JPH0744363A - プログラム起動装置 - Google Patents

プログラム起動装置

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JPH0744363A
JPH0744363A JP20698493A JP20698493A JPH0744363A JP H0744363 A JPH0744363 A JP H0744363A JP 20698493 A JP20698493 A JP 20698493A JP 20698493 A JP20698493 A JP 20698493A JP H0744363 A JPH0744363 A JP H0744363A
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JP
Japan
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program
language program
simple language
environment
desktop environment
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Application number
JP20698493A
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English (en)
Inventor
Junichi Imura
淳一 井村
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デスクトップ環境における操作の処理をプロ
グラムした簡易言語プログラムに対して、デスクトップ
環境以外の他のシステム環境から当該簡易言語プログラ
ムを直接に起動することができるプログラム起動装置を
提供する。 【構成】 デスクトップ環境における操作の処理をプロ
グラムした簡易言語プログラムに対して、他のシステム
環境から当該簡易言語プログラムの起動を行うプログラ
ム起動装置は、簡易言語プログラムの起動を指示する起
動コマンド文を解釈し、プログラム起動指示を行うコマ
ンド解釈手段と、起動指示を受けて、デスクトップ環境
における起動対象の簡易言語プログラムを探索し、簡易
言語プログラムを起動する起動制御手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラム起動装置に
関し、特に、デスクトップ環境における操作の処理をプ
ログラムした簡易言語プログラムに対して、当該デスク
トップ環境以外の他のシステム環境、例えばUNIXシ
ステム環境から当該簡易言語プログラムの起動を直接に
行うことができるプログラム起動装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ワークステーション,パーソナルコンピ
ュータなどにおいては、ハードウェア装置の発展に伴
い、また、スクリプト言語およびグラフィカル・ユーザ
・インタフェース(GUI)環境などのシステムプログ
ラムの発展に伴い、ユーザが複雑なプログラムを作成す
ることなく、机上で日常の業務を行う操作感覚と同様な
操作感覚で、ディスプレイ画面上でのマウス操作を行う
ことにより、日常の業務処理を任意に行うことができ、
また、同じく、ディスプレイ画面上でのマウス操作によ
り、各種のアプリケーションプログラムを動作させるシ
ステムプログラムが提供されるに至っている。
【0003】このようなシステムプログラムにおいて
は、ディスプレイ画面がデスクトップ環境となり、この
デスクトップ環境において、マウス操作およびキーボー
ド操作により各種のアプリケーションプログラムを動作
させる。このようなデスクトップ環境においては、更
に、定形の業務処理を行うために、デスクトップ環境で
のマウス操作による操作処理をプログラムできる簡易言
語プログラム(エンドユーザプログラム)が開発されて
いる。
【0004】ここでの、簡易言語プログラムを解釈し
て、当該簡易言語プログラムに従い各々のマウス操作お
よびキー入力操作による処理と同様な処理を実行する簡
易言語解釈プログラムが、アプリケーションプログラム
の1つとして提供されるので、このような簡易言語プロ
グラムを用いて、例えば、ユーザが行う定形の業務処理
のために、デスクトップ環境でのマウス操作およびキー
入力操作による順次の操作処理をそのまま順次に記述
し、定形の業務処理プログラム(簡易言語プログラム)
として作成して利用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、デスクトップ環
境において、簡易言語プログラムを解釈して、当該簡易
言語プログラムに従い各々の処理を実行できるように構
成されたデータ処理装置においては、これまで、デスク
トップ環境に用意されている簡易言語プログラムのコマ
ンドを用いて作成された簡易言語プログラムの実行(起
動)を、その簡易言語プログラムの解釈実行をサポート
しているデスクトップ環境以外の他のシスム環境、例え
ばUNIXシステム環境から直接に行うことは不可能で
あった。
【0006】そのため、UNIXシステム環境で動作し
ているプログラムが、デスクトップ環境内で動作する簡
易言語プログラムの出力結果などを利用したい場合、ユ
ーザの人手により当該簡易言語プログラムの起動を行な
わなければならなかった。
【0007】このように、従来においては、UNIXシ
ステム環境で動作しているプログラムが、直接にデスク
トップ環境内で動作する簡易言語プログラムの起動を行
うことができないため、UNIXシステム環境で動作し
ているプログラムが、デスクトップ環境内で動作する簡
易言語プログラムの出力結果などを利用して、一連の処
理の行うことができず、プログラムの処理効率の低下に
