JPH074453U - 媒体搬送装置 - Google Patents

媒体搬送装置

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Publication number
JPH074453U
JPH074453U JP3918693U JP3918693U JPH074453U JP H074453 U JPH074453 U JP H074453U JP 3918693 U JP3918693 U JP 3918693U JP 3918693 U JP3918693 U JP 3918693U JP H074453 U JPH074453 U JP H074453U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
medium
pulley
roller
force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3918693U
Other languages
English (en)
Inventor
正美 平野
泰秀 篠崎
充弘 沢田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP3918693U priority Critical patent/JPH074453U/ja
Publication of JPH074453U publication Critical patent/JPH074453U/ja
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  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
  • Advancing Webs (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 媒体の搬送力の調整を簡単、かつ的確に行な
えるようにするとともに、装置全体をダウンサイズ化で
きるようにする。 【構成】 駆動源側のゴムローラと、外周円に複数の嵌
合溝を有するプーリと、該嵌合溝に嵌合装着されるゴム
リングとからなり、該ゴムリングの数を変えることによ
り媒体への搬送力が増減され簡単に調整可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、出札機、発券機等において、航空券、搭乗券、乗車券等の媒体を 搬送する際に、該機器に要求される媒体への搬送力に対して的確に対応すること ができる媒体搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
出札機、発券機等においては、各種機器の目的、例えば、上記媒体を正確に搬 送する必要性のある機器、又はラフに搬送してもよい機器等がある。
【0003】 また、1つの機器内においても、例えば、磁気カードの磁気トラックに書込み ヘッドにて書込みをする場合や所定箇所にパンチ穴を開ける場合、その書込み機 構や穿孔機構の前の搬送装置では、媒体を正確にキッチリと搬送する必要がある が、媒体を排出する場合は、該書込み機構や穿孔機構の前の搬送装置による媒体 の搬送より正確さは必要とされず、ある程度滑ってもよくルーズな搬送であって よい。
【0004】 このように機器が要求する媒体(C)の搬送力に対応するため、従来において は、図6に示すように、レバー(1)の一方端には、空転可能にテンションロー ラ(2)を取付け、該レバー(1)の他方端には、軸ピン(3)を設けて、該レ バー(1)の一方端側を該軸ピン(3)を中心として上下に回動可能とし、該レ バー(1)の他方端に引張りコイルばね(4)を取付け、常時、前記テンション ローラ(2)が駆動ローラ(5)に対して押圧接触するよう付勢されるようにし た機構のものが知られている。
【0005】 そして、機器が要求する媒体(C)への各種の搬送力の調整は、前記引張りコ イルばね(4)の強さを変えることによって対応するようにしていた。
【0006】 しかし、この種の従来の搬送力調整機構は、前記押圧ローラ(2)に与える押 圧力を調整するための引張りコイルばね(4)のばね力を適切に選択するのはわ ずらわしく、かつ適切なばね力の設計をするのもわずらわしいものである。また 、この種の機構は、ばね手段、レバー機構等を用いているので、それだけ装置が 大型化してしまうという問題点を有している。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記点に鑑みてなされたものであって、機器に要求される媒体への搬 送力に対して的確に対応し調整することができ、また、出札機、発券機等の各機 器をコンパクト、すなわち、ダウンサイズ化することが可能である媒体搬送装置 を提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案は、駆動源に連結され回転するゴムローラ(2 0)と、空転可能に取付けられ外周円に複数の嵌合溝(30)が形成されたプー リ(28)と、該プーリ(28)の嵌合溝(30)に嵌め込まれ前記ゴムローラ (20)に圧接する所望数のゴムリング(32)とを有する媒体搬送装置とした 。
【0009】 前記ゴムローラ(20)が前記ゴムリング(32)による圧接に対して凹まな いようにするため、ゴムリング(32)のゴム硬度が、前記ゴムローラ(20) よりも低くするのが好ましく、例えば、ゴムローラの硬度≧ゴムリングの硬度+ 20゜程度の関係となるのが好ましい。すなわち、具体的には、ゴムローラ(2 0)のゴム硬度が90゜程度ある場合、ゴムリング(32)のゴム硬度は70゜ 程度である。
【0010】 前記プーリに形成されている嵌合溝(30)の数としては、偶数形成するよう にしてもよいが、3個以上の奇数個形成するようにすれば、媒体(C)への搬送 力が偏たることなくゴムリングを1個づつ増減することができ、それだけ搬送力 を的確に調整することができるので好ましい。
【0011】
【作用】
ゴムリング(32)が媒体(C)をゴムローラ(20)に押し付ける押圧力を (P)、ゴムリング(32)の数を(n)、媒体(C)への搬送力を(F)、ゴ ムローラ(20)と媒体(C)との摩擦係数を(μ)とすると、搬送力(F)は 、F=μ×ΣPとなる。ΣPは媒体(C)をゴムローラ(20)に押し付ける全 押圧力であり、ΣP=n×Pである。
【0012】 従って、媒体(C)への搬送力(F)は、前記プーリ(28)に嵌め込んだゴ ムリング(32)の数を変えることにより簡単に、かつ的確に増減させることが できるとともに、媒体にテンションを掛けるための別の機構を必要とせず、装置 全体をダウンサイズ化することができる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す一実施例に基づき詳細に説明する。 図1は、媒体(C)を搬送する装置(10)の断面図であり、図2は図1にお けるII−II線断面図である。
【0014】 図において、(12,12)はベース板であって、該ベース板(12,12) には軸受け(14)を介してローラ軸(16)が回転可能に枢支されており、該 ローラ軸(16)の一方端には駆動プーリ(18)が取付けられ、モータ等の駆 動源(図示せず)によりベルト(図示せず)を介して前記駆動プーリ(18)が 回転させられ、前記ローラ軸(16)が回転するようになっている。
