JPH03251204A - 成形面フアスナーの製造方法 - Google Patents

成形面フアスナーの製造方法

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JPH03251204A
JPH03251204A JP5037890A JP5037890A JPH03251204A JP H03251204 A JPH03251204 A JP H03251204A JP 5037890 A JP5037890 A JP 5037890A JP 5037890 A JP5037890 A JP 5037890A JP H03251204 A JPH03251204 A JP H03251204A
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JP
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columnar
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JP5037890A
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Shigeo Anzai
安斉 成雄
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は成形面ファスナーの製造方法、特に基材の少く
とも一面に立設された多数の柱状体の先頭部に膨頭部(
保合素子)を形成する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より基材の少くとも一面に立設された多数の柱状体
の先端に膨頭部をもつ保合素子を有する成形面ファスナ
ーとして、基材の一面にクビレ部を有する二重円錐梯形
状を立設した成形面ファスナー または柱状体の先端に
キノコ状、あるいはとげ状の膨頭部を有する成形面ファ
スナーなどが知られている(実公昭44−27202号
公報、特公昭45−19126号公報、特公昭51−1
9386号公報、特公昭63−43081号公報、特開
昭63−127701号公報、特公平1−37123号
公報、特開平1−293802号公報、特開平2−59
47号公報、特開平2−17006号公報など)。かか
る成形面ファスナーは通常一対の成形面ファスナーの保
合素子同志の嵌合によって係合させるものである。また
上記成形面ファスナーはループ状保合素子と係合させる
こともできる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の成形面ファスナーは基材と、該基材に立設される
保合素子を同一種類の重合体で溶融成形する方法、基材
と保合素子を形成する柱状体を同一種類の重合体で形成
し、かつ該柱状体の先頭部に形成される膨頭部を基材に
用いられた重合体と異なるS類の重合体で同時に溶融成
形する方法が採用されていたが、これらの成形方法は、
例え基材と保合素子で異なる種類の重合体を用いたとし
ても成形技術の点から組み合わせる重合体に制限があり
、面ファスナーの使用目的に応じて保合素子の形状、そ
の強靭性や硬度、さらには弾性度などを変更することが
できないという問題点がある。
本発明は、使用目的に応じて保合素子の形状や強靭性な
どが容易に変更できる、成形面ファスナーの製造方法を
提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、基材の少なくとも一面に多数の柱状体を立設
した後、該多数の柱状体の先端に膨頭部を形成する成形
面ファスナーの製造方法において、該基材の少なくとも
一面に立設された多数の柱状体の先頭部を加熱溶融する
ことを特徴とする成形面ファスナーの製造方法である。
塘た、本発明は、該基材の少なくとも一面に立設された
多数の柱状体の先頭部に熱可塑性樹脂組成液あるいは熱
硬化性樹脂組成液を付与することを特徴とする成形面フ
ァスナーの製造方法である。
本発明の成形面ファスナーの製造方法は、溶融温度11
0〜320℃の範囲である可撓性・熱可塑性重合体、例
えば、ポリエチレン、エチレン共重合体、ポリプロピレ
ン、プロピレン共重合体などのオレフィン系重合体、エ
チレン酢酸ビニル共重合体あるいはその鹸化物、アクリ
ル酸エステル系重合体、スチレン共重合体、ビニルアル
コール系重合体、ポリ塩化ビニル、環化ビニル共重合体
、ポリエステル、ポリエステルエラストマー ポリアミ
ド、ポリアミドエラストマー ポリカーボネート、アク
リル系重合体、ポリウレタンなどの群から選ばれた少な
くとも1種類の可撓性・熱可塑性重合体を溶融成形する
。そして平坦な基材に柱状体を立設させたストリップ、
あるいは先頭部に粗塵頭部をもつ柱状体を立設させたス
l−+7ツプを複数列有する成形体を作シ、その成形体
のストリップ部に所定の間隔で切れ目を入れた後、成形
体を長さ方向に加熱延伸してストリップ部の切れ目部分
の間隔を広げて、多数の柱状体を有する面ファスナー素
材を成形する。次いで、該面ファスナー素材に設けられ
た柱状体の先頭部に膨頭部を形成する。
膨頭部の形成おるいは整形は、面ファスナー素材を構成
する熱可塑性重合体の軟化成形温度以上、通常温度90
〜250℃に加熱した平滑面あるいは所望の型の彫刻面
の金属ロールまたは金属板に柱状体の先端を当接させ、
必要に応じて加圧して、柱状体の先端を、例えば、平板
状、キノコ状、とげ状、傘状あるいは球状などの所望す
る形状の膨頭部に加熱整形する。
また、面ファスナー素材の柱状体の先頭部に他の重合体
をもって膨頭部を形成してもよい。かかる膨頭部を構成
する重合体としては、面ファスナー素材を構成する熱可
塑性重合体と接着性のある熱可塑性重合体、例えば、ポ
リウレタン、アクリロニトリル・ブタジェン系共重合体
、あるいは他の合成弾性重合体、天然弾性重合体などの
各種弾性体、塩化ビニル系重合体、スチレン系共重合体
