JPH0744869Y2 - 電磁弁の気密構造 - Google Patents

電磁弁の気密構造

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JPH0744869Y2
JPH0744869Y2 JP11999089U JP11999089U JPH0744869Y2 JP H0744869 Y2 JPH0744869 Y2 JP H0744869Y2 JP 11999089 U JP11999089 U JP 11999089U JP 11999089 U JP11999089 U JP 11999089U JP H0744869 Y2 JPH0744869 Y2 JP H0744869Y2
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JP
Japan
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frame
solenoid
sleeve
anvil
bobbin
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JP11999089U
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JPH0359568U (ja
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哲彦 松島
克郎 藤本
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] 《産業上の利用分野》 この考案は電磁弁の気密構造に関する。
《従来の技術》 セキュリティガスメータなどに内蔵されるガス遮断弁は
ユニット化され、ガスメータに形成される弁ハウジング
の外側部に取付けられるフレームと、フレームの外部側
に設けたソレノイドと、フレームの内部側にあって、前
記ソレノイドに連繋する弁体と、フレームにスペーサー
を介して固定され、かつ前記弁体に対向するノズルを一
体に組付けたものが採用されている。
この構造にあっては、弁機構の主要部を構成する機能部
品をフレームの内外側面に固定するだけで組立が完了
し、この時点で駆動調整が出来、またフレームを弁ハウ
ジングの外側部に固定するだけで遮断弁機構が完成する
ようになっている。
《考案が解決しようとする課題》 この構造にあっては、フレームの内外の気密性を十分な
ものとする必要があり、貫通部のシール性が低下すると
防爆上の問題を生ずる。
第2図は従来の電磁弁の組立体を示すものであって、フ
レーム1の外部側にはソレノイド2が固定され、内部側
にはスペーサー3を介してノズル4が固定され、このノ
ズル4には前記ソレノイド2に弁軸5を介して連繋する
弁体6,7およびスプリング8,9,10などの駆動機構が設け
られている。
そして、この構成におけるソレノイド2のフレーム1に
対する取付は、ソレノイド2の先端中心に突出し、前記
フレーム1を貫通するアンビル11のフレーム1側接触部
外周にスペーサー12aを介してO−リング12を介在させ
た状態でフレーム1の内側で前記アンビル11の外周にナ
ット部材13をネジ結合している。
そして、アンビル11とソレノイド2の中心に設けた薄肉
金属製のスリーブ14との嵌合部分にO−リング15を介在
させ、また、このスリーブ14の下端開口にシールキャッ
プ16を嵌合することによって気密性を確保するようにし
ていた。
しかし、この構造ではシール箇所が3箇所と多くなり、
組立ても繁雑となっていた。
この考案は、以上の問題を解決するものであって、シー
ル箇所をフレームに対する貫通箇所外周の一ケ所のみと
することにより、部品の削減と組立てを簡素化すること
を目的としている。
[考案の構成] 《課題を解決するための手段》 前記目的を達成するため、フレームと、フレームの外部
側に設けたソレノイドと、フレームの内部側にあって、
前記ソレノイドに連繋する弁体とを備えた電磁弁におい
て: 前記ソレノイドは、コイルを巻いたボビンと、ボビンの
内周に設けられたスリーブと、スリーブの内周に配置さ
れて前記フレームの内外を貫通するアンビルと、アンビ
ルの背部にあって、ボビンの内周に摺動可能に挿通され
て前記弁体の駆動用弁軸に連繋するプランジャと、前記
ボビンの外側部に設けたマグネットと、一端をマグネッ
トに接続し、他端を前記スリーブの外周に嵌合すること
によってマグネットの磁力をアンビルに伝達するヨーク
と、かつ前記スリーブは、一端閉鎖され、他端開口部周
縁にフランジ部を形成したものであって、このフランジ