もつながった。更に、データの受け取りが複雑となり、
プログラムの複雑化にもつながるという欠点があった。
【0008】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたものであり、本発明の目的は、デスクトッ
プ環境における操作の処理をプログラムした簡易言語プ
ログラムに対して、当該デスクトップ環境以外の他のシ
ステム環境、例えばUNIXシステム環境から当該簡易
言語プログラムを直接に起動することができるプログラ
ム起動装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述のような目的を達成
するため、本発明の第1の特徴とするプログラム起動装
置は、デスクトップ環境における操作の処理をプログラ
ムした簡易言語プログラムに対して、他のシステム環境
から当該簡易言語プログラムの起動を行うプログラム起
動装置であって、簡易言語プログラムの起動を指示する
起動コマンド文を解釈し、プログラム起動指示を行うコ
マンド解釈手段(16:図1)と、起動指示を受けて、
デスクトップ環境における起動対象の簡易言語プログラ
ムを探索し、簡易言語プログラムを起動する起動制御手
段(17:図1)とを備えることを特徴とする。
【0010】また、本発明の第2の特徴とするプログラ
ム起動装置は、デスクトップ環境における操作の処理を
プログラムした簡易言語プログラムに対して、他のシス
テム環境から当該簡易言語プログラムの起動を行うプロ
グラム起動装置であって、簡易言語プログラムの起動を
指示する起動コマンド文を解釈し、プログラム起動指示
を行うコマンド解釈手段(16:図1)と、起動指示を
受けて、他のシステム環境から受け取った起動対象の簡
易言語プログラムを当該デスクトップ環境のプログラム
解釈処理部に出力して、当該簡易言語プログラムを起動
する起動制御手段(15:図1)とを備えることを特徴
とする。
【0011】
【作用】本発明の第1の特徴とするプログラム起動装置
においては、他のシステム環境からデスクトップ環境に
存在する簡易言語プログラムに対して起動を行う場合、
まず、コマンド解釈手段(16)が、簡易言語プログラ
ムの起動を指示する起動コマンド文を解釈し、プログラ
ム起動指示を行うと、起動制御手段(17)が、起動指
示を受けて、デスクトップ環境における起動対象の簡易
言語プログラムを探索する。例えば、その簡易言語プロ
グラムの存在場所を指示する対応のボタンを探索する。
そして、起動対象の簡易言語プログラム(ボタンの存在
位置)が探索できると、その簡易言語プログラムを起動
する。これにより、他のシステム環境から、デスクトッ
プ環境における操作の処理をプログラムした簡易言語プ
ログラムに対して、当該簡易言語プログラムを直接に起
動することができる。
【0012】また、本発明の第2の特徴とするプログラ
ム起動装置は、他のシステム環境からデスクトップ環境
で動作する簡易言語プログラムを送り込んで、当該デス
クトップ環境において簡易言語プログラムの起動を行う
場合である。この場合、コマンド解釈手段(16)が、
簡易言語プログラムの起動を指示する起動コマンド文を
解釈し、プログラム起動指示を行うと、起動制御手段
(15)が、そのプログラム起動指示を受けて、他のシ
ステム環境から受け取った起動対象の簡易言語プログラ
ムを当該デスクトップ環境のプログラム解釈処理部に出
力し、この簡易言語プログラムを起動する。これによ
り、他のシステム環境から当該デスクトップ環境に簡易
言語プログラムを送り込んで、その簡易言語プログラム
による処理を直接に当該デスクトップ環境において実行
することができる。
【0013】このように、デスクトップ環境において、
そのデスクトップ環境に用意されている簡易言語プログ
ラムの起動を他のシステム環境、例えばUNIXシステ
ム環境から直接に行なうことができる。この場合、デス
クトップ環境に存在する簡易言語プログラムはそのまま
起動できるが、起動する簡易言語プログラムが当該デス
クトップ環境に用意されていない場合、他のシステム環
境(UNIXシステム環境,他のワークステーションの
デスクトップ環境など)から、当該デスクトップ環境
に、起動する簡易言語プログラムを送り込んで、直接に
その簡易言語プログラムの起動を行うこともできる。
【0014】このため、例えばUNIXシステム環境で
動作しているプログラムからデスクトップ環境内で動作
する簡易言語プログラムをローカルあるいはリモートの
区別なく直接に起動することができる。更に、また、U
NIXシステム環境で動作しているプログラムとデスク
トップ環境内で動作する簡易言語プログラムとを一連に
処理することができ、複雑なプログラム処理の自動化処
理を実現することができる。これにより、プログラムの
処理効率を向上させることができ、更に、データの受け
取りやプログラム自体の簡略化にもなる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により具体的
に説明する。図1は、本発明の一実施例にかかるプログ
ラム起動装置の要部の構成を示すブロック図である。図
1において、1はマウス、2はマウスドライバ、3はキ
ーボード、4はディスプレイ装置、5はグラフィカル・
ユーザ・インタフェース制御部、6はデスクトップ環
境、7はホルダアイコン、8は文書アイコンを示してい
る。また、11はデスクトップ環境のプログラム解釈処
理部、12は構文解析部、13は仮想実行部、14はプ
ログラム起動制御部、15はファイルバッファ制御部、
16は起動コマンド受付け解釈処理部、17はプログラ
ム探索起動処理部、18はUNIXシステム、19はU
NIXファイルシステムの各ファイルをそれぞれ示して
いる。
【0016】ここでのグラフィカル・ユーザ・インタフ
ェース制御部5は、ディスプレイ装置4の表示画面を用
