JPH0746420B2 - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH0746420B2
JPH0746420B2 JP19968386A JP19968386A JPH0746420B2 JP H0746420 B2 JPH0746420 B2 JP H0746420B2 JP 19968386 A JP19968386 A JP 19968386A JP 19968386 A JP19968386 A JP 19968386A JP H0746420 B2 JPH0746420 B2 JP H0746420B2
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Description

【発明の詳細な説明】 イ.産業上の利用分野 本発明は磁気テープ、磁気シート、磁気ディスク等の磁
気記録媒体に関するものである。
ロ.従来技術 一般に、磁気テープ等の磁気記録媒体は、磁性粉、バイ
ンダー樹脂等からなる磁性塗料を支持体上に塗布、乾燥
することによって製造される。
こうした磁気記録媒体、特にビデオテープにおいては、
例えばBET値が大きく(500m2/g以上)、かつ吸油量の大
きいカーボンブラックを磁性層中に添加し、導電性を高
くし、表面比抵抗を小さくしていた(特公昭57-17290
号)。
また、磁気テープの走行耐久性、磁性層の耐摩耗性を高
めるために、粒径50mμ以上の比較的大粒径のカーボン
ブラックが磁性層に混入されていた(特公昭52-18561
号、特公昭53-33249号、特公昭57-12208号)。
しかしながら、いずれの技術においても、磁性層の摩擦
係数が高く、磁性塗料の粘度が高くなりやすくて塗布性
が悪く、電磁変換特性が低下し、光の遮光性が悪い。
媒体の導電性、摩擦係数、表面性(即ち、電磁変換特
性)、耐摩耗性等といった特性のうち、いくつかを同時
に満足するためにカーボンブラックを併用する技術は、
従来、特開昭59-5426号、同59-16141号、同58-218039
号、同58-211321号、特公昭53-20203号、同54-9041号、
同57-4968号等の各公報に示すものが知られている。
しかし、表面を粗すことなく(即ち、磁気記録媒体の電
磁変換特性を落とすことなく)、導電性に優れ、かつ摩
擦係数の低い(即ち、走行性が良好で耐摩耗性に優れ
る)記録媒体を提供するには不十分であった。
ハ.発明の目的 本発明の目的は、高い電磁変換特性を達成でき(表面粗
さRaが大きくならない)、表面比抵抗が低く、ドロップ
アウトが少なく、耐摩耗性が優れて走行耐久性テスト時
の出力低下が少なく、塗液の塗布スピードを増加させた
場合でも塗布性が劣化さずに安定した電磁変換特性が得
られ、塗液の液物性(粘度、凝集)が安定しており、更
にスーパーカレンダーのラインスピードを増加させる場
合にカレンダビリティが劣化せず、安定した電磁変換特
性が得られる媒体を提供することにある。
ニ.発明の構成及びその作用効果 即ち、本発明は、比表面積がBET値で15m2/g以上、50m2/
g未満であり、かつ、吸油量がDBP値で110ml/100g以上、
200ml/100g以下である第1のカーボンブラックと、比表
面積がBET値で900m2/g以上、2000m2/g以下であり、か
つ、吸油量がDBP値で200ml/100g以上、400ml/100g以下
である第2のカーボンブラックとが磁性層に含有されて
いることを特徴とする磁気記録媒体に係るものである。
本発明によれば、BET値及び吸油量を夫々特定範囲に有
する第1のカーボンブラックと第2のカーボンブラック
とを併用しているので、従来技術についての既述した欠
陥が十分に解消されることが判明したのである。
本発明に使用する第1のカーボンブラック及び第2のカ
ーボンブラックは、磁性層に添加する量が微量(磁性体
100部に対して2部以下)であっても、その効果を発揮
する点に特長がある。本来、磁性層中には、磁気記録と
関係のないフィラーは出来る限りその量を減らしたい。
本カーボンはその目的にかなっており、したがってレベ
ルの高い電磁変換特性が達成できる。第1のカーボンブ
ラックは微量添加により、磁性層の動摩擦係数を低くす
る事ができる。
更に驚くべき事は、通常、微量添加で効果のあるカーボ
ン(例えば特公昭53-33249号のHS-500:BET37m2/g未満、
吸油量447ml/100g以上)は電磁変換特性を劣化させるの
が常であったが、本発明に使用する第1のカーボンブラ
ックはHS-500等のカーボンと同量添加しても、電磁変換
特性の劣化は少ない。この違いは、吸油量の違いが原因
