JPH0746489B2 - 磁気データテープ用カートリッジ - Google Patents

磁気データテープ用カートリッジ

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JPH0746489B2
JPH0746489B2 JP60272351A JP27235185A JPH0746489B2 JP H0746489 B2 JPH0746489 B2 JP H0746489B2 JP 60272351 A JP60272351 A JP 60272351A JP 27235185 A JP27235185 A JP 27235185A JP H0746489 B2 JPH0746489 B2 JP H0746489B2
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tape
cartridge
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cartridge housing
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    • G11B23/08778Driving features, e.g. belt

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ベルト駆動型磁気テープカートリッジ、即
ち、リールのテープに接触する駆動ベルトを駆動させる
ことにより、テープをリール間にて搬送させることので
きる2リール式カートリッジに関する。より具体的に
は、本発明の1実施態様は、1/4インチ幅のテープを使
用することのできるカートリッジハウジングに関する。
このハウジングは、より狭小幅のテープを使用する標準
寸法のベルト駆動型データカートリッジにも適用可能で
あって、標準型のデータカートリッジと比較して、デー
タ・トラック実装密度を増進させることができるもので
ある。本発明の別の実施態様は、標準型の1/4インチテ
ープカートリッジと比べて、データ・トラック実装密度
を増進させることのできる、1/4インチ幅以上のテープ
を使用可能なカートリッジハウジングに関する。
(従来の技術) 3M社製造のスコッチ(Scotch)DC300×Lといった磁気
テープカートリッジが、テープカートリッジ駆動機構に
おけるデータ格納の目的で長年使用されてきた。簡単に
言えば、この標準型式のテープカートリッジは、1/4イ
ンチ幅の磁気テープをハウジング内に収納したものであ
る。テープは、可撓弾性無端ベルトによって駆動され
る。この無端ベルトは、供給側リールおよび巻取り側リ
ールのテープに引張力を作用させ、磁気読取り/書込み
ヘッドを経て、テープを1方のリールから他方のリール
に搬送するものである。この無端ベルトは、テープ駆動
機構内の駆動モータによって駆動されるキャプスタンが
係合し、カートリッジ内で露出されたベルト駆動ローラ
によって駆動される。このベルト駆動ローラが回転する
と、無端ベルトが、テープリールを駆動し、テープに引
張力を作用させ、リール間でテープ搬送を行なう。カー
トリッジ開閉扉は、通常閉じた位置に、バネ偏倚されて
おり、保管時、テープを保護する。
テープ駆動機構内に、カートリッジを挿入すると、上記
開閉扉はバネ偏倚力が解放されて、開き、テープの一部
を露出させて、テープ駆動機構内の磁気読取り/書込み
ヘッドと係合させる。テープの異なる垂直位置に沿っ
た、多数のデータトラックに、デジタル式にデータの記
録が行われる。このカートリッジ駆動機構は、単一の可
逆モータによって、テープを任意の1方向に向けて、急
速に増速および減速させることができる。
3M社製造の別のデータカートリッジは、スコッチ(Scot
ch)DC100AおよびDC1000と称するいわゆるミニカートリ
ッジで、0.150インチ幅のテープを使用するものであ
る。このデータカートリッジは、内部ベルト駆動機構を
備えた2方向カートリッジであるが、Scotch DC300×L
と比べて、全体の寸法は小さい。
