JPH0745080U - 揮発性液体用エマネータ - Google Patents

揮発性液体用エマネータ

Info

Publication number
JPH0745080U
JPH0745080U JP001598U JP159894U JPH0745080U JP H0745080 U JPH0745080 U JP H0745080U JP 001598 U JP001598 U JP 001598U JP 159894 U JP159894 U JP 159894U JP H0745080 U JPH0745080 U JP H0745080U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
porous support
support
organopolysiloxane
porous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP001598U
Other languages
English (en)
Inventor
トーマス フォックス ロドニー
ウィリアム ゴーレーアム フィリップ
Original Assignee
レキット アンド コールマン プロダクツ リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by レキット アンド コールマン プロダクツ リミテッド filed Critical レキット アンド コールマン プロダクツ リミテッド
Publication of JPH0745080U publication Critical patent/JPH0745080U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L9/00Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
    • A61L9/015Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone
    • A61L9/04Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone using substances evaporated in the air without heating
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L9/00Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
    • A61L9/015Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone
    • A61L9/04Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone using substances evaporated in the air without heating
    • A61L9/12Apparatus, e.g. holders, therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L9/00Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
    • A61L9/015Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone
    • A61L9/04Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone using substances evaporated in the air without heating
    • A61L9/042Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone using substances evaporated in the air without heating with the help of a macromolecular compound as a carrier or diluent
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C15/00Other forms of jewellery
    • A44C15/002Jewellery dispersing perfume or the like