となっていると考えられる。
これまでは、カーボンの吸油量を特定せずに単にカーボ
ンの平均粒子径だけを指定してきたが、それらのカーボ
ンを使用したテープは低い電磁変換特性に甘んじてい
た。さて、第1のカーボンブラックは特定のBET値及びD
BP値のため、微量添加で摩擦係数が低減できるため、媒
体の走行安定性が確立できる。そして、耐摩耗性に優
れ、走行耐久性テストでの出力低下が少ないという効果
がある。
しかし、第1のカーボンブラックは単独で使用した場
合、磁性層の表面比抵抗が若干高くなる。そこで、本発
明によれば、BET900m2/g以上でかつ吸油量200ml/100g以
上の第2のカーボンブラックを併用する事で、表面比抵
抗を下げる事ができる。この第2のカーボンブラック
も、磁性体100重量部に対して5部以下で有効に作用す
る。
また、上記の第1及び第2の両カーボンブラックを使用
した場合、驚くべき事が発見された。即ち、両カーボン
を使用した磁性塗液は、粘度安定性、凝集が起こりにく
い等、液物性の安定性において優れているのみならず、
塗布速度を増加させた場合、塗布性が劣化せず、高い電
磁変換特性が維持できた。
なお、上記においては、第1のカーボンブラックのBET
値は20〜70m2/gとするのがよく、また、第2のカーボン
ブラックのBET値は1100m2/g以上、2000m2/g以下とする
のがよい。吸油量については、第1のカーボンブラック
は110〜200ml/100g、更には180〜200ml/100gがよく、第
2のカーボンブラックは220ml/100g以上、400ml/100g以
下が好ましい。
本発明において、上記の効果を得る上で、カーボンブラ
ックの添加量については、第1及び第2のカーボンブラ
ックとも夫々、磁性粉100重量部に対して5重量部以
下、更には3重量部以下がよく、2重量部以下がもっと
よい。
また、両カーボンブラックの比率にも望ましい範囲があ
り、重量比で第1のカーボンブラック:第2のカーボン
ブラック=(10:90)〜(90:10)がよく、(30:70)〜
(70:30)が更によく、(40:60)〜(60:40)がもっと
もよい。
本発明で使用可能な第1のカーボンブラックとしては、
例えば電気化学工業社製HS-100(BET32m2/g、DBP180ml/
100g、粒径53mμ)、三菱化成社製の#3500(BET47m2/
g、DBP187ml/100g、粒径40mμ)等が挙げられる。第2
のカーボンブラックとしては、キャボット社製のブラッ
ク・パールズ−2000(BET1475m2/g、DBP330ml/100g、粒
径15mμ)、コロンビアンカーボン社製のコンダクテッ
クス40-220(BET1066m2/g、DBP260ml/100g)等が挙げら
れる。
なお、上記において、「比表面積」とは、単位重量あた
りの表面積をいい、平均粒子径とは全く異なった物理量
であり、例えば平均粒子径は同一であっても、比表面積
が大きなものと、比表面積が小さいものが存在する。比
表面積の測定は、例えばまず、磁性粉末を250℃前後で3
0〜60分加熱処理しながら脱気して、該粉末に吸着され
ているものを除去し、その後、測定装置に導入して、窒
素の初期圧力を0.5kg/m2に設定し、窒素により液体窒素
温度(−195℃)で吸着測定を行なう(一般にB.E.T法と
称されている比表面積の測定方法。詳しくはJ.Ame.Che
m.Soc,60 309(1938)を参照)。この比表面積(BET
値)の測定装置には、湯浅電池(株)ならびに湯浅アイ
オニクス(株)の共同製造による「粉粒体測定装置(カ
ンターソープ)」を使用することができる。比表面積な
らびにその測定方法についての一般的な説明は「粉体の
測定」(J.M,DALLAVALLE,CLYDEORR Jr 共著、弁田その
他訳;産業図書社刊)に詳しく述べられており、また
「化学便覧」(応用編、1170〜1171頁、日本化学会編、
丸善(株)昭和41年4月30日発行)にも記載されている
(なお前記「化学便覧」では、比表面積を単に表面積
(m2/gr)と記載しているが、本明細書における比表面
積と同一のものである。)。
また、上記の「吸油量(DBP法)」については、顔料粉
末100gにDBP(Dibutyl phthalate)を少しずつ加え、練
り合わせながら顔料の状態を観察し、ばらばらに分散し
た状態から一つの塊をなす点を見出したときのDBPのml
数をDBP吸油量とする。
本発明の磁気記録媒体は、例えば第1図に示すように、
支持体1上に磁性層2を有している。また磁性層2とは
反対側の面にBC層3が設けられている。このBC層は設け