(発明が解決しようとする問題点) 近年、磁気デジタル記録技術は、上述した型式のテープ
カートリッジに記録されたデータ・トラックの実装密度
を増進させることに力が注がれている。標準寸法のテー
プ幅では、テープに記録することのできるデータ・トラ
ックの数が制約される。読取り/書込みヘッドを改良
し、垂直方向に可動なヘッドまたは複数のヘッドとし、
標準テープ幅の制約の範囲内で、物理的に可能な、でき
る限り多数のデータ・トラックを記録しようとする試み
も為されている。
テープ幅の異なる幾つかのテープカートリッジを単一の
テープ駆動機構によって、駆動することができるなら
ば、コスト節減につながることから、データカートリッ
ジは互換性を備えることが重要である。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、カートリッジハウジングと、磁気テープを保
持する一対のリールと、前記磁気テープの前記リールに
担持された部分の回りに延在する無端ベルトと、前記磁
気テープを磁気読み取り/書き込みヘッドを経て移動さ
せるためにテープ駆動機構の駆動キャプスタンに係合
し、前記無端ベルトを前記カートリッジハウジング内の
前記磁気テープの一部に接触させた状態で駆動する、ベ
ルト駆動ローラとを有する、磁気データテープ用カート
リッジにおいて、前記カートリッジハウジングの両側部
の中間高さ位置に側部フランジをそれぞれ設け、前記側
部フランジの上側に上方くぼみ部をそれぞれ設け、前記
カートリッジハウジングの底板に近接する前記側部フラ
ンジの下側に下方くぼみ部をそれぞれ設け、前記カート
リッジハウジングの内部空間の高さを増大させるために
前記カートリッジハウジングの前記側部フランジより下
方に前記底板の段差くぼみ壁部分を形成し、前記下方く
ぼみ部は前記底板の段差くぼみ壁部分の対向壁の間に延
在し、前記底板の段差くぼみ壁部分によって前記カート
リッジハウジングの内部空間の増加した高さは磁気テー
プ幅が0.635センチメータ(1/4インチ)までの前記磁気
テープを使用可能とする大きさを有し、前記磁気テープ
は前記磁気テープ幅を収容する前記カートリッジハウジ
ング内で前記リールに巻かれていることを特徴とする、
磁気データテープ用カートリッジである。
本発明の上記および他の特徴は、次の詳細な実施例の説
明および添付図面から、より明らかになるであろう。
(実施例) 第1図は、本発明による磁気デジタル記録用テープカー
トリッジを示している。テープに作用するテープ駆動機
構部分は、仮想線で示してある。このテープカートリッ
ジは、供給ハブ12および巻取りハブ14の形態による1対
のテープリールを収納するハウジング10を備えている。
磁気記録テープ16が、両ハブに巻付き、1方のハブか
ら、他方のハブに搬送される。テープは、テープ・カー
トリッジのハウジングの端縁に形成したくぼみ部18を通
る。開閉扉20が、ハウジング隅部の枢着ピン22を中心と
して、旋回する。この開閉扉20は、戻りバネ(第1図に
図示せず)を備えている。この戻りバネによって開閉扉
20は、通常、くぼみ部18内に露出されるテープ部分16a
の上方に閉じられている。テープカートリッジは、この
他、1対のテープ案内用主ローラ24および26と、テープ
案内用中間ローラ28と、および1対のテープ案内用ピン
30および32とを備えている。このテープ案内用ピン30、
32に代えて、テープ案内用ローラを設けてもよい。ハウ
ジング10の正面には、ベルト駆動ローラ34が露出し、こ
のローラ34に沿って、平坦な可撓性無端ベルト36が巻付
けてある。無端ベルト36は、ベルト駆動ローラ34、カー
トリッジの後方隅部に設けた1対のベルト案内用ローラ
38、40およびハブ12、14のテープ部分に巻付く。
テープ駆動機構の挿入部に、テープカートリッジを挿入
すると、開閉扉20はバネ偏倚力が解放されて開き、その
開いた位置に保持されて、くぼみ部18内でテープ部分16
aを露出させる。このテープ露出部分は、テープ駆動機
構の磁気読取り/書込みヘッド42と係合する。開閉扉20
は、第1図で、完全に開いた状態が示してある。テープ
