JPH0744791A - 数値制御工作機械のモニタ装置 - Google Patents

数値制御工作機械のモニタ装置

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JPH0744791A
JPH0744791A JP20815293A JP20815293A JPH0744791A JP H0744791 A JPH0744791 A JP H0744791A JP 20815293 A JP20815293 A JP 20815293A JP 20815293 A JP20815293 A JP 20815293A JP H0744791 A JPH0744791 A JP H0744791A
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JP
Japan
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monitor
isolator
supplied
switching
controlled machine
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JP20815293A
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Yoichi Kobori
洋一 小堀
Satoshi Nagasawa
総 長澤
Hideyuki Shimizu
秀行 清水
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Futaba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異常の看過を防止できると共に監視要員に過
度の負担をかけない数値制御工作機械のモニタ装置を提
供すること。 【構成】 アラーム表示器25−1〜25−4を駆動す
る接点信号をアイソレータ24−1〜24−4と伝送線
路31ー1〜31−4を介してモニタ切換制御部14に
伝送し、アラーム信号が発生したことを検出してアラー
ムが発生された工作機械のモニタ画面がモニタ11に表
示されるように優先的に切り替える。この切換は切換選
択部13を制御することにより行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は数値制御工作機械のモニ
タ装置に関し、特に複数の数値制御工作機械の動作状況
をモニタ室でモニタするモニタ装置に適用して好適なも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に数値制御工作機械は、複数台が同
時に稼働され、さらに一度設定すると1日ないし数日稼
働し続けることが多く、加工時に発生したトラブルの発
見の遅れは稼働率を極端に低下させる原因となってい
る。そこで、従来は周期的に複数の数値制御工作機械を
モニタし、トラブルを早期に発見して、このトラブルに
対し適切な対処をすることにより稼働率を向上してい
た。
【0003】従来の、このようなモニタ装置を有する数
値制御工作機械管理システムを図5に示す。この図にお
いて、電話回線等を使用するISDNにより伝送されて
きた図面データは、設計室300に設置されたFDトラ
ンスファ装置303のフロッピーディスク(FD)に保
存され、このFDをCAD/CAM装置302にセット
することにより、この装置に読み込まれてNCデータへ
の変換が行われる。
【0004】この変換されたNCデータは、モニタ室1
00に設置されているパソコンNCデータ監視システム
101に光ファイバ線路304を介して伝送されハード
ディスクに保存される。保存されたNCデータを光ファ
イバ線路113を介してマシニングセンタ204に、光
ファイバ線路112を介してワイヤカット放電加工機2
01−1〜201−4に伝送すると、このマシニングセ
ンタ204及びワイヤカット放電加工機201−1は、
伝送されたNCデータを記憶すると共にNCデータに応
じて加工を行うようになる。
【0005】なお、NCデータはパソコン自動プログラ
ム装置301を用いて作成することも出来る。このプロ
グラム装置301で作成したNCデータは光ファイバ線
路305を介してパソコンNCデータ管理システム10
1に伝送され、上記NCデータと同様に処理される。ま
た、パソコンNCデータ管理システム101はシステム
