JPH0743935U - 畳 床 - Google Patents
畳 床Info
- Publication number
- JPH0743935U JPH0743935U JP2998691U JP2998691U JPH0743935U JP H0743935 U JPH0743935 U JP H0743935U JP 2998691 U JP2998691 U JP 2998691U JP 2998691 U JP2998691 U JP 2998691U JP H0743935 U JPH0743935 U JP H0743935U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core material
- activated carbon
- holes
- carbon powder
- tatami floor
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 通気性と消臭性を兼ね備えた畳床を安価に製
造する。 【構成】 畳床の芯材1として肉厚を凡そ20mm〜3
0mmとなした発泡樹脂体4の適当間隔に径が凡そ10
mm〜20mmとなした透孔2の多数を穿設し、各透孔
内に活性炭粉末3を填入すると共に上下面を通気性の薄
葉シートで覆幣した構成とする。
造する。 【構成】 畳床の芯材1として肉厚を凡そ20mm〜3
0mmとなした発泡樹脂体4の適当間隔に径が凡そ10
mm〜20mmとなした透孔2の多数を穿設し、各透孔
内に活性炭粉末3を填入すると共に上下面を通気性の薄
葉シートで覆幣した構成とする。
Description
【0001】
本考案は畳床に関する。
【0002】
畳床は藁を一定肉厚に締付けて縫成するのであり、藁内に吸湿性、消臭性など の目的のために活性炭の粉末を混入させたりすることは知られている。ところで 、藁不足のためにこれに代り発泡スチロールや木質繊維板(ボード)などを代用 することも知られている。
【0003】
近代建築ではマンションはもとより1箇住宅でも外気との気密性が強固に保た れるものとなつていることから、部屋を閉めた状態では畳表にカビが発生したり 畳床にダニが発生したりする問題がある。 本考案は斯有る現状に鑑み、通気性及び吸湿性に優れた畳床を提供してカビや ダニの発生防止を図らんとするものである。
【0004】
本考案の畳床は肉厚を凡そ20mm〜30mmとなした発泡樹脂体の適当間隔 に径が凡そ10mm〜20mmとなした透孔の多数を穿設し、各透孔内に活性炭 粉末を填入すると共に上下面を通気性の薄葉シートで覆蔽した芯材を作成し、該 芯材を挾んで表裏面に多少の藁材を重積して縫着した構成を特徴とする。
【0005】
図1は本考案に係る芯材の破断斜視図であつて1は肉厚を凡そ20mm〜30 mmとなした発泡スチロール体である。2は該発泡樹脂体1の凡そ60mm〜1 20mm間隔で穿設した透孔であつて、径は凡そ10mm〜20mmとなされる 。
【0006】 3は上記各透孔2内に填入した活性炭粉末であり、また4及び5はその上下面 に覆蔽させた和紙或は不織布などの通気性を有する薄葉シートである。
【0007】 図2は上記芯材の製造工程略図であつて6a、6b、6cは搬送ベルトである これら各搬送ベルト6a、6b、6cは夫々れ関連して間歇走行され、図示しな い製造設備で製造された芯材1は搬送ベルト6a上で穿孔機7により多数の透孔 2が穿設される。
【0008】 一方、搬送ベルト6bでは下方から下部薄葉シート4がボビン4aから引き出 され、また上方からは上部薄葉シート5がボビン5aから引き出されてその上部 薄葉シート5の引き出される前面位置には活性炭粉末の吐出タンク8が設けられ 芯材1の透孔2内へ活性炭粉末3が填入されるようになされる。
【0009】 上下部薄葉シート4及び5には芯材1と接触する側となる各片面に対し接着剤 が塗布されてなり、その走行中にその上下面へ貼着されるものとなる。なお、9 は活性炭粉末の払拭用刷毛、7は穿孔機、10は搬送ベルト6bと6cとの間に 設けた切断機である。
【0010】 図3は斯くして作成される芯材を内部に挾んでその上下に適当厚さに藁材11 を重積し、ミシン縫いして一体化させた製品図(畳床12)を示すものであつて 13は縫糸である。
【0011】 本考案に於いて発泡樹脂体は専ら発泡スチロールが使用されるが、軽量で一定 の硬さを有するものであれば他の樹脂体であつても差支えない。
【0012】 穿設する透孔2の間隔は狭くなり過ぎると芯材1の強度が落ちるものとなり、 また広過ぎると活性炭粉末の単位面積当りの保持量が少なくなることから、適当 な一定間隔に設定することが必要であり、本考案者の各種実験によれば凡そ60 mm〜120mmの間隔で設けることが良好である。このさい透孔径は凡そ10 mm〜20mmとなされる。なお、該透孔径は小さ過ぎると活性炭粉末の填入が 困難であり、また広過ぎると強度上の問題があり、凡そ10mm〜20mmが好 適である。
【0013】
本考案は以上の如く構成せしめてなるものであつて、平均的な通気性と活性炭 粉末による効果的な消臭性を保持した芯材を工場生産で能率的に製造し、全体的 に耐久性に富み且つ安価となる畳床の製造を可能となして、カビやダニなどの発 生を長期に亘り防止できる上で著効を奏するものである。
【提出日】平成4年4月28日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【0011】 本考案に於ける芯材は発泡樹脂体や木質繊維板が使用されるが、軽量で一定の 硬さを有するものであれば他の材料であっても差支えない。
【図1】本考案で使用される芯材の破断斜視図である。
【図2】芯材の製造工程略図である。
【図3】畳床の破断斜視図である。
1 芯材 2 透孔 3 活性炭粉末 4 発泡樹脂体(上部薄葉シート) 5 〃 (下部薄葉シート) 12 畳床
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (1)
- 【請求項1】 肉厚を凡そ20mm〜30mmとなした
発泡樹脂体の適当間隔に径が凡そ10mm〜20mmと
なした透孔の多数を穿設し、各透孔内に活性炭粉末を填
入すると共に上下面を通気性の薄葉シートで覆蔽した芯
材を作成し、該芯材を挾んで表裏面に多少の藁材を重積
して縫着した栴成を特徴とする畳床。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2998691U JPH0743935U (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 畳 床 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2998691U JPH0743935U (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 畳 床 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0743935U true JPH0743935U (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=12291284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2998691U Pending JPH0743935U (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 畳 床 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0743935U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54105025A (en) * | 1978-02-01 | 1979-08-17 | Nippon Carbide Kogyo Kk | Covering material for keeping soil temperature and keeping method for soil temperature by utilizing it |
JPS6082489A (ja) * | 1983-10-14 | 1985-05-10 | Nippon Denso Co Ltd | 車両用エアスポイラ |
-
1991
- 1991-01-29 JP JP2998691U patent/JPH0743935U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54105025A (en) * | 1978-02-01 | 1979-08-17 | Nippon Carbide Kogyo Kk | Covering material for keeping soil temperature and keeping method for soil temperature by utilizing it |
JPS6082489A (ja) * | 1983-10-14 | 1985-05-10 | Nippon Denso Co Ltd | 車両用エアスポイラ |
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