【0015】 前記ローラ軸(16)には、硬質のゴムローラ(20)が該ローラ軸(16) の回転と共に回転するよう取付けられている。
【0016】 前記ゴムローラ(20)の上方には、前記ベース板(12,12,)間にプー リ軸(22)がビス(24)により固定取付けされている。そして、該プーリ軸 (22)には、軸受け(26)を介してプーリ(28)が空転可能に取付けられ ている。
【0017】 このプーリ(28)は、図1及び図3に詳細に示しているように、円筒状のも ので、その外周には、等間隔に複数の嵌合溝(30,30)が形成されており、 図4に示すようにゴムリング(32)が嵌め込まれるようになっている。図示の 例では嵌合溝(30)は、5個形成されている例を示してしるが、少なくとも3 個であってもよく、6個以上形成するようにしてもよい。
【0018】 該ゴムリング(32)は、前記ゴムローラ(20)よりも硬度の低い材質のも のである。例えば、一例として挙げれば、ゴムローラ(20)がゴム硬度90゜ 程度である場合、ゴムリング(32)のゴム硬度は70゜程度であり、ゴムロー ラの硬度≧ゴムリングの硬度+20゜の程度の関係となるのが好ましい。
【0019】 そして、前記ゴムリング(32)がプーリ(28)の嵌合溝(30)に嵌め込 まれた際、前記ゴムローラ(20)に圧接するようになっている。
【0020】 前記ゴムリング(32)の圧接によるつぶれ、すなわち、媒体(C)をゴムロ ーラ(20)に押し付ける押圧力を図1に示すように(P)とすると、全押圧力 ΣPは、ΣP=n×Pとなる。ここにおいてnはゴムリング(32)の数である 。そして、このときの媒体(C)への搬送力(F)は、F=μ×ΣPとなる。μ はゴムローラ(20)と媒体(C)との摩擦係数であり、定数である。
【0021】 従って、媒体(C)への搬送力(F)は、前記プーリ(28)に嵌め込んだゴ ムリング(32)の数を変えることにより増減させることができる。
【0022】 図5は、前記プーリ(28)に形成した嵌合溝(30,30)に5個のゴムリ ング(32,32)を嵌め込んだ例を示したものである。従って、図1に示した ゴムリング(32)が2個の場合よりも、媒体(C)への搬送力(F)は、2. 5倍となる。
【0023】 なお、前記プーリ(28)に形成した嵌合溝(30,30)の数は、偶数であ ってもよいが、奇数である方が好ましい。すなわち、奇数である場合は、図1に よれば両側の2個のゴムリング(32)の他、中央の嵌合溝(30)にゴムリン グ(32)を嵌合することにより、媒体(C)への搬送力が偏たることなく、全 体として3個のゴムリング(32)を装着することができ、1個づつゴムリング (32)を増減することができるためである。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、プーリに複数の嵌合溝を形成し、該嵌合 溝に駆動ローラであるゴムローラより硬度の低いゴムリングを所望の数だけ嵌め 込められるようにしたので、媒体への搬送力をゴムリングの数を変えるだけで増 減することができ、極めて簡単に、かつ的確に種々の搬送力に対応することがで きる。
【0025】 また、2本の軸のみで搬送機構を構成できるので、装置全体がコンパクトとな り、ダウンサイズ化することができる。
【提出日】平成5年7月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 前記プーリ(28)に形成されている嵌合溝(30)の数 としては、偶数形成するようにしてもよいが、3個以上の奇数個形成するように すれば、媒体(C)への搬送力が偏たることなくゴムリング(32)を1個づつ 増減することができ、それだけ搬送力を的確に調整することができるので好まし い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る搬送装置の断面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】プーリの斜視図である。
【図4】ゴムリングの正面図である。
【図5】ゴムリングを5個プーリに装着した例を示す搬
送装置の断面図である。
【図6】従来における搬送力付与機構を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
10 搬送装置 20 ゴムローラ 28 プーリ 30 嵌合溝 32 ゴムリング C 媒体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源に連結され回転するゴムローラ
    (20)と、空転可能に取付けられ外周円に複数の嵌合
    溝(30)が形成されたプーリ(28)と、該プーリ
    (28)の嵌合溝(30)に嵌め込まれ前記ゴムローラ
    (20)に圧接する所望数のゴムリング(32)とを有
    することを特徴とする媒体搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記ゴムリング(32)のゴム硬度が、
    前記ゴムローラ(20)よりも低いことを特徴とする請
    求項1に記載の媒体搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記プーリ(28)に形成した嵌合溝
    (30)の数を3個以上の奇数個形成するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の媒体搬送装置。
JP3918693U 1993-06-24 1993-06-24 媒体搬送装置 Pending JPH074453U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3918693U JPH074453U (ja) 1993-06-24 1993-06-24 媒体搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3918693U JPH074453U (ja) 1993-06-24 1993-06-24 媒体搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH074453U true JPH074453U (ja) 1995-01-24

Family

ID=12546084

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3918693U Pending JPH074453U (ja) 1993-06-24 1993-06-24 媒体搬送装置

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JP (1) JPH074453U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN118479238A (zh) * 2024-07-16 2024-08-13 佑光智能半导体科技(深圳)有限公司 板材推料机构

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