JPH074424Y2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

Info

Publication number
JPH074424Y2
JPH074424Y2 JP1988128780U JP12878088U JPH074424Y2 JP H074424 Y2 JPH074424 Y2 JP H074424Y2 JP 1988128780 U JP1988128780 U JP 1988128780U JP 12878088 U JP12878088 U JP 12878088U JP H074424 Y2 JPH074424 Y2 JP H074424Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
louver
motor
air conditioner
blow
air volume
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988128780U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0252040U (ja
Inventor
勝治 山神
一弘 鈴木
興稔 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP1988128780U priority Critical patent/JPH074424Y2/ja
Publication of JPH0252040U publication Critical patent/JPH0252040U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH074424Y2 publication Critical patent/JPH074424Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は回動式ルーバを備えた空気調和機に関する。
〔従来の技術〕
従来の空気調和機は第4図にその配線経路図を示す如
く、運転スイッチ1がONとなっても室内ファンモータ5
およびルーバモータ6は相互に何ら関係なく各々独立し
て運転を行なう。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の空気調和機には解決すべき次の課題があっ
た。即ち、従来の吹出ルーバを回動させる機構を有する
空気調和機は稼動時、吹出ルーバの回動動作と風量とは
関係なく独立して動作するため、風量調節が最高速度に
設定され、吹出ルーバが前方斜め下吹ないし真下吹の
時、直接冷風が居住者の身体にあたる、あるいは床面上
の新聞・雑誌等が舞い上る等の問題点を有している。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記課題の解決手段として、吹出ルーバを上下
方向に回動させるルーバモータを有すると共に、風量を
少なくとも2段階以上に調節可能なファンモータを有し
てなる空気調和機において、上記吹出ルーバが水平方向
を向いたことを検出する手段と、同検出手段が吹出ルー
バの水平方向位置を検出したとき作動されるタイマー手
段及びリレー手段とを有し、同タイマー手段により設定
された一定時間、上記ルーバモータを停止して吹出ルー
バを水平方向に停止させると共に、上記ファンモータを
高速回転させて風量を強制的に増大させ、上記タイマー
手段により設定された一定時間経過後に、上記ルーバモ
ータを駆動して吹出ルーバを下吹き方向に回動させ、か
つ、上記ファンモータを低速側に切換えて風量を最低風
量に制御する制御回路を備えたことを特徴とする空気調
和機を提供しようとするものである。
〔作用〕
本考案は上記のように構成されるので次の作用を有す
る。即ち、吹出ルーバが水平方向をむいたとき、そのま
ゝの向きでタイマー手段によりルーバモータを停止して
一定時間経過させると同時に冷風の風量を強制的に増大
させるので、居住者の背より高い位置に水平に大量の冷
風が吹出し、居住者に風が当らないのみならず比重の高
い冷風が高所から自然に下方にむかうこととなるので、
室内が能率的かつ平均的に空調される。
一方、吹出ルーバが下方を向いたときは、風量を最低風
量に切換えるので居住者に風が当らないかあるいは当る
ことゝなっても不快感を催せず、かつ、テーブルや床面
上の雑誌や新聞等が、めくれたり、吹き飛ばされたりす
る不具合が生じない。
〔実施例〕
本考案の一実施例について第1図及び第3図により説明
する。第1図は空気調和機の配線図で本実施例に関わる
部分のみを示してある。第3図は本実施例の空気調和機
の縦断面図である。
両図において、運転スイッチ1がONになるとリレー接点
3aを介し室内ファンモータ5に通電され第3図に示す貫
流ファン13を低速で回転させる。一方リレー接点3bが閉
のためルーバモータ6に通電し吹出ルーバ17が回転す
る。
吹出ルーバ17が水平位置になると位置検出スイッチ2が
閉となり、リレー3が励磁されリレー接点3aが切り換わ
り、室内ファンモータ5を高速回転させる。またリレー
接点3bが開となり、ルーバモータ6が停止し、吹出ルー
バ17は水平の位置を保持することになる。また一方位置
検出スイッチ2が閉となった時、タイマーモータ4があ
らかじめ設定された一定時間のカウントを開始する。
やがて一定時間が経過するとタイマー接点4aが閉となり
ルーバモータ6に再び通電された吹出ルーバ17が再び回
動し始め、位置検出スイッチ2が開となりリレー3が無
励磁にタイマーモータ4が無通電となり、室内ファンモ
ータ5は低速回転となる。
なお、第3図は上述の通り本実施例の空気調和機で、そ
の外観の立体図第2図のIII−III矢視断面図であるが、
吹出ルーバ17や、貫流ファン13の目的に沿った制御手段
は上記した通り第1図に示す配線図にあり、第3図で示
される外見的構成部分には従来例と特段の差異はない。
即ち、11は前面カバー、12は熱交換器、13は貫流ファ
ン、14はケーシング、15は吸込グリル、17は吹出ルー
バ、18はドレンパンである。白抜き矢印は貫流空気の経
路を示す。
以上の通り、本実施例によれば吹出ルーバ17を一定時間
水平にして、その間、室内ファンモータ5を高速回転さ
せるので室内の居住者の頭上高く多量の冷風が吹出され
て均一かつ能率的に室内を空調する。にも拘らず、吹出
風に当ることがないので居住者は不快を感じない。又、
吹出ルーバ17が水平以外即ち下方を向いたときは自動的
に室内ファンモータ5が低速回転となるので吹出風は微
風となり、居住者に不快を感じさせることがなく、床や
畳、テーブルの上の新聞、雑誌がめくれたり舞上ったり
することもなく、理想的な空気調和機が得られる。
〔考案の効果〕
本考案は上記のように構成されるので次の効果を有す
る。
(1)水平方向では風速を最高速の風速にすることによ
り、冷風を室内に均一に到達させ室温分布をより良くす
ることができる。
(2)下吹き方向位置では風速を最低速にすることによ
り冷風が直接人の身体に当ることが避けられ、また床面
やテーブル上の新聞等が舞い上る等の不具合が解消す
る。
(3)吹出ルーバを回動させる時は風量を小とし、吹出
ルーバを水平に一定時間停止させ、風量を増大させるこ
とにより、騒音変動をなくし、不快感を与えず迅速な空
調を行う事が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例に係る空気調和機の配線
図、第2図は上記実施例の空気調和機の斜視図、第3図
は第2図のIII−III矢視断面図、第4図は従来例の空気
調和機の配線図である。 1…運転スイッチ、2…位置検出スイッチ 3…リレー、3a,3b…リレー接点 4…タイマーモータ、4a…タイマー接点 5…室内ファンモータ、6…ルーバモータ 11…前面カバー、12…熱交換器 13…貫流ファン、14…ケーシング 15…吸込グリル、17…吹出ルーバ 18…ドレンパン。
フロントページの続き (72)考案者 横山 興稔 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町3丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内 (56)参考文献 実開 昭62−187246(JP,U) 実開 昭58−98535(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】吹出ルーバを上下方向に回動させるルーバ
    モータを有すると共に、風量を少なくとも2段階以上に
    調節可能なファンモータを有してなる空気調和機におい
    て、上記吹出ルーバが水平方向を向いたことを検出する
    手段と、同検出手段が吹出ルーバの水平方向位置を検出
    したとき作動されるタイマー手段及びリレー手段とを有
    し、同タイマー手段により設定された一定時間、上記ル
    ーバモータを停止して吹出ルーバを水平方向に停止させ
    ると共に、上記ファンモータを高速回転させて風量を強
    制的に増大させ、上記タイマー手段により設定された一
    定時間経過後に、上記ルーバモータを駆動して吹出ルー
    バを下吹き方向に回動させ、かつ、上記ファンモータを
    低速側に切換えて風量を最低風量に制御する制御回路を
    備えたことを特徴とする空気調和機。
JP1988128780U 1988-10-03 1988-10-03 空気調和機 Expired - Lifetime JPH074424Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988128780U JPH074424Y2 (ja) 1988-10-03 1988-10-03 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988128780U JPH074424Y2 (ja) 1988-10-03 1988-10-03 空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0252040U JPH0252040U (ja) 1990-04-13
JPH074424Y2 true JPH074424Y2 (ja) 1995-02-01