カートリッジが、テープ駆動機構の所定位置にロックさ
れると、テープ駆動モータ46の駆動キャプスタン44が、
ベルト駆動ローラ34と係合し、テープ16を第1図に矢印
47で示した方向に駆動する。無端ベルト36の長さは、ベ
ルト案内経路の長さより短かいため、ベルトを案内経路
に沿った所定位置に延伸させると、ベルトには、引張力
または予引張力が作用する。各ハブにおけるベルトの巻
付け角度は、少なくとも60℃となるようにしてあるた
め、無端ベルトとハブに巻付けたテープ間では、必要な
接触が為される。このため、テープの良好な摩擦駆動お
よびベルトによるハブの駆動を実現することできる。ベ
ルトの予引張力によって、ベルト案内用ローラと、それ
ぞれの支持軸間には、摩擦接触力が得られる。さらに、
この引張力によって、ベルトとテープ間の摩擦係合力が
得られ、また、テープの巻付け層全体がリールに押圧さ
れ、テープの巻付け層間の滑りを防止することができ
る。このベルト予引張力は、滑りを生じさせることな
く、テープを1方に向けて急速に、増速および減速させ
得るのに十分である。
テープカートリッジの詳細な構造は、第2図から最も良
く知ることができる。このカートリッジは、全体として
長方形の剛性プラスチックカバー48を備えている。カバ
ーの各側壁に沿って伸長するくぼみ部分50が形成してあ
る。各くぼみ部分50とも、カバーの各側壁の略全長に亘
って伸長している。側部フランジ52がくぼみ部分の上方
でカバーの上端から外方に突出している。
カバーの正面側端縁は、カバーの上面に対し、垂直下方
に伸長する正面壁62を備えている。この正面壁62は、ベ
ルト駆動ローラ34の上方フランジ64を嵌入させるための
開口部63を備えている。カバーの正面側端縁はまた、テ
ープが読取り/書込みヘッドを通過するときに通るテー
プヘッドくぼみ18aおよび開口部66を備えている。カバ
ー48の正面側隅部には、記録選択スライド棒68が取付け
てある。底板72のミラー用空所69によって、この空所の
上に取付けたミラー(図示せず)に、光を照射すること
ができる。取付け穴73を利用して、ミラーブロック(図
示せず)を取付ける。
カートリッジハウジング10は、また、カバーの底部に固
着した長方形の底板72を備えている。この底板は、底板
の四隅付近に設けた穴74を通る締結具(図示せず)によ
って、カバーに固着される。締結具は、カバーの裏側の
〆ねじ嵌入部(図示せず)内にねじ込まれる。底板の底
壁または床75は、平坦な底面76を備え、この底面76は、
底板の両側部に沿って伸長する1対の側部フランジ78の
下側にくぼみ部80、80が形成してある。側部フランジ78
は、底板の上端に沿って伸長しており、カバーを底板に
固着すると、側部フランジは、カバーの上端と底板の床
75間の中間高さ位置に延在する。くぼみ部80は、底板の
各側部に沿って、側部フランジ78の下側で伸長してい
る。くぼみ部80は、底板の各側部の略全長に亘って伸長
し、底板の正面側隅部に対し、開口している。底板の正
面側端縁は、開閉扉用くぼみ部18bを備えている。この
くぼみ部18bは、カートリッジカバーの開閉扉用くぼみ
部18aと正合し、テープの露出部分16aの上方で開閉する
開閉扉20を収納する。底板72について、さらに、以下、
詳細に説明する。
底板のくぼみを設けた底面76、すなわち底板の段差くぼ
み壁部分は、テープ供給リールおよび巻取りリールのハ
ブを支持する。供給リールのハブ12は糸巻状の形状を備
えている。即ち、ハブ12の上端および下端には、フラン
ジが設けてある。供給リールの両フランジ間の間隔は、
1/4インチ幅の磁気テープを巻付けることができるよう
にしてある。1/4インチ幅のテープが望ましいが、0.150
インチ乃至1/4インチ幅の他のテープを使用することも
できる。供給リールは、底板の底面76に取付けた1/8イ
ンチ径のステンレス製合釘軸82を中心として、回転可能
なように取付けてある。供給リールの両フランジ各側に
は、合釘軸82を通すための減摩材楔座金84が取付けられ
る。巻取りリール14は、同様の減摩材楔座金88を備え、
合釘軸86に取付けられた同様のフランジ付きハブであ