を制御するパソコン本体102とNCデータ等を表示す
るモニタ103とデータを打ち込むキーボード104と
で構成されている。さらに、106は信号切換器であ
り、工場200内に設けられた端末のキーボード209
から光ファイバ線路114を介して伝送された信号と、
上記システム101のキーボードからの信号とを切換え
てパソコン本体102に入力する切換器である。
【0006】工場200には数値制御工作機械として、
4台のワイヤカット放電加工機201−1〜201−4
及び1台のマシニングセンタ204が備えられ、さらに
モニタ208とキーボード209からなる端末が設けら
れている。そして、ワイヤカット放電加工機201−1
の加工状況を示す数値及びグラフ等のデータはモニタ2
02−1に常時表示されており、モニタ202−1を見
ることによりワイヤカット放電加工機201−1の状態
を把握することが出来るようにされている。これは他の
ワイヤカット放電加工機201−2〜201−4におい
ても同様であって、それぞれに設けられているモニタ2
02−2〜202−4を見ることによりそれぞれの加工
の状態を把握することが出来る。
【0007】また、マシニングセンタ204の加工状況
を示す数値及びグラフ等のデータはモニタ205に表示
され、モニタ205を見ることによりマシニングセンタ
204の加工状態を把握することが出来るようにされて
いる。ところで、キーボード209が有効化されている
とき、工場200内においてマシニングセンタ204の
加工を制御するNCデータの編集または作成をすること
ができ、このNCデータの編集または作成の作業は、キ
ーボード209が光ファイバ線路114を介してパソコ
ンNCデータ管理システム101のパソコン本体102
に接続されていることから、このパソコン本体102を
用いて行われる。この場合、モニタ105の画像データ
はアイソレータ105及びメタリック線路111を介し
てモニタ208に伝送され、このモニタ208にNCデ
ータの編集あるいは作成に必要なデータが表示される。
【0008】したがって、このモニタ208を参照しな
がらキーボード209を操作してNCデータの編集ある
いは作成を行えば良い。このようにして編集あるいは作
成されたNCデータはパソコン本体102から光ファイ
バ線路113を介してマシニングセンタ204に伝送す
ることができる。
【0009】そして、ワイヤカット放電加工機201−
1〜201−4にそれぞれ設けられているモニタ202
−1〜202−4に表示されている画像データは分岐さ
れて、それぞれアイソレータ203−1〜203−4を
介してメタリック線路110−1〜110−4に印加さ
れている。このメタリック線路110−1〜110−4
を介して伝送された画像データはモニタ室100に設け
られている切換選択器107に入力されている。また、
マシニングセンタ204のモニタ205に表示されてい
る画像データが分岐されてアイソレータ207に供給さ
れており、アイソレータ207から出力された画像デー
タがメタリック線路110−5を介して切換選択器10
7に入力されており、この切換選択回路107において
選択されたこれらの入力の一つがアイソレータ108に
出力される。
【0010】このアイソレータ108の出力はモニタ1
09に供給され、ワイヤカット放電加工機201−1〜
201−4及びマシニングセンタ204のいずれかのモ
ニタ画像が表示されるようになる。なお、切換選択器1
07は自動的に複数の入力を順次切り替えて出力するよ
うにされるが、手動で切り替えることもできるようにさ
れている。
【0011】そして、切換選択器107、アイソレータ
108及びモニタ109とによりNC機械監視システム
が構成されている。このようなNC機械監視システムに
おいては、監視要員はモニタ室100において常時モニ
タ109を監視し続け、そのモニタ画面から異常の有無
を判断し、必要に応じてその異常のある画面を手動にて
切り替えてモニタに表示することにより、更に詳しく異
常の内容をチェックするようにしていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、モニタ
画面が自動送りされている場合は工作機械の台数にもよ
るが、一画面あたり2〜5秒程度の比較的短いホールド
時間に設定されるのが一般的であるため、異常の発見に
はモニタ画面を注意深く観察し続けなければならず、異
常を看過することが起きたり監視要員に過度の負担を負
