JPH0744988U - 変成器ケーシング - Google Patents

変成器ケーシング

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Publication number
JPH0744988U
JPH0744988U JP1126094U JP1126094U JPH0744988U JP H0744988 U JPH0744988 U JP H0744988U JP 1126094 U JP1126094 U JP 1126094U JP 1126094 U JP1126094 U JP 1126094U JP H0744988 U JPH0744988 U JP H0744988U
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JP
Japan
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casing
cross
flexible
transformer
rigid
Prior art date
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Pending
Application number
JP1126094U
Other languages
English (en)
Inventor
ジョセフ ゾラッズ フランク
Original Assignee
ノース アメリカン フィリップス コンシューマー エレクトロニクス コーポレーション
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0744988U publication Critical patent/JPH0744988U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/02Casings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D43/00Lids or covers for rigid or semi-rigid containers
    • B65D43/02Removable lids or covers
    • B65D43/12Removable lids or covers guided for removal by sliding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】追加のシール材を使用することなく、一部品を
他部品に滑り込ませるときに液体密封状の機械的シール
を形成する変成器ケーシングを提供する。 【構成】変成器ケーシングは第二部品12を滑り込ませ
て受入れるみぞをもつ第一部品10を有する。みぞはほ
ぼU形断面をもち、このU形断面は第一の剛性部材2
2′と第二の可撓性部材20′とによって画成される。
第二可撓性部材は第一部材20から予定距離をあけてこ
れとほぼ平行な方向に延在してその末端で第一部材20
に連結している。第二部材22はほぼくさび形断面の突
出部材26′をもち、この突出部材26′は前記みぞに
入って第一部材20と第二部材22を機械的に連結す
る。このくさびは剛性部材と可撓性部材に直角の方向に
最大高さをもち、この高さはこれら両部材間の予定距離
より僅かに大きい。この高さは可撓性部材の第一末端に
向かって行く方向で次第に減少している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は高圧通信変成器用の2部品構成型の変成器ケーシング、詳細には製造 過程で高温の充てん材を受入れる2部品構成型ケーシングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通信分野の高圧変成器に現在使われている標準の2部品構成型の変成器ケーシ ングはカバーを滑り込ませる矩形断面のみぞをもつ主ケーシグからなる。製造中 に高温の液状充てん材、例えばエポキシ材をケース内に注入し、混入した空気を 除くためにこれを真空処理する。従来はこの工程中にケーシング・カバーのシー ル付近で漏れが生じることが多かった。この漏れを防止するためにシール剤又は 接着剤を必要としたが、これは製造コストを高くした。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、追加のシール材を使用することなく、一部品を他部品に滑り 込ませるときに液体密封状の機械的シールを形成する変成器ケーシングを提供す ることにある。 本考案の他の目的は、現在使用している材料を使いかつケーシングの両部品の 製造に現在使用している型成形法を使って上記目的を達成することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、変成器ケーシングは第二部品を滑り込ませて受入れるみぞを もつ第一部品を有する。このみぞはほぼU形断面をもち、このU形断面は第一の 剛性部材と第二の可撓性部材とによって画成される。第二可撓性部材は前記第一 部材から予定距離をあけてこれとほぼ平行な方向に延在してその末端で第一部材 に連結している。第二部品はほぼくさび形断面の突出部材をもち、この突出部材 は前記みぞに入って第一部品と第二部品を機械的に連結する。このくさびは前記 剛性部材と可撓性部材に直角の方向に最大高さをもち、この高さはこれら両部材 間の予定距離より僅かに大きい。この高さは前記可撓性部材の第一末端に向かっ て行く方向で次第に減少しており、このため前記第二部品の突出部材と前記第一 部品の剛性部材間の接触面は第二部品の前記突出部材と前記第一部品の可撓性部 材間の接触面積よりかなり大きい。この構成の結果、可撓性部材は第二部品の突 出部材に封鎖力を及ぼしてこれを剛性部材に押付けて密封した機械的シールを形 成する。更に第二の、即ち補助のシールが第一部品の可撓性部材と第二部品の突 出部材間の接触個所に形成される。 好適実施例では、第一部品は単一ユニットとして型成形され、可撓性部材はテ ーパ形のビームで、第二部品の突出部材に接する端の断面はかなり小さくなって いる。 図につき本考案を説明する。
