JPH0744122U - ラベルをはがしやすくする凹部つき基台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラベル（２）貼付位置のコーナー部下の貼付
物基台（１）に浅い溝（３）を掘ることによりラベルを
はがしやすくする。 【構成】 ラベルコーナー貼付位置の下の貼付物基台
（１）に浅い溝（３）を一本又は複数本斜めに掘る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案はラベルをはがしやすくする為の、凹部つき基台に関するものである 。

【０００２】

【従来の技術】

従来、容器・台・ホルダー・カートリッジ等に貼られているラベルをはがすに は爪のさき等でこすりとっていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

そのために次のような欠点があった。 （イ） ラベルの糊は強力な為、爪等でこすってもなかなかはがれない。 （ロ） コーナー以外からはがすと途中でラベルが切れてしまうことがある。 （ハ） ラベルの残りかすが残り汚れる。 本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

ラベル（２）のコーナー接着部分の下に浅い溝（３）を一本又は複数本設けた 凹部つき基台 本考案は、以上のような構成からなるをものである。

【０００５】

【作用】

ラベルをはがすには、ラベル（２）貼付位置のコーナーの溝（３）にそって、 ラベルの上から筋が入るくらい強く押す。するとラベルのコーナー部分が溝のほ うへ引かれもちあがるので、そのままラベルコーナー部を手前に引くとはがれる 。

【０００６】

【実施例】 以下、本案の実施例について説明する。 （イ） ラベル貼付物基台（１）をかたどりするさい、ラベル貼付位置のコー ナーに０．１〜３ミリ程度の浅い溝（３）を斜めに設ける。したがって特別な機 械やコストをかける事なく、大量生産が可能である。 なお、溝は一つのコーナーでもよいし、二つ以上のコーナーにつけてもよい。 また、溝は一本でも複数本でもよい。 溝の設け方は斜めに図面上表現しているがこれにこだわらず曲線、鍵型等も可 能である。

【０００７】

【考案の効果】

したがって、本案は、次のような効果を生じる。 （イ）ラベルのコーナーが簡単にめくれるので、きれいにはがれる。 （ロ）コーナー部分から剥がせるので途中でラベルがきれにくい。 （ハ）簡単な機構のため、負担がかからず大量生産がきく。 （ニ）コーナー部は圧着されているので通常使用中にラベルがはがれることは ない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の、実施例を示す斜視図である。

【図２】本考案の、実施例を示す斜視図Ａ部の拡大図で
ある。

【図３】本考案の使い方を順を追って説明した図であ
る。

【図４】本考案の使い方を順を追って説明した図であ
る。

【図５】本考案の使い方を順を追って説明した図であ
る。

【図６】本考案の、他の実施例を示す斜視図である。

【図７】本考案の、他の実施例を示す斜視図である。

【図８】本考案の、他の実施例を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ ラベル貼付物基台 ２ ラべル ３ 溝

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ラベル（２）のコーナー接着部分の下に
   浅い溝（３）を一本又は複数本設けた凹部つき基台