JPH0745653Y2 - 油圧ショベル用の油圧回路 - Google Patents

油圧ショベル用の油圧回路

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JPH0745653Y2
JPH0745653Y2 JP11852790U JP11852790U JPH0745653Y2 JP H0745653 Y2 JPH0745653 Y2 JP H0745653Y2 JP 11852790 U JP11852790 U JP 11852790U JP 11852790 U JP11852790 U JP 11852790U JP H0745653 Y2 JPH0745653 Y2 JP H0745653Y2
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JP
Japan
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control valve
bucket
hydraulic
merging
control
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JP11852790U
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JPH0477652U (ja
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俊雄 本多
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は油圧ショベル用の油圧回路に関するものであ
る。
(従来技術) 第4図の従来回路(バケット合流無し)でアーム合流に
ついて説明する。油圧ポンプA,B共ネガコン制御のポン
プである。この特性はセンタバイパス(イ),(ロ)の
最下流にあるネガコン用絞り(ハ),(ニ)の上流の圧
力PiA,PiBにより吐出量を変化させる。こゝでアームI,I
I用コントロールバルブを作動させると、ポンプAの油
はアームII用コントロールバルブでセンタバイパス
(イ)はブロックされるので、合流通路(ホ)を通りア
ームI用コントロールバルブロードチェック(ヘ)の下
流へ合流する。またこの時ネガコン用絞り(ハ)を通過
する油がなくなるので、圧力PiAは0となりポンプは最
大吐出量となる。同様にポンプB側も最大吐出量となる
為、アームは常に2倍速で作動する。バケット合流も同
様な回路とした場合2倍速で作動する様になる。
(考案により解決しようとする課題) ネガコン制御の油圧回路に於て、(1)バケットスピー
ドの向上と、(2)2倍速合流にした場合にはバケット
作動時にスピードが速すぎてショックが大となり、制御
不良となる可能性があるので、1.5倍速等適正な合流速
度とすることが可能な油圧回路を提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) ネガコン制御の油圧回路に於て、バケット合流用コント
ロールバルブを合流側へ切換えた時、センタバイパスの
上流から下流への通路を完全ブロックすることなく、あ
る設定した開度とし、かつバケット合流用コントロール
バルブを他のアクチュエータ用コントロールバルブに対
してタンデムに接続して適正な合流速度となるようにし
た。
(実施例) 本考案の構成を第1図,第2図,第3図に基いて説明す
る。油圧ポンプA,Bは図示していない原動機により駆動
される。コントロールバルブ1〜9は図示していないパ
イロットバルブからの信号圧により、油圧ポンプA,Bか
ら吐出された圧油の方向と流量を制御する。走行用コン
トロールバルブ1、ブームI用コントロールバルブ2、
バケットI用コントロールバルブ3は油圧ポンプAに対
してパラレルに接続されている。アームII用コントロー
ルバルブ4は上流側のコントロールバルブ1〜3に対し
てタンデムに接続されている。走行用コントロールバル
ブ5、ブームII用コントロールバルブ6、旋回用コント
ロールバルブ7、アームI用コントロールバルブ8は油
圧ポンプBに対してパラレルに接続されている。バケッ
トII用コントロールバルブ9は上流側のコントロールバ
ルブ5〜8に対してタンデムに接続されている。
油圧ポンプA,Bの吐出ポートはセンタバイパスa,bにより
コントロールバルブ1〜4及び5〜9を経由してタンク
へ接続されている。センタバイパスaのアームII用コン
トロールバルブ4の下流側には、ネガコン用絞り10が設
置されている。センタバイパスbのバケットII用コント
ロールバルブ9の下流側には、ネガコン用絞り11が設置
されている。センタバイパスaのネガコン用絞り10の上
流側の点eと油圧ポンプAの吐出量を変化させるレギュ
レータ12は信号通路cにより接続されている。センタバ
イパスbのネガコン用絞り11の上流側の点fと油圧ポン
