JP2588105B2 - 網状体の製造方法 - Google Patents

網状体の製造方法

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JP2588105B2 JP4355587A JP35558792A JP2588105B2 JP 2588105 B2 JP2588105 B2 JP 2588105B2 JP 4355587 A JP4355587 A JP 4355587A JP 35558792 A JP35558792 A JP 35558792A JP 2588105 B2 JP2588105 B2 JP 2588105B2
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浄化槽や排水溝などの
内部に充填して、廃水等を濾過、浄化等するための充填
材等として使用する網状体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱可塑性合成樹脂を加熱溶融して
複数のノズルから押し出すことにより複数の線条を成形
して連続的に降下させ、それら線条が未固化状態の間に
それら線条の下端部をその下降速度より遅く引き取るこ
とにより、各線条を曲がりくねらせて未固化状態の粘着
性を利用して互いに接触部を接着させつつ網状に集合せ
しめて冷却固化するという網状体の製造方法が、例えば
特公平3−55583号公報、特公昭52−14347
号公報等により公知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、単純な板状
や立体形状の網状体は上記従来の方法によって容易に製
造することができるが、複雑な形状、例えば曲った板状
の網状体や、球、多面体等の立体で且つ中空の網状体な
どは上記の方法で製造することは困難であった。そこで
本発明は、複雑な形状の板状及び中空立体形状の網状体
を容易に製造できて、しかも、その網状体を引き伸ばす
等の無理な力が加わった場合にその力を緩和して弾性復
元力の喪失を防止することができる製法の提供を目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の特に板状の網状体を製造するための製法
は、熱可塑性合成樹脂を加熱溶融して複数のノズル1か
ら押し出すことにより複数の線条2を成形して連続的に
降下させ、その下方位置に回転可能な受体3,4を配し
て、その受体3,4の上面により上記の線条2を未固化
状態のままその下降速度より遅い速度で受け取ることに
よって各線条2を曲がりくねらせて互いに接触部をその
未固化状態の粘着性を利用して接着させながら網状に集
合させ、且つその網状集合物を受体3,4を回転するこ
とによりその表面に沿って延ばすことにより板状の網状
体5,6となし、かつ、受体3,4の両端位置において
その受体3,4の回転シャフト8の周囲に複数の突起1
0を設けることにより上記の網状体5,6の両端の縁に
凹凸部12を形成することを特徴とするものである。
【0005】又、上記目的を達成するために、本発明の
特に中空立体の網状体を製造するための製法は、熱可塑
性合成樹脂を加熱溶融して複数のノズル1から押し出す
ことにより複数の線条2を成形して連続的に降下させ、
その下方位置に回転可能で且つ球、多面体等の立体形状
の受体3,4を配して、その受体3,4の上面により上
記の線条2を未固化状態のままその下降速度より遅い速
度で受け取ることによって各線条2を曲がりくねらせて
互いに接触部をその未固化状態の粘着性を利用して接着
させながら網状に集合させ、且つその網状集合物を受体
3,4を回転することによりその表面に沿って延ばすこ
とにより板状で且つ受体3,4の外面形状に倣って変形
した弾性を有する網状体5,6を成形し、かつ、受体
3,4の両端位置においてその受体3,4の回転シャフ
ト8の周囲に複数の突起10を設けることにより上記の
網状体5,6の両端の縁に凹凸部12を形成し、しかる
後にその網状体5,6を引き伸ばして所定の長さに切断
してから弾性復元性を利用して両端部を合わせて一体的
に接合することにより中空立体の網状体となすことを特
徴とするものである。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づき実施例について説明す
る。図1及び図2は板状で且つ断面が略半円形の網状体
5を製造する工程を示すものである。まず、エクストル
ダ7にポリプロピレン等熱可塑性合成樹脂を入れて加熱
溶融し、その下面に突設した複数のノズル1から溶融樹
脂を押し出して複数の線条2を成形して連続的に降下さ
せる。その下方位置には球状の受体3を配する。この受
体3は回転シャフト8に取付けられて回転可能であり、
その表面の所要箇所には窪み9を設けている。又、回転
シャフト8において受体3の両端箇所には突起10を設
けている。受体3は略下半分を冷却水11の中に浸して
いる。上記のように降下する線条2は受体3の上面によ
って受け取られ、且つ受体3の回転によって送られる
が、その受体3の回転速度を調整して、線条2が下降す
る速度より遅い速度で受け取るようにする。線条2は未
固化状態のまま受体3の上面によって受け取られるので