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】多孔性支持体を有し、この支持体がその孔を液
体が通らないように閉じかつ蒸気を通すように機能する
少なくとも1つの架橋有機ポリシロキサン物質を備えて
いる揮発性液体を蒸気として計量分配する装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】揮発性液体を蒸気として計量分配する装置にお
いて、多孔性支持体を有し、その多孔性支持体が、液体
を通さないように支持体の孔を塞ぎ、かつ蒸気を通すよ
うに機能する25℃で粘度 1,000,000 mm2 sec-1までの
プレポリマーすなわちオリゴマーからつくられる少なく
とも1種の実質的に弾性の架橋有機ポリシロキサン物質
を備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は液体物質を容器から蒸気として計量分配する装置の改良に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】
液体容器から蒸気をゆっくり放出する装置は少なくともエアフレッシュナおよ び殺虫剤の分野でよく知られている。 一般に、例えば香油および/または揮発性液状殺虫組成物を含浸したセルロー ス詰綿のような適当な基質はフレームに支持され、使用者による環境の処理程度 について制御し得るように大気への詰綿の露出を制限する構造体により少なくと も部分的に被覆できる。かかる構成は使用者による使用割合についてはほとんど または全く制御することができなく、確かに、詰物がいつ空になるか、すなわち 、詰物が香水または殺虫剤による臭いまたは変色をまだ有しているが、いつ効力 がなくなったかの表示がない。 また、透明なびんに収容された液体に一端が浸漬された芯材は他端が大気に調 節可能に露出されており、調節可能な芯材では、蒸気はこの他端から十分制御で きる方法で発散する。使用割合が激しい場合、希釈液体が必要であり、びんが比 較的大きくなる。また、かかる構成は一般にキャップによって閉鎖でき、キャッ プをしていないままにすると、漏れる恐れがある。
【0003】 より最近、破壊可能な香水サッシュが出回ってきた。このサッシュは外側サッ シュに収容されており、両サッシュは少なくとも半透明である。このようなサッ シュの組合せは内側サッシュの破壊を任意に助ける適当なフレーム構造に取付け られている。これらの装置は貯蔵寿命が破壊可能な内側サッシュ膜不浸透性によ り決まる。貯蔵中、漏れが起らず、かつ使用中、所定の外膜から液体の分別が起 らないように組成物を調製する際に極めて注意する必要がある。液体が空になる ときの寿命の終りの明確な指示体が設けられている。 液体相バリヤーとして機能するシリコーン材のソリッドウェブを通して揮発性 処理液を蒸発させることが提案された。このようなシリコーンバリヤーを使用す ることによりいつくかの利点が生じるが、材料が高価であり、その結果、比較的 厚さの厚いソリッドシリコーンを組入れた装置のコストを高くしてしまう。 シリコーンの過剰の使用によらないで、耐漏れ性容器に収容された液体から蒸 気を実質的に線形な速度でゆっくり放出することが可能であることが現在わかっ た。
【0004】
【考案の特徴】
従って、本考案は、多孔性支持体を有し、この支持体がその孔を液体が通らな いように閉じかつ蒸気を通すように機能する少なくとも1つの架橋有機ポリシロ キサン物質を備えている揮発性液体を蒸気として計量分配する装置を提供するこ とを目的とする。 この装置は収容液状物質を蒸気として計量分配する。有機ポリシロキサン物質 は連続または不連続被膜として支持体の表面に付着され、少なくとも部分的に支 持体のボディに含浸されるのがよい。基質の孔は液体自身が濡れることのないよ うに有機ポリシロキサンで埋められたり塞がれたりしていれば十分である。 多孔性支持体は管の形態であるのがよく、この管は任意に、中空容器を形成す るように端が閉じられるかあるいは液体が重力によりあるいは圧送等により管を 通っていずれかの方向に流れることができるように端部が開口している。変更例 として、多孔性支持体は、壁部またはその一部として機能することができ、液体 から蒸気に変化する物質の流出路が比較的短い寸法にわたって位置決めされた構 造であるシート、ウェッブまたは床の形態であってもよい。
【0005】 多孔性支持体は天然材料で形成されてもよいし、合成材料で形成されてもよい 。構造中に水酸基を含有する合成材料が好ましい。例として、ウェッブまたはバ ット形態の織成および不織天然または合成繊維を使用することができる。また、 あらゆる種類の紙製品の湿式堆積繊維質製品、詳細には、グラシン紙、板紙、フ ェルト等、並びに羊皮紙、レザーおよびゴム、焼結ガラス、焼結ポリオレフィン 、例えば焼結ポリエチレン、焼結ポリウレタンのような多孔性プラスチック、プ ラスチックフィルムおよび微多孔性プラスチックを使用することができる。 多孔性支持体としてゴムを選択する際には注意すべきである。何故なら、有機 ポリシロキサンの硬化を抑制する成分を含有するものがあるからである。また、 ポリマーと塩のような浸出可能な物質との混合物からカットブロックまたはフィ ルム状とし、その後、所望に応じて化合物を水または他の適当な溶媒で化合物を 浸出して多孔性ブロックまたはフィルムを形成して製造される有孔プラスチック 材も有用である。 ここで使用する「多孔性」とは、有機ポリシロキサン物質を付着して、両側を 湿潤することができるように液体を液状で通すことができる構造を意味する。
【0006】 本考案に有用である基質を試験する即座の簡単な方法、すなわち、基質として の多孔性支持体の吸収容量を測定する油吸収度試験が創案された。この試験は概 要的には次のように行う。 25℃で95mm2/S (=Cst) (±10mm2S) の粘度の鉱油ほぼ4g(W1)をペ トリ皿または同様の皿の中へ正確に秤量する。試験を受ける小さい2枚の多孔性 支持体、例えば、2.5平方インチの紙材をこの皿に入れる。これをほぼ5分間、 すなわち、多孔性支持体が飽和するまで放置する。未吸収油を計量済みの容器に 流し込んでこれを正確に秤量する(W2)。油の吸収率を算出する。すなわち、以 下のとおりである。 W1 − W2 ────────×100=油の吸収率(%) W1 適当な基質は上記試験で少なくとも10%の油吸収度を有している。好ましく は、上記の油吸収度は17%〜50%である。 いくつかの紙材についての代表的な油吸収度値は次の如くである。
【0007】 油 吸 収 度 2重トイレットペーパー 63% 台所用ロール紙 60% 吸い取り紙(136gm-2) 49% 2重クリネックスティッシュ* 44% ホワットマンフィルタ紙4号* 32% ホワットマンフィルタ紙6号* 27% 通信紙(77gm-2) 17% クラフト紙(茶色) 15% トレーシングペーパー 12.5% 青色ディッシュペーパー 12.5% (*印の付いた語は商標名である。) 有機ポリシロキサン物質は好ましくはシリコーン油またはシリコーン樹脂とは 異なったシリコーンエラストマーである。任意に、有機ポリシロキサン物質は或 る割合の樹脂および/または油を含有してもよい。
