JP2012085473A - 車搭用プロテクタの水抜き構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラゲージドアに配索しているワイヤハーネスの外周面に付着した水が、ワイヤハーネスを伝ってラゲージルームへ浸水するのを防止する。
【解決手段】自動車のラゲージドアからラゲージルームへと配索しているワイヤハーネスに外装したプロテクタの水抜き構造であって、ラゲージルームを囲む車体パネルとのヒンジ連結側の端縁に沿って前記ラゲージドアに取り付けたアームに前記プロテクタを固定しており、該プロテクタの底壁に水抜き凹部を設け、該水抜き凹部の下面部と側面部との間に排水口を設け、かつ、該水抜き凹部の幅方向の一側面部は前記底壁の一方側縁より立設する側壁に沿わせると共に、前記水抜き凹部の幅方向の他側面部から前記底壁の他方側縁より立設する側壁まで遮断板部を突設し、前記ワイヤハーネスのラゲージドアに配索している部分から伝ってくる水を前記プロテクタ内において前記水抜き凹部の排水口から排水させる構成としている。
【選択図】図4

Description

本発明は車搭用プロテクタの水抜き構造に関し、詳しくは、自動車のラゲージドア(トランクリッド)のオープン時にラゲージルーム内にワイヤハーネスを伝って侵入する雨水を車外に排出するものである。
自動車の後部に設けられたラゲージルームには、図7(A)(B)に示すように、そのドア(ラゲージドア)1の内面にワイヤハーネスW/Hが配索され、該ワイヤハーネスW/Hはラゲージルーム2を囲む車体パネル3とのヒンジ連結部Hのラゲージドア側に設けたアーム4に添わせてラゲージルーム2内へと配索している。具体的には、アーム4にプロテクタ100を取り付け、該プロテクタ100に前記ワイヤハーネスW/Hを通してラゲージルーム2へと配索している。
ラゲージドア1の開放時、雨天の場合にはワイヤハーネスW/Hに付着した水が、図8に示すように、ワイヤハーネスW/Hの外面を伝ってラゲージルーム2内に浸水してくる恐れがある、そのため、ワイヤハーネスW/Hを挿通するプロテクタ100の下面となる蓋110に水抜き穴110aを設け、ワイヤハーネスW/Hに沿った浸水を下方へ抜くようにしている。
しかしながら、前記水抜き穴110aの回りの領域を通って流れる水の経路Kを遮断できていないため、水抜き穴110aで全ての水を抜くことができない。そのため、プロテクタ100を通してラゲージルーム2へと配索されるワイヤハーネスW/Hに沿って、ラゲージルーム2へと侵入し、ラゲージルーム2に水濡れが発生する恐れがある。また、ワイヤハーネスW/Hの端末に接続したコネクタに浸水が発生してコネクタでショートが生じる恐れもある。
なお、自動車に搭載する部品に水抜き穴を設けたものとして、特開2006−296024号公報に車載用の電気接続箱に水抜き穴を設けたものが提供されている。しかしながら、前記ラゲージルームに配索するワイヤハーネスを伝った浸水を抜くことができる排水構造に関する技術は提案されていない。
特開2006−296024号公報
本発明は、前記問題に鑑みてなされたもので、ラゲージドアからラゲージルームに配索するワイヤハーネスを伝う水が、ラゲージルーム内に浸入するのを防止できると共に、該ワイヤハーネス端末のコネクタに浸水してショートが発生するのを防止できる排水構造を提供することを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、自動車のラゲージドアからラゲージルームへと配索しているワイヤハーネスに外装したプロテクタの水抜き構造であって、
ラゲージルームを囲む車体パネルとのヒンジ連結側の端縁に沿って前記ラゲージドアに取り付けたアームに前記プロテクタを固定しており、該プロテクタの底壁に水抜き凹部を設け、該水抜き凹部の下面部と側面部との間に排水口を設け、かつ、該水抜き凹部の幅方向の一側面部は前記底壁の一方側縁より立設する側壁に沿わせると共に、前記水抜き凹部の幅方向の他側面部から前記底壁の他方側縁より立設する側壁まで遮断板部を突設し、前記ワイヤハーネスのラゲージドアに配索している部分から伝ってくる水を前記プロテクタ内において前記水抜き凹部の排水口から排水させる構成としているプロテクタの水抜き構造を提供している。
前記のように、プロテクタの底壁に設ける水抜き凹部を底壁の側縁から立設する側壁に沿わせて設けると共に、他方の側壁には水抜き凹部から遮断板部を突設しているため、プロテクタの底壁を伝って流れる水は遮断板部で流れを遮断されて水抜き凹部に集められて水抜き凹部に流れ込み、全ての浸水を確実に排水口から抜くことができる。
その結果、ワイヤハーネスを伝ってラゲージルーム内へ浸水が発生し、ラゲージルームに濡れが生じるのを確実に防止できる。かつ、ワイヤハーネスの端末に接続したコネクタに浸水するのも確実に防止でき、ショート発生を妨げることができる。
また、プロテクタの底壁に設ける前記水抜き凹部は、水抜き穴とせずに、水抜き凹部の下面部と側面部との境界部分に細い帯状の排水口を設けているため、排水口からの浸水発生も確実に防止できる。
前記のように、本発明では、ラゲージドアからラゲージルームへと配索するワイヤハーネスに外装するプロテクタに、ワイヤハーネスを伝って流れてくる水を、プロテクタの底壁に設けた遮断板部で遮断して水抜き凹部へ集めることができるため、該水抜き凹部から排水することで、ラゲージルームへの浸水発生防止およびワイヤハーネス端末のコネクタへ浸水してショートが発生するのを確実に防止できる。