いて、表示画面に表示されたグラフィック表示に応じ
て、キーボード3の操作やマウスドライバ2を介しての
マウス1の操作などによる入出力操作が行なわれた場合
に、入力操作にかかるイベント情報を判別し、例えば、
図示しない起動中のアプリケーションプロセスに対して
入力情報を送り、また、マウス操作にかかる信号を判別
して、アイコン操作のイベント情報としてデスクトップ
管理部に送出する。これにより、デスクトップ管理部の
管理によるデスクトップ環境6に対するインタフェース
制御を行い、いわゆる表示画面をデスクトップとして操
作の処理が実行できるデスクトップ環境6を提供してい
る。
【0017】このようなデスクトップ環境には、ホルダ
アイコン7,文書アイコン8などが配置され、そのアイ
コンを操作対象として、マウス操作によりデータ処理の
操作を行う。このデスクトップ環境6において動作する
簡易言語プログラムは、例えば文書アイコン8で指定さ
れる文書中に設けたボタンに対応して、そのプログラム
本体部分が予じめ記述されている。また、ホルダアイコ
ン7は複数の文書アイコン8,複数のホルダアイコンな
どのアイコン要素を1つにまとめて管理する機能を持
つ。このため、ホルダアイコン7により、データの管理
を階層化することができる。
【0018】デスクトップ環境における操作では、文書
中に配置されたボタンに対応して設けられた簡易言語プ
ログラムを起動する場合、文書アイコン8を指定して文
書ウィンドウを開き、そのボタンにマウスカーソルを位
置決めし、クリック操作を行うことにより、当該ボタン
の簡易言語プログラムが起動する。
【0019】このようにして、簡易言語プログラムが起
動されると、プログラム解釈処理部11が、起動を行う
該当の簡易言語プログラムの供給を受け、構文解析部1
2により、そのプログラム本体部のプログラムステート
メントの各々の構文を順次に解析して、その解析結果に
より、仮想実行部13がマウス操作およびキーボード操
作と同様なイベント情報を生成し、当該簡易言語プログ
ラムによるデスクトップ環境における操作の処理を実行
する。また、簡易言語プログラムのプログラムステート
メントにより各種のアプリケーションプログラムを起動
させる。
【0020】プログラム起動制御部14は、他のシステ
ム環境からの起動指示を受けて、当該デスクトップ環境
における簡易言語プログラムの起動制御を行う。この場
合、起動対象となる簡易言語プログラムが、当該デスク
トップ環境に(文書中のボタンとして)設定されて既に
存在する場合には、起動対象となる簡易言語プログラム
をデスクトップ環境において探索し、探索した当該簡易
言語プログラムの起動を行う。
【0021】また、起動対象となる簡易言語プログラム
がデスクトップ環境には存在しない場合には、他のシス
テム環境(例えばUNIXシステム環境)から起動対象
の簡易言語プログラムのプログラム本体部の文字列を受
けて、当該簡易言語プログラムの起動を行う。それぞれ
に簡易言語プログラムの起動処理が行なわれる。
【0022】このため、プログラム起動制御部14に
は、ファイルバッファ制御部15,起動コマンド受付け
解釈処理部16,およびプログラム探索起動処理部17
が設けられている。起動コマンド受付け解釈処理部16
は、他のシステム環境から簡易言語プログラムの起動を
指示する起動コマンド文を受付けて解釈し、プログラム
起動指示を行う。プログラム探索起動処理部17は、起
動コマンド受付け解釈処理部16からの起動指示を受け
て、デスクトップ環境における起動対象の簡易言語プロ
グラムを探索し、簡易言語プログラムを起動する制御を
行う。例えば、その簡易言語プログラムの存在場所を指
示する対応のボタンを探索する。そして、起動対象の簡
易言語プログラム(ボタンの存在位置)が探索できる
と、その簡易言語プログラムを起動する。
【0023】また、ファイルバッファ制御部15は、起
動コマンド受付け解釈処理部16からの起動指示を受け
て、他のシステム環境から受け取った起動対象の簡易言
語プログラムを一旦ファイルバッファに格納する。そし
て、ファイルバッファに格納し当該簡易言語プログラム
を、デスクトップ環境のプログラム解釈処理部11に出
力して、当該簡易言語プログラムを起動する。このよう
な他のシステム環境から受け取る起動対象の簡易言語プ
ログラムのプログラム文体部の文字列は、例えば、UN
IXシステム18のファイルシステムの1つのファイル
19から与えられ、また、実行中のUNIXプログラム
の出力ファイルから与えら、また、起動コマンドにおい
てその中の文字列として直接に指示して与えられる。
【0024】次に、更に詳細に本発明の実施例のデータ
処理装置のシステム構成を具体的に説明する。図2は、
本発明の一実施例にかかるプログラム起動装置が組込ま
れたデータ処理装置のハードウェア構成を示すブロック
図である。図2において、21はキーボード、22はマ
ウス、23はディスプレイ装置、24はワークステーシ
ョン本体部、25はローカル記憶装置、26はプロセッ
サ部、27はメインメモリ部、28は通信制御装置であ
る。また、30は遠隔におけるワークステーションとの
間を結ぶ通信回線、31は遠隔ワークステーションのキ
ーボード、32は遠隔ワークステーションのマウス、3
3は遠隔ワークステーションのディスプレイ装置、34
は遠隔ワークステーションのワークステーション本体
部、35は遠隔ワークステーションのローカル記憶装
置、36は遠隔ワークステーションのプロセッサ部、3
7は遠隔ワークステーションのメインメモリ部、38は
遠隔ワークステーションの通信制御装置である。図2に
示すように、このデータ処理装置のワークステーション
は、通信回線30を介して任意の遠隔のワークステーシ
ョンと物理的に結合されており、更にネットワークシス
テムとしても遠隔のワークステーションの間で互いにネ
