JPH074440Y2 - １缶２回路式給湯兼用風呂装置 - Google Patents
１缶２回路式給湯兼用風呂装置Info
- Publication number
- JPH074440Y2 JPH074440Y2 JP3186989U JP3186989U JPH074440Y2 JP H074440 Y2 JPH074440 Y2 JP H074440Y2 JP 3186989 U JP3186989 U JP 3186989U JP 3186989 U JP3186989 U JP 3186989U JP H074440 Y2 JPH074440 Y2 JP H074440Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- heat exchanger
- bath
- water supply
- circuit
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Control For Baths (AREA)
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ この考案はフインを共用して給湯用熱交換器と風呂用熱
交換器とを一体に形成した缶体を有する１缶２回路式給
湯兼用風呂装置に関するものである。
交換器とを一体に形成した缶体を有する１缶２回路式給
湯兼用風呂装置に関するものである。
＜従来の技術＞ 従来よりこの種の１缶２回路式の給湯兼用風呂装置に於
いては、給湯単独使用時に風呂用熱交換器も同時に加熱
されることとなるが、該風呂用熱交換器と接続した浴槽
の位置がこの風呂用熱交換器と同等か或いはそれより低
いのが普通であり何等問題はなかった。
いては、給湯単独使用時に風呂用熱交換器も同時に加熱
されることとなるが、該風呂用熱交換器と接続した浴槽
の位置がこの風呂用熱交換器と同等か或いはそれより低
いのが普通であり何等問題はなかった。
＜考案が解決しようとする問題点＞ ところで近年の住宅の多様化によって、浴槽を風呂用熱
交換器より上方の２階等に設置することが増えてきてお
り、この場合には上記の給湯単独使用時に風呂用熱交換
器も加熱され、風呂の循環回路に自然対流が発生して浴
槽で放熱作用を行うこととなるので、給湯能力の低下を
招くと言う不具合を有するものであった。
交換器より上方の２階等に設置することが増えてきてお
り、この場合には上記の給湯単独使用時に風呂用熱交換
器も加熱され、風呂の循環回路に自然対流が発生して浴
槽で放熱作用を行うこととなるので、給湯能力の低下を
招くと言う不具合を有するものであった。
＜問題点を解決するための手段＞ この考案はこの点に着目し上記欠点を解決する為、特に
その構成を、フインを共用して給湯用熱交換器と風呂用
熱交換器とを一体に形成し、更に風呂用熱交換器には循
環ポンプを備えた循環回路を介して２階等の高所に位置
する浴槽を接続したものに於いて、前記循環回路の往管
途中には、立上がり部を設けたものである。
その構成を、フインを共用して給湯用熱交換器と風呂用
熱交換器とを一体に形成し、更に風呂用熱交換器には循
環ポンプを備えた循環回路を介して２階等の高所に位置
する浴槽を接続したものに於いて、前記循環回路の往管
途中には、立上がり部を設けたものである。
＜作用＞ 給湯単独使用を開始すれば、バーナ１は燃焼を開始し、
フイン５を共用とした給湯及び風呂用の各熱交換器３・
４を加熱することとなり、給湯栓７を開口すれば必要な
温水を得ることが出来るものであり、又この時風呂用熱
交換器４も同時に加熱され、循環回路13を介して接続さ
れた浴槽９との間で自然対流を行おうとするが、循環回
路13の往管10途中には立上がり部14が備えられているの
で、自然対流温水はこの立上がり部14で対流を阻止され
ることとなるので、浴槽９まで達せず、放熱量は極めて
少なくて済み給湯能力に影響を与えるようなことがな
く、常に良好な給湯が行われるものであり、またこの給
湯単独使用時は通常短時間であり立上がり部14のみで、
十分自然対流を防止することが出来るものである。
フイン５を共用とした給湯及び風呂用の各熱交換器３・
４を加熱することとなり、給湯栓７を開口すれば必要な
温水を得ることが出来るものであり、又この時風呂用熱
交換器４も同時に加熱され、循環回路13を介して接続さ
れた浴槽９との間で自然対流を行おうとするが、循環回