【0008】 一般に、有機ポリシロキサン物質は、プレポリマー(ここではときどきオリゴ マーと称する)を、触媒の存在下(任意である)、室温または低温すなわち最高 150°までの温度で数秒、例えば、5〜10秒ないし1〜2時間の間、加硫す ることにより製造される。 プレポリマーすなわちオリゴマーは中間の分子量を有し、数百から数千、例え ば、3000までのポリシロキサン単位を実質的に線状構造で含有している。こ のような中間分子量のオリゴマーは25℃で1,000,000mm2/Sまでの(=Cst)、よ り詳細には100〜1,000,000mm2/S(=Cst)の範囲の粘度値を有する。好ましく は、これらのオリゴマーは25℃で20,000mm2/S (=Cst)までの粘度を有する。 本考案で有用なプレポリマーの或る成分は100mm2/S よりかなり低い粘度を呈 する。 好ましくは、有機ポリシロキサン物質は、別々に供給された成分のうちの一方 が必要に応じて触媒を含有する2成分混合物の加硫すなわち硬化反応により製造 される。別法として、両成分の混合後に触媒を添加してもよい。 特徴として、シラノールを末端基とするシリコーンポリマーが一方のオリゴマ ーであり、ヒドリド官能性シロキサンを使用してこれを有機金属すず化合物、例 えば、石けんすなわちテトラアルキルすず化合物を触媒として縮合反応で架橋す る。この場合、オリゴマーのシラノールは好ましくは異なるけい素原子に位置し た1分子あたり2個以上の水酸基を含有している。ヒドリド官能性シロキサンは けい素原子3個ごとに1個以上の反応性水素原子を有している。
【0009】 また、オリゴマーは反応性ビニルまたはアリル基を有し、触媒としての白金ま たはロジウムハライドおよび錯体の存在下で上記種類のヒドリド官能性シロキサ ンとの付加反応を受けて有機ポリシロキサンエラストマーを生じる。 有機ポリシロキサン物質は、水性エマルジョンから、あるいは炭化水素溶媒中 溶液から物理的支持体に付着することができる。別法として、有機ポリシロキサ ン部材は、無溶媒系から付着してもよいし、あるいは別々に供給されたオリゴマ ーすなわちプレポリマーをその場で硬化することによってその場で形成してもよ い。 付着は、ドクターブレード、エアナイフコータ、ローラコータ(例えば、特に 溶媒系の場合)(地塗り鋼またはゴム隆起ロールを使用する)によってもよい。 良好な密着を達成するには、また多孔性支持体の厚さが比較的厚く、従って過 剰量のエラストマーを吸収するような場合、エラストマーの付着は、どのような 形態でも第1すなわち下塗りが先行する。かかる第1被膜は通常、シリコーン系 物質のものであり、しばしば、接着剤であり、その機能は表面をシールして良好 な密着をもたらすことであるか、あるいはその後の被着またはこれらの組合せか ら良好な流動を達成することのいずれかである。多孔性支持体の表面が例えば或 るポリオレフィンフィルムおよび他の構造の場合のように特に不活性である場合 、良好な密着のためにはコロナ予備処理を行わなければならないこともある。
【0010】 湿式堆積ウェッブの製造にしばしば使用されるポリ酢酸ビニル、カルボキシメ チルセルロース、その誘導体および同類物、アルギネートの水性エマルジョンま たはプラスチック分散液が或る紙材の下塗剤として役立つことができる。 適切に被着された物理的支持体はその表面の結合が有機ポリシロキサン物質の 極性部分と連結されており、有機ポリシロキサン物質の親油部分は露出しており 、すなわち、外層を形成しているものと思われる。 エラストマーの完全連続層はあらゆる場合、本考案の適切な実施には不可欠で はないと思われる。しかしながら、多孔性支持体材料の或る繊維が張合せフィル ムから突出していれば、これらの繊維はおそらく液体用の芯材として機能するこ とができる。かかる芯材が支持体の大気露出側の湿潤を引起さないようにするこ とが重要である。 多孔性支持体上の有機ポリシロキサン物質の量は基質の性質、収容される液体 の性質、有機ポリシロキサン物質の性質および所望の発散速度により変わる。こ れらは調製者による簡単な実験により定められかつ均衡化される。 一般に、固体約0.5g /m2 の被膜をもたらす薄肉フィルムが必要とされている 。有機ポリシロキサンエラストマーの乾燥被膜重量に対して50g/m2 まで、例 えば、20g/m2までが塗布されてもよい。好ましくは、同じ基準で12g/m2以上 が塗布されるが、専門家による分布では、紙材を被着するのに5〜8g/m2が使用 された。
【0011】 使用した代表的な被膜の厚さは湿潤被膜としての測定で1〜1000ミクロン の範囲にある。この厚さは、一部、多孔性基質へのシリコーンの浸透により、そ して一部、硬化で薄くなってしまう。 それにもかかわらず、或る室温硬化性有機ポリシロキサンオリゴマーすなわち プレポリマー、例えば、シラスティック(SILASTIC)382 (商標名)す なわちすずオクトエート触媒オリゴマーおよび新規の有機金属化合物により接触 反応されたシラスティックMDX4−4210(商標名)(ダウコーニン社販売 )は液体の漏れを防止するためにほぼ3〜4mm厚の可成りの厚さの塗布を必要と する。室温硬化性物質は、もちろん、オーブンでの加熱によってより速く硬化す ることができる。 或る状態で使用する入手容易なすでに接着済みの基質としては、剥離性接着ラ ベル用の基材として汎用されているシリコーン被着紙がある。これらの被着基質 の或るものは或る香水組成物では有用であるとわかった。かかる用途のための多 孔性支持体の1種として、グラシン紙がある。 本考案はエアフレッシュナ液、例えば、香水;殺虫剤;防虫散布剤;脱臭剤; 宝石または身体用付臭剤;腐食防止剤;殺菌剤;および呼吸補助剤の制御放出に 適用し得る。
【0012】 本考案を適用する組成物としては、上記処理剤単独または組合せで、適切には 揮発性液状で使用する。「揮発性」とは、処理剤が液状であるが、蒸気状態で効 力を生じることを意味する。この液体は比較的ゆっくり蒸発するが、やがて揮発 が完全になる。一定時間で完全には蒸発しないあまり揮発性でないすなわち比較 的非揮発性の物質の組成物中の割合が許容される。好ましくは、約30日以内で 揮発するようにした組成物では、約10%W/Wにすぎないかかる非揮発性物質 を含有する必要がある。より詳細には、このような組成物は、7.5%W/Wにす ぎない非揮発性物質を含有する必要がある。発散速度は、本考案による装置の寿 命を測定する上で重要であり、エマネータの表面責、処理剤の化学特性および物 理特性ならびに使用するシリコーンの化学的および物理的性質、および多孔性基 質に塗布する厚さまたは充填密度によって制御される。 簡単な試験、いわゆる「膨張試験」により本考案におけるシリコーン液の組合 せの実用性を示す。この「膨張試験」を、装置から発散すべき処理剤である空間 再付臭剤組成物を例として参照して以下に述べる。硬化シリコーンエラストマー の小さい秤量部片を測定し、次いでポリマーの膨張がみられるときに所定の香水 に完全に浸漬する。実測寸法と元の寸法との差を元の寸法のパーセントとして表 わし、実測重量と元の重量との差を元の重量のパーセントとして表わす。通常、 ここではこの差は膨張率と称する体積増大率である。
【0013】 1週間以内での少なくとも25%の体積増大が所定の香水用の有用なシリコー ンの代表例であるとみなされる。100%以上の膨張率は高い透過率を示すもの と考えられる。 揮発性液体にとってのシリコーンの透過率の他の有用な指示単位はヒルデブラ ンド溶解度パラメータ(δ)であり、すなわち、揮発性液体およびシリコーンの 各々の場合、1モル容量あたりの気化エネルギーの平方根である。好ましくは、 溶解度パラメータの値は互いの2mPa1/2以内でなければならない。 好ましくは、揮発性液体が本考案の装置から発散するための溶解度パラメータ は10〜25mPa1/2の範囲にある。従って、有用なシリコーンは8〜27mPa1/2 の範囲であることになる。 本考案を更に示すために、添付図面を参照して本考案の一実施例を説明する。 図面を参照すると、頂部開放ガラス容器1が一枚の多孔性支持体3により閉じ られており、この支持体3は容器の外側に配置された方の表面4からシリコーン エラストマーが含浸されており、AおよびBを含む側である容器の内側に配置さ れた反対の表面2ではほとんどまたは全く何も起らない。この含浸多孔性支持体 3はその周囲が容器の開口部横切って密封されて防液シール5を形成している。
