JP3905136B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3905136B2
JP3905136B2 JP52753798A JP52753798A JP3905136B2 JP 3905136 B2 JP3905136 B2 JP 3905136B2 JP 52753798 A JP52753798 A JP 52753798A JP 52753798 A JP52753798 A JP 52753798A JP 3905136 B2 JP3905136 B2 JP 3905136B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
node
data
route search
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP52753798A
Other languages
English (en)
Inventor
高司 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xanavi Informatics Corp
Original Assignee
Xanavi Informatics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xanavi Informatics Corp filed Critical Xanavi Informatics Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP3905136B2 publication Critical patent/JP3905136B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B29/00Maps; Plans; Charts; Diagrams, e.g. route diagram
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B29/00Maps; Plans; Charts; Diagrams, e.g. route diagram
    • G09B29/10Map spot or coordinate position indicators; Map reading aids
    • G09B29/106Map spot or coordinate position indicators; Map reading aids using electronic means
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/38Electronic maps specially adapted for navigation; Updating thereof
    • G01C21/3863Structures of map data
    • G01C21/387Organisation of map data, e.g. version management or database structures
    • G01C21/3878Hierarchical structures, e.g. layering

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Educational Technology (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

【0001】
技術分野
本発明は、ナビゲーション装置に関する。
【0002】
背景技術
車両位置周辺の道路地図を表示する機能や、マップマッチングを行って車両位置を正確に検出する機能や、出発地から目的地までの推奨ルートを演算する機能等を兼ね備えた車載用ナビゲーション装置が知られている。これら従来の車載用ナビゲーション装置では、既存のソフトウェアとの互換性を維持し、かつ処理速度を上げるために、道路地図表示用のデータ、マップマッチング用のデータおよびルート探索用のデータを1枚のCD−ROMにそれぞれ別々に格納している。
【0003】
道路地図表示用データは、縮尺率が最も小さく広い地域を表示するための最広域地図データと、縮尺率が最も大きく狭い地域を詳細に表示する最詳細地図データと、最広域地図データと最詳細地図データとの間の異なる縮尺率の複数の地図データとを備えている。たとえば最広域地図データをレベル4のデータ、最詳細地図データをレベル1のデータ、レベル4とレベル1との間のデータをそれぞれレベル3および2のデータと呼ぶ。
【0004】
図23は上記レベル4、3、および2として記憶する道路地図表示用データの道路地図を説明する図であり、CD−ROMにはレベル4の道路地図表示用データとレベル3の道路地図表示用データとレベル2の道路地図表示用データが別々に記憶される。図23はレベル4の1つのメッシュM4の道路地図を示し、このメッシュM4には1本の道路D1と、道路D1の交差点n3に接続される道路D2と、道路D1の両端の交差点nl,n2に接続される2本の道路D3,D4が存在している。レベル4の1つのメッシュM4を16等分したハッチングで示す小領域m3がレベル3の1つのメッシュM3となり、図23に示すように、メッシュM3には道路D1,D2の一部分だけが存在する。レベル3の1つのメッシュM3を16等分したハッチングで示す小領域m2がレベル2の1つのメッシュM2となり、図23に示すように、メッシュM2には道路D1,D2の一部分と道路D1に接続されている道路D5,D6などが存在する。
【0005】
推奨経路探索機能を有するナビゲーション装置では、上述した道路地図データとは別にルート探索用データを備えている。ルート探索には道路形状は必要がないので、ルート探索用データは、あるノード(本明細書では自ノードと呼ぶ)とそれに接続されているノード(本明細書では隣接ノードと呼ぶ)のデータを持つ。ノードデータにはノードの位置座標が含まれる。
【0006】
たとえば、道路地図データのレベル4とレベル2に対応する2つのルート探索用データを備え、ルート探索にあたっては出発地近傍と目的地近傍をレベル2で探索し、それ以外の領域をレベル4で探索するようにして、ルート探索時間を短縮化している。
【0007】
このような従来技術においては、上位レベルと下位レベルとの間のノードの対応づけを小さい記憶容量で効率良く行なうとともに、高い信頼性で行なうことが要望されている。
【0008】
発明の開示
請求項1の発明は、ナビゲーション装置に適用され、始端と終端にノードを有するリンクで道路を表すように定義し、隣接するノードの接続関係を示す経路探索用データを縮尺率の小さい上位レベルおよび縮尺率の大きい下位レベルについてそれぞれ格納する地図データベース手段と、地図データベース手段から経路探索用データを読み出し、読み出した経路探索用データを使用して出発地から目的地までの経路探索を行う経路探索手段とを備え、地図データベース手段は、縮尺率の小さい上位レベルの経路探索用データと縮尺率の大きい下位レベルの経路探索用データとの対応関係を表すレベル間対応データを経路探索用データとは別データとして格納し、レベル間対応データには、上位レベルから下位レベルを見た場合のノードの対応情報として、上位レベルの上位ノードを表す番号と、上位ノードに対応する下位レベルの下位ノードを表す番号と、所定の上位レベルの一の地図領域をレベルが下がるにつれ複数に分割した小領域を定義した場合の下位ノードが存在する下位レベルの小領域の番号とがそれぞれ互いに対応づけられて設けられ、小領域の番号体系は、所定の上位レベルの一の地図領域を基準にした場合の相対的な分割を表す番号体系であり、上位レベルおよび下位レベルのそれぞれの小領域に共通に使用される番号体系であり、所定の上位レベルの一の地図領域がレベルが下がるにつれ分割される小領域の数に対応する番号を使用した番号体系であり、下位レベルの小領域の番号から所定の上位レベルの一の地図領域内での下位レベルの小領域の位置が特定できる番号体系であり、経路探索手段は、出発地近傍の所定の領域および目的地近傍の所定の領域については下位レベルの経路探索用データを使用して経路探索を行い、下位レベルの経路探索用データを使用した出発地近傍の経路探索により得られたノードから下位レベルの経路探索用データを使用した目的地近傍の経路探索により得られたノードにいたる経路探索は上位レベルの経路探索用データを使用して行い、下位レベルの経路探索用データを使用した経路探索により得られたノードと上位レベルの経路探索用データを使用して行う経路探索におけるノードの対応づけをレベル間対応データの上位レベルの上位ノードを表す番号と、下位レベルの下位ノードを表す番号と、下位レベルの小領域の番号とを読み出して行うとするものである。
請求項2の発明は、請求項1のナビゲーション装置において、レベル間対応データは、上位レベルのノードが含まれる小領域の番号順、かつ同一の小領域に含まれるノードの番号順にソートされているとするものである。
請求項3の発明は、請求項1または2のナビゲーション装置において、レベル間対応データには、上位レベルの自ノードに隣接する上位隣接ノードの番号と、その上位自ノードに対応する下位レベルの自ノードに隣接する下位隣接ノードの番号とが対応づけて設けられているとするものである。
【0009】
発明を実施するための最良の形態
