JPH0745110A - 照明カバー及びその製造方法 - Google Patents
照明カバー及びその製造方法Info
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- JPH0745110A JPH0745110A JP5208273A JP20827393A JPH0745110A JP H0745110 A JPH0745110 A JP H0745110A JP 5208273 A JP5208273 A JP 5208273A JP 20827393 A JP20827393 A JP 20827393A JP H0745110 A JPH0745110 A JP H0745110A
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- Japan
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- lighting cover
- filaments
- light source
- hollow
- synthetic resin
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の照明カバーとは異なる装飾効果のある
斬新な照明カバーを提供する。 【構成】 合成樹脂製の多数の線条２を曲がりくねらせ
て互いに接触部を接着しながら中空の立体網状に集合さ
せ、その中空部１４に光源１５を収容するようにした。
斬新な照明カバーを提供する。 【構成】 合成樹脂製の多数の線条２を曲がりくねらせ
て互いに接触部を接着しながら中空の立体網状に集合さ
せ、その中空部１４に光源１５を収容するようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、照明カバーと、その製
造方法に関する。
造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、光源をカバーする照明器具にグロ
ーブやセード等があり、それらは、球形、円筒形、半球
形など各種形状のものが存在する。又、材質もスチロー
ルや、アクリル等多様である。
ーブやセード等があり、それらは、球形、円筒形、半球
形など各種形状のものが存在する。又、材質もスチロー
ルや、アクリル等多様である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来の照明カバーとは異なる装飾効果のある斬新な照
明カバーの提供、及びその製造方法の提供を目的とす
る。
な従来の照明カバーとは異なる装飾効果のある斬新な照
明カバーの提供、及びその製造方法の提供を目的とす
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の照明カバーは、合成樹脂製の多数の線条２
を曲がりくねらせて互いに接触部を接着しながら中空の
立体網状に集合させ、その中空部１４に光源１５を収容
するように構成したものである。
に、本発明の照明カバーは、合成樹脂製の多数の線条２
を曲がりくねらせて互いに接触部を接着しながら中空の
立体網状に集合させ、その中空部１４に光源１５を収容
するように構成したものである。
【０００５】又、上記の照明カバーを得るために、本発
明の照明カバーの製造方法は、熱可塑性合成樹脂を加熱
溶融して複数のノズル１から押し出すことにより複数の
線条２を成形して連続的に降下させ、その降下過程にお
いて未だ未固化状態の柔軟性を維持する線条２を曲がり
くねらせて互いに交錯させると共にその粘着性を利用し
て互いに接着させて立体網状に集合せしめ、しかる後に
これを冷却固化してから所要長さに切断して両端部を繋
ぎ合わせることを特徴とするものである。
明の照明カバーの製造方法は、熱可塑性合成樹脂を加熱
溶融して複数のノズル１から押し出すことにより複数の
線条２を成形して連続的に降下させ、その降下過程にお
いて未だ未固化状態の柔軟性を維持する線条２を曲がり
くねらせて互いに交錯させると共にその粘着性を利用し
て互いに接着させて立体網状に集合せしめ、しかる後に
これを冷却固化してから所要長さに切断して両端部を繋
ぎ合わせることを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】内部の中空部１４に収容された光源１５から出
る光は立体網状に集合した線条２の隙間から外部へ放出
し、又、線条２に当たる光は乱反射して散乱する。
る光は立体網状に集合した線条２の隙間から外部へ放出
し、又、線条２に当たる光は乱反射して散乱する。
【０００７】
【実施例】図１は本発明照明カバー１６の一実施例を示
したものである。この照明カバー１６は、合成樹脂製の
多数の線条２が曲がりくねって互いに接触部を接着しな
がら網状に集合して中空の球体を呈するように構成さ
れ、スタンド１７に取付けられて、その内部の中空部１
４に光源１５を収容するようにしたものである。
したものである。この照明カバー１６は、合成樹脂製の
多数の線条２が曲がりくねって互いに接触部を接着しな
がら網状に集合して中空の球体を呈するように構成さ
れ、スタンド１７に取付けられて、その内部の中空部１
４に光源１５を収容するようにしたものである。
【０００８】次に図２〜図４は、本発明照明カバーの製
造方法の一実施例の製造工程を示したものであり、上記
の球状の照明カバー１６を製造するものである。以下、
この製造工程を図面に基づき詳述する。まず図２及び図
３に示すように、エクストルダ７にポリプロピレン等熱
可塑性合成樹脂を入れて加熱溶融し、その下面に突設し
た複数のノズル１から溶融樹脂を押し出して複数の線条
２を成形して連続的に降下させる。その下方位置には球
状の受型３を配する。この受型３は回転シャフト８に取
付けられて回転可能であり、その表面の所要箇所には窪
み９を設けている。又、回転シャフト８において受型３
の両端箇所には突起１０を設けている。受型３は略下半
