JPH0746198Y2 - スライド式自転車陳列台 - Google Patents
スライド式自転車陳列台Info
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- JPH0746198Y2 JPH0746198Y2 JP1993003119U JP311993U JPH0746198Y2 JP H0746198 Y2 JPH0746198 Y2 JP H0746198Y2 JP 1993003119 U JP1993003119 U JP 1993003119U JP 311993 U JP311993 U JP 311993U JP H0746198 Y2 JPH0746198 Y2 JP H0746198Y2
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- stand
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自転車販売店等におい
て、複数台の自転車を、相互の間隔をできるだけ小さく
して陳列し、かつ、所望の自転車を、容易に取りだすこ
とができるようにしたスライド式自転車陳列台に関す
る。
て、複数台の自転車を、相互の間隔をできるだけ小さく
して陳列し、かつ、所望の自転車を、容易に取りだすこ
とができるようにしたスライド式自転車陳列台に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自転車販売店等において、商品の自転車
を陳列する場合、陳列スペースを効率よく利用するため
に、自転車相互の間隔をできるだけ小さくして配列する
必要がある。この場合、自転車の横幅寸法がハンドルの
長さであるため、一定のスペースに陳列できる台数を最
大にするには、配列ピッチをハンドルの長さと等しくす
ればよいことになる。
を陳列する場合、陳列スペースを効率よく利用するため
に、自転車相互の間隔をできるだけ小さくして配列する
必要がある。この場合、自転車の横幅寸法がハンドルの
長さであるため、一定のスペースに陳列できる台数を最
大にするには、配列ピッチをハンドルの長さと等しくす
ればよいことになる。
【0003】また、一定の陳列スペースにおける陳列台
数を増加させるために、自転車を床上に並べるだけでな
く、床の上方に適宜の高さの陳列台を設置して、上下2
段に陳列することもある。
数を増加させるために、自転車を床上に並べるだけでな
く、床の上方に適宜の高さの陳列台を設置して、上下2
段に陳列することもある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】複数の自転車を、ハン
ドルの長さに等しいピツチで並列した場合には、隣接す
る車体との間隔が狭いために、陳列されている自転車の
中から、所望の1台を取り出すことが困難である。
ドルの長さに等しいピツチで並列した場合には、隣接す
る車体との間隔が狭いために、陳列されている自転車の
中から、所望の1台を取り出すことが困難である。
【0005】陳列されている自転車は、車体に付設した
スタンドを立てて自立させてあることが多いため、取り
出しに際しては、車体の側面に回って、スタンドを後上
方へ回動して外した後、車体を前方へ引き出す必要があ
るが、隣接する自転車との間隔が狭いと、隣接する自転
車の間に入ることは容易ではない。したがって、並列し
て陳列されている自転車の中、中間のものを取り出すに
は、その列の最外側の自転車から、順次側方へ移動させ
て、目的のものを取り出すということとなり、多大の時
間と労力がかかる。
スタンドを立てて自立させてあることが多いため、取り
出しに際しては、車体の側面に回って、スタンドを後上
方へ回動して外した後、車体を前方へ引き出す必要があ
るが、隣接する自転車との間隔が狭いと、隣接する自転
車の間に入ることは容易ではない。したがって、並列し
て陳列されている自転車の中、中間のものを取り出すに
は、その列の最外側の自転車から、順次側方へ移動させ
て、目的のものを取り出すということとなり、多大の時
間と労力がかかる。
【0006】床面の上方に陳列台を設置して、自転車を
多段式に陳列した場合には、陳列された自転車の周囲に
充分なスペースがとれないために、これらの不都合は、
一層厳しいものとなる。また、上段に陳列された自転車
が転倒した場合、外側のものが陳列台から落下して損傷
したり、顧客や店員に危害を与える危険がある。
多段式に陳列した場合には、陳列された自転車の周囲に
充分なスペースがとれないために、これらの不都合は、
一層厳しいものとなる。また、上段に陳列された自転車
が転倒した場合、外側のものが陳列台から落下して損傷
したり、顧客や店員に危害を与える危険がある。
【0007】本考案は、陳列される自転車の配列ピッチ
を小さくして、陳列台数を増加させ、かつ、所望の自転
車を容易に取り出すことができるようにすることによ
り、上述の不都合を改善したスライド式自転車陳列台を
提供することを目的とする。
を小さくして、陳列台数を増加させ、かつ、所望の自転
車を容易に取り出すことができるようにすることによ
り、上述の不都合を改善したスライド式自転車陳列台を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本考案は次のとおりに構成されている。フレーム
(4)に固定した前後方向を向く固定台(13)に、自転車を