【0005】
【実施例】
図3の分解図に示す変成器ケーシングは主ケーシング(即ち第一部品)10と、 カバー(即ち第二部品)12からなる。このカバーは矢印方向に主体内に滑り込ま せる。ケーシング本体はカバーを挿入した後に加熱した液状のエポキシ充てん材 を入れるので、充てん材の漏れを防止するためにカバーとケーシング本体間は液 体密封状に封鎖しなければならない。
【0006】 上記型式の変成器ケーシングはほぼ6年間位市販されてきたが、充てん化合物 が漏れるため密封剤又は接着剤を製造中に使用した。図1,2に示した従来の機 械的シールはかかる漏れの理由を明らかに示している。主ケーシング内のみぞは 第一部材20と第二部材22によって形成され、これらは互に平行な方向に延在し、 みぞの高さをなす距離Hだけ離れている。カバー12の突出部即ちリップ24はみぞ 内に入り込み、このみぞの高さは部材20と22間の距離Hより幾分小さい。部材20 と22は同様の横断面をもち、両横断面は両部材を剛性となすのに十分な大きさを もつ。かかる剛性部材を2個備えている場合カバーとケース間にすき間を残さな ければならない。即ち部材20と22の向合った面間の距離Hはカバーの突出部の高 さH1 より僅かに大きくなければならない。この構造ではすき間は十分な大きさ をもっていて型成形法で持ち込まれ部品の寸法公差を埋合わせるものでなければ ならない。更にカバーとケーシングの合せ面の平坦度の変化をも考慮しなければ ならない。従ってこのようなすき間が必要とされるため機械的シールの形成は不 可能とされる。
【0007】 機械的シールを形成するために故意に設計を変更することはこの従来の変成器 ケーシングでは不可能である。それは第一にはカバーをケーシング内に滑り込ま せるのに極めて大きな力を必要とし、第二にはかどに高い応力が加わり(図2参 照)、このかどが破損し易いからである。
【0008】 上記問題点は図4につき説明する本考案の構造により解決される。図4におい て、ケーシングは第一部材22′をもち、この第一部材は図1,2に示したものと 同様に剛性を有する。第二部材20′はその第一末端24で第一部材22′に連結する 。しかし第二部材20′の横断面積は第二部材がその第一末端24から第一部材と平 行な方向に延びるにつれて次第に減少してU形みぞを形成する。横断面の減少に より第二部材20′の自由端部分25は可撓性となる。更にカバーから突き出てU形 みぞ内に差込まれる突出部材26′はくさび形断面の第一部分27と、矩形断面の第 二部分28をもつ。くさび形第一部分27の断面積は“U”形の底に向う方向でみぞ に入り込むにつれて次第に減少する。くさび形第一部分は可撓性第二部材20′と 接触した後、剛性第一部材22′との接触を保つようなものとする。第二部材20′ の可撓性は第二部材に過度の応力を生せしめることなしにカバーとケーシング間 の衝合を可能ならしめ、更に突出部材26′に下向きの封鎖力を与えるため、突出 部材の底面は第一部材22′の上面にしっかりと押付けられる。こうして液体密封 状のシールが形成される。
【0009】 もし期待に反して液体が第一部材22′と突出部材26′により形成されたシール から漏れ出ると、この液体は突出部材26′の第二部分28と第二部材20′の可撓性 の自由端部分25との接触によって形成される補助のシールによって封鎖される。 従来の接合部に認められたかどの応力はU形の底と可撓性の第二部材の接合点 を半径Rで丸味を付すことによって減らすことができる。同様に剛性の第一部材 との接合点は応力集中を防止するために幾分丸味を付す。最後に可撓性の第二部 材の最大横断面は応力を安全に吸収するためにその第一末端に位置せしめる。 好適実施例では、みぞを形成するU形の脚部は水平方向に延在する。このU形 は垂直方向に延在することもできるが、この場合には何らかの外部のロック装置 を設けなければ、重力又は他の力が組合せた部品を分離させるかも知れない。 好適実施例では、従来装置と同様に、みぞ形成部材は、突出部材即ちリップを もったカバーと同様、型成形したユニットとする。
【0010】 好適実施例の細目は下記の通りである: 材料:PBT(20% ガラス) セラニーズ3210 剛性部材の長さ:0.100 インチ(約2.54mm) 可撓性部材の長さ:0.100 インチ(約2.54mm) (断面のみを減らす) 剛性部材と可撓性部材間の距離:0.057/0.060 インチ(約1. 45/1.52mm) カバーの突出部の最大高さ:0.064 インチ( 約 1.63mm) 突出部材のテーパ:6° 突出部材と剛性部材の接触長さ:0.068 インチ (約1.73mm) 突出部材と可撓性部材の接触長さ:0.040 インチ(約1.02mm ) 本考案によれば、変成器の製造工程で部品を追加したり工程を変更したりする 必要なしに、また追加のシール化合物を使用することなしに、液体密封機構を確 実に得ることができる。 本考案は上述した処に限定されることなく、本考案の範囲内で種々の変更を加 えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カバーとケース間の従来の機械的接合部の断面
図である。
【図2】図1の機械的接続部の欠陥区域を示す断面図で
ある。
【図3】変成器ケーシングとこの中に滑り込ませるカバ
ーの分解図である。
【図4】本考案の機械的封鎖接続部の断面図である。
【符号の説明】
10 主ケーシング 12 カバー 20 第一部材 20′第二部材 22 第二部材 22′第一部材 24 突出部即ちリップ 25 自由端部分 26′…突出部材 27 第一部分 28 第二部分
フロントページの続き (72)考案者 フランク ジョセフ ゾラッズ アメリカ合衆国 テネシー州 37814 モ リスタウン ウオルターズ ドライブ 1204