られてよいが、設けなくてもよい。磁性層2に使用され
る磁性粉末、特に強磁性粉末としては、γ‐Fe2O3、Co
含有γ‐Fe2O3、Fe3O4、Co含有Fe3O4等の磁性粉が挙げ
られる。これらのうち、Co含有酸化鉄が望ましい。ま
た、磁性粉のBET値は35m2/g以上、更には40m2/g以上の
場合は効果が著しい。磁性層2には、上述した第1及び
第2のカーボンブラックの他、潤滑材(例えばシリコー
ンオイル、グラファイト、二硫化モリブデン、二硫化タ
ングステン、炭素原子数12〜20の一塩基性脂肪酸(例え
ばステアリン酸)と炭素原子数が3〜26個の一価のアル
コールからなる脂肪酸エステル等)をカーボンブラック
に対し10〜50重量%添加したり、帯電防止剤(例えばグ
ラファイト)等を添加してよい。また、非磁性研磨材粒
子も添加してよいが、これにはアルミナ(α‐Al2O
3(コランダム)等)、人造コランダム、溶融アルミ
ナ、炭化ケイ素、酸化クロム、ダイヤモンド、人造ダイ
ヤモンド、ザクロ石、エメリー(主成分:コランダムと
磁鉄鉱)等が使用される。この研磨材の含有量は磁性粉
に対して20重量部以下が好ましく、またその平均粒子径
は0.5μmがよく、0.4μm以下が更によい。
また、磁性層のバインダー樹脂として少なくともポリウ
レタンを使用できるが、これは、ポリオールとポリイソ
シアネートとの反応によって合成できる。ポリウレタン
と共に、フェノキシ樹脂及び/又は塩化ビニル系共重合
体も含有せしめれば、磁性層に適用する場合に磁性粉の
分散性が向上し、その機械的強度が増大する。但、フェ
ノキシ樹脂及び/又は塩化ビニル系共重合体のみでは層
が硬くなりずぎるがこれはポリウレタンの含有によって
防止でき、支持体又は下地層との接着性が良好となる。
また、上記以外にも、バインダー樹脂として繊維素系樹
脂、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、反応型樹脂、電子線
照射硬化型樹脂が使用されてもよい。
また、BC層3にも、磁性層2に用いた本発明による上記
カーボンブラックを添加してよい。
また、第1図の磁気記録媒体は、磁性層2と支持体1と
の間に下引き層(図示せず)を設けたものであってよ
く。或いは下引き層を設けなくてもよい(以下同様)。
また支持体にコロナ放電処理をほどこしてもよい。
また、支持体1の素材としては、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリプロピレン等のプラスチック、Al、Zn等の
金属、ガラス、BN、Siカーバイド、磁器、陶器等のセラ
ミックなどが使用される。
なお、上記の磁性層等の塗布形成時には、塗料中に架橋
剤としての多官能イソシアネートを所定量添加しておく
のが磁性層を強固にできる点で望ましい。こうした架橋
剤としては、既述した多官能ポリイソシアネートの他、
トリフェニルメタントリイソシアネート、トリスー(p
−イソシアネートフェニル)チオホスファイト、ポリメ
チレンポリフェニルイソシアネート等があげられる、メ
チレンジイソシアネート系、トリレンジイソシアネート
系が良い。なお、磁性層を電子線照射等で硬化させると
きは、イソシアネート化合物の添加は省略してもよいが
添加してあってもよい。
第2図は、他の磁気記録媒体を示すものであるが、第1
図の媒体の磁性層2上にOC層4が設けられている。この
OC層4は、磁性層2を損傷等から保護するために設けら
れるが、そのために滑性が十分である必要がある。そこ
で、OC層4のバインダー樹脂として、上述の磁性層2に
使用したウレタン樹脂を(望ましくはフェノキシ樹脂及
び/又は塩化ビニル系共重合体を併用して)使用する。
OC層4の表面粗さは特にカラーS/Nとの関連でRa≦0.02
μm、Rmax≦0.13μmとするのがよい。この場合、支持
体1の表面粗さをRa≦0.03μm、Rmax≦0.13μmとし、
平滑な支持体1を用いるのが望ましい。
第3図は、磁気ディスクとして構成された磁気記録媒体
を示し、支持体1の両面に上述と同様の磁性層2、OC層
4が夫々設けられており、OC層4には上述のウレタン樹
脂を主成分とするバインダー樹脂が含有せしめられてよ
い。
ホ.実施例 以下、本発明を具体的な実施例につき説明する。但し、
以下において「部」は重量部を表わす。
次の磁性塗料用の各成分を用意した。
Co含有磁性酸化鉄 100部 塩ビ−酢ビ共重合体 13〃 (U.C.C社のVAGH) ポリウレタン樹脂 7〃 (グッドリッチ社のエスタン5701) α‐Al2O3 5〃 ミリスチリン酸 1〃 ステアリン酸ブチル 1〃 レシチン 3〃 ポリイソシアネート 13〃 シクロヘキサノン 130〃 トルエン 70〃 これらの成分をボールミルで分散した磁性粉分散塗液