る。
カートリッジの後側隅部のベルト案内用ローラ38および
40は底板のくぼみ部を設けた底面76に取付けた1/8イン
チ径のステンレス製合釘軸90および92に取付けられる。
ベルト案内用ローラは、冠状の低摩擦プラスチック製ロ
ーラとし、底板の隅部にローラを取付ける黄銅製の減摩
止め座金94を備えることが望ましい。べルト案内用ロー
ラのベルト張力調整装置(図示せず)について、以下、
説明する。
3つのテープ案内用ローラ24、26および28は、底板の正
面側端縁付近に取付けたフランジ付きのステンレス製案
内手段である。テープ用案内手段は、カートリッジの正
面側端縁に沿って搬送されるテープの調心を行なう。第
1図に示したテープ案内用ピンに代えて、合釘軸32aお
よび32bに取付けたフランジ付きのテープ案内用ローラ3
2bを用いることもできる。
開閉扉枢着ピン22が、底板の正面側隅部でフランジ78に
取付けてある。この枢着ピン22は、ねじりバネ96の偏倚
力により、またはこれに抗して、回転可能なように、開
閉扉20を取付ける。
ベルト駆動ローラ34は、底板の正面側端縁の内側にて、
合釘軸98に取付けたフランジ付きの冠状ローラである。
1対の減摩材楔座金100によって、ベルト駆動ローラ
は、カバーと底板の間に取付けられる。ベルト駆動ロー
ラ34の上方端縁のフランジ64は、カバーの正面側端縁の
開口部63を通って突出するため、このフランジ64は、組
立てたカートリッジの正面側に露出する。
底板のさらに詳細な構造については、第2図と共に、第
3図乃至第6図を参照することによって理解できる。第
3図は、底板72の内面76をのぞいた状態の平面図であ
る。狭小幅の側壁104が、底板の両側部に沿って伸長
し、狭小幅の側壁106は、底板の後側端縁に沿って伸長
する。両側壁共、底板の底壁75の上面76の上方に伸長し
ているため、底壁75は、側壁104に沿って伸長する側部
フランジの上面に対して、段差がつけられ、底板の段差
くぼみ壁部分を形成している。底板の両側部の側部フラ
ンジは、その上面108が、底板の後部壁106の上面と連続
している。底板のくぼみを設けた段差部分、すなわち底
板の段差くぼみ壁部分に隣接して、底板の両側壁104に
沿って伸長するくぼみ部80の長さは、カートリッジカバ
ー48の両側部に沿って伸長するくぼみ部50の長さと等し
い。側壁104は、部分109にて、外方に角度が付けてある
ため、側壁104は、底板のくぼみ側部に角状端部を形成
する。底板の側部フランジには、フランジの正面側端縁
から内方に、若干伸長する溝穴が形成してある。正面壁
114は、底板の正前側端縁に沿って、テープ案内用ロー
ラ26の最寄り隅部から、開閉扉用くぼみ部18bまで伸長
している。正面壁116bおよび118の上面は、側壁および
後部壁の上面108と同一高さである。カバーを底板に接
続する締結具(図示せず)が、底板の底部側壁の穴74を
通って、伸長している。カバーの底部側壁は、カバーを
底板に接続したとき、底板の後部壁および側壁、および
正面壁114、116、118の上面に支承される。
好適実施態様において、底板の長さ(寸法A)は約3.2
インチ、幅(寸法B)は約2.4インチにしてある。底板
の側部フランジの溝穴110の長さ(寸法C)は、0.312イ
ンチ、および溝穴の深さ(寸法D)は0.14インチであ
る。側壁104に隣接するくぼみ部80の最大長さ(寸法
E)は、約1.8インチである。後部壁および側壁の幅
(寸法F)は、0.062インチ、フランジの奥行き(寸法
G)は0.14インチ、および各フランジの厚み(寸法H)
は0.08インチである。底板の最大厚み(寸法I)は0.18
インチ、底板の底面76上方の厚み(寸方J)は、0.08イ
ンチである。
第3図は、また、底板に支持されたカートリッジの他の
要素の取付穴を示す。かかる要素としては、供給ハブ、
巻取りハブ、ベルト案内用ローラ、ベルト駆動キャプス
タン等がある。
第5図は、上部カバーを底板に接続して組立てたテープ
カートリッジの正面図である。この図は、カバーの上端
と底板の底部間の中間の位置にて、外方に突出する側部
フランジ78を示している。カバー上端のフランジ52およ
