JPH0743450B2 - 光フアイバの融着接続装置 - Google Patents
光フアイバの融着接続装置Info
- Publication number
- JPH0743450B2 JPH0743450B2 JP28563586A JP28563586A JPH0743450B2 JP H0743450 B2 JPH0743450 B2 JP H0743450B2 JP 28563586 A JP28563586 A JP 28563586A JP 28563586 A JP28563586 A JP 28563586A JP H0743450 B2 JPH0743450 B2 JP H0743450B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge
- frequency
- optical fiber
- circuit
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Description
この発明は、1対の放電電極の間での高周波気中放電に
より発生した熱で光ファイバの融着接続を行う装置の改
良に関する。
より発生した熱で光ファイバの融着接続を行う装置の改
良に関する。
光ファイバを融着接続する場合、その熱によって光ファ
イバの溶融状態が異なるので、与える熱を一定にするこ
とが重要である。 1対の放電電極の間での高周波気中放電により発生した
熱で光ファイバの融着接続を行う装置では、放電電力を
一定に保てば光ファイバに与える熱を一定にでき、安定
な接続が可能である。そのため従来の融着接続装置で
は、放電電極間の電圧やそこにながれる電流を検出し、
この電圧または電流が一定になるように制御するように
している。
イバの溶融状態が異なるので、与える熱を一定にするこ
とが重要である。 1対の放電電極の間での高周波気中放電により発生した
熱で光ファイバの融着接続を行う装置では、放電電力を
一定に保てば光ファイバに与える熱を一定にでき、安定
な接続が可能である。そのため従来の融着接続装置で
は、放電電極間の電圧やそこにながれる電流を検出し、
この電圧または電流が一定になるように制御するように
している。
しかし、上記のような従来の光ファイバの融着接続装置
では、放電時の電圧・電流を一定にすることに終始して
おり、発生した高周波放電の周波数が変動しても放置す
るだけであり、何等の注意も払っていない。そのため、
周波数が低下することによって実質的な放電加熱量が減
少し、不安定な加熱の状態となってもこれが防止されな
い。すなわち、従来の融着接続装置を用いて光ファイバ
を接続する場合には、放電中の周波数の変動により加熱
状態が変化するので、第2図の曲線Bで示すように、不
規則に極めて大きな損失の接続が得られたり、平均接続
損失が高くなったりする。このように従来では、周波数
変動による放電加熱の不安定から融着接続特性が不安定
になるという問題があった。 この発明は、放電時の周波数を安定化することにより安
定な加熱を行い、接続特性を安定化できる、光ファイバ
の融着接続装置を提供することを目的とする。
では、放電時の電圧・電流を一定にすることに終始して
おり、発生した高周波放電の周波数が変動しても放置す
るだけであり、何等の注意も払っていない。そのため、
周波数が低下することによって実質的な放電加熱量が減
少し、不安定な加熱の状態となってもこれが防止されな
い。すなわち、従来の融着接続装置を用いて光ファイバ
を接続する場合には、放電中の周波数の変動により加熱
状態が変化するので、第2図の曲線Bで示すように、不
規則に極めて大きな損失の接続が得られたり、平均接続
損失が高くなったりする。このように従来では、周波数
変動による放電加熱の不安定から融着接続特性が不安定
になるという問題があった。 この発明は、放電時の周波数を安定化することにより安
定な加熱を行い、接続特性を安定化できる、光ファイバ
の融着接続装置を提供することを目的とする。
この発明による光ファイバの融着接続装置は、励振回路
と、該励振回路の高周波出力を高い電圧に変換する電圧
変換回路と、該電圧変換回路の高周波・高電圧出力が与
えられる1対の放電電極と、該放電電極間に与えられた
出力の周波数を検出し上記励振回路にフィードバックす
る回路とからなる。
と、該励振回路の高周波出力を高い電圧に変換する電圧
変換回路と、該電圧変換回路の高周波・高電圧出力が与
えられる1対の放電電極と、該放電電極間に与えられた
出力の周波数を検出し上記励振回路にフィードバックす
る回路とからなる。
放電時の周波数を検出し、これを励振回路にフィードバ
ックし、放電周波数が一定になるように制御を行ってい
るので、発生した高周波放電を時間的に極めて安定にす
ることができ、光ファイバに与える加熱量を常に一定に