【0014】 そのように閉鎖された容器1には揮発性液体6が収容されている。図1では、 液体6は含浸多孔性支持体3と接触しており;図2では、装置がその側部で傾く かあるいは逆さにならないかぎり、またそうなるまで、液体6は含浸多孔性支持 体3に接触しない。 貯蔵のために、含浸多孔性支持体の外側2は貯蔵中、蒸気のむだな損失を防ぐ ようにアルミニウム箔のような取りはずし可能な不透過性材料のシートによって 保護されている。 図1に示す操作位置にある装置1について説明すると、揮発性液体6は内面4 のBより下で含浸多孔性支持体3の縁部のみに接触している。この多孔性支持体 3は操作中、液体6が絶えず含浸されるように液体6を吸収し、容器1内の液体 6より上の自由空間は絶えず液体6の蒸気で飽和されている。 含浸多孔性支持体を通る透過が起り、蒸気は或る時間にわたって実質的に線状 に含浸多孔性支持体の外面2から発散する。これは或る程度の液体6が容器1に 残っている限り動的平衡が生じた結果である。外面2が濡れていないことは検出 でき、液体6はシール5が適切であるときには液体として容器から損失しない。 かくして、連続発散が達成される。
【0015】 液体6が空になると、容器が半透明材料で構成されていれば見てわかる。 図2に示す別な操作位置では、多孔性支持体は容器1を逆にすることによって 揮発性液体6で湿潤される。このように、所望に応じて、容器1を再び逆さにす ることによって継続発散を行うことができ、多孔性支持体で吸収される揮発性液 体が一時的に空になるとき、発散が止まるかあるいは著しく減る。 従って、この装置を定放出装置または継続放出装置として使用することができ 、かくして、放出速度について或る程度の制御を行うことができる。 本考案のエマネータは、シリコーンを多孔性支持体に比較的薄く分散すること によってシリコーンを可成り節約することができる。 本考案による装置は以下の利点がある。 (1) 処理剤の貯留器が半透明であるので、使用者が収容液体の液位を目で見 ることができるという点で寿命の終りを示す。 (2) 取りはずし可能かつ交換可能な閉鎖体の必要がない限り、装置は耐濡れ 性であることができる。 (3) 内容物の完全な放出が確保される。
【0016】 (4) 或る場合には、温度変化に対して比較的一定な放出が達成される。 (5) 製造時の包装が物理的支持体上の剥離性の不透過性ストリップのみでよ いので、装置は容易に受け入れられ;しかも剥離性ストリップの下方では、外面 が蒸気で圧力をかけられ、すぐにおおいがとられ、すなわち、物質が容易に利用 できる。 (6) ブロックまたは肉厚ウェッブの使用では、高価な有機ポリシロキサン物 質の節約を示すことができる。 下記の例は本考案の範囲に入る緩速放出香水容器を示す。例 1 メデカルグレードエラストマーQ7−2245(商標名)(ダウコーニング) の成分A、Bの反応により製造したポリシロキサンエラストマーを次のようにし て20gm-2の被膜重量で形成した。すなわち、成分Aの1,1,1−トリクロロ エタン中10%W/W溶液を形成し、触媒作用量の成分Bを添加し、この組成物 を200gm-2の割合で紙材に塗布した。溶媒を蒸発させる周囲空気乾燥期間後、 この処理紙材をオーブンに140℃で1時間放置した。この時間が終ると、被膜 は加硫すなわち架橋が起るに伴って物理的変化を受けた。
【0017】 この処理紙材を使用して或る量の「香水」(標準LS00253、ブッシュブ ォークアレン販売)の入った小形グラス容器の口を密封した。この密封方法は、 紙材を、その処理側がガラス容器のリムと接触するように設置し、市販のアセト キシシロキサンエラストマーシーラントを使用して適所で密封するようにして行 った。 この装置を逆さの姿勢にして香水を紙材の処理側の全体と接触し、紙材の未処 理表面が周囲空気に実質的に開放するようにした。比較的短時間経過後、香水が 周囲空気中へ発散していたことは明白であった。 更に1週間後、香水は周囲空気中へ蒸発し続けていたが、紙材の未処理表面は 香水で濡れていなかった。例 2 0.6cmの孔のあいた長さ5.0cmの焼結ポリエチレン管を例1のシリコーンエラ ストマーの1,1,1−トリクロロエタン溶液に脱ガス化が終るまで浸漬した。 この管を風乾し、次いでオーブンで105℃で1.5時間加熱してエラストマーの 硬化を行った。
【0018】 このように処理した管を使用して、一方に或る量の香水を導入した一対のガラ スびんの開口端部を連結した。 連結を適切に行ったときには、液相の香水の漏れがなかったが、未処理管を使 用した同様の構造では、香水はゆっくり流出して管の外面を濡し、びんの下に流 れ落ちた。 香水が一方のびんから他方のびんに移るときに香水があふれて処理管の内面を 濡らすように装置を逆さにするたびに、匂いをかぐことにより認められるように 蒸気の放出が増した。例 3 アミノ官能性ポリシロキサンのジブチルすずアシレートと、シラノールおよび シラン(ICIシリコーン425系)の混合物との接触反応により製造したポリ シロキサンエラストマーを、500gm-2に相当する500ミクロンの厚さで49 %の油吸収率を有する密度1.39gm-2の吸取紙に被着した。この被膜を乾燥した 。この処理吸取紙を、約10mlの香水組成物(ブッシュボォークアレン販売のス プリント香水LH2283)の入った120ml容量の断面円形のガラスびんの口 に接触させて密封した。市販のアセトキシシロキサンエラスマーシーラントを使 用して密封を行って周囲シールを形成し、吸取紙の被着側を容器の外側にした。
【0019】 吸取紙が垂直であり、香水が吸取紙の下部のみに接触するように装置を置いた 。比較的短時間経過後、香水が周囲空気中へ発散していたが、吸取紙の外面は濡 れていなかった。 28日間このようにさらした後、液体の70%が放出し、芳香がまだ残在して いた。この間、外面が濡れていなかった。 多孔性基質を有機ポリシロキサンの薄膜で分離した2枚のシートで構成しても よい。 好ましくは、有機ポリシロキサン物質の付着を施す方の側を処理液と直接接触 させる。更に、被着基質と処理液容器との間のシールを行なわなければならない 場合、一般に、シリコーン接着剤が好ましいとわかった。例えば、貯蔵中、濡れ を生じるシーラントの使用を避けることに注意しなければならない。 有機ポリシロキサン物質の内側および外側付着を行うことができ、これらの付 着は化学構造および物理形態が同じでも異なってもよい。かくして、貯蔵期間中 、蒸気不透過性バリヤ材を固着するようにシリコーン接着を外面に施すのが望ま しい。使用の場合、かかる不透過性バリヤを使用ごとに取りはずさなければなら ないことは明らかである。
【0020】 熱密封を生じるポリマーの構造単位と混合するかあるいはこれらの構造単位中 に含まれる適当なシリコーンポリマーを用いて良好なシールを形成することがで きる。容器と接触する表面を処理していないとき、ほとんどの場合、包装業界で 使用されている通常の組成物で密封を行うのがよい。 例えば、ねじ閉鎖体を備えた再充填可能な装置が意図される。 本考案は、液体を通さないように孔を塞ぐが、蒸気を通すように機能する少な くとも1種の部分架橋有機ポリシロキサン物質を備えた多孔性支持体を一方の側 で揮発性液で湿潤し、反対側で大気に自由に露出し、蒸気が液体で濡れていない 方の上記反対側から発散するようにする揮発性液体からの蒸気を発生させる方法 をその範囲内に含む。シリコーンをそれらの耐水性について述べたので、本考案 の装置は、液状処理剤を露出発散表面の面積でのみ定められる投与速度で制御し て水域中へ放出することに用途を見出せる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一操作位置にある本考案によるエマネータ装置
の垂直断面図である。
【図2】装置を90°回転して他の操作位置にした場合
の図1と同様な図である。
【符号の説明】
1 容器 3 多孔性支持体 5 シール 6 揮発性液体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 83:00

