JPH0743635Y2 - 検知用ユニット - Google Patents

検知用ユニット

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JPH0743635Y2
JPH0743635Y2 JP1989122190U JP12219089U JPH0743635Y2 JP H0743635 Y2 JPH0743635 Y2 JP H0743635Y2 JP 1989122190 U JP1989122190 U JP 1989122190U JP 12219089 U JP12219089 U JP 12219089U JP H0743635 Y2 JPH0743635 Y2 JP H0743635Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor housing
sampling port
opening
engaging portion
casing
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989122190U
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English (en)
Other versions
JPH0361555U (ja
Inventor
和子 佐竹
昭則 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、被検知ガスの存在するダクトに設けられたサ
ンプリング口においてガスの検知を行うための検知用ユ
ニットに関する。詳しくは、検知用のセンサー素子を先
端部に有する筒状のケーシングよりなるセンサーハウジ
ングを、サンプリング口に容易に着脱することができる
しかも、センサーハウジングを取付時におけるサンプリ
ング口からのガスの漏洩を効果的に防止した検知用ユニ
ットである。
〔従来の技術及び問題点〕 ボイラーなどの燃焼装置の排ガスダクトを始めとする、
ガスダクト内に存在する各種ガスをセンサー素子を用い
て検知する場合、該ダクトには、センサー素子をダクト
内に挿入するためのサンプリング口が設けられる。
上記サンプリング口にセンサー素子を挿入する際に、該
サンプリング口からのガスの漏洩を防止し、測定者を保
護するため、或いは、サンプリング口からの外気の侵入
による検知誤差を防止するため、第1図に示したよう
な、ダクト7に設けられたサンプリング口6に形成した
雌ネジ部11及び該雌ネジ部と係合する雄ネジ部12を胴部
外周に有する筒状のケーシングよりなるセンサーハウジ
ング1′で構成される検知用ユニットが広く用いられて
きた。しかしながら、かかる従来の検知用ユニットは、
取り付け外しの際にセンサーハウジングを回転させる必
要があるため、センサー素子の信号取り出しのための配
線部にストレスがかかり、断線等の故障の原因になった
り、また、取り付け取り外し毎に、センサー素子の通電
を切る必要があった。再使用時にセンサー素子の通電安
定化のための時間を要する等の問題があった。特に多数
のサンプリング口が存在し、これらを連続的に検知する
場合に、上記問題は深刻であった。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記問題点を解決するために成されたもので
あり、センサーハウジングのケーシングの胴部に後方に
向かって拡大する膨錐部を形成し、該膨錐部の後方端に
おいて係止部を構成すると共に、サンプリング口と重合
する、センサーハウジングを挿入するための開口部を有
し、且つ固定具の少なくとも一部を弾性部材によって構
成することによって、該センサーハウジングの係止部と
係合して、センサーハウジングを開口部に押圧し、前記
胴部に形成された膨錐部を開口部或いはサンプリング口
に密着せしめるように作用する係合部を構成し、該セン
サーハウジングと固定具とを該弾性部材の変形により脱
着可能とした検知用ユニットを提供する。
以下、本考案を図面に従って詳細に説明するが、本考案
はこれらの図面に限定されるものではない。第2図は、
本考案の検知用ユニットの代表的な態様を表わす斜視図
または断面図である。
即ち、本考案の検知用ユニットは、筒状のケーシング2
の先端部にセンサー素子3を有し、該ケーシング2の胴
部に係止部4を設けて構成されるセンサーハウジング1
及び該センサーハウジング1をサンプリング口に挿入し
得る開口部6を有し、且つセンサーハウジング1の係止
部4との係合部10を有する固定具5よりなり、上記セン
サーハウジング1を構成するケーシングの胴部の中間位
置に、最大径が該開口部6及びサンプリング口16の径よ
り大きく且つ該センサーハウジング1の後部に向かって
径が大きくなる膨錐部が形成され、上記係止部4は該膨
錐部の後方端において段差を形成して構成されると共
に、上記係合部10は固定具5の少くとも一部を弾性部材
によって構成することによって、センサーハウジング1
を前記開口部に挿入する際に、弾性作用で該膨錐部の錐
面15に接して滑走後、係止部4に係合してセンサーハウ
ジング1を開口部6又はサンプリング口16に押圧するよ
うになされ、該センサーハウジング1の引き抜きにより
上記弾性部材が変形し、係止部4と係合部10との係合が
解除されるように構成したことを特徴とする検知用ユニ
ットである。
本考案において、センサーハウジング1を構成する筒状
のケーシング2の形状は、筒状であればよく、第2図に
示すような円柱状の他、角柱状等の形状が一般に採用さ
れる。また、材質に関しても、特に制限はなく、用途に
応じて、充分な耐熱性、耐蝕性を示すものを用いればよ
い。例えば、ステンレス、鉄等の金属や、テフロン等の
樹脂などが挙げられる。
また、上記ケーシング2の先端部に設けられるセンサー
素子3は、検知するガスの種類、検知項目などによって
適宜選択すればよい。例えば、NOx、CO、O2等のガスの
濃度検知素子、温度検知素子等が一般に挙げられる。セ
ンサー素子3が存在するケーシング2の先端部には、該
センサー素子をガスに接触させるためのガス取込口8が
必要に応じて設けられる。また、センサー素子3に接続
する配線9は、一般に、ケーシングの胴部内を通って他
端より取り出される。
更に、センサーハウジング1に設ける係止部4の位置
は、センサーハウジング1を固定具5に固定したとき、セ
ンサー素子3が、固定具5を取り付けたサンプリング口1
6よりダクト7内に突出し得るように適宜決定される。
本考案において、固定具5は、上記センサーハウジング1
を挿入する開口部6を有し、且つセンサーハウジング1
の係止部4と係合する係合部10を有する。上記開口部6
は、センサーハウジング1の先端部がサンプリング口16
内に到達するまで挿入可能な大きさで開口していればよ
い。一般には、ダクト7のサンプリング口16と同等或い
はそれ以上の大きさに開口することが好ましい。また、
係合部10は、固定具5の少なくとも一部を弾性部材によ
って構成することによって、センサーハウジング1を前
記開口部6に挿入する際に、弾性作用で該膨錐部の錐面
15に接して滑走後、係止部4に係合してセンサーハウジ
