JPH0744498Y2 - 荷役車両 - Google Patents

荷役車両

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JPH0744498Y2
JPH0744498Y2 JP1987078582U JP7858287U JPH0744498Y2 JP H0744498 Y2 JPH0744498 Y2 JP H0744498Y2 JP 1987078582 U JP1987078582 U JP 1987078582U JP 7858287 U JP7858287 U JP 7858287U JP H0744498 Y2 JPH0744498 Y2 JP H0744498Y2
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JP
Japan
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vehicle body
traveling device
axle
engine
cargo handling
Prior art date
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Application number
JP1987078582U
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JPS63188225U (ja
Inventor
直人 池谷
雅章 伏見
Original Assignee
東洋運搬機株式会社
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Publication date
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  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば小型フオークリフト等の荷役車両の改
良に関する。
(従来の技術) 従来、この種の荷役車両としては、例えば第3図、第4
図に示したものが知られている。
当該荷役車両100は、車体101と、エンジン102,ミツシヨ
ン103,アクスル104等を備えてこれらが一体化され且つ
アクスル104が車体101に固定された走行装置105と、走
行装置105のアクスル104に取付けられた荷役装置106
と、車体101と走行装置105のエンジン102との間に介設
されて車体101に対して走行装置105を弾性支持するエン
ジン側弾性支持装置107と、から構成されている。
ところが、この様なものは、エンジン102,ミツシヨン10
3,アクスル104等を一体化して走行装置105にしてあると
共に、走行装置105のエンジン102がエンジン側弾性支持
装置107に依り車体101に支持されているものの、走行装
置105のアクスル104が車体101に剛に固定されていたの
で、走行装置105のエンジン102やミツシヨン103の振動
並びに路面からの振動がそのまま車体101に伝達されて
いた。
この為、車体101に設けた部品が振動して騒音を発した
り、車体101に設けた座席に座つているオペレータに振
動が伝達されて不快感を与えたりするという難点があつ
た。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する為に創
案されたもので、その目的とする処は、走行装置の振動
が車体に伝達されない様にした荷役車両を提供するにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案の荷役車両は、車体と、エンジン,ミツシヨン,
アクスル等を備えてこれらが一体化された走行装置と、
走行装置のアクスルに取付けられた荷役装置と、車体と
走行装置のエンジンとの間に介設されて車体に対して走
行装置を弾性支持するエンジン側弾性支持装置と、車体
と走行装置のアクスルとの間に介設されて車体に対して
走行装置を弾性支持するアクスル側弾性支持装置と、車
体と走行装置のアクスルとの間に介設されて走行装置の
過振動を抑制するストツパ装置と、から構成した事に特
徴が存する。
(作用) 走行装置は、エンジンやミツシヨンの振動並びに路面か
らの振動に依り振動する。
走行装置が振動すると、これは、エンジン側弾性支持装
置とアクスル側弾性支持装置に依り吸収されて車体への
伝達が遮断される。
走行装置が過振動すると、ストツパ装置に依りこれが抑
制される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明する。
第1図は、本考案の実施例に係る荷役車両を示す横断平
面図。第2図は、縦断側面図である。
荷役車両1は、車体2、走行装置3、荷役装置4、エン
ジン側弾性支持装置5、アクスル側弾性支持装置6、ス
トツパ装置7とからその主要部が構成されている。
この例では、小型フオークリフトを例示している。
車体2は、荷役車両1の主体を為すものである。
この例では、左右の側板8と、これらを連結する前上板
9並びに前下板10等から成つている。
走行装置3は、エンジン11,ミツシヨン12,アクスル13等
を備えてこれらが一体化されたものである。
この例では、エンジン11,ミツシヨン12,アクスル13の他
に、デフ14、タイヤ15等を備えて居り、これらが一体化
されている。
荷役装置4は、走行装置3のアクスル13に取付けられた
ものである。
この例では、アクスル13に俯仰自在に取付けた固定マス
ト16と、これに対して昇降自在な移動マスト17と、これ
に対して昇降自在なキヤリツジ18と、これに懸架された
左右のフオーク19等から成つている。
エンジン側弾性支持装置5は、車体2と走行装置3のエ
ンジン11との間に介設されて車体2に対して走行装置3
を弾性支持するものである。
この例では、側板8に設けた車体側ブラケット20と、エ
ンジン11に設けたエンジン側ブラケット21と、これらの
間に介設したエンジンマウントゴム22等から成つてい
る。
アクスル側弾性支持装置6は、車体2と走行装置3のア