わすことになっていたりしていた。また、異常時には異
常のあるモニタ画面に手動にて切り替える必要があり、
操作が煩雑であった。更に、監視する数値制御工作機械
の台数が多くなると同一の工作機械のモニタ画面が再度
出てくるのに数分もかかるようになり、異常の早期発見
が困難であるという問題点もあった。そこで、本発明は
異常の看過を防止できると共に監視要員に過度の負担を
かけない数値制御工作機械モニタ装置を提供することを
目的としている。
【0013】
【課題を解決する手段】上記課題を解決するために、本
発明はアラーム表示器を駆動する接点信号を抽出してモ
ニタ切換制御装置に入力し、この制御装置によりアラー
ムが発生している状態すなわち異常のある状態の数値制
御工作機械を検出し、この工作機械のモニタ画面を優先
的に選択してモニタ室のモニタ画面に表示するようにし
たものである。
【0014】
【作用】本発明によれば、自動的に異常のあるモニタ画
面に切り替えることができるため、異常の看過を防止す
ることができる。また、監視要員は緊張してモニタ画面
を観察する必要がないことから過度の負担を負うことが
ない。さらに、異常が検出されたときに優先的にそのモ
ニタ画面が表示されるため、異常を早期に発見すること
ができるようになる。
【0015】
【実施例】本発明の数値制御工作機械のモニタ装置の第
1実施例を図1に示す。ただし、この図にはモニタ装置
に関する部分のみが示されており、NCデータを作成・
編集及び伝送する等の構成については図示されていない
が図5に示す従来の構成と同様の構成を有している。こ
の図において、モニタ室1には切換選択機13、アイソ
レータ12及びモニタ11とモニタ切換制御部14が設
置されている。
【0016】また、工場にはたとえば4台のワイヤカッ
ト放電加工機21−1〜21−4と1台のマシニングセ
ンタ27との数値制御工作機械が設置され、ワイヤカッ
ト放電加工機21−1にはその加工状況を示す数値及び
グラフ等が表示されるモニタ22−1と、このモニタ2
2−1に表示される分岐されたR,G,B画像データが
印加されるアイソレータ23−1と、アラーム表示器2
5ー1及びこのアラーム表示器25ー1を接点信号によ
り駆動する駆動回路26−1と、分岐された接点信号が
印加されるアイソレータ24−1とが設けられている。
【0017】ほかのワイヤカット放電加工機21−2〜
21−4にも同様に、モニタ23ー2〜23−4と、ア
イソレータ23−2〜23−4と、アラーム表示器25
−1〜25−4及び駆動回路26−2〜26−4と、ア
イソレータ24−2〜24−4とがそれぞれ設けられて
いる。また、マシニングセンタ27にはその加工状況を
示す数値及びグラフ等が表示されるモニタ28と、この
モニタ28に表示される分岐されたR,G,B画像デー
タが印加されるアイソレータ29とが設けられている。
【0018】そして、ワイヤカット放電加工機21−1
〜21−4からのモニタ用のR,G,B画像信号が印加
されているアイソレータ23−1〜23−4の出力はメ
タリック線路30−1〜30−4にそれぞれ供給され
て、これらの線路30−1〜30−4を伝送されてい
き、モニタ室1に設けられた切換選択回路13に入力さ
れる。さらに、マシニングセンタ27からのモニタ用の
R,G,B画像信号が印加されているアイソレータ29
の出力はメタリック線路30−5に供給されて、この線
路30−5を伝送されていきこの信号も切換選択回路1
3に入力される。
【0019】また、ワイヤカット放電加工機21−1〜
21−4のアラームを示す接点信号が供給されているア
イソレータ24−1〜24−4の出力はそれぞれメタリ
ック線路31−1〜31−4を介して伝送され、モニタ
室1に設置されたモニタ切換制御部14に入力されてい
る。このモニタ切換制御部14の出力は、切換選択回路
13に制御信号として印加されている。
【0020】なお、モニタ制御回路14にはモニタ11
に表示する画像を切り換える優先度をセットする信号
や、切換台数及び切換時間をセットする信号並びに手動
によりモニタ11に表示する画面を切り換えたり固定し
たりする信号を供給することができるようにされて、予
め切換態様を設定できるようにされている。このよう
に、数値制御工作機械の台数やアラームの優先度に応じ
て設定された切換態様に応じてモニタ切換制御部14は
切換選択器13を制御するようにされる。
【0021】ここで云うアラームの優先度とは、例えば
アラームの数は多い場合数10種類ものアラームがあ
