JPH0743422A - スキャンテスト方式 - Google Patents

スキャンテスト方式

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JPH0743422A
JPH0743422A JP5185696A JP18569693A JPH0743422A JP H0743422 A JPH0743422 A JP H0743422A JP 5185696 A JP5185696 A JP 5185696A JP 18569693 A JP18569693 A JP 18569693A JP H0743422 A JPH0743422 A JP H0743422A
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JP
Japan
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scan
clock signal
lsi
flip
scan test
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JP5185696A
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Tatsuo Masuda
達男 増田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 多相クロック信号を生成するクロック生成ブ
ロックを内部に有し、LSI内部のその他のブロックが
クロック生成ブロックCGにより生成されたクロック信
号で動作しているようなLSIで、単相の外部クロック
信号に基づいたスキャンテストを可能とする。 【構成】 外部から与えられるシステムクロック信号SC
LKをもとに多相クロック信号を発生させるクロック生成
ブロックとその多相クロック信号に基づいて動作するフ
リップフロップを具備するLSIのスキャンテスト方式
において、通常動作時に同相のクロック信号で駆動され
るフリップフロップだけをまとめて短いスキャンパスを
構成し、それらの短いスキャンパスをシリアルに接続し
て前記LSI全体のスキャンパスを構成しておき、スキ
ャンテスト時には全てのフリップフロップに単相のシス
テムクロック信号SCLKを供給して前記LSIのスキャン
テストを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内部で発生させた多相
クロックにより動作するLSIで実行可能なスキャンテ
スト方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】LSIのテスト容易化手法としてスキャ
ンテスト方式が提案されている。このスキャンテストを
実施するためには、LSI内部のフリップフロップ(F
1〜F4)を図4及び図5に示すように、スキャンタイ
プのフリップフロップに置き換えてスキャンパスを構成
する必要がある。図4はスキャンパスを組み込む前のL
SIの部分回路図であり、図5は図4に示した回路でフ
リップフロップをスキャンタイプのフリップフロップに
代え、スキャンパスを組み込んだ状態を示すものであ
る。 図5でFF1〜FF4で示されるスキャンタイプ
のフリップフロップとは、スキャンセレクト端子SE
が”L”の時には端子Dの信号を入力信号として用い、
スキャンセレクト端子SEが”H”の時にはスキャンイ
ン端子SIを入力信号として用いるフリップフロップで
ある。スキャンテスト方式とは、まずスキャンセレクト
端子SEを”H”にしてLSI内部のフリップフロップ
をフリップフロップFF1のスキャンイン端子SIから
フリップフロップFF4のスキャンアウト端子SOまで
つながったシフトレジスタとして扱い、各フリップフロ
ップの初期値を設定し、その後スキャンセレクト端子S
Eを”L”にして、単相のクロック信号CLKを1クロ
ックだけ入力して組合せ回路の出力をフリップフロップ
にセットした後、再びスキャンセレクト端子SEを”
H”にしてフリップフロップの出力の値をシフトさせて
取出し、期待値と比較してLSIの故障の有無を判別す
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スキャンテストを実施
するためには、LSI内部の全てのフリップフロップが
LSI外部から制御できるクロック信号で駆動されてい
なければならない。図6のようなクロック生成ブロック
CGを内部に持ち、LSI内部のその他のブロック(B
1〜B3)がクロック生成ブロックCGにより生成され
たクロック信号で動作しているような、図7に示すLS
Iでは、スキャンテストを実施することができないとい
う問題点があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、多相クロック信号を生成
するクロック生成ブロックを内部に有し、LSI内部の
その他のブロックがクロック生成ブロックCGにより生
成されたクロック信号で動作しているようなLSIで、
単相の外部クロック信号に基づいたスキャンテストを行
うことができるスキャンテスト方式を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のスキャンテスト方式は、外部から与えられ
るシステムクロック信号をもとに多相クロック信号を発
生させる手段とその多相クロック信号に基づいて動作す
るフリップフロップを具備するLSIのスキャンテスト
方式において、通常動作時に同相のクロック信号で駆動
されるフリップフロップだけをまとめて短いスキャンパ
スを構成し、それらの短いスキャンパスをシリアルに接
続し,前期スキャンパス間の必要箇所に,適宜,遅延回
路を挿入して,前記LSI全体のスキャンパスを構成し
ておき、スキャンテスト時には全てのフリップフロップ
に単相のクロック信号を供給して前記LSIのスキャン
テストを行うことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】スキャンテスト時にはLSI内部の全てのフリ
ップフロップをLSI外部から与えられるシステムクロ
ック信号SCLKで駆動することができるように、図7に示
したLSIで、クロック生成ブロックCGの代わりに図
1に示すクロック生成ブロックCG2を用いる。このク
ロック生成ブロックCG2は、クロック生成ブロックC
Gの後段に、端子TMが”L”の時はクロック生成ブロッ
クCGの出力を選択し、端子TMが”H”の時はシステム
クロック信号SCLKを選択して出力するセレクタSを設置
したものである。このように構成したクロック生成ブロ
ックCG2を用いることにより、LSI内部の全てのフ
リップフロップにセレクタSを介したシステムクロック
信号SCLKを供給することができるが、φ1〜φ4の各ク
ロック信号が駆動しなければならないフリップフロップ
の数が同じではないため、実際にLSI内部の各ブロッ
クにクロック信号が到達する時間にはある程度の時間差
が発生する。この時間差(クロックスキュー)のため、
通常動作モードの時に正しく動作するようにタイミング
を考慮してLSIの設計を行っても、スキャンテストモ
ードにするとタイミングエラーが発生し、スキャンテス
トを実施することができないという問題点が発生する可
能性がある。
【0007】この問題を回避するためにはLSI全体に
対して、通常動作時とスキャンテスト時の2つの場合を
考慮した設計を行わなければならず、これは無造作にス
キャンパスを構成した場合には非常に面倒な作業であ
る。
【0008】そこで、スキャンパスを構成する際には、
まとまりのある機能を有するブロック別に,通常動作時
に同相のクロック信号で駆動されるフリップフロップだ
けを集めて短いスキャンパスを構成しておき、LSI全
体のスキャンパスは、各ブロック内部に構成した短いス
キャンパスをシリアルに接続し,それらの短いスキャン
パス間の必要箇所に,適宜,遅延回路を挿入して構成す
るものとする。
【0009】実施例として、図7に示したブロックB1
でスキャンパスを構成したものを図2に示す。図におい
て、スキャンイン端子SI1 から、フリップフロップFF
1、フリップフロップFF2、フリップフロップFF
3、スキャンアウト端子SO1 に至るスキャンパスと、ス
キャンイン端子SI2 から、フリップフロップFF4、フ
リップフロップFF5、フリップフロップFF6、スキ
ャンアウト端子SO2 に至るスキャンパスの、2つのスキ
ャンパスが形成されている。
【0010】通常動作時に同相のクロック信号で駆動さ
れるフリップフロップだけを選択してスキャンパスを形
成すると、タイミングに関する設計は通常動作時の場合
についてのみ考慮して行えばよい。スキャンパスを構成
しているフリップフロップがシフトレジスタ動作を行う
時には、全てのフリップフロップが同じタイミングで到
着するクロック信号で駆動されることが保証されるから
である。これらの短いスキャンパスを幾つか接続してL
SI全体としてのスキャンパスを構成するが、この時に
各スキャンパスのつなぎ目に適当な値の遅延素子を挿入
すると、シフト時のタイミングエラーをなくすることが
できる。
【0011】本発明のスキャンテスト方式の手法に従っ
てスキャンパスを形成するとスキャンテストのシフトイ
ン・シフトアウト時のタイミングエラーを防止できるの
で検討すべき項目を大幅に減らすことができる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図3に基づいて説明す
る。図3に示すLSI内部には、クロック生成ブロック
CG2 、ブロックB1、B2、B3の4つのブロックが形成され
ており、それぞれのブロックには、1、2、2、3個の
スキャンパスが形成されている。これらの短いスキャン
パスはそれぞれ図2に示したように通常動作時に同相の
クロック信号で動作するフリップフロップのみで構成さ
れている。また、LSIは5個のスキャンパスを設ける
ことができる(端子を設けることができる)仕様である
とする。このため、ブロック内部の短いスキャンパスを
組み合わせて合計5個のスキャンパスを形成することに
なるが、この時LSIの5個のスキャンパスの長さがな
るべく等しくなるようにする。これは、スキャンテスト
時のテストパターンをなるべく短くするためである。ま
た各ブロック別に形成したスキャンパスに長すぎるもの
があれば、同相のクロック信号で動作しているフリップ
フロップをいくつかに分割して短いスキャンパスを複数
形成することもある。図3に示すD1,D2,D3は複数の短
いスキャンパスを接続して1つのスキャンパスを構成す
る場合に、その継ぎ目に挿入した遅延回路である。遅延
の値はLSI全体の設計が完了した後、実際のクロック
スキューの値に基づいて決定される。この遅延回路は,
各継ぎ目に必ず必要な回路ではなく、適宜、必要箇所に
設けるものである。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明のスキャンテスト
方式によれば、LSI内部で発生させる多相クロック信
号により動作するLSIにおいて、単相の外部クロック
信号に基づいたスキャンテストを実施することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスキャンテスト方式に対応したクロッ
ク生成ブロックのブロック図である。
【図2】本発明のスキャンテスト方式のスキャンパス構
成例を示す回路図である。
【図3】本発明のスキャンテスト方式のスキャンパス構
成例を示す回路図である。
【図4】本発明のスキャンテスト方式の概略説明図であ
る。
【図5】本発明のスキャンテスト方式の概略説明図であ
る。
【図6】多相クロックで動作するLSI内部のクロック
生成ブロックのブロック図及び波形図である。
【図7】多相クロックで動作するLSI内部の概略構成
図である。
【符号の説明】
F1 フリップフロップ FF1 フリップフロップ CG クロック生成ブロック CG2 クロック生成ブロック S セレクタ SCLK システムクロック信号 B1 ブロック D1 遅延回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から与えられるシステムクロック信
    号をもとに多相クロック信号を発生させる手段とその多
    相クロック信号に基づいて動作するフリップフロップを
    具備するLSIのスキャンテスト方式において、通常動
    作時に同相のクロック信号で駆動されるフリップフロッ
    プだけをまとめて短いスキャンパスを構成し、それらの
    短いスキャンパスをシリアルに接続し,前期短いスキャ
    ンパス間の必要箇所に,適宜,遅延回路を挿入して,前
    記LSI全体のスキャンパスを構成しておき、スキャン
    テスト時には全てのフリップフロップに単相のクロック
    信号を供給して前記LSIのスキャンテストを行うこと
    を特徴とするスキャンテスト方式。
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