク
導出突部22は廃インク回収孔9を貫通し、吸収シート3
の切込み2に接続する。
ここで、吸収シート3に切込み2を備えるため、廃イン
ク保持体19にインク容器11を装着する際、廃インク導出
突部22は吸収シート3に確実に接続される。そのため切
込み2が無い場合に比較して格段に廃インク吸収能が向
上する。
再び第2図に戻って説明を続けると、印字ヘッドより回
収された廃インクは、廃インク吸収孔9より、吸収シー
ト3に吸収される。さらに、吸収シート3中の廃インク
は廃インク吸収材10中へ移動する。また、インク導出部
7中の密栓5から漏出したインクは、廃インクとして、
同様に吸収シート3を介して廃インク吸収材10中に移動
する。
[考案の効果] 以上述べたように本考案によれば、インク容器内に設け
たインク収納袋と廃インク回収材とを結ぶようにして共
通の廃インク回収シートを接触位置させるとともに、廃
インク保持体の導出突部と当接する廃インク回収シート
の当接面にX字状の切込みを設けるようにしたので、イ
ンク容器を装着した状態で、廃インク保持体の導出突部
により廃インク回収シートを内方へ押圧変形させてこれ
を廃インク回収材に広い面で密に接触させることを可能
にし、印字ヘッドからの廃インクをこの回収シートを介
して円滑に回収できるようにすると同時に、インク収納
袋の密栓部分から洩れたインクをもこの廃インク回収シ
ートを介して廃インク回収材へ回収するようにして、イ
ンク容器の交換等に際して生じる手や着衣の汚染をも未
然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、廃インク吸収シートの斜視図。第2図は、イ
ンク容器の断面図。第3図は、第2図A方向からの外観
図。第4図は、インクジェット記録装置の斜視図。第5
図は、インク容器の装着部を示す斜視図。第6図は、従
来のインク容器の断面図。 2……切込み 3……吸収シート 6……インク収納袋 10……廃インク吸収材 11……インク容器 12……インク導出用貫通針 15……印字ヘッド 19……廃インク保持体 22……廃インク回収手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字ヘッドからの廃インクを受ける廃イン
    ク保持体の一部に、廃インク回収材に向けて延びる廃イ
    ンク導出突部を一体的に突出形成する一方、インク収納
    袋を収容したインク容器の一部に、廃インクを収容する
    上記廃インク回収材を配設して、該廃インク回収材と上
    記インク収納袋のインク導出部とを接触させるようにし
    てこれらの間に共通の廃インク回収シートを配設すると
    ともに、上記廃インク回収シートの上記廃インク導出突
    部と当接する面に、裏面に貫通するX字状の切込みを設
    けたことを特徴とするインク容器。
JP1990116893U 1990-11-07 1990-11-07 インク容器 Expired - Lifetime JPH0746535Y2 (ja)

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JP1990116893U JPH0746535Y2 (ja) 1990-11-07 1990-11-07 インク容器

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JP1990116893U JPH0746535Y2 (ja) 1990-11-07 1990-11-07 インク容器

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JPH0374945U JPH0374945U (ja) 1991-07-26
JPH0746535Y2 true JPH0746535Y2 (ja) 1995-10-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006192087A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Pentax Corp 大腸挿入用内視鏡の先端部
JP2006192086A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Pentax Corp 大腸挿入用内視鏡の先端部

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JPS4899026U (ja) * 1972-02-28 1973-11-22
JPS5039074U (ja) * 1973-08-03 1975-04-22
JPS61121950A (ja) * 1984-11-19 1986-06-09 Canon Inc インクジエツトプリンタの吸引回復装置

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JPH0374945U (ja) 1991-07-26

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