る。その中のアラームには工作機械を緊急停止するもの
から、加工には支障のない軽度のものまであるため、全
てのアラームが発生された時に優先的にモニタ11にそ
の画像を表示することは好ましいことではない。そこ
で、アラームに優先度を設定して優先度の高さに応じて
モニタ11に表示する画面を決定するようにしている。
このようにすれば、緊急的な異常を早期に発見すること
ができるようになる。
【0022】なお、伝送線路の入り口あるいは出口にア
イソレータを設けているのは、工場2内は工作機械が出
すノイズで満ちており、特にワイヤカット放電加工機か
らは強烈な電磁波のノイズが出力されることから、伝送
線路にこのようなノイズが乗りこのノイズが伝送線路を
逆流して工作機械に入力され、工作機械内の制御回路に
悪影響を与えて工作機械を破壊したり作業員に危険を及
ぼす恐れがあるためである。すなわち、アイソレータは
伝送線路を伝播してきたノイズを伝送線路の端部におい
てシャットアウトし、その内部にノイズが流入すること
を防止するものである。次に、切換選択回路13とモニ
タ制御回路14の部分の詳細を図2に示す。この図に
は、モニタすべき工作機械の台数をn台とした場合を示
している。この場合には、モニタ画像信号が伝送される
伝送線路がn本、アラームが伝送される伝送線路がn本
とされる。
【0023】この図において、モニタ切換制御部14に
はモニタ切換優先度セット信号と、切換台数セット信号
及び切換時間(ホールド時間)セット信号が予め入力さ
れて、これらの設定が任意に行われている。このモニタ
切換制御部14にはアラーム信号が伝送される伝送線路
を介してアラーム1〜アラームnが入力されており、こ
の伝送線路からアラーム信号が入力されると、予めセッ
トされたそのアラームの優先度に応じた切換信号を出力
する。
【0024】この切換信号は切換選択回路13に供給さ
れ、この切換信号に応じて映像切換部40−1〜40−
nのうちの一つが選択されて、伝送線路により伝送され
てきたモニタ1〜モニタnのモニタ画像信号の一つがア
イソレータ12に入力される。なお、映像切換部40−
1〜40−nの前段に接続されている回路はノイズの流
入を防止するためのアイソレータ41−1〜41−nで
ある。
【0025】アラーム信号がアラーム1〜アラームnの
伝送線路から検出されない時は、モニタ切換制御部14
は映像切換部40−1〜40−nを順次走査するようサ
イクリックに切り換えているが、アラームが検出された
時はそのアラームの優先度に応じて映像切換部40−1
〜40−nの一つが選択される。また、この場合モニタ
画面選択信号をモニタ切換制御部14に入力することに
よって、モニタする画面の選択を手動で設定することが
できるようになる。またモニタ画面固定信号を入力すれ
ば、表示されている画面を手動で固定することもでき
る。このため、アラームの発生したモニタ画面を詳細に
観察することができ、アラームの内容や程度を細部まで
十分に認識できるようになる。
【0026】なお、図1に示すものでは伝送線路として
メタリックケーブルを用いているが、このメタリックケ
ーブルでモニタする画像信号を伝送する場合の伝送線路
の数は1画像信号あたり5本となる。これは、画像信号
がR,G,B信号の形態となっているためと、各モニタ
間では同期が取られておらず又各モニタ間では走査周波
数が異なることもあり、水平同期信号と垂直同期信号と
を伝送する必要があるからである。この場合のメタリッ
クケーブルとアイソレータの部分の詳細を図3に示す。
【0027】この図において、数値制御工作機械の一台
から分岐されたR,G,B信号はアイソレータ24のフ
ォトカプラ50−1〜50−3にそれぞれ供給され、水
平同期信号HSYNCと垂直同期信号VSYNCはそれ
ぞれフォトカプラ51−1,51−2に供給される。
(フォトカプラ50−1〜50−3には高速な信号が供
給されるため、発光ダイオードあるいはレーザダイオー
ドとフォトダイオードあるいはフォトトランジスタとを
組み合わせた高速のフォトカプラとされている。)ま
た、フォトカプラ51−1,51−2は供給されている
信号がそれほど高速な信号ではないため、安価な一般の
フォトカプラを用いることができる。
【0028】このようにしてアイソレーションされた
後、モニタ用画像信号は複数の線路を束ねたメタリック
ケーブル31を介して切換選択器13に伝送される。こ
の場合の伝送距離は、50mを越える伝送距離を十分保
証することができる。また、メタリックケーブルに変え
て光ファイバ線路を用いればノイズの影響をまったく受
けることなく伝送することができる。さらに、モニタ室
1に伝送されたアラーム信号によりブザーを鳴らすよう
にすれば、アラームの発生がブザー音により報知される
ため監視要員が常時モニタ11の画面を監視し続ける必
要がなくなる。また、ブザーの代わりにポケベル等によ
りアラームの発生を監視要員に知らせるようにすると監
視要員がモニタ室1に常駐する必要もなくすことができ
る。
【0029】ところで、工作機械の加工情報とはモニタ
に表示される数値やグラフの情報だけではなく、人の五
感に訴える情報もある。例えば、工作機械の運転音を聞
いただけで工作機械の状態が判断できることはその良い
例である。そこで、このような加工付帯情報をも伝送す
る本発明の第2実施例を図4に示す。ただし、この図に
もモニタ装置に関する部分のみが示されており、NCデ
ータを作成・編集及び伝送する等の構成については図示
されていないが図5に示す構成と同様の構成を有してい
る。この図において、モニタ室1には切換選択回路72
とアイソレータ74とモニタ75及びモニタスピーカ7
3とが設置されている。このモニタスピーカ73には伝
送されてきた工作機械の運転音が印加されており、異音
が発生されているか否かを確認するために設置されてい
る。
【0030】一方、工場2には例えば4台のワイヤカッ
ト放電加工機60−1〜60−4と1台のマシニングセ
ンタ63が設置されており、ワイヤカット放電加工機6
0−1にはその加工状況を示す数値及びグラフ等が表示
されるモニタ61−1と、このモニタ61−1に表示さ
れるR,G,B画像信号を分岐した信号が印加されるア
イソレータ62−1とが設けられている。ほかのワイヤ
カット放電加工機60−2〜60−4にも同様に、モニ
タ61ー2〜61−4と、アイソレータ62−2〜62
−4とがそれぞれ設けられている。
【0031】また、マシニングセンタ63にはその加工
状況を示す数値及びグラフ等が表示されるモニタ64
と、このモニタ64に供給されるR,G,B画像信号を
分岐した信号が印加されるアイソレータ65とが設けら
れている。そして、ワイヤカット放電加工機60−1〜
60−4からのモニタ用のR,G,B画像信号が印加さ
れているアイソレータ62−1〜62−4の出力はメタ
リックケーブル76にそれぞれ供給されて、これらのケ
ーブル76を伝送されてモニタ室1に設けられた切換選
択回路72に入力される。さらに、マシニングセンタ6
3からのモニタ用のR,G,B画像信号が印加されてい
るアイソレータ65の出力はメタリックケーブル76に
供給されて、このケーブル76を伝送されてこの信号も
切換選択回路72に入力される。
【0032】さらに、これらの数値制御工作機械の加工
動作状況を目視するためのテレビカメラ66が設置さ
れ、このテレビカメラ66の画像信号はアイソレータ6
7を介してメタリックケーブル76に送り出されてい
る。また、マイク68及びセンサ70が設置されて各工
作機械の運転音や温度・圧力・振動等の加工付帯情報信
号がアイソレータ69,71を介してメタリックケーブ
ル76に送り出されている。これらのアナログ信号はメ
タリックケーブル76を伝送されて切換選択回路72に
入力されている。
【0033】切換選択回路72は入力された信号を順次
切り換えてモニタ75に画面を表示させたり、モニタス
ピーカ73に運転音信号を分岐してモニタスピーカ73
から運転音を発生させたりしている。したがって、監視
要員の五感によっても工作機械の異常を発見することが
できるようになる。ところで一般に、モニタ用の画像信
号はR,G,Bのデジタル信号となっており、メタリッ
クケーブル76は複数のラインが束ねられてデジタル信
号を伝送するよう構成されているが、この実施例の場合
にはさらにテレビカメラ66及びマイク68が出力する
アナログ信号を伝送できるように、同軸ケーブル1回線
(テレビカメラ用)と、さらにツイステッドペアライン
が1回線(マイク用)付加されている。
【0034】また、メタリックケーブル76の代わりに
光ファイバ線路あるいは赤外線を用いたワイヤレス通信
を用いることもできる。さらに、モニタ室1からメタリ
ックケーブル76に信号を送って、テレビカメラ66の
撮影方向やズーミングを制御することもできる。本発明
は、以上で説明したものに限らず図1に示す構成を図4
に示す構成のモニタ装置に付加しても良く、このように