載置したスライド台(14)を、自転車がフレーム(4)内に
位置する陳列位置と、自転車の一部がフレーム(4)の前
方に突出する出し入れ位置との間を前後方向に摺動自在
に装着し、スライド台(14)の前端に、自転車の前輪を支
持する前輪受け(15)を固着するとともに、スライド台(1
4)に、前後方向に並ぶ複数個の係止孔(23)を穿設し、か
つ固定台(13)に、前記係止孔(23)に突入して係止しうる
ロックヘッド(32)を備えるロック装置(22)を設けたこと
を特徴とするスライド式自転車陳列台。
め、本考案は次のとおりに構成されている。フレーム
(4)に固定した前後方向を向く固定台(13)に、自転車を
載置したスライド台(14)を、自転車がフレーム(4)内に
位置する陳列位置と、自転車の一部がフレーム(4)の前
方に突出する出し入れ位置との間を前後方向に摺動自在
に装着し、スライド台(14)の前端に、自転車の前輪を支
持する前輪受け(15)を固着するとともに、スライド台(1
4)に、前後方向に並ぶ複数個の係止孔(23)を穿設し、か
つ固定台(13)に、前記係止孔(23)に突入して係止しうる
ロックヘッド(32)を備えるロック装置(22)を設けたこと
を特徴とするスライド式自転車陳列台。
【0009】固定台(13)及びスライド台(14)を、前下方
へ向けて傾斜させるのがよい。
へ向けて傾斜させるのがよい。
【0010】
【作用】スライド台を固定台に沿って出し入れ位置まで
前方に引き出すと、引き出されたスライド台の側方に充
分な空間が形成されるため、自転車をスライド台上に容
易かつ安全に積み降ろしすることができ、また自転車を
スライド台上に載置した状態で、スライド台を固定台に
沿って陳列位置まで押し込むことにより、スライド台上
の自転車を、他の陳列自転車との間隔を密にして陳列す
ることができる。
前方に引き出すと、引き出されたスライド台の側方に充
分な空間が形成されるため、自転車をスライド台上に容
易かつ安全に積み降ろしすることができ、また自転車を
スライド台上に載置した状態で、スライド台を固定台に
沿って陳列位置まで押し込むことにより、スライド台上
の自転車を、他の陳列自転車との間隔を密にして陳列す
ることができる。
【0011】
【実施例】図1は、本考案の自転車陳列台の一実施例の
全体を示す概略斜視図である。鋼材を溶接して形成した
左右1対の長方形の側面枠(10)を、それぞれ上下2本の
水平の前部連結材(11)及び後部連結材(12)で連結して、
箱型のフレーム(4)を形成してある。
全体を示す概略斜視図である。鋼材を溶接して形成した
左右1対の長方形の側面枠(10)を、それぞれ上下2本の
水平の前部連結材(11)及び後部連結材(12)で連結して、
箱型のフレーム(4)を形成してある。
【0012】後部連結材(12)は、それぞれ対応する前部
連結材(11)よりも、やや高い位置にある。
連結材(11)よりも、やや高い位置にある。
【0013】上下各組の前部連結材(11)と後部連結材(1
2)とに、それぞれ複数個(図示の実施例では5個)の前
後方向を向く固定台(13)を、各連結材(11)(12)に直交さ
せて架設してある。後部連結材(12)は前部連結材(11)よ
りも高位にあるため、各固定台(13)は前下がりとなって
いる。
2)とに、それぞれ複数個(図示の実施例では5個)の前
後方向を向く固定台(13)を、各連結材(11)(12)に直交さ
せて架設してある。後部連結材(12)は前部連結材(11)よ
りも高位にあるため、各固定台(13)は前下がりとなって
いる。
【0014】各固定台(13)の中には、スライド台(14)
を、フレーム(4)内に位置する陳列位置と、フレーム
(4)の前方に若干突出する出し入れ位置との間を前後方
向に摺動可能として装着してある。
を、フレーム(4)内に位置する陳列位置と、フレーム
(4)の前方に若干突出する出し入れ位置との間を前後方
向に摺動可能として装着してある。
【0015】各スライド台(14)の前端には、平面視後向
U字状をなす前輪受け(15)を、同じく後端には、平面視
前向U字状をなす後輪受け(16)をそれぞれ装着してあ
り、これにより、陳列される自転車(1)の前輪(2)及び
後輪(3)を支承して、自転車(1)を起立させて支持する
ようにしてある。
U字状をなす前輪受け(15)を、同じく後端には、平面視
前向U字状をなす後輪受け(16)をそれぞれ装着してあ
り、これにより、陳列される自転車(1)の前輪(2)及び
後輪(3)を支承して、自転車(1)を起立させて支持する
ようにしてある。
【0016】以下、固定台(13)、スライド台(14)、前輪
受け(15)、後輪受け(16)及びそれらの付帯装置を、図2
以下に基づいて詳細に説明する。図2は、固定台(13)に
スライド台(14)を組み込んだ平面図、図3は、同じく側
面図である。固定台(13)は、鋼板を折り曲げて形成し
た、上向きコ字状断面の前後に長いもので、その両側面
の上端を内向きに折り曲げることにより、内向きコ字状
のガイドレールを形成してある。
受け(15)、後輪受け(16)及びそれらの付帯装置を、図2
以下に基づいて詳細に説明する。図2は、固定台(13)に
スライド台(14)を組み込んだ平面図、図3は、同じく側
面図である。固定台(13)は、鋼板を折り曲げて形成し
た、上向きコ字状断面の前後に長いもので、その両側面
の上端を内向きに折り曲げることにより、内向きコ字状
のガイドレールを形成してある。