曲がりくねって、各線条2は未固化状態の粘着性により
互いに接触部を接着しながら網状に集合する。この網状
集合物は受体3の回転によって受体3の表面に沿って板
状に延ばされながら面積を増大していく。尚、受体3の
表面に設けた窪み9にも網状集合物が入り込むので、受
体3が回転するときに網状集合物は滑らずに送られてい
く。網状集合物は板状になるが、同時に受体3の外形に
倣って断面を略半円形とする。受体3の表面に拡がった
網状集合物は受体3の回転により冷却水11に浸されて
固化し形状が決まる。その後、冷却水11の中から引き
出されると板状で且つ断面が略半円形の網状体5が完成
する。尚、回転シャフト8に設けた突起10により網状
体5の両端の縁には凹凸部12が形成される。凹凸部1
2は網状体5に対し蛇腹効果を付与し、網状体5を引き
伸ばすときに加わる無理な力を緩和する。従って網状体
5は弾性復元力を損わずにすむ。尚、網状集合物を冷却
するための手段は、上記のように冷却水11に浸す代わ
りに、冷風を吹きかけてもよい。
【0007】次に、図3は中空で球状の網状体を製造す
る工程を示すものである。まず、上記のように製造した
板状で且つ断面が略半円形の網状体5を所定の長さに切
断する。次に、切断した網状体5の弾性復元性を利用し
て両端部を合わせて加熱融着すれば中空球状の網状体が
完成する。尚、網状体5の両端部を接合する手段は留め
具等を用いてもよい。
【0008】図4及び図5は板状で且つ断面がくの字形
の網状体6の製造工程を示すものである。これは受体4
の形状を多面体とし、又、冷却手段として冷風13を浴
せるようにしたもので、その他は上記の板状で且つ断面
が略半円形の網状体5を製造する工程と同一である。
【0009】図6は中空で多面体の網状体を製造する工
程を示すものである。上記のように製造した板状で且つ
断面がくの字形の網状体6を所定の長さに切断し、その
切断した網状体6の弾性復元性を利用して両端部を合わ
せて加熱融着すれば中空多面体の網状体が完成する。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明は断面が曲がった板
状の網状体や、中空で球、多面体等の立体形状の網状体
を容易に成形できる効果がある。そして、受体の形状を
変えれば、それに応じて多様な形状の網状体を製造でき
るという有利がある。また、本発明は特に、受体3,4
の両端位置においてその受体3,4の回転シャフト8の
周囲に複数の突起10を設けることにより上記の網状体
5,6の両端 の縁に凹凸部12を形成するので、その凹
凸部12が網状体5に対し蛇腹効果を付与することにな
り、したがって、網状体5を引き伸ばすときに無理な力
が加わっても、その力を緩和するので、網状体5の弾性
復元力が損なわれないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】板状で且つ断面略半円形の網状体の製造工程を
示す側面図である。
【図2】図1の製造装置における略中央部の断面図であ
る。
【図3】中空で球状の網状体を製造する工程を示す側面
図である。
【図4】板状で且つ断面くの字形の網状体の製造工程を
示す側面図である。
【図5】図4の製造装置における略中央部の断面図であ
る。
【図6】中空で多面体の網状体を製造する工程を示す側
面図である。
【符号の説明】
1 ノズル 2 線条 3,4 受体 5,6 網状体 7 エクストルダ 8 回転シャフト 9 窪み 11 突起 12 凹凸部 13 冷風

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性合成樹脂を加熱溶融して複数の
    ノズル1から押し出すことにより複数の線条2を成形し
    て連続的に降下させ、その下方位置に回転可能な受体
    3,4を配して、その受体3,4の上面により上記の線
    条2を未固化状態のままその下降速度より遅い速度で受
    け取ることによって各線条2を曲がりくねらせて互いに
    接触部をその未固化状態の粘着性を利用して接着させな
    がら網状に集合させ、且つその網状集合物を受体3,4
    を回転することによりその表面に沿って延ばすことによ
    り板状の網状体5,6となし、かつ、受体3,4の両端
    位置においてその受体3,4の回転シャフト8の周囲に
    複数の突起10を設けることにより上記の網状体5,6
    の両端の縁に凹凸部12を形成することを特徴とする網
    状体の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の網状体の製造方法におい
    て受体3,4を球、多面体等の立体形状となすことによ
    り板状で且つ受体3,4の外面形状に倣って変形した弾
    性を有する網状体5,6を成形し、しかる後にその網状
    体5,6を引き伸ばして所定の長さに切断してから弾性
    復元性を利用して両端部を合わせて一体的に接合するこ
    とにより中空立体の網状体となすことを特徴とする網状
    体の製造方法。
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