び底板のフランジ78は、くぼみ部50と協働し、カートリ
ッジハウジングの両側部に沿って、カートリッジ案内用
長穴を形成する。第5図は、また、底板の段差部分が幅
広の1/4インチ磁気テープ、およびその幅広なハブ、テ
ープ案内用ローラおよびテープ案内用ピンを収容する様
子も示している。ベルト駆動ローラの上方フランジ64
は、テープカートリッジの正面側にて、テープ上方でテ
ープ駆動モータと接触し得るように露出した状態が示し
てある。開閉扉20は、テープ上方にて、閉じた状態が示
してある。テープ36は、くぼみ部の壁116の正面、およ
び底板の正面壁114、118の後側を通る。
テープカートリッジは、1/4インチ幅のテープのデータ
の読取り/書込みを為し得るテープ駆動機構内に挿入し
て使用される。カートリッジは、前方に滑動して、テー
プ駆動機構の挿入部に入り、ロックされる。このロック
位置にて、挿入部の両側部のバネ荷重、ローラ式掛止具
(図示せず)が、底板の側部フランジ78の溝穴110に係
合する。テープ駆動機構の挿入部の両側部に沿った案内
用レール(図示せず)が、底板の側部フランジ78の上方
にて、くぼみ部50によって形成されたカートリッジ案内
用長穴内に嵌入する。この案内用長穴によって、カート
リッジは、テープ駆動機構の挿入部に出入りする際に、
案内される。上記挿入部に、カートリッジが挿入される
と、開閉扉の掛け外しアーム120は、引張バネ96の偏倚
力に抗して、開閉扉を開き、テープを露出させて、読取
り/書込みヘッドと接触させる。
使用時、ベルト駆動ローラが時計方向(第1図で見て)
に回転すると、ベルトは、その案内経路に沿って、時計
方向に移動し、テープは、供給ハブから、巻取りハブに
巻取られていく。ベルト案内用ローラおよびその各支持
軸間の摩擦結合によって、ベルトが案内用ローラを通る
ときに、ベルトに所定の抵抗が作用し、よって、ベルト
が各案内ローラに沿って移動するときのベルトの張力が
増大する。このベルト張力の増大によって、ベルトの弾
性に応じて、ベルトの長さが伸びる。よって、ベルトが
巻取りリールに巻取られる速度は、供給リールの繰出し
速度よりも早くなる。この増速によって、テープは、緊
張状態となり両リール間のテープの緩みを取ることがで
きる。
案内用ローラは、米国特許第4,103,516号に開示された
のと同様の緊張手段を備えることができる。この場合、
カートリッジ後側隅部のべルト案内用ローラ38および40
は、案内用ローラに抗力を作用させ、ベルトの張力を増
大させる抗力座金(図示せず)を備えている。この米国
特許第4.103,516号に開示された緊張手段は、1例とし
て、ここに引用したものである。ローラ34は、第1図に
矢印122で示した方向に回転するため、ベルトは、第1
図に矢印124で示した方向に移動すると考えることによ
り、ベルト36の抗力によって、テープが緊張状態となる
様子を理解することができる。ベルトに抗力が作用する
と、ベルト駆動ローラ34に巻付くベルト部分36aは、ロ
ーラを離れていくベルト部分36bと比べ、より緊張して
いる。ベルトは、弾性材料にて製造されているため、ベ
ルト部分36aはベルト部分36bと比べ、若干延伸程度が大
きくなる。ベルト部分36aの延伸される程度が若干、大
きいため、巻取りロールの周縁部は、供給テープロール
の周縁部より若干早い速度で回転し、よって、テープは
緊張状態となる。
1/4インチテープの質量は、標準の0.150インチテープの
質量より大きいため、テープ16は、標準の0.150インチ
テープよりも、緊張し、不規則運動およびテープの緩み
(質量の増加による)といった問題、テープ制御、鮮明
度に対する影響を回避することができる。所望ならば、
ベルト案内用ローラ38、40の緊張程度を調節して、ベル
トの張りを増加させることによって、テープは、標準の
0.150インチテープと比べ、より緊張した状態にて操作
することができる。テープ駆動ベルト自体の特性によっ
ても、テープの張りを調節することができる。
このように、カートリッジハウジングは、カートリッジ
案内用長穴の下方に、段差下部を形成した底板を備えて