【0017】図4に示すように、前後部の連結材(11)(1
2)と整合する位置において、固定台(13)の両側面の下端
に、正面視外向L形断面をなし、かつその水平片に前後
1対のボルト孔をあけたブラケツト(17)を溶接により固
着し、連結材(11)(12)の下方から嵌合したUボルト(18)
とナット(19)により、固定台(13)を連結材(11)(12)に固
着してある。
2)と整合する位置において、固定台(13)の両側面の下端
に、正面視外向L形断面をなし、かつその水平片に前後
1対のボルト孔をあけたブラケツト(17)を溶接により固
着し、連結材(11)(12)の下方から嵌合したUボルト(18)
とナット(19)により、固定台(13)を連結材(11)(12)に固
着してある。
【0018】固定台(13)の前端には、スライド台(14)の
下面を支承するローラ装置(20)を設けてある。スライド
台(14)の後端の下面両側には、固定台(13)の両縁に形成
されたガイドレール内を転動する左右1対の車輪(21)を
枢支してある。
下面を支承するローラ装置(20)を設けてある。スライド
台(14)の後端の下面両側には、固定台(13)の両縁に形成
されたガイドレール内を転動する左右1対の車輪(21)を
枢支してある。
【0019】固定台(13)の前端下面には、スライド台(1
4)を、陳列位置及びその前方の適宜の2位置に係止する
ロック装置(22)を設けてある。これらのローラ装置(2
0)、車輪(21)及びロック装置(22)の詳細については、後
で説明する。
4)を、陳列位置及びその前方の適宜の2位置に係止する
ロック装置(22)を設けてある。これらのローラ装置(2
0)、車輪(21)及びロック装置(22)の詳細については、後
で説明する。
【0020】スライド台(14)は、鋼板を折り曲げて形成
した断面上向きコ字状をなし、その前端には、前輪受け
(15)を取付けてある。前輪受け(15)は、円形断面の鋼材
をU字形に屈曲してなり、その側面形状は、図3に示す
ように、鈍角のZ字状をなしており、スライド台(14)の
両側面の上端に溶接により固着されている。
した断面上向きコ字状をなし、その前端には、前輪受け
(15)を取付けてある。前輪受け(15)は、円形断面の鋼材
をU字形に屈曲してなり、その側面形状は、図3に示す
ように、鈍角のZ字状をなしており、スライド台(14)の
両側面の上端に溶接により固着されている。
【0021】スライド台(14)の底面には、前後方向の中
心線に沿って、ほぼ正方形をなす3個の係止孔(23)を、
所要のピッチで設けてある。これらの係止孔(23)は、ロ
ック装置(22)と係合して、スライド台(14)を陳列位置及
びその前方の適宜の2位置に係止するためのものであ
る。
心線に沿って、ほぼ正方形をなす3個の係止孔(23)を、
所要のピッチで設けてある。これらの係止孔(23)は、ロ
ック装置(22)と係合して、スライド台(14)を陳列位置及
びその前方の適宜の2位置に係止するためのものであ
る。
【0022】スライド台(14)の後半部の底面には、左右
に並ぶ係合孔(24)を、前後方向に複数組設けてある。こ
の係合孔(24)は、次に説明する後輪受け台(25)を複数の
位置に係着するためのもので、各組の係合孔(24)は、中
心線を挾んで左右対称位置にあり、かつ、前後方向に一
定のピッチで配置されている。
に並ぶ係合孔(24)を、前後方向に複数組設けてある。こ
の係合孔(24)は、次に説明する後輪受け台(25)を複数の
位置に係着するためのもので、各組の係合孔(24)は、中
心線を挾んで左右対称位置にあり、かつ、前後方向に一
定のピッチで配置されている。
【0023】後輪受け台(25)は、鋼板を折り曲げて上向
きコ字状に形成され、その後端に後輪受け(16)を取付け
てある。後輪受け(16)は、前輪受け(15)と同様に、円形
断面の鋼材をU字形に屈曲し、 かつ側面形状を図3に示
すように、鈍角の後向Z字状としたもので、後輪受け台
(25)の両側面の後端上縁に溶接により固着されている。
きコ字状に形成され、その後端に後輪受け(16)を取付け
てある。後輪受け(16)は、前輪受け(15)と同様に、円形
断面の鋼材をU字形に屈曲し、 かつ側面形状を図3に示
すように、鈍角の後向Z字状としたもので、後輪受け台
(25)の両側面の後端上縁に溶接により固着されている。
【0024】図5は、固定台(13)及びスライド台(14)の
前端部の縦断側面図、図6は、図5のVI−VI線に沿う縦
断面図である。固定台(13)の前端に設置されたローラ装
置(20)は、鋼板を折り曲げて形成した正面視上向きコ字
状のローラ軸受(26)を、固定台(13)の底面に1対のボル
トにより固着し、ローラ軸受(26)に、両端にローラ(27)
を軸支するローラ軸(28)を支承したものである。
前端部の縦断側面図、図6は、図5のVI−VI線に沿う縦
断面図である。固定台(13)の前端に設置されたローラ装
置(20)は、鋼板を折り曲げて形成した正面視上向きコ字
状のローラ軸受(26)を、固定台(13)の底面に1対のボル
トにより固着し、ローラ軸受(26)に、両端にローラ(27)
を軸支するローラ軸(28)を支承したものである。
【0025】ローラ(27)は、スライド台(14)の下面を支
承して転動する小径部の両端に、拡径フランジ(29)を一
体形成してなり、ローラ(27)に支承されたスライド台(1
4)は、ローラ(27)の両側のフランジ(29)により、側方へ
