JPH083798Y2 - 電磁弁の組立構造 - Google Patents

電磁弁の組立構造

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JPH083798Y2
JPH083798Y2 JP11517589U JP11517589U JPH083798Y2 JP H083798 Y2 JPH083798 Y2 JP H083798Y2 JP 11517589 U JP11517589 U JP 11517589U JP 11517589 U JP11517589 U JP 11517589U JP H083798 Y2 JPH083798 Y2 JP H083798Y2
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valve
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solenoid
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JP11517589U
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一孝 鈴木
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] 《産業上の利用分野》 この考案は電磁弁の組立構造に関する。
《従来の技術》 セキュリティガスメータなどに内蔵されるガス遮断弁
はユニット化され、ガスメータに形成された弁ハウジン
グの外側部に取付けられるフレームと、フレームの外部
側に設けたソレノイドと、フレームの内部側にあって、
前記ソレノイドに連繋する弁体と、フレームにスペーサ
ーを介して固定され、かつ前記弁体に対向するノズルを
一体に組付けたものが採用されている。
この構造にあっては、弁機構の主要部を構成する機能
部品をフレームの内外側面に固定するだけで組立が完了
し、この時点で駆動調整が出来、またフレームを弁ハウ
ジングの外側部に固定するだけで遮断弁機構が完成する
ようになっている。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、この構造にあっては、フレームの内外
の気密性を十分なものとする必要があり、貫通部のシー
ル性が低下すると防爆などの問題を生ずる。
したがって、フレームに対する貫通部品を可及的に減
少させることが課題となっていた。
しかしながら、前記ソレノイドは、フレームに捩じ込
まれた2〜3本の柱状のスペーサーを介して固定されて
いたために、ソレノイドの中心を貫通する弁軸のシール
とともに、このスペーサーのフレームに対するねじ込み
端のシール作業が面倒であり、かつこのスペーサー分の
部品数も増す欠点があった。
そこでこの考案は、ソレノイドをスペーサーを介在す
ることなくフレームに固定できる構成とし、シール性の
問題と部品数削減を図ることを目的とする。
[考案の構成] 《課題を解決するための手段》 前記目的を達成するため、この考案は、弁ハウジング
の外側部に取付けられるフレームと、フレームの外部側
に設けたソレノイドと、フレームの内部側にあって、前
記ソレノイドに連繋する弁体と、フレームにスペーサー
を介して固定され、かつ前記弁体に対向するノズルを一
体に組付けた電磁弁の組立構造において、 前記ソレノイドはコイルを巻いたボビンの内周に固定
状態に嵌合され、かつ前記フレームの内外を貫通するア
ンビルと、アンビルの背部にあって、ボビンの内周に摺
動可能に挿通されて前記弁体の駆動用弁軸に連繋するプ
ランジャとを備え、かつ前記アンビルのフレームに対す
る貫通端外周に被取付手段を形成し、フレームの内面に
おいて、この被取付手段に固定用の取付手段を取り付け
て固定することによって前記ソレノイドをフレームに固
定したことを特徴とする。
《作用》 以上の構成によれば、フレームを貫通するアンビルの
内外周をシールすればよい。《実施例》 以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳細に説明
する。
第1図はこの考案を適用したガス遮断弁を示してい
る。
図において、この遮断弁は、流体通路を構成する弁ハ
ウジング10の外面側に固定されるフレーム12と、フレー
ム12の先端に捩じ込まれた2つ(図中では一本のみ図示
されている)のスペーサー13を介して一体化され、かつ
前記弁ハウジング10内のガス入口側Aとガス出口側Bと
を区画する隔壁10aに気密に嵌合される弁孔を構成する
主ノズル部14と、主ノズル部14に離接可能に対向する大
径の弁体、すなわち主弁15と、主弁15の中央に開口され
た弁孔を構成する副ノズル部15aに離接可能に対向する
小径の弁体、すなわち副弁16と、副弁16に一端を結合
し、他端をフレーム12の外部側に設けた弁駆動機構を構
成するソレノイド17に連繋した弁軸18とを備えている。
前記副弁16の先端部は副ノズル部15aを貫通する小径
の軸部16aが延設され、この軸部16aの突出端外周にフラ
ンジ19を嵌め込むことで副弁16を前記主弁15に遊嵌状態
に結合しているとともに、フランジ19と、主弁15の先端
面との間には圧縮コイルスプリングからなる副スプリン
グ20が介在されている。また、副弁16の後部は内部中空
であり、前記弁軸18の結合先端との間に圧縮コイルスプ
リングからなる第二の副スプリング21を介在させ、さら
に前記副弁16の外周とフレーム12間には常時副弁16を解
放側に付勢する引っ張りコイルスプリングからなる主ス
プリング22が張設されている。
前記ソレノイド17は逆アンビル形双方向ソレノイドで
あって、先端に前記フレーム12の内外を貫通するアンビ
ル17a,後部側に前記弁軸18に遊嵌状態に当接するプラン