、酢酸ビニル共重合体などから選ばれた少なくとも1種
類の重合体、あるいはこれら重合体には硬度を調節する
ための各種添加剤、柔軟剤、発泡側などを添加した組成
物、または熱硬化性樹脂組成物あるいは熱硬化性樹脂初
期縮合物、例えば、フェノール系樹脂、硬化型ポリウレ
タン、尿素系樹脂。
メラミン系樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂、エポキシ
系樹脂、などから選ばれた少なくとも1m類の樹脂、ま
たはこれら熱硬化性樹脂と可塑剤あるいは熱可塑性重合
体−との混合物が使用される。
これらの重合体おるいは樹脂は溶液あるいは分散液とし
て柱状体あるいは支柱の先端の表面積を増大させるなど
の形状にした粗a頭部の先端部に付着させて固化させる
。重合体の付着方法は、例えば、高粘度溶液あるいは分
散液に柱状体の先端を接触させて樹脂液の所定量を付着
させる方法がある。この方法は、重合体の付着量を重合
体液の濃度と粘度および柱状体を構成する重合体との親
和性(濡れ性)を考慮して所定の量を付着させる。
柱状体の先端に重合体液を付着させた後は、該重合体を
風乾るるいは加熱して固化し、または発泡固化し、必要
に応じて加圧整形して膨頭部を形成する。
この成形面ファスナーは基材および該基材に立設された
柱状部と、膨頭部あるいは膨頭部表面を異なる重合体で
成形したことにより、面ファスナーの使用目的に応じた
保合素子の形状、あるいは保合素子の強靭性、硬度、弾
性度などを容易に変更することができる。かかる成形面
ファスナーは使用目的に合った保合状態が得られるため
、嵌合密着性が良く、保合部の結合力や係止効果を高め
ることができる。
また、成型用重合体には必要に応じて無機充填剤、着色
剤、各種安定剤などを添加した組成物として成形、加工
すること本よい。
以下、図面によシ本発明の成形面ファスナーを説明する
第1図は杢余明の成形面ファスナーの一実施例を示す斜
視図であシ、1は成形面ファスナーの基材、2は該基材
に立設された柱状体、3I/i柱状体の先頭部に設けら
れた膨頭部、Yは保合素子の配列方図である。第2図は
基材1に柱状体2を立設した成形面ファスナー素材の断
面図でめシ、第2図(1)は柱状体2からなる素材の断
面図、第2図(2)は粗塵頭部を有する柱状体からなる
素材の断面図である。第3図は膨頭部を溶融成形した保
合素子の断面図で、4は溶融成形した膨頭部である。第
4図は膨頭部を樹脂で成形した保合素子の断面図で、5
は樹脂成形膨頭部である。
〔実施例〕
次K、本発明の実施態様を具体的な実施例で説明する。
なお、実施例中の部およびチは断シのない限シ、重量に
関するものである。
実施例1 成形用ナイロン−6を溶融押出し温度280℃で溶融成
形して、平坦な基材に概ね直角に約5厘突出した柱状体
を有するストリップを10列形成した成形体を作シ、そ
の成形体のストリップ部に2鱈間隔で切れ目を入れた後
、150℃の加熱帯で成形体を長さ方向に1.5倍加熱
延伸してストリップ部の切れ目部分の間隔を広げ、第2
図に示すように基材K10列に配列した保合素子用の柱
状体を形成した成形面ファスナー素材が得られた。
次いで、クロムメツキした鏡面エンドレスベルトを加熱
部と冷却部に張設した加熱冷却成形装置を用い、表面温
度190℃に加5熱した加熱部に成形面ファスナー素材
の柱状体の先端を当接し、シリンダーゲージ圧力1.2
kf/cfAで押圧して柱状体の先端を軟化させて平板
状膨頭部に整形した。そして成形面ファスナー素材をベ
ルト面に当接した′lま冷却部に導き、約145℃に成
形部を冷却固定した後、ベルトから剥離することにより
成形面ファスナーが得られた。この成形面ファスナーの
膨頭部は頭部が平坦で、厚みがあり、強靭性が大きくな
って保合部の損傷が少なくなった。更に、良好な係合に
よシ高い係止効果が得られた。
実施例2 実施例19虜形面ファスナー素材の柱状体の先端部をポ
リウレタンの濃度15%ジメチルホルムアミド/水混合
系液に接触させて液滴状に付着させた後温度70℃、相
対湿度95俤以上の温風雰囲気でポリウレタンを予備固
化′した。次いで、実施例1の加熱冷却成形装置を用い
、加熱部温度95℃、冷却部温度60℃の条件で実施例
1と同様に柱状体の先端部を加熱部に当接させて整形し
た後、ポリウレタンを固化して膨頭部を形成した。
得られた成形面ファスナーの膨頭部は頭部が平坦で、厚
みがあり、強靭性が大きくなって繰シ返し脱着による係
合部の損傷が少なく、良好な係合によシ高い係止効果が
得られた。
〔発明の効果〕
本発明は、成形面ファスナーの保合素子を使用目的に応
じた保合状態が得られる強靭な構造に形成することKよ
シ係合力を高め、係止効果の高い成形面ファスナーが得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の成形面ファスナーの斜視図、第2図
(1)% (2)は成形面ファスナー素材の断面図。 第3図は膨頭部を溶融成形した保合素子の断面図、第4
図は膨頭部を樹脂を付与して成形した保合素子の断面図
である。 l;成形面ファスナーの基材、 2;柱状体、 3、Jl1頭部、 4;溶融成形された膨頭部、 5 樹脂成形された膨頭部、 Y;係合素子の配列方向。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基材の少くとも一面に多数の柱状体を立設した後
    、該多数の柱状体の先端に膨頭部を形成する成形面ファ
    スナーの製造方法において、該基材の少くとも一面に立
    設された多数の先頭部を加熱溶融することを特徴とする
    成形面ファスナーの製造方法。
  2. (2)該基材の少くとも一面に立設された多数の柱状体
    の先頭部に熱可塑性樹脂組成液あるいは熱硬化性樹脂組
    成液を付与する請求項1記載の成形面ファスナーの製造
    方法。
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