JPH0746251B2 - 転写法 - Google Patents

転写法

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JPH0746251B2
JPH0746251B2 JP20350685A JP20350685A JPH0746251B2 JP H0746251 B2 JPH0746251 B2 JP H0746251B2 JP 20350685 A JP20350685 A JP 20350685A JP 20350685 A JP20350685 A JP 20350685A JP H0746251 B2 JPH0746251 B2 JP H0746251B2
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paper
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洋一郎 丸山
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Fuji Xerox Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は転写法、特に静電的に画像を形成する方法の中
間工程として、静電潜像を現像して得られたトナー像
を、直ちに複写紙に転写せずに、一旦中間転写体に静電
的に転写し、改めて複写紙に転写する方法に関するもの
である。
[従来の技術] トナー像を転写するためには各種の方式が試みられてい
るが、コロナ放電法及びバイアスローラー法が代表的な
ものである。これとは別に押圧のみによって中間転写体
(多くはシリコン等のゴムベルト)に転写し、再び中間
転写体から紙に転写する方法が知られている(例えば、
米国特許第3893761号、特開昭54−42551号及び特開昭56
−164368号等)。
この方法においては、転写にあたって電界を付与しない
ので静電潜像を乱すことがないという特徴を有してい
る。このような特徴は、いわゆるリテンション方式の複
写機に向いているのであるが、感光体の技術的問題の為
に多用されていないのが実情である。
一方、押圧のみによる中間体への転写は、中間体の表面
をトナーがおおうと、それ以上トナーを転写しなくなる
という欠点を有しており、一枚の紙に各種の色のトナー
を転写してカラー像を形成するカラーコピーの場合には
転写率が各色の工程順に低くなるという欠点をも有して
いる。
絶縁性のフィルム、例えばポリイミドフィルム等を中間
転写体とし、前述の静電的な方法で転写を行う方法も知
られているが絶縁性のフィルムは一度帯電すると電荷が
ぬけにくく、この為フィルムの走行中に接触すると物と
の摩擦帯電や2回目以降の転写電界の付与などによって
過帯電となって像の乱れを引きおこしていた。
[発明が解決しょうとする問題点] 本発明の目的は、静電転写方式において画像乱れの生じ
ない転写法を提供することにある。
[問題点を解決するための手段及び作用] 本発明の上記した目的は転写体の体積抵抗を絶縁体より
も下げ、転写域において転写体と感光体を密着させ、転
写電界を適当に制御することによって達成することがで
きる。
すなわち、本発明は、接地されているか、または適当量
の直流電圧を印加されている2本の金属製ローラーによ
って像担持体に109〜1012Ωcmの半導電性の樹脂膜を押
圧して面接触させ、転写されるべきトナー像の極性とは
逆極性の直流電圧を印加されている少なくとも1本の金
属製ローラー間で前記樹脂膜に密接させて、前記像担持
体と樹脂膜とを略同一速度で移動せしめることを特徴と
する転写法である。
以下添附図面に基づいて本発明の方法を説明する。
第1図において、感光体ドラム1上には公知のゼログラ
フィー技術によって負極性に帯電したトナー像T1が形成
されている。中間転写ベルト2は、感光体ドラム1と等
速で矢印方向へ動いており、接地された金属製ローラー
3a,3bによって押圧され、感光体1に密接するように張
られている。
トナー像T1は、これとは逆極性の転写電源5に接続され
た金属製ローラー4により生じる電界によって中間転写
ベルト2上に転写される。(転写されたトナー像をT2
示す。)。
中間転写ベルトとしては体積抵抗が109〜1012Ωcmで厚
みが0.5mmのもの(例えば塩化ビニールにカーボンを混
練したもの)が使用され、転写ローラー4によって注入
された電荷は接地ローラー3bによって大地ににげ、中間
転写ベルト2が感光体ドラム1から剥離する点、すなわ
ち接地ローラー3bの位置において、中間転写ベルト2上
の電位はゼロとなる。従って、中間転写ベルトとして絶
縁性ベルトを用いていた場合に注入した電荷が容易にぬ
けないため剥離時に生じていた電離現象による画像の乱
れが起こることはない。
なお、転写の前半の工程においても中間転写ベルト2
は、接地ローラー3aによってその表面電位がゼロとなっ
ているので、トナー像T1が空隙を飛翔して画像乱れを生
じることもない。
このようにして得られた中間転写像は必要な場合には他
の色のトナーをも重ねてカラー画像とされて紙への転写
部へと送りこまれる。紙への転写は先の中間転写とは逆
の操作を行なえばよい。ここでも本発明の転写法が適用
される。
すなわち、第2図に示すように接地ローラー8a,8c,9a,9
b,によって画像乱れを防ぎトナーと同極性の転写電源6
を転写ローラー7に接続することによってトナーを反発