いる。この段差部分によって、ハウジングの内部奥行き
が深くなり、幅広の1/4インチテープを収納することが
できる。使用時、テープの張りを調節して、幅広1/4イ
ンチテープを制御することができる。底板の段差部分上
方の側部フランジは、カバーの側部に沿ったくぼみ部お
よびカバー上端のフランジと協働し、カートリッジ案内
用長穴を提供し、カートリッジをテープ駆動機構内に案
内する。テープ駆動機構の掛止ローラが、底板の側部フ
ランジの溝穴と係合し、カートリッジをテープ駆動機構
内にロックする。カートリッジ両側のフランジの間隔、
ロック用溝穴の位置、およびカートリッジ案内用長穴の
長さは、0.150インチテープカートリッジの標準的な寸
法と等しい。このため、本発明の1/4インチテープカー
トリッジは、標準の0.150インチミニカートリッジと互
換性があり、テープ駆動機構は、単一で済む。この場
合、テープ駆動機構の挿入部は、カートリッジ案内用レ
ールの下方に、底板の段差下部を収容するくぼみ開放ス
ペースを備える。本発明のカートリッジの段差付き底部
は、また、平坦な底板を備えたカートリッジと比べた場
合、仕上げカートリッジの構造上の一体性を向上させる
効果もある。
本発明の別の実施態様においては、テープ幅が1/4イン
チ以上、好ましくは1/2インチのテープを使用する同様
の構造のテープカートリッジが提供される。この実施態
様の場合、底板の長さ(寸法A)は6.0インチ、および
底板の幅(寸法B)は4.0インチである。底板の側部フ
ランジにおける溝穴の長さ(寸法C)は、0.50インチ、
溝穴の深さ(寸法D)は0.187インチである。側壁104に
隣接するくぼみ部80の最大長さ(寸法E)は3.206イン
チである。後部壁および側壁の幅(寸法F)は0.10イン
チ、フランジの奥行き(寸法G)は0.25インチ、および
各フランジの厚み(寸法H)は0.10インチである。底板
の最大厚み(寸法I)は0.38インチ、および底板の底面
76上部までの厚み(寸法J)は0.250インチである。
1/2インチテープの質量は、標準の1/4インチテープの質
量より大きいため、この幅広のテープは、標準の1/4イ
ンチテープよりも、張りが大きく、不規則運動およびテ
ープの緩み(質量の増加による)といった問題、テープ
制御、鮮明度に対する影響を回避することができる。ベ
ルト案内用ローラ38、40の緊張程度を調節して、ベルト
の張りを増加させることによって、テープは標準の1/4
インチテープと比べ、より緊張した状態で操作すること
ができる。テープ駆動ベルト自体の特性によっても、テ
ープの張りを調節することができる。本発明による1/2
インチテープカートリッジを用いた幾多の実験では、長
期のサイクル試験の点で、テープまたはベルトが破損す
ることなく、良好な結果が得られた。実験用の1/2イン
チテープカートリッジに使用したテープは、3M社の厚さ
1.1ミルのテープ(No.703)、およびベルトは17.25イン
チに延伸させたとき、32オンスの張力のタフテン(Tuft
ane)フイルム(厚さ0.006インチ)とした。その結果、
1/2インチテープカートリッジでは30ipsの前進速度で試
験した時、2.2乃至4.0オンスのテープ張力が得られた。
このように、1/2インチテープ用カートリッジハウジン
グは、カートリッジ案内用長穴の下方に段差下部を設け
た底板を備える。この段差部によって、ハウジング内部
の奥行きが増し、幅広の1/2インチテープを収納するこ
とができる。使用時、テープの張りを増大させ、幅広の
1/2インチテープを制御することができる。底板の段差
部上方の側部フランジは、カバーの両側に沿ったくぼみ
部およびカバー頂部のフランジと協働し、カートリッジ
案内用長穴を提供して、カートリッジをテープ駆動機構
内に案内する。テープ駆動機構の掛止ローラが底板の側
部フランジの溝穴と係合し、カートリッジをテープ駆動
機構内にロックする。カートリッジ両側のフランジ間の
間隔、ロック用溝穴の位置およびカートリッジ案内用長
穴の長さは、1/4インチテープカートリッジのANSI標準
寸法と等しい。このため、本発明の1/2インチテープカ
