JPH0745771A - Icリードフレームの反転装置 - Google Patents

Icリードフレームの反転装置

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JPH0745771A
JPH0745771A JP15852193A JP15852193A JPH0745771A JP H0745771 A JPH0745771 A JP H0745771A JP 15852193 A JP15852193 A JP 15852193A JP 15852193 A JP15852193 A JP 15852193A JP H0745771 A JPH0745771 A JP H0745771A
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進 馬場
Mitsunori Kishi
光展 岸
Noriyuki Yuguchi
紀之 湯口
Takuya Hayashi
琢哉 林
Teruo Omori
照雄 大森
Shogo Kurachi
章五 倉地
Tetsuo Matsushita
哲夫 松下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ICリードフレームが極薄でリード線が細線化
されていても変形させることなく円滑かつ確実に反転で
きるようにする。 【構成】ローラコンベヤ11の複数ローラ12上を搬送
されるICリードフレームが通過可能なるように所定ロ
ーラ12,12間に挿抜可能に設けられた複数枠体22
と当該各枠体22を搬送方向に整列するように連結する
連結部材25とからなる枠体部21と、この枠体部11
をローラコンベヤ11に対して昇降させる昇降手段31
と、枠体部11をローラコンベヤ11上方の反転位置に
おいて反転させる反転駆動部41とを含んでなり、各枠
体がその最大横寸法Xが最大ICリードフレームの幅寸
法より長くかつその最大縦寸法Yが最小ICリードフレ
ームの幅寸法より短くなるように形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICリードフレームの
反転装置に関する。詳しくは、部分めっき装置の下流側
に配設されICリードフレームのめっきの状態検査を行
えるように当該ICリードフレームを反転させる反転装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4にICリードフレームの部分めっき
装置の従来構成を示す。図において、1は前処理部,2
はめっき処理部,3は後処理部である。前処理部1で
は、電解脱脂,下地めっきおよび活性等を行う。また、
めっき処理部2では、ICリードフレームの表面に部分
めっき処理を行う。また、後処理部3では、回収および
乾燥等を行う。なお、図4中、11A,11Bは、IC
リードフレームを搬送するローラコンベヤである。
【0003】具体的には、めっき処理部2は、図5に示
す如く、部分めっき用の開口部を有する下部マスク6,
上部マスク7および昇降シリンダ8を含み構成されてい
る。部分めっき処理する場合には、昇降シリンダ8を駆
動することにより上部マスク7を下降させ、下部マスク
6上のICリードフレームWを両マスク6,7で挟持す
る。その状態で、下方のめっき液吹出装置(図示省略)
からめっき液を下部マスク6の開口部目掛けて吹き出
す。これにより、ICリードフレームWは、下部マスク
6の開口部に対応する下面部分のみがめっきされる。
【0004】このように、部分めっきは、ICリードフ
レームWの下方より施されるのが一般的であるため、部
分めっき処理済みのICリードフレームWは、めっき面
を下側にして搬送され後処理部3で後処理された後ロー
ラコンベヤ11Bで検査工程へ送られる。
【0005】検査工程においては、ローラコンベヤ11
B上を搬送されるICリードフレームWを反転してめっ
き面を上方にした状態でめっきの状態検査を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来はICリ
ードフレームWを反転する際、当該ICリードフレーム
Wを挟んだり,突き上げたり,押さえたりするため、当
該ICリードフレームWの搬送が一時的にせよ強制的に
停止させられることになる、そのため、ICリードフレ
ームWは、回転中のローラと擦り合わされることにな
り、変形したり擦過傷が付きやすくなる。
【0007】特に、ICリードフレームWが、ICの小
型化および高機能化にあわせて益々極薄(厚さ0.07
5〜0.1mm)になるとともに、リード線が細線化さ
れて弱剛性となってきている現今にあっては、変形等が
一段と誘発されることになる。
【0008】本発明の目的は、ICリードフレームが極
薄でリード線が細線化されていても変形等させることな
く円滑かつ確実に反転させることができるICリードフ
レームの反転装置を提供することにある。
【0009】
【発明が課題を解決するための手段】本発明に係るIC
