JPH0744261Y2 - 電気炊飯器 - Google Patents

電気炊飯器

Info

Publication number
JPH0744261Y2
JPH0744261Y2 JP1989082629U JP8262989U JPH0744261Y2 JP H0744261 Y2 JPH0744261 Y2 JP H0744261Y2 JP 1989082629 U JP1989082629 U JP 1989082629U JP 8262989 U JP8262989 U JP 8262989U JP H0744261 Y2 JPH0744261 Y2 JP H0744261Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
display
rice
spring
inner pot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989082629U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0324024U (ja
Inventor
秀夫 中山
利明 鈴木
Original Assignee
株式会社日立ホームテック
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立ホームテック filed Critical 株式会社日立ホームテック
Priority to JP1989082629U priority Critical patent/JPH0744261Y2/ja
Publication of JPH0324024U publication Critical patent/JPH0324024U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0744261Y2 publication Critical patent/JPH0744261Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はマイコンを使用した電気炊飯器において、炊飯
量を重量により検知する電気炊飯器に関するものであ
る。
従来の技術 従来、重量センサーを有する炊飯器の例として、特開昭
61-162915号公報等があり、可食範囲外を報知するもの
が知られていた。
考案が解決しようとする課題 前記のような構成では水量を適切な所に合せようとする
と、レベル表示を見ていなければならず、手軽に合せる
ことが困難であった。また温度センサーの取付構成に関
して述べられたものはなく、熱板に加わる重量を検出す
る構成では熱板は重量によって上下し、温度センサーは
熱板中央の開口部から内釜に当接するので、温度センサ
ーも内釜の重量の一部を支えることになる。従って温度
センサーの構成を考慮しないと、内釜の重量を正しく検
出できない問題があった。
課題を解決するための手段 かかる従来の問題点を解決するため、本考案は水加減の
表示を行ない、水量が適正表示になったとき、音で報知
する構成としたものである。また、重量検知手段で、温
度センサーを付勢するスプリングの下端を受けるように
したものである。
作用 以上のような構成としたことにより、水量のレベルは段
階表示で目安がつき、最終の適正表示になるときに報知
音が鳴るので適正な水加減が表示を見なくても合せられ
る。また温度センサーのスプリングの下端は加えられた
力と同一な力で重量検知手段を押していることになるの
で、重量検知手段に荷重を加えたのと同じとなり、正確
な重量が検出できる。
実施例 以下、本考案の一実施例を図に従って説明する。
第1図、第2図および第3図は本考案を応用した電気炊
飯器の一実施例を示す。
1はアルミで作られた内釜で本体2の内部に取り出しで
きるように設置されている。3は内容器で本体2の内壁
を構成しており、この上端部にシリコンゴムコードヒー
ターで構成された保温ヒーター4が円周状に貼り付けて
ある。5は底板で前記内容器3の底部に載置されネジで
取り付けられ、内釜1を入れる側から内容器3に載せら
れている。6は熱伝導の悪いステンレス等の材料で作ら
れたベースで前記底板5の底面に取り付けてある。この
ベース6は重量検知手段(後述)を支えるもので充分な
強度が必要である。7はバネで、その中央部にはひずみ
ゲージ(重量センサー)8が貼り付けてあり、その位置
は熱板10からの輻射熱を受けないように下側に貼り付け
てある。またバネ7の一端は前記ベース6に固定されて
支えられている。またこのバネ7は許容応力が大きく応
力に対してひずみの残りにくいジュラルミン等の材料で
作られる。9は熱伝導の悪いステンレス等の材料で作ら
れた重量支持部(以下テーブル)で、前記バネ7の他端
に固定されている。このテーブル9は重量検知手段(後
述)にかかる重量を支えるもので、充分な強度が必要で
ある。このバネ7、ひずみゲージ8、テーブル9で重量
検知手段25を構成するものである。10はヒーターを内設
する熱板で、内釜1の底面に接して加熱するもので、断
熱材である碍子20を介して前記テーブル9に固定されて
いる。この碍子20は、熱板10の熱をテーブル9に伝えな
いように熱伝導の悪いものほどよい。11は温度センサー
で、表面はアルミなどの熱伝導のよい材料で構成され内
釜1の底面に接触するようテーブル9の上に載ったスプ
リング12により押し上げられており、中にはサーミスタ
などの感熱素子が組み込まれている。温度センサー11の
外筺は内釜1が収納されていない時はスプリング12によ
り押し上げられて、熱板10に当接して止まるようになっ
ている。またスプリング12は重量検知手段25のテーブル
9の上に載っているためスプリング12の精度の差が重量
に影響しないようになっている。13は電源基板で、交流
100Vからマイコン等の半導体素子を動かす直流電源を作
りだすトランスや整流回路が設けられると共に、熱板10
や保温ヒーター4を制御するリレーやトライアックやブ
ザー等も含まれている。14は表示基板で、お米の量を表
わす数字発光素子15や水量レベルを表示する発光ダイオ
ード22や、お米の量を入力する常開型のスイッチ17が取
り付けられ、外から操作できるよう米入力キーボタン18
が本体2に取り付けてある。この表示基板14は本体2の
側面上端に取り付けられ、ふた21を開けても操作しやす
くなっている。19はパネル操作基板で、表示素子や入力
スイッチなどが取り付けられたマイコン24等も含まれて
いる。また、パネル操作基板19には、ふた21が開いてい
るか否かをセンスする開閉センサ29が取り付けられてい
る。23はA/D変換器であり、24はマイコンである。28は
米の量に対する適切な水の量とを加えた合計量と前記重
量検知手段25よりの信号とを比較する重量比較手段であ