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剛性部材と可撓性部材とをもつ第一部品
    を備え、前記可撓性部材は前記剛性部材から予定距離を
    あけてこれとほぼ平行な方向に延在すると共にその第一
    末端で前記剛性部材に連結されており、前記剛性部材と
    可撓性部材がほぼU形断面のみぞを形成しており;前記
    みぞに挿入される突出部材をもつ第二部品を備え、前記
    突出部材はくさび形断面と、第一機械的シールを形成す
    るために前記剛性部材に接触する第一面とを有する第一
    部分をもち、更に前記突出部材はほぼ矩形断面と、補助
    シールを形成するために前記可撓性部材に接触する第二
    面とを有する第二部分をもち;前記第一面は前記第二面
    から第二の距離をあけており、前記第二距離は少なくと
    も前記予定距離に等しいことを特徴とする変成器ケーシ
    ング。
  2. 【請求項2】 前記第一面が第一表面積をもち、前記第
    二面が第二表面積をもち、前記第一表面積が第二表面積
    より大きいことを特徴とする請求項1に記載の変成器ケ
    ーシング。
  3. 【請求項3】 前記剛性部が予定の横断面積をもち、
    前記可撓性部材が前記第一端を含む第一端部と自由
    端部とをもち、前記自由端分部が前記予定の横断面積
    より小さい第二の横断面積を有する第二横断面をもつこ
    とを特徴とする請求項1に記載の変成器ケーシング。
  4. 【請求項4】 前記第二横断面積は前記第二部品の前
    記突出部の前記第二面に向かう方向に連続的に減少し
    て行くことを特徴とする請求項3に記載の変成器ケーシ
    ング。
  5. 【請求項5】 前記可撓性部と剛性部を含む前記第
    一部品は単一ユニットとして形成したことを特徴とする
    請求項1に記載の変成器ケーシング。
  6. 【請求項6】 前記ケーシングの前記第一部品は高温の
    充てん化合物を受入れるハウジングを構成し、前記第二
    部品はそのカバーとすることを特徴とする請求項1に記
    載の変成器ケーシング。
  7. 【請求項7】 前記カバーが過度のゆがみを防止するリ
    ブをもつことを特徴とする請求項6に記載の変成器ケー
    シング。
JP1126094U 1985-06-19 1994-09-09 変成器ケーシング Pending JPH0744988U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US74648885A 1985-06-19 1985-06-19
US746488 1985-06-19

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0744988U true JPH0744988U (ja) 1995-12-05

Family

ID=25001065

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13938286A Pending JPS6249608A (ja) 1985-06-19 1986-06-17 変成器ケ−シング
JP1126094U Pending JPH0744988U (ja) 1985-06-19 1994-09-09 変成器ケーシング

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JP13938286A Pending JPS6249608A (ja) 1985-06-19 1986-06-17 変成器ケ−シング

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EP (1) EP0206406B1 (ja)
JP (2) JPS6249608A (ja)
DE (1) DE3670173D1 (ja)

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Publication number Publication date
EP0206406B1 (en) 1990-04-04
DE3670173D1 (de) 1990-05-10
JPS6249608A (ja) 1987-03-04
EP0206406A1 (en) 1986-12-30

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