ットワーク結合されたシステム環境が提供されている。
【0025】また、図3は、本発明の一実施例のプログ
ラム起動装置が組込まれたデータ処理装置のシステム構
成を示すブロック図である。図3において、301,3
11はアプリケーションプログラム本体部、302,3
12はユーザインタフェース制御部、303,313は
オペレーティングシステム、304,314は入出力デ
バイス制御部、305,315は入出力デバイスであ
る。これらの各々のシステム構成の主要素は、図2に示
すようなハードウェア装置においては、ネットワークの
1つサイトにおけるワークステーション本体部24のプ
ロセッサ部26,主メモリ部27,およびローカル記憶
装置25を中心として構成されたハードウェア資源の上
に、また、ネットワークの別のサイトにおけるワークス
テーション本体部34のプロセッサ部36,主メモリ部
37,およびローカル記憶装置35を中心として構成さ
れたハードウェア資源の上にそれぞれ実現される。
【0026】図2および図3を参照して説明を続ける
と、入出力デバイス305(315)には、表示出力装
置のディスプレイ装置23(33),表示画面での位置
を指示するポインティングデバイスのマウス22(3
2),文字入力装置のキーボード21(31),外部記
憶装置としてのローカル記憶装置25(35),および
通信制御装置28(38)が用いられる。これらの入出
力デバイス305(315)は、入出力デバイス制御部
304(314)により制御される。入出力デバイス制
御部304(314)はオペレーティングシステム30
3(313)により管理され、また、オペレーティング
システム303(313)は各々のアプリケーションプ
ログラムが動作するシステム環境を提供し、ハードウェ
ア装置の全体を管理して制御する。ユーザインタフェー
ス制御部302(312)は、オペレーティングシステ
ム303(313)の各機能を用いてアプリケーション
プログラム本体部301(311)との間で、各々のユ
ーザインタフェース機能の制御を行い、表示画面上での
グラフィカル・ユーザ・インタフェース環境(デスクト
ップ環境)を提供する。この表示画面上でのグラフィカ
ル・ユーザ・インタフェース環境のデスクトップ環境に
おいて、各種のアプリケーションプログラム本体部30
1(311)の処理が実行されることになる。
【0027】本発明の一実施例にかかるプログラム起動
装置は、例えば、ここでのアプリケーションプログラム
本体部301(311)の1つとして起動され実行され
ることになる。例えば、図1に示す装置の構成要素のプ
ログラム解釈処理部11,プログラム起動制御部14な
どが、アプリケーションプログラム本体部301(31
1)の1つとしてそれぞれに起動されて実行される。
【0028】次に、デスクトップ環境において簡易言語
プログラムを起動する起動コマンドの具体例について説
明する。図4は、リモートマシンのデスクトップ上にあ
るボタンに設けられた簡易言語プログラムを起動する場
合の起動コマンドの一例を説明する図である。この場合
の起動コマンドは、デスクトップ環境におけるボタン名
と、起動するデスクトップ環境の存在するマシン名とを
起動パラメータとして指定する。
【0029】起動コマンドを発行する他のシステム環境
は、ここでは、UNIXシステム環境40であり、この
UNIXシステム環境40のシェルプロセスから起動コ
マンド41を送出する。UNIXシステムのコマンドで
ある起動コマンド41においては、「do_btn −
h benten −b botton1」のように起
動パラメータを指定する。文字列“−h bente
n”により、起動するデスクトップ環境が存在するマシ
ン名を指定し、また、文字列“−b botton1”
により、当該デスクトップ環境におけるボタン名を指定
する。
【0030】ここでの起動対象となる簡易言語プログラ
ムが存在するデスクトップ環境44は、マシン名“be
nten”のデータ処理装置43で動作しているオペレ
ーティングシステム上に存在する。デスクトップ環境4
4にはボタン名を“botton1”とした簡易言語プ
ログラムが予じめ設定されている。簡易言語プログラム
のプログラム本体の設定は、デスクトップ環境44にお
いて、例えば、文書作成のアプリケーションのウィンド
ウ45を開き、ここにボタン46を配置し、このボタン
46の属性を設定するサブウィンドウ47を開くと、こ
のサブウィンドウ47にプログラム本体部48の記述エ
リアが表示されるので、このプログラム本体部48に簡
易言語プログラムのステートメントを記述する。
【0031】次に、このように設定されたデスクトップ
環境の簡易言語プログラムを起動する処理について説明
する。図5は、デスクトップ環境内に既に作成されてい
る簡易言語プログラムの存在場所を指定してその簡易言
語プログラムを起動する起動制御の処理フローを示すフ
ローチャートである。図5を参照して説明する。
【0032】簡易言語プログラムは、デスクトップ環境
に用意された簡易言語を用いてプログラムステートメン
トが記述され、特別なオブジェクト(ボタン)内に作成
される。このオブジェクトは直接にデスクトップ環境に
置かれているか、あるいはデスクトップ環境にある階層
構造を持ったフォルダ内に格納されているオブジェクト
内に置かれる。
【0033】簡易言語プログラムを起動する指示を与え
る起動コマンドは、簡易言語プログラムのオブジェクト
が直接にデスクトップ環境に置かれている場合、例え
ば、デスクトップ環境にアプリケーションウィンドウが
開かれ、オブジェクト(ボタン)が直接にデスクトップ
環境に置かれている場合などでは、簡易言語プログラム
起動コマンドとそのパラメータとして、図4に示したよ
うに、そのデスクトップが存在するマシン名と簡易言語
プログラムが存在するオブジェクト(ボタン)名を指定
した起動コマンドとする。
【0034】このような起動コマンドが他のシステム環
境から送出され、プログラム起動制御部(14:図1)
が起動コマンドを受付けると、図5に示す処理フローに
よるプログラム起動制御処理を開始する。処理が開始さ
れると、受付けた起動コマンドを解釈し、その起動パラ
メータの内容により、まず、ステップ51において、リ
モートマシン指定があるか否かを判定する。リモートマ
シンの指定がある場合には、ステップ52において、指
定されたリモートマシンとの接続処理を行い、リモート
マシンに対して次の処理ステップ54からの簡易言語プ
ログラムの起動処理を行えるようにする。
【0035】また、ステップ51の判定において、リモ
ートマシンの指定がないと判定される場合は、ステップ
53に進み、ローカルマシンを操作対象として、次のス
テップ54からの簡易言語プログラムの起動処理を行え
るようにする。なお、ここでのリモートマシン指定また
はローカルマシン指定の判定は、起動コマンドの−hパ
ラメータで指定されるマシン名により判定する。このマ
シン名は、例えば、マシン名テーブル(図示せず)にお
いて、ワークステーションの物理装置名,論理装置名,
ネットワークにおけるマシンアドレスなどがそれぞれ対
応付けられて登録されているので、このマシン名テーブ
ルを用いて判定する。
【0036】ステップ54からの簡易言語プログラムの
起動処理では、まず、ステップ54において、起動コマ
ンドの−bパラメータで指定されたフォルダ名,文書
名,ボタン名などから簡易言語プログラムが格納されて
いるボタン(オブジェクト)を特定する。次に、ステッ
プ55において、ボタンから簡易言語プログラムの文字
列を取出す。そして、次のステップ56において、取り
出した文字列をプログラム解釈処理部(11:図1)に
入力し、次のステップ57において、プログラム解釈処
理部により当該簡易言語プログラムをデスクトップ環境
で実行して、一連の処理を完了とする。
【0037】図6は、リモートマシンのデスクトップ上
にある文書中のボタンに設けられた簡易言語プログラム
を起動する場合の起動コマンドの一例を説明する図であ
る。この場合の起動コマンドでは、デスクトップ環境に
おけるボタン名と、そのボタンの存在位置の文書名と、
起動するデスクトップ環境の存在するマシン名とを起動
パラメータとして指定する。
【0038】ここで、起動コマンドを発行する他のシス
テム環境は、前述の場合と同様に、UNIXシステム環
境60であり、このUNIXシステム環境60のシェル
プロセスから起動コマンド61を送出する。この場合の
起動コマンド61は、図示するように、「do_btn
−h benten −b botton1 −dt
est1」として、各々の起動パラメータを指定する。
文字列“−h benten”により、起動するデスク
トップ環境の存在するマシン名を指定し、また、文字列
“−b botton1”により、当該デスクトップ環
境におけるボタン名を指定し、更に、文字列“−d t
est1”により、当該ボタンの存在する場所の文書名
を指定する。
【0039】図6の上部側に示すように、ここでの起動
対象となっている簡易言語プログラムが存在するデスク
トップ環境64は、マシン名“benten”のデータ
処理装置63で動作しているオペレーティングシステム
上に存在する。デスクトップ環境64には、ボタン名を
“botton1”とした簡易言語プログラムが、文書
名“test1”の文書(オブジェクト)内に予じめ設
定されている場合である。このような簡易言語プログラ
ムのプログラム本体部を設定する場合は、前述の場合と
同様に、デスクトップ環境64に存在する文書アイコン
65にマウスカーソルを位置決めして指定し、クリック
すると、その文書編集ウィンドウ66が開かれるので、
ここにボタン67を配置し、このボタン67の属性を設
定するサブウィンドウ(図示せず)を開いて、プログラ
ム本体部に簡易言語プログラムのステートメントを記述
する。
【0040】また、簡易言語プログラムは、デスクトッ
プ環境に用意された簡易言語を用いて、デスクトップ環
境のオブジェクト(ボタン)内に作成されているが、こ
のオブジェクトがデスクトップ上にある上位の階層構造
を持つホルダ内に格納されている文書内に置かれている
場合、その簡易言語プログラムを起動する起動コマンド
には、その起動パラメータとして、そのデスクトップ環
境が存在するマシン名と、簡易言語プログラムが存在し
ているオブジェクト(ボタン)名と、オブジェクト(ボ
タン)が存在している文書名と、その文書の更に上位の
階層構造で文書が存在しているホルダ名を存在場所とし
て指定する。
【0041】図7は、リモートマシンのデスクトップ上
にあるホルダ内に存在する文書内のボタンに設けられた
簡易言語プログラムを起動する場合の起動コマンドの一
例を説明する図である。この場合の起動コマンドでは、
デスクトップ環境に存在する簡易言語プログラム(オブ
ジェクト)のボタン名と、そのボタンの存在位置の文書
名およびホルダ名と、起動するデスクトップ環境の存在
するマシン名とを起動パラメータとして指定する。
【0042】ここで、起動コマンドを発行する他のシス
テム環境は、前述の場合と同様に、UNIXシステム環
境70であり、このUNIXシステム環境70のシェル
プロセスから起動コマンド71を送出する。この場合の
起動コマンド71は、図示するように、「do_btn
−h benten −b botton1 −d/
datas/test1」として、各々の起動パラメー
タを指定する。文字列“−h benten”により、
起動するデスクトップ環境の存在するマシン名を指定
し、また、文字列“−b botton1”により、当
該デスクトップ環境におけるボタン名を指定し、更に、
文字列“−d /datas/test1”により、当
該ボタンの存在する場所のホルダ名および文書名を指定
する。
【0043】また、前述の場合と同様に、図7の上部側
に示すように、マシン名“benten”のデータ処理
装置73で動作しているオペレーティングシステム上
に、起動対象となっている簡易言語プログラムが存在す
るデスクトップ環境74が存在する。デスクトップ環境
74においては、ボタン名を“botton1”とする
簡易言語プログラム(オブジェクト)が、ホルダ名“d
atas”のホルダ内に格納されている文書名“tes
t1”の文書内に予じめ設定されている場合である。こ
のような簡易言語プログラムのプログラム本体部を設定
する場合は、前述の場合と同様に、デスクトップ環境7
4に存在するホルダアイコン75にマウスカーソルを位
置決めして指定し、クリックすると、そのホルダウィン
ドウ76が開かれる。更に、その中の文書アイコン77
にマウスカーソルを位置決めして指定し、クリックする
と、その文書編集ウィンドウが開かれるので、ここにボ
タンを配置し、このボタンの属性を設定するサブウィン
ドウを開いて、プログラム本体部に簡易言語プログラム
のステートメントを記述する。
【0044】このように、デスクトップ環境に存在する
簡易言語プログラムを起動する起動コマンドでは、その
起動パラメータとして、−bパラメータにより、デスク
トップ環境に存在する簡易言語プログラム(オブジェク
ト)のボタン名を指定し、−dパラメータにより、その
ボタンの存在位置の文書名およびホルダ名とを指定す
る。また、−hパラメータにより、起動するデスクトッ
プ環境の存在するマシン名を指定する。なお、この−h
パラメータが省略された場合、ここでの起動コマンドを
発行するUNIXシステム環境と、起動対象の簡易言語
プログラムの存在するデスクトップ環境は、同一マシン
上にあると見なされて起動処理が行なわれる。このた
め、ローカルマシンでのプログラム起動を行う場合に
は、−hパラメータの指定を省略しても良い。
【0045】ところで、起動対象のデスクトップ環境内
には起動を所望する簡易言語プログラムが存在しない場
合には、起動コマンドを発行する他のシステム環境のU
NIXシステム環境から、起動を所望する簡易言語プロ
グラムに対応する文字列を当該デスクトップ環境に送り
込むことにより、起動を行うことができる。この場合の
起動処理の具体例について説明する。
【0046】起動対象のデスクトップ環境内に送り込む
簡易言語プログラムの文字列を直接に指定する場合は、
簡易言語プログラムの起動コマンドは、その旨のプログ
ラム起動コマンドとし、その起動パラメータとして、そ
のデスクトップ環境が存在するマシン名と、デスクトッ
プ環境内で動作しているプログラム解釈処理部(簡易言
語プログラム解釈部)に解釈させたい文字列を直接に指
定する。
【0047】また、起動対象のデスクトップ環境内に送
り込む簡易言語プログラムをファイルとして供給する場
合は、UNIXファイル名を指定する。この場合、簡易
言語プログラムの起動コマンドは、その旨のプログラム
起動コマンドとし、その起動パラメータとして、そのデ
スクトップ環境が存在するマシン名と、デスクトッフ環
境内で動作している簡易言語解釈部に解釈させたい文字
列を格納しているUNIXファイル名を指定する。
【0048】次に、デスクトップ環境に簡易言語プログ
ラムの文字列を送り込んで起動する起動コマンドの具体
例について説明する。図8は、リモートマシンのデスク
トップ環境に対して簡易言語プログラムの文字列を直接
に送り込み、簡易言語プログラムを起動する場合の起動
コマンドの一例を説明する図である。この場合の起動コ
マンドは、前述のように、そのデスクトップ環境が存在
するマシン名と、デスクトップ環境内で動作しているプ
ログラム解釈処理部(簡易言語プログラム解釈部)に解
釈させたい文字列を直接に指定する。
【0049】起動コマンドを発行する他のシステム環境
は、ここでは、UNIXシステム環境80であり、この
UNIXシステム環境80のシェルプロセスから起動コ
マンド81を送出する。UNIXシステムのコマンドで
ある起動コマンド81においては、「do_prog
−h benten “beep”」のように起動パラ
メータを指定する。文字列「−h benten」によ
り、起動するデスクトップ環境が存在するマシン名を指
定し、また、文字列「“beep”」により、簡易言語
プログラムのプログラムステートメントを直接に指定す
る。
【0050】図8に示すように、ここでの起動対象とな
る簡易言語プログラムを送り込むデスクトップ環境84
は、マシン名“benten”のデータ処理装置83で
動作しているオペレーティングシステム上に存在する。
デスクトップ環境84においては、簡易言語プログラム
を解釈して、その処理を実行するプログラム解釈処理部
85が起動された状態で動作中となっており、このプロ
グラム解釈処理部85に、簡易言語プログラムのプログ
ラムステートメントの文字列を、起動コマンドで直接に
指定して送り込む。これにより、プログラム解釈処理部
85が送り込まれた簡易言語プログラムのプログラムス
テートメントを実行する。
【0051】図9は、デスクトップ環境に対して簡易言
語プログラムの文字列を直接にまたはファイルとして送
り込みその簡易言語プログラムを起動する起動制御の処
理フローを示すフローチャートである。図9を参照して
説明する。
【0052】このような簡易言語プログラムの実体部分
を含む起動コマンドが他のシステム環境から送出され、
プログラム起動制御部(14:図1)が起動コマンドを
受付けると、図9に示す処理フローによるプログラム起
動制御処理を開始する。処理が開始されると、受付けた
起動コマンドを解釈し、その起動パラメータの内容によ
り、まず、ステップ91において、リモートマシン指定
があるか否かを判定する。リモートマシンの指定がある
場合には、ステップ92において、指定されたリモート
マシンとの接続処理を行い、リモートマシンに対して次
の処理ステップ94からのプログラム起動処理を行える
ようにする。
【0053】また、ステップ91の判定において、リモ
ートマシンの指定がないと判定される場合は、ステップ
93に進み、ローカルマシンを操作対象として、次のス
テップ94からのプログラム起動処理を行えるようにす
る。なお、ここでのリモートマシン指定またはローカル
マシン指定の判定は、起動コマンドの−hパラメータで
指定されるマシン名により判定する。
【0054】ステップ94からのプログラム起動処理で
は、まず、ステップ94において、起動コマンドの−f
パラメータにより指定されるファイル名があるか否かを
判定して、UNIXファイル入力指定であるか否かを判
定する。UNIXファイル入力指定である場合、ステッ
プ95において、指定のUNIXファイルから簡易言語
プログラムの文字列を取り出し、バッファに格納して、
ステップ97に進む。また、ステップ94の判定処理に
おいて、UNIXファイル入力指定であると判定されな
い場合、この場合は、起動コマンドのパラメータよる直
接の簡易言語プログラムの文字列の入力であるので、ス
テップ96において、標準入力から入力された簡易言語
プログラムの文字列を取り出す。
【0055】そして、次のステッフ97において、取り
出した文字列をデスクトップ環境のプログラム解釈処理
部に入力し、次のステップ98において、プログラム解
釈処理部により当該簡易言語プログラムをデスクトップ
環境で解釈して実行し、一連の処理を完了とする。
【0056】図10は、リモートマシンのデスクトップ
環境に対して簡易言語プログラムの文字列をファイルの
形態で送り込み簡易言語プログラムを起動する場合の起
動コマンドの一例を説明する図である。この場合の起動
コマンドは、前述のように、そのデスクトップ環境が存
在するマシン名と、デスクトップ環境内で動作している
プログラム解釈処理部(簡易言語プログラム解釈部)に
解釈させたい文字列を格納しているファイル名を指定す
る。
【0057】前述の場合と同様に、ここでの起動コマン
ドを発行する他のシステム環境は、UNIXシステム環
境100であり、このUNIXシステム環境100のシ
ェルプロセスから起動コマンド101を送出する。UN
IXシステムのコマンドである起動コマンド101にお
いては、「do_prog −h benten −f
/rhome/imura/temp/prog.t
xt」のように起動パラメータを指定する。この起動パ
ラメータの指定では、文字列「−h benten」に
より、起動するデスクトップ環境が存在するマシン名を
指定し、また、文字列「−f /rhome/imur
a/temp/prog.txt」により、簡易言語プ
ログラムのプログラムステートメントを格納しているフ
ァイル名を指定する。
【0058】図10の上部側に示すように、ここでの起
動対象となる簡易言語プログラムを送り込むデスクトッ
プ環境104は、マシン名“benten”のデータ処
理装置103で動作しているオペレーティングシステム
上に存在する。デスクトップ環境104においては、簡
易言語プログラムを解釈して、その処理を実行するプロ
グラム解釈処理部105が起動された状態で動作中とな
っており、このプログラム解釈処理部105に簡易言語
プログラムのプログラムステートメントの文字列を、起
動コマンドで指定したファイル名のファイルから送り込
み、プログラム解釈処理部105が送り込まれた簡易言
語プログラムを実行する。
【0059】また、図10の下部側に示すように、ここ
での起動対象となる簡易言語プログラムを起動コマンド
の−fパラメータの指定によりファイルを指定して送り
込む他のシステム環境は、UNIXシステム環境100
であり、このUNIXシステム環境100においては、
そのUNIXファイルシステムの1つのファイルとし
て、簡易言語プログラムのプログラム実体の文字列が格
納されたファイル102が予じめ用意されている。
【0060】このようにして、デスクトップ環境に対し
て、そのデスクトップ環境に用意されている簡易言語プ
ログラムのプログラム解釈処理部を用いて、簡易言語プ
ログラムによる処理(起動制御)を他のシステム環境、
例えばUNIXシステム環境から直接に行なうことがで
きる。この場合、デスクトップ環境に存在する簡易言語
プログラムはそのまま起動できるが、起動する簡易言語
プログラムが当該デスクトップ環境に用意されていない
場合、他のシステム環境(UNIXシステム環境,他の
ワークステーションのデスクトップ環境など)から、当
該デスクトップ環境に、起動する簡易言語プログラムを
送り込んで、直接にその簡易言語プログラムの起動を行
う。
【0061】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のプログ
ラム起動装置によれば、他のシステム環境の例えばUN
IXシステム環境で動作しているプログラムからデスク
トップ環境内で動作する簡易言語プログラムをローカル
あるいはリモートの区別なく直接に起動することができ
る。更に、また、UNIXシステム環境で動作している
プログラムとデスクトップ環境内で動作する簡易言語プ
ログラムとを一連に処理することができ、複雑なプログ
ラム処理の自動化処理を実現することができる。このた
め、システム環境が異なる場合においても、各々のシス
テム環境内のプログラムの処理効率を向上させることが
でき、更に、データの受け取りやプログラム自体の簡略
化にもなるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施例にかかるプログラム
起動装置の要部の構成を示すブロック図、
【図2】 図2は本発明の一実施例にかかるプログラム
起動装置が組込まれたデータ処理装置のハードウェア構
成を示すブロック図、
【図3】 図3は本発明の一実施例のプログラム起動装