分を冷却水１１の中に浸している。上記のように降下す
る線条２は受型３の上面によって受け取られ、且つ受型
３の回転によって送られるが、その受型３の回転速度を
調整して、線条２が下降する速度より遅い速度で受け取
るようにする。線条２は未固化状態のまま受型３の上面
によって受け取られるので曲がりくねって、各線条２は
未固化状態の粘着性により互いに接触部を接着しながら
網状に集合する。この網状集合物は受型３の回転によっ
て受型３の表面に沿って板状に延ばされながら面積を増
大していく。尚、受型３の表面に設けた窪み９にも網状
集合物が入り込むので、受型３が回転するときに網状集
合物は滑らずに送られていく。網状集合物は板状になる
が、同時に受型３の外形に倣って断面を略半円形とす
る。受型３の表面に拡がった網状集合物は受型３の回転
により冷却水１１に浸されて固化し形状が決まる。その
後、冷却水１１の中から引き出されると板状で且つ断面
が略半円形の網状体５が完成する。尚、回転シャフト８
に設けた突起１０により網状体５の両端の縁には凹凸部
１２が形成される。凹凸部１２は網状体５に対し蛇腹効
果を付与し、網状体５を引き伸ばすときに加わる無理な
力を緩和する。従って網状体５は弾性復元力を損わずに
すむ。尚、網状集合物を冷却するための手段は、上記の
ように冷却水１１に浸す代わりに、冷風を吹きかけても
よい。次に、図４に示すように、網状体５を所定の長さ
に切断する。そして、切断した網状体５の弾性復元性を
利用して両端部を合わせて加熱融着すれば図１に示すよ
うな中空球状の照明カバー１６が完成する。尚、網状体
５の両端部を接合する手段は留め具等を用いてもよい。
造方法の一実施例の製造工程を示したものであり、上記
の球状の照明カバー１６を製造するものである。以下、
この製造工程を図面に基づき詳述する。まず図２及び図
３に示すように、エクストルダ７にポリプロピレン等熱
可塑性合成樹脂を入れて加熱溶融し、その下面に突設し
た複数のノズル１から溶融樹脂を押し出して複数の線条
２を成形して連続的に降下させる。その下方位置には球
状の受型３を配する。この受型３は回転シャフト８に取
付けられて回転可能であり、その表面の所要箇所には窪
み９を設けている。又、回転シャフト８において受型３
の両端箇所には突起１０を設けている。受型３は略下半
分を冷却水１１の中に浸している。上記のように降下す
る線条２は受型３の上面によって受け取られ、且つ受型
３の回転によって送られるが、その受型３の回転速度を
調整して、線条２が下降する速度より遅い速度で受け取
るようにする。線条２は未固化状態のまま受型３の上面
によって受け取られるので曲がりくねって、各線条２は
未固化状態の粘着性により互いに接触部を接着しながら
網状に集合する。この網状集合物は受型３の回転によっ
て受型３の表面に沿って板状に延ばされながら面積を増
大していく。尚、受型３の表面に設けた窪み９にも網状
集合物が入り込むので、受型３が回転するときに網状集
合物は滑らずに送られていく。網状集合物は板状になる
が、同時に受型３の外形に倣って断面を略半円形とす
る。受型３の表面に拡がった網状集合物は受型３の回転
により冷却水１１に浸されて固化し形状が決まる。その
後、冷却水１１の中から引き出されると板状で且つ断面
が略半円形の網状体５が完成する。尚、回転シャフト８
に設けた突起１０により網状体５の両端の縁には凹凸部
１２が形成される。凹凸部１２は網状体５に対し蛇腹効
果を付与し、網状体５を引き伸ばすときに加わる無理な
力を緩和する。従って網状体５は弾性復元力を損わずに
すむ。尚、網状集合物を冷却するための手段は、上記の
ように冷却水１１に浸す代わりに、冷風を吹きかけても
よい。次に、図４に示すように、網状体５を所定の長さ
に切断する。そして、切断した網状体５の弾性復元性を
利用して両端部を合わせて加熱融着すれば図１に示すよ
うな中空球状の照明カバー１６が完成する。尚、網状体
５の両端部を接合する手段は留め具等を用いてもよい。
【０００９】上記の実施例では照明カバー１６の形状が
球状であったが、本発明はこれに限定するものではな
く、内部に中空部を有する形状ならば任意である。例え
ば上記の製造工程において用いた球状の受型３を円柱形
にすれば円筒形の照明カバーを得ることができ、この受
型の形状を変えることによって任意の形状の照明カバー
を容易に得ることができる。
球状であったが、本発明はこれに限定するものではな
く、内部に中空部を有する形状ならば任意である。例え
ば上記の製造工程において用いた球状の受型３を円柱形
にすれば円筒形の照明カバーを得ることができ、この受
型の形状を変えることによって任意の形状の照明カバー
を容易に得ることができる。
【００１０】また、上記の実施例では、照明カバー１６
をスタンドに取り付けているが、吊り下げ式や、壁掛け
式などにすることも勿論可能である。
をスタンドに取り付けているが、吊り下げ式や、壁掛け
式などにすることも勿論可能である。
【００１１】また、光源１５には白熱電球等の任意の照
明器具を使用可能である。
明器具を使用可能である。
【００１２】また、上記の照明カバーの製造方法の実施
例では、受型３を用いて初めから立体化を図っている
が、本発明はこれに限定するものではない。例えば、最
初は板状の平面的な網状体を形成し、それに曲げ加工を
施して立体化するような実施例も可能である。
例では、受型３を用いて初めから立体化を図っている
が、本発明はこれに限定するものではない。例えば、最
初は板状の平面的な網状体を形成し、それに曲げ加工を
施して立体化するような実施例も可能である。
【００１３】
【発明の効果】本発明の照明カバーは上記の通りであ
り、曲がりくねった線条２の複雑な形状の陰と光のコン
トラストによって従来にないユニークな装飾効果を発生
させるものである。また、この照明カバーは衝撃吸収性
のある構造なので光源１５を保護するのに好適である。
また、本発明の照明カバーの製造方法は、上記のような
構造の照明カバーを容易に製造でき、しかも任意の形状
に成形しやすいという利点がある。