の偏位を制止されて、前後方向に直線的に摺動するよう
になっている。
承して転動する小径部の両端に、拡径フランジ(29)を一
体形成してなり、ローラ(27)に支承されたスライド台(1
4)は、ローラ(27)の両側のフランジ(29)により、側方へ
の偏位を制止されて、前後方向に直線的に摺動するよう
になっている。
【0026】ロック装置(22)は、ローラ装置(20)の後方
において固定台(13)に装着され、固定台(13)の底面に設
けた孔に、下方から嵌入しうる側面視下向コ形の隆起部
の下端に、前後方向を向く耳片を有するブラケット(30)
を備えている。 ブラケット(30)は、耳片の下面に当て板
(31)を重合して、ボルトにより、固定台(13)の底面に取
付けられている。
において固定台(13)に装着され、固定台(13)の底面に設
けた孔に、下方から嵌入しうる側面視下向コ形の隆起部
の下端に、前後方向を向く耳片を有するブラケット(30)
を備えている。 ブラケット(30)は、耳片の下面に当て板
(31)を重合して、ボルトにより、固定台(13)の底面に取
付けられている。
【0027】ブラケット(30)の隆起部の中央には方形孔
を設け、これにロックヘッド(32)を嵌挿してある。ロッ
クヘッド(32)は、平面形がブラケツト(30)の孔に遊嵌し
うる方形をなし、上面は、前端側(図5の左方)を低く
した傾斜面(33)をなし、かつその後端に、後方を向く突
起(34)を突設してある。突起(34)を含むロックヘッド(3
2)全体の平面寸法は、スライド台(14)の係止孔(23)を、
余裕をもって通過し得る大きさとしてある。
を設け、これにロックヘッド(32)を嵌挿してある。ロッ
クヘッド(32)は、平面形がブラケツト(30)の孔に遊嵌し
うる方形をなし、上面は、前端側(図5の左方)を低く
した傾斜面(33)をなし、かつその後端に、後方を向く突
起(34)を突設してある。突起(34)を含むロックヘッド(3
2)全体の平面寸法は、スライド台(14)の係止孔(23)を、
余裕をもって通過し得る大きさとしてある。
【0028】ロックヘッド(32)の下面に、下端にネジ部
を有する作動軸(35)を下向きに固着し、当て板(31)に設
けた透孔を経て下方に突出するネジ部に、球形のノブ(3
6)を装着してある。ロツクヘッド(32)と当て板(31)との
間において、作動軸(35)に、スプリング(37)を縮設して
ある。
を有する作動軸(35)を下向きに固着し、当て板(31)に設
けた透孔を経て下方に突出するネジ部に、球形のノブ(3
6)を装着してある。ロツクヘッド(32)と当て板(31)との
間において、作動軸(35)に、スプリング(37)を縮設して
ある。
【0029】ロツクヘッド(32)は、スプリング(37)によ
り上方に向けて付勢され、ノブ(36)が当て板(31)に当接
する位置に保持されている。この位置では、図5に示す
ように、傾斜面(33)の前下端がスライド台(14)の底板の
下面よりやや下方で、かつ後上端の突起(34)の下面が、
スライド台(14)の底板の上面より上方になっている。こ
れにより、スライド台(14)を後方へ押すと、係止孔(23)
の前縁が傾斜面(33)に当接して、ロックヘッド(32)を押
し下げ、ロック装置(22)の係止が解除されるので、スラ
イド台(14)は、後方に向かっては自由に移動できる。
り上方に向けて付勢され、ノブ(36)が当て板(31)に当接
する位置に保持されている。この位置では、図5に示す
ように、傾斜面(33)の前下端がスライド台(14)の底板の
下面よりやや下方で、かつ後上端の突起(34)の下面が、
スライド台(14)の底板の上面より上方になっている。こ
れにより、スライド台(14)を後方へ押すと、係止孔(23)
の前縁が傾斜面(33)に当接して、ロックヘッド(32)を押
し下げ、ロック装置(22)の係止が解除されるので、スラ
イド台(14)は、後方に向かっては自由に移動できる。
【0030】一方、スライド台(14)の前方への移動は、
ロツクヘッド(32)が係止孔(23)に挿入されている状態
で、係止孔(23)の後縁が突起(34)の下方のロックヘッド
(32)の後面に当接することにより、阻止される。すなわ
ち、固定台(13)及びスライド台(14)を前下がりに傾斜さ
せて架設してあるため、スライド台(14)は、重力により
前方へ向けて付勢されているが、係止孔(23)がロックヘ
ッド(32)と係合している間は、スライド台(14)の前方へ
の移動は阻止される。
ロツクヘッド(32)が係止孔(23)に挿入されている状態
で、係止孔(23)の後縁が突起(34)の下方のロックヘッド
(32)の後面に当接することにより、阻止される。すなわ
ち、固定台(13)及びスライド台(14)を前下がりに傾斜さ
せて架設してあるため、スライド台(14)は、重力により
前方へ向けて付勢されているが、係止孔(23)がロックヘ
ッド(32)と係合している間は、スライド台(14)の前方へ
の移動は阻止される。
【0031】スライド台(14)を前方へ移動させるには、
スライド台(14)を僅かに後方へ押して、係止孔(23)の後
縁と突起(34)との係合を解除した後、スプリング(37)の
付勢力に抗して、ノブ(36)を下方に引き、ロックヘッド
(32)を下降させて、係止を解除すればよい。
スライド台(14)を僅かに後方へ押して、係止孔(23)の後
縁と突起(34)との係合を解除した後、スプリング(37)の
付勢力に抗して、ノブ(36)を下方に引き、ロックヘッド
(32)を下降させて、係止を解除すればよい。
【0032】図7は、固定台(13)とスライド台(14)との
後端部、及びスライド台(14)に装着された後輪受け台(2
5)の構成を示す斜視図である。
後端部、及びスライド台(14)に装着された後輪受け台(2
5)の構成を示す斜視図である。
【0033】スライド台(14)の後端近くの下面に、左右
方向を向く軸受(38)を固着し、軸受(38)に、両端に車輪
(21)を有する車軸(39)を枢支してある。車輪(21)は、前
述のように固定台(13)の両縁に内向きコ字状に形成した
ガイドレール内を転動するようになっている。
方向を向く軸受(38)を固着し、軸受(38)に、両端に車輪
(21)を有する車軸(39)を枢支してある。車輪(21)は、前
述のように固定台(13)の両縁に内向きコ字状に形成した
ガイドレール内を転動するようになっている。
【0034】固定台(13)の底面の後端には、前面にゴム
等の弾性材料の緩衝体(41)を取付けたブラケツト(40)を
立設し、一方、スライド台(14)の下面後端に、緩衝体(4
1)に当接しうる当り(42)を固着して、スライド台(14)が
後方に抜け落ちるのを防止してある。
等の弾性材料の緩衝体(41)を取付けたブラケツト(40)を
立設し、一方、スライド台(14)の下面後端に、緩衝体(4
1)に当接しうる当り(42)を固着して、スライド台(14)が
後方に抜け落ちるのを防止してある。
【0035】スライド台(14)と固定台(13)との組立及び
分解に際しては、スライド台(14)を固定台(13)の後端か
ら出し入れする必要があるため、ブラケット(40)は、固
定台(13)に、ボルト及びナット等により着脱可能に取付
けてある。
分解に際しては、スライド台(14)を固定台(13)の後端か
ら出し入れする必要があるため、ブラケット(40)は、固
定台(13)に、ボルト及びナット等により着脱可能に取付
けてある。
【0036】スライド台(14)の後半部の底面には、後輪
受け台(25)を係着するための複数個の係合孔(24)を穿設
してある。係合孔(24)は、前後方向を長辺とする長方形
をなし、2個ずつを1組として中心線に対して対称に配
置され、各組を前後方向に一定のピッチで並べてある。
受け台(25)を係着するための複数個の係合孔(24)を穿設
してある。係合孔(24)は、前後方向を長辺とする長方形
をなし、2個ずつを1組として中心線に対して対称に配
置され、各組を前後方向に一定のピッチで並べてある。
【0037】後輪受け台(25)は、鋼板を折り曲げて上向
きコ字状に形成し、両側板の後上縁に後輪受け(16)を溶
接により固着したものである。後輪受け台(25)の底面に
は、底面の鋼板を下方へ切り起こすことにより、4個の
フック(43)を形成してある。フック(43)は、左右1対を
1組として、スライド台(14)の係合孔(24)の間隔と合致
する間隔で設け、かつ2組のフックを、係合孔(24)の前
後方向のピッチの2倍のピッチで、前後方向に配置され
ている。
きコ字状に形成し、両側板の後上縁に後輪受け(16)を溶
接により固着したものである。後輪受け台(25)の底面に
は、底面の鋼板を下方へ切り起こすことにより、4個の
フック(43)を形成してある。フック(43)は、左右1対を
1組として、スライド台(14)の係合孔(24)の間隔と合致
する間隔で設け、かつ2組のフックを、係合孔(24)の前
後方向のピッチの2倍のピッチで、前後方向に配置され
ている。
【0038】各フック(43)には、後方に突出する係止部
(44)を設け、各フック(43)をそれぞれ係止孔(24)に挿入
した後、後輪受け台(25)を後方に押して、係止部(44)を
係合孔(24)の後縁下面に係合させることにより、後輪受
け台(25)が脱落しないようにしてある。前後方向に一定
のピッチで配置された複数組の係合孔(24)の中、所望の
ものを選択して後輪受け台(25)を装着することにより、
後輪受け(16)の位置を、支持すべき自転車のサイズに応
じて、前後方向に調節することができる。
(44)を設け、各フック(43)をそれぞれ係止孔(24)に挿入
した後、後輪受け台(25)を後方に押して、係止部(44)を
係合孔(24)の後縁下面に係合させることにより、後輪受
け台(25)が脱落しないようにしてある。前後方向に一定
のピッチで配置された複数組の係合孔(24)の中、所望の
ものを選択して後輪受け台(25)を装着することにより、
後輪受け(16)の位置を、支持すべき自転車のサイズに応
じて、前後方向に調節することができる。
【0039】上述したスライド式自転車陳列台に、自転
車を積み降ろしする要領は、次の如くである。このスラ
イド式自転車陳列台は、陳列時には、スライド台(14)が
固定台(13)の中に収容されて、複数個の係止孔(23)の
中、最前方のものがロック装置(22)に係合して係止され
ている。
車を積み降ろしする要領は、次の如くである。このスラ
イド式自転車陳列台は、陳列時には、スライド台(14)が
固定台(13)の中に収容されて、複数個の係止孔(23)の
中、最前方のものがロック装置(22)に係合して係止され
ている。
【0040】自転車を陳列台に載置するには、まず、ス
ライド台(14)を若干後方に押した後、固定台(13)の前端
下面のノブ(36)を下方へ引いて、ロック装置(24)を解除
する。すると、前下がりに支承されているスライド台(1