できる。その結果、光ファイバの接続特性を安定化でき
る。
ックし、放電周波数が一定になるように制御を行ってい
るので、発生した高周波放電を時間的に極めて安定にす
ることができ、光ファイバに与える加熱量を常に一定に
できる。その結果、光ファイバの接続特性を安定化でき
る。
第1図において、励振回路1より発生した高周波出力が
電圧変換回路2により高電圧に変換される。この電圧変
換回路2からの高電圧の高周波出力は、放電電極対3の
間に加えられる。この放電電極対3の間には、図示しな
いが接続されるべき2本の光ファイバの突合せ端部が配
置され、放電によって生じた熱で加熱されることにより
融着接続が行われる。 そして、このように放電による融着接続が行われている
最中に、放電周波数が周波数検出及びフィードバック回
路3により検出され、基準周波数と比較された励振回路
1にフィードバックされる。したがって、放電中の周波
数が常に一定になるよう制御されることになり、光ファ
イバを融着接続するための加熱量を安定化でき、安定な
接続を行うことができる。 このように周波数制御を行って光ファイバを融着接続し
た場合、接続損失特性を調べてみたところ、第2図Aの
ような結果が得られた。この第2図Aの曲線より、安定
した周波数の放電により加熱条件が安定になり、接続損
失のばらつきが少なくなり、大きな接続損失をとる場合
の発生確立も減って、接続損失の平均値が低く抑えられ
ることが分かる。ちなみに、同図Bの曲線はこのような
周波数制御を行わない場合の特性を参考までに示すもの
である。この曲線Bから、放電中の周波数変動により、
極めて大きな損失値をとる接続が不規則に生じたりし、
接続損失の平均値も高くなることが分かる。 なお、上記では、放電周波数を検出し、これを一定にす
るよう制御することのみ説明したが、従来の、放電電圧
あるいは放電電流を検出しフィードバックしてこれらを
安定化する回路をも併用することも可能である。
電圧変換回路2により高電圧に変換される。この電圧変
換回路2からの高電圧の高周波出力は、放電電極対3の
間に加えられる。この放電電極対3の間には、図示しな
いが接続されるべき2本の光ファイバの突合せ端部が配
置され、放電によって生じた熱で加熱されることにより
融着接続が行われる。 そして、このように放電による融着接続が行われている
最中に、放電周波数が周波数検出及びフィードバック回
路3により検出され、基準周波数と比較された励振回路
1にフィードバックされる。したがって、放電中の周波
数が常に一定になるよう制御されることになり、光ファ
イバを融着接続するための加熱量を安定化でき、安定な
接続を行うことができる。 このように周波数制御を行って光ファイバを融着接続し
た場合、接続損失特性を調べてみたところ、第2図Aの
ような結果が得られた。この第2図Aの曲線より、安定
した周波数の放電により加熱条件が安定になり、接続損
失のばらつきが少なくなり、大きな接続損失をとる場合
の発生確立も減って、接続損失の平均値が低く抑えられ
ることが分かる。ちなみに、同図Bの曲線はこのような
周波数制御を行わない場合の特性を参考までに示すもの
である。この曲線Bから、放電中の周波数変動により、
極めて大きな損失値をとる接続が不規則に生じたりし、
接続損失の平均値も高くなることが分かる。 なお、上記では、放電周波数を検出し、これを一定にす
るよう制御することのみ説明したが、従来の、放電電圧
あるいは放電電流を検出しフィードバックしてこれらを
安定化する回路をも併用することも可能である。
この発明の光ファイバ融着接続装置によれば、放電周波
数を安定化しているので、光ファイバに与える加熱量を
常に一定にでき、常に安定に光ファイバを接続すること
ができる。また、放電が安定化するので、放電電極に与
える悪影響が減少し、電極の長寿命化が図られる。さら
に周波数変化が少ないため、外部回路に与える雑音の影
響も軽減される。
数を安定化しているので、光ファイバに与える加熱量を
常に一定にでき、常に安定に光ファイバを接続すること
ができる。また、放電が安定化するので、放電電極に与
える悪影響が減少し、電極の長寿命化が図られる。さら
に周波数変化が少ないため、外部回路に与える雑音の影
響も軽減される。
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図は接
続損失特性を示すグラフである。 1……励振回路、2……電圧変換回路、3……放電電極
対、4……周波数検出及びフィードバック回路。
続損失特性を示すグラフである。 1……励振回路、2……電圧変換回路、3……放電電極
対、4……周波数検出及びフィードバック回路。
Claims (1)
- 【請求項1】励振回路と、該励振回路の高周波出力を高
い電圧に変換する電圧変換回路と、該電圧変換回路の高
周波・高電圧出力が与えられる1対の放電電極と、該放
電電極間に与えられた出力の周波数を検出し上記励振回
路にフィードバックする回路とからなる光ファイバの融
着接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28563586A JPH0743450B2 (ja) | 1986-11-29 | 1986-11-29 | 光フアイバの融着接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28563586A JPH0743450B2 (ja) | 1986-11-29 | 1986-11-29 | 光フアイバの融着接続装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63138304A JPS63138304A (ja) | 1988-06-10 |
JPH0743450B2 true JPH0743450B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=17694082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28563586A Expired - Lifetime JPH0743450B2 (ja) | 1986-11-29 | 1986-11-29 | 光フアイバの融着接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0743450B2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-29 JP JP28563586A patent/JPH0743450B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63138304A (ja) | 1988-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06105816B2 (ja) | レーザ・ダイオード出力の安定化装置 | |
US6970042B2 (en) | Power control for high frequency amplifiers | |
JPH0661554A (ja) | フィードバック無感応性ポンプレーザを備えた光ファイバ増幅器 | |
JPH0743450B2 (ja) | 光フアイバの融着接続装置 | |
US3278796A (en) | Magnetically controllable plasma flame generator | |
US4758386A (en) | Wave-shaped AC arc for lensing system | |
JPH04294093A (ja) | 光ファイバ融着接続機 | |
US6207922B1 (en) | Electric control for welding optical fibers | |
US4866722A (en) | Metal vapor laser device stabilizing system | |
JP3149194B2 (ja) | 異種光ファイバの融着接続構造および融着接続方法 | |
JPS61163737A (ja) | 光伝送装置 | |
JP3521427B2 (ja) | 光ファイバ放電加熱方法 | |
JPS61102081A (ja) | 半導体レ−ザの周波数安定化方法 | |
US5524015A (en) | Optical noise reduction circuitry for laser systems | |
JPH0634835A (ja) | 光ファイバ融着接続機 | |
KR910001160B1 (ko) | 보조전극을 사용하여 기체방전 레이저의 출력을 안정화시키는 방법 | |
JPH05150132A (ja) | 光フアイバの融着接続装置 | |
JPH0319717B2 (ja) | ||
US4884043A (en) | High-frequency generator | |
KR940004347A (ko) | 광 섬유의 융착 접속방법 및 장치 | |
EP0697116B1 (en) | Electronic control for welding optical fibers | |
JPS59148380A (ja) | ガスレ−ザ装置 | |
JPS58223391A (ja) | ガスレ−ザ装置 | |
JPH11219971A (ja) | ワイヤボンディング電気トーチ装置 | |
JPH02230206A (ja) | 光ファイバ融着接続機 |