Family

ID=31382440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988128780U Expired - Lifetime JPH074424Y2 (ja) 1988-10-03 1988-10-03 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH074424Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5898535U (ja) * 1981-12-25 1983-07-05 富士電機株式会社 空気調和機の室内ユニツト
JPS62187246U (ja) * 1986-05-20 1987-11-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0252040U (ja) 1990-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2947236B2 (ja) 空気調和機の吹出口構造
JP3731397B2 (ja) 送風機、空気調和装置、送風機の送風方法
JP2004361011A (ja) 空気調和機
JPH11287473A (ja) 窓型エアコンのファンケ―シング
JP3141804B2 (ja) 空気調和機
JPH074424Y2 (ja) 空気調和機
JP2002061916A (ja) 空気調和機
JP2882920B2 (ja) 空気調和機
JP3942910B2 (ja) 空気調和機
JP3526367B2 (ja) 空気調和機
JP4083496B2 (ja) 空気調和機の室内機
JPH10110967A (ja) 空気調和システム
JP4083495B2 (ja) 空気調和機の室内機
JP2004003797A (ja) トイレ用送風機能付足元暖房装置およびその運転方法
KR100217255B1 (ko) 패키지 에어콘의 좌우풍향장치
JP4684868B2 (ja) ファンコイルユニット
JPS5956038A (ja) 空気調和装置
JPS5934932B2 (ja) 空気調和機
JP3263471B2 (ja) 空気調和機の吹出風制御方法
JPS6223223B2 (ja)
JPH0617759B2 (ja) 空気調和機
JP2002188852A (ja) 空気調和機
JP3495539B2 (ja) 空気調和機
JPS6112512Y2 (ja)
JPH10103703A (ja) 空気調和システム