プBの吐出量を変化させるレギュレータ13は信号通路d
により接続されている。
油圧ポンプBのセンタバイパスbのアームI用コントロ
ールバルブ8とバケットII用コントロールバルブ9間の
点gとバケットI用コントロールバルブ3のロードチェ
ックjの下流側の点kは流路hを介して接続されてい
る。また流路hには点kから点g方向への流れを防ぐチ
ェックバルブiが設置されている。バケットII用コント
ロールバルブ9には、油圧ポンプBからの吐出油をその
まゝ下流へ流す位置lと流路を絞る位置mとがあり、バ
ケット合流用信号圧nによって切換わる。
ネガコン用絞り10,11を通過する流量Qと絞りの上流側
の圧力、つまり信号通路c,dの圧力の関係は第2図の様
になっている。
又油圧ポンプA,Bの吐出量と信号通路c,dの圧力との関係
は第3図の様になっており、信号通路の圧力が低下する
にしたがって油圧ポンプの吐出量は増加する様設定され
ている。
(作用) 中立時; 油圧ポンプAから吐出された油は、センタバイパスa、
各コントロールバルブ1〜4、ネガコン用絞り10を通っ
てタンクへ流れる。また油圧ポンプBから吐出された油
はセンタバイパスb、各コントロールバルブ5〜9、ネ
ガコン絞り11を通りタンクへ流れている。この時信号通
路c,dの圧力は第2図のPi1以上となる。これにより油圧
ポンプA,Bの吐出量は第3図のQminとなる。
バケット合流時; オペレータがパイロットバルブを操作する事により、バ
ケットI用コントロールバルブ3はO又はPの位置に切
換わる。また、バケットII用コントロールバルブ9は流
路を絞る位置mに切換わる。この時油圧ポンプAの吐出
量はバケットI用コントロールバルブ3によってセンタ
バイパスaがブロックされるので、ネガコン用絞り10を
通過する油が無くなり、信号通路cの圧力が0(第2図
のPi0)となることにより第3図の様に最大吐出量Qmax
となる。
油圧ポンプBの吐出量は、バケットII用コントロールバ
ルブ9によってセンタバイパスbが絞られるので、ネガ
コン用絞り11を通過する油量がQminからQaに減少する。
それにより信号通路dに発生する圧力は第2図のPiaの
様に低下する。
信号通路dの圧力がPiaになると第3図の様にQ1とな
る。この油圧ポンプBから吐出された油は合流通路hを
通りバケットI用コントロールバルブ3へ合流し、バケ
ットをQmax+(Q1−Qa)で作動させる。つまりバケット
II用コントロールバルブ9の位置mでの絞り開度により
任意のバケット速度を設定することができる。
(効果) ネガコン制御の油圧ショベル用の油圧回路に於て、バケ
ット合流用コントロールバルブを合流側へ切換えた時、
センタバイパスの上流から下流への通路を完全ブロック
することなく、ある設定した開度となる絞り通路とした
ことにより、バケットスピードが1.5倍速等適正な合流
速度とすることが可能となり、バケット作動時にスピー
ドが速すぎてショックが大となり、制御不能に陥ること
がなくなり、円滑な作動が可能になると共に、バケット
合流用コントロールバルブを他のアクチュエータ用コン
トロールバルブに対してタンデムに接続したので他のア
クチュエータとの同時操作時に他のアクチュエータに影
響を与えることもない等顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る油圧回路図。 第2図はネガコン用絞り通過流量と信号通路圧力との関
係を示すグラフ。 第3図は信号通路圧力とポンプ吐出量との関係を示すグ
ラフ。 第4図は公知のバケット合流無しの油圧回路。 図において; A,B……油圧ポンプ 1〜9……コントロールバルブ 10,11……ネガコン用絞り 12,13……ポンプレギュレータ a,b……センタバイパス c,d……信号通路、h……合流通路 i……チェックバルブ、j……ロードチェック

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネガコン制御の油圧ショベル用の油圧回路
    に於て、バケット合流用コントロールバルブを合流側へ
    切換えた時、センタバイパスの上流から下流への通路を
    完全ブロックすることなく、ある設定した開度となる絞
    り通路とし、かつバケット合流用コントロールバルブを
    他のアクチュエータ用コントロールバルブに対してタン
    デムに接続したことを特徴とする油圧ショベル用の油圧
    回路。
JP11852790U 1990-11-14 1990-11-14 油圧ショベル用の油圧回路 Expired - Lifetime JPH0745653Y2 (ja)

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JPH0477652U JPH0477652U (ja) 1992-07-07
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