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揮発性液体を蒸気として計量分配する装
    置において、多孔性支持体を有し、その多孔性支持体
    が、液体を通さないように支持体の孔を塞ぎ、かつ蒸気
    を通すように機能する25℃で粘度 1,000,000 mm2 sec
    -1までのプレポリマーすなわちオリゴマーからつくられ
    る少なくとも1種の実質的に弾性の架橋有機ポリシロキ
    サン物質を備えていることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 有機ポリシロキサン物質が支持体上に膜
    を形成していることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載の装置。
  3. 【請求項3】 膜は連続していることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第2項に記載の装置。
  4. 【請求項4】 有機ポリシロキサン物質は溶液または水
    性エマルジョンから多孔性支持体に塗布されるか、ある
    いは乾燥被膜重量に対して50gm-2に相当する割合でその
    場で形成されることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項ないし第3項のいずれかの項に記載の装置。
  5. 【請求項5】 有機ポリシロキサン物質は8〜27MPa
    1/2の範囲の溶解度パラメータを有することを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項ないし第4項のいずれ
    かの項に記載の装置。
  6. 【請求項6】 多孔性支持体は焼結ポリエチレン、焼結
    ポリウレタン、または可溶物質を含有する成形体または
    鋳造体から可溶物質を浸出することによって製造される
    有孔ポリマー、または多孔性プラスチック膜であること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項ないし第5
    項のいずれかの項に記載の装置。
  7. 【請求項7】 有機ポリシロキサンを備えた支持体は貯
    蔵のために取りはずし可能な蒸気不透性バリヤで密封さ
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項ないし第6項のいずれかの項に記載の装置。
  8. 【請求項8】 揮発性液体の溶解度パラメータは10〜
    25MPa1/2の範囲にあることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項ないし第7項のいずれかの項に記載の
    装置。
  9. 【請求項9】 揮発性液体中の有機ポリシロキサン物質
    の膨張率は1週間以内で少なくとも25%であることを
    特徴する実用新案登録請求の範囲第1項ないし第8項の
    いずれかの項に記載の装置。
JP001598U 1986-09-12 1994-03-04 揮発性液体用エマネータ Pending JPH0745080U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8622046 1986-09-12
GB868622046A GB8622046D0 (en) 1986-09-12 1986-09-12 Emanator for volatile liquids