本発明の実施形態を示し、自動車後部のラゲージドアを開けた状態の概略斜視図である。 図1のラゲージドアを開いた状態において、プロテクタ設置部分を示す側面図である。 プロテクタ配置部の下面を示す図面である。 プロテクタの下部ケースの斜視図である。 図4の要部拡大図である。 プロテクタに設けた水抜き凹部の拡大断面図である。 従来例を示し、(A)は自動車の概略全体側面図、(B)はラゲージドアを開けた状態の要部概略斜視図である。 (A)は図7の従来例のプロテクタの設置部の側面図、(B)はプロテクタの裏蓋の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図1乃至図6を参照して説明する。
前記図7と同様に、自動車のラゲージルーム2を開閉するラゲージドア1の内面にワイヤハーネスW/Hを配索し、ラゲージドア1に装着した電気部品へ電源を供給している。 ラゲージルーム2を囲む車体パネル3とラゲージドア1とのヒンジ連結部Hに隣接したラゲージドア1の側縁部の内面に固定したアーム4に、ワイヤハーネス挿通用のプロテクタ10を取り付けている。前記ラゲージドア1の内面に配索するワイヤハーネスW/Hをプロテクタ10内を通してラゲージルーム2内へと配索している。
前記プロテクタ10は下部ケース12と、該下部ケース12にかぶせて結合する上部ケース20とからなる。下部ケース12は図3〜図6に示す形状とし、底壁13の両側縁に沿って側壁14を設け、該側壁14の外面にロック部15を突設し、上部ケース20の被ロック部と結合させるものとしている。
前記底壁13の最下位に位置する長さ方向の略中間部で且つ幅方向の一側部に略正方形状の水抜き凹部16を下方に向けて突設している。該水抜き凹部16は下面部16aを4辺の側面部16bで囲んだ形状としている。
かつ、図5に拡大して示すように、水抜き凹部16の4辺の各側面部16bは上端から内向きに緩やかに傾斜した傾斜部16kと、該傾斜部16kに連続する略垂直部16mと、該垂直部16mから外向き傾斜させた傾斜部16nを設け、側面部16bの4隅と下面部16aとは連結させるとともに、隅部以外は傾斜部16nの下端と下面部16aとの間に、図6に示すように、細い帯状の排水口18を設けている。
前記水抜き凹部16の幅方向の一方側の側面部16b1は下部ケース12の一方の側壁14aに接して位置させている。また、水抜き凹部16の他方側の側面部16b2に連続する遮断板部19を一体成形で突設し、前記側壁14aと対向する側壁14bまで遮断板部19を延在させている。該遮断板部19の高さは1mm〜3mmとしている。これにより、水抜き凹部16の幅方向両側に、水抜き凹部16を避けて通ることができる浸水経路を無くし、ワイヤハーネスW/Hに沿って伝ってくる水が全て水抜き凹部16に流れ込むようにしている。
ラゲージドア1からラゲージルーム2へと配索するワイヤハーネスW/Hを前記形状としたプロテクタ10に通すことにより、ラゲージドア1の開放時に、ワイヤハーネスW/Hの外周面に雨水などが付着し、ワイヤハーネスの外周面を伝ってラゲージルーム2へ侵入しようとする水は、プロテクタ10の内部で底壁13上に落下し、底壁13に設けた水抜き凹部16の排水口18から外部へ排水される。
具体的には、ワイヤハーネスW/Hを伝ってプロテクタ10内に入ってくる水は、下部ケース12の底壁13に沿って、図5中で矢印で示すように流れてくる。該水は遮断板部19で流れが遮断され、水抜き凹部16に集められて流れ込む。水抜き凹部16に流れ込んだ水は排水口18を通してプロテクタ10より下方へと排出される。よって、ワイヤハーネスW/Hの外周面に伝ってくる水をプロテクタ10を通る位置で抜くことができるため、ラゲージルーム2内への浸水を防止できる。その結果、ラゲージルームでの水濡れが防止でき、かつ、ワイヤハーネスW/Hの端末に接続したコネクタ(不図示)への浸水を防止し、ショートの発生を防ぐことができる。
かつ、水抜き部分を前記図8(B)の従来例に示す貫通穴からなる水抜き穴110aとすると、該水抜き穴から水が侵入する恐れがある。これに対して、本発明では、水抜き凹部16は下面部16aを有する形状とし、該下面部16aと側面部16bとの境界に細い帯状の排水口18を設けているため、該排水口18からの浸水発生を困難なものとし、かつ、浸水が発生しても水抜き凹部内に溜まり、プロテクタの底壁に流れ込むことがない。
1 ラゲージドア
2 ラゲージルーム
3 車体パネル
4 アーム
10 プロテクタ
12 下部ケース
13 底壁
14 側壁
16 水抜き凹部
16a 下面部
16b 側面部
18 排水口
19 遮断板部
W/H ワイヤハーネス

Claims (1)

  1. 自動車のラゲージドアからラゲージルームへと配索しているワイヤハーネスに外装したプロテクタの水抜き構造であって、
    ラゲージルームを囲む車体パネルとのヒンジ連結側の端縁に沿って前記ラゲージドアに取り付けたアームに前記プロテクタを固定しており、該プロテクタの底壁に水抜き凹部を設け、該水抜き凹部の下面部と側面部との間に排水口を設け、かつ、該水抜き凹部の幅方向の一側面部は前記底壁の一方側縁より立設する側壁に沿わせると共に、前記水抜き凹部の幅方向の他側面部から前記底壁の他方側縁より立設する側壁まで遮断板部を突設し、前記ワイヤハーネスのラゲージドアに配索している部分から伝ってくる水を前記プロテクタ内において前記水抜き凹部の排水口から排水させる構成としているプロテクタの水抜き構造。
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