JP2881879B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2881879B2 JP33166489A JP33166489A JP2881879B2 JP 2881879 B2 JP2881879 B2 JP 2881879B2 JP 33166489 A JP33166489 A JP 33166489A JP 33166489 A JP33166489 A JP 33166489A JP 2881879 B2 JP2881879 B2 JP 2881879B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は画像形成装置に関し、特に転写ベルトを用い
た画像形成装置に関するものである。
(従来の技術) 従来から、感光体上に形成したトナー画像を転写ベル
ト上に1次転写し、この転写ベルト上のトナー画像を転
写紙上に2次転写するようにした画像形成装置は知られ
ている。そして、その転写ベルトとしては、可及的に体
積抵抗の低い導電層の表面に体積抵抗の大きい薄い誘電
体層を形成した誘電体タイプのものが用いられている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記のような転写ベルトを用いた画像形成
装置においては、転写ベルトから転写紙への2次転写時
に、トナーの飛び散りが発生し、画像の品質が良くない
という問題があった。
この飛び散りの原因は、第3図に示すように、転写ベ
ルトVと転写紙Sが密着せず、両者間に空隙δがある状
態では転写ベルトV上のトナーTが転写紙Sに向かって
矢印の如く不規則に転写されることによって生ずるもの
と考えられる。
そこで、転写紙Sを転写ベルトVに圧接する圧接ロー
ラを配設したり、転写前ガイド板の位置精度を高める等
の手段が考えられるが、圧接ローラは汚れの問題があ
り、転写前ガイド板の位置精度の向上では効果が不確実
であるという問題があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、転写ベルトから転
写紙への2次転写時のトナーの飛び散りを確実に防止で
き、高品質の画像を得ることができる画像形成装置の提
供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の画像形成装置は、上記目的を達成するため、
感光体上に形成したトナー画像を転写ベルト上に1次転
写し、この転写ベルト上のトナー画像を転写紙上に2次
転写するようにした画像形成装置において、2次転写位
置よりも転写ベルトの移動方向上手側で転写ベルトと転
写紙が接触を開始する位置の転写ベルトの裏面側にトナ
ーと逆極性の電圧を印加する手段を配設したことを特徴
とする。
(作用) 本発明の上記構成によると、転写ベルトと転写紙が接
触を開始する位置で転写ベルトの裏面側からトナーと逆
極性の電圧を印加することによって、トナーを転写ベル
トに静電吸着して機械的接触にて転写紙にトナーが転写
されるのを防止するとともに、転写紙を転写ベルトに静
電吸着して互いに密着させた状態で2次転写位置まで移
動させることができ、2次転写位置でトナーの飛び散り
を生じることなくトナー像を転写紙に転写することがで
きる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図を参照し
て説明する。
第1図において、1は感光体ドラムであり、その周囲
には回転方向に帯電チャージャ2、図示しない光学系に
よる露光部3、現像部4、転写ベルト5、ドラムクリー
ナ6、イレーサ7が配設されている。前記現像部4に
は、イエロー現像器4Yとマゼンタ現像器4Mとシアン現像
器4Cとブラック現像器4Bが設置されている。又、各現像
器には現像スリーブ、穂切りシャッタ、トナー濃度検出
器、トナー補給装置等が備わっている。
前記転写ベルト5は、耐環境性がよく可撓性のある半
導体、例えば体積抵抗が1×1010〜1×1013Ω-cm程度
のポリウレタンゴムベルトの表面に1×109〜1×1012
Ω-cm程度のフッ素系塗料を塗布して形成した10〜30μ
m厚の表面コート層を備えた厚みが600μm程度の無端
状ベルトにて構成されている。
この転写ベルト5の内周には、その移動方向に沿って
感光体ドラム1から転写ベルト5にトナー像を転写する
1次転写チャージャ8、駆動ローラ9、テンションロー
ラ10、転写ベルト5の裏面からトナーと逆極性の電圧を
印加するように印加電源12に接続されたバイアスローラ
11、少なくとも一方を接地した一対のローラ13に巻回さ
れた導電性ベルト14、転写ベルト5の表面に残留するト
ナーを掻き落とすクリーニング位置で転写ベルト5を支
持するバックアップローラ16、及び1次転写チャージャ
8の両側位置及びその他適宜位置に配置されたガイドロ
ーラ17が配設されている。転写ベルト5の外周には、前
記導電性ベルト13に対向して2次転写チャージャ18と分
離チャージャ19が配設され、前記クリーニング位置のバ
ックアップローラ16に対向してベルトクリーナ15が配設
されている。
20は給紙カセット、21、22は給紙カセット20から転写
紙Sを1枚づつ取り出して転写ベルト5と2次転写チャ
