JPH0744100A - 地点検索装置 - Google Patents

地点検索装置

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JPH0744100A
JPH0744100A JP18805093A JP18805093A JPH0744100A JP H0744100 A JPH0744100 A JP H0744100A JP 18805093 A JP18805093 A JP 18805093A JP 18805093 A JP18805093 A JP 18805093A JP H0744100 A JPH0744100 A JP H0744100A
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JP
Japan
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area
map data
address
district
zip code
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Application number
JP18805093A
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English (en)
Inventor
Makoto Ueda
誠 上田
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】入力操作が簡単で、高速入力が可能な目標地点
入力方式を有する地点検索装置を提供する。 【構成】 地域及び地区をそれぞれ指定する拡張郵便番
号の郵便番号及び地区番号にそれぞれ対応して画像表示
可能な地域地図データ及び地区地図データを、入力され
た拡張郵便番号により再生し、再生されたこれら地図デ
ータを処理して拡張郵便番号が指示する目標地点に関す
る目標地点データを出力し、この目標地点データを二次
元画像表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、目標地点に関する情
報を画像表示手段にて表示する地点検索装置に関する。
本発明は例えば車載ナビゲーション装置に適用される。
【0002】
【従来の技術】車載ナビゲーション装置において、目標
地点を装置に入力する従来技術として、画像表示装置に
表示された地図上に目標地点のx座標及びy座標をキー
入力する座標入力方式が一般的であり、画像表示装置に
表示された地図上の目標地点位置をライトペンなどで入
力するペン入力方式も知られている。
【0003】その他、上記入力方式の煩雑性に鑑み、住
所を示す文字情報をOCR装置などで入力したり、音声
認識装置で入力したりすることも考えられている。更
に、電話番号をキー入力したり、OCR装置で入力して
電話番号に対応するする目標地点を電子地図上に指定す
る方式も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような車
載ナビゲーション装置などの地点検索装置において、上
記した座標入力方式やペン入力方式は操作に慣れないと
目標地点入力作業が煩雑であり、また、目標地点を含む
各種階層(各種広さの)の地図画像の内の所望のものを
選択し、それをディスプレー上に予め表示させる手続き
が容易ではない。
【0005】文字又は音声により住所を入力する方式
は、装置規模が大型高価となり、現状の技術水準では実
用化が容易では無い。電話番号を入力する方式は、例え
ば052−583−9720という電話番号を例に考え
ると、中規模のエリア(以下、地区という)を表示する
局番583が、実際の地図上では各所にばらついて存在
するために、局番583が指定する地区の表示のために
大規模なエリアを実際には表示せざるを得ず、目標地点
近傍の地区の画像表示が困難であるという問題点があっ
た。もちろん、局番583に加えて下位4桁の電話番号
も含む電話番号全体から目標地点の二次元座標を読出
し、読み出した二次元座標からそれが所属する地区を選
択することは可能である。しかし、このような方式で
は、電話番号すなわち目標地点まで降下してその空間座
標位置を特定し、それに基づいて目標地点近傍の地区を
選択するために、目標地点近傍の地区の指定のための手
続きが煩雑であり、記憶装置規模及び演算ステップも大
規模となり、高速処理が困難となるという不具合が生じ
てしまう。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、入力操作が簡単であるにもかかわらず。目標地点
近傍の地区の高速指定が可能な地点検索装置を提供する
ことを、その目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の地点検索装置
は、地域を指定する郵便番号と、前記地域内の地区を指
定する地区番号とを含む拡張郵便番号の入力に応じて、
前記郵便番号に対応する郵便番号信号と前記地区番号に
対応する地区番号信号とを含む拡張郵便番号信号を出力
する拡張郵便番号入力手段と、前記地域を画像表示可能
な地域地図データを前記郵便番号信号によるアクセスに
応じて再生可能に記憶するとともに、前記地区を画像表
示可能な地区地図データを前記地区番号信号によるアク
セスに応じて再生可能に記憶する地図データ記憶手段
と、前記拡張郵便番号入力手段から入力された前記拡張
郵便番号信号を前記地図データ記憶手段に入力して対応
する前記地域地図データ又は地区地図データを再生さ
せ、再生された前記地域地図データ又は前記地区地図デ
ータを処理して前記拡張郵便番号が指示する目標地点に
関する二次元画像データを含む目標地点データを出力す
るデータ処理手段と、前記目標地点データを二次元画像
表示する画像表示手段とを備えることを特徴としてい
る。
【0008】好適な態様において、前記拡張郵便番号入
力手段は、前記地区内の番地を含む前記拡張郵便番号の
入力に応じて、前記郵便番号信号及び前記地区番号信号
とともに前記番地に対応する番地信号を含む前記拡張郵
便番号信号を出力する。好適な態様において、前記地図
データ記憶手段は、前記各番地信号に対応して個別に付
与された番地アドレスを記憶し、前記番地アドレスは、
前記画像表示手段が前記地域地図データ及び前記地区地
図データに基づいて二次元画像表示する各地域画像及び
各地区画像上に前記番地の位置を特定するための座標デ
ータを含む。
【0009】好適な態様において、前記地図データ記憶
手段は、各前記地域地図データをアクセスするために前
記各地域地図データに順番に付与された連続番号からな
る地域アドレスと、前記各地域地図データにそれぞれ対
応する前記各拡張郵便番号信号との対応関係を表す地域
アドレス参照テーブルを記憶し、前記データ処理手段
は、前記両参照テーブルに基づいてその一方から他方へ
の変換処理を行うものである。
【0010】好適な態様において、前記地図データ記憶
手段は、各前記地区地図データをアクセスするために前
記各地区地図データに順番に付与された連続番号からな
る地区アドレスと、前記各地区地図データにそれぞれ対
応する前記各拡張郵便番号信号との対応関係を記憶する
地区アドレス参照テーブルを記憶し、前記データ処理手
段は、前記両参照テーブルに基づいてその一方から他方
への変換処理を行うものである。
【0011】好適な態様において、前記地図データ記憶
手段は、前記各地域を指定する前記各地域アドレス又は
前記各拡張郵便番号信号と前記各地域の行政名称との対
応関係を表す地域名称参照テーブルと、前記各地区を指
定する前記各地区アドレス又は前記各拡張郵便番号信号
と前記各地区の行政名称との対応関係を表す地区名称参
照テーブルとを記憶し、前記データ処理手段は、前記両
参照テーブルに基づいてその一方から他方への変換処理
を行うものである。
【0012】好適な態様において、自車の現在地点を検
出して前記データ処理手段に入力する現在地点検出手段
を備え、前記地図データ記憶手段は、前記地域及び地区
の地図データとして前記地域及び地区内の道路に関する
道路データを記憶し、前記データ処理手段は、前記現在
地点及び前記拡張郵便番号信号として入力された前記目
標地点に基づいて前記道路データを処理して前記両地点
を結ぶ所望のルートを選択し、前記画像表示手段は、前
記選択されたルートを前記地域画像又は地区画像上に表
示する車載ナビゲーション装置を構成する。
【0013】
【作用】拡張郵便番号入力手段は、地域を指定する郵便
番号、前記地域内の地区を指定する地区番号を含む拡張
郵便番号の入力に応じて、前記郵便番号に対応する郵便
番号信号と前記地区番号に対応する地区番号信号とを含
む拡張郵便番号信号を出力する。
【0014】地図データ記憶手段は、前記地域を画像表
示可能な地域地図データを前記郵便番号信号によるアク
セスに応じて再生可能に記憶するとともに、前記地区を
画像表示可能な地区地図データを前記地区番号信号によ
るアクセスに応じて再生可能に記憶する。データ処理手
段は、前記拡張郵便番号入力手段から入力された前記拡
張郵便番号信号を前記地図データ記憶手段に入力して対
応する前記地域地図データ又は地区地図データを再生さ
せ、再生された前記地域地図データ又は前記地区地図デ
ータを処理して前記拡張郵便番号が指示する目標地点に
関する二次元画像データを含む目標地点データを出力す
る。
【0015】画像表示手段は、前記目標地点データを二
次元画像表示する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明の地点検索装
置は、地域及び地区をそれぞれ指定する拡張郵便番号の
郵便番号及び地区番号にそれぞれ対応して画像表示可能
な地域地図データ及び地区地図データを、入力された拡
張郵便番号により再生し、再生されたこれら地図データ
を処理して拡張郵便番号が指示する目標地点に関する目
標地点データを出力し、この目標地点データを二次元画
像表示する構成を採用しているので、以下の効果を奏す
る。
【0017】(a)郵便番号によりそれに対応する地域
の地図データである地域地図データを再生、表示でき、
地区番号によりそれに対応する地区の地図データである
地区地図データを再生、表示できるので、目標地点近傍
の小エリア(地区)の地図データを簡単な手続きで速や
かに再生することができる。 (b)従来の座標入力方式やペン入力方式と比較して、
本発明の拡張郵便番号による目標地点入力方式は、キー
入力作業が簡単であり、かつ、英数字認識であるので装
置構成及び演算規模を格段に簡単とすることができる。
【0018】また従来の座標入力方式やペン入力方式の
ように、目標地点を含む各種階層(各種広さの)の地図
画像を予めディスプレー上に表示させる必要が無い。 (c)文字(OCR技術)又は音声(音声認識技術)に
より住所を入力する方式に比較して、英数字認識である
ので装置構成及び演算規模を格段に簡単とすることがで
きる。
【0019】(d)電話番号を入力する方式に比較し
て、目標地点近傍の小エリア(地区)を速やかに選択、
表示することができ、装置構成及び演算規模も圧縮でき
る。以上の結果として、入力操作が簡単であるにもかか
わらず。目標地点近傍の地区の高速指定が可能な地点検
索装置を提供することができる。
【0020】
【実施例】
(実施例1)本発明の地点検索装置の一実施例として車
載ナビゲーション装置を以下に説明する。まず、拡張郵
便番号について図1により説明する。
【0021】拡張郵便番号は、郵便番号と、地区番号
と、番地とからなる。郵便番号は現在広く通用している
ように、三桁の数字からなり、場合によっては更に二桁
の数字からなる枝番を有する。郵便番号は、全国を分割
してなる各地域に一々対応している。また、郵便番号の
上位二桁の数字は、互いに隣接する複数の地域からなる
広い地域(以下、広域という、本発明でいう地域という
用語に包含される)を表している。これら各地域はそれ
ぞれ複数の地区に分割されており、各地区にはそれぞれ
異なる三桁の英数字からなる地区番号を付与されてい
る。したがって、各地区は郵便番号及び地区番号の両方
により特定される。
【0022】更に、番地は、住所の最終単位として現在
常用されており、複数桁の英数字(数字及びアルファベ
ット)で表示される。図2に隣接する3つの地域の境界
を破線で図示し、郵便番号444−01で示される一つ
の地域の一部の地区a〜dを実線で図示する。もちろ
ん、これら地区a〜dにはそれぞれ郵便番号及び地区番
号を付与されている。
【0023】図3に、この車載ナビゲーション装置のブ
ロック図を示す。1は、現在位置や目的地の設定、修
正、表示地図の縮尺選択、電子地図表示における地域選
択及び経路探索における選択条件設定などの入力操作を
行なうスイッチやスクロールキーからなる入力装置であ
り、本発明でいう拡張郵便番号入力手段を含む。
【0024】2は、車両の一定距離走行時にパルス信号
を出力する距離センサである。3は、車両の進行方向に
対応した方位信号を出力する方位センサである。センサ
2、3は本発明でいう現在地点検出手段を構成してい
る。4は、マイコン装置からなる演算装置(本発明でい
うデータ処理手段)であり、図示しない入出力インター
フェイス、CPU,RAM,ROMを内部バス(図示せ
ず)で接続してなる。演算装置4は、センサ2、3から
入力された距離パルス信号や方位信号を基にしての現在
位置決定動作、入力手段1からの拡張郵便番号信号の入
力を基にしての目標地点までの経路探索動作(それに付
帯する各種動作を含む)を行う。
【0025】5は、画像表示用及び経路探索用の道路地
図情報を記憶した地図データ記憶装置(本発明でいう地
図データ記憶手段)であり、CDーROM装置を含む。
地図データ記憶装置5は、拡張郵便番号信号に基づくア
クセスにより対応する地図データを再生する。6は、演
算装置4から出力される情報を画像表示する画像表示装
置(本発明でいう画像表示手段)であり、例えばCRT
からなる。
【0026】次に、地図データ記憶装置5について、そ
の機能的構成を示すブロック図である図4により説明す
る。地図データ記憶装置5は、広域地図データ記憶部5
1、地域地図データ記憶部52、地区地図データ記憶部
53からなる地図データメモリ5aと、広域アドレス参
照テーブル54、地域アドレス参照テーブル55、地区
アドレス参照テーブル56からなるアドレス参照テーブ
ル(アドレス変換メモリ)5bからなる。
【0027】各記憶部51〜53及び各参照テーブル5
4〜56はそれぞれバス100を通じて演算装置4のI
/Oインターフェイスに接続されている。なお実際に
は、各記憶部51〜53及び各参照テーブル54〜56
はCD−ROMの各記憶領域であり、バス100は、C
D−ROMのデータ入出力端末を示す。広域地図データ
記憶部51は広域地図データを、地域地図データ記憶部
52は地域地図データを、地区地図データ記憶部53は
地区地図データを記憶している。
【0028】図5に各地図データの記憶対象領域を図示
する。広域地図データは、図2で説明したように、郵便
番号の上位二桁の数字で示され、それぞれ互いに隣接す
る複数の地域からなる各広域内の地図データからなり、
例えばその一つは、図5の一広域図内の地図データであ
る。各広域地図データは、少なくとも各広域の境界線の
二次元形状を個別に記憶するとともに、各広域内の道路
情報(交差点の番号及び位置情報(ノード情報)、交差
点間の道路の番号及び位置情報(リンク情報)を少なく
とも有する。
【0029】地域地図データは、図2で説明したよう
に、郵便番号で示される各地域内の地図データからな
り、例えばその一つは、図5の一地域図内の地図データ
である。各地域地図データは、少なくとも各地域の境界
線の二次元形状を個別に記憶するとともに、各地域内の
道路情報(交差点の番号及び位置情報(ノード情報)、
交差点間の道路の番号及び位置情報(リンク情報)を少
なくとも有する。
【0030】地区地図データは、図2で説明したよう
に、郵便番号及び地区番号で示される各地区内の地図デ
ータからなり、例えばその一つは、図5の一地区図内の
地図データである。各地区地図データは、少なくとも各
地区の境界線の二次元形状を個別に記憶するとともに、
各地区内の道路情報(交差点の番号及び位置情報(ノー
ド情報)、交差点間の道路の番号及び位置情報(リンク
情報)を少なくとも有する。更に、各地区地図データ
は、各地区内の番地及びその位置(二次元座標)を記憶
する。
【0031】なお本実施例では、各広域、各地域、各地
区の地図データをそれぞれ別々に記憶しているが、地域
地図データは複数の地区地図データの集合であることか
ら、地域地図データとして、それを構成する各地区の地
図データの一部又は全部を代用することが可能である。
この場合には、地域地図データとしては、所属する地区
番号信号を記憶するだけでもよく、又は所属する地区番
号信号とともに、各地区地図データから地域地図データ
として抽出表示すべき情報名称を指定する信号を記憶し
てもよい。
【0032】同様に、広域地図データは複数の地域地図
データの集合であることから、広域地図データとして、
それを構成する各地域の地図データの一部又は全部を代
用することが可能である。この場合には、広域地図デー
タとしては、所属する地域番号信号を記憶するだけでも
よく、又は所属する地域番号信号とともに、各地域地図
データから広域地図データとして抽出表示すべき情報名
称を指定する信号を記憶してもよい。
【0033】なお、広域、地域、地区の地図データを階
層別にそれぞれ記憶する場合には、各階層の地図データ
として共通記憶される情報(例えば、交差点や道路)に
は、共通呼称を付与することが好ましい。なお、演算速
度の高速化のために、各アドレス参照テーブル54〜5
6の一部又は全部を演算に先立って演算装置4のRAM
にデータ転送することも可能であり、又は、各アドレス
参照テーブル54〜56を演算装置4のROMに格納し
てもよい。
【0034】この実施例では、各広域の地図データには
それぞれ連続バイナリ符号からなる広域アドレスが個別
に付与されている。広域アドレス参照テーブル54は、
郵便番号信号の上位二桁と上記広域アドレスとの一対一
の対応関係を記憶するアドレス変換メモリである。各地
域の地図データにはそれぞれ連続バイナリ符号からなる
地域アドレスが個別に付与されている。地域アドレス参
照テーブル55は、郵便番号信号の全桁と上記地域アド
レスとの一対一の対応関係を記憶するアドレス変換メモ
リである。
【0035】各地区の地図データにはそれぞれ連続バイ
ナリ符号からなる地区アドレスが個別に付与されてい
る。地区アドレス参照テーブル56は、郵便番号信号及
び地区番号信号の全桁と上記地区アドレスとの一対一の
対応関係を記憶するアドレス変換メモリである。図6
に、本実施例の動作を説明する。
【0036】本実施例の動作は、拡張郵便番号を入力装
置1に入力することにより、対応する地図を画像表示装
置6に表示するものである。まず入力装置1の英数字キ
ー(図示せず)を押し、その後、拡張郵便番号を入力
し、その後、拡張郵便番号指定キー(図示せず)を押す
操作により拡張郵便番号の入力が完了すると、入力装置
1は、押されたキーの順番に対応する英数字信号(本発
明でいう拡張郵便番号信号)を演算装置4に出力する
(ステップ100)。
【0037】次に、入力された拡張郵便番号信号を、対
応する地図データのアドレスに変換する(ステップ10
2)。すなわち、入力された拡張郵便番号信号を必要な
アドレス参照テーブル54〜56の内のどれか又は全部
に送り、この拡張郵便番号信号を対応するメモリアドレ
ス(広域アドレス、地域アドレス及び地区アドレスを含
む)に変換する。
【0038】例えば、入力された上記拡張郵便番号信号
が郵便番号信号の上位二桁の信号であれば、広域アドレ
ス参照テーブル54にそれを送り、対応する広域アドレ
スをサーチする。一方、入力された上記拡張郵便番号信
号が郵便番号信号の全桁の信号であれば、地域アドレス
参照テーブル55にそれを送り、対応する地域アドレス
をサーチする。そして、入力された上記拡張郵便番号信
号が郵便番号信号及び地区番号信号の全桁の信号であれ
ば、地区アドレス参照テーブル55にそれを送り、対応
する地区アドレスをサーチする。
【0039】なお、郵便番号信号の全桁の信号の入力に
対して、広域アドレス及び地域アドレスをサーチしても
よく、郵便番号信号及び地区番地信号の入力に対して、
広域アドレス及び地域アドレスのどちらか又は両方と地
区アドレスとをサーチしてもよい。次に、ステップ10
4において、ステップ102でアドレス変換されたアド
レス(ここでは、広域アドレス、地域アドレス及び地区
アドレス全てとする)をそれぞれ、各地図データ記憶部
51〜53に入力して、対応する広域地図データ、地域
地図データ及び地区地図データをRAMに格納する。
【0040】次のステップ106にて、読み出した地区
地図データを画像表示装置6に転送し、地区地図として
表示する。RAM内の地域地図データを画像表示するに
は、入力装置1の表示エリア変換キー(図示せず)を1
回押せば、地域地図データが画像表示装置6に地域地図
として表示され、表示エリア変換キー(図示せず)を更
に1回押せば、広域地図データが画像表示装置6に広域
地図として表示され、表示エリア変換キー(図示せず)
を更に1回押せば、地区地図データが再び表示される。
【0041】もちろん上記説明は地区指定された場合で
あって、広域指定の場合には広域地図が同様に画像表示
される。また、地域指定の場合には地域地図が同様に画
像表示され、表示エリア変換キー(図示せず)を一回押
せば広域地図が画像表示され、表示エリア変換キー(図
示せず)をもう一回押せば地域地図が画像表示される。
【0042】このようにすれば、速やかに目標地点近傍
又は目標地点に関連する地図を検索し、表示することが
できる。 (実施例2)次に、拡張郵便番号として番地を含む拡張
郵便番号が入力された場合について説明する。
【0043】図4の地区地図データ記憶部53は、各地
区地図データ毎に、それぞれの地区内の多数の番地の位
置データを記憶しており、各番地の位置データはそれぞ
れの番地の二次元座標データからなる。また、地区アド
レス参照テーブル56は、番地アドレス参照テーブル
(図示せず)を含んでおり、番地信号と番地アドレスと
の一対一の対応関係を記憶している。各番地アドレスは
各地区内にてそれぞれ連続的に符番されており、各番地
アドレスを地区地図データ記憶部に入力(アクセス)す
ることにより、その番地の位置データが読み出される。
【0044】例えば図6のステップ100にて、拡張郵
便番号として地域番号、地区番号とともに番地が入力さ
れると、入力装置1は押圧されたキー順序に従ってバイ
ナリ信号である番地信号を演算装置4に出力し、番地信
号は上記番地アドレス参照テーブルにて番地アドレスに
変換される(ステップ102)。続いてステップ103
にて、この番地アドレスが地区地図データ記憶部53に
入力され、それに対応する番地の位置データが再生され
る(ステップ104)。
【0045】そして、再生された番地の位置データ(二
次元座標データ)により地区画像上に指定される地点が
番地位置として点滅又は特別色にて表示される(ステッ
プ106)。もちろん、上記番地の位置を地域画像上に
表示することも可能である。このようにすれば、速やか
に目標地点の位置を検索し、表示することができる。 (実施例3)次に、実施例1のステップ104(地図デ
ータの読み取り)の他の動作例を図7を参照して説明す
る。
【0046】まずステップ1041にて、入力された拡
張郵便番号が広域指定かどうかを判断し、広域指定であ
ればステップ1043にてこの広域地図データがあるか
どうかを調べ、あればステップ1044にて指定された
広域地図データをリードし、なければステップ1045
にて指定された広域に含まれる各地域地図データをリー
ドし、ステップ1046にてリードした各地域地図デー
タを合成して広域地図データを形成する。なお、この合
成作業は少なくとも、各地域の境界線の内、互いに重な
り合わない境界線いわゆる包絡線を形成する作業を含
む。
【0047】一方、ステップ1041にて広域指定でな
ければ、ステップ1042に進んで地域指定かどうかを
調べ、地域指定であればステップ1047にてこの地域
地図データがあるかどうかを調べ、あればステップ10
48にて指定された地域地図データをリードし、なけれ
ばステップ1049にて指定された地域に含まれる各地
区地図データをリードし、ステップ1050にてリード
した各地区地図データを合成して地域地図データを形成
する。なお、この合成作業は少なくとも、各地区の境界
線の内、互いに重なり合わない境界線いわゆる包絡線を
形成する作業を含む。
【0048】一方、ステップ1042にて地域指定でな
ければ、ステップ1051にて指定された地区の地区地
図データをリードする。次に、ステップ1044、10
46、1050、1051のどれかを終了したら、ステ
ップ1053に進んで縮尺を選択し、この縮尺にて読み
出された又は合成された地図データを画像表示する。な
お、この縮尺は、各地図データの縦横の表示寸法が画面
内に収まるように決定される。 (実施例4)次に、実施例1〜実施例3で説明した拡張
郵便番号の入力に基づく目標地点入力方式を応用した車
両ナビゲーション方式の一例、特にその経路探索ルーチ
ンについて図8のフローチャートを参照して説明する。
【0049】まずステップ200にて、予め現在地レジ
スタ(図示せず)に現在地の位置アドレスをセットし、
また、入力された拡張郵便番号信号に対応する広域アド
レス、地域アドレス、地区アドレス、番地の内、特定可
能なアドレスを目標地レジスタ(図示せず)にセットす
る。なお、現在地は、距離センサ2及び方位センサ3か
らの出力信号を演算装置4で演算して決定される。この
現在地決定作業自体は周知であり、本発明の要旨ではな
いので説明を省略する。
【0050】次にステップ202にて、レジスタにセッ
トされた現在地及び目標地が所属する地区のアドレスす
なわち地区アドレスを演算して求め、それらを現時点の
所属エリアとする。次にステップ204にて現在地及び
目標地の所属エリアが同一(すなわち、この場合には同
一地区アドレス)かどうかを調べ、そうでなければステ
ップ205にて現在選択される上記両所属エリア(この
場合には両地区アドレス)が広域(広域アドレス)かど
うかを調べ、この場合にはそうでないのでステップ20
6に進み、そうであればステップ208に進む。
【0051】ステップ206では、現在の所属エリア
(両地区)がそれぞれ所属する地域(地域アドレス)を
読出して、それを現在地及び目標地の所属エリアとし、
ステップ204にリターンする。ステップ204では、
読み出した2つの地域アドレスが同じ所属エリア(この
場合には同一地域アドレス)かどうかを調べ、そうでな
ければステップ205にて現在選択される上記両所属エ
リア(この場合には両地域アドレス)が広域(広域アド
レス)かどうかを調べ、この場合にはそうでないのでス
テップ206に進み、そうであればステップ208に進
む。
【0052】ステップ206では、現在の所属エリア
(両地域)がそれぞれ所属する広域(広域アドレス)を
読出して、それを現在地及び目標地の所属エリアとし、
ステップ204にリターンする。ステップ204では、
読み出した2つの広域アドレスが同じ所属エリア(この
場合には同一広域アドレス)かどうかを調べ、そうでな
ければステップ205にて現在選択される上記両所属エ
リア(この場合には両広域アドレス)が広域(広域アド
レス)かどうかを調べ、この場合にはそうであるので、
ステップ208に進む。
【0053】一方、ステップ204にて両所属エリアが
同じである場合には、そのアドレスを最高共通エリアと
して最高共通エリア指定レジスタ(図示せず)に書き込
んで、ステップ208に進む。したがって、今まで説明
した各ステップにより、現在地及び目標地が同一地区に
所属する場合には、その地区アドレスが最高共通エリア
として指定され、現在地及び目標地が同一地域に所属す
る場合には、その地域アドレスが最高共通エリアとして
指定され、現在地及び目標地が同一広域に所属する場合
には、その広域アドレスが最高共通エリアとして指定さ
れ、現在地及び目標地が同一広域に所属しない場合に
は、最高共通エリアは指定されず、両地点の所属エリア
としてそれぞれ広域アドレスが指定された状態となる。
【0054】ステップ208では、現在地及び目標地が
同一所属エリア内に位置する場合には、その最高共通エ
リア及びこの最高共通エリア内の現在地及び目標地が所
属する各段階の下層エリアに関するアドレスを利用し
て、経路指定を実施する。経路指定作業そのものは従来
と同じであり、最高共通エリアのアドレス及びこの最高
共通エリア内の現在地及び目標地が所属する各段階の下
層エリアに関するアドレスに対応する地図データをそれ
ぞれ読み出し、読み出した各地図データに基づいて最適
(ここでは最短)の経路を演算、決定する。最適の経路
の選択方式自体は従来と同じであり、各交差点をノード
とし、各ノードを結ぶ道路をリンクとし、各ノード及び
各リンクにはそれに付随する道路情報が付属させられて
いる。そして、現在地及び目標地の間の各ノード及びリ
ンクの連結(以下チエインと呼ぶ)の中で、最適の連結
(最適チエイン)を上記読み出された各地図データから
演算して選択する。選択のための手法自体は従前と同じ
であり、単なる組合せ(例えば合計所要時間が最小とな
る組合せなど)の選択であり、説明を省略する。
【0055】また、現在地及び目標地が同一広域エリア
内に位置しない場合には、まず、現在地及び目標地がそ
れぞれ所属する両広域エリア間の中間地帯の広域アドレ
スを選択し、これら各広域アドレスを合わせた超広域を
創設し、この超広域を最高共通エリアとして設定し、以
下の作業は上記した予め最高共通エリアが設定されてい
る場合と同じとなり、すなわちこの超広域に関する地図
データすなわち広域地図データ群及びそれに含まれる下
層の地図データ群に基づいて上記と同様に最適チエイン
を選択する。
【0056】図9はこの経路探索方式を視覚的に図示し
たものである。もちろん、上記した経路探索方式は一例
であり、各種の変形方式が可能であるのは当然である。 (実施例5)他の経路探索及び表示方式の例を図10を
参照して説明する。
【0057】まずステップ300にて、出発地(現在地
とは限らない)を拡張郵便番号にて入力し、ステップ3
02にて、目的地も拡張郵便番号にて入力する。次のス
テップ304にて、これら出発地及び目的地に間の最適
経路(最適チエイン)を上述の階層記憶を辿る方式にて
決定し、次のステップ306にて、決定された最適経路
を構成するノード、リンクそれぞれに対応する拡張郵便
番号を決定してそれらを拡張郵便番号列としてRAMに
格納し、次のステップ308にて、この拡張郵便番号列
を画像表示装置に表示する。
【0058】なおノードの表示については、ノードが一
つの地区内に位置する場合は一個の拡張郵便番号(すな
わち郵便番号+地区番号)で表示され、複数の地区の境
界に位置する場合は複数の拡張郵便番号(すなわち郵便
番号+地区番号)で表示される。またリンクの表示につ
いては、リンクが一つの地区内に位置する場合は一個の
拡張郵便番号(すなわち郵便番号+地区番号)で表示さ
れ、複数の地区の境界に位置する場合又は複数の地区に
跨がって位置する場合は複数の拡張郵便番号(すなわち
郵便番号+地区番号)で表示される。この場合、各拡張
郵便番号の配列によりリンクが境界に位置するか、跨が
って位置するかを表示することもできる。
【0059】また、特定の面(エリア)の表示も、この
エリアが、一つの地区又は地域又は広域内に位置する場
合は一個の拡張郵便番号で表示でき、複数の地区又は地
域又は広域を含む場合は、複数の拡張郵便番号で表示さ
れる。なお、この実施例では、経路順に各拡張郵便番号
を一括表示したが、当然、それらをRAMにセットして
おき、現在地点の拡張郵便番号だけを順番に表示するこ
ともでき、又は次の途中予定地の拡張郵便番号を表示す
ることもできる。
【0060】また、各拡張郵便番号をスクロールキーな
どにより順次表示することもできる。更に、RAMに格
納されたこれら拡張郵便番号列をそれに対応するエリア
名称(自然言語)にアドレス変換して表示することもで
きる。これを行うには、各広域アドレスとそれに対応す
る広域名称を広域地名参照テーブルに記憶し、各地域ア
ドレスとそれに対応する地域名称を地域名称参照テーブ
ルに記憶し、各地区アドレスとそれに対応する地区名称
を地区名称参照テーブルに記憶する。これらの各参照テ
ーブルの構成自体は図4のアドレス参照テーブル54〜
56と同じようなアドレス変換メモリからなる。
【0061】そして、拡張郵便番号を図4のアドレス参
照テーブル54〜56により各レベルのアドレスに変換
し、得たアドレスを上記地名参照テーブルに入力して必
要な地名を得る。他の態様では、郵便番号の上位二桁と
それに対応する広域名称を広域地名参照テーブルに記憶
し、郵便番号全桁とそれに対応する地域名称を地域名称
参照テーブルに記憶し、各郵便番号及び地区番号の全桁
とそれに対応する地区名称を地区名称参照テーブルに記
憶し、郵便番号を地名に直接変換することも可能であ
る。 (実施例6)実施例5の変形態様を、図11を参照して
説明する。
【0062】この実施例も経路をその行政名称すなわち
上述のエリア名称(広域地名、地域地名及び地区地名)
により表示するものである。まずステップ400にて目
的地も拡張郵便番号にて入力し、ステップ402にて現
在地を算出する。次のステップ404にて現在地と目的
地との間の距離を算出し、次のステップ406にて算出
距離がA以上即ち大距離かどうかを調べ、そうであれば
目的地の県名を表示し(ステップ408)、ステップ4
16に進む。
【0063】ステップ406にて算出距離がA未満であ
れば、ステップ410にて算出距離がB以上即ち中距離
かどうかを調べ、そうであれば目的地の市や群や区の名
称を表示し(ステップ412)、ステップ416に進
む。ステップ410にて算出距離がB未満であれば、ス
テップ414にて目的地の町や村などの名称を表示し
(ステップ412)、ステップ416に進む。
【0064】ステップ416では、目的地に到達したか
どうかを調べ、到達していなければステップ402に進
み、到達すればステップ418に進んで上記地名表示を
終了する。このような実施例5、6における地名表示
は、拡張郵便番号が行政名称にうまくマッチングして分
類されているので、非常に運転者に理解されやすいとい
う点で優れている。
【0065】図12に、この実施例による表示の一例を
示す。 (実施例7)他の実施例を図13に示す。上記実施例で
は、経路表示として、拡張郵便番号や地名を順次又は一
括表示することを説明した。もちろんこれらの拡張郵便
番号や地名の表示は地図とともに表示できることは当然
である。
【0066】一方、この実施例では、各ノードをそれぞ
れそれらが属する又は隣接する各代表的な拡張郵便番号
で代表させ、それとともに画面にウインドウ表示にて、
図12のウインドウに示すように、拡張郵便番号で示さ
れた各ノード及びそのノードの進路変更方向が自然言語
表示される。なお図12では、各ノードはNo.1〜N
o.5として表示されているが、実際には拡張郵便番号
(番地も含む)で表示される。
【0067】もちろん、各ノードには図13に示すよう
にNo.1〜No.5というようなノードナンバーを付
し、ウインドウ内において、各ノードナンバー毎に拡張
郵便番号とそこでの進路変更モードとを自然言語表示
(この場合は日本語)してもよい。 (実施例8)他の実施例を図14に示す。
【0068】この実施例は、車外の各種装置から走行中
の車両に現在地の拡張郵便番号を入力するものである。
そのような装置の構成については後述する。ステップ5
00にて車外の装置から現在地の拡張郵便番号を受信
し、次のステップにて受信した拡張郵便番号に基づいて
現在位置について確認乃至修正作業を行う。
【0069】図15は、このような車外の装置の一例と
して、路側に無線又は超音波の発信器600を設け、車
両に設けた受信装置により受信する構成を示している。
図16は、このような車外の装置の一例として、道路面
に例えば磁性粉などによるバーコードなどを埋め込み、
車両に設けたセンサによりこのバーコードなどのパター
ンを検出して現在地の拡張郵便番号を入力するものであ
る。 (実施例9)他の実施例を図17に示す。
【0070】この実施例は、目標地点(目的地)の拡張
郵便番号の他の入力方式であって、名刺に英数字(数字
及びアルファベット)又はバーコードにより記載された
拡張郵便番号をOCR装置により読み取るものであり、
このようにすればキー入力を省略することができる。 (実施例10)他の実施例を図18に示す。
【0071】この実施例は、拡張郵便番号により選択さ
れた各エリアの画像表示を、境界線(または他の情報)
を表示する境界線表示方式と、各エリアを同一色で塗り
潰す塗り潰し表示方式とを選択可能としたものである。
これらの選択は、キー入力により選択される。 (実施例11)他の実施例を以下に説明する。
【0072】上記説明した郵便番号の表示又は自然言語
による地名の表示などは、当然音声合成表示も可能であ
ることは論を待たない。また、拡張郵便番号を音声入力
することもコストの上昇という不利を甘受すれば可能で
あることはもちろんである。 (実施例12)他の実施例を以下に説明する。
【0073】上記説明した拡張郵便番号を、秘密の又は
特定を暗号化し、この暗号を入力することにより、上記
した各実施例の拡張郵便番号の入力に代用すること、又
は特定の高頻度使用の拡張郵便番号を短縮番号に置換し
て使用することも当然可能である。このような暗号化さ
れた拡張郵便番号は暗号又は短縮符号を入力した後、そ
の解読を指定するキーを押圧することにより、これら暗
号又は短縮符号をそれらに対応する拡張郵便番号に変換
するアドレス変換メモリをアクセスし、これにより、拡
張郵便番号が再生できる。 (実施例13)また、画像表示装置6の画面にペン入力
やキーによるX,Y座標入力により拡張郵便番号要求地
点を入力し、入力された地点の拡張郵便番号を出力する
こともできることは、当然である。
【0074】すなわち、入力された地点の座標位置に対
応する拡張郵便番号を地図データからサーチすればよ
い。この場合にも、変換キーの最初の押圧で地区名称
が、次の押圧で地域名称が、次の押圧で広域名称が、次
の押圧で再度地区名称が、表示されるようにすることも
でき、それらを一括表示するようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】拡張郵便番号を示すキャラクタ配置図である。
【図2】拡張郵便番号に対応する複数の地域及び地区を
示すエリア図である。
【図3】車載ナビゲーション装置のブロック図である。
【図4】図3の装置の地図データメモリ及びアドレス変
換メモリを示すブロック図である。
【図5】拡張郵便番号の各レベルに対応するエリアを示
すエリア図である。
【図6】一実施例の動作を示すフローチャートである。
【図7】一実施例の動作を示すフローチャートである。
【図8】一実施例の動作を示すフローチャートである。
【図9】経路決定に用いる各レベルの地図データの選択
を示すエリア図である。
【図10】一実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図11】一実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図12】表示パタンの一例を示す表示画像図である。
【図13】表示パタンの一例を示す表示画像図である。
【図14】一実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図15】一実施例の拡張郵便番号入力方式を示す模式
図である。
【図16】一実施例の拡張郵便番号入力方式を示す模式
図である。
【図17】一実施例の拡張郵便番号入力方式を示す模式
図である。
【図18】一実施例の地図表示方式を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1は入力装置(拡張郵便番号入力手段)、5はCD−R
OM(地図データ記憶手段)、4は演算装置(データ処
理手段)、6は表示装置(画像表示手段)。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地域を指定する郵便番号と、前記地域内の
    地区を指定する地区番号とを含む拡張郵便番号の入力に
    応じて、前記郵便番号に対応する郵便番号信号と前記地
    区番号に対応する地区番号信号とを含む拡張郵便番号信
    号を出力する拡張郵便番号入力手段と、 前記地域を画像表示可能な地域地図データを前記郵便番
    号信号によるアクセスに応じて再生可能に記憶するとと
    もに、前記地区を画像表示可能な地区地図データを前記
    地区番号信号によるアクセスに応じて再生可能に記憶す
    る地図データ記憶手段と、 前記拡張郵便番号入力手段から入力された前記拡張郵便
    番号信号を前記地図データ記憶手段に入力して対応する
    前記地域地図データ又は地区地図データを再生させ、再
    生された前記地域地図データ又は前記地区地図データを
    処理して前記拡張郵便番号が指示する目標地点に関する
    二次元画像データを含む目標地点データを出力するデー
    タ処理手段と、 前記目標地点データを二次元画像表示する画像表示手段
    とを備えることを特徴とする地点検索装置。
  2. 【請求項2】前記拡張郵便番号入力手段は、前記地区内
    の番地を含む前記拡張郵便番号の入力に応じて、前記郵
    便番号信号及び前記地区番号信号とともに前記番地に対
    応する番地信号を含む前記拡張郵便番号信号を出力する
    ものである請求項1記載の地点検索装置。
  3. 【請求項3】前記地図データ記憶手段は、前記各番地信
    号に対応して個別に付与された番地アドレスを記憶し、
    前記番地アドレスは、前記画像表示手段が前記地域地図
    データ及び前記地区地図データに基づいて二次元画像表
    示する各地域画像及び各地区画像上に前記番地の位置を
    特定するための座標データを含む請求項2記載の地点検
    索装置。
  4. 【請求項4】前記地図データ記憶手段は、各前記地域地
    図データをアクセスするために前記各地域地図データに
    順番に付与された連続番号からなる地域アドレスと、前
    記各地域地図データにそれぞれ対応する前記各拡張郵便
    番号信号との対応関係を表す地域アドレス参照テーブル
    を記憶し、 前記データ処理手段は、前記両参照テーブルに基づいて
    その一方から他方への変換処理を行うものである請求項
    1記載の地点検索装置。
  5. 【請求項5】前記地図データ記憶手段は、各前記地区地
    図データをアクセスするために前記各地区地図データに
    順番に付与された連続番号からなる地区アドレスと、前
    記各地区地図データにそれぞれ対応する前記各拡張郵便
    番号信号との対応関係を記憶する地区アドレス参照テー
    ブルを記憶し、 前記データ処理手段は、前記両参照テーブルに基づいて
    その一方から他方への変換処理を行うものである請求項
    1記載の地点検索装置。
  6. 【請求項6】前記地図データ記憶手段は、前記各地域を
    指定する前記各地域アドレス又は前記各拡張郵便番号信
    号と前記各地域の行政名称との対応関係を表す地域名称
    参照テーブルと、前記各地区を指定する前記各地区アド
    レス又は前記各拡張郵便番号信号と前記各地区の行政名
    称との対応関係を表す地区名称参照テーブルとを記憶
    し、 前記データ処理手段は、前記両参照テーブルに基づいて
    その一方から他方への変換処理を行うものである請求項
    1記載の地点検索装置。
  7. 【請求項7】自車の現在地点を検出して前記データ処理
    手段に入力する現在地点検出手段を備え、前記地図デー
    タ記憶手段は、前記地域及び地区の地図データとして前
    記地域及び地区内の道路に関する道路データを記憶し、
    前記データ処理手段は、前記現在地点及び前記拡張郵便
    番号信号として入力された前記目標地点に基づいて前記
    道路データを処理して前記両地点を結ぶ所望のルートを
    選択し、前記画像表示手段は、前記選択されたルートを
    前記地域画像又は地区画像上に表示する車載ナビゲーシ
    ョン装置を構成する請求項1記載の地点検索装置。
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