4)は、固定台(13)の前端ローラ(27)とスライド台(14)の
後端車輪(21)とにより、自重で前方へ滑走して移動す
る。
ライド台(14)を若干後方に押した後、固定台(13)の前端
下面のノブ(36)を下方へ引いて、ロック装置(24)を解除
する。すると、前下がりに支承されているスライド台(1
4)は、固定台(13)の前端ローラ(27)とスライド台(14)の
後端車輪(21)とにより、自重で前方へ滑走して移動す
る。
【0041】スライド台(14)が移動し始めた後、直ちに
ノブ(36)を離すと、ロック装置(22)のロツクヘッド(32)
は、スプリング(37)により押し上げられて、スライド台
(14)の下面に摺接し、2番目の係止孔(23)がロツク装置
(22)との係合位置に到着すると、これと係合してスライ
ド台(14)を係止する。
ノブ(36)を離すと、ロック装置(22)のロツクヘッド(32)
は、スプリング(37)により押し上げられて、スライド台
(14)の下面に摺接し、2番目の係止孔(23)がロツク装置
(22)との係合位置に到着すると、これと係合してスライ
ド台(14)を係止する。
【0042】スライド台(14)を、さらに前方へ移動させ
たい場合には、再度ノブ(34)を引いて、後方の係止孔(2
3)がロック装置(22)に係合する位置まで移動させるか、
あるいは、スライド台(14)が収容位置から前方へ移動し
始めてから、所望の係止孔(23)がロック装置(22)に近接
するまで、ノブ(34)を引き下げた位置に保持すればよ
い。
たい場合には、再度ノブ(34)を引いて、後方の係止孔(2
3)がロック装置(22)に係合する位置まで移動させるか、
あるいは、スライド台(14)が収容位置から前方へ移動し
始めてから、所望の係止孔(23)がロック装置(22)に近接
するまで、ノブ(34)を引き下げた位置に保持すればよ
い。
【0043】この場合、もしノブ(34)を離すタイミング
が遅れて、最後部の係止孔(23)がロック装置(22)との係
合位置を通過して、スライド台(14)が固定台(13)の最前
部まで移動した場合には、スライド台(14)の後端下面に
装着した軸受(38)が固定台(13)前端のローラ(27)に当接
するか、あるいは、車輪(21)がローラ(27)のフランジ(2
9)に当接して制止されるため、スライド台(14)が固定台
(13)の前端から脱落するおそれはない。
が遅れて、最後部の係止孔(23)がロック装置(22)との係
合位置を通過して、スライド台(14)が固定台(13)の最前
部まで移動した場合には、スライド台(14)の後端下面に
装着した軸受(38)が固定台(13)前端のローラ(27)に当接
するか、あるいは、車輪(21)がローラ(27)のフランジ(2
9)に当接して制止されるため、スライド台(14)が固定台
(13)の前端から脱落するおそれはない。
【0044】かくして、スライド台(14)を固定台(13)の
前端から前方へ突出させた出し入れ位置として、後輪受
け台(25)を、載置すべき自転車のサイズに適合する位置
とし、自転車(1)をスライド台(14)の上に載置して、前
輪(2)を前輪受け(15)に、また、後輪(3)を後輪受け(1
6)に、それぞれ嵌め合わせて車体を支承させる。
前端から前方へ突出させた出し入れ位置として、後輪受
け台(25)を、載置すべき自転車のサイズに適合する位置
とし、自転車(1)をスライド台(14)の上に載置して、前
輪(2)を前輪受け(15)に、また、後輪(3)を後輪受け(1
6)に、それぞれ嵌め合わせて車体を支承させる。
【0045】この場合、1個のスライド台(14)のみが陳
列台の前面に突出しているので、スライド台(14)の側方
に充分なスペースがあり、後輪受け台(25)の取付けや自
転車(1)の載置を、きわめて容易に行うことができる。
列台の前面に突出しているので、スライド台(14)の側方
に充分なスペースがあり、後輪受け台(25)の取付けや自
転車(1)の載置を、きわめて容易に行うことができる。
【0046】次いで、スライド台(14)もしくはそれに載
置した自転車(1)を後方へ押して、スライド台(14)を固
定台(13)中の収容位置に移動させる。このとき、ロツク
装置(22)のロックヘッド(32)の上面を傾斜面(33)として
あるため、各係止孔(23)の前縁が傾斜面(33)に当接し
て、ロツクヘッド(32)を押し下げ、スライド台(14)は、
ロツク装置(22)に制限されることなく、後方へ移動する
ことができ、ノブ(34)を操作する必要はない。
置した自転車(1)を後方へ押して、スライド台(14)を固
定台(13)中の収容位置に移動させる。このとき、ロツク
装置(22)のロックヘッド(32)の上面を傾斜面(33)として
あるため、各係止孔(23)の前縁が傾斜面(33)に当接し
て、ロツクヘッド(32)を押し下げ、スライド台(14)は、
ロツク装置(22)に制限されることなく、後方へ移動する
ことができ、ノブ(34)を操作する必要はない。
【0047】同様に、陳列されている自転車を取り出す
場合には、目的の自転車を載置している固定台(13)のロ
ツク装置(22)のノブ(34)を下方に引いて、スライド台(1
4)を前方へ移動突出させて、載置された自転車を取り降
ろした後、スライド台(14)を固定台(13)中の収容位置に
押し込めばよい。
場合には、目的の自転車を載置している固定台(13)のロ
ツク装置(22)のノブ(34)を下方に引いて、スライド台(1