を、ポリイソシアネート添加後に厚さ15μmのポリエチ
レンテレフタレートベースの片面に押出しコーターにて
塗布し、乾燥させ、カレンダー表面処理をほどこした
後、インチ幅に断裁した。この時、磁性層の膜厚
は平均4.0μであった。
各ビデオテープについては次の測定を行なったところ、
第4図に示す結果が得られた。
RF出力:RF出力測定用VTRデッキを用いて4MHzでのRF出力
を測定し、100回再生後の、当初の出力に対して低下し
ている値を示した(単位:dB) ルミS/N:測定器はシバソク社製ノイズメーター(925D/
1)を使用し、試料No.3を基準テープ(0dB)とし、それ
に対する差で表示した。ハイパスフィルターは4.2MHz、
ローパスフィルターは10KHzで行った。VTRはJVCHR-D120
を使用した。
摩擦係数:ヘッドシリンダーの入口、出力に於けるテー
プテンションを測定して 表面比抵抗:表面電位計で測定。
ドロップアウト:再生画面上でのキズの発生個数。
第4図の結果から、本発明に基いて2種のカーボンブラ
ックを併用した場合(試料No.3、8)、比較例に比べて
次の点で優れていることが分る。
(1)高い電磁変換特性を達成できる(表面粗さRaが大
きくならない)。
(2)表面比抵抗が低く、ドロップアウトが少ない。
(3)耐摩耗性が優れ、走行耐久性テスト時の出力低下
が少ない。
(4)塗液の塗装スピードを増加させた場合、塗布性が
劣化せず、安定した電磁変換特性が得られる。
(5)スーパーカレンダーのライン・スピードを増加さ
せる場合、カレンダビリティが劣化せず、安定した電磁
変換特性が得られる。
(6)塗液の液物性(粘度、凝集)が安定している。
次に、上記の試料No.3に準じて試料を作成する際、カー
ボンブラックの各物理量との関係で測定した結果を第5
図〜第8図に示した。
第5図:第1のカーボンブラック(HS-100)を固定し
て、第2のカーボンブラックのBET値に応じたルミS/Nを
示した。
第6図:第1のカーボンブラック(HS-100)を固定し
て、第2のカーボンブラックのDBP吸油量に応じた表面
比抵抗を示した。
第7図:第2のカーボンブラック(BP2000)を固定し
て、第1のカーボンブラックのBET値に応じた動摩擦係
数を示した。尚、比表面積がBET値で13m2/g、吸油量がD
BP値で150ml/100gである第1のカーボンブラックを用い
た場合の動摩擦係数は0.23であった。
第8図:第2のカーボンブラック(BP2000)を固定し
て、第1のカーボンブラックのDBP吸油量に応じたルミS
/Nを示した。尚、比表面積がBET値で30m2/g、吸油量がD
BP値で210ml/100gである第1のカーボンブラックを用い
た場合のルミS/Nは−0.8dBであった。
以上より、第1のカーボンブラックのBET値を15m2/g以
上、50m2/g未満にしないと低摩擦が得られず、またその
吸油量も200ml/100g以下でS/Nが著しく向上すること、
更に第2のカーボンブラックのBET値を900m2/g以上とす
ればルミS/Nを向上させ、またその吸油量も110ml/100g
以上とすることによって表面比抵抗を低下させることが
できる。このように、本発明の範囲に限定することの優
位性が顕著であることが分る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、 第1図、第2図、第3図は各例による磁気記録媒体の一
部分の各拡大断面図、 第4図は各例によるテープの磁性塗料組成をまとめて示
す表、 第5図、第6図、第7図、第8図はカーボンブラックの
物理量を変化させたときの各特性を示すグラフ である。 なお、図面に用いられている符号において、 1……支持体、2……磁性層、3……バックコート層
(BC層)、4……オーバーコート層(OC層) である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】比表面積がBET値で15m2/g以上、50m2/g未
    満であり、かつ、吸油量がDBP値で110ml/100g以上、200
    ml/100g以下である第1のカーボンブラックと、 比表面積がBET値で900m2/g以上、2000m2/g以下であり、
    かつ、吸油量がDBP値で200ml/100g以上、400ml/100g以
    下である第2のカーボンブラック とが磁性層に含有されていることを特徴とする磁気記録
    媒体。
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