置が組込まれたデータ処理装置のシステム構成を示すブ
ロック図、
【図4】 図4はリモートマシンのデスクトップ上にあ
るボタンに設けられた簡易言語プログラムを起動する場
合の起動コマンドの一例を説明する図、
【図5】 図5はデスクトップ環境内に既に作成されて
いる簡易言語プログラムの存在場所を指定してその簡易
言語プログラムを起動する起動制御の処理フローを示す
フローチャート、
【図6】 図6はリモートマシンのデスクトップ上にあ
る文書中のボタンに設けられた簡易言語プログラムを起
動する場合の起動コマンドの一例を説明する図、
【図7】 図7はリモートマシンのデスクトップ上にあ
るホルダ内に存在する文書内のボタンに設けられた簡易
言語プログラムを起動する場合の起動コマンドの一例を
説明する図、
【図8】 図8はリモートマシンのデスクトップ環境に
対して簡易言語プログラムの文字列を直接に送り込み簡
易言語プログラムを起動する場合の起動コマンドの一例
を説明する図、
【図9】 図9はデスクトップ環境に対して簡易言語プ
ログラムの文字列を直接にまたはファイルとして送り込
みその簡易言語プログラムを起動する起動制御の処理フ
ローを示すフローチャートである。、
【図10】 図10はリモートマシンのデスクトップ環
境に対して簡易言語プログラムの文字列をファイルの形
態で送り込み簡易言語プログラムを起動する場合の起動
コマンドの一例を説明する図である。
【符号の説明】
1…マウス、2…マウスドライバ、3…キーボード、4
…ディスプレイ装置、5…グラフィカル・ユーザ・イン
タフェース制御部、6はディスクトップ環境、7…ホル
ダアイコン、8…文書アイコン、11…プログラム解釈
処理部、12…構文解析部、13…仮想実行部、14…
プログラム起動制御部、15…ファイルバッファ制御
部、16…起動コマンド受付け解釈処理部、17…プロ
グラム探索起動処理部、18…UNIXシステム、19
…UNIXファイルシステムの各ファイル、21…キー
ボード、22…マウス、23…ディスプレイ装置、24
…ワークステーション、25…ローカル記憶装置、26
…プロセッサ部、27…メインメモリ部、28…通信制
御装置、30…通信回線、31…遠隔ワークステーショ
ンのキーボード、32…遠隔ワークステーションのマウ
ス、33…遠隔ワークステーションのディスプレイ装
置、34…遠隔ワークステーションのワークステーショ
ン本体部、35…遠隔ワークステーションのローカル記
憶装置、36…遠隔ワークステーションのプロセッサ
部、37…遠隔ワークステーションのメインメモリ部、
38…遠隔ワークステーションの通信制御装置、40…
UNIXシステム環境、41…起動コマンド、43…デ
ータ処理装置、44…デスクトップ環境、45…アプリ
ケーションウィンドウ、46…ボタン、47…サブウィ
ンドウ、48…プログラム本体部、60…UNIXシス
テム環境、61…起動コマンド、63…データ処理装
置、64…デスクトップ環境、65…文書アイコン、6
6…文書ウィンドウ、67…ボタン(オブジェクト)、
70…UNIXシステム環境、71…起動コマンド、7
3…データ処理装置、74…デスクトップ環境、75…
フォルダアイコン、76…ホルダウィンドウ、77…文
書、80…UNIXシステム環境、81…起動コマン
ド、83…データ処理装置、84…デスクトップ環境、
85…プログラム解釈処理部、100…UNIXシステ
ム環境、101…起動コマンド、102…UNIXファ
イルシステムのファイル、103…データ処理装置、1
04…デスクトップ環境、105…プログラム解釈処理
部、301,311…アプリケーションプログラム本体
部、302,312…ユーザインタフェース制御部、3
03,313…オペレーティングシステム、304,3
14…入出力デバイス制御部、305,315…入出力
デバイス。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デスクトップ環境における操作の処理を
    プログラムした簡易言語プログラムに対して、他のシス
    テム環境から当該簡易言語プログラムの起動を行うプロ
    グラム起動装置であって、 簡易言語プログラムの起動を指示する起動コマンド文を
    解釈し、プログラム起動指示を行うコマンド解釈手段
    と、 起動指示を受けて、デスクトップ環境における起動対象
    の簡易言語プログラムを探索し、簡易言語プログラムを
    起動する起動制御手段とを備えることを特徴とするプロ
    グラム起動装置。
  2. 【請求項2】 デスクトップ環境における操作の処理を
    プログラムした簡易言語プログラムに対して、他のシス
    テム環境から当該簡易言語プログラムの起動を行うプロ
    グラム起動装置であって、 簡易言語プログラムの起動を指示する起動コマンド文を
    解釈し、プログラム起動指示を行うコマンド解釈手段
    と、 起動指示を受けて、他のシステム環境から受け取った起
    動対象の簡易言語プログラムを当該デスクトップ環境の
    プログラム解釈処理部に出力し、当該簡易言語プログラ
    ムを起動する起動制御手段とを備えることを特徴とする
    プログラム起動装置。
JP20698493A 1993-07-30 1993-07-30 プログラム起動装置 Pending JPH0744363A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0926881A (ja) * 1995-07-12 1997-01-28 Fuji Xerox Co Ltd クライアント・サーバシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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