図1は本発明の地図データベース装置を内部に有する車載用ナビゲーション装置の一実施の形態のブロック図である。図1において、1は車両の現在地を検出する現在地検出装置であり、例えば車両の進行方位を検出する方位センサや車速を検出する車速センサやGPS(Global Positioning System)衛星からのGPS信号を検出するGPSセンサ等から成る。
【0010】
2は装置全体を制御する制御回路であり、マイクロプロセッサおよびその周辺回路から成る。3は車両の目的地等を入力する入力装置、4は現在地検出装置1によって検出された車両位置情報等を格納するDRAM、5は表示装置6に表示するための画像データを格納する画像メモリであり、画像メモリ5に格納された画像データは適宜読み出されて表示装置6に表示される。7は制御回路2が演算した推奨ルート上のノード情報やリンク情報等を格納するSRAMである。
【0011】
8は、道路地図表示、経路探索(ルート探索)およびマップマッチング等を行うための種々のデータを格納する地図データベース装置であり、例えばCD−ROM装置や磁気記録装置等で構成される。9はこの地図データベース装置に装填される上記データが記録された記録媒体であり、例えばCD−ROMである。単に地図データベース装置という場合はこの記録媒体も含めるものである。地図データベース装置8には、道路形状や道路種別に関する情報などから成る地図表示用データと、道路形状とは直接関係しない分岐点情報や交差点情報などから成るルート探索用データとが格納されている。地図表示用データは主に表示装置6に道路地図を表示する際に用いられ、ルート探索用データは主に推奨経路(推奨ルート)を演算する際に用いられる。
【0012】
次に、地図データベース装置8に格納されている地図表示用データとルート探索用データのデータ構成について詳述する。
【0013】
[1]地図表示用データ
(1)リンク列データの概要
本実施の形態の地図表示用データは、道路地図を所定範囲ごとに区分けしたメッシュ領域ごとにデータを管理しており、メッシュ領域内に存在する各道路をそれぞれ別々のリンク列とする。例えば、図2に示すように、1つのメッシュ領域内で2本の道路D1,D2が交差している場合には、各道路をそれぞれ別々のリンク列1,2で表すものとし、リンク列1はリンク11,12で構成され、リンク列2はリンク21〜23で構成されるものとする。この場合、リンク列1の各リンク、リンク列2の各リンクは同一種別の道路である。リンクは道路を表す最小単位であり、図2では交差点間を一つのリンクの単位とし、各リンクに固有の番号(以下、リンク番号と呼ぶ)をつけて区別する。図2の交差点、すなわち各リンクの接続点をノードN0〜N4で表している。ノードは各リンクの始点と終点でもあり、後述するように、ノード間をさらに細かく区分する補間点を設ける場合もある。
【0014】
また、本実施の形態では、橋やトンネル等のように道路上に特徴的な構造物がある場合には、その前後の道路を別のリンク列データとする。例えば、図3に示すように、国道246号上に橋およびトンネルがある場合には、橋およびトンネルの手前、橋およびトンネルの区間、橋およびトンネルの先をそれぞれ別々のリンク列とする。図3では、これらをリンク列101〜105として表している。このように、道路上の特徴的な構造物を境にしてその前後を別々のリンク列とすることで、道路地図上の橋やトンネル等を容易に検索できるようになる。
【0015】
地図表示用データは、縮尺率の異なる複数のデータを有する。本実施の形態では、各縮尺率のデータをレベルn(nは例えば1〜4)のデータと呼ぶ。レベル1が最も詳細な道路地図であり、レベルが上がるほど小縮尺率で広域な道路地図となる。
【0016】
(2)リンク列データのデータ構成
図2の道路について説明すると、地図表示用データは、図4に示すとおり、リンク列1,2〜nに関する各種情報を記述したリンク列データをリンク列ごとに設けて構成され、各リンク列のデータはリンク列情報とノードリンク情報とを有し、リンク列情報は図4にも示す通りの次のデータから構成される。
【0017】
(1)リンク列サイズ
(2)要素点数
(3)リンク属性
(4)道路名称オフセット
(5)路線番号
【0018】
またノードリンク情報は図4にも示す通りの次のデータから構成される。
(1)属性1+X座標
(2)属性2+Y座標
(3)同一ノードオフセット
(4)誘導オフセット
(5)リンク番号
(6)高さ情報
【0019】
(3)リンク列情報について
図4において、リンク列サイズはリンク列のデータ長を示すデータである。要素点数はノード点数と補間点数の合計を表すデータ、リンク属性は国道、県道、高速道路などの道路の種別を表すデータ、路線番号は国道や県道の番号である。道路名称オフセットはこの実施の形態では関係がないので説明を省略する。補間点は後述する。
【0020】
(4)ノードリンク情報について
図5は図2に示すリンク列1および2の詳細を示す。例えば、図5の太線で示すリンク列2のノードリンク情報は図6のようになる。図示のように、リンク列2のデータは、リンク列上のノードN1,N02,N3(図5の黒丸)に関するノード情報と補間点(図5の白丸)に関する補間点情報とを含む。ノード情報は、ノードの位置座標X,Yと、ノードに接続されるリンクの属性と、リンク番号とを有し、補間点情報は補間点の位置座標X,Yを有する。これらの位置座標が後述する推奨ルート表示用の形状データあるいはマップマッチング用の形状データとして用いられる。図5の太線のリンク列2は、ノードN1とN02の間のリンク番号21のリンクと、ノードN02とN3との間のリンク番号22のリンクと、ノードN3に接続されたリンク番号23のリンクとを有する。図6からわかるように、ノードN02のノード情報はリンク番号21のリンクとリンク番号22のリンクとで共有している。これらノード情報および補間点情報は、リンクの接続順にデータ配置されている。このため、リンク列データを先頭アドレスから順に読み出すことで、リンク列全体の道路形状や道路種別等を検出できる。
【0021】
このように、本実施の形態では、1つのメッシュ領域内において、リンク列を単位としてデータを管理して、隣接するリンク間のノードは互に共有するため、図24に示す従来例のように、リンクを単位としてデータを管理する場合に比べてデータの総容量を減らせる。図24では、リンクL0〜L3はそれぞれ始点と終点にノードN0b,N1a,N1b……N3aを有し、各ノードには接続情報として同一ノードであること示す同一ノード情報C01,C10……が設けられている。
【0022】
(5)同一ノードを表すオフセット
図5において、リンク列1とリンク列2が交差する地点のノードの符号を、リンク列1のノードをN01とし、リンク列2のノードをN02とし、さらに、リンク列3のノードをN03とする。その場合、これら交差点N01〜N03のノード情報はそれぞれ同一ノードオフセットというデータ項目を有している。
【0023】
図7により同一ノードオフセットを詳細に説明する。例えば、リンク列2のノードN02の同一ノードオフセットとしては、リンク列1のノードN01のノード情報が記憶されたアドレス値が格納され、同様に、リンク列1のノードN01の同一ノードオフセットとしては、リンク列3のノード情報が記憶されたアドレス値が格納され、リンク列3のノードN03の同一ノードオフセットとしては、リンク列2のノードN02のノード情報が記憶されたアドレス値が格納される。
【0024】
一方、図5の交差点N01〜N03で表された交差点以外のノードは他の道路と交差していないため、これらノードのノード情報の同一ノードオフセット記憶領域には、同一ノードに関する他のノードが存在しないことを示す特定の値、例えばFFFFhが格納される。
【0025】
このように、同一ノードオフセットを設けることで、交差点のように同一ノードに対して複数のノード情報が存在する場合でも、各ノード情報の対応関係を容易に把握できるようになる。また、従来の装置では、図25に示すように、3本の道路が交差する交差点に対応するノードを5つ(N0a〜N0d)必要としていたのに対し、本実施の形態では図5に示すように3つ(N01〜N03)で足りるため、データ量を削減できる。
【0026】
(6)属性1
ノードのX座標とともに格納される属性1はリンク列データを逆方向に読み出すためのオフセット情報である。前述したように、リンク列データには、実際に接続されている順序に従ってノード情報や補間点情報などがデータ配置されている。このため、リンク列データを記憶部の先頭アドレスから順に読み出せば、先頭位置からの道路形状を正確に把握できる。
【0027】
一方、場合によっては、リンク列データを最後尾から読み出して、最後尾からの道路形状を把握する必要が生じる場合もある。この場合、最後尾のノード情報や補間点情報を読み出した後に、その直前にデータ配置されているノード情報等のヘッダ位置を検出する必要がある。例えば、図5の太線で示すリンクのリンク列データ(図6)を最後尾から読み出す場合を考えると、図8に矢印で示すように、ノードN3のノード情報を読み出した後にその直前にデータ配置されている補間点情報のヘッダ位置を検出し、このヘッダ位置から補間点情報を読み出す必要がある。ところが、ノード情報や補間点情報のデータ量は以下に説明するようにノードや補間点によって異なっており、ノード情報や補間点情報のヘッダ位置を一律に決めることはできない。
【0028】
図9A〜Dはノード情報や補間点情報のデータ量が異なる場合を説明する図であり、図9Aはノード情報等がX,Y位置座標の2ワードで構成される場合、図9Bは図9Aに同一ノードオフセットを加えた3ワードで構成される場合、図9Cは図9Bに誘導オフセット情報を加えた4ワードで構成される場合、図9Dは図9Cにリンク番号を加えた5ワードで構成される場合をそれぞれ示す。
【0029】
図9A〜Dに示すように、ノード情報や補間点情報のデータ量は各リンクによって異なるため、本実施の形態では、ノード情報や補間点情報のヘッダ位置を示す情報を属性1のデータとして予めリンク列データに付加している。この実施の形態では、各ノードや補間点のX位置座標とともに付加している。
【0030】
たとえば、図10Aは、属性1+X座標データを構成する2バイトデータの下位11ビットにX位置座標を格納し、上位2ビットに各ノード情報等のヘッダ位置を示す情報を格納する例を示す図である。この上位2ビットには、各ノード情報等のヘッダ位置まで何ワードであるかを示す情報が格納される。
【0031】
このように、本実施の形態では、直前のノード情報等のヘッダ位置を示す情報をリンク列データに付加するため、リンク列データを逆方向に読み出す場合でも、すべてのノード情報等を漏れなく読み出すことができる。
【0032】
(7)属性2
ノードのY座標とともに格納される属性2は交通規制情報、道路幅情報、車線数情報を含む。リンク列データを構成するノードリンク情報の各データのデータ長は16ビット(2バイト=1ワード)である。属性2+Y座標を表すデータの下位11ビットには、図11Aに示すように、下位11ビットにY位置座標を格納し、上位5ビットに交通規制情報、道路幅情報および車線数情報が格納される。上位5ビットのビットの組み合わせによって図11Bの(1)〜(8)のいずれかの情報が選択される。
【0033】
このように、ノードの位置座標等を格納するための2バイトデータの空きビットを利用して道路幅情報と交通規制情報と車線数情報を格納するようにしたため、データ量を増やすことなく道路幅情報や交通規制情報等をリンク列データに付加できる。
【0034】
(8)高さ情報
道路地図を3次元表示する場合には、道路地図上の複数の地点について標高差に関するデータが必要となる。そこで、本実施の形態では、リンク列を構成する各リンクの高さ情報をまとめてリンク列データの最後尾に付加している。なお、高さ情報を有するリンク列データと高さ情報を持たないリンク列データとが混在するので、高さ情報は複数のノードおよび複数の補間点にそれぞれ付加することができる。
【0035】
リンク列データに高さ情報を付加することで、道路地図を立体的に表示できるようになる。また、高さ情報をリンク列データの最後尾にまとめて付加するため、必要なときだけ高さ情報を読み出せばよく、例えば通常の平面地図を表示する場合のように高さ情報が不要の場合には、高さ情報の直前までのデータを読み出せばよい。
【0036】
[2]ルート探索用データ
ルート探索用データは縮尺率の異なる複数の道路地図表示用データに対応する複数のデータを有し、各縮尺率のデータをレベルm(mは例えば2,4)のデータと呼ぶ。
【0037】
図12はルート探索用データのデータ構成を示す図である。ルート探索用データには、図示のように、道路を表現する最小単位であるリンクの接続点(ノード)ごとに、他のノードとの接続関係を示すノード情報が格納されている。各ノード情報はそれぞれ、自ノード情報と隣接ノード情報とからなり、自ノード情報の中にはノードの位置座標が格納されている。一方、隣接ノード情報には、図示のように、隣接ノード番号と、自ノードから隣接ノードに至るまでのリンクのリンク番号と、そのリンクのリンクコストと、そのリンクの交通規制情報とが格納されている。また、各ノード情報は、リンクの接続順に格納されており、格納される順番によって自ノードのノード番号を把握できるようにしている。このため、自ノード情報として自ノードのノード番号を格納しなくても自ノードのノード番号を把握でき、メモリ容量を削減できる。
【0038】
[3]ルート探索用レベル間対応データ
図13はルート探索用レベル間対応データのデータ構成を示す図である。ルート探索用レベル間対応データは各レベルのメッシュ(たとえば図23のメッシュM4,M3,M2)ごとに設けられている。図13は、1つのメッシュにおけるレベル間対応データを示すもので、対応情報1〜iは、そのメッシュに存在するノードの数だけ設けられる。ノードが10ならばi=10である。なお、メッシュコードはメッシュコードの欄に格納される。
【0039】
対応情報1〜iのそれぞれには、図示のように、自ノード対応情報と、隣接ノード#1〜#n情報とを記憶する領域が設けられている。自ノード対応情報は、隣接するノード数、当該自レベルの自ノードに関する自レベル情報、および下位レベル情報を含む情報である。自レベル情報は、該当するレベルのノード(自ノードと呼ぶ)の番号を含む。下位レベル情報は、対応する下位レベルのノードの番号と、自ノードが存在する上位レベル上の小領域を表す分割小領域番号とを含む情報である。隣接ノード#1〜#n情報はそれぞれ、自レベル隣接情報と下位レベル隣接情報とを含む情報である。自レベル隣接情報は自レベルにおける自ノードに隣接するノードの番号を含み、下位レベル隣接情報は、その隣接ノードに対応する下位レベルのノードのノード番号と、自ノードが存在する上位レベル上の小領域を表す分割小領域番号とを含む情報である。
【0040】
なお、図15はこの分割小領域番号を決めるときに使用される方向コードを示す図である。最上位レベルn+4では分割小領域が1個すなわち自分自身を示している。レベルn+3では分割小領域が16(4×4)個、レベルn+2では分割小領域が256(16×16)個、レベルn+1では分割小領域が4096(64×64)個、最下位レベルnでは分割小領域が65536(256×256)個であるときの適用経度方向コードと適用緯度方向コードが図示されている。分割小領域番号は、この適用経度方向コード2桁と適用緯度方向コード2桁で表され、2バイト必要となる。
【0041】
上記分割小領域番号についてさらに説明する前に、メッシュコードについて以下説明をする。メッシュとは、前述した通り道路地図を所定範囲ごとに区分けした一つの範囲である。このメッシュそれぞれに所定の基準に基づきメッシュコードが付されている。図27はこのメッシュコードの取り方について説明する図である。図27は、緯度方向40分、経度方向1度の大きさを1次メッシュと呼び、この1次メッシュが4枚集まったレベル4の一つのメッシュM40を表している。図27は、さらにレベル4の一つのメッシュM40を16分割したレベル3の一つのメッシュM30、さらにそれを16分割したレベル2の一つのメッシュ20についても表している。
【0042】
メッシュコードは、メッシュの左下隅(南西方向の隅)の点の緯度経度に基づいた値で表す。1次メッシュのメッシュコードは、緯度に3/2を掛けた値を上2桁とし、経度からマイナス100した値を下2桁として計4桁で表す。レベル4のメッシュは1次メッシュのメッシュコードと同様の計算でもって4桁で表す。従って、図27のレベル4のメッシュM40のメッシュコードは、35度20分×(3/2)=53と139度−100度=39とにより5339で表される。さらにレベル4であることを示すコードを付加して5339F4の6桁で表される。コードはすべて1桁4ビットで表されるので、上記6桁の場合は3バイト必要となる。
【0043】
レベル3のメッシュは、1次メッシュが4分割されたものであるので、その4分割を00、01、10、11で表し、この値を1次メッシュコードに付加して表す。例えば、図27のレベル3のメッシュM31のメッシュコードは5339F311の8桁で表される。F3はレベル3を表している。図27において、2次メッシュは1次メッシュを縦8分割、横8分割の64分割したものである。従って、2次メッシュコードは1次メッシュコードに00〜77のコードを付加して表す。例えば、レベル2のメッシュM20は533900で表され、さらにレベル2であることを示すコードが付加され533900F2の8桁で表される。メッシュM21は543977F2で表される。
【0044】
分割小領域番号の説明に戻る。ルート探索用レベル間対応データは、上位レベルのあるメッシュのあるノードが下位レベルのどのメッシュのどのノードに対応するかを対応づけるためのデータである。従って、下位レベルの領域を表すには上述した各レベルのメッシュコードを直接使用するのが最も分かりやすい。しかし、メッシュコードを表すには上述した通りレベル4においては6桁、レベル3、レベル2においては8桁必要となり、さらに下位のレベルに行くと桁数が増加する。従って、ルート探索用レベル間対応データの容量を大きく取る必要がある。そこで、本実施の形態では下位レベルの分割小領域を示すために、図15で示される方向コードを使用した分割小領域番号でもって下位レベルの領域を表している。
【0045】
分割小領域は、図15に示すように、下位方向に1レベル下がるごとに16分割し、最下層のレベルでは256×256=65536に分割され、5つのレベル間で対応付けができる。この分割小領域番号は、基準となるメッシュに対し相対的な分割を表すものである。例えば、レベル4のあるメッシュに対し2つ下のレベル2の分割小領域を表すには、図15のレベルn+2のコードを使用し、レベル2のあるメッシュに対し、1つ下のレベル1の分割小領域を表すにはレベルn+3のコードを使用する。
【0046】
今、図27のレベル4のメッシュM40にノードn100があったとした場合、このレベル4のメッシュM40に対してノードn100が存在する下位レベルの小領域番号は、レベル3では図15のレベルn+3のコードを使用して8040であり、レベル2では図15のレベルn+4のコードを使用してA060である。
【0047】
以上のようにして分割小領域番号が付されるので、基準となるメッシュのメッシュコードとこの分割小領域番号により下位レベルの該当するメッシュコードが計算できる。例えば、図27の上述のレベル4のメッシュコード5339のメッシュM40のノードn100に対応する、レベル3のメッシュM32のメッシュコードは5439F301であり、レベル2のメッシュM22のメッシュコードは543926F2として、図15および図27の関係を表す一定の計算式で計算できる。
【0048】
隣接ノード#1〜#n情報は、当該レベルの自ノードが含まれる小領域の番号順、かつ同一の小領域に含まれるノードの番号順にソートされて予め記憶されている。図14はこのソートの様子を示す図である。図14Aのようにレベル4の1つのメッシュM4をたとえば4×4の16の小領域に分割し、各小領域を特定するコードを、下端行を左から順番に(00,00)、(00,40)、(00,80)、(00,C0)とし、その上の行を(40,00)、(40,40)……、最上端行の最も右の領域を(C0,C0)と表すものとする。そして、小領域(00,00)には2つのノード番号0、1が存在し、小領域(00,40)には3つのノード番号0、1、2が存在し、小領域(00,80)には4つのノード番号0、1、2、3が存在するものとする。なお、小領域は、下位レベル3のメッシュM3(図23)と一致する。
【0049】
このような場合、図14Bに示すように自ノード対応情報は小領域の番号順で、かつ同一の小領域のノード番号順でソートされて記憶される。このようにすることにより、テーブル内のデータをサーチする時間が短縮できる。
【0050】
図16および図17により自ノード対応情報と隣接ノード#1〜#n情報を詳細に説明する。たとえばレベル4の自ノード番号1000に隣接する3つのノードの隣接ノード番号が1100、1200、1300とする。自ノード対応情報の自レベルノード番号として1000が、このノードに対応するレベル2のノードの番号が下位レベルノード番号230としてそれぞれ記憶される。また、レベル2のノード230が図27に例示したノードn100と同じであると考えると、格納される分割小領域番号としてA060が記憶される。
【0051】
また、隣接ノード#1情報としては、レベル4のノード1000に隣接するノードの番号1100が自レベルノード番号として記憶されるとともに、ノード1000と1100との間のリンクLBに対応するレベル2のリンクをLbとすると、リンクLb上の複数のノードのうちノード230に最も近い隣接するノードの番号が下位レベルノード番号231として記憶される。また、レベル2の隣接ノード番号231のノードが格納される分割小領域番号としてA060が記憶される。
【0052】
さらに、隣接ノード#3情報としては、レベル4のノード1000に隣接するノードの番号1300が自レベルノード番号として記憶されるとともに、ノード1000と1300との間のリンクLAに対応するレベル2のリンクをLaとすると、リンクLa上の複数のノードのうちノード230に最も近い隣接するノードの番号が下位レベルノード番号354として記憶される。また、レベル2の隣接ノード番号354のノードが格納される分割小領域番号としてA060が記憶される。
【0053】
[4]推奨ルートデータ
図18は、経路探索データに基づいて探索された出発地から目的地までの推奨ルートを表わす推奨ルートデータのデータ構成の概要を示す図である。推奨ルートデータには、推奨ルート上のノード情報とリンク情報とがメッシュ領域単位で分類して格納されている。
【0054】
図18に示すように、推奨ルートデータは、メッシュコード、ノード数、ノード情報、リンク種別数、リンク情報、フェリー情報およびトンネル情報で構成される。このうち、メッシュコードの記憶領域には、メッシュ領域を識別する番号が格納され、ノード数の記憶領域には、メッシュ領域内に存在するノード数が格納され、ノード情報の記憶領域には、図19Aに詳細を示すように、メッシュ領域内の各ノードのノード番号、位置座標、距離コスト等が格納される。また、リンク種別数の記憶領域には、メッシュ領域内に存在するリンクの種別数が格納され、リンク情報の記憶領域には、図19Bに詳細を示すように、メッシュ領域内の各リンクのリンク種別、リンク数、リンク番号等が格納される。図19A,Bは同一メッシュコードで示される領域内に2本のリンク列1,2がある場合を示す。
【0055】
以下、フローチャートを参照して本実施の形態の動作を説明する。この実施の形態では、次のようにして推奨ルートを求めて表示装置6に表示する。レベル2とレベル4の道路地図データを用いたルート探索は次のようにして行なわれる。
【0056】
ルート探索処理を図20を参照して詳細に説明する。
(1)レベル2の出発地近傍の所定領域R1(たとえば50Km四方)を設定する。
(2)その所定領域内で出発地ST(現在地)を始点として、目的地に接続されていると思われる道路を抽出し、所定領域内での終点のノードST1〜ST3を決定する。さらに、この終点のノードの中から、所定領域を定める4辺のうち目的地に向う2辺H1,H2に隣接するノードST2,ST3を上位対応終点ノードとして選択する。
(3)レベル2の目的地近傍の所定領域R2(たとえば50Km四方)を設定する。
(4)その所定領域内で目的地DPを始点として、出発地に接続されていると思われる道路を抽出し、所定領域内での終点のノードDPl〜DP3を決定する。さらに、この終点のノードの中から、所定領域を定める4辺のうち出発地に向う2辺H3,H4に隣接するノードDP2,DP3を上位対応終点ノードとして選択する。
(5)レベル4において、出発地と目的地を含む所定領域R3を経路探索領域として設定する。
(6)出発地近傍の所定領域内で選択された複数の上位対応終点ノードST2,ST3に対応するレベル4のノードST2’,ST3’をレベル4の始点ノードとして検出するとともに、目的地近傍の所定領域内で選択された複数の上位対応終点ノードDP2,DP3に対応するレベル4のノードDP2’,DP3’をレベル4の終点ノードとして検出する。
(7)レベル4の複数の始点ノードST2’,ST3’と複数の終点ノードDP2’,DP3’間を接続する道路を探索する。
(8)レベル2の出発地STと選択された上位対応終点ノードST2,ST3間の距離、レベル4の始点ノードST2’,ST3’と終点ノードDP2’,DP3’間の距離、および、レベル2の目的地DPと選択された上位対応終点ノードDP2,DP3間の距離をそれぞれ加算し、例えば、最も短いものを推奨ルートとして決定する。
【0057】
図21,図22は制御回路2が行うメイン処理の概要を示すフローチャートである。図21のステップS1では、現在地検出装置1を用いて車両位置を検出する。ステップS2では、入力装置3によって入力された目的地を読み込む。ステップS3では、地図データベース装置8に格納されている地図表示用データに基づいて、経路探索の可能な道路上に経路探索の開始点および終了点を設定する。たとえば、車両の開始点は車両の現在位置(車両位置)、終了点が目的地である。
【0058】
ステップS4では、レベル2のルート探索用データを用いて経路探索の開始点付近の経路探索を行う。そして、開始点付近における推奨ルートの候補を複数選択する。ステップS5では、レベル2のルート探索用データを用いて経路探索の終了点付近の経路探索を行う。そして、終了点付近における推奨ルートの候補を複数選択する。
【0059】
ステップS6では、ステップS4,S5で選択した推奨ルートの候補の間の経路についてレベル4のルート探索用データを用いて経路探索を行い、開始点から終了点までの推奨ルートを演算する。
【0060】
このように、開始点および終了点付近と、開始点および終了点の中間付近とで異なるレベルのルート探索用データを用いる理由は、すべての経路についてレベル2のルート探索用データを用いて経路探索を行うと、データ量が膨大なために経路探索に要する演算時間が長くなるからである。ステップS7では、ステップS6で演算した推奨ルートに関する情報を推奨ルートデータとしてSRAM7に記憶する。
【0061】
図21のステップS7の処理が終了すると図22のステップS8に進み、背景地図描画処理を行い、表示装置6に表示するための推奨ルート周辺の道路地図に関するデータを画像メモリ5に描画(格納)する。次いでステップS9に進み、ステップS3で演算した推奨ルートを表示するのに必要なデータを画像メモリ5に重ねて描画(格納)する。ステップS10では、画像メモリ5に格納されているデータを読み出し、表示装置6に推奨ルートおよびその周辺の道路地図を表示する。
【0062】
図12に示すように、本実施の形態のルート探索用データおよび推奨ルートデータは、リンクの接続情報だけを保持しており、道路形状に関する情報は保持していない。したがって、モニタ上の道路地図に推奨ルートを重ねて描画するには、推奨ルートデータに基づいて道路地図データから形状データを抽出する。
【0063】
本実施の形態では、ルート探索用データとルート探索用レベル間対応データとを用いてルート探索を行なうようにした。ここで、ルート探索用データは、各レベルの各ノードごとに、自ノードに関する自ノード情報と、この自ノードに隣接する隣接ノードに関する隣接情報とを含む。ルート探索用レベル間対応データは、そのレベルの自ノードに関する自レベル情報と、その自ノードに対応する下位レベルのノードに関する下位レベル情報とを1組とする自ノード対応情報、および、自ノードに隣接する隣接ノードに関する自レベル隣接情報と、その自ノードに対応する下位レベルのノードに隣接する隣接ノードに関する下位レベル隣接情報とを1組とする隣接ノード情報を含む。そして、レベル間対応データには、下位レベルから上位レベルを直接に特定する情報を記憶せず、上位レベルから下位レベルを直接に特定する情報だけを記憶するようにしたので、データ容量を小さくでき、また最下位レベルの対応データは不要となり、その分のデータ容量も低減できる。
【0064】
なお、下位レベルから上位レベルへのノードの対応づけは、下位レベルのメッシュコードからそのノードが存在する上位レベルのメッシュのメッシュコードを計算により求め、さらにその上位のメッシュにおける自己のノードが存在する分割小領域番号を計算により求める。自己のノード番号と計算により求めた分割小領域番号とで、計算により求めた上位レベルのメッシュコードに該当するメッシュのルート探索用レベル間対応データ内をサーチし、上位レベルのメッシュのノード番号と対応づけすることができる。例えば、図16の例で、レベル2のノード230から上位の対応するレベル4のノード1000を見つける場合を説明する。まずレベル2のメッシュコードが図27の例でメッシュM22の543926F2だとすると、メッシュコードの上4桁よりレベル4の対応するメッシュのメッシュコードは5339F4であることが計算により求まる。すなわちメッシュM40である。また、このメッシュM40内においてレベル2のメッシュコード543926F2に対応する分割小領域番号はA060であることが計算により求まる。計算により求めた上位レベルのメッシュコード5339F4のメッシュM40が有するルート探索用レベル間対応データの中(すなわち図17あるいは図13)を自己のノード番号230と計算により求めた分割小領域番号A060をキーに検索すると、対応するノードとしてノード1000を見つけることができる。
【0065】
記憶容量の低減についてさらに詳細に説明する。
図23において、たとえば、レベル2のメッシュM2のノードn3”をレベル2で選択された上位対応終点ノードとすると、レベル4の経路探索データの中からノードn3”と対応するノードを検出するためには、すなわち下位レベルから上位レベルの対応ノードを検索するためには、レベル2のノードn3”に対応するレベル4のノードn3のノード番号をレベル2のノードn3”のノード番号に付随させて記憶すればよい。また、逆に上位レベルから下位レベルの対応ノードを検索するためには、すなわち、レベル2の経路探索用データの中からノードn3に対応するレベル2のノードn3”を検出するためには、レベル4のノードn3に対応するレベル2のノードn3”のノード番号をレベル4のノードn3のノード番号に付随して記憶すればよい。
【0066】
しかしながら、上位レベルから下位レベルのノードを対応づける場合、次のような問題がある。図23において、レベル4のメッシュM4は16個の小領域に分割され、16個の小領域にそれぞれ対応してレベル3のデータが必要であり、レベル4のメッシュM4と同じ地域のデータをレベル3は16個のメッシュのデータとして記憶する。これをメッシュM3−1〜M3−16とすると、メッシュM3−1〜M3−16のそれぞれに存在する複数のノードにはそれぞれ1〜Qまでのノード番号が割当てられている。すなわち、メッシュM3−1〜3−16の中で同一の番号が重複してノード番号として使用されている。レベル3とレベル2の間でも同様であり、レベル3の16個のメッシュM3−1〜M3−16のそれぞれには各々また16個のメッシュが対応づけられている。メッシュM3−1に対してはメッシュM2−1−1〜M2−1−16が、メッシュM3−2〜M3−16に対してはメッシュM2−2−1〜M2−16−16が存在する。すなわち、メッシュM2−1−1〜M2−16−16の中では同一のノード番号が重複して使用されている。したがって、上位レベルから下位レベルを見てレベル4のノードn3に対応するレベル2のノードn3”を特定する場合、ノード番号だけで特定することができない。
【0067】
さらに具体的に説明すれば、レベル4の小領域m4のノード番号1に対応するレベル2のノード番号が17とした場合、レベル4の他の15個の小領域に対応するレベル2の各メッシュの中にも、ノード番号17のノードが存在する可能性があり、ノード番号17だけで下位レベル2のノードを特定できない。すべてのレベルを通してノード番号を通し番号とすればノード番号だけで特定できるが、その場合日本全国では数百万個のノード数となり、記憶容量が膨大になってしまう。
【0068】
この点、本実施の形態による地図データベース装置では、上述したようなルート探索用レベル間対応データを用いているから、上位レベルから下位レベルを特定する様な対応づけだけで、上位レベルから下位レベルおよび下位レベルから上位レベルの対応付けができ、記憶容量を低減できる。
【0069】
また本実施の形態では、レベル間対応データの中に自レベル隣接データと対応させて下位レベル隣接データを記憶させているから、経路探索演算時のレベル間の隣接データの対応づけにより信頼性の高いルート探索を行なうことができる。例えば、レベル2で出発地近辺を探索し、あるノード以降はレベル4でルート探索を行う場合、上述したルート探索用レベル間対応データによりレベル4の対応するノードを見つけ、そのノードからレベル4のデータでルート探索を行う。このとき、下位レベルですでにそのノードに到達するまでのルートが探索済みであることが分かると、上位レベルでこのノードから探索を開始するとき、このルートは他のルートと全く同じ条件でルート探索候補に挙げて探索する必要がない。全く同じ条件で探索をするとなると、探索時間の無駄にもなり、またUターンして逆戻りするような探索結果を得る場合もある。あるノードに到達するまでのルートが探索済みであることが分かるためには、該当するルートの最も隣接したノードの対応関係が分かればそのルートが分かる。ここで最も隣接したノードの情報を持つことにしたのは、レベル間によってノード間に含まれる情報量が異なるためである。上位レベルのあるノードに隣接するノード間において、下位レベルではさらに新たなノードが含まれたりするからである。なお、隣接ノード情報の代わりに接続されるリンク番号などのリンク情報にしてもよい。
【0070】
産業上の利用の可能性
なお上記実施の形態では、ルート探索用レベル間対応データにおいて、下位レベルの分割小領域を示すために、分割小領域番号でもって表したが、上記にも説明したとおり各レベルのメッシュコードを直接使用してもよい。データ容量は多く必要となるが、計算をしなくてもよくなりプログラムが簡易になる。
【0071】
また上記実施の形態では、図1に示す構成の車載用地図ナビゲーション装置の例を示したが、この実施の形態に限定する必要はない。例えば、図26に示すようにパーソナルコンピュータのようなコンピュータ101にナビゲーションシステムの制御プログラムが搭載された記録媒体から制御プログラムを読みとらせそれを実行することにより本実施の形態の車載用地図ナビゲーンヨン装置と同等のシステムを構築することができる。この場合、上記実施の形態に示した地図データベースも記録媒体103から読みとる。さらに、現在地検出装置104などナビゲーションシステムを構成するのに必要な装置もコンピュータ101の外部ポートに接続する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による地図データベース装置を搭載した車載用ナビゲーション装置の一実施の形態のブロック図である
【図2】 メッシュ領域内で2本の道路が交差する例を示す図
【図3】 リンク列データを説明する図
【図4】 道路地図表示用データの構成を示す図
【図5】 複数のノードおよび補間点を有する道路地図の例を示す図
【図6】 図6の太線道路のリンク列データを示す図
【図7】 リンク列データに付加される、直前のデータを読み出すためのオフセット情報を示す図
【図8】 リンク列データを最後尾から読み出す場合の読み出し方法を示す図
【図9A〜9D】 ノード情報や補間点情報のデータ長の種類を示す図
【図10A、10B】 属性1+X座標データの一例を示す図
【図11A、11B】 属性2+Y座標データの一例を示す図
【図12】 ルート探索用データのデータ構成を示す図
【図13】 経路探索用レベル間対応データのデータ構成を説明する図
【図14A、14B】 自ノード対応情報と隣接ノード対応情報を説明する図
【図15】 各レベルの分割枠(メッシュ)数とそのメッシュを特定するコードを説明する図
【図16】 レベル4とレベル2の自ノードと隣接ノードを説明する図
【図17】 図16におけるレベル間対応データの一例を示す図
【図18】 推奨ルートデータのデータ構成の概要を示す図
【図19A、19B】 推奨ルートデータのノード情報とリンク情報のデータ構成の詳細図
【図20】 レベル4とレベル2のデータによる経路探索を説明する図
【図21】 制御回路が行うメイン処理の概要を示すフローチャート
【図22】 図21に続くフローチャート
【図23】 レベル4,3,2の道路を説明する図
【図24】 リンクデータとノードデータの従来例を示す図
【図25】 交差点を境にして各道路をそれぞれ別リンクにする従来例を説明する図
【図26】 ナビゲーション装置をコンピュータにより実現した場合の図
【図27】 メッシュコードの取り方について説明する図

Claims (3)

  1. ナビゲーション装置であって、
    始端と終端にノードを有するリンクで道路を表すように定義し、隣接するノードの接続関係を示す経路探索用データを縮尺率の小さい上位レベルおよび縮尺率の大きい下位レベルについてそれぞれ格納する地図データベース手段と、
    前記地図データベース手段から前記経路探索用データを読み出し、前記読み出した経路探索用データを使用して出発地から目的地までの経路探索を行う経路探索手段とを備え、
    前記地図データベース手段は、縮尺率の小さい上位レベルの経路探索用データと縮尺率の大きい下位レベルの経路探索用データとの対応関係を表すレベル間対応データを前記経路探索用データとは別データとして格納し、
    前記レベル間対応データには、前記上位レベルから前記下位レベルを見た場合のノードの対応情報として、前記上位レベルの上位ノードを表す番号と、前記上位ノードに対応する下位レベルの下位ノードを表す番号と、所定の上位レベルの一の地図領域をレベルが下がるにつれ複数に分割した小領域を定義した場合の前記下位ノードが存在する前記下位レベルの前記小領域の番号とがそれぞれ互いに対応づけられて設けられ、
    前記小領域の番号体系は、前記所定の上位レベルの一の地図領域を基準にした場合の相対的な分割を表す番号体系であり、前記上位レベルおよび前記下位レベルのそれぞれの小領域に共通に使用される番号体系であり、前記所定の上位レベルの一の地図領域がレベルが下がるにつれ分割される小領域の数に対応する番号を使用した番号体系であり、前記下位レベルの小領域の番号から前記所定の上位レベルの一の地図領域内での前記下位レベルの小領域の位置が特定できる番号体系であり、
    前記経路探索手段は、前記出発地近傍の所定の領域および前記目的地近傍の所定の領域については前記下位レベルの経路探索用データを使用して経路探索を行い、前記下位レベルの経路探索用データを使用した前記出発地近傍の経路探索により得られたノードから前記下位レベルの経路探索用データを使用した前記目的地近傍の経路探索により得られたノードにいたる経路探索は前記上位レベルの経路探索用データを使用して行い、前記下位レベルの経路探索用データを使用した経路探索により得られたノードと前記上位レベルの経路探索用データを使用して行う経路探索におけるノードの対応づけを前記レベル間対応データの前記上位レベルの上位ノードを表す番号と、前記下位レベルの下位ノードを表す番号と、前記下位レベルの小領域の番号とを読み出して行う。
  2. 請求項1のナビゲーション装置において、
    前記レベル間対応データは、前記上位レベルのノードが含まれる前記小領域の番号順、かつ同一の小領域に含まれるノードの番号順にソートされている。
  3. 請求項1または2のナビゲーション装置において、
    前記レベル間対応データには、上位レベルの自ノードに隣接する上位隣接ノードの番号と、その上位自ノードに対応する下位レベルの自ノードに隣接する下位隣接ノードの番号とが対応づけて設けられている。
JP52753798A 1996-12-16 1997-12-16 ナビゲーション装置 Expired - Lifetime JP3905136B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33525096 1996-12-16
PCT/JP1997/004621 WO1998027534A1 (fr) 1996-12-16 1997-12-16 Dispositif utilisant une base de donnees cartographiques

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3905136B2 true JP3905136B2 (ja) 2007-04-18

Family

ID=18286426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52753798A Expired - Lifetime JP3905136B2 (ja) 1996-12-16 1997-12-16 ナビゲーション装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6023655A (ja)
EP (1) EP0953954B1 (ja)
JP (1) JP3905136B2 (ja)
KR (1) KR100339763B1 (ja)
DE (1) DE69733151T2 (ja)
WO (1) WO1998027534A1 (ja)

Families Citing this family (55)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1165435A (ja) * 1997-08-21 1999-03-05 Toyota Motor Corp 車両用地図データ処理装置
DE19754786A1 (de) * 1997-12-10 1999-06-17 Cit Alcatel Verfahren zur Vorgabe von Positionsdaten
US6038559A (en) 1998-03-16 2000-03-14 Navigation Technologies Corporation Segment aggregation in a geographic database and methods for use thereof in a navigation application
US6473770B1 (en) 1998-03-16 2002-10-29 Navigation Technologies Corp. Segment aggregation and interleaving of data types in a geographic database and methods for use thereof in a navigation application
DE19829801C2 (de) * 1998-07-03 2000-07-06 Siemens Ag Verfahren zum Ausgeben einer digitalen Straßenkarte und Navigationssystem
JP2000098884A (ja) * 1998-09-25 2000-04-07 Jatco Corp 地図表示装置
CA2266208C (en) * 1999-03-19 2008-07-08 Wenking Corp. Remote road traffic data exchange and intelligent vehicle highway system
JP2000293099A (ja) * 1999-04-09 2000-10-20 Toyota Motor Corp 地図データベース
WO2002003033A1 (fr) * 2000-07-04 2002-01-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Procede d'affichage de guidage dans un dispositif de navigation monte sur vehicule
US6978210B1 (en) * 2000-10-26 2005-12-20 Conocophillips Company Method for automated management of hydrocarbon gathering systems
US6496774B1 (en) * 2001-05-24 2002-12-17 Prc Inc. Automatic vehicle routing and recommendation system
US6629034B1 (en) * 2001-06-06 2003-09-30 Navigation Technologies Corp. Driving profile method and system
US20030004817A1 (en) * 2001-06-27 2003-01-02 Conoco Inc Visual database for linking geography to seismic data
US7283905B1 (en) 2001-12-11 2007-10-16 Garmin Ltd. System and method for estimating impedance time through a road network
US6574554B1 (en) * 2001-12-11 2003-06-03 Garmin Ltd. System and method for calculating a navigation route based on non-contiguous cartographic map databases
US6704645B1 (en) * 2001-12-11 2004-03-09 Garmin Ltd. System and method for estimating impedance time through a road network
US6545637B1 (en) 2001-12-20 2003-04-08 Garmin, Ltd. Systems and methods for a navigational device with improved route calculation capabilities
US6581003B1 (en) * 2001-12-20 2003-06-17 Garmin Ltd. Systems and methods for a navigational device with forced layer switching based on memory constraints
US6892135B1 (en) 2001-12-21 2005-05-10 Garmin Ltd. Navigation system, method and device with automatic next turn page
US6975940B1 (en) 2001-12-21 2005-12-13 Garmin Ltd. Systems, functional data, and methods for generating a route
US7277794B1 (en) 2001-12-21 2007-10-02 Garmin Ltd. Guidance with feature accounting for insignificant roads
US6999873B1 (en) 2001-12-21 2006-02-14 Garmin Ltd. Navigation system, method and device with detour algorithm
US6847890B1 (en) 2001-12-21 2005-01-25 Garmin Ltd. Guidance with feature accounting for insignificant roads
US7184886B1 (en) 2001-12-21 2007-02-27 Garmin Ltd. Navigation system, method and device with detour algorithm
US8649975B2 (en) 2002-08-29 2014-02-11 Mapquest, Inc. Automated route determination
US7133771B1 (en) 2002-08-29 2006-11-07 America Online, Inc. Automated route determination to avoid a particular maneuver
US20040044465A1 (en) * 2002-08-29 2004-03-04 Nesbitt David W. Automated route determination based on day of route traversal
KR100488704B1 (ko) * 2002-09-05 2005-05-11 현대자동차주식회사 항법장치의 지도 데이터 구현방법
US7818116B1 (en) 2002-12-30 2010-10-19 Mapquest, Inc. Presenting a travel route in a ground-based vehicle
US7474960B1 (en) * 2002-12-30 2009-01-06 Mapquest, Inc. Presenting a travel route
US7321824B1 (en) * 2002-12-30 2008-01-22 Aol Llc Presenting a travel route using more than one presentation style
US7174052B2 (en) * 2003-01-15 2007-02-06 Conocophillips Company Method and apparatus for fault-tolerant parallel computation
JP4071643B2 (ja) * 2003-01-22 2008-04-02 インクリメント・ピー株式会社 案内誘導装置、そのシステム、その方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体
US20060212185A1 (en) * 2003-02-27 2006-09-21 Philp Joseph W Method and apparatus for automatic selection of train activity locations
JP3842799B2 (ja) * 2004-06-15 2006-11-08 株式会社ザナヴィ・インフォマティクス 地図データ提供装置
RU2007104707A (ru) 2004-07-09 2008-08-20 Аол Ллк (Us) Устранение неоднозначности неоднозначных символов
WO2006042688A2 (fr) * 2004-10-18 2006-04-27 Societe De Technologie Michelin Procede d’etablissement de points de voisinage pour systeme de reseau routier numerique
EP1805484B1 (fr) * 2004-10-18 2018-05-23 Compagnie Générale des Etablissements Michelin Procede et dispositif de calcul d'itineraire avec elimination progressive des donnees correspondant au reseau routier
FR2881862B1 (fr) * 2005-02-07 2007-04-13 Michelin Soc Tech Procede et dispositif de determination d'itineraire avec points d'interet
KR20070091471A (ko) * 2006-03-06 2007-09-11 주식회사 현대오토넷 네비게이션 시스템의 교차점 인식방법
US7925320B2 (en) * 2006-03-06 2011-04-12 Garmin Switzerland Gmbh Electronic device mount
JP5013738B2 (ja) * 2006-04-25 2012-08-29 アルパイン株式会社 地図データ作成装置
KR100916977B1 (ko) * 2007-07-02 2009-09-14 한국전자통신연구원 이동체를 위한 환경지도의 기능에 따른 계층적 제어 방법
US8600577B2 (en) * 2008-12-29 2013-12-03 Motorola Mobility Llc Navigation system and methods for generating enhanced search results
US9043148B2 (en) 2008-12-29 2015-05-26 Google Technology Holdings LLC Navigation system and methods for generating enhanced search results
DE102011077945A1 (de) * 2011-06-22 2012-12-27 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Aktualisierung einer in mehreren Generalisierungsebenen strukturierten digitalen Karte
EP2589932B1 (en) * 2011-11-07 2017-02-08 Elektrobit Automotive GmbH Technique for structuring a navigation database
US9616773B2 (en) 2015-05-11 2017-04-11 Uber Technologies, Inc. Detecting objects within a vehicle in connection with a service
US10712160B2 (en) 2015-12-10 2020-07-14 Uatc, Llc Vehicle traction map for autonomous vehicles
US9841763B1 (en) 2015-12-16 2017-12-12 Uber Technologies, Inc. Predictive sensor array configuration system for an autonomous vehicle
US9840256B1 (en) 2015-12-16 2017-12-12 Uber Technologies, Inc. Predictive sensor array configuration system for an autonomous vehicle
US9990548B2 (en) 2016-03-09 2018-06-05 Uber Technologies, Inc. Traffic signal analysis system
US10739786B2 (en) 2016-07-01 2020-08-11 Uatc, Llc System and method for managing submaps for controlling autonomous vehicles
US9784589B1 (en) * 2016-11-16 2017-10-10 Aimotive Kft Electronic route navigation method in a road network on a map
US11334753B2 (en) 2018-04-30 2022-05-17 Uatc, Llc Traffic signal state classification for autonomous vehicles

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6488110A (en) * 1987-09-29 1989-04-03 Pioneer Electronic Corp Storaing method for traveling track data in on-vehicle navigation device
JPH0744100A (ja) * 1993-07-29 1995-02-14 Nippondenso Co Ltd 地点検索装置
JPH07318358A (ja) * 1994-05-24 1995-12-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 経路探索表示装置
JPH0843116A (ja) * 1994-08-03 1996-02-16 Nissan Motor Co Ltd 車両用経路誘導装置
JPH08128843A (ja) * 1994-11-01 1996-05-21 Fujitsu Ten Ltd 経路探索装置
JPH08292716A (ja) * 1995-04-21 1996-11-05 Zanavy Informatics:Kk 車載用地図データベース装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL8900056A (nl) * 1989-01-11 1990-08-01 Philips Nv Werkwijze voor het visueel weergeven van een deel van een topografische kaart, alsmede inrichting geschikt voor een dergelijke werkwijze.
US5036471A (en) * 1989-04-18 1991-07-30 Sanyo Electric Co., Ltd. Apparatus for road path searching applicable to car navigation system and operation method thereof
JPH03238599A (ja) * 1990-02-15 1991-10-24 Clarion Co Ltd 車載用ナビゲーション装置
JP2834952B2 (ja) * 1992-10-22 1998-12-14 アルパイン株式会社 経路探索方法
JPH06347278A (ja) * 1993-06-10 1994-12-20 Alpine Electron Inc 車両の存在リンク検出方法
JPH0727568A (ja) * 1993-07-09 1995-01-27 Zanabui Informatics:Kk 経路誘導装置および経路探索方法
JPH0737073A (ja) * 1993-07-20 1995-02-07 Clarion Co Ltd ナビゲーション・システムの地図データベース及び地図データベースの地図検索表示方式
JP3622213B2 (ja) * 1993-09-29 2005-02-23 マツダ株式会社 自動車の経路誘導装置
JP3336723B2 (ja) * 1994-03-03 2002-10-21 住友電気工業株式会社 経路ネットワークデータの作成方法及び経路計算方法
JP3781795B2 (ja) * 1995-01-20 2006-05-31 三菱電機株式会社 移動体用ナビゲーション装置
JP2885665B2 (ja) * 1995-06-05 1999-04-26 富士通テン株式会社 ナビゲーション装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6488110A (en) * 1987-09-29 1989-04-03 Pioneer Electronic Corp Storaing method for traveling track data in on-vehicle navigation device
JPH0744100A (ja) * 1993-07-29 1995-02-14 Nippondenso Co Ltd 地点検索装置
JPH07318358A (ja) * 1994-05-24 1995-12-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 経路探索表示装置
JPH0843116A (ja) * 1994-08-03 1996-02-16 Nissan Motor Co Ltd 車両用経路誘導装置
JPH08128843A (ja) * 1994-11-01 1996-05-21 Fujitsu Ten Ltd 経路探索装置
JPH08292716A (ja) * 1995-04-21 1996-11-05 Zanavy Informatics:Kk 車載用地図データベース装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JEFFREY STAR/JOHN ESTES 著,岡部篤行/貞広幸雄/今井修 訳, 入門 地理情報システム, vol. 初版, CSNB200300023001, 10 August 1992 (1992-08-10), JP, pages 19 - 1, ISSN: 0000761749 *

Also Published As

Publication number Publication date
US6023655A (en) 2000-02-08
EP0953954B1 (en) 2005-04-27
EP0953954A1 (en) 1999-11-03
KR100339763B1 (ko) 2002-06-05
EP0953954A4 (en) 2003-04-09
DE69733151T2 (de) 2006-01-26
WO1998027534A1 (fr) 1998-06-25
DE69733151D1 (de) 2005-06-02
KR20000057581A (ko) 2000-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3905136B2 (ja) ナビゲーション装置
JP3665436B2 (ja) ナビゲーション装置
JP3477329B2 (ja) ナビゲーション装置
JP2826079B2 (ja) 車載用地図データベース装置
EP1304549B1 (en) Map database apparatus
EP0847034B1 (en) Route search apparatus
US5919245A (en) Map database apparatus
JP3502230B2 (ja) ナビゲーション装置
JP3869055B2 (ja) 経路探索装置
JP2004038213A (ja) 地図データベース装置
JP3798865B2 (ja) 経路探索装置
JPH10170296A (ja) 経路探索装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060307

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060426

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060815

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060913

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061127

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20061207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070111

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110119

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110119

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110119

Year of fee payment: 4

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120119

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120119

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130119

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140119

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term