る。26はその比較結果を段階表示する表示手段であり、
27は表示手段26の中心表示になった時音で報知する報知
手段である。
次に動作について説明する。
第4図は本考案を応用した電気炊飯器の一実施例におけ
るフローチャートである。ふた21を開くとパネル操作基
板19に取り付けてある開閉センサ29により、同基板に取
り付けてあるマイコン24がS0の判断により重量測定のソ
フトを実行する。しかし、最高のときはゼロ合せをしな
いと基準重量がずれていることがある。そのため、内釜
1を取り出し、ふた21を閉じると、S0の判断によりゼロ
合せのソフトを実行する。S1の判断は、W1(内釜1の重
量よりも小さい重量)よりも小さな重量w(重量検知手
段25は、バネ7のたわみによりひずみゲージ8がひず
み、そのひずみ量を電圧として取り出しA/D変換器23に
よりマイコン24が重量に換算するもの)であればゼロ合
せのソフトに進む。この状態で米入力キーボタン18を長
時間押す(2秒〜5秒)と、S2の判断でT(長時間の判
断基準で、2秒〜5秒の間のある一定時間を示す)より
押している時間tが長くなれば、ゼロ合せのソフトを実
行する。ゼロ合せソフトS4は、今測っている荷重wをゼ
ロ基準W0として記憶するものである。
次にふた21を開け、お米を入れた内釜1を熱板10の上に
載せて米入力キーボタン18を押せば、S0の判断と、S5
判断により米量取込みのソフトに進む。S5の判断は米入
力キーボタン18が押されたか否かを判断するものであ
る。米入力キーボタン18は1回目の押しは米量入力であ
り、2回目の押しはその取り消しであるから、その判断
をS6が行っている。nはそのカウンターである。まず、
1回目のときはカウンターnを1にすると共に、測定し
ている重量wからゼロ基準W0を減じると共に、記憶され
ていた内釜重量W内釜を減じてお米の重量を算出しメモ
リーに記憶する(Wメモリー)。この記憶した米重量W
メモリーを1カップ当たり150gとして、計算したカップ
数Nを本体2の側面の数字発光素子15に表示する。この
とき、2回目の米入力キーボタン18の押しを行うと、S6
の判断によりカウンターnを0にすると共にお米の重量
Wメモリーと、カップ数Nを0にし、数字発光素子15の
表示を消してしまう。また、カップ数Nを数字発光素子
15に表示しているときには、S7の判断により発光ダイオ
ード22により水加減のレベル表示を行う。S8の処理は測
定している重量wからゼロ基準W0と記憶されていた内釜
重量W内釜を減じ、先に記憶した米重量Wメモリに標準
加水比αを加えたお米と水の合計重量(1+α)Wメモ
リとの差Lを求めている。Lが0となれば標準加水比と
同じになり、Lが+になれば水が多く、−になれば少な
いことになる。このレベルLの大きさに応じ5段階に表
示するように設定されており、標準の位置の発光ダイオ
ード22が点灯するのは±30gの範囲である。水量が多く
なれば軟らかくなるので標準より1つ上の表示は▲+90
+30▼g、さらにその上は▲+150 +90▼gとなっている。
それを越えると水が多すぎて軟らかくなりすぎる表示と
して一番上の発光ダイオード22が点滅するようにしてあ
る。逆に、標準より1つ下の表示は▲-30 -90▼g、さら
にその下は▲-90 -150▼gとなっている。それを越える
と水が少なすぎる表示として一番下の発光ダイオード22
が点滅するようにしてある。水加減少なめに行い、水を
足しながら行うので標準の表示よりも下のレベル表示か
ら点灯する。一つ下の点灯から標準のレベルの発光ダイ
オード22の点灯に移ったときに、電源基板13に取り付け
てある報知手段27が鳴って表示が標準になったことを知
らせる。水を入れすぎて多目のときは水を取り出すこと
により、一つ上の点灯から標準のレベルの発光ダイオー
ド22の点灯に移ったときに同様に報知手段27が鳴って知
らせる。水加減が終ってふた21を閉じると、カップ表示
の数字発光素子15と、レベル表示の発光ダイオード22の
表示が消える。
考案の効果 以上のように本考案の電気炊飯器は、水かげんのレベル
を段階表示する場合、中心の標準水加減表示になつたと
き、ブザーで報知することにより、適正な水加減が表示
を見ながらでなくても合わせられ、また重量検知手段上
に直接温度センサーを取り付けたことにより重量測定の
精度が向上する実用価値大なる電気炊飯器を提供できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電気炊飯器の断面図、
第2図は同じくその表示部分の平面図、第3図は同じく
ブロック図、第4図は同じくシステムのフローチャート
である。 1……内釜、2……本体、10……熱板、11……温度セン
サー、12……スプリング、25……重量検知手段、26……
表示手段、27……報知手段、28……重量比較手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内釜(1)と、内釜(1)を載置する熱板
    (10)と、熱板(10)の開口部に設けた温度センサー
    (11)と、熱板(10)の下方に設けられ、かつ熱板(1
    0)を介して米の量および米と水の合計量を検出する重
    量検知手段(25)と、米の量に対する適切な水の量とを
    加えた合計量と前記重量検知手段(25)よりの信号とを
    比較する重量比較手段(28)と、その比較結果を段階表
    示する表示手段(26)と、その表示手段(26)の中心表
    示になったとき音で報知する報知手段(27)とでなり、
    更に前記重量検知手段(25)はバネ(7)、ひずみゲー
    ジ(8)、重量支持部(9)よりなるものとし、かつ前
    記温度センサー(11)はスプリング(12)を介して重量
    検知手段(25)の重量支持部(9)上に載置したことを
    特徴とする電気炊飯器。
JP1989082629U 1989-07-13 1989-07-13 電気炊飯器 Expired - Lifetime JPH0744261Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989082629U JPH0744261Y2 (ja) 1989-07-13 1989-07-13 電気炊飯器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989082629U JPH0744261Y2 (ja) 1989-07-13 1989-07-13 電気炊飯器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0324024U JPH0324024U (ja) 1991-03-13
JPH0744261Y2 true JPH0744261Y2 (ja) 1995-10-11