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0745080U true JPH0745080U (ja) 1995-12-19

Family

ID=10604114

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62228242A Pending JPH01198550A (ja) 1986-09-12 1987-09-11 揮発性液体用エマネータ
JP001598U Pending JPH0745080U (ja) 1986-09-12 1994-03-04 揮発性液体用エマネータ

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62228242A Pending JPH01198550A (ja) 1986-09-12 1987-09-11 揮発性液体用エマネータ

Country Status (25)

Country Link
US (1) US4898328A (ja)
EP (1) EP0260896B1 (ja)
JP (2) JPH01198550A (ja)
KR (1) KR950009187B1 (ja)
AT (1) ATE74526T1 (ja)
AU (1) AU597714B2 (ja)
BR (1) BR8704720A (ja)
CA (1) CA1318191C (ja)
DE (1) DE3778103D1 (ja)
DK (1) DK167853B1 (ja)
ES (1) ES2030433T4 (ja)
FI (1) FI89558C (ja)
GB (2) GB8622046D0 (ja)
GR (1) GR3004324T3 (ja)
HK (1) HK105990A (ja)
IE (1) IE60434B1 (ja)
IN (1) IN170280B (ja)
MX (1) MX169047B (ja)
MY (1) MY100896A (ja)
NO (1) NO169156C (ja)
NZ (1) NZ221773A (ja)
PT (1) PT85690B (ja)
SG (1) SG91290G (ja)
ZA (1) ZA876729B (ja)
ZW (1) ZW16887A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010536453A (ja) * 2007-08-23 2010-12-02 レキット アンド コールマン (オーヴァーシーズ) リミテッド 揮発性材料の受動ディスペンサ
JP2012016701A (ja) * 2011-08-12 2012-01-26 Hitachi Chem Co Ltd 揮発性有機化合物のガス定量発生装置
JP2014136084A (ja) * 2013-01-18 2014-07-28 Tokyo Giken:Kk 芳香具,芳香具の製造方法,及び芳香装置