4)を前方へ移動突出させて、載置された自転車を取り降
ろした後、スライド台(14)を固定台(13)中の収容位置に
押し込めばよい。
【0048】上述の実施例では、ロツク装置(22)を解除
するのに、ノブ(34)を下方へ引くようにしているが、上
下2段式の陳列台の下段では、固定台(13)の位置が床面
に近いため、その下面に設置したノブ(34)を引き下げる
操作が不便になる。これを改善するために、たとえば足
踏みペダル等を適用することがある。
するのに、ノブ(34)を下方へ引くようにしているが、上
下2段式の陳列台の下段では、固定台(13)の位置が床面
に近いため、その下面に設置したノブ(34)を引き下げる
操作が不便になる。これを改善するために、たとえば足
踏みペダル等を適用することがある。
【0049】図8は、足踏みペダル式の解除装置を設け
たロツク装置の一例を示す縦断面図で、固定台(13)、ス
ライド台(14)、及び、ロック装置を構成するブラケツト
(30)、当て板(31)、ロツクヘッド(32)、作動軸(35)、ス
プリング(37)は、図5の装置と同様である。ただし、作
動軸(35)の下端にはネジを設けず、作動軸(35)の下端
を、ピン(48)をもってペダルレバー(46)の中間部に連結
してある。
たロツク装置の一例を示す縦断面図で、固定台(13)、ス
ライド台(14)、及び、ロック装置を構成するブラケツト
(30)、当て板(31)、ロツクヘッド(32)、作動軸(35)、ス
プリング(37)は、図5の装置と同様である。ただし、作
動軸(35)の下端にはネジを設けず、作動軸(35)の下端
を、ピン(48)をもってペダルレバー(46)の中間部に連結
してある。
【0050】固定台(13)の下面の側縁部に軸受(45)を固
着し、ペダルレバー(46)の基端を枢着してある。ペダル
レバー(46)は、固定台(13)の下面を横切って他方側へ突
出し、先端に足踏み用のペダル(47)を形成してある。ロ
ックヘッド(32)がスライド台(14)の係止孔(23)に挿入さ
れた係止状態では、ペダルレバー(46)は、スプリング(3
7)の付勢力により、実線で示すほぼ水平な位置に保持さ
れている。
着し、ペダルレバー(46)の基端を枢着してある。ペダル
レバー(46)は、固定台(13)の下面を横切って他方側へ突
出し、先端に足踏み用のペダル(47)を形成してある。ロ
ックヘッド(32)がスライド台(14)の係止孔(23)に挿入さ
れた係止状態では、ペダルレバー(46)は、スプリング(3
7)の付勢力により、実線で示すほぼ水平な位置に保持さ
れている。
【0051】ペダル(47)を踏んで、ペダルレバー(46)を
鎖線で示す位置に下降させると、ピン(48)によりペダル
レバー(46)に係合された作動軸(35)が下降して、ロツク
ヘッド(32)をスライド台(14)の下方に引き下げ、ロツク
装置が解除される。
鎖線で示す位置に下降させると、ピン(48)によりペダル
レバー(46)に係合された作動軸(35)が下降して、ロツク
ヘッド(32)をスライド台(14)の下方に引き下げ、ロツク
装置が解除される。
【0052】上述の実施例では、前後の連結材(11)(1
2)、及び複数組の固定台(13)とスライド台(14)等を、そ
れぞれ上下2段に設置した自転車陳列台について記述し
たが、この段数は、2段に限られるものではなく、設置
する店舗の天井が充分に高ければ、3段あるいはそれ以
上の多段として構成することも可能である。
2)、及び複数組の固定台(13)とスライド台(14)等を、そ
れぞれ上下2段に設置した自転車陳列台について記述し
たが、この段数は、2段に限られるものではなく、設置
する店舗の天井が充分に高ければ、3段あるいはそれ以
上の多段として構成することも可能である。
【0053】逆に、天井高さが低くて、2段以上の陳列
台を重ねられない場合は、1段のみとしてもよい。この
場合にも、複数台の自転車を単に床上に並べた場合に比
して、自転車相互の間隔を小としても、容易に陳列台に
積み降ろしをすることができる。
台を重ねられない場合は、1段のみとしてもよい。この
場合にも、複数台の自転車を単に床上に並べた場合に比
して、自転車相互の間隔を小としても、容易に陳列台に
積み降ろしをすることができる。
【0054】
【考案の効果】(a) 複数台の自転車を、相互の間隔を
できるだけ狭くして陳列して、店舗のスペースの有効利
用を図ることができる。
できるだけ狭くして陳列して、店舗のスペースの有効利
用を図ることができる。
【0055】(b) 陳列された自転車相互の間隔が狭く
ても、目的の自転車を載置するスライド台を陳列台の前
方へ引き出すことにより、側方に充分なスペースを確保
して、自転車の積み降ろしを容易に行うことができる。
ても、目的の自転車を載置するスライド台を陳列台の前
方へ引き出すことにより、側方に充分なスペースを確保
して、自転車の積み降ろしを容易に行うことができる。
【0056】(c) 任意の係止孔にロックヘッドを係止
することにより、スライド台の引き出し量を調整するこ
とができるので、自転車の出し入れに際して、スライド
台を、自転車の長さに応じた必要な量だけを引き出せば
よく、その結果、出し入れ作業を、必要最小限の労力で
効果的に行うことができる。
することにより、スライド台の引き出し量を調整するこ
とができるので、自転車の出し入れに際して、スライド
台を、自転車の長さに応じた必要な量だけを引き出せば
よく、その結果、出し入れ作業を、必要最小限の労力で
効果的に行うことができる。
【0057】(d) 必要に応じて、多段式に構成するこ
とにより、一層多数の自転車を陳列することができる。
とにより、一層多数の自転車を陳列することができる。
【図1】本考案のスライド式自転車陳列台の一実施例を
示す概略斜視図である。
示す概略斜視図である。
【図2】固定台とスライド台とを組付けた平面図であ
る。
る。
【図3】同じく側面図である。
【図4】固定台を連結材に固着する手段を示す斜視図で
ある。
ある。
【図5】固定台とスライド台との前端部の縦断側面図で
ある。
ある。
【図6】図5のVI−VI線に沿う縦断面図である。
【図7】固定台とスライド台との後端部、及び後輪受け
台を示す斜視図である。
台を示す斜視図である。
【図8】ロック装置の他の例を示す断面図である。
(1)自転車 (2)前輪 (3)後輪 (4)フレーム (10)側面枠 (11)前部連結材 (12)後部連結材 (13)固定台 (14)スライド台 (15)前輪受け (16)後輪受け (17)ブラケット (18)Uボルト (19)ナット (20)ローラ装置 (21)車輪 (22)ロック装置 (23)係止孔 (24)係合孔 (25)後輪受け台 (26)ローラ軸受 (27)ローラ (28)ローラ軸 (29)拡径フランジ (30)ブラケット (31)当て板 (32)ロックヘッド (33)傾斜面 (34)突起 (35)作動軸 (36)ノブ (37)スプリング (38)軸受 (39)車軸 (40)ブラケット (41)緩衝体 (42)当り (43)フック (44)係止部 (45)軸受 (46)ペダルレバー (47)ペダル (48)ピン
Claims (2)
- 【請求項1】 フレーム(4)に固定した前後方向を向く
固定台(13)に、自転車を載置したスライド台(14)を、自
転車がフレーム(4)内に位置する陳列位置と、自転車の
一部がフレーム(4)の前方に突出する出し入れ位置との
間を前後方向に摺動自在に装着し、スライド台(14)の前
端に、自転車の前輪を支持する前輪受け(15)を固着する
とともに、スライド台(14)に、前後方向に並ぶ複数個の
係止孔(23)を穿設し、かつ固定台(13)に、前記係止孔(2
3)に突入して係止しうるロックヘッド(32)を備えるロッ
ク装置(22)を設けたことを特徴とするスライド式自転車
陳列台。 - 【請求項2】 固定台(13)及びスライド台(4)を、前下
方へ向けて傾斜させたことを特徴とするロック装置を設
けた請求項1記載のスライド式自転車陳列台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993003119U JPH0746198Y2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | スライド式自転車陳列台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993003119U JPH0746198Y2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | スライド式自転車陳列台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0655461U JPH0655461U (ja) | 1994-08-02 |
JPH0746198Y2 true JPH0746198Y2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=11548477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993003119U Expired - Lifetime JPH0746198Y2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | スライド式自転車陳列台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0746198Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2702892B2 (ja) * | 1994-11-16 | 1998-01-26 | 株式会社大阪造船所 | 自動二輪車の駐車装置 |
KR102217418B1 (ko) * | 2020-07-20 | 2021-02-19 | 어준혁 | 볼텍스 에어배관장치가 구비된 자전거 거치대 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS645149A (en) * | 1987-06-26 | 1989-01-10 | Fujitsu Ltd | Dial terminal equipment for multi-function communication service network |
-
1993
- 1993-01-13 JP JP1993003119U patent/JPH0746198Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0655461U (ja) | 1994-08-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960514 |