路13の往管10途中には立上がり部14が備えられているの
で、自然対流温水はこの立上がり部14で対流を阻止され
ることとなるので、浴槽９まで達せず、放熱量は極めて
少なくて済み給湯能力に影響を与えるようなことがな
く、常に良好な給湯が行われるものであり、またこの給
湯単独使用時は通常短時間であり立上がり部14のみで、
十分自然対流を防止することが出来るものである。
＜実施例＞ 次にこの考案に係る１缶２回路式給湯兼用風呂装置を図
面に示された好適な一実施例で説明する。
面に示された好適な一実施例で説明する。
１は石油を燃料とするガンタイプ式のバーナで、燃焼室
２上方に下向きに備えられ強・弱・停止の３段階の燃焼
切替で能力を可変するものである。
２上方に下向きに備えられ強・弱・停止の３段階の燃焼
切替で能力を可変するものである。
３は風呂用熱交換器４とフイン５を共用して一体に形成
された給湯用熱交換器で、燃焼室２下方に備えられてい
る。
された給湯用熱交換器で、燃焼室２下方に備えられてい
る。
又給湯用熱交換器３は一端を市水６に接続し且つ他端に
は給湯栓７を備えた給湯回路８を形成し、該給湯栓７の
開閉によってフロースイッチ（図示せず）をON・OFFさ
せてバーナ１の発停制御して給湯を行うものである。
は給湯栓７を備えた給湯回路８を形成し、該給湯栓７の
開閉によってフロースイッチ（図示せず）をON・OFFさ
せてバーナ１の発停制御して給湯を行うものである。
９は風呂用熱交換器４より高所の２階に設置された浴槽
で、往管10及び循環ポンプ11を備えた復管12とから成る
循環回路13を介して風呂用熱交換器４と接続している。
で、往管10及び循環ポンプ11を備えた復管12とから成る
循環回路13を介して風呂用熱交換器４と接続している。
14は風呂用熱交換器４近傍の往管10途中で該風呂用熱交
換器４より上方に逆Ｕ字状に立上がった立上がり部で、
給湯単独使用時の循環回路13の自然対流を阻止するもの
である。
換器４より上方に逆Ｕ字状に立上がった立上がり部で、
給湯単独使用時の循環回路13の自然対流を阻止するもの
である。
又この立上がり部14の高さは、今浴槽９の高さが風呂用
熱交換器４より3mの位置であるからその1/10の30cmであ
り、浴槽９の高さに応じて順次変更するものである。
熱交換器４より3mの位置であるからその1/10の30cmであ
り、浴槽９の高さに応じて順次変更するものである。
15はバーナ１及び燃焼室２及び循環ポンプ11及び立上が
り部14等を内装した器具本体枠で、特に立上がり部14ま
でを内装したことにより配管の簡略化を計ると共に放熱
防止作用を断熱効果で更に良好に行わせるようにしたも
のである。
り部14等を内装した器具本体枠で、特に立上がり部14ま
でを内装したことにより配管の簡略化を計ると共に放熱
防止作用を断熱効果で更に良好に行わせるようにしたも
のである。
次にこの一実施例の作動について説明する。
今操作部（図示せず）を操作し給湯単独使用にセットし
て、給湯栓７を開口すれば、フロースイッチがこの給湯
栓７の開口を検知してバーナー１の燃焼を開始させ、こ
の燃焼で給湯用熱交換器３が加熱され給湯回路８を介し
て給湯栓７より所望のお湯を供給するものであり、一方
この給湯単独使用時では給湯用熱交換器３とフイン５を
共用している風呂用熱交換器４もバーナー１によって同
時に加熱されることになり、循環ポンプ11は作動しない
風呂不使用時であり乍ら２階設置の浴槽９に達しようと
する自然対流が発生することとなるが、往管10の途中に
は立ち上がり部14が備えられているので、自然対流はこ
の立上がり部14で阻止されることとなるから、従来のよ
うに自然対流が浴槽９にまで達して行われることで、強
力な放熱作用が行われ、給湯能力が低下して所望の給湯
が得られない等の不具合を確実に防止出来、常に良好な
給湯が行われるものであり、又浴槽９が常に生暖かい等
の不具合もないものである。
て、給湯栓７を開口すれば、フロースイッチがこの給湯
栓７の開口を検知してバーナー１の燃焼を開始させ、こ
の燃焼で給湯用熱交換器３が加熱され給湯回路８を介し
て給湯栓７より所望のお湯を供給するものであり、一方
この給湯単独使用時では給湯用熱交換器３とフイン５を
共用している風呂用熱交換器４もバーナー１によって同
時に加熱されることになり、循環ポンプ11は作動しない
風呂不使用時であり乍ら２階設置の浴槽９に達しようと