部と、前記フレームとの接触部にO−リングを介在した
ものである。
《作用》 以上の構成によれば、フレームを貫通するアンビルの外
周部に位置するスリーブのフランジ部分のみをシールす
ればフレームの内外の気密性を確保できることになる。
《実施例》 以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
第1図はこの考案を適用したガス遮断弁を示している。
なお、弁構造については説明を省略するが、従来の第2
図の構造と同様か、あるいは別の構造が採用される。
図において、フレーム20の外部側にはソレノイド21が固
定され、その中心に突出するアンビル22のフレーム20へ
の内側突出端外周にナット部材23を螺合することによっ
てソレノイド21をフレーム20に固定している。
ソレノイド21は、前記アンビル22を先端中心に嵌合固定
した薄肉金属製のスリーブ24と、アンビル22の背部にあ
ってスリーブ24の内部を摺動可能に挿通されたプランジ
ャ25と、スリーブ24を中心に嵌合固定したボビン26と、
ボビン26の外周に巻回されたコイル27と、ボビン27の下
端フランジ面に複数のスペーサー28を介して固定された
マグネット29およびコイル27の外周部にあって一端をマ
グネット29に結合し、他端を前記スリーブ24の外周に嵌
合したL形のヨーク30からなるもので、その基本構造は
従来とほぼ同様である。
ここで、前記スリーブ24は真鍮などの薄肉状の筒状の金
属成形体であって、その成形形状は下端部が閉じている
とともに、上部開口端に周縁に立ち上げ部を有するフラ
ンジ部24aを形成したものである。
このフランジ部24aは従来のスペーサーとしての機能を
兼用するもので、フランジ部24aの下部外周に前記ヨー
ク30の上端を嵌合しているとともに、フランジ部24aの
内周には前記アンビル22の外周に一体形成されたフラン
ジ部22aが嵌合し、さらにこのフランジ部22aとスリーブ
24側フランジ部24aとの間には、O−リング31が介在さ
れフレーム20に対する結合状態でスリーブ24の内外周を
シールしている。
したがって、この電磁弁構造では、前記スリーブ24のフ
レーム20に対する接触箇所のみをシールするだけで良い
ことになる。
《考案の効果》 以上実施例によって詳細に説明したように、この考案に
よる電磁弁の気密構造にあっては、従来に比べてシール
箇所が少なくなり、部品数を削減できるとともに、組立
及び調整がより簡素化できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる電磁弁の半断面説明図、第2
図は従来の気密構造を持った電磁弁の断面説明図であ
る。 20…フレーム 21…ソレノイド 22…アンビル 23…ナット部材 24…スリーブ 24a…フランジ 25…プランジャ 26…ボビン 27…コイル 29…マグネット 30…ヨーク 31…O−リング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームと、フレームの外部側に設けたソ
    レノイドと、フレームの内部側にあって、前記ソレノイ
    ドに連繋する弁体とを備えた電磁弁において: 前記ソレノイドは、コイルを巻いたボビンと、ボビンの
    内周に設けられたスリーブと、スリーブの内周に配置さ
    れて前記フレームの内外を貫通するアンビルと、アンビ
    ルの背部にあって、ボビンの内周に摺動可能に挿通され
    て前記弁体の駆動用弁軸に連繋するプランジャと、前記
    ボビンの外側部に設けたマグネットと、一端をマグネッ
    トに接続し、他端を前記スリーブの外周に嵌合すること
    によってマグネットの磁力をアンビルに伝達するヨーク
    と、かつ前記スリーブは、一端閉鎖され、他端開口部周
    縁にフランジ部を形成したものであって、このフランジ
    部と、前記フレームとの接触部にO−リングを介在した
    ことを特徴とする電磁弁の気密構造。
JP11999089U 1989-10-13 1989-10-13 電磁弁の気密構造 Expired - Lifetime JPH0744869Y2 (ja)

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JPH0359568U JPH0359568U (ja) 1991-06-12
JPH0744869Y2 true JPH0744869Y2 (ja) 1995-10-11

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