ングを開口部6又はサンプリング口16の径が小さい方に
押圧するようになされ、該センサーハウジングの引き抜
きにより上記固定具5の一部を構成する弾性部材が変形
し、係止部4と係合部10との係合が解除されるように構
成される。一般に、上記係合時において、係合部10は係
止部4を挟んで少なくとも2点で該係止部4を押圧する
ものであればよい。
本考案にあって、前記固定具5は、係合部10が弾発的に
係止部4に係合し、且つ該係合部10が係止部4をセンサ
ーハウジングが開口部又はサンプリング口に押圧される
ように、少なくとも一部を弾性部材により構成される。
例えば、第2図において、固定具5は、弾性部材として
板バネを使用してアーム部分を構成することによって係
合部10を支持する態様を示すものである。
上述した本考案の構成によれば、センサーハウジング1
を固定具5に確実に固定することができると共に、脱着
を差し込みと引き抜きとの操作によりワンタッチで行う
ことが可能となる。また、本考案の構成によれば、セン
サーハウジング1を先端方向に押圧する係合部10を持つ
固定具5により、錐面部位の一部がサンプリング口に入
り込み、センサーハウジング1とサンプリング口16又は
固定具5の開口部6との隙間を埋めるため、検知中にダ
クト内のガスが外部に漏れるのを効果的に防ぐことがで
きる。
〔作用、効果〕
本考案の検知用ユニットは、固定具5を開口部6がサン
プリング口16に重合するように取り付けて使用するのが
一般的である。尚、固定具はサンプリング口と一体化し
てもよい。そして、ガス検知しよとする場合は、該固定
5の開口部6にセンサーハウジング1を差し込むことに
より、係止部4及び係合部5の弾性部材により構成され
た側が変形し、更に差し込むと該係止部4と係合部5と
が弾性的に係合すると共に、係合部10が係止部4を押圧
し、センサーハウジングが開口部又はサンプリング口に
密着される。また、検知後は、センサーハウジング1
引き抜くことにより、係止部4又は係合部5が再び変形
して係合が解かれる。
以上の作用により、本考案の検知用ユニットは以下の効
果を有する。
(1) 取り付け取り外しが容易である。
(2) 取り付け取り外しの際に、センサーハウジング
を回転する必要がなく、配線部にストレスがかからず、
断線等の故障を防ぐことができる。
(3) 取り付け取り外しの際に、センサー素子の通電
を切る必要がなく、幾つものダクトの連続的な検知がで
きる。
(4) センサーハウジングを取り付けた際のガスの漏
洩を効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の検知用ユニットを示す断面図、第2図
は、本考案の検知用ユニットの一態様を示す断面図であ
る。 図において、各番号は、下記のとおりである。11′…
…センサーハウジング、2……ケーシング、3……セン
サー素子、4……係止部、5……固定具、6……開口
部、7……ダクト、8……ガス取込口、9……配線、10
……係合部、11……雌ネジ部、12……雄ネジ部、15……
錐面、16……サンプリング口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状のケーシングの先端部にセンサー素子
    を有し、該ケーシングの胴部に係止部を設けて構成され
    るセンサーハウジング及び該センサーハウジングをサン
    プリング口に挿入し得る開口部を有し、且つセンサーハ
    ウジングの係止部との係合部を有する固定具よりなり、
    上記センサーハウジングを構成するケーシングの胴部の
    中間位置に、最大径が該開口部及びサンプリング口の径
    より大きく且つ該センサーハウジングの後部に向かって
    径が大きくなる膨錐部が形成され、上記係止部は、該膨
    錐部の後方端において段差を形成して構成されると共
    に、上記係合部は、固定具の少なくとも一部を弾性部材
    によって構成することによって、センサーハウジングを
    前記開口部に挿入する際に、弾性作用で該膨錐部の錐面
    に接して滑走後、係止部に係合してセンサーハウジング
    を開口部又はサンプリング口に押圧するようになされ、
    該センサーハウジングの引き抜きにより上記弾性部材が
    変形し、係止部と係合部との係合が解除されるように構
    成したことを特徴とする検知用ユニット。
JP1989122190U 1989-10-20 1989-10-20 検知用ユニット Expired - Lifetime JPH0743635Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989122190U JPH0743635Y2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 検知用ユニット

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JP1989122190U JPH0743635Y2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 検知用ユニット

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Publication Number Publication Date
JPH0361555U JPH0361555U (ja) 1991-06-17
JPH0743635Y2 true JPH0743635Y2 (ja) 1995-10-09

Family

ID=31670203

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JP1989122190U Expired - Lifetime JPH0743635Y2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 検知用ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002357206A (ja) * 2001-06-01 2002-12-13 Smc Corp パネルマウントアダプタ
JP2020085664A (ja) * 2018-11-26 2020-06-04 株式会社田中電気研究所 白濁排気ガス用の光散乱式ダスト濃度計

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JPH0342351Y2 (ja) * 1984-11-02 1991-09-05
JPH0525130Y2 (ja) * 1986-04-14 1993-06-25
JPH0354971Y2 (ja) * 1987-05-19 1991-12-05

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JPH0361555U (ja) 1991-06-17

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