ージャ17の間の2次転写位置に供給する給紙ローラとさ
ばき板、23は転写紙Sを2次転写位置にタイミングをと
って送り出すレジストローラ、24は2次転写後の転写紙
Sを定着部25に向かって搬送する転写紙搬送ベルト、25
aは内部にヒータを内蔵した定着ローラ、25bは転写紙S
を定着ローラに圧接させる圧接ローラである。
次に、動作を説明する。
先ず、モノカラー画像を形成するプロセスの概要を説
明する。感光体ドラム1は帯電チャージャ2により帯電
され、図示しない光学系にて露光部3で露光されて静電
潜像が形成される。この潜像は現像部4でトナー現像さ
れる。この時使用される現像器は、イエロー現像器4Y、
マゼンタ現像器4M、シアン現像器4C、ブラック現像器4B
の内任意のものが選択される。この感光体ドラム1上の
トナー像は1次転写チャージャ8にて転写ベルト5に転
写される。この後、感光体ドラム1はドラムクリーナ6
にてクリーニングされ、イレーサ7にて残留電位が除去
されて、再び同じプロセスが繰り返される。
転写ベルト5に転写されたトナー像は、2次転写チャ
ージャ18にてトナー像と同期して送られて来た転写紙S
に転写され、定着部25で定着されて排出される。2次転
写後の転写ベルト5はベルトクリーナ15によってクリー
ニングされ、再び同じプロセスを繰り返す。
次に、フルカラー画像を形成するプロセスの概要を説
明する。モノカラー画像の場合と同様のプロセスによ
り、感光体ドラム1上にイエロートナー像が形成されて
転写ベルト5上に転写される。そして、転写ベルト5上
に支持されたまま一周して再び1次転写位置に返ってく
る。この時、給紙はされず、2次転写チャージャ18、分
離チャージャ19は作動せず、ベルトクリーナ15も転写ベ
ルト5から退避している。
感光体ドラム1上には転写ベルト5上のイエロートナ
ー像と同期してマゼンタトナー像が形成され、転写ベル
ト5上に重ねて転写される。
同様にして、シアントナー像、ブラックトナー像が転
写ベルト5上に重ねて転写され、転写ベルト5上にフル
カラートナー像が形成され、2次転写チャージャ18にて
転写紙S上に転写され、定着されて排出される。又、転
写紙Sに転写されなかった残留トナーはベルトクリーナ
15にてクリーニングされる。
2色又は3色の場合も同様の動作にて画像形成され
る。
以上のような画像形成プロセスにおいて、転写ベルト
5から転写紙Sにトナー像を転写する2次転写時におい
て、第2図のA部に示すように、レジストローラ23から
送られた転写紙Sが転写ベルト5と接触を開始する位置
で、転写ベルト5の裏面側にバイアスローラ11にてトナ
ーTと逆極性の電圧が印加されるので、転写ベルト5上
のトナーTが静電吸着され、トナー像が転写紙Sとの機
械的接触によって転写されることはなく、かつ転写紙S
が転写ベルト5に静電的に吸着されて2次転写位置に移
動し、第2図のB部において転写ベルト5と転写紙Sが
密着した状態で2次転写チャージャ18にて転写が行われ
ることによってトナーTの飛び散りのない状態で転写さ
れ、転写紙S上に高品質の画像が形成される。
又、2次転写位置で転写ベルト5の裏面側に接地され
た導電性ベルト14が配置されているので、この導電性ベ
ルト14が転写チャージャ18及び分離チャージャ19の対向
電極としての機能を果たし、高い転写効率が確保され
る。
(発明の効果) 本発明の画像形成装置によれば、以上の説明から明ら
かなように、転写ベルトと転写紙が接触を開始する位置
で転写ベルトの裏面側からトナーと逆極性の電圧を印加
することによって、トナーが転写ベルトに静電吸着され
て機械的接触にて転写紙に転写されることがなく、かつ
転写紙が転写ベルトに静電吸着されて密着した状態で2
次転写位置まで移動するため、2次転写時にトナーの飛
び散りを生ずることがなく、高品質の画像を得ることが
できるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の画像形成装置の一実施例を
示し、第1図は光学系を省略した全体概略構成図、第2
図は要部の拡大図、第3図は2次転写時のトナーの飛び
散り現象の説明図である。 1……感光体ドラム 5……転写ベルト 8……1次転写チャージャ 11……バイアスローラ 12……印加電源 18……2次転写チャージャ S……転写紙

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体上に形成したトナー画像を転写ベル
    ト上に1次転写し、この転写ベルト上のトナー画像を転
    写紙上に2次転写するようにした画像形成装置におい
    て、 2次転写位置よりも転写ベルトの移動方向上手側で転写
    ベルトと転写紙が接触を開始する位置の転写ベルトの裏
    面側にトナーと逆極性の電圧を印加する手段を配設した
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP33166489A 1989-12-21 1989-12-21 画像形成装置 Expired - Lifetime JP2881879B2 (ja)

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