り、曲がりくねった線条２の複雑な形状の陰と光のコン
トラストによって従来にないユニークな装飾効果を発生
させるものである。また、この照明カバーは衝撃吸収性
のある構造なので光源１５を保護するのに好適である。
また、本発明の照明カバーの製造方法は、上記のような
構造の照明カバーを容易に製造でき、しかも任意の形状
に成形しやすいという利点がある。
【図１】本発明照明カバーの一実施例の断面図である。
【図２】本発明照明カバーの製造方法の一実施例におい
て網状体を製造する工程を示す側面図である。
て網状体を製造する工程を示す側面図である。
【図３】図２に示す製造装置の略中央部の断面図であ
る。
る。
【図４】図２に示す工程で製造した網状体を切断してそ
の両端部を繋ぎ合せる状態を示す側面図である。
の両端部を繋ぎ合せる状態を示す側面図である。
１ ノズル ２ 線条 ３ 受型 ５ 網状体 ７ エクストルダ ８ 回転シャフト ９ 窪み １０ 突起 １１ 冷却水 １２ 凹凸部 １３ 冷風 １４ 中空部 １５ 光源 １６ 照明カバー １７ スタンド
Claims (2)
- 【請求項１】 合成樹脂製の多数の線条２を曲がりくね
らせて互いに接触部を接着しながら中空の立体網状に集
合させ、その中空部１４に光源１５を収容するように構
成したことを特徴とする照明カバー。 - 【請求項２】 熱可塑性合成樹脂を加熱溶融して複数の
ノズル１から押し出すことにより複数の線条２を成形し
て連続的に降下させ、その降下過程において未だ未固化
状態の柔軟性を維持する線条２を曲がりくねらせて互い
に交錯させると共にその粘着性を利用して互いに接着さ
せて立体網状に集合せしめ、しかる後にこれを冷却固化
してから所要長さに切断して両端部を繋ぎ合わせること
を特徴とする照明カバーの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5208273A JP2707399B2 (ja) | 1993-07-31 | 1993-07-31 | 球形状の中空ポーラス体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5208273A JP2707399B2 (ja) | 1993-07-31 | 1993-07-31 | 球形状の中空ポーラス体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0745110A true JPH0745110A (ja) | 1995-02-14 |
| JP2707399B2 JP2707399B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=16553514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5208273A Expired - Fee Related JP2707399B2 (ja) | 1993-07-31 | 1993-07-31 | 球形状の中空ポーラス体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2707399B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101331235B1 (ko) * | 2011-12-29 | 2013-11-26 | 신도산업 주식회사 | 조명기구용 글로브 및 그 제조방법 |
| KR200470869Y1 (ko) * | 2012-09-07 | 2014-01-15 | 주식회사 세안파워텍 | 광섬유를 이용한 발광 어셈블리 |
| JP2018049773A (ja) * | 2016-09-23 | 2018-03-29 | 有限会社 トラスト２１ | 照明機器 |
| JP2020161404A (ja) * | 2019-03-27 | 2020-10-01 | 株式会社 彦部科学 | 照明器具 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5910834A (ja) * | 1982-07-09 | 1984-01-20 | Hitachi Ltd | レ−ザ・ラマン・マイクロプロ−ブ |
-
1993
- 1993-07-31 JP JP5208273A patent/JP2707399B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5910834A (ja) * | 1982-07-09 | 1984-01-20 | Hitachi Ltd | レ−ザ・ラマン・マイクロプロ−ブ |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101331235B1 (ko) * | 2011-12-29 | 2013-11-26 | 신도산업 주식회사 | 조명기구용 글로브 및 그 제조방법 |
| KR200470869Y1 (ko) * | 2012-09-07 | 2014-01-15 | 주식회사 세안파워텍 | 광섬유를 이용한 발광 어셈블리 |
| JP2018049773A (ja) * | 2016-09-23 | 2018-03-29 | 有限会社 トラスト２１ | 照明機器 |
| JP2020161404A (ja) * | 2019-03-27 | 2020-10-01 | 株式会社 彦部科学 | 照明器具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2707399B2 (ja) | 1998-01-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121017 Year of fee payment: 15 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |