JPH0744740Y2 - 遮水蓋構造 - Google Patents

遮水蓋構造

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JPH0744740Y2
JPH0744740Y2 JP4518389U JP4518389U JPH0744740Y2 JP H0744740 Y2 JPH0744740 Y2 JP H0744740Y2 JP 4518389 U JP4518389 U JP 4518389U JP 4518389 U JP4518389 U JP 4518389U JP H0744740 Y2 JPH0744740 Y2 JP H0744740Y2
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JP
Japan
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insertion groove
water
ring
ring insertion
side wall
Prior art date
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Application number
JP4518389U
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JPH02137532U (ja
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英明 山崎
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は遮水蓋構造に関する。
〔従来の技術〕
例えば自動車においては、高速洗車に当って、水を高速
で自動車の各部に噴射することで洗車する際、エンジン
ルームの電装部品にも水がかかるから、発錆して接触不
良等の故障を生ずる惧れがある。
そこで、洗車水がかからないようにするために、関係部
材,機器をカバーして遮水することが一応考えられる
が、洗車時以外にも、外気温度の変化により空気中の水
分がカバー内面で結露することもあるので、このような
結露水をそのままにしておくと、電装品が発錆するか
ら、洗車水の遮水とともに結露水の排出も可能とするこ
とが電装品等の保守上重要である。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたもので、洗
車水を遮水してカバー内部に侵入することを防止すると
ともに、内面結露水の外部への排水を可能として部材,
機器を湿気より保護する遮水蓋構造を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本考案は、合成樹脂により成形され開口端に
沿って周設されたOリング挿入溝にOリングが嵌着され
てなる遮水蓋において、上端が上記Oリング挿入溝の両
側を形成する下端内側側壁の根元に開口するとともに下
端が下端内側側壁の根元付近であって上記Oリング挿入
溝の底面付近に開口する鉛直排水孔と、上記Oリング挿
入溝の底面及び下端外側側壁の内面にわたってL字状に
凹設された単数又は複数の排水溝とを具えたことを特徴
とする。
〔作用〕
遮水蓋はその開口端に周設されたOリングにより相手部
材に水密に当接固着されるから、外部のいかなる方向か
らの高速噴射水も内部に侵入することを防止することが
できる。
また、温度変化によって遮水蓋内に発生した結露はその
内面に沿って流下したのち下端に集まり、Oリングの背
後に配設された排水口及び排水溝を経て外部に流出する
から、遮水蓋内に溜まることがない。
〔実施例〕
本考案を自動車エンジンの電装品に適用した一実施例を
図面について説明すると、第1図はその全体斜視図、第
2図は第1図の遮水蓋の内側を示す斜視図、第3図は第
2図のIII−III横断面図、第4図,第5図はそれぞれ第
1図のIV部,V部を示す部分拡大図、第6図は第2図のVI
部を示す部分拡大図である。
まず、第1〜2図において、1は電装品2の遮水すべき
部分をカバーするように、電装品側壁に固着された本考
案に係る合成樹脂成形遮水蓋で、遮水蓋1は略長方形箱
型をなし、その開口端にはフランジ3が突設され、フラ
ンジ3の当接面にはOリング4が嵌着される長方形のO
リング挿入溝5が凹設されている。6はフランジの当接
面に適宜間隔で配設された吸着部材である。
第5図及び第6図において、7,8はそれぞれフランジ3
のOリング挿入溝5の部分に形成された排水孔,排水溝
であり、その詳細を述べると、排水孔7はOリング挿入
溝5の内側側壁部9に貫設され、排水溝8はOリング挿
入溝5の溝底部10及び外側側壁部11の内面にわたってL
字状に連続するように形成されている。
このような構造において、第2図に示す遮水蓋1を、第
1図に示すように、電装品2の保護すべき部分をカバー
するように、その側面に固着しておく。
そうすると、遮水蓋1の開口端は、第4〜5図に示すよ
うに、Oリング4を介して水密に相手部材に当接してい
るので、高速洗車の際にも上下左右いずれの方向からの
高速噴射水も遮水蓋内部には入らない。
また、温度変化により発生した遮水蓋内面上の結露は、
その内面に沿って流下したのち、第5〜6図に示すよう
に、下端の排水孔7を経て矢印に示すように、Oリング
挿入溝5の底部に入り、溝8,8を経て外部に落下するこ
とができるから、遮水蓋内部に溜まることがなく、電装
品の発錆を防止することができる。
〔考案の効果〕
要するに本考案によれば、合成樹脂により成形され開口
端に沿って周設されたOリング挿入溝にOリングが嵌着
されてなる遮水蓋において、上端が上記Oリング挿入溝
の両側を形成する下端内側側壁の根元に開口するととも
に下端が下端内側側壁の根元付近であって上記Oリング
挿入溝の底面付近に開口する鉛直排水孔と、上記Oリン
グ挿入溝の底面及び下端外側側壁の内面にわたってL字
状に凹設された単数又は複数の排水溝とを具えたことに
より、洗車水を遮水してカバー内部に侵入することを防
止するとともに、内面結露水の外部への排水を可能とし
て部材,機器を湿気より保護する遮水蓋構造を得るか
ら、本考案は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を自動車エンジンの電装品に適用した一
実施例を示す全体斜視図、第2図は第1図の遮水蓋の内
側を示す斜視図、第3図は第2図のIII−III横断面図、
第4図,第5図はそれぞれ第1図のIV部,V部を示す部分
拡大図、第6図は第2図のVI部を示す部分拡大図であ
る。 1……遮水蓋、2……電装品、3……フランジ、4……
Oリング、5……Oリング挿入溝、6……吸着部材、7
……排水孔、8……排水溝、9……内側側壁部、10……
溝底部、11……外側側壁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂により成形され開口端に沿って周
    設されたOリング挿入溝にOリングが嵌着されてなる遮
    水蓋において、上端が上記Oリング挿入溝の両側を形成
    する下端内側側壁の根元に開口するとともに下端が下端
    内側側壁の根元付近であって上記Oリング挿入溝の底面
    付近に開口する鉛直排水孔と、上記Oリング挿入溝の底
    面及び下端外側側壁の内面にわたってL字状に凹設され
    た単数又は複数の排水溝とを具えたことを特徴とする遮
    水蓋構造。
JP4518389U 1989-04-18 1989-04-18 遮水蓋構造 Expired - Lifetime JPH0744740Y2 (ja)

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JP4518389U JPH0744740Y2 (ja) 1989-04-18 1989-04-18 遮水蓋構造

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JP4518389U JPH0744740Y2 (ja) 1989-04-18 1989-04-18 遮水蓋構造

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Publication Number Publication Date
JPH02137532U JPH02137532U (ja) 1990-11-16
JPH0744740Y2 true JPH0744740Y2 (ja) 1995-10-11

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ID=31559136

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