ートリッジは標準の1/4インチカートリッジと互換性が
ありテープ駆動機構は1つで済む。この場合、テープ駆
動機構の挿入部は、カートリッジ案内用レールの下方
に、底板の段差下部を収納するくぼみ付き開放スペース
を備えている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるテープカートリッジの特徴を示
す図解図、 第2図は、第1図に示したテープカートリッジの構成要
素の配設状態の詳細を示す、分解斜視図、 第3図は、テープカートリッジの底板の平面図、 第4図は、第3図の線4−4に関する正面図、 第5図は、底板に接続したカートリッジの上端を示す、
一部切欠け正面図、および 第6図は、第3図の線6−6に関する断面図である。 10……カートリッジハウジング、12……供給ハブ 14……巻取ハブ、16……磁気テープ 18……くぼみ部、20……開閉扉 22……枢着ピン 24、26……テープ案内用ローラ 28……テープ案内用中間ローラ 30、32……テープ案内用ピン 34……ベルト駆動用ローラ 36……無端ベルト 38、40……ベルト案内用ローラ 42……磁気読取り/書込みヘッド 44……駆動キャプスタン 46……テープ駆動モータ 48……プラスチックカバー 52……上方くぼみ部 72……底板 78……側部フランジ 80……下方くぼみ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 英国特許1477762(GB,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カートリッジハウジングと、磁気テープを
    保持する一対のリールと、前記磁気テープの前記リール
    に担持された部分の回りに延在する無端ベルトと、前記
    磁気テープを磁気読み取り/書き込みヘッドを経て移動
    させるためにテープ駆動機構の駆動キャプスタンに係合
    し、前記無端ベルトを前記カートリッジハウジング内の
    前記磁気テープの一部に接触させた状態で駆動する、ベ
    ルト駆動ローラとを有する、磁気データテープ用カート
    リッジにおいて、前記カートリッジハウジング(10)の
    両側部の中間高さ位置に側部フランジ(78、78)をそれ
    ぞれ設け、前記側部フランジ(78、78)の上側に上方く
    ぼみ部(52、52)をそれぞれ設け、前記カートリッジハ
    ウジングの底板(72)に近接する前記側部フランジ(7
    8、78)の下側に下方くぼみ部(80、80)をそれぞれ設
    け、前記カートリッジハウジングの内部空間の高さを増
    大させるために前記カートリッジハウジングの前記側部
    フランジ(78、78)より下方に前記底板の段差くぼみ壁
    部分を形成し、前記下方くぼみ部(80、80)は前記底板
    の段差くぼみ壁部分の対向壁(106、114)の間に延在
    し、前記底板の段差くぼみ壁部分によって前記カートリ
    ッジハウジングの内部空間の増加した高さは磁気テープ
    幅が0.635センチメータ(1/4インチ)までの前記磁気テ
    ープを使用可能とする大きさを有し、前記磁気テープは
    前記磁気テープ幅を収容する前記カートリッジハウジン
    グ内で前記リールに巻かれていることを特徴とする、磁
    気データテープ用カートリッジ。
JP60272351A 1984-12-03 1985-12-03 磁気データテープ用カートリッジ Expired - Lifetime JPH0746489B2 (ja)

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US677197 1984-12-03

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JPS61180973A JPS61180973A (ja) 1986-08-13
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