Families Citing this family (46)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8622046D0 (en) * 1986-09-12 1986-10-22 Reckitt & Colmann Prod Ltd Emanator for volatile liquids
US4874129A (en) * 1988-06-30 1989-10-17 Dow Corning Corporation Multi-laminate fragrance release device
US4915301A (en) * 1988-11-15 1990-04-10 International Flavors & Fragrances, Inc. Container with sorbent member and microporous membrane for dispensing vapor from volatile liquid
GB2236677A (en) * 1989-08-26 1991-04-17 Reckitt & Colmann Prod Ltd Device for the evaporation of volatile liquids
EP0470777A3 (en) * 1990-08-07 1993-06-02 The Boc Group, Inc. Thin gas barrier films and rapid deposition method therefor
GB9125253D0 (en) * 1991-11-27 1992-01-29 Reckitt & Colmann Prod Ltd Improvements in or relating to welding
JPH05328681A (ja) * 1992-05-18 1993-12-10 Mitsuba Electric Mfg Co Ltd 電装品用モータにおけるアーマチユアコアのコーテイング材
ES1022219Y (es) * 1992-08-07 1993-08-16 L & D, S.A. "ambientador de sobremesa"
GB9219999D0 (en) * 1992-09-22 1992-11-04 Reckitt & Colmann Prod Ltd Preparation of a medicament
US5497942A (en) * 1994-01-21 1996-03-12 W. L. Gore & Associates, Inc. Dispersant delivery system and method for producing and using same
FR2717392B1 (fr) * 1994-03-16 1996-06-07 Prodifa Sarl Diffuseur dynamique d'une substance telle qu'un parfum.
DE4417739C1 (de) * 1994-05-20 1995-06-22 Schott Glaswerke Verwendung von offenporigem Sinterglas zur Speicherung und geregelten Abgabe von verdampfenden Substanzen (Duftspender)
US6162454A (en) * 1996-03-08 2000-12-19 The Procter & Gamble Company Insect repellent article providing low contact wetness
AU4932300A (en) * 1999-04-26 2000-11-10 Reckitt Benckiser (Uk) Limited Air freshener or insecticidal device
JP3793380B2 (ja) 1999-10-22 2006-07-05 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ Cdma移動通信システムにおける下りリンクのパイロットチャネルの送信方法およびcdma移動通信システム
KR100421296B1 (ko) * 2001-05-14 2004-03-09 주식회사 엠스페이스 고흡수성 다공질 발향 담체 및 그 제조방법
JP2003093489A (ja) * 2001-09-21 2003-04-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 揮散性薬剤徐放部材とそれを用いた空気調和機
WO2005110500A2 (en) * 2004-05-07 2005-11-24 S. C. Johnson & Son, Inc. Methods for reducing seepage from wick-based controlled release devices, and wick-based devices having reduced seepage
US7252244B2 (en) 2004-06-29 2007-08-07 S.C. Johnson & Son, Inc. Volatile dispenser with oriented fibrous emanator
US20060002102A1 (en) * 2004-06-30 2006-01-05 Leonard Stephen B Volatile material dispensing system with illuminating device
US7607250B2 (en) 2004-06-30 2009-10-27 S.C. Johnson & Son, Inc. Air freshener with picture frame
US7441360B2 (en) 2004-06-30 2008-10-28 S.C. Johnson & Son, Inc. Air freshener with picture frame
US7426799B2 (en) * 2004-06-30 2008-09-23 S.C. Johnson & Son, Inc. Air freshener with frame and refill holder
US7213770B2 (en) 2004-06-30 2007-05-08 S. C. Johnson & Son, Inc. Volatile material dispensing system
US7188780B2 (en) * 2004-06-30 2007-03-13 S.C. Johnson & Son, Inc. Volatile material expiration indicating system
EP1885407A1 (en) * 2005-06-02 2008-02-13 Givaudan SA Volatile liquid dispensing apparatus
US7523577B2 (en) 2006-04-03 2009-04-28 S.C. Johnson & Son, Inc. Air freshener with holder
US7665238B2 (en) * 2006-04-03 2010-02-23 S.C. Johnson & Son, Inc. Air freshener with holder
DE602007009940D1 (de) * 2006-08-24 2010-12-02 Givaudan Sa Methode zur freisetzung flüchtiger substanzen
US7845109B2 (en) * 2007-10-10 2010-12-07 Jeffery Lynn Peterson Chemical application line
FR2928640B1 (fr) * 2008-03-13 2015-06-05 Osmooze Procede et dispositif de diffusion de liquides
US20100108778A1 (en) * 2008-10-30 2010-05-06 Greenland Steven J Device for containing and releasing a volatile substance
PL2607072T3 (pl) 2008-12-31 2015-01-30 Aki Inc Urządzenie do przetrzymywania i uwalniania materiału próbki
US9272830B2 (en) 2009-08-24 2016-03-01 Aki, Inc. Unitized package of card and fluid vessel
WO2011025691A1 (en) * 2009-08-24 2011-03-03 Aki, Inc. Unitized package and method of making same
MX2012003569A (es) * 2009-09-28 2012-05-08 Fmc Corp Ampolleta para el almacenamiento y dispersion de liquidos volatiles.
USD651088S1 (en) 2009-12-14 2011-12-27 Kristian Buschmann Bottle
USD646573S1 (en) 2009-12-14 2011-10-11 Kubicek Chris A Bottle
USD650683S1 (en) 2009-12-14 2011-12-20 Kristian Buschmann Bottle
USD650684S1 (en) 2009-12-14 2011-12-20 Kristian Buschmann Bottle
USD650681S1 (en) 2009-12-14 2011-12-20 Kristian Buschmann Bottle
USD650682S1 (en) 2009-12-14 2011-12-20 Kristian Buschmann Bottle
WO2011081655A1 (en) * 2009-12-15 2011-07-07 S. C. Johnson & Son, Inc. Refill, wick assembly for use with a refill, and method of retaining a refill
US9861719B2 (en) * 2010-04-15 2018-01-09 Ppg Industries Ohio, Inc. Microporous material
RU2013126492A (ru) * 2010-12-16 2015-01-27 Живодан Са Дезодоратор
US8871705B2 (en) 2012-01-31 2014-10-28 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Long-lasting fragrance delivery system