すれば自動的に異常のあるモニタ画面に優先的に切換え
ることができると共に、監視要員の五感により工作機械
の異常を発見することができるようになる。
【0035】さらに、メタリックケーブルは複数の線路
を束ねて構成したが、伝送する各信号を多重化するよう
にすれば一本の線路からなるメタリックケーブルを用い
て多数の信号を伝送することができる。また、映像切換
部等のスイッチには一般にノイズの影響を受けづらいリ
レーが好適であるが、サイリスタやトランジスタからな
る電子スイッチを使用することもできる。
【0036】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、自動的に異常のあるモニタ画面に切換えることがで
き、このため工作機械の異常の看過を防止することがで
きる。また、ブザー音あるいはポケベルを用いてアラー
ムの発生を報知すれば監視要員はモニタ画面を観察し続
ける必要、あるいはモニタ室に常駐する必要がなくな
り、監視要員に過度の負担を負わすことがなくなる。さ
らに、異常が検出されたときに優先的にそのモニタ画面
が表示されるため、異常を早期に発見することができる
ようになる。また、監視要員の五感により数値制御工作
機械の異常を発見することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である数値制御工作機械の
モニタ装置を示す図である。
【図2】第1実施例の切換選択回路とモニタ切換制御部
の部分を示す図である。
【図3】第1実施例のアイソレータとメタリックケーブ
ルの部分を示す図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す図である。
【図5】従来の数値制御工作機械管理システムを示す図
である。
【符号の説明】
1,100 モニタ室 2,200 工場 11,75 NC機械監視システムのモニタ 12,74 NC機械監視システムのアイソレータ 13 切換選択回路 14 モニタ切換制御部 21−1〜21−4,60−1〜60−4,201−1
〜201−4 ワイヤカット放電加工機 22−1〜22−4,202−1〜202−4 ワイヤ
カット放電加工機のモニタ 23−1〜23−4,203−1〜203−4 ワイヤ
カット放電加工機の第1のアイソレータ 24,24−1〜24−4,62−1〜62−4 ワイ
ヤカット放電加工機の第2のアイソレータ 25−1〜25−4 ワイヤカット放電加工機のアラー
ム表示器 26−1〜26−4 ワイヤカット放電加工機のアラー
ム表示器駆動回路 27,63、204 マシニングセンタ 28,64、205 マシニングセンタのモニタ 29,65 マシニングセンタのアイソレータ 30−1〜30−5 モニタ用画像信号を伝送するメタ
リックケーブル 31,31−1〜31−4 アラーム信号を伝送する伝
送線路 40−1〜40−n 映像切換部 41−1〜41−n アイソレータ 50−1〜50−3,51−1,51−2 フォトカプ
ラ 66 テレビカメラ 67 テレビカメラのアイソレータ 68 マイク 69 マイクのアイソレータ 70 センサ 71 センサのアイソレータ 72,107 切換選択器 73 モニタスピーカ 76 メタリックケーブル 101 パソコンデータ管理システム 102 パソコン本体 103,109,202−1〜202−4、205、2
08 モニタ 104,209 キーボード 105,108,203−1〜203−4、207 ア
イソレータ 106 切換器 110−1〜110−5、111 メタリックケーブル 112,113,114,304,305 光ファイバ
線路 300 設計室 301 パソコン自動プログラム装置 302 CAD/CAM装置 303 FDトランスファ装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工部の動作状況を画面上に表示する第1
    のモニタを備える複数の数値制御工作機械と、 該数値制御工作機械のそれぞれに備えられた、分岐され
    た上記第1のモニタに表示される画像信号が供給される
    第1のアイソレータ及び、分岐されたアラーム表示器を
    点灯させる信号が供給される第2のアイソレータと、 複数の上記第1のアイソレータの出力が供給される第1
    の伝送線路と、複数の上記第2のアイソレータ出力が供
    給される第2の伝送路と、 上記第1の伝送路を介して伝送された複数の画像信号の