クスル13との間に介設されて車体2に対して走行装置3
を弾性支持するものである。
この例では、アクスル13が中程に取付けられた略L型の
アーム23と、これの後端を側板8に俯仰自在に取付ける
横軸24と、アーム23と横軸24間に介設されたブツシユゴ
ム25と、アーム23の上端に設けた下位ストツパ26と、こ
れに設けたアクスル側ホルダ27と、前上板9に設けた支
板28と、これに設けた車体側ホルダ29と、両ホルダ27,2
9間に介設したサスペンションゴム30等から成つてい
る。
ストツパ装置7は、車体2と走行装置3のアクスル13と
の間に介設されて走行装置3の過振動を抑制するもので
ある。
この例では、下位ストツパ26と、車体側ホルダ29と、ア
クスル側ホルダ27に設けた上位ストツパ31等から成つて
いる。
而して、下位ストツパ26と車体側ホルダ29間並びに車体
側ホルダ29と上位ストツパ31間には、夫々所定のギヤツ
プGが形成してある。
次に、この様な構成に基づいて作用を述解する。
走行装置3は、エンジン11やミツシヨン12の振動並びに
路面からの振動に依り振動する。
走行装置3が振動すると、これは、エンジン側弾性支持
装置5のエンジンマウントゴム22とアクスル側弾性支持
装置6のブツシユゴム25並びにサスペンシヨンゴム30に
依り吸収され、とりわけアーム23が俯仰するのでサスペ
ンシヨンゴム30に依り主体的に吸収されて車体2への伝
達が遮断される。
走行装置3が過振動すると、これは、ストツパ装置7の
下位ストツパ26と車体側ホルダ29との当合や車体側ホル
ダ29と上位ストツパ31との当合に依り抑制される。
尚、荷役車両1は、先の実施例では、小型フオークリフ
トであつたが、これに限らず、例えば他のものでも良
い。
エンジン側弾性支持装置5とアクスル側弾性支持装置6
は、先の実施例では、エンジンマウントゴム22、ブッシ
ュゴム25、サスペンションゴム30の様にゴムを用いた
が、これに限らず、例えばバネであつても良い。
(考案の効果) 以上既述した如く、本考案に依れば、次の様な優れた効
果を奏する事ができる。
(1)車体、走行装置、荷役装置、エンジン側弾性支持
装置、アクスル側弾性支持装置、ストツパ装置とで構成
したので、走行装置の振動が車体に伝達される事がな
い。
この為、車体に設けた部品が振動して騒音を発したり、
車体に設けた座席に座つているオペレータに振動が伝達
されて不快感を与えたりする事がない。
(2)車体とアームとの間にストッパ装置を設けている
ので、走行装置の過振動が抑制され、車体、走行装置、
荷役装置が大きく振れる事がない。
この為、荷役装置上の荷物や車体の座席上のオペレータ
が大きく振れる事がなくなる。
(3)アームと基端側弾性体と先端側弾性体とで所謂ア
クスル側弾性支持装置を構成したので、アームの俯仰と
二つの弾性体とに依り防振効果が一層向上される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例に係る荷役車両を示す横断平
面図。 第2図は、縦断側面図。 第3図は、従来の荷役車両を示す横断平面図。 第4図は、縦断側面図である。 1……荷役車両 2……車体 3……走行装置 4……荷役装置 5……エンジン側弾性支持装置 6……アクスル側弾性支持装置 7……ストツパ装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体と、エンジン,ミッション,アクスル
    等を備えてこれらが一体化された走行装置と、走行装置
    のアクスルに取付けられた荷役装置と、車体と走行装置
    のエンジンとの間に介設されて車体に対して走行装置を
    弾性支持するエンジン側弾性支持装置と、基端側が車体
    に俯仰自在に設けられて中程に走行装置のアクスルが取
    付けられたアームと、アームの基端側と車体との間に介
    設されて車体に対してアームの基端側を俯仰自在に弾性
    支持する基端側弾性体と、アームの先端側と車体との間
    に介設されて車体に対してアームの先端側を弾性支持す
    る先端側弾性体と、車体とアームとの間に介設されて走
    行装置の過振動を抑制するストッパ装置と、から構成し
    た事を特徴とする荷役車両。
JP1987078582U 1987-05-25 1987-05-25 荷役車両 Expired - Lifetime JPH0744498Y2 (ja)

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JP1987078582U JPH0744498Y2 (ja) 1987-05-25 1987-05-25 荷役車両

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Publications (2)

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JPS63188225U JPS63188225U (ja) 1988-12-02
JPH0744498Y2 true JPH0744498Y2 (ja) 1995-10-11

Family

ID=30927661

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JP1987078582U Expired - Lifetime JPH0744498Y2 (ja) 1987-05-25 1987-05-25 荷役車両

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5442237U (ja) * 1977-08-30 1979-03-22
JPS6052499A (ja) * 1983-09-02 1985-03-25 日産自動車株式会社 産業車両

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63188225U (ja) 1988-12-02

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