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61183323A (ja) * 1985-02-07 1986-08-16 ワツカー‐ケミー・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング ジオルガノ(ポリ)シロキサンの分子量を高める方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2239628A (en) * 1940-04-12 1941-04-22 Seki Henry Tobacco humidifier element
FR1590647A (ja) * 1968-07-12 1970-04-20
US3578545A (en) * 1968-08-19 1971-05-11 Carson Saeks Inc Flexible odor-liberating laminate
US3858807A (en) * 1969-07-07 1975-01-07 Ciba Geigy Ag Apparatus for emitting vapors of volatile insecticidal agents or of similar volatile products
US3874986A (en) * 1974-05-20 1975-04-01 Gen Electric Laminated porous/non-porous membranes
GB1517410A (en) * 1976-01-05 1978-07-12 Johnson & Son Inc S C Slow diffusing air freshener
US4127127A (en) * 1977-05-23 1978-11-28 Alza Corporation Therapeutic systems made from certain segmented copolyesters
US4285468A (en) * 1977-06-03 1981-08-25 Sy Hyman Article for the dispensing of volatiles
US4444662A (en) * 1979-10-22 1984-04-24 Applied Membrane Technology, Inc. Microporous laminate
US4360554A (en) * 1981-06-29 1982-11-23 Albany International Corp. Carpet underlayment of needled scrim and fibrous layer with moisture barrier
CH662736A5 (fr) * 1983-01-14 1987-10-30 Firmenich & Cie Dispositif pour le parfumage d'air ambiant et d'enceintes fermees.
GB8622046D0 (en) * 1986-09-12 1986-10-22 Reckitt & Colmann Prod Ltd Emanator for volatile liquids

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61183323A (ja) * 1985-02-07 1986-08-16 ワツカー‐ケミー・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング ジオルガノ(ポリ)シロキサンの分子量を高める方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010536453A (ja) * 2007-08-23 2010-12-02 レキット アンド コールマン (オーヴァーシーズ) リミテッド 揮発性材料の受動ディスペンサ
JP2012016701A (ja) * 2011-08-12 2012-01-26 Hitachi Chem Co Ltd 揮発性有機化合物のガス定量発生装置
JP2014136084A (ja) * 2013-01-18 2014-07-28 Tokyo Giken:Kk 芳香具,芳香具の製造方法,及び芳香装置

Also Published As

Publication number Publication date
FI89558C (fi) 1993-10-25
FI873935A0 (fi) 1987-09-11
FI89558B (fi) 1993-07-15
AU7793487A (en) 1988-03-17
NO873766D0 (no) 1987-09-09
NO169156C (no) 1992-05-20
IN170280B (ja) 1992-03-07
GB2194889B (en) 1990-06-13
CA1318191C (en) 1993-05-25
FI873935A (fi) 1988-03-13
NO169156B (no) 1992-02-10
KR950009187B1 (ko) 1995-08-16
HK105990A (en) 1990-12-21
ATE74526T1 (de) 1992-04-15
DK474087D0 (da) 1987-09-11
EP0260896A2 (en) 1988-03-23
BR8704720A (pt) 1988-05-03
GB8622046D0 (en) 1986-10-22
DK474087A (da) 1988-03-13
EP0260896A3 (en) 1988-07-20
ES2030433T3 (es) 1992-11-01
PT85690A (pt) 1988-10-14
NZ221773A (en) 1990-04-26
US4898328A (en) 1990-02-06
IE872425L (en) 1988-03-12
NO873766L (no) 1988-03-14
JPH01198550A (ja) 1989-08-10
KR880003638A (ko) 1988-05-28
GR3004324T3 (ja) 1993-03-31
MX169047B (es) 1993-06-18
ES2030433T4 (es) 1995-09-01
DK167853B1 (da) 1993-12-27
DE3778103D1 (de) 1992-05-14
ZW16887A1 (en) 1987-12-09
SG91290G (en) 1991-01-18
EP0260896B1 (en) 1992-04-08
PT85690B (pt) 1993-07-30
GB2194889A (en) 1988-03-23
GB8721171D0 (en) 1987-10-14
MY100896A (en) 1991-05-16
ZA876729B (en) 1988-03-14
IE60434B1 (en) 1994-07-13
AU597714B2 (en) 1990-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0745080U (ja) 揮発性液体用エマネータ
EP0662845B1 (en) Emanator for volatile liquids
US4634614A (en) Devices for perfuming ambient air and enclosed spaces
US4809912A (en) Membrane-gel diffusion device
US4158440A (en) Device for releasing a volatile substance in a controlled manner
US4614299A (en) Article which dispenses at a constant rate a volatile composition, and process for using same
CA2181447C (en) Improved dispersant delivery system and method for producing and using same
JPH0213462A (ja) 水性混合物からの揮発性液体放出を制御する容器、方法および組成物
US4913349A (en) Device for dispensing volatile fragrances
EP0836857A1 (en) Device for the diffusion of a volatile product with a super-hydrophobic membrane
US4889285A (en) Device for dispensing volatile fragrances
US10105462B2 (en) Air freshener with optional drain cleaner
JP2002060302A (ja) 揮散性薬剤製剤、及びこれを用いたエアコン用防カビ材
CA3209223A1 (en) Humidity control system
JPH01131663A (ja) 芳香剤
GB2417203A (en) Air freshening, deodorising, pesticidal or insect repellent product