リードフレームの反転装置は、ローラコンベヤの複数ロ
ーラ上を搬送されるICリードフレームが通過可能なる
ように所定ローラ間に挿抜可能に設けられた複数枠体と
当該各枠体を搬送方向に整列するように連結する連結部
材とからなる枠体部と、この枠体部をローラコンベヤに
対して昇降させる昇降手段と、枠体部をローラコンベヤ
上方の反転位置において反転させる反転駆動部とを含ん
でなり、各枠体がその最大横寸法が最大ICリードフレ
ームの幅寸法より長くかつその最大縦寸法が最小ICリ
ードフレームの幅寸法より短くなるように形成されてい
ることを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成による本発明では、ローラコンベヤの
各ローラ上を搬送されてきたICリードフレームが、枠
体部の各枠体を通過して当該枠体部内に完全に入り込ん
だところで、昇降手段を駆動して枠体部を上昇させる。
すると、ICリードフレームは枠体部によって支持され
つつ上昇してローラより離れる。
【0011】そして、枠体部が反転位置に達したところ
で、昇降手段の駆動を停止して当該位置に保持し、その
状態で反転駆動部を駆動すると、枠体部は半回転され
る。この際、枠体部内のICリードフレームも過不足な
く半回転される。
【0012】こうして、ICリードフレームが反転され
たところで、昇降手段を用いて枠体部を下降して各枠体
を所定ローラ間に挿入する。これにより、枠体部内に支
持されていたICリードフレームは、各ローラ上に乗り
移り、当該各ローラによって搬送が再開される。このよ
うに、ICリードフレームを、各ローラと縁を切った状
態で半回転させるので、変形したり、擦過傷が付くよう
なことはなく、円滑かつ確実に反転することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本ICリードフレームの反転装置は、図1に示す
如く、枠体部21,昇降手段31および反転駆動部41
を含んでなり、ICリードフレームWをローラコンベヤ
11の各ローラ12と縁を切った状態で反転させて変形
や擦過傷が付くのを防止可能に構成されている。
【0014】まず、枠体部21は、複数枠体22および
連結部材25を含み構成されている。各枠体22は、ロ
ーラコンベヤ11の複数ローラ12上を搬送されるIC
リードフレームが通過可能なるように所定ローラ2,2
間に挿抜可能に設けられている。 また、各枠体21
は、図2に示す如く、菱形状とされており、その最大横
寸法(横頂点部24,24間の距離)Xが最大ICリー
ドフレームWの幅寸法より長くかつその最大縦寸法(縦
頂点部22,23間の距離)Yが最小ICリードフレー
ムWの幅寸法より短くなるように形成されている。これ
により、種々のICリードフレームWを枠体部21内に
入り込ませてローラ12より上方に持ち上げることがで
きる。
【0015】また、最大縦寸法Yが最小ICリードフレ
ームWの幅寸法より短くなるように形成されているの
で、反転位置において枠体部21(したがって各枠体2
2)を半回転させる際、枠体部21内のICリードフレ
ームWが最小であったとしても各枠体22の縦頂点部2
3,23によって当該枠体部21内で回動するのが規制
される。したがって、ICリードフレームWを確実に反
転させることができる。また、昇降手段31は、枠体部
21をローラコンベヤ11に対して昇降させる手段であ
る。具体的には、昇降手段31は、図示しない昇降シリ
ンダ装置によって上下動される昇降部材32を含み形成
されている。
【0016】また、反転駆動部41は、枠体部21をロ
ーラコンベヤ11より上方に所定距離H(>X/2)だ
け離れた反転位置において反転させる手段である。本実
施例では、反転駆動部41は、枠体部21の各端部に取
付けられた大車輪42,42と,各大車輪42を回転駆
動するための各一対の駆動ローラ43,43とから形成
されている。大車輪42は、枠体部22の最大横寸法X
より直径が大きくなるように形成されている。また、駆
動ローラ43,43は、昇降部材32の長手方向各端部
に回転駆動自在に設けられている。
【0017】次に、本実施例の作用について説明する。
ローラコンベヤ11の各ローラ12上を搬送されてきた
ICリードフレームWが、枠体部21の各枠体22を通
過して当該枠体部22内に完全に入り込んだところで、
昇降手段31を駆動して枠体部21を上昇させる。する
と、ICリードフレームWは、枠体部21によって支持
されつつ上昇してローラ12より離れる。
【0018】そして、枠体部21が、図3に示す反転位
置に達したところで、昇降手段31の駆動を停止して当
該位置に保持し、その状態で反転駆動部41を駆動する
と、枠体部21は半回転される。この際、枠体部21内
のICリードフレームWも過不足なく半回転される。
【0019】こうして、ICリードフレームWが反転さ
れたところで、昇降手段31を用いて枠体部21を下降
して各枠体22を所定ローラ12,12間に挿入する。
これにより、枠体部内21に支持されていたICリード