ジャ17bを備え、その外周にスリーブ17c,ボビン17dを介
してコイル17eを巻回し、後端面にスペーサー17fを介し
てマグネット17gを固定したものである。そして、フレ
ーム12の外面側において前記アンビル17aの外周にはシ
ールゴム23及びスペーサーリング24が介在されていると
ともに、アンビル17aのフレーム12からの突出端外周に
は被取付手段を構成するネジ部17a-1が形成され、この
ネジ部17a-1に前記主スプリング22の係止部を兼用した
取付手段を構成するナット部材25をねじ込み固定するこ
とでソレノイド17全体をフレーム12の外側部に自立状態
に固定し、アンビル17aとフレーム12の挿通部分のシー
ルを前記シールゴム23を介して行っている。また、前記
スリーブ17cの後端はとじられ、これによってこの部分
の気密性を計っているとともに、アンビル17aの外周と
スリーブ17c間には同じくシールゴム26が介在され、こ
の部分をシールしている。
以上の構成において、弁開放状態ではマグネット17g
の保磁力によってプランジャ17bは後退位置に保持さ
れ、この結果、弁軸18は前記主スプリング22のばね圧に
よって後退し、主弁15及び副弁16を共に後退位置に位置
させ、主ノズル部14を解放させている。また、この状態
では副スプリング20は最大限緩んだ状態となっている。
この状態から、異状が発生するとコイル17eには遮断
パルス信号が印加され、前記マグネット17gの磁力を強
める方向の電流が流れ、この結果、プランジャ17bは前
進し、弁軸18を主スプリング22のバネ圧に抗して前進さ
せ、この結果主弁15は主ノズル部14を閉止する。また副
弁16は第二の副スプリング21のバネ圧によって副ノズル
部15aを閉止する。
次この弁閉止状態から復帰パルス信号が発生すると、
コイル17eには前記マグネット17gの磁力を弱める方向の
電流が流れ、この結果、プランジャ7bは後退する。
後退によって弁軸18は副スプリング20のバネ圧に抗し
て後退し、副弁16を副ノズル部15aから離間させる。こ
の結果、ガス入口側Aからガス出口側Bへとガスが流
れ、両者間の差圧が解消される。この差圧の解消によっ
て主弁15が主スプリング22の引っ張り側のバネ力により
後退し、主ノズル14を開くことになるのである。
そして、以上のユニット化された電磁弁構造では、前
記アンビル17aの貫通箇所の内外周のシールと、少なく
とも前記主ノズル部14を支持する二本のスペーサー13の
ねじ込み端をシールするだけで良いことになる。
《考案の効果》 以上実施例によって詳細に説明したように、この考案
による電磁弁の組立構造にあっては、従来に比べてソレ
ノイドの支持用のスペーサーを無くすことができ、部品
数を削減できるとともに、フレームに対する貫通箇所が
スペーサー分少なくなるため、シール箇所も減ずること
ができ、組立及び調整がより簡素化できる利点がある。
また弁閉鎖時における気密性を確保した上で切削加工
−仕上げ研磨等の面倒な加工を省略でき、安価に構成で
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案をガス遮断弁に適用した場合の全体構
成を示す断面説明図である。 10……弁ハウジング 12……フレーム 14……主ノズル部 15……主弁(弁体) 15a……副ノズル部(弁孔を形成した弁座) 16……副弁(弁体) 17……ソレノイド 17a……アンビル 17b……プランジャ 17d……ボビン 17e……コイル 17a-1……被取付手段(ネジ部) 25……ナット部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁ハウジングの外側部に取付けられるフレ
    ームと、フレームの外部側に設けたソレノイドと、フレ
    ームの内部側にあって、前記ソレノイドに連繋する弁体
    と、フレームにスペーサーを介して固定され、かつ前記
    弁体に対向するノズルを一体に組付けた電磁弁の組立構
    造において、 前記ソレノイドはコイルを巻いたボビンの内周に固定状
    態に嵌合され、かつ前記フレームの内外を貫通するアン
    ビルと、アンビルの背部にあって、ボビンの内周に摺動
    可能に挿通されて前記弁体の駆動用弁軸に連繋するプラ
    ンジャとを備え、かつ前記アンビルのフレームに対する
    貫通端外周に被取付手段を形成し、フレームの内面にお
    いて、この被取付手段に固定用の取付手段を取り付けて
    固定することによって前記ソレノイドをフレームに固定
    したことを特徴とする電磁弁の組立構造。
JP11517589U 1989-09-30 1989-09-30 電磁弁の組立構造 Expired - Lifetime JPH083798Y2 (ja)

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JP11517589U JPH083798Y2 (ja) 1989-09-30 1989-09-30 電磁弁の組立構造

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Publication Number Publication Date
JPH0353686U JPH0353686U (ja) 1991-05-23
JPH083798Y2 true JPH083798Y2 (ja) 1996-01-31

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JP11517589U Expired - Lifetime JPH083798Y2 (ja) 1989-09-30 1989-09-30 電磁弁の組立構造

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