させて紙P上に転写し最終画像T3を得る。
更に第3図は本発明の別の態様を示すものであり、感光
体ベルト12は、感光層11が支持体10上に設けられてなっ
ている。支持体10は、体積抵抗率1010Ωcmのプラスチッ
ク製である。
この例は前記第2図の中間転写ベルトが感光体ベルトに
おきかわったものであるから当然に同様の効果を得るこ
とができる。
電子写真のプロセスでは、転写と同時に、転写以外のプ
ロスセも進行しているので、帯電、露光などそれぞれの
工程に位置する場所に接地したローラーを設け、これら
のローラーで感光体ベルトを張架すれば、連続的に電子
写真プロセスを実施することができる。
また、感光体ベルトの支持体10は、厚み方向には導電性
があるが内周方向には細かく絶縁されている異方導電性
樹脂で構成してもよい。すなわち、第4図に示すよう
に、厚み方向及びプロセスの直角方向に導電性部材15が
あり、この部材を絶縁材16と接合して、15と16を交互に
配列したものを支持体12とする。このような部材は、そ
のピッチ数+本/mmと細かくすることが可能であるか
ら、画像形成上は問題を生じない。
さらに、感光体と紙が重ねられる最上流のローラー13
a、又は、中間転写ベルトと紙が重ね合わされる最上流
のローラ9aには、トナーと逆極性の直流電圧を印加して
おいてもよい。このようにすると、ギャップをもった領
域において、トナーが転写されることが積極的に防止さ
れるから高品質の転写像を得ることができる。(転写用
紙側に転写バイアスをかける従来の方法では、転写用紙
が含水により導体となってしまうためにこのようなこと
を行なえなかった。)。
なお、上記の例ではバイアスの印加は、金属ローラーに
電圧を印加し、圧接して行なったが、これに代えてコロ
ナ放電によって電荷を供給してもよいことはもちろんで
ある。
中間転写ベルト2はその表面を図示しないクリーナーに
よってクリーニングされて次の転写工程へと進むことに
なる。
最終画像支持体である紙への転写は、トナー像の定着を
も兼ねた公知の転写と熱圧力定着を同時に行なういわゆ
る転写定着であってもよい。この場合も、転写定着のニ
ップの直前での電界により転写が行なわれるのを防ぐた
めに中間転写ベルト2と紙Pを接地した金属ロール対で
はさみこむ前述の方法が望ましいのは言うまでもない。
又、感光体の表面電位が高い状態のままだと剥離点にお
いて転写されたトナーが感光体側に再び転写される傾向
がある。こうした場合は、転写域の下流側の接地ロール
3bを接地せずにトナーとは逆極性の適当値の直流電圧を
印加するか、又は感光体の電位を下げること、即ち、感
光体1がベルト状に形成されている時には、強い光に対
しては光を通過し得る導電性基体の内側から光を照射す
ることにより感光体側への転写を防止することができ
る。
[発明の効果] 本発明の転写法は前述したように転写に関係する2つの
物体を面接触させる範囲の両端をローラー対ではさみこ
んで、電界を消滅させ、接触面の真中にのみ転写の為の
電界を形成するように工夫したものであり、このように
したことによって静電転写方式においても画像乱れのな
い転写像を得ることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の転写法における中間転写部の説明図、 第2図は同じく、中間転写体から紙への転写部の説明
図、 第3図はベルト状感光体上のトナー像の本発明による転
写法の説明図、 第4図は支持体の構成例の説明図である。 図中符号: 1……感光体ドラム;2……中間転写ベルト;3a,3b,8a,8
b,8c,9a,9b,14a,14b,14c……接地ローラー;4,7,13a,13
b,13c……転写ローラー;5,6……転写電源;10……支持
体;11……感光層;12……感光体ベルト;15……導電層;16
……絶縁層;T1……現像トナー像;T2……転写トナー像;T
3……最終画像;P……転写用紙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接地されているか、または適当量の直流電
    圧を印加されている2本の金属製ローラーによって像担
    持体に109〜1012Ωcmの半導電性の樹脂膜を押圧して面
    接触させ、転写させるべきトナー像の極性とは逆極性の
    直流電圧を印加されている少なくとも1本の金属性ロー
    ラーを、前記2本の金属製ローラー間で前記樹脂膜に密
    接させて、前記像担持体と樹脂膜とを略同一速度で移動
    せしめることを特徴とする転写法。
JP20350685A 1985-09-17 1985-09-17 転写法 Expired - Lifetime JPH0746251B2 (ja)

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JPS6263972A JPS6263972A (ja) 1987-03-20
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JP2560727B2 (ja) * 1987-06-12 1996-12-04 東レ株式会社 中間転写体
JP2002072619A (ja) 2000-09-05 2002-03-12 Fujitsu Ltd カラー画像形成装置及びカラー画像形成方法

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