する自然対流が発生することとなるが、往管10の途中に
は立ち上がり部14が備えられているので、自然対流はこ
の立上がり部14で阻止されることとなるから、従来のよ
うに自然対流が浴槽９にまで達して行われることで、強
力な放熱作用が行われ、給湯能力が低下して所望の給湯
が得られない等の不具合を確実に防止出来、常に良好な
給湯が行われるものであり、又浴槽９が常に生暖かい等
の不具合もないものである。
＜考案の効果＞ 要するにこの考案は、フイン５を共用して給湯用熱交換
器３と風呂用熱交換器４とを一体に形成し、更に風呂用
熱交換器４には循環ポンプ11を備えた循環回路13を介し
て２階等の高所に位置する浴槽９を接続したものに於い
て、前記循環回路13の往管10途中には、立上がり部14を
設けたものであるから、浴槽を風呂用熱交換器より高所
の２階等に設置することで、給湯単独使用時発生する自
然対流による放熱を確実に防止して、給湯能力の低下を
極めて簡単な構成で阻止し、常に良好な給湯を得ること
が出来るものである。
器３と風呂用熱交換器４とを一体に形成し、更に風呂用
熱交換器４には循環ポンプ11を備えた循環回路13を介し
て２階等の高所に位置する浴槽９を接続したものに於い
て、前記循環回路13の往管10途中には、立上がり部14を
設けたものであるから、浴槽を風呂用熱交換器より高所
の２階等に設置することで、給湯単独使用時発生する自
然対流による放熱を確実に防止して、給湯能力の低下を
極めて簡単な構成で阻止し、常に良好な給湯を得ること
が出来るものである。
図面はこの考案一実施例を付した１缶２回路式給湯兼用
風呂装置の説明図。 ３…給湯用熱交換器、４…風呂用熱交換器、５…フイ
ン、９…浴槽、10…往管、11…循環ポンプ、13…循環回
路、14…立上がり部。
風呂装置の説明図。 ３…給湯用熱交換器、４…風呂用熱交換器、５…フイ
ン、９…浴槽、10…往管、11…循環ポンプ、13…循環回
路、14…立上がり部。
Claims (1)
- 【請求項１】フイン５を共用して給湯用熱交換器３と風
呂用熱交換器４とを一体に形成し、更に風呂用熱交換器
４には循環ポンプ11を備えた循環回路13を介して２階等
の高所に位置する浴槽９を接続したものに於いて、前記
循環回路13の往管10途中には、立上がり部14を設けた事
を特徴とする１缶２回路式給湯兼用風呂装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3186989U JPH074440Y2 (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | １缶２回路式給湯兼用風呂装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3186989U JPH074440Y2 (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | １缶２回路式給湯兼用風呂装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02124437U JPH02124437U (ja) | 1990-10-12 |
| JPH074440Y2 true JPH074440Y2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=31534667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3186989U Expired - Lifetime JPH074440Y2 (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | １缶２回路式給湯兼用風呂装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074440Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-20 JP JP3186989U patent/JPH074440Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02124437U (ja) | 1990-10-12 |
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