JPH0746456Y2 - ワイヤソー - Google Patents

ワイヤソー

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Publication number
JPH0746456Y2
JPH0746456Y2 JP1993053457U JP5345793U JPH0746456Y2 JP H0746456 Y2 JPH0746456 Y2 JP H0746456Y2 JP 1993053457 U JP1993053457 U JP 1993053457U JP 5345793 U JP5345793 U JP 5345793U JP H0746456 Y2 JPH0746456 Y2 JP H0746456Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
wire
resin layer
wire saw
peripheral surface
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Expired - Lifetime
Application number
JP1993053457U
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English (en)
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JPH0646853U (ja
Inventor
恒蔵 河瀬
修一郎 小六
Original Assignee
大阪ダイヤモンド工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この考案は、岩石や大理石などの
切断に用いられるワイヤソーに関するものである。 【0002】 【従来の技術】上記ワイヤソーの従来技術として、図2
に示すように、ワイヤ1に樹脂層2を被覆し、その樹脂
層2を介して所定間隔で多数の円環状スリーブ3を固定
し、このスリーブ3の外周面に、ダイヤモンドや立方晶
窒化ホウ素(CBN)などの硬質砥粒層4を固着して切
断刃を形成したものがある。 【0003】上記の樹脂層2は、スリーブ3とワイヤ1
とを固着して、スリーブ3の回転やピッチずれを防止す
ると共に、ワイヤ1を切屑等から保護する役割をもち、
通常ワイヤ1の周面全体に被覆される。 【0004】 【考案が解決しようとする課題】上記のごとき構造のワ
イヤソーにおいては、スリーブ3と樹脂層2の固着を樹
脂の接着力だけにたよっているが、スリーブ3とワイヤ
1の間が狭く、成形時、スリーブ3とワイヤ1間のすき
間5に樹脂が入り込みにくいために、樹脂層2の成形状
態にムラができ、固着力にバラツキが生じ易い問題があ
る。 【0005】この考案は、上記の問題を解決し、スリー
ブと樹脂層間の確実な固着が得られるワイヤソーを提供
することを目的としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この考案は、円環状スリーブの端部の内周面に、端
部からスリーブ中央に向かって径小となるテーパ部を設
け、このテーパ部に樹脂層を入り込ませた構造としたの
である。 【0007】 【作用】上記の構造においては、円環状スリーブの端部
に設けたテーパ部から樹脂層がスリーブ内部に入り込み
やすくなるために、樹脂層がスリーブ内周面とワイヤと
の間で均一に形成され、固着状態のばらつきを少なくで
きる。 【0008】 【実施例】以下、この考案の実施例を添付図面に基づい
て説明する。 【0009】図1に示すように、円環状スリーブ3の内
周面に、両端部からスリーブ中央に向かって径小となる
テーパ部10が設けられ、スリーブ3とワイヤ1間に充
填される樹脂層2をそのテーパ部10に入り込むように
形成している。 【0010】上記のような構造にすれば、成形時にテー
パ部10を通してスリーブ3とワイヤ1間に樹脂が入り
込み易くなり、樹脂層が両者のすき間に万遍なく形成さ
れ、固着状態にばらつきの少ないスリーブの取付けを行
なうことができる。 【0011】 【効果】以上のように、この考案は、円環状スリーブの
端部にテーパ部を設けてスリーブとワイヤ間に均一な樹
脂層が形成されるようにしたので、スリーブと樹脂層間
の固着力が大きくなり、スリーブを確実に樹脂層に固定
することができる。したがって、切断中におけるワイヤ
の不都合な破断が防止されて、バラツキの少ない安定し
た刃具寿命を実現することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】実施例のワイヤソーを示す縦断側面図 【図2】ワイヤソーの従来構造を示す縦断側面図 【符号の説明】 1 ワイヤ 2 樹脂層 3 円環状スリーブ 4 硬質砥粒層 10 テーパ部 11 すき間

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ワイヤに樹脂層を被覆し、その樹脂層を介して
    所定間隔で複数の円環状スリーブを固定し、この円環状
    スリーブの外周面に硬質砥粒層を固着して切断刃を形成
    したワイヤソーにおいて、上記円環状スリーブの端部の
    内周面に、端部からスリーブ中央に向かって径小となる
    テーパ部を設け、このテーパ部に樹脂層を入り込ませた
    ことを特徴とするワイヤソー。
JP1993053457U 1993-10-01 1993-10-01 ワイヤソー Expired - Lifetime JPH0746456Y2 (ja)

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JPH0646853U JPH0646853U (ja) 1994-06-28
JPH0746456Y2 true JPH0746456Y2 (ja) 1995-10-25

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3598101A (en) * 1968-10-01 1971-08-10 Carborundum Co Wire saw
US3884212A (en) * 1973-11-01 1975-05-20 Meyers W F Co Wire saw

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3598101A (en) * 1968-10-01 1971-08-10 Carborundum Co Wire saw
US3884212A (en) * 1973-11-01 1975-05-20 Meyers W F Co Wire saw

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JPH0646853U (ja) 1994-06-28

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