Family

ID=31629615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989082629U Expired - Lifetime JPH0744261Y2 (ja) 1989-07-13 1989-07-13 電気炊飯器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0744261Y2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9143622B2 (en) 2006-02-17 2015-09-22 Qualcomm Incorporated Prepay accounts for applications, services and content for communication devices
US9185538B2 (en) 2005-05-31 2015-11-10 Qualcomm Incorporated Wireless subscriber application and content distribution and differentiated pricing
US9185234B2 (en) 2006-02-22 2015-11-10 Qualcomm Incorporated Automated account mapping in a wireless subscriber billing system
US9232077B2 (en) 2003-03-12 2016-01-05 Qualcomm Incorporated Automatic subscription system for applications and services provided to wireless devices

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61146215A (ja) * 1984-12-18 1986-07-03 シャープ株式会社 炊飯器
JPH0655188B2 (ja) * 1985-10-02 1994-07-27 株式会社東芝 炊飯器
JPH0724621B2 (ja) * 1986-03-13 1995-03-22 株式会社東芝 炊飯器
JP3003926U (ja) * 1994-05-06 1994-11-01 大日本印刷株式会社 紙カートン

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9232077B2 (en) 2003-03-12 2016-01-05 Qualcomm Incorporated Automatic subscription system for applications and services provided to wireless devices
US9185538B2 (en) 2005-05-31 2015-11-10 Qualcomm Incorporated Wireless subscriber application and content distribution and differentiated pricing
US9143622B2 (en) 2006-02-17 2015-09-22 Qualcomm Incorporated Prepay accounts for applications, services and content for communication devices
US9185234B2 (en) 2006-02-22 2015-11-10 Qualcomm Incorporated Automated account mapping in a wireless subscriber billing system

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0324024U (ja) 1991-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108426273B (zh) 防干烧灶具的控制方法
US4784052A (en) Cooking appliance
JPH0744261Y2 (ja) 電気炊飯器
KR101339945B1 (ko) 선택적 가열과 크기맞춤을 통해 가열체 고정 및 무게 측정이 가능한 전기 레인지
CN108954402B (zh) 防干烧灶具
CN208735680U (zh) 一种基于温敏变色玻璃的电磁灶
EP0634127A1 (en) Pressure cooker with heater stand and heat regulation
JPH0530664Y2 (ja)
JP2004347452A (ja) 重量測定装置
JP2005304521A (ja) 炊飯器
JPS6116715A (ja) 調理器
JPH09140574A (ja) 調理器
CN1258475A (zh) 电压力锅
CN108954417B (zh) 防干烧电磁炉及其控制方法
JP2540036Y2 (ja) 調理器用サーミスタ温度センサ
JPH0639608Y2 (ja) 電磁炊飯器
EP4209761A1 (en) Measurement device
JP2724643B2 (ja) 加熱機器
CN217358756U (zh) 非接触式测温、测物机构及包含它的家用电器、加热杯垫
JP3794128B2 (ja) 加熱調理器
JP4175268B2 (ja) 炊飯器
JP3106290B2 (ja) 感熱応動装置の作動温度検知具
KR960002977Y1 (ko) 끓음 경보기
JPS5864429A (ja) 加熱調理器
JPS60253419A (ja) 沸騰形電気ポツト