    一つを自動的に順次選択して出力する切換選択器と、 該切換選択器の出力が印加される第2のモニタと、 上記第2の伝送路を介して伝送された複数のアラーム信
    号が供給されるモニタ切換制御部とを備え、 上記切換選択器と上記モニタ切換制御部と上記第2のモ
    ニタとがモニタ室に設置されていると共に、上記モニタ
    切換制御部において、アラーム信号が検出された時に、
    アラーム信号を発生した上記数値制御工作機械からの画
    像信号が上記第2のモニタに優先的に表示されるよう
    に、上記モニタ切換制御部が上記切換選択器を制御する
    ことを特徴とする数値制御工作機械のモニタ装置。
  2. 【請求項2】加工部の動作状況を画面上に表示する第1
    のモニタを備える複数の数値制御工作機械と、 該数値制御工作機械のそれぞれに備えられた、分岐され
    た上記第1のモニタに表示される画像信号が供給される
    第1のアイソレータと、 上記数値制御工作機械の動作状況を外部から検出する検
    出装置と、 該検出装置からの検出信号が供給される第2のアイソレ
    ータと、 複数の上記第1のアイソレータの出力が供給されると共
    に、上記第2のアイソレータの出力が供給される伝送線
    路と、 該伝送線路を介して伝送された複数の上記画像信号及び
    上記検出信号のうちの一つを自動的に順次選択して出力
    する切換選択器と、 該切換選択器から出力された画像信号が印加される第2
    のモニタと、上記切換選択器から出力された検出信号が
    印加される第3のモニタとを備え、 上記切換選択器と上記第2のモニタ及び第3のモニタと
    がモニタ室に設置されていることを特徴とする数値制御
    工作機械のモニタ装置。
  3. 【請求項3】加工部の動作状況を画面上に表示する第1
    のモニタを備える複数の数値制御工作機械と、 該数値制御工作機械のそれぞれに備えられた、分岐され
    た上記第1のモニタに表示される画像信号が供給される
    第1のアイソレータ及び、分岐されたアラーム表示器を
    点灯させる信号が供給される第2のアイソレータと、 上記数値制御工作機械の動作状況を外部から検出する検
    出装置と、 該検出装置の検出信号が供給される第3のアイソレータ
    と、 複数の上記第1のアイソレータの出力と第3のアイソレ
    ータの出力が供給される第1の伝送線路と、 複数の上記第2のアイソレータの出力が供給される第2
    の伝送線路と、 上記第1の伝送線路を介して伝送された複数の上記画像
    信号及び上記検出信号のうちの一つを自動的に順次選択
    して出力する切換選択器と、 該切換選択器から出力される上記画像信号の出力が印加
    される第2のモニタと、上記切換選択器から出力される
    上記検出信号が印加される第3のモニタと、 上記第2の伝送線路を介して伝送された複数のアラーム
    信号が供給されるモニタ切換制御部とを備え、 上記切換選択器と上記モニタ切換制御部と上記第2のモ
    ニタ及び第3のモニタとがモニタ室に設置されると共
    に、上記モニタ切換制御部において、アラーム信号が検
    出された時に、アラーム信号を発生した上記数値制御工
    作機械からの画像信号及び上記検出信号が上記第2のモ
    ニタ及び第3のモニタに優先的に可視あるいは可聴状態
    に表示されるように、上記モニタ切換制御部が上記切換
    選択器を制御することを特徴とする数値制御工作機械の
    モニタ装置。
  4. 【請求項4】上記検出装置がテレビカメラ,マイク,圧
    力センサ,温度センサの一つあるいは複数であることを
    特徴とする請求項2あるいは3に記載の数値制御工作機
    械のモニタ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012225812A (ja) * 2011-04-20 2012-11-15 Sysmex Corp 検体処理システム

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JP2012225812A (ja) * 2011-04-20 2012-11-15 Sysmex Corp 検体処理システム

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