フレームWは各ローラ12上に乗り移り、当該各ローラ
12によって搬送が再開される。このように、ICリー
ドフレームWを、各ローラ2と縁を切った状態で半回転
させるので、変形したり、擦過傷が付くようなことはな
い。
【0020】しかして、この実施例では、ローラコンベ
ヤ11の複数ローラ12上を搬送されるICリードフレ
ーム(W)が通過可能なるように所定ローラ12,12
間に挿抜可能に設けられた複数枠体22と当該各枠体2
2を搬送方向に整列するように連結する連結部材25と
からなる枠体部21と、この枠体部21をローラコンベ
ヤ11に対して昇降させる昇降手段31と、枠体部22
をローラコンベヤ11上方の反転位置において反転させ
る反転駆動部41とを含んでなり、各枠体22がその最
大横寸法Xが最大ICリードフレームの幅寸法より長く
かつその最大縦寸法Yが最小ICリードフレームの幅寸
法より短くなるように形成されているので、ICリード
フレームが極薄でリード線が細線化されていても変形等
させることなく円滑かつ確実に反転させることができ
る。
【0021】また、枠体22を菱形状に形成したが、そ
の最大横寸法Xが最大ICリードフレームWの幅寸法よ
り長くかつその最大縦寸法Yが最小ICリードフレーム
Wの幅寸法より短くなれば、どのように形成してもよ
い。例えば、枠体22を楕円状に形成してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上、本発明によれば、ローラコンベヤ
の複数ローラ上を搬送されるICリードフレームが通過
可能なるように所定ローラ間に挿抜可能に設けられた複
数枠体と当該各枠体を搬送方向に整列するように連結す
る連結部材とからなる枠体部と、この枠体部をローラコ
ンベヤに対して昇降させる昇降手段と、枠体部をローラ
コンベヤ上方の反転位置において反転させる反転駆動部
とを含んでなり、各枠体がその最大横寸法Xが最大IC
リードフレームの幅寸法より長くかつその最大縦寸法Y
が最小ICリードフレームの幅寸法より短くなるように
形成されているので、ICリードフレームが極薄でリー
ド線が細線化されていても変形等させることなく円滑か
つ確実に反転させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の要部を示す斜視図である。
【図2】同じく、枠体の形状を説明するための図であ
る。
【図3】同じく、枠体を反転位置に位置決めした様子を
示す図である。
【図4】従来のICリードフレームの部分めっき装置の
概略構成を示す図である。
【図5】従来の部分めっきセルの構成を説明するための
図である。
【符号の説明】
11 ローラコンベヤ 12 ローラ 21 枠体部 22 枠体 31 昇降手段 41 反転駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 23/50 Z (72)発明者 湯口 紀之 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 林 琢哉 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 大森 照雄 東京都稲城市平尾3−6−1 三友エンジ ニアリング株式会社内 (72)発明者 倉地 章五 東京都稲城市平尾3−6−1 三友エンジ ニアリング株式会社内 (72)発明者 松下 哲夫 東京都稲城市平尾3−6−1 三友エンジ ニアリング株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラコンベヤの複数ローラ上を搬送さ
    れるICリードフレームが通過可能なるように所定ロー
    ラ間に挿抜可能に設けられた複数枠体と当該各枠体を搬
    送方向に整列するように連結する連結部材とからなる枠
    体部と、この枠体部をローラコンベヤに対して昇降させ
    る昇降手段と、枠体部をローラコンベヤ上方の反転位置
    において反転させる反転駆動部とを含んでなり、各枠体
    がその最大横寸法が最大ICリードフレームの幅寸法よ
    り長くかつその最大縦寸法が最小ICリードフレームの
    幅寸法より短くなるように形成されていることを特徴と
    するICリードフレームの反転装置。
JP15852193A 1993-06-29 1993-06-29 Icリードフレームの反転装置 Expired - Lifetime JP2795792B2 (ja)

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CN109230194A (zh) * 2018-09-24 2019-01-18 安徽秋华建筑工程有限公司 一种岩棉板水平传送和立式推送一体化系统
CN109250448A (zh) * 2018-08-18 2019-01-22 上